JPH04102346U - 無言電話撃退装置 - Google Patents

無言電話撃退装置

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JPH04102346U
JPH04102346U JP924891U JP924891U JPH04102346U JP H04102346 U JPH04102346 U JP H04102346U JP 924891 U JP924891 U JP 924891U JP 924891 U JP924891 U JP 924891U JP H04102346 U JPH04102346 U JP H04102346U
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JP
Japan
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call
silent
section
message
calls
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Application number
JP924891U
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English (en)
Inventor
昌弘 藤本
栄 松村
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無言電話のみを効果的に撃退する。 【構成】 自動受信した電話については、メッセージ記
録部18から「はい、○○です。」などのメッセージを
送出した後、無言判定部34において無言判定が行われ
る。その結果、無言電話と判定されたときには、無言電
話制御部32によって電話を切る。しかし、通常の電話
と判定されたときには、メッセージ記録部18から「し
ばらくお待ち下さい。」などのメッセージを送出した
後、リンガル部22を無言電話撃退制御部32によって
駆動し、呼出しを行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、メッセージ出力などの自動受信機能を有する電話機における無言電 話撃退機能に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
いたずら電話の一つに、受信側で応答しても無言の状態のまま応答のない無言 電話がある。このような無言電話は、受信側で切っても再度かかってくるような 場合があり、電話機の利用者としては迷惑なものの一つで、その有効な撃退手段 が要望されている。
【0003】 このような無言電話の撃退手法としては、特に有効なものは従来存在しないが 、たとえば次のようなものが考えられている。すなわち、 (1)電話がかかってきたときには、それを留守番録音モードで自動受信してた とえば「はい、○○○です。」と応答し、 (2)その後無言状態が所定の時間,たとえばT秒間続いたときは電話を切る, という手法である。
【0004】 しかしながら、このような手法では、留守番録音モードで応答を行うので、仮 に無言電話でなかったような応答をしたい場合には、良好に対応できず、相手に 失礼となるなどの不都合がある。 本考案は、この点に着目したもので、無言電話のみを効果的に撃退することが できる無言電話撃退装置を提供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、自動受信機能を有する電話機で、受信した相手が無言の場合に電話 を切る無言電話撃退装置において、受信した電話の無言判定を行う無言判定部と 、着信があったことを知らせるリンガル部と、前記無言判定部によって無言電話 と判定されたときには電話を切り、通常の電話と判定されたときには前記リンガ ル部を駆動する無言電話撃退制御部とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案によれば、着信があったときには、それを自動受信してまず無言電話か どうかの判定が行われる。その結果、無言電話と判定されたときには、そのまま リンガル部を駆動することなく電話を切る。通常の電話と判定されたときには、 その時点でリンガル部が駆動され、呼出しが行われる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案による無言電話撃退装置の一実施例について、添付図面を参照し ながら説明する。 図1には、実施例にかかる無言電話撃退装置を有する電話機の構成が示されて いる。同図において、電話回線Lは、電話機の親機10の通話制御部12に接続 されている。この通話制御部12には、無言電話撃退スイッチ14,送受信部1 6,メッセージ記録部18,伝言記録部20,リンガル部22,ハンドセット部 24,ダイヤル部26,インターホン部28が各々接続されている。
【0008】 これらのうち、無言電話撃退スイッチ14は、本実施例による無言電話撃退動 作を指示するためのスイッチである。送受信部16は、子機30の送受信部31 との間で電波によって信号の授受を行うためのもので、いわゆるコードレスによ る通話を可能にするためのものである。メッセージ記録部18は、自動受信時に 必要とされる所望の応答メッセージが記録されており、たとえばICによって構 成されている。
【0009】 伝言記録部20は、留守番電話としての動作時に伝言を記録するためのもので ある。リンガル部22は、受信時にブザー又はベルを鳴らすためのものである。 ハンドセット部24は、スピーカ及びマイクロホンによる受話器とフックスイッ チとを含んでいる。ダイヤル部26,インターホン部28は、周知のように、そ れぞれ発呼用のダイヤルないしプッシュスイッチ,インターホンとして動作する ものである。
【0010】 次に、通話制御部12には、たとえば、ハンドセット部24のスピーカ及びマ イクロホンと回線Lとをそれぞれ接続するためのスピーチネットワーク,信号周 波数からダイヤル番号を識別するDTMFデコーダ,子機30との間で授受され る信号のコード化ないしデコード化を行うMSKモデムなどが含まれている。こ の通話制御部12の動作によって、親機10,子機30による通常の通話の他、 メッセージの送出や受信された通話内容の伝言記録などの動作制御が行われるよ うになっている。
【0011】 更に、通話制御部12では、本実施例にかかる無言電話撃退制御部32が設け られている。この無言電話撃退制御部32には、無言判定部34が接続されてお いる。この無言判定部34は、タイマ36の計時中無言状態が連続したとき、た とえば受信音声信号レベルが所定値以下の状態が一定時間続いたときに無言電話 と判定する機能を有する。無言電話撃退制御部32は、無言電話撃退スイッチ1 4が操作されたときに動作し、図2に示すフローチャートに従って無言電話撃退 の動作を行う機能を有している。
【0012】 次に、上記実施例の動作について説明する。なお、通常の動作は従来と同様で ある。たとえば、留守番録音時では、通話制御部12において受信が確認される と、メッセージ記録部18から「はい、○○○です。ただ今留守にしております 。……」などのメッセージが回線Lに出力される。そして、その後相手の伝言が 伝言記録部20に記録される。また、インターホン部28では、外部より呼出し があると、呼出し音がなる。そして、親機10のハンドセット部24の受話器を とれば、この受話器が通話制御部12を介してインターホン部28と接続され、 外部との会話が可能となる。このとき、子機30側で受話器をとれば、その受話 器が送受信部16,31によってインターホン部28と接続され、子機30によ って外部との会話が可能となる。
【0013】 次に、無言電話撃退の動作について、図2のフローチャートを参照しながら説 明する。なお、メッセージ記録部18には、後述する第1番目から第3番目まで のメッセージがあらかじめ記録されているものとする。最初に、無言電話撃退ス イッチ14がONに操作される(同図ステップSA)。これによって、無言電話 撃退制御部32により親機10は自動受信状態となる(ステップSB)。この状 態で受信が確認されると(ステップSC)、第1番目のメッセージがメッセージ 記録部18から出力される。この第1番目のメッセージは、たとえば「はい、○ ○○です。」とういう内容であり、通話制御部12を介して回線Lに出力される 。
【0014】 無言電話撃退制御部32では、この第1番目のメッセージによる応答とともに 、無言判定部34によって無言電話かどうかの判定が行われる(ステップSD) 。すなわち、タイマ36において設定された時間中の受信信号レベルが所定値以 下かどうかが判定される。その結果、無言電話であると判定されたときには(ス テップSE)、電話が切られて最初の自動受信状態に戻る。 以上のように、無言電話があっても、リンガル部22による呼出しが行われる ことなく通話は自動的に切れる。この動作は、連続して無言電話があっても同様 に繰り返される。
【0015】 次に、無言電話でないと判定されたときは、第2番目のメッセージがメッセー ジ記録部18から出力される。この第2番目のメッセージは、たとえば「しばら くお待ち下さい。」とういう内容であり、通話制御部12を介して回線Lに出力 される。無言電話撃退制御部32は、この第2番目のメッセージによる応答とと もに、リンガル部22を駆動する(ステップSF)。これによって、無言電話以 外の通常の電話があったことが知らせられる。
【0016】 ここで、受話器を取ったときには、ハンドセット部24が通話制御部12を介 して回線Lと接続され、通常の通話が可能となる(ステップSG,SH)。また 、所定時間経過しても受話器が取られなかったときには、更に第3番目のメッセ ージによる応答が行われる(ステップSG,SI)。この第3番目のメッセージ は、たとえば「ただ今留守にしておりますので、お名前をおっしゃって下さい。 ……」などという内容であり、通常の留守番電話と同様である。相手からの伝言 は、伝言記録部20に記録される(ステップSJ)。そして、通話終了もしくは 伝言の記録終了によって、親機10は最初の自動受信状態に戻る。
【0017】 このように、本実施例によれば、着信があったときは、所定のメッセージで自 動受信するとともに、無言電話かどうかが判定される。その結果、無言電話であ ると判定されたときは、そのまま電話を切る。また、通常の電話であると判定さ れたときは、所定のメッセージを送出するとともにブザーを鳴らして応答を呼び 掛ける。このため、無言電話のみが効果的に撃退され、それ以外の知人などの電 話については良好に通話をすることができる。
【0018】 なお、本考案は、何ら上記実施例に限定されるものではなく、たとえばコード レスとなっていない電話機,ファクシミリと兼用されている電話機,インターホ ンなどに対しても適用可能である。また、その他の機能の組み合わせは任意であ り、必要に応じて適宜変更してよい。 また、上記実施例では、無言電話撃退と留守番録音とを同時に行ったが、留守 番録音は行わなくてもよい。その他、メッセージなども任意である。更に、無言 電話撃退制御部などの動作を、マイクロコンピュータなどでソフト的に行うよう にしてもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による無言電話撃退装置によれば、着信があった ときにはそれを自動受信するとともに無言判定を行い、無言電話の場合には電話 を切り、通常の電話の場合にはブザーを鳴らすこととしたので、無言電話のみが 効果的に撃退できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による無言電話撃退装置の一実施例を示
す構成図である。
【図2】前記実施例の作用を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10…親機、12…通話制御部、14…無言電話撃退ス
イッチ、16,31…送受信部、18…メッセージ記録
部、20…伝言記録部、22…リンガル部、24…ハン
ドセット部、26…ダイヤル部、28…インターホン
部、30…子機、32…無言電話撃退制御部、34…無
言判定部、36…タイマ、L…回線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動受信機能を有する電話機で、受信し
    た相手が無言の場合に電話を切る無言電話撃退装置にお
    いて、受信した電話の無言判定を行う無言判定部と、着
    信があったことを知らせるリンガル部と、前記無言判定
    部によって無言電話と判定されたときには電話を切り、
    通常の電話と判定されたときには前記リンガル部を駆動
    する無言電話撃退制御部とを備えたことを特徴とする無
    言電話撃退装置。
JP924891U 1991-01-31 1991-01-31 無言電話撃退装置 Pending JPH04102346U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060012A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Sanyo Electric Co Ltd 迷惑電話対策音出力機能を有する電話機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060012A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Sanyo Electric Co Ltd 迷惑電話対策音出力機能を有する電話機
JP4601515B2 (ja) * 2005-08-22 2010-12-22 三洋電機株式会社 迷惑電話対策音出力機能を有する電話機

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