JPH04111669U - 運行記録装置 - Google Patents

運行記録装置

Info

Publication number
JPH04111669U
JPH04111669U JP1441891U JP1441891U JPH04111669U JP H04111669 U JPH04111669 U JP H04111669U JP 1441891 U JP1441891 U JP 1441891U JP 1441891 U JP1441891 U JP 1441891U JP H04111669 U JPH04111669 U JP H04111669U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
main body
sensor
device main
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1441891U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2528210Y2 (ja
Inventor
司 佐藤
惣市 中林
Original Assignee
日産デイーゼル工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産デイーゼル工業株式会社 filed Critical 日産デイーゼル工業株式会社
Priority to JP1991014418U priority Critical patent/JP2528210Y2/ja
Publication of JPH04111669U publication Critical patent/JPH04111669U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2528210Y2 publication Critical patent/JP2528210Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】使用者の意図に合致した運行の管理、改善のシ
ステム構築が迅速にできる運行記録装置を提供する 【構成】運行記録装置は、装置本体1に接続自在なター
ミナル10と、装置本体1に接続された速度センサ2
0、エンジン回転センサ21、イグニッションキーO
N、OFFセンサ22及び電源23とからなっている。
制御装置本体1には、各センサ20〜21からの車両情
報を入力インタフェース5を介し入力して演算処理する
演算処理部2と、ROM3、RAM4と、ターミナル1
0が接続される通信インタフェース6とが設けられてい
る。そして、ターミナル10は、電子手帳で構成され、
電子手帳部11及びディスプレイ12と、運行状態を示
す項目別の入力部13と、走行、運行状態を示すデータ
を装置本体1から入力して記憶する記憶部14とが設け
られている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等車両の走行状態及び運行状態を示すデータを記録する運行 管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる運行記録又は運行管理装置は、種々提案されている(例えば特開昭60 −91215号公報、特開昭60−91269号公報、特開昭60−91270 号公報、特開昭60−93581号公報、特開昭60−93582号公報、特開 昭60−93583号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の装置において、ドライバが作業情報等の入力を行うためのターミナ ルすなわちテンキーは、その装置専用のものだけであって、他の用途には使用で きないものであった。したがって、使用者(運行管理者など)側の意図に合致し た作業や車両運行の情報(荷役、給油、点検整備、高速道料金の支払い、休憩、 手待ち等)を入力できるようにするには、マシンプログラムのROMへの書き込 み等、煩雑な作業が必要であり、運行の管理、改善を行うには、充分でなかった 。
【0004】 本考案は、使用者の意図に合致した運行の管理、改善のシステム構築が迅速に できる運行記録装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による運行記録装置は、車両の走行状態及び運行状態を示すデータを記 録する運行管理装置において、装置本体に着脱自在なターミナル部を設け、該タ ーミナル部に、運行状態を示す項目別の入力部と、走行状態及び運行状態を示す データを前記装置本体から入力して記憶する記憶部とを備えている。
【0006】 上記ターミナル部は、ベーシックプログラムが使用できる公知の電子手帳で構 成するのが好ましい。
【0007】
【作用】
上記のように構成された運行記録装置においては、装置本体にターナミルを接 続し、ターミナルにあらかじめ入力しておいた車両条件の値を受信して初期設定 を行う。運行データの記録は、イグニッションキーのONで割り込み処理により 開始し、データを記憶する。運行終了後、上記キーをOFFしてターミナルを接 続し、運行データを送信する。ターミナルは、受信した運行データ及び作業情報 の表示修正などを行う。
【0008】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0009】 図1において、運行記録装置は、装置本体1と、その装置本体1に接続自在な ターミナル10と、装置本体1に接続された速度センサ20、エンジン回転セン サ21、イグニッションキーON、OFFセンサ22及び電源23とからなって いる。
【0010】 前記制御装置本体1には、各センサ20〜21からの車両情報を入力インタフ ェース5を介し入力して演算処理する演算処理部2と、ロム(ROM)3、ラム (RAM)4と、ターミナル10が接続される通信インタフェース6とが設けら れている。そして、ターミナル10は、公知の電子手帳で構成され、本来の電子 手帳部11及びディスプレイ12と、運行状態を示す項目別の入力部13と、走 行状態及び運行状態を示すデータを装置本体1から入力して記憶する記憶部14 とが設けられている。
【0011】 図2には、入力部13のファンクションキーA〜Jの配置が示され、図3には 、ファンクションキーA〜Jの名称と、IDコードとが示されている。
【0012】 この装置本体1の制御態様の概略を説明すると電源23の投入によりメイン処 理(図6)が起動し、イグニッションキーのOFF時に通信可能となり、あらか じめターミナル10に入力済みの車両条件すなわちギヤ比、タイヤ径などの値を 受信し、初期設定を行う。運行データの記録は、イグニッションキーのONで割 り込み処理(図7)により開始され、データをラム4に設定フォームF(図5) で記憶する。運行終了時は、イグニッションキーをOFFしてターミナル10を 接続し、ターミナル10からの終了命令により収録を終了し、運行データをター ミナル10に転送する。更に、次回の運行に備え、初期化を行う。他方、ターミ ナル10では、運行データを収録中、運行管理用の作業情報の入力等を行う。ま た、装置本体1より運行データを受信したのち、運行データ及び作業情報の表示 、修正などを行う。
【0013】 装置本体1に収録したターミナル10のデータは、そのままディスプレイ12 に表示するが図4に示すように、入出力装置(I/O)及びリーダ・ライタ(R /W)16を介しパーソナルコンピュータ17に接続し、ディスクファイル18 、ディスプレイ19により運行実態分析や運行の管理・改善に利用する。
【0014】 図6には、メイン処理フローが示されている。
【0015】 装置本体1は、割り込み可とし(ステップS1)、イグニッションキーON・O FFセンサ22からの信号がOFFか否かを判定する(ステップS2)。YES だったら、ターミナル10との通信を可とし(ステップS3)、車両の個別情報 を受信するなどのコマンドがあるか否かを判定する(ステップS4)。NOの場 合すなわち収録中は、ステップS2に戻り、YESだったら、装置全体1内のリ アルタイマの計時をストップし(ステップS5)、割り込みを不可とする(ステ ップS6)。次いで、送信か否かを判定し(ステップS7)。NOの場合は、車 両条件、時刻データを受信して(ステップS8)、ステップS11に送り、YE Sだったら、故障自己診断を行い(ステップS9)、収録データ、診断結果デー タをターミナル10に送信して(ステップS10)、ステップS11に移る。ス テップS11において、ギヤ比、タイヤ径などのシステム変数等を初期化し、次 いで、リアルタイマを時刻合せしてスタートさせ(ステップS12)、割り込み を可として(ステップS13)、リターンする。
【0016】 図7には、割り込みのサンプリング処理フローが示されており、イグニッショ ンキーが変化したか否かを判定し(ステップS20)、変化なき場合はステップ S27へ移り、変化した場合はイグニッションキーがOFFからONに変化した か否かを判定する(ステップS21)。YESだったら、走行中か否かを判定し (ステップS22)、YESだったら、駐車フラグをOFFし(ステップS23 )、駐車時間のカウンタ値をラム4に書き込んで(ステップS24)、ステップ S27に移る。また、ステップS21がNOの場合すなわちイグニッションキー がONからOFFに変化した場合は、駐車カウンタを初期化し、駐車フラグをO Nして(ステップS25)、ステップS27に移る。また、ステップS22がN Oの場合すなわち運行終了の場合は、システムフラグを収録中にして(ステップ S26)、ステップS27に移る。ステップS27において、イグニッションキ ーがONか否かを判定する。NOの場合は、ステップS35に移り、YESだっ たら、指定最高速度を超過しているか否かを判定する(ステップS28)。NO の場合は、ステップS30に移り、YESだったら、時刻、時間、距離をカウン トして書き込み(ステップS29)、ステップS30に移る。ステップS30に おいて、指定最高回転数を超過しているか否かを判定する。NOの場合は、ステ ップS32に移り、YESだったら、時刻、時間、回転数をカウントして書き込 んで(ステップS31)、ステップS32に移る。ステップS32において、走 行距離を算出し、次いで、サンプリング時間での速度を算出(ステップS32a )、最高速度の判定、RAMセーブをする(ステップS32b)。さらに何速で どの位の頻度で走行したか算出し(ステップS33)、規定範囲別速度でどの位 の頻度で走行したかをカンウトし(ステップS34)、例えば5分間の設定サン プリング時間が経過したか否かを判定する(ステップS35)。NOの場合は、 割り込みを終り、YESだったら、駐車中か否かを判定する(ステップS36) 。NOの場合は、例えば5分間の最高速度、イグニッションキーのON・OFF 状態及び走行距離を書き込んで(ステップS37)。割り込みを終り、YESだ ったら、駐車時間を例えば5分間で1カウントして(ステップS38)、割り込 みを終る。
【0017】 図8には、ターミナル10内の処理フローが示されている。ドライバは電源2 3をONし、ファンクションキーA〜Pの1つを入力し(ステップS41)、フ ァンクションキーのIDコードを書き込み(ステップS42)、時刻を書き込ん で(ステップS43)、書き込んだ業務を開始したら(ステップS44がYES )、業務開始時間を入力し(ステップS51)、電源23をOFFして終る。業 務が終了したら(ステップS44がNOで、ステップS45がYESの場合)、 業務終了時間を入力し(ステップS46)、装置本体1との接続を命令し(ステ ップS47)、装置本体1から収録データを受信する(ステップS48)。そこ で、ファンクションキーで入力した内容と収録データとをマッチングし(ステッ プS49)、確認してエラーがあれば修正し(ステップS50)、電源を切って 終る。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。
【0019】 運行データやドライバの作業情報を得て、運行日報作成の合理化や運行の管理 、改善に有効に用いることができる。
【0020】 また、ターミナルとして電子手帳を用い、専用ターミナルより多機能な電子手 帳の主機能であるメモ、カレンダ、スケジュール、四則演算などに活用範囲を拡 大することができる。
【0021】 また、ベーシックプログラムが使用できるので、ターミナルのソフトウエアの 作成変更を比較的簡単に行い、管理者側の意図に合致したドライバの作業情報等 の入力ができるソウトウエアを低費用で作成変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す制御ブロック図。
【図2】ファンクションキーの配列を示す図面。
【図3】ファンクションキーのIDコードを示す図面。
【図4】ターミナルをパーソナルコンピュータに接続し
たブロック図。
【図5】装置本体のラムに運行データを格納するフォー
ム図。
【図6】メイン処理フロー図。
【図7】サンプリング処理フロー図。
【図8】ターミナル内の処理フロー図。
【符号の説明】
A〜J・・・ファンクションキー 1・・・装置本体 2・・・演算処理部 3・・・ロム 4・・・ラム 10・・・ターミナル 11・・・電子手帳部 12・・・ディスプレイ 13・・・入力部 14・・・記憶部 20・・・速度センサ 21・・・エンジン回転センサ 22・・・イグニッションキーON・OFFセンサ 23・・・電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行状態及び運行状態を示すデー
    タを記録する運行管理装置において、装置本体に着脱自
    在なターミナル部を設け、該ターミナル部に、運行状態
    を示す項目別の入力部と、走行状態及び運行状態を示す
    データを前記装置本体から入力して記憶する記憶部とを
    備えていることを特徴とする運行記録装置。
JP1991014418U 1991-03-13 1991-03-13 運行記録装置 Expired - Lifetime JP2528210Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991014418U JP2528210Y2 (ja) 1991-03-13 1991-03-13 運行記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991014418U JP2528210Y2 (ja) 1991-03-13 1991-03-13 運行記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04111669U true JPH04111669U (ja) 1992-09-29
JP2528210Y2 JP2528210Y2 (ja) 1997-03-05

Family

ID=31901951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991014418U Expired - Lifetime JP2528210Y2 (ja) 1991-03-13 1991-03-13 運行記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2528210Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003010732A1 (fr) * 2001-07-27 2003-02-06 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Systeme pour utiliser couramment un vehicule
JP2004248051A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Toyota Motor Corp データ通信システム、移動体端末およびデータ通信方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282762A (ja) * 1985-10-07 1987-04-16 Ricoh Co Ltd 同報通信方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282762A (ja) * 1985-10-07 1987-04-16 Ricoh Co Ltd 同報通信方式

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003010732A1 (fr) * 2001-07-27 2003-02-06 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Systeme pour utiliser couramment un vehicule
JP2004248051A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Toyota Motor Corp データ通信システム、移動体端末およびデータ通信方法
JP4527357B2 (ja) * 2003-02-14 2010-08-18 トヨタ自動車株式会社 データ通信システム、移動体端末およびデータ通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2528210Y2 (ja) 1997-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5550738A (en) System for recording and analyzing vehicle trip data
KR100191128B1 (ko) 자동차용 제어장치
EP1067484A2 (en) Method for searching trip log of vehicle
JP2865237B2 (ja) デジタル式車両運行記録装置
JPH04111669U (ja) 運行記録装置
JP2813615B2 (ja) 車両運行情報の表示方法
JP2001043410A (ja) 車両運行情報解析装置及び車両運行情報解析用プログラムを記録した媒体
JPH04111668U (ja) 運行記録装置
JP2001250139A (ja) 走行状態解析装置及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2834268B2 (ja) 車載用制御装置
JP2865239B2 (ja) 車両運行記録装置
JPH04111671U (ja) 運行記録装置
JP2901123B2 (ja) デジタル式車両運行記録装置
JP2500714Y2 (ja) デジタル運行デ―タの記録装置
JPS63131293A (ja) 運行記録デ−タ処理装置
JPH07121572A (ja) 車両の運行記録装置
JPH06150099A (ja) 農業機械のデ−タ収集装置
JPS626394A (ja) 運行記録装置
JPH07146964A (ja) 農業機械のデ−タ収集装置
JPH1139528A (ja) 車両データ収集方法及びその装置
JP3407339B2 (ja) 農業機械のデ−タ収集装置
JPS62226394A (ja) 旅客自動車の売上管理装置
JPS61166582A (ja) 車両の行先案内表示方法
JPS6175490A (ja) 重機の稼動デ−タ記録システム
JPH1139527A (ja) 車両データ収集方法及びその装置