JPH0396365A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0396365A
JPH0396365A JP1233038A JP23303889A JPH0396365A JP H0396365 A JPH0396365 A JP H0396365A JP 1233038 A JP1233038 A JP 1233038A JP 23303889 A JP23303889 A JP 23303889A JP H0396365 A JPH0396365 A JP H0396365A
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dots
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JP1233038A
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Hiroyuki Watabe
裕之 渡部
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は記録装置、詳しくは記録ヘッドを走査運動させ
ながら記録する記録装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、キャラクタフォントとしてドットマトリクスタイ
プのフォントパターンを用い、それを走査運動する記録
ヘッドで印字する印刷装置がある。
この種の装置において、例えば横方向に1ドット分だけ
太らせた文字(一般にボールド文字と言われている)を
印字する場合には、以下の様にして処理していた。
先ず、元になるフォントパターンとそのフォントパター
ンを横方向に1ドット分ずらしたものとを論理和をとる
ことで、横方向に1ドット分太らせたパターンを生成し
、その生成したパターンでもって記録処理を行なう. また、横方向に2ドット分太らせた文字を印字する場合
には、横方向に1ドット分ずらしたパターンと、2ドッ
ト分ずらしたパターンと、元のパターン(ずらしていな
いパターン)の3つのパターンの論理和を取ることで横
方向に2ドット分太らせた文字パターンを生成し、その
生戊パターンでもって記録する。
つまり、フォントパターンを横方向に走査した場合、ド
ットの存在を確認してからlドット或いは2ドット分ま
で保持してドットを増やすという方法を取っていた。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来技術では、nドット分横方向に
太らせたボールド文字印字を行なう場合、普通文字のド
ットパターンに右隣方向nドットにドットを加えてやる
ことになり、結果として得られるボールド文字のドット
パターンは全体的に右側に片寄ってしまう。すなわち、
1つのキャラクタのドットマトリクスの枠の中心線と、
生成されたボールド文字パターンの中心線とが一致しな
いという欠点があった。
例えば、ボールド文字とその左右に普通文字の3文字が
印字されている場合、1文字目と2文字目の文字間隔に
比べて、2文字目と3文字目の文字間隔が狭く感じられ
、全体としてバランスが悪くなってしまうという不具合
が発生する。
この不具合は太くするための“n”が3,4・・・とい
う様に、大きくすればするほど目立ってくる。
本発明はかかる課題に鑑みなされたものであり、左右に
バランスのとれた文字を記録する記録装置を提供しよう
とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の記録装置は以下の様
な構成からなる。即ち、 記録ヘッドを走査運動させながら記録する記録装置にお
いて、記録対象である文字パターンと、少なくとも当該
文字パターンの横方向に1ドット単位にシフトしたn個
の文字パターンでもって横方向にnドット分太らせた文
字パターンを発生するパターン発生手段と、該パターン
発生手段で発生した文字パターンの縦1ドット列単位に
前記記録ヘッドでもって記録するとき、太らせたドット
数に応じて前記記録ヘッドによる記録タイミングを制御
する制御手段とを備える。
[作用] かかる本発明の構或において、パターン発生手段で発生
した横方向にnドット太らせた文字パターンを印字記録
するとき、制御手段でもって太らせたドット数に基づい
て記録タイミングを制御する。
[実施例] 以下、添付図面に従って本発明に係る実施例を詳細に説
明する。尚、実施例では、熱転写プリンタを備えた文書
編集機能を有する電子機器(電子タイブライタ)を例に
して説明する. 第1図は本実施例の電子タイプライタのブロック構成図
であり、第2図はその外観図である。
図中、1は実施例の一連の動作を制御している中央処理
装置(以下、CPtJという)である。2はリードオン
リーメモリ(以下、ROMという)であって、CPUI
の処理手順(後述する第4〜6図のフローチャート)を
プログラムとして記憶しているプログラムROM2aと
、文字コードに対応する文字パターンを記憶しているフ
ォントROM2 bからなる.3はCPU lの各種ワ
ークエリア(図示の3a〜3g)等として使用されるラ
ンダムアクセスメモリ(以下、RAMという)であり、
図示の電源4がオフになっても、不図示のバックアップ
用電源の作用によりその記憶内容を保持するようになっ
ている.また、このRAM3は編集中の文書等を記憶す
るためのユーザーメモJ3hと表示画面に表示する画像
を展開するためメモリであるV(ビデオ)RAM3iを
も備えている。
尚、RAMa内のワークエリアであるが、カウンタエリ
ア3aは印字する文字パターンの幅を記憶するため、2
バイトが確保されている.またパターンエリア3b〜3
dはヒートデー夕を読み込み及び加工するため、それぞ
れ5バイトづつ確保されている。モードエリア3eは印
字モードの設定情報を記憶するために1バイト確保され
ている。タイマエリア3fは後述するタイマ18で使用
するためのもので、1バイトが確保されている。またフ
ラグエリア3gはボールド印字に関する情報を記憶する
ためのもので、1バイト確保されている。
4は電源であり、実施例における電子機器を動作させる
ために必要な電源を供給する.この電源がオン状態の間
は電子タイブライタが動作状態にあり、オフ状態にする
と動作を停止する。
5はアドレス、データ、コントロール信号等を送出する
CPUバスであり、CPUI、ROM2、RAM3や後
述する制御回路6、タイマl8等の相互間のやりとりを
司るものである。6はモータドライバ7やサーマルヘッ
ドドライバ8、LCDドライバl5、キーボードl7等
と信号の授受を行なう制御回路である。
7はへッドモータ(記録ヘッドのアップダウンを行なう
)10及びキャリツジを走査運動させるためのキャリツ
ジモータ11の2つのモータの制御を行うモータドライ
バであり、この動作命令はCPU 1より送られてくる
. 8はサーマル・ヘッド・ドライバであり、サーマルヘッ
ド内の一列に40個並んだ各発熱抵抗体への通電を制御
するものである。この発熱抵抗体が通電されるとリボン
カセット13から繰り出されるインクリボンのインクを
記録紙に転写することが可能となる。尚、このサーマル
ヘッドドライバ8の制御もCPU1が行なうものである
また、ヘッドモータ10、キャリツジモータ11、サー
マルヘッド12及びリボンカセットl3でもってプリン
トユニット9を成す. 14はLCD (液晶表示器)ユニットであり、液晶表
示の制御を行なうLCDドライバ15と実際に液晶表示
がなされるLCDパネルl6により構成されている.液
晶表示のためのドットデータは先に説明したVRAM3
 iに展開されたデータであり、逐次、制御回路6を経
てVRAM3iのデータがLCDドライバ15に取り込
まれ、表示処理に使われる. 17は文字或いは文書編集に係る機能選択等に使用され
るキーボードである。
18は電子タイブライタ本体のメインルーチン動作中に
、印字のための割り込みルーチンを発生させるタイミン
グを制御するタイマである.上述した構戊よりなる本実
施例の電子タイプライタにおける太文字の印字処理を以
下に説明する。
第3図(a)に本実施例の印刷処理時に使用される文字
パターンrHJを示す.実施例のサーマルヘッドI2は
副走査方向に40個の発熱抵抗体を備えているため、文
字パターンは縦方向が40ドットとなっている.また、
横方向については36ドットとなっている.そして、こ
の構成ドット数の文字パターンがフォントROM2bに
記憶されている。
印字時においては、印刷する文字のパターンの左側から
縦一列づつサーマルヘッドドライバ8に転送して記録を
行なう.そして、キャリツジがlドット分移動したとき
、次の列の40ドット(5バイト)分のデータを同様に
転送して記録を行なう。つまり、1つのキャラクタパタ
ーンに対して36回のデータ転送を行なっている。実際
には、フォントエリア2bには40ドットを8ドット(
ビット)ずつ5つの部分に分けて記憶されている。
さて、この文字パターンを横方向に2ドット分太らせた
場合の従来例を第3図(c)に示す.図示の如く、従来
では元になるパターンと、その1ドット右にシフトした
パターンと、2ドットシフトしたパターンとを論理和し
て図示の様な2ドット太った文字パターンを発生してい
るので、生成された文字パターンは基のパターンの中心
線に対して右側に片寄ったものとなってしまう。
そこで本実施例では、第3図(b)に示すように2ドッ
ト分太らせた文字パターンの中心にその中心線がくるよ
うにした。この文字パターンを基に印字することにより
、違和感のないボールド文字を印字することが可能とな
る.具体的には、第3図(C)のパターンを印刷すると
きのタイミングを1ライン分速く印字することで解決し
た。
以下、これを実現するためのCPU1の動作処理手順を
第4.5.6図のフローチャートに従って説明する。
第4図は本実施例における電子タイブライタのメインル
ーチンの動作を示すフローチャートである。
電子タイブライタの電源4を投入すると動作が開始され
、ステップSlの命令が実行に移され、電子タイブライ
タの動作に必要な各ユニットのイニシャル動作を行なう
.例えば、RAMB内の各ワークエリア(3a 〜3g
)やVRAM3 i等をクリアしたり、プリンタ・ユニ
ット9のイニシャル動作による印字待機、LCDユニッ
ト14のイニシャルによる初期状態の表示、割り込み命
令の許可等の動作を行なう。
ステップS2に進むとキー人力待ち状態になりキーボー
ド17からキーが入力されるまでこのステップで待ち続
けろ.キー人力があった場合のみステップS3へ進む。
ステップS3では、キー人力された際に電子タイブライ
タが認識したコードを内部処理の際に使用されるコード
体系におきかえる。そのコード変換により生成されるコ
ードは印字のためのキャラクタ指定コードである場合と
、印字モードを指定するためのモード設定コードである
場合がある。
コード変換が終ると、ステップS4に進み、ステップS
3に於で生成されたコードがモード設定のためのコード
であるか否かの判断をし、もしモード設定のコードであ
るならば、ステップS5に進み、モードの情報をRAM
S内に記憶しておく。またモード設定のコードで無い場
合には、印字用のキャラクタ・コード指定であると判断
され、ステップS6へ進む. ステップS6では、入力されたキャラクタをLCDバネ
ル16に表示するために、表示用のフォントデータをフ
ォントエリア2bから読み込み、VRAM3 iに展開
し、LCDドライバ15に表示指令を送る。これにより
キーボードl7から入力されたキャラクタがLCDパネ
ルl6に表示される。
次にステップS7に進み、入力されたキャラクタをプリ
ンタ・ユニット9により印字する。
以上のステップ5或いはステップS7の処理が終了する
と再びステップS2に戻り、キー人力待ちの状態となる
。このようにして電子タイブライタの動作は、ステップ
S2〜S7までのループをt源4が落とされるまで繰り
返す事により成される。
第5図は、第4図のフローチャートのステップS7に当
たるキャラクタ印字のサブルーチンの動作を示すフロー
チャートである. メインルーチン中のステップS7で、1文字印字のため
のサブルーチン・コールがされると、ステップSllに
於で、フォントデータの加工に必要なRAM3中のカウ
ンタエリア3a,パターンエリア3b〜3d及びフラグ
エリア3f等をリセットする.ここで、カウンタエリア
3aはキャラクタフォントの横方向のドット数、即ちキ
ャラクタの文字幅を格納するためlバイト長のものであ
る。パターンエリア3b〜3dはフォント・データの加
工に使用する各5バイトの領域で印字に使用される横1
ドット、縦l列分の40ドットを8ドット毎に5分割し
て格納するものである。ここで、パターンエリア3bは
2ドット前の縦1列の40ドット分のデータを格納し、
エリア3cは1ドット前のデータ、エリア3dは現在読
み込んできたデータを記憶する. さて、各ワークエリア等のリセット処理が済むと、処理
はステップS12に進み、RAMS中のフラグエリア3
fにボールド認識フラグの値をセットする。この値は、
印字しようとするキャラクタをボールド印字する際に横
方向にドット増しを行なうドット数を示している.この
情報はフォント用ROM2b中に格納されており,通常
“2”である。ここでもし、ボールド印字モードの指定
が無い場合には、フォント用ROM2b中のデータの値
にかかわらず“0“をセットする。
次にステップ313に処理が進むと、カウンタエリア3
aに文字幅をセットするのである。本実施例では、印字
用フォントが横36ドット×縦40ドットのマトリック
スで構成されているので“36”をセットすることにな
る. 次のステップS14では変数iに初期値として“l”を
格納する.説明が前後するが、この変数iはフォントR
OM2bより文字パターンの列(縦40ドット)データ
を読み込むときの読み込み対象位置を示すために用いら
れるものであり、RAMB内の所定アドレスに確保され
ている.ステップS15においては、ボールド識別のた
めのフラグエリア3fが“2”か否 かの判断をする。
ここで、ボールドモード指定がされている場合、この値
は“l”か“2”になっており、指定の燕い場合には“
O”がセットされている。
ボールト印字用にフォントパターンを加工する際、lド
ット太らせるか2ドット太らせるかは各キャラクタ毎に
定められており、その情報は、フォント用ROM2b中
に格納されているものである。ここでもし、フラグエリ
ア3f≠“2”の場合、つまりボールド印字モードの指
定が無い、或いはボールド印字モードの指定があっても
太らせるドット数が“1“ある場合は、ステップS18
に進む。しかし、フラグエリア3g=“2”の場合は、
通常に2ドット太らせたフォント・データを実質的に1
ドット分左にずらして、文字の中心合わせをするため、
ステップS16に進む。実施例では、本印字に先立って
、該当する文字パターンの最初の縦1列(40ドット)
分のデータなバターンエリア3Cに読み込むことで、実
質的に1ドット分タイミングを速くして印字を行なうよ
うにした(ステップ816)。尚、パターンエリア3b
に格納されるデータはIドット前のデータを格納するた
めに使用され、このデータが本印字における加工に用い
られる。この後、ステップS17で変数iを“1”だけ
インクリメントする。
以上、ステップS16.Sl7で、データの先読みを行
なうことにより、ボールド印字位置の中心合わせを行な
う.この後、処理はステップ818に進み、後述の割込
みルーチンである1ドット印字ルーチンを発生させるた
めのタイマー18を起動するため、タイマ用ワークエリ
ア3eに値をセットする。タイマ18に起動をかけたら
、印字用のサブルーチンを終了し、メインルーチンへ戻
り処理を続行する。
上述した処理で注目すべきところは、2ドット分横方向
に太らせたボールド文字を印字する場合には、既にパタ
ーンエリア3cに第1列目のデータが格納されて、且つ
変数iが“2”になっている点である。そして、逆に、
それ以外の文字を印字する場合には、パターンエリア3
b〜3dはリセットされたままであり、変数iは“1″
になっている. 第6図に縦1列分の印字処理のサブルーチンの動作を示
すフローチャートを示す。このルーチンはタイマ割込み
信号によって起動される。尚、最初の1ドット分の印字
に関しても割り込みは、印字用のサブルーチン中のステ
ップ318でセットされたタイマーにより起動される。
先ず、タイマー18による割込み信号が発生すると、キ
ャラクタの1ドット目のデータを印字するために1ドッ
ト印字ルーチンが起動される。
ステップS21では、キャリッジ・モーター11の励磁
を行ないキャリッジを印字位置(1ドット分)に移動さ
せる.ステップS22では記録対象である文字パターン
の第i番目の縦一列分のデータ(40ビット=5バイト
)をワークエリア3dに読み込む.ここで読み込まれる
データであるが、”H”というキャラクタの2ドット太
ったボールド印字の場合、変数iは″2”となっている
ので、第2列目の40ドット分のデータである。すなわ
ち、実際の文字パターンの印字する列の番号に対して変
数iがlっ先行していることになる。尚、既に第1列目
のデータはパターンエリア3Cに読み込まれている. 一方、通常文字パターン或いは1ドット太ったボールド
文字を印字する場合には、注目文字パターンの印字する
列の番号と変数iの値は一致している。
いずれにしても、変数iで示される列のデータをパター
ンエリア3dに読み込むと、処理はステップS23に進
んで、カウンタエリア3aの内容を“1”だけデイクリ
メントする. そして、ステップS24では、ボールド・モードが設定
されているか否かの判断を行ない、もしボールド印字の
指定が無い場合には、ステップS25に進み、読み込ん
だデータ(パターンエリア3dの内容)をそのままサー
マルヘッドドライバ8に転送する. また、ボールド文字印字が指定されていると判断した場
合には、ステップS26に進みフラグエリア3fの値が
“2“であるか否か、すなわち、ボールド文字として2
ドット分太らせるのか1ドット分太らせるのかを判断す
る. 1ドット太らせるボールド文字印字であると判断した場
合には、処理はステップS27に進み、パターンエリア
3C、3dの内容(1列前のデータと現在のデータ)の
論理和を取り、その結果をサーマルヘッドドライバ8に
出力する.また、フラグエリアの内容が“2“である場
合には、処理はステップS28に進んで、パターンエリ
ア3b,3c,3dに夫々格納されているデータ(2列
前のデータ、1列前のデータ及び現在のデータ)の論理
和を取り、そのデータをサーマルヘッドドライバ8に出
力する。
尚、再度説明するが、ステップS25或いはステップS
27の処理を実行する場合には、印字対象の文字パター
ンの列の番号と変数iとは同じ値を示し、ステップS2
8の処理を実行する場合には、変数iが印字する列位置
より1つ先んじている。すなわち、2ドット太らせた文
字を印字するとき、第3図(C)に示す文字パターンと
なるところを、同図(b)に示すように1ドット分左方
向にずらして印刷することが可能となる。
いずれにせよ、処理はステップS29に進み、パターン
エリア3cの内容をパターンエリア3bに転送し、パタ
ーンエリア3dの内容をパターンエリア3cに転送する
.これによって時間の列の印字に備えている。尚、この
とき、通常文字パターンを印字する場合には、ステップ
S29の処理は行なわないようにしても良い。
さて、このステップS29が終了すると、処理はステッ
プS30に進む。ここでは転送したドットが”1”とな
っているサーマルヘッド12の発熱抵抗体を通電させる
ことで加熱させ、記録紙にインクを転写させる。
この後、変数iを“1“インクリメントし、カウンタエ
リア3aの内容が“O”とならない限りは次回の列印字
に備えて割り込み信号が発生するようタイマ18をセッ
トする処理を実行する.以下、この割り込み信号が発生
する度に第6図に示した処理が実行され、文字パターン
の記録されることになる。
以上説明した処理でもって、バランスのとれたボールド
文字が印字することが可能となる。
尚、上述した実施例では、ボールド文字として太らせる
数nを“ビ或いは“2“としたが、これ以上の数であっ
ても全く構わない。すなわち、ボールド文字の第1列目
の印字に先行して、相当する数分の列データを記憶して
おくパターンエリアを確保しさえすれば良い. く第2の実施例の説明〉 次に第1図及び第2図で示される電子タイブライクに於
て、SHADOW (影付き)文字の印字を行なう場合
について説明する. 第7図(a).(b)は第2の実施例における文字“I
”のパターンとそのパターンを元にして記録紙に印刷し
た影付き文字“I”を示している.第7図(a)に示す
文字パターンがフォントROM2bに格納されているこ
とは言うまでもない。
本第2の実施例においても、先に説明した第1の実施例
と同様、“影“どなる部分が横方向に対して2ドットあ
るから、1ドット分印字タイミングを速めて記録するこ
とにより第7図(b)のような結果を得ることができる
. 基本的考え方は第lの実施例と同じである。
但し、パターンエリア3Cには、注目文字パターンの現
在の読み込み列位置より1列前のデータが上方向に1ド
ットシフトされ、パターンエリア3bには2列前のデー
タが上方向に2ドットシフトされて記憶されろ。このパ
ターンエリア3b,3cのデータが基本文字パターンの
影部分を構成するが、第7図(b)の様に、影部分を市
松模様にするため、パターンエリア3Cに1列前のデー
タとして格納するとき、そのデータを縦方向に1ドット
置きに間引く処理(例えば、10101 0 1 0B
  (Bは2進数を示す)と論理積を取ることで達成で
きる)を施す。また、パターンエリア3bには、単にパ
ターンエリア3Cの内容を1ドット上にシフトするだけ
で良い。なぜなら、これによって少なくともパターンエ
リア3bにはパターンエリア3Cに対して1ドットずれ
たパターンが記憶されることになり、これでもって市松
模様が形成されるからである。
処理手順を第8.9図のフローチャートに従って説明す
る。但し、本第2の実施例におけるブロック構成図も第
1図のものを採用する。従って、カウンタエリア3aを
初めとする他のワークエリアや各構成要素は本第2の実
施例においてもそのままの意味で使用する.また、メイ
ンルーチンも第4図のものを採用し、ここではステップ
S7における印字ルーチンから説明する. 第8図はこの印字ルーチンであり、ステップS7でコー
ルされるものである. 先ず、ステップS41において、フォントデータの加工
に必要なRAM3中のカウンタエリア3a.パターンエ
リア3b〜3d及びフラグエリア3f等をリセットする
.この後、処理はステップS42に進み、カウンタエリ
ア3aに文字幅(=36)をセットする。次のステップ
S43では変数1に初期値として“l”を格納する。
ステップS44においては、影付き文字の印字モードか
否かを判断する。ここで、通常文字印字であると判断し
た場合には、処理はステップS49に進む。しかし、影
付き文字印字モードであると判断した場合には、ステッ
プS45に進む.ここで、変数iの値が偶数か奇数のど
ちらであるかを判断し、偶数の場合はステップS46へ
進み、本印字に先立って、該当する文字パターンの最初
の縦1列(40ドット)分のデータをパターンエリア3
Cに読み込む。そして、各々のバイトの偶数番目のビッ
トを強制的に”O”にし(各バイトとAA.或いは55
oと論理積を取る)、各々を上方向に1ビットシフトさ
せる。奇数の場合はステップS47へ進み、ステップS
46と同様にデータを読み込むが、データの各々のバイ
トの奇数番目のビットを強制的に“O“にし、各々を上
方向に1ビットシフトさせる。尚、このとき、例えば第
3図(a)における“3D1”で示されるバイトを注目
した場合、上方向にシフトすることではみ出たビットは
その上に位置している“3D2”で示されるバイトの最
下位ビットにシフトするものとする.これは他の“3D
2〜3D5”で示されるバイトについても同様である.
但し、“3D5“で示されるバイトからはみ出たビット
は無視するものとする. ステップS46またはステップS47の処理を終了する
と、処理はステップS48に進み、変数iを“l”イン
クリメントする. 以上、ステップS46,S47,S48で、データの先
読みを行なうことにより、影付き文字の中心合わせを行
なうことになる. この後、処理はステップS49に進み、後述の割込みル
ーチンである1ドット印字ルーチンを発生させるための
タイマー18を起動するため、タイマ用ワークエリア3
eに値をセットする。タイマ18に起動をかけたら、印
字用のサブルーチンを終了し、メインルーチンへ戻り処
理を続行する。
縦40ドットの印字処理を第9図を用いて説明する。こ
のルーチンはタイマ割込み信号によって起動されること
は先の第1の実施例と同じである. 先ず、ステップS51では、キャリツジ・モーター11
の励磁を行ないキャリツジを印字位置(1ドット分)に
移動させる.ステップS52では記録対象である文字パ
ターンの第i番目の縦一列分のデータ(40ビット=5
バイト)をワークエリア3dに読み込む。ここで読み込
まれるデータは、影付き文字を印字する場合であれば、
変数iは“2“どなっているので、第2列目の40ドッ
ト分のデータである.すなわち、実際の文字パターンの
印字する列の番号に対して変数iが1つ先行しているこ
とになる.尚、既に第1列目のデータはパターンエリア
3cに読み込まれている。
一方、通常文字パターンの印字の場合には、注目文字パ
ターンの印字する列の番号と変数iの値は一致している
. いずれにしても、変数iで示される列のデータをパター
ンエリア3dに読み込むと、処理はステップ353に進
んで、カウンタエリア3aの内容を“1”だけデイクリ
メントする。
そして、ステップS54では、影付き文字の印字モード
か否かを判断する。もし通常文字の印字モードが指定さ
れている場合には、ステップS55に進み、読み込んだ
データ(パターンエリア3dの内容)をそのままサーマ
ルヘッドドライバ8に転送する。
また、影付き文字の印字モードが指定されている場合に
は、ステップS56に進み、パターンエリア3b,3c
,3dに夫々格納されているデータ(2列前の影のデー
タ、1列前の影のデータ及び現在のデータ)の論理和を
取り、そのデータをサーマルヘッドドライバ8に出力す
る。
そして、ステップS57に進んで、変数iの値が偶数で
あるか否かを判断し、偶数である場合はステップS58
に進んで、次の列の影付きパターンの印字に備え、パタ
ーンエリア3cの内容を上方向に1ドットシフトさせ、
そのデータをパターンエリア3bに転送する。そして、
またパターンエリア3d内のデータの偶数番目のビット
を強制的に“O”にするとともに、それを1ビット上方
向にシフトさせ、それをパターンエリア3cに転送する
.また、ステップS57に於いて、変数iが奇数である
と判断された場合はステップS59へ進んで、ステップ
S58と同様にパターンエリア3bのデータをセットし
た後、パターンエリア3d内のデータの奇数番目のビッ
トを強制的に“O”にするとともに、1ビット上方向に
シフトしたデータをパターンエリア3cに転送する。
再び説明するが、ステップS55の処理を実行する場合
には、印字対象の文字パターンの列の番号と変数iとは
同じ値を示している。そして、ステップS56の処理を
実行する場合には、変数iが印字する列位置より1つ先
んじている.すなわち、2トット分の影が右側に付いた
文字を印字するとき、1ドット分左方向にずらして印刷
することが可能となる。
さて、ステップS55、或いはステップS58.ステッ
プS59を実行すると、処理はステップS60に進む。
ここでは転送したドットが“1“となっているサーマル
ヘッド12の発熱抵抗体を通電させることで加熱させ、
記録紙にインクを転写させる. この後、変数iを“1“インクリメントし、カウンタエ
リア3aの内容が“O”とならない限りは次回の列印字
に備えて割り込み信号が発生するようタイマ18をセッ
トする処理を実行する。
以下、この割り込み信号が発生する度に第9図に示した
処理が実行され、影付き文字或いは通常の文字の記録が
なされることになる. 以上説明したように本第2の実施例によれば、バランス
のとれた影付き文字を印字することが可能となる。
尚、本第2の実施例における影部分は2ドットとしたが
3ドットでも4ドットでも、或いはそれ以上であっても
構わない。
また、上述した第1,第2の実施例では、タイマの割り
込みいよって文字パターンの列印字を行ったが、割り込
み処理ではなく、次の列印字のデータが生成されたとき
、逐次印刷するようにしても良いことは勿論である. 更には、本実施例では電子タイブライタに使用された熱
転写式プリンタを例にしたが、ワイヤドット式のプリン
タ、インクジェット式のプリンタに適応させるようにし
ても構わない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、少なくとも横方向
にみとった文字を印字記録する場合、左右にバランスの
とれた文字を記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例における電子タイブライタのブロック
構成図、 第2図は本実施例における電子タイブライタの外観斜視
図、 第3図(a)は文字rHJの通常文字パターンを示す図
、 第3図(b)は本実施例の機器で印字されるボールド文
字のドット配置を示す図、 第3図(c)は従来の機器で印字されるボールド文字の
ドット配置を示す図、 第4図は本実施例における電子タイブライタのメインル
ーチンを示すフローチャート、第5図は第1の実施例で
の印字のためのサブルーチンの動作を示すフローチャー
ト、第6図は文字パターンの縦一列の印字ルーチンを示
すフローチャート、 第7図(a)は文字rIJの通常文字パターンを示す図
、 第7図(b)は本第2の実施例で印字される影付文字r
IJのドット配置位置を示す図、第8図は第2の実施例
での印字のためのサブルーチンの動作を示すフローチャ
ート、第9図は第2の実施例での文字パターンの縦一列
の印字ルーチンを示すフローチャートである。 図中、1−C P U、2−ROM,2a・・・プログ
ラムROM,2b・・・フォントROM,3・・・RA
M,3a・・・カウンタエリア、3b〜3d・・・パタ
ーンエリア、3e・・・モードエリア、3f・・・タイ
マエノア、3g・・・フラグエリア、3h・・・ユーザ
ーメモノ、31・・・VRAM、4・・・電源、5・・
・CPUバス、6・・・制御回路、7・・・モータドラ
イバ、8・・・サーマルヘッドドライバ、9・・・プリ
ントユニット、10・・・ヘッドモー夕、1l・・・キ
ャリツジモータ、12・・・サーマルヘッド、13・・
・リボンカセット、14・・・LCDユニット、15・
・・LCDドライバ、16・・・LCDパネル、17・
・・キーボードである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録ヘッドを走査運動させながら記録する記録装
    置において、 記録対象である文字パターンと、少なくとも当該文字パ
    ターンの横方向に1ドット単位にシフトしたn個の文字
    パターンでもつて横方向にnドット分太らせた文字パタ
    ーンを発生するパターン発生手段と、 該パターン発生手段で発生した文字パターンの縦1ドッ
    ト列単位に前記記録ヘッドでもつて記録するとき、太ら
    せたドット数に応じて前記記録ヘッドによる記録タイミ
    ングを制御する制御手段とを備えることを特徴とする記
    録装置。
  2. (2)パターン発生手段は、文字パターンの横方向に1
    ドット単位にシフトした文字パターンを発生するとき、
    そのシフトしたドット数に対応する分上方向にもシフト
    するシフト手段と、 シフトした文字パターンの所定ドットを間引く間引き手
    段とを含むことを特徴とする請求項第1項に記載の記録
    装置。
JP1233038A 1989-09-11 1989-09-11 記録装置 Pending JPH0396365A (ja)

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JP1233038A JPH0396365A (ja) 1989-09-11 1989-09-11 記録装置

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