JPH04120211A - 底吹きノズルを有する転炉 - Google Patents

底吹きノズルを有する転炉

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JPH04120211A
JPH04120211A JP23890590A JP23890590A JPH04120211A JP H04120211 A JPH04120211 A JP H04120211A JP 23890590 A JP23890590 A JP 23890590A JP 23890590 A JP23890590 A JP 23890590A JP H04120211 A JPH04120211 A JP H04120211A
Authority
JP
Japan
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nozzle
pipe
converter
switching
brick
Prior art date
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Pending
Application number
JP23890590A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kuriyama
栗山 伸二
Akihiko Inoue
明彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は転炉底部から溶湯にガスを吹込んで溶湯を撹拌
する為の底吹きノズルに関し、より具体的には同底吹き
ノズルの切替え用ノズルに関する。
[従来の技術] 底吹きノズルを使用する転炉の吹錬方法にあっては、底
吹きノズル周囲の耐火物が他の部分に比べてかなり速い
速度で選択的に溶損することとなる。従って、上記周囲
耐火物層の残厚が限界に近付いても、他の部分の耐火物
層の残厚は一般的にかなりの余裕がある。
かかる観点に基づき本件出願人は、特願昭61−244
588 (特開昭83−100117)において転炉底
吹きノズルを交換することなく切替える方法を提案して
いる。この方法は、先使用ノズル周囲の耐火物層が所定
の残厚となった時点で、該先使用ノズルから十分離間し
た転炉底部の部分に貫通孔を穿設してパイプを挿入し、
上記先使用ノズルからのガスの吹込みを停止すると共に
、上記パイプを新たな底吹きノズルとして使用する、と
いうものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記切替え方法にあっては、しかし、パイプを配設する
為の貫通孔を穿設するのにまだ幾分時間を要するという
問題がある。
従って本発明が目的とするところは、上記切替え作業時
間を短縮することである。本発明はまた、上記切替え作
業の確実性及び簡易性を高めることをも目的とする。
[課題を解決する為の手段] 上記目的を達成する為、本発明にあっては、先使用ノズ
ルから十分離間した転炉底部の耐火物層内に切替え用ノ
ズルの為のパイプが配設される。
上記パイプの先端は、上記先使用ノズル周囲の耐火物層
の溶損が所定値に達する時点における、上記切替え用ノ
ズル配設部の耐火物層の溶損に対応する位置の近傍まで
延在する。
望ましくは上記パイプの先端か、切替え用ノズルの使用
開始前に栓レンガによりシールされる。
望ましくは上記パイプの内部が、切替え用ノズルの使用
開始前に加圧状態に維持される。
[作用コ 上記構成により本発明にあっては、上記先使用ノズル周
囲の耐火物層の溶損が所定値に達する時点において、切
替え用ノズルの上の耐火物層が溶損し、該ノズルが使用
可能となる。
上記パイプの先端の栓レンガシール及び上記パイプの内
部の加圧状態は、切替え用ノズルの使用開始前における
シール性を高める。
[実施例コ 第2図は本発明に係る転炉の全体を示す概略断面図であ
り、炉10の内部には、鉄皮12に接する部分にパーマ
ネントレンガ層14が形成され、更にその上に炉修ごと
に更新するワークレンガ層16が積重ねられる。転炉の
底部には、転炉内の溶湯中に撹拌用のガスを吹込む為の
多数の底吹きノズル24(第2図においてはその1つの
みが示される)が配設され、これらは本発明においては
「先使用の底吹きノズル」として引用される。上述の如
く、底吹きノズルを使用する転炉の吹錬方法にあっては
、底吹きノズル周囲の耐火物層14.16が他の部分に
比べて数倍の速度で選択的に溶損する。
先使用ノズル24から十分離間した転炉底部の部分に、
切替え用ノズル2Bが配設される。先使用ノズル24と
切替え用ノズル26との平面的な位置関係は、例えば第
3図に示されるようなものとなる。
同図図示の如く、切替え用ノズル2Bは、上記先便用ノ
ズル24周囲の選択的溶損の影響をほとんど受けない部
分であって、且つ転炉的溶湯に対して平均的に撹拌ガス
を吹込むことができるように選択される。
切替え用ノズル26の詳細は第1図に拡大図として示さ
れる。同図において、ワークレンガ層1Bの上部層16
aの全て及び下部層16bの一部は溶損によって既に喪
失され(喪失部は破線で、残存部は実線で示される)、
炉内露出面が線22まで後退し、切替え用ノズルのパイ
プ28の先端が露出した状態が示される。この時点にお
いて、先使用ノズル24の周囲のワークレンガ層16は
選択的な溶損により殆ど喪失され、鎖部の耐火物層の肉
厚はもはや実質的にパーマネントレンガ層14の肉厚に
近似したものとなっているであろう。
パイプ28はステンレス鋼製で、例えば約15−20■
の内径及び、約1−21の肉厚を有する。パイプ28の
先端位置は、上記先便用ノズル24周囲の耐火物層の溶
損が所定値(例えば残厚が上述の如くパーマネントレン
ガ層14の肉厚に近似する)に達する時点において、切
替え用ノズル26が使用可能となるように決定される。
即ちパイプ28の先端は、上記時点における上記切替え
用ノズル形成部分26の耐火物層の溶損に対応するワー
クレンガ層内の位置(即ち本実施例においては線22)
の近傍まで延在するように設定される。
パイプ28の周囲には、耐火物層14.1B内に、長手
方向が該パイプ28と一致し且つ下記の所定長さを有す
る一体成形耐火物からなるノズル用レンガ30が配設さ
れる。またレンガ30と鉄皮12(図示実施例において
は外フランジ38)との間には、3層のレンガ層32が
配設される。
ノズル用レンガ30の長さは、溶湯がレンガ間の目地を
通って、パイプ28の側部に侵入し難くするように選択
されることが望ましい。従って、レンガ30の先端は、
パイプ28の先端と同じかそれよりも転炉内側に延在す
るように設定される。またレンガ30の後端は、パーマ
ネントレンガ層14とワークレンガ層16との境界18
を越え、パーマネントレンガ層側に延在することが効果
的となる。他の要素を考慮した上で可能であれば、上記
後端はパーマネントレンガ層14内になるべく侵入する
ように配置されることが望ましい。本実施例において、
レンガ30の先端(第1図中においては既に溶損してい
る)は、配設時において、ワークレンガ層の下部層IB
bの先端と整一する。また他方レンガ3゜の後端は、パ
ーマネントレンガ層14の上部層14aの下面と整一す
る。
パイプ28と軸を整一させて鉄皮12には、内フランジ
36か付設され、ここに外フランジ38が取付けられる
。外フランジ38は中心に孔42を有し、この孔42を
パイプ28が貫通し、該貫通部がシール状態に溶接され
る。またパイプ28には、炉外において中間フランジ部
44が配設され、更にその外側にバルブ4Bが接続され
る。パイプ28は、切替え用ノズル26の未使用時には
、撹拌用ガスにより加圧され、バルブ46が閉鎖され状
態となる。またパイプ28の先端即ち転炉内端の内側に
は、栓レンガ34がシール状態に詰められる。上記パイ
プ28の先端の栓レンガシール及び上記パイプ28の内
部の加圧状態は、転炉内の溶湯が該パイプを介して漏洩
する可能性を低くする。
上記転炉における底吹きノズルの切替え手順を以下に説
明する。
先ず先使用ノズル周囲の耐火物層か選択的な溶損により
所定の残厚となった時点で、切替え用ノズル2B周囲の
耐火物層の残厚を測定する。測定により、ノズル用パイ
プ28が転炉内に概ね露出していることが確認された場
合は、バルブ46を開放し、アルゴン等の撹拌ガスによ
り通常の運転時の圧の数倍の圧力をパイプ28内にかけ
る。この操作により、パイプ28先端の栓レンガ34及
びレンガ層の残部が吹飛ばされ、パイプ28が貫通する
。パイプ28の貫通後は、撹拌ガス圧を通常の運転時の
圧に落とし、切替え用ノズル26を新規の底吹きノズル
として使用する。他方切替え用ノズル26が正常に使用
可能となった時点で、先使用ノズル24からの撹拌ガス
の供給は停止し、加圧状態で先使用ノズル24用のバル
ブ(図示せず)を閉鎖する。
一般的に底吹きノズルの完全な交換作業は10時間程度
の時間を必要とし、また上記特開昭63−100117
に開示の切替え方法によっても、切替え作業に数時間を
要し、この間転炉は使用できない状態となる。しかし本
発明に係る切替えノズル構造を用いた場合には、転炉は
使用状態でも切替え作業を行うことができ、この意味で
は切替え時間は実質的に零となる。この為、従来技術に
おいてはノズルの切替え後、転炉を使用状態に復旧する
為に転炉の予熱作業が必要となったが、本発明において
は同作業が不要となる。また切替えの為の設備及び手間
も上述の如く簡単なものとなる。
[発明の効果コ 本発明によれば、上記底吹きノズルの切替え作業時間が
短縮され、しかも確実且つ簡易となる。
また上記パイプの先端を栓レンガでシールすると共に、
上記パイプの内部を加圧状態としておけば、転炉内の溶
湯が該パイプを介して漏洩する可能性は低くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る転炉の切替え用ノズルの周囲部分
を拡大して示す断面図、第2図は上記転炉の全体を示す
概略断面図、第3図は先使用ノズルと切替え用ノズルと
の位置関係の例を示す図である。 12・・・鉄皮14・・・パーマネントレンガ層 16
・・・ワークレンガ層 22・・・溶損線 24・・・
先使用ノズル2B・・・切替え用ノズル 28・・・ノ
ズル用バイブ 3o・・・ノズル用レンガ 34・・・
栓レンガ 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先使用ノズルから十分離間した転炉底部の耐火物
    層内に切替え用ノズルの為のパイプが配設され、上記パ
    イプの先端が、上記先使用ノズル周囲の耐火物層の溶損
    が所定値に達する時点における、上記切替え用ノズル配
    設部の耐火物層の溶損に対応する位置の近傍まで延在す
    ることを特徴とする底吹きノズルを有する転炉。
  2. (2)上記パイプの先端が、切替え用ノズルの使用開始
    前に栓レンガによりシールされる請求項(1)記載の転
    炉。
  3. (3)上記パイプの内部が、切替え用ノズルの使用開始
    前に加圧状態に維持される請求項(1)記載の転炉。
JP23890590A 1990-09-11 1990-09-11 底吹きノズルを有する転炉 Pending JPH04120211A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012005119A1 (ja) * 2010-07-06 2012-01-12 品川リフラクトリーズ株式会社 ガス吹き込みノズル
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JP2023092079A (ja) * 2021-12-21 2023-07-03 品川リフラクトリーズ株式会社 羽口部材、および、溶融金属精錬容器の底部に羽口を設置する方法

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