JPH04110422A - 溶接性の優れた低降伏比70Kgf/mm↑2級鋼板の製造方法 - Google Patents
溶接性の優れた低降伏比70Kgf/mm↑2級鋼板の製造方法Info
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- JPH04110422A JPH04110422A JP22912390A JP22912390A JPH04110422A JP H04110422 A JPH04110422 A JP H04110422A JP 22912390 A JP22912390 A JP 22912390A JP 22912390 A JP22912390 A JP 22912390A JP H04110422 A JPH04110422 A JP H04110422A
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、主として建築構造物に使用される70kgf
/mm2級調質高張力鋼板に関し、詳しくは、溶接性の
優れた低降伏比70kgf/mm2級鋼板の製造方法に
関するものである。
/mm2級調質高張力鋼板に関し、詳しくは、溶接性の
優れた低降伏比70kgf/mm2級鋼板の製造方法に
関するものである。
(従来の技術)
引張強さ60kgf/mm2級以上の調質高張力鋼板は
、タンク、橋梁、ペンストックなどに使用されてきたか
、焼入れ焼もとしによってマルテンサイトやベイナイト
などの高硬度のミクロ組織の生成を利用しているため、
降伏比(降伏強さ/引張強さ)が通常90%以」二と高
く、塑性変形能か十分てないため、建築用としてはほと
んど用いられなかった。
、タンク、橋梁、ペンストックなどに使用されてきたか
、焼入れ焼もとしによってマルテンサイトやベイナイト
などの高硬度のミクロ組織の生成を利用しているため、
降伏比(降伏強さ/引張強さ)が通常90%以」二と高
く、塑性変形能か十分てないため、建築用としてはほと
んど用いられなかった。
近年、建築構造物に対しては高層化、大スパン化の要求
か強まり従来の50Jf/mm′級鋼から、より強度の
高い60Jf/mm2級鋼を使用しようとする動きが強
まり、降伏比を80%以下に低減した60kjgf/m
m’級鋼か要求されるようになった。
か強まり従来の50Jf/mm′級鋼から、より強度の
高い60Jf/mm2級鋼を使用しようとする動きが強
まり、降伏比を80%以下に低減した60kjgf/m
m’級鋼か要求されるようになった。
この要求を満足する鋼板としで、Ac+点以」二の温度
からの再加熱焼入れ(Q)あるいはAr3点以上の温度
からの直接焼入れ(DQ)ど△01点未満の温度での焼
戻しくT)との組み合せからなる従来の熱処理方法と異
なり、この焼入れ、焼戻しの二つの熱処理の中間に、二
相域温度(Ac+点以上Ac3点未満)からの焼入れ(
Q′)を施す新たな熱処理方法Q十Q’ +TおよびD
Q十Q’ +T法か開発されている。この方法によれば
、Q′によって低硬度で延性に優れるフェライトか組織
中に生成するため、低い降伏比か得られるのである。
からの再加熱焼入れ(Q)あるいはAr3点以上の温度
からの直接焼入れ(DQ)ど△01点未満の温度での焼
戻しくT)との組み合せからなる従来の熱処理方法と異
なり、この焼入れ、焼戻しの二つの熱処理の中間に、二
相域温度(Ac+点以上Ac3点未満)からの焼入れ(
Q′)を施す新たな熱処理方法Q十Q’ +TおよびD
Q十Q’ +T法か開発されている。この方法によれば
、Q′によって低硬度で延性に優れるフェライトか組織
中に生成するため、低い降伏比か得られるのである。
このような、熱処理によって得られる低降伏比の60k
gf/mm’級鋼板は、高層建築用として使用されるよ
うになった。そしで、建築物のさらなる高層化にともな
う溶接施工量の増大を防ぐ目的から、鋼板の板厚減少を
達成することのてきる一層の高強度]Aの使用か検討さ
れている。すなわち、弓張強さ70Jf/mm2級で低
降伏比の鋼板への開発要求か強まっている。
gf/mm’級鋼板は、高層建築用として使用されるよ
うになった。そしで、建築物のさらなる高層化にともな
う溶接施工量の増大を防ぐ目的から、鋼板の板厚減少を
達成することのてきる一層の高強度]Aの使用か検討さ
れている。すなわち、弓張強さ70Jf/mm2級で低
降伏比の鋼板への開発要求か強まっている。
しかしなから、前述のQ+Q’ +T法によっても、7
0kgf/mm’級鋼板の場合にはその高い強度を確保
するためには、ベイナイトの硬度・分率を60Jf/m
m”扱銅の場合よりも高めねばならないため、80%以
下の十分に低い降伏比を得ることは容易てなく、高強度
化するためには合金元素の増重による溶接性の劣化か避
けられないという問題かあっ プこ。
0kgf/mm’級鋼板の場合にはその高い強度を確保
するためには、ベイナイトの硬度・分率を60Jf/m
m”扱銅の場合よりも高めねばならないため、80%以
下の十分に低い降伏比を得ることは容易てなく、高強度
化するためには合金元素の増重による溶接性の劣化か避
けられないという問題かあっ プこ。
たとえば、材料とプロセスVo1.3、No、 3(1
990)806には、「低降伏比HT70の開発」とし
で、Q十Q’ 十T法による開発例か報告されているか
、その板厚は30mmと比較的薄いにもかかわらず、P
印は0.27%であり、また、その降伏比はSi:5%
であり、溶接性、降伏比とも十分なものではなかっ プ
こ。
990)806には、「低降伏比HT70の開発」とし
で、Q十Q’ 十T法による開発例か報告されているか
、その板厚は30mmと比較的薄いにもかかわらず、P
印は0.27%であり、また、その降伏比はSi:5%
であり、溶接性、降伏比とも十分なものではなかっ プ
こ。
(発明か解決しようとする課題)
以」二連へたように、70kgf/mm2級調質高張力
鋼板には、溶接性と低降伏比を兼ね備えたものはなく、
本発明は、引張強さ70kgf/mm2級の調質高張力
鋼板においで、溶接性の大きな劣化を招くことなく、8
0%以下の十分な低降伏比を確保した溶接性の優れた低
降伏比70kgf/mm’級鋼板の製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
鋼板には、溶接性と低降伏比を兼ね備えたものはなく、
本発明は、引張強さ70kgf/mm2級の調質高張力
鋼板においで、溶接性の大きな劣化を招くことなく、8
0%以下の十分な低降伏比を確保した溶接性の優れた低
降伏比70kgf/mm’級鋼板の製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、引張強さ70kBf/mm2級の高強度
を確保しつつ、80%以下の低降伏比と良好な溶接性を
実現するために鋭意研究を行った。その結果、前記のQ
+Q“ +T法においで、低降伏比を実現する上で重要
なQ’ (二相域からの焼入れ)をN’ (二相域
での焼きならし)とすることによっで、現状広く使用さ
れている80kgf/mm2級鋼板と同様のP印で、7
0kgf/mm2級の強度と80%以下の低降伏比を実
現し得るという知見を得て本発明に至ったものである。
を確保しつつ、80%以下の低降伏比と良好な溶接性を
実現するために鋭意研究を行った。その結果、前記のQ
+Q“ +T法においで、低降伏比を実現する上で重要
なQ’ (二相域からの焼入れ)をN’ (二相域
での焼きならし)とすることによっで、現状広く使用さ
れている80kgf/mm2級鋼板と同様のP印で、7
0kgf/mm2級の強度と80%以下の低降伏比を実
現し得るという知見を得て本発明に至ったものである。
なお、焼入れでは水冷であるか、焼きならしては空冷を
行う。
行う。
第1発明は、C・0.07〜0.15%、Sl・0.0
5〜0,50%、 Mn:0.30 〜1.80%、
Cr: 0.10〜1.20%、 M。
5〜0,50%、 Mn:0.30 〜1.80%、
Cr: 0.10〜1.20%、 M。
0.10〜100%、Al:o、01〜0.]0%、V
:0.02〜0.08%を含有し、下記Pcmか0.2
6%以下て、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼片
を熱間圧延した後、下記の熱処理を施すことによっで、
母材において80%以下の低い降伏比と、70Jf/m
m′級の母材強度を有する溶接性の優れた低降伏比70
kgf/mm’級鋼板の製造方法である。
:0.02〜0.08%を含有し、下記Pcmか0.2
6%以下て、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼片
を熱間圧延した後、下記の熱処理を施すことによっで、
母材において80%以下の低い降伏比と、70Jf/m
m′級の母材強度を有する溶接性の優れた低降伏比70
kgf/mm’級鋼板の製造方法である。
熱処理方法 焼入れ十焼きならし十焼きもどしただし、
焼入れ温度 Ac3点以上950℃以下以下法らし温度
Ac+点以上Ac3点未満焼きもどし温度、500℃
以」二Act点未満Pcm=C+Si/30+Mn/2
0+Cu/2O−14(i/60+Cr/20+111
0/15+V/10+5B (%)第2発明は、C
:0.07〜0.15%、Si:0.05〜0.50%
、Mn:0.30〜1.80%、C「0.10〜1.2
0%、λ(00,10〜100%、Al:o、oI
〜0.10%、V:002〜0.08%を含有し、下記
Pcmが026%以下で、残部Feおよび不可避不純物
からなる鋼片を950 ℃以」二の圧延仕上げ温度で熱
間圧延し、直接焼入れを行った後、下記の熱処理を施す
ことによっで、母材において80%以下の低い降伏比と
、70kgf/mm2級の母材強度を有する溶接性の優
れた低降伏比70 kgf/mm2級鋼板の製造方法で
ある。
Ac+点以上Ac3点未満焼きもどし温度、500℃
以」二Act点未満Pcm=C+Si/30+Mn/2
0+Cu/2O−14(i/60+Cr/20+111
0/15+V/10+5B (%)第2発明は、C
:0.07〜0.15%、Si:0.05〜0.50%
、Mn:0.30〜1.80%、C「0.10〜1.2
0%、λ(00,10〜100%、Al:o、oI
〜0.10%、V:002〜0.08%を含有し、下記
Pcmが026%以下で、残部Feおよび不可避不純物
からなる鋼片を950 ℃以」二の圧延仕上げ温度で熱
間圧延し、直接焼入れを行った後、下記の熱処理を施す
ことによっで、母材において80%以下の低い降伏比と
、70kgf/mm2級の母材強度を有する溶接性の優
れた低降伏比70 kgf/mm2級鋼板の製造方法で
ある。
熱処理方法 焼きならし十焼きらとし
ただし、
焼きならし温度 Act点以」二へ03点未満焼きもど
し温度 500℃以上△c1点未満Pcm=C+Si/
30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/2
0十Mo/15+〜l/10+5B (%)第3発明
は、C:0.07〜0.15%、Si:0.05〜0,
50%、A1n0.30〜1.80%、Cr: 0.1
0〜1.20%、M。
し温度 500℃以上△c1点未満Pcm=C+Si/
30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/2
0十Mo/15+〜l/10+5B (%)第3発明
は、C:0.07〜0.15%、Si:0.05〜0,
50%、A1n0.30〜1.80%、Cr: 0.1
0〜1.20%、M。
0710〜100%、A1領01〜010%、Nb:0
.005〜0020%を含有し、下記Pcmか0.26
%以下で、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼片を
熱間圧延した後、下記の熱処理を施すことによっで、母
材において80%以下の低い降伏比と、70kgf/m
m2級の母材強度を有する溶接性の優れた低降伏比70
kgf/mm2級鋼板の製造方法である。
.005〜0020%を含有し、下記Pcmか0.26
%以下で、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼片を
熱間圧延した後、下記の熱処理を施すことによっで、母
材において80%以下の低い降伏比と、70kgf/m
m2級の母材強度を有する溶接性の優れた低降伏比70
kgf/mm2級鋼板の製造方法である。
熱処理方法 焼入れ十焼きならし十焼きちどしプこた
し、 焼入れ温度・Ac3点以上950 ℃以下焼きならし温
度 Ac1点以上Ac2点未満焼きもどし温度 500
℃以上△c1点未満Pcm=C+Si/30+λin/
20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+MO/1
5+V/1.O+5B (%)第4発明は、Co0.
07〜0.15%、Si :0.05〜0.50%、M
n:0.30〜1.80%、Cr: 0.10〜1.2
0%、M。
し、 焼入れ温度・Ac3点以上950 ℃以下焼きならし温
度 Ac1点以上Ac2点未満焼きもどし温度 500
℃以上△c1点未満Pcm=C+Si/30+λin/
20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+MO/1
5+V/1.O+5B (%)第4発明は、Co0.
07〜0.15%、Si :0.05〜0.50%、M
n:0.30〜1.80%、Cr: 0.10〜1.2
0%、M。
0、10〜100%、Al:0.01〜0.10%、N
b : 0.005〜0゜020%を含有し、下記Pc
mか0.26%以下て、残部Feおよび不可避不純物か
らなる鋼片を950 ℃以」二の圧延仕上げ温度で熱間
圧延し、直接焼入れを行った後、下記の熱処理を施すこ
とによっで、母材において80%以下の低い降伏比と、
70Jf/+nm2級の母材強度を有する溶接性の優れ
た低降伏比7゜kgf/mm′級鋼板の製造方法である
。
b : 0.005〜0゜020%を含有し、下記Pc
mか0.26%以下て、残部Feおよび不可避不純物か
らなる鋼片を950 ℃以」二の圧延仕上げ温度で熱間
圧延し、直接焼入れを行った後、下記の熱処理を施すこ
とによっで、母材において80%以下の低い降伏比と、
70Jf/+nm2級の母材強度を有する溶接性の優れ
た低降伏比7゜kgf/mm′級鋼板の製造方法である
。
熱処理方法、焼きならし十焼きもどし
たたし、
焼きならし温度 Ac1点以上Ach点未満焼きもどし
温度 500℃以J:Ac+点朱満Pcm=C+Si/
30±hi n / 20十Cu/20トNi/60+
Cr/20+Mo/15+V/10+5B (%)
第5発明は、C:0.07〜015%、Si :0.0
5〜0.50%、Mn:0.30〜1.80961、C
「 0.10〜1.20%、11100.10〜100
%、Al:0.01〜0.10%、V:0.02〜0.
08%、Nb : 0.005〜0.020%を含有し
、下記P印が026%以下て、残部Feおよび不可避不
純物からなる鋼片を熱間圧延した後、下記の熱処理を施
すことによっで、母十メにおいて80%以下の低い降伏
比と、70kgf/mm′級の母]A強度を有する溶接
性の優れた低降伏比70Jf/mm2級鋼板の製造方法
である。
温度 500℃以J:Ac+点朱満Pcm=C+Si/
30±hi n / 20十Cu/20トNi/60+
Cr/20+Mo/15+V/10+5B (%)
第5発明は、C:0.07〜015%、Si :0.0
5〜0.50%、Mn:0.30〜1.80961、C
「 0.10〜1.20%、11100.10〜100
%、Al:0.01〜0.10%、V:0.02〜0.
08%、Nb : 0.005〜0.020%を含有し
、下記P印が026%以下て、残部Feおよび不可避不
純物からなる鋼片を熱間圧延した後、下記の熱処理を施
すことによっで、母十メにおいて80%以下の低い降伏
比と、70kgf/mm′級の母]A強度を有する溶接
性の優れた低降伏比70Jf/mm2級鋼板の製造方法
である。
熱処理方法 ・焼入れ十焼きならし十焼きもどしプこた
し、 焼入れ温度 Aca点以上950℃以下焼きならし温度
Acl 屯以−1−Ac11点未満焼きもどし温度
500 ℃以上人C1点未満Pcm=C+Si/30+
Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+
MO/15+V/10→5B (%)第6発明は、
C:0.07〜0.15%、Si:0.05〜050%
、Mn:0.30〜1.80%、Cr: 0.10〜1
.20%、λ(00、lO〜100%、A1・0.01
〜0.10%、V:0.02〜0.08%、Nb0.0
05〜0.020%を含有し、下記Penか026%以
下て、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼片を95
0℃以」二の圧延仕上げ温度で熱間圧延し、直接焼入れ
を行った後、下記の熱処理を施すことによっで、母材に
おいて80%以下の低い降伏比と、70kgf/mm’
級の母材強度を有する溶接性の優れた低降伏比70Jf
/mm2級鋼板の製造方法である熱処理方法、焼きなら
し十焼きもどし たブこ し、 焼きならし温度 AcI点以1 A C3点未満焼きも
どし温度: 500 ℃以」二Act点未満Pcm=C
+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+
Cr/20+λto/+5+V/10+5B (%)
第7発明は、Cu:0.05〜0.30%、Ni:0.
20〜300%、B:0.0O03〜0.0020%、
T10.003〜0.020%、Ca:0.001 〜
0.01%の内から選んだ1種または2種以上を含有す
る請求項(1)、(2(、(3)、(4)、(5)また
よ(6)の溶接性の優れた低降伏比70kgf/mm2
級鋼板の製造方法である。
し、 焼入れ温度 Aca点以上950℃以下焼きならし温度
Acl 屯以−1−Ac11点未満焼きもどし温度
500 ℃以上人C1点未満Pcm=C+Si/30+
Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+
MO/15+V/10→5B (%)第6発明は、
C:0.07〜0.15%、Si:0.05〜050%
、Mn:0.30〜1.80%、Cr: 0.10〜1
.20%、λ(00、lO〜100%、A1・0.01
〜0.10%、V:0.02〜0.08%、Nb0.0
05〜0.020%を含有し、下記Penか026%以
下て、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼片を95
0℃以」二の圧延仕上げ温度で熱間圧延し、直接焼入れ
を行った後、下記の熱処理を施すことによっで、母材に
おいて80%以下の低い降伏比と、70kgf/mm’
級の母材強度を有する溶接性の優れた低降伏比70Jf
/mm2級鋼板の製造方法である熱処理方法、焼きなら
し十焼きもどし たブこ し、 焼きならし温度 AcI点以1 A C3点未満焼きも
どし温度: 500 ℃以」二Act点未満Pcm=C
+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+
Cr/20+λto/+5+V/10+5B (%)
第7発明は、Cu:0.05〜0.30%、Ni:0.
20〜300%、B:0.0O03〜0.0020%、
T10.003〜0.020%、Ca:0.001 〜
0.01%の内から選んだ1種または2種以上を含有す
る請求項(1)、(2(、(3)、(4)、(5)また
よ(6)の溶接性の優れた低降伏比70kgf/mm2
級鋼板の製造方法である。
(イ乍用)
以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
まず、本発明における化学成分の限定理由について説明
する。
する。
Cは高張力鋼板としての強度を確保するために必要な元
素であり、含有量か0.07%未満ては引張強さ70J
f/mm’級の強度か得かたい。また、0.15%を超
えて添加すると耐溶接割れ性を害するので好ましくない
。したかっで、C含有量は0,07〜0゜15%の範囲
とする。
素であり、含有量か0.07%未満ては引張強さ70J
f/mm’級の強度か得かたい。また、0.15%を超
えて添加すると耐溶接割れ性を害するので好ましくない
。したかっで、C含有量は0,07〜0゜15%の範囲
とする。
Slは脱酸に必要な元素であるか、含有量が0.05%
未満てはこの効果は少なく、また、0.50%を超えて
過多に添加すると、溶接性、靭性を劣化させるので好ま
しくない。したかっで、Si:含有量は005〜0.5
0%の範囲とする。
未満てはこの効果は少なく、また、0.50%を超えて
過多に添加すると、溶接性、靭性を劣化させるので好ま
しくない。したかっで、Si:含有量は005〜0.5
0%の範囲とする。
111nは焼入れ性を向上させ、板厚内部の強度を確保
するために必要な元素であるか、含有量か0.30%未
満てはこのような効果か十分に得られず、また、180
%を超えて過多に添加すると、溶接性、靭性を劣化させ
るのて好ましくない。したかっで、Mn含有量は0,3
0〜1.80%の範囲とする。
するために必要な元素であるか、含有量か0.30%未
満てはこのような効果か十分に得られず、また、180
%を超えて過多に添加すると、溶接性、靭性を劣化させ
るのて好ましくない。したかっで、Mn含有量は0,3
0〜1.80%の範囲とする。
Crは焼入れ性向上に有効な元素であるか、含有量か0
.10%未満てはこのような効果か十分に発揮されず、
また、1.20%を超えて添加すると、溶接性を害する
。したかっで、Cr含有量は0,10〜1.20%の範
囲とする。
.10%未満てはこのような効果か十分に発揮されず、
また、1.20%を超えて添加すると、溶接性を害する
。したかっで、Cr含有量は0,10〜1.20%の範
囲とする。
Moは焼入れ性を高め、焼きもどし軟化抵抗を増す元素
であるか、含有量が○、10%未満ては十分な効果か得
られず、また、■、00%を超えて過剰に添加すると、
溶接性を劣化させ、コストアップにもなるので、Mo含
有量は0.10〜100%の範囲とする■は少量の添加
により、焼入れ性を増し、焼きもどし軟化抵抗を高める
元素であり、その効果を得るためには、0.02%以−
にの添加が必要てあり、また、0.08%を超えて添加
すると溶接性を害する。したかっで、■含有量は0.0
2〜0.08%の範囲とする。
であるか、含有量が○、10%未満ては十分な効果か得
られず、また、■、00%を超えて過剰に添加すると、
溶接性を劣化させ、コストアップにもなるので、Mo含
有量は0.10〜100%の範囲とする■は少量の添加
により、焼入れ性を増し、焼きもどし軟化抵抗を高める
元素であり、その効果を得るためには、0.02%以−
にの添加が必要てあり、また、0.08%を超えて添加
すると溶接性を害する。したかっで、■含有量は0.0
2〜0.08%の範囲とする。
Nbは結晶粒微細化作用を有し、また、直接焼入れ・焼
きもどしを行う場合には析出強化作用をもたらす元素で
ある。その効果を得るには、0.005%以」二の添加
か必要であり、また、0020%を超えて添加すると溶
接性、靭性を劣化させる。したかっで、Nb含有■は0
.005〜0.020%の範囲とする。
きもどしを行う場合には析出強化作用をもたらす元素で
ある。その効果を得るには、0.005%以」二の添加
か必要であり、また、0020%を超えて添加すると溶
接性、靭性を劣化させる。したかっで、Nb含有■は0
.005〜0.020%の範囲とする。
A1は脱酸元素であり、含有量か0.01%未満てはそ
のような効果は少なく、また、0.10%を超えて添加
すると、靭性の劣化をもたらす。したかっで、Al含有
量は0.01〜0.10%の範囲とする。
のような効果は少なく、また、0.10%を超えて添加
すると、靭性の劣化をもたらす。したかっで、Al含有
量は0.01〜0.10%の範囲とする。
この他に、Co、 Ni、 B、、Ti、Caなとを板
厚、目標靭性lノベルに応じて1種または2柱上」二添
加するものとする。
厚、目標靭性lノベルに応じて1種または2柱上」二添
加するものとする。
Cuは固溶強化、析出強化により強度上昇に有効な元素
であるか、含有量か0105%未満ではこのような効果
を十分に発揮することかてきず、また、0.30%を超
えて添加すると熱間加工性か劣化し鋼板表面に割れか生
じやすい。したかっで、Cu含有量は0.05〜0.3
0%の範囲とする。
であるか、含有量か0105%未満ではこのような効果
を十分に発揮することかてきず、また、0.30%を超
えて添加すると熱間加工性か劣化し鋼板表面に割れか生
じやすい。したかっで、Cu含有量は0.05〜0.3
0%の範囲とする。
Niは靭性を向」ニさせる効果かあるか、含有量か0.
20%未満てはその十分な効果か得られず、また、3.
00%を超えて添加するとスケール疵が発生しやすくな
り、また、コストアップにもなる。したかっで、N1含
有景は0.20〜3.00%の範囲とする。
20%未満てはその十分な効果か得られず、また、3.
00%を超えて添加するとスケール疵が発生しやすくな
り、また、コストアップにもなる。したかっで、N1含
有景は0.20〜3.00%の範囲とする。
Bは微量で焼入れ性の向上をもたらす元素であるか、含
有量か0.0003%未満てはその効果か得られず、ま
た、0.0020%を超えて添加すると靭性か劣化する
。したがっで、B含有量は0.0003〜0.0020
%の範囲とする。
有量か0.0003%未満てはその効果か得られず、ま
た、0.0020%を超えて添加すると靭性か劣化する
。したがっで、B含有量は0.0003〜0.0020
%の範囲とする。
T1はNの固定元素として溶接熱影響部の靭性の改善、
Bの焼入れ性向上効果発揮に有効な元素である。含有量
か0.003%未満てはそれらの十分な効果か得られず
、また、0.020%を超えて添加すると母材靭性を害
する。したかっで、Ti含有量は0、003〜0.02
0%の範囲とする。
Bの焼入れ性向上効果発揮に有効な元素である。含有量
か0.003%未満てはそれらの十分な効果か得られず
、また、0.020%を超えて添加すると母材靭性を害
する。したかっで、Ti含有量は0、003〜0.02
0%の範囲とする。
Caは非金属介在物の球状化作用を有し、異方性の低減
に有効であるか、含有量が0.001%未満てはその十
分な効果か得られず、また、0.010%を超えて添加
すると介在物の増加により靭性か劣化する。したかっで
、Ca含含量量0.00]〜0.010%の範囲とする
。
に有効であるか、含有量が0.001%未満てはその十
分な効果か得られず、また、0.010%を超えて添加
すると介在物の増加により靭性か劣化する。したかっで
、Ca含含量量0.00]〜0.010%の範囲とする
。
また、Pcmはある程度の予熱を前提としで、現在も広
く使用されている80Jf/mm2級高張力鋼板と同等
の溶接性を確保するために、0.26%以下に限定する
。
く使用されている80Jf/mm2級高張力鋼板と同等
の溶接性を確保するために、0.26%以下に限定する
。
次に、本発明における製造条件について説明する。
まず、熱処理方法の限定理由を説明する。
本発明者らは、第1表に示す現用の80kgf/mm’
級高張力鋼板と同等のP吐0.25%の鋼を用い、これ
に各種の熱処理を施し、強度および降伏比に及ます熱処
理方法の影響を調へた。なお、熱処理方法は、Q十Q’
+T、Q+N’−1−T、N十Q’ −トTの3
種類である。
級高張力鋼板と同等のP吐0.25%の鋼を用い、これ
に各種の熱処理を施し、強度および降伏比に及ます熱処
理方法の影響を調へた。なお、熱処理方法は、Q十Q’
+T、Q+N’−1−T、N十Q’ −トTの3
種類である。
ここて、
Q:Ac3点以上の温度からの再加熱焼入れQ” 二相
域温度(Ac+点以上上人3点未満)からの再加熱焼入
れ N:Ac1点以コニの温度での焼きならしN′ 、二相
域温度ての焼きならし T:/+tct点未満の温度での焼きもどしその結果を
第2表に示す。
域温度(Ac+点以上上人3点未満)からの再加熱焼入
れ N:Ac1点以コニの温度での焼きならしN′ 、二相
域温度ての焼きならし T:/+tct点未満の温度での焼きもどしその結果を
第2表に示す。
(以下余白)
第2表から明らかなように、Q+N’ +T法の場合
のみ、Pcm:0.25%の成分で、70kgf/mm
”級の強度と80%以下の降伏比か得られることかわか
る。その他の熱処理方法の場合には、70kgf/mm
2級の強度は得られるものの、降伏比か十分に低下しな
い。したかっで、熱処理方法は、Q十N’ +T法とす
る。なお、Q処理については、完全なオーステナイト域
からの焼入れという意味では同等である圧延後の直接焼
入れ(DQ)によっても良い次に、」二記の各熱処理に
おける温度範囲の限定連山について説明する。
のみ、Pcm:0.25%の成分で、70kgf/mm
”級の強度と80%以下の降伏比か得られることかわか
る。その他の熱処理方法の場合には、70kgf/mm
2級の強度は得られるものの、降伏比か十分に低下しな
い。したかっで、熱処理方法は、Q十N’ +T法とす
る。なお、Q処理については、完全なオーステナイト域
からの焼入れという意味では同等である圧延後の直接焼
入れ(DQ)によっても良い次に、」二記の各熱処理に
おける温度範囲の限定連山について説明する。
焼入れ(QまたはDQ)温度については、マルテンサイ
トやベイナイトなとの高硬度のミクロ組織を生成させ、
十分な強度を確保するために、完全なオーステナイト域
にする必要かあり、Ac3点以上とする。しかし、あま
りに高い温度であると、組織か粗大化し、延性、靭性か
劣化するため、950℃以下とする。
トやベイナイトなとの高硬度のミクロ組織を生成させ、
十分な強度を確保するために、完全なオーステナイト域
にする必要かあり、Ac3点以上とする。しかし、あま
りに高い温度であると、組織か粗大化し、延性、靭性か
劣化するため、950℃以下とする。
焼きならしくN′)温度については、フエライ1へを生
成させて低降伏比とするために、二用域温度、すなわち
、Ac1点以1二△C3点未満とする。なお、この場合
の冷却方法としては、冷却速度を低下させマルテンサイ
)・やベイナイトなどの高硬度のミクロ組織の分率を下
げ、降伏比の低減を図るために、水冷ではなく空冷とす
ることは既に述へたとおりである。
成させて低降伏比とするために、二用域温度、すなわち
、Ac1点以1二△C3点未満とする。なお、この場合
の冷却方法としては、冷却速度を低下させマルテンサイ
)・やベイナイトなどの高硬度のミクロ組織の分率を下
げ、降伏比の低減を図るために、水冷ではなく空冷とす
ることは既に述へたとおりである。
焼きもどしくT)温度については、前段階での熱処理に
よって生した鋼板中の残留応力を低減して構造物の安全
性を確保するためには、あまり低い温度ては好ましくな
いため500 ′C以上とする。
よって生した鋼板中の残留応力を低減して構造物の安全
性を確保するためには、あまり低い温度ては好ましくな
いため500 ′C以上とする。
一方、Ac+点以上になると強度の低下を生じるため、
上限をAct点未満とする。
上限をAct点未満とする。
(実施例)
本発明に係わる溶接性の優れた低降伏比70kgf/m
m2級鋼板の製造方法の実施例について説明するか、本
発明は本実施例のみに限定されるものではない。
m2級鋼板の製造方法の実施例について説明するか、本
発明は本実施例のみに限定されるものではない。
供試鋼板は第3−1表に示す化学成分を有する鋼片を、
同表に示す圧延仕上温度で板厚30〜50mmに圧延し
た後、第3−2表に示す熱処理条件て熱処理したもので
ある。これらの鋼板から試験片を採取し、母材の引張試
験を行った。その結果を熱処理条件とともに第3−2表
に併記する。
同表に示す圧延仕上温度で板厚30〜50mmに圧延し
た後、第3−2表に示す熱処理条件て熱処理したもので
ある。これらの鋼板から試験片を採取し、母材の引張試
験を行った。その結果を熱処理条件とともに第3−2表
に併記する。
第3−1表に本発明法A−Gおよび比較例I〜Nの化学
成分、板厚、圧延条件を、第3−2表に熱処理条件、母
材の引張特性をそれぞれ示す。
成分、板厚、圧延条件を、第3−2表に熱処理条件、母
材の引張特性をそれぞれ示す。
(以下余白)
(mDQ
開動11!、7、れ
第3−2表から明らかなように、本発明法A〜Hはいず
れも70Jf/mm’以」二の引張強さと80%未満の
安定した低降伏比を有している。
れも70Jf/mm’以」二の引張強さと80%未満の
安定した低降伏比を有している。
これに対しで、比較例1〜Nは熱処理方法かQ+N’
+T法またはDQ−1−N’ +T法でないため、降伏
比が高すぎる。
+T法またはDQ−1−N’ +T法でないため、降伏
比が高すぎる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明は、化学成分を制御し、圧
延後、焼入れ(QまたはDQ)後、二相域温度での・焼
ならしくN′)を行い、その後、焼きもどしくT)を行
う熱処理を行っているため、母材の降伏比か80%以下
て溶接性の優れた70kgf/mm2級鋼板の製造か可
能であるとし)う優れた効果を有するものである。
延後、焼入れ(QまたはDQ)後、二相域温度での・焼
ならしくN′)を行い、その後、焼きもどしくT)を行
う熱処理を行っているため、母材の降伏比か80%以下
て溶接性の優れた70kgf/mm2級鋼板の製造か可
能であるとし)う優れた効果を有するものである。
Claims (7)
- (1)C:0.07〜0.15%、Si:0.05〜0
.50%、Mn:0.30〜1.80%、Cr:0.1
0〜1.20%、Mo:0.10〜1.00%、Al:
0.01〜0.10%、V:0.02〜0.08%を含
有し、下記Pcmが0.26%以下て、残部Feおよび
不可避不純物からなる鋼片を熱間圧延した後、下記の熱
処理を施すことによって、母材において80%以下の低
い降伏比と、70kgf/mm^2級の母材強度を有す
ることを特徴とする溶接性の優れた低降伏比70kgf
/mm^2級鋼板の製造方法。 熱処理方法:焼入れ+焼きならし+焼きもどしただし、 焼入れ温度:Ac_3点以上950℃以下 焼きならし温度:Ac_1点以上Ac_3点未満焼きも
どし温度:500℃以上Ac_1点未満Pcm=C+S
i/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr
/20+Mo/15+V/10+5B(%) - (2)C:0.07〜0.15%、Si:0.05〜0
.50%、Mn:0.30〜1.80%、Cr:0.1
0〜1.20%、Mo:0.10〜1.00%、Al:
0.01〜0.10%、V:0.02〜0.08%を含
有し、下記Pcmが0.26%以下で、残部Feおよび
不可避不純物からなる鋼片を950℃以上の圧延仕上げ
温度で熱間圧延し、直接焼入れを行った後、下記の熱処
理を施すことによって、母材において80%以下の低い
降伏比と、70kgf/mm^2級の母材強度を有する
ことを特徴とする溶接性の優れた低降伏比70kgf/
mm^2級鋼板の製造方法。 熱処理方法:焼きならし+焼きもどし ただし、 焼きならし温度:Ac_1点以上Ac_3点未満焼きも
どし温度:500℃以上Ac_1点未満Pcm=C+S
i/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr
/20+Mo/15+V/10+5B(%) - (3)C:0.07〜0.15%、Si:0.05〜0
.50%、Mn:0.30〜1.80%、Cr:0.1
0〜1.20%、Mo:0.10〜1.00%、Al:
0.01〜0.10%、Nb:0.005〜0.020
%を含有し、下記Pcmが0.26%以下で、残部Fe
および不可避不純物からなる鋼片を熱間圧延した後、下
記の熱処理を施すことによって、母材において80%以
下の低い降伏比と、70kgf/mm^2級の母材強度
を有することを特徴とする溶接性の優れた低降伏比70
kgf/mm^2級鋼板の製造方法。 熱処理方法:焼入れ+焼きならし+焼きもどしただし、 焼入れ温度:Ac_3点以上950℃以下 焼きならし温度:Ac_1点以上Ac_3点未満焼きも
どし温度:500℃以上Ac_1点未満Pcm=C+S
i/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr
/20+Mo/15+V/10+5B(%) - (4)C:0.07〜0.15%、Si:0.05〜0
.50%、Mn:0.30〜1.80%、Cr:0.1
0〜1.20%、Mo:0.10〜1.00%、Al:
0.01〜0.10%、Nb:0.005〜0.020
%を含有し、下記Pcmが0.26%以下で、残部Fe
および不可避不純物からなる鋼片を950℃以上の圧延
仕上げ温度で熱間圧延し、直接焼入れを行った後、下記
の熱処理を施すことによって、母材において80%以下
の低い降伏比と、70kgf/mm^2級の母材強度を
有することを特徴とする溶接性の優れた低降伏比70k
gf/mm^2級鋼板の製造方法。 熱処理方法:焼きならし+焼きもどし ただし、 焼きならし温度:Ac_1点以上Ac_3点未満焼きも
どし温度:500℃以上Ac_1点未満Pcm=C+S
i/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr
/20+Mo/15+V/10+5B(%) - (5)C:0.07〜0.15%、Si:0.05〜0
.50%、Mn:0.30〜1.80%、Cr:0.1
0〜1.20%、Mo:0.10〜1.00%、Al:
0.01〜0.10%、V:0.02〜0.08%、N
b:0.005〜0.020%を含有し、下記Pcmが
0.26%以下で、残部Feおよび不可避不純物からな
る鋼片を熱間圧延した後、下記の熱処理を施すことによ
って、母材において80%以下の低い降伏比と、70k
gf/mm^2級の母材強度を有することを特徴とする
溶接性の優れた低降伏比70kgf/mm^2級鋼板の
製造方法熱処理方法:焼入れ+焼きならし+焼きもどし
ただし、 焼入れ温度:Ac_3点以上950℃以下 焼きならし温度:Ac_1点以上Ac_3点未満焼きも
どし温度:500℃以上Ac_1点未満Pcm=C+S
i/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr
/20+Mo/15+V/10+5B(%) - (6)C:0.07〜0.15%、Si:0.05〜0
.50%、Mn:0.30〜1.80%、Cr:0.1
0〜1.20%、Mo:0.10〜1.00%、Al:
0.01〜0.10%、V:0.02〜0.08%、N
b:0.005〜0.020%を含有し、下記Pcmが
0.26%以下で、残部Feおよび不可避不純物からな
る鋼片を950℃以上の圧延仕上げ温度で熱間圧延し、
直接焼入れを行った後、下記の熱処理を施すことによっ
て、母材において80%以下の低い降伏比と、70kg
f/mm^2級の母材強度を有することを特徴とする溶
接性の優れた低降伏比70kgf/mm^2級鋼板の製
造方法熱処理方法:焼きならし+焼きもどし ただし、 焼きならし温度:Ac_1点以上Ac_3点未満焼きも
どし温度:500℃以上Ac_1点未満Pcm=C+S
i/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr
/20+Mo/15+V/10+5B(%) - (7)Cu:0.05〜0.30%、Ni:0.20〜
3.00%、B:0.0003〜0.0020%、Ti
:0.003〜0.020%、Ca:0.001〜0.
01%の内から選んだ1種または2種以上を含有するこ
とを特徴とする請求項(1)、(2)、(3)、(4)
、(5)または(6)の溶接性の優れた低降伏比70k
gf/mm^2級鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22912390A JP2828754B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 溶接性の優れた低降伏比70▲kg▼f/▲mm▼▲上2▼級鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22912390A JP2828754B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 溶接性の優れた低降伏比70▲kg▼f/▲mm▼▲上2▼級鋼板の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110422A true JPH04110422A (ja) | 1992-04-10 |
JP2828754B2 JP2828754B2 (ja) | 1998-11-25 |
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ID=16887110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22912390A Expired - Fee Related JP2828754B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 溶接性の優れた低降伏比70▲kg▼f/▲mm▼▲上2▼級鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2828754B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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CN104762545A (zh) * | 2015-05-07 | 2015-07-08 | 湖南华菱湘潭钢铁有限公司 | 一种特厚高强钢板的生产方法 |
CN109355570A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-02-19 | 湖南华菱湘潭钢铁有限公司 | 薄规格易焊接低温结构钢板的生产方法 |
CN110669918A (zh) * | 2019-10-16 | 2020-01-10 | 安庆锦泰金属材料科技有限公司 | 一种高韧性钢带热处理淬火工艺 |
CN113584264A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-02 | 江苏徐工工程机械研究院有限公司 | 一种低碳合金钢及销轴及其制备方法 |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP22912390A patent/JP2828754B2/ja not_active Expired - Fee Related
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