JPH039447Y2 - - Google Patents

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JPH039447Y2
JPH039447Y2 JP1984137780U JP13778084U JPH039447Y2 JP H039447 Y2 JPH039447 Y2 JP H039447Y2 JP 1984137780 U JP1984137780 U JP 1984137780U JP 13778084 U JP13778084 U JP 13778084U JP H039447 Y2 JPH039447 Y2 JP H039447Y2
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air
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車用車高調整装置に関するもので
ある。
従来の技術 自動車の車輪懸架装置として、エアサスペンシ
ヨンを用いたものにおいては、エアサスペンシヨ
ンのエア封入部に外部よりエアを供給することに
より車高を高くし、封入されているエアを外部に
排出することにより車高を低くすることができ
る。
そこで従来より、前後左右の全車輪の各エアサ
スペンシヨンにそれぞれ車高センサを設け、該各
車高センサのアツプ信号(即ち給気信号)又はダ
ウン信号(即ち排気信号)に基づき各エアサスペ
ンシヨンの給気又は排気をそれぞれ独立して行う
コントロール装置を設けることにより、常に車両
姿勢を正常な状態に保つようにした車高調整装置
が開発されてにる(例えば特開昭58−112817号公
報参照)。
考案が解決しようとする問題点 上記のような車高調整装置において、エアはコ
ンプレツサの駆動によりリザーブタンク内に圧入
貯蔵されるが、リザーブタンク内の圧力が所定値
の下限(例えば7Kg/cm3)より下るとリザーブ
タンク内に設けられた圧力センサの信号によりコ
ンプレツサを駆動し、リザーブタンク内にエアを
供給してリザーブタンク内のエア圧を上げ、又リ
ザーブタンク内のエア圧が上り所定値の上限(例
えば9Kg/cm3)に達すると圧力センサの信号に
よりコンプレツサを停止させて、リザーブタンク
内のエア圧を所定値の範囲に保つようになつてい
る。
トランクまたは荷室に極端に重い荷物を載せた
場合、同一車高を保つためには各エアサスペンシ
ヨンには上記の所定値の下限を上まわるエア圧を
供給しなければならなくなることもあるが、圧力
センサがオンしないためコンプレツサが作動せず
車高調整ができない。
この場合サスペンシヨン装置はばね系のたわみ
が大きくなるのでストツパに当る頻度が高くなり
乗心地及び操縦安定性が損われるという問題を生
じる。
本考案は上記のような従来装置の問題を解消す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、圧力センサでリザーブタンク内のエ
ア圧が所定値の下限以下になつたときコンプレツ
サの駆動によりエアをリザーブタンク内に圧入貯
蔵し、リザーブタンク内のエア圧が所定値の上限
にしたときコンプレツサの駆動を停止してリザー
ブタンク内のエア圧を所定値範囲内に保ち、該エ
ア圧を各エアサスペンシヨンに給気したり或いは
排気して車高を調整するようにした自動車用車高
調整装置において、エアサスペンシヨンに設けら
れた車高センサからの給気信号によりリザーブタ
ンクの給気用ソレノイドバルブを開とし、リザー
ブタンクからエアをエアサスペンシヨン内に供給
し始めてから所定時間(例えば6時間程度)経つ
てもリザーブタンク内のエア圧が所定値の下限に
達しないときは過積載と判断し、給気用のソレノ
イドバルブを閉としリザーブタンクを給気系から
切り離し、コンプレツサから直接エアサスペンシ
ヨンに給気を行い、所定車高に達したときはコン
プレツサを停止し、再び車高が低くなり給気信号
が発せられるとコンプレツサが作動しエアを給気
するよう制御するロジツク回路を設けたことを特
徴とするものである。
作 用 本考案は上記のような構成を採ることにより、
過積載時において、リザーブタンクをエア圧供給
系統から切り離し、コンプレツサから直接エアサ
スペンシヨンに給気するようにしたので、リザー
ブタンクの圧力センサの設定値を影響を受けるこ
となく車高を調整できると共に、サスペンシヨン
がストツパに突き当り乗心地及び操縦安定性を損
うという不具合を完全に防止することができる。
実施例 本発明の詳細を付図実施例を合照して説明す
る。
第1図において、1はコンプレツサ、2はドラ
イヤ、3はリザーブタンクで、コンプレツサ1の
駆動によりエアはドライヤ2及びソレノイドバル
ブL1を介してリザーブタンク3内に圧入貯蔵さ
れ、前後左右のエアサスペンシヨンFL,FR,
RL,RRに装備されている車高センサA,B,
C,Dの信号に基づいて、上記リザーブタンク3
内に圧入貯蔵されているエアを各エアサスペンシ
ヨンFL,FR,RL,RRのエア封入部にそれぞれ
供給して車高を高くしたり或いは排気バルブL2
を開いて上記エア封入部内に封入されているエア
を外部に排出して車高を低くしたりすることがで
きるようになつている。
L3,L4,L5,L6は各エアサスペンシヨンFL,
FR,RL,RRの各エア封入部への給排気をそれ
ぞれ制御する給排気用ソレノイドバルブである。
4は圧力センサでリザーブタンク3内のエア圧
が所定値下になつたときコンプレツサ1の駆動制
御用ソレノイドL7を作動させてコンプレツサ1
を駆動させリザーブタンク3内のエア圧を所定値
に保つようになつている。
5はコントロール装置で、該コントロール装置
5は前記車高センサA,B,C,Dの各信号(ダ
ウン信号又はアツプ信号)が設定時間(例えば10
秒間程度)以上続いたとき該信号のインプツトに
基づきその信号に適応する各ソレノイドバルブ
L1〜L6への通電を制御し、例えばダウン信号を
発した車高センサを装備したエアサスペンシヨン
の給排気用ソレノイドバルブと排気バルブL2
開として該エアサスペンシヨンのエアを排出して
車高を下げたり、アツプ信号を発した車高センサ
を装備したエアサスペンシヨンの給排気用ソレノ
イドバルブとソレノイドバルブL1を開としその
エアサスペンシヨンにリザーブタンク3内のエア
を供給して車高を上げたりすると共に圧力センサ
4の信号に基づきソレノイドL7への通電を制御
したりするものである。
更に又コントロール装置5には車高を低車高か
ら高車高に切換える切換スイツチ6からの信号が
インプツトされるようになつており、又車高セン
サ7からの信号もインプツトされるようになつて
おり、例えば悪路走行に際して上記切換スイツチ
6をノーマルからハイに切換えることによりその
信号にてコントロール装置5が各エアサスペンシ
ヨンに給気すべき信号を発して車両の車高を高く
し、悪路走行時の車体接地等の事故を防止し得る
ようになつており、又例えば高速走行時等は車速
センサ7からの信号によつてコントロール装置5
が各エアサスペンシヨンのエア封入部のエアを外
部に排出させるべき信号を発して車両の車高を下
げ高速走行安定性の向上をはかり得るようになつ
ている。
尚、8は電源、9は電源スイツチを示す。
以上にような車高調整装置を備えた自動車にお
いて、本考案ではエアサスペンシヨンFL,FR,
RL,RRに設けられた車高センサA,B,C,D
からの給気信号によりエアサスペンシヨンの給排
気用ソレノイドバルブL3,L4,L5,L6とソレノ
イドバルブL1を開とし、コンプレツサ1により
エア圧が所定値の範囲内(7Kg/cm3〜9Kg/
cm3)に保持されているリザーブタンク3からエア
が供給され車高を上げ始めるが、上記ソレノイド
バルブL1が開となりエアの供給が始まつてから
所定時間(例えば6秒間程度)が経過してもリザ
ーブタンク3のエア圧が上記所定値の下限(7Kg
/cm3)に達せず圧力センサ4からコンプレツサ
1を駆動させオン信号が発せられない時は過積載
と判断し、ソレノイドバルブL1を閉としコンプ
レツサ1からドライヤ2を介して直接に各エアサ
スペンシヨンFL,FR,RL.RRにエアを供給す
ると共にそれ以後はコンプレツサ1の作動のみで
供給する信号を発するロジツク回路51をコント
ロール装置5内に設けたものである。
上記ロジツク回路51による制御系統の一例は
第2図のブロツク図に示す通りである。
即ち、ソレノイドバルブL1が開となり車高調
整が始まつてから所定時間(例えば6秒間程度)
内にリザーブタンク3のエア圧が所定値の下限
(7Kg/cm3)に達したときに通常の積載状態と
判断し、圧力センサ4のオン,オフと同期するコ
ンプレツサ1の作動によりエア圧が所定値の範囲
内に保持されているリザーブタンク3から各エア
サスペンシヨンFL,FR,RL,RRにエアが供給
される通常の車高調整作動を行う。
又ソレノイドバルブL1が開となり車高調整が
始まつてから所定時間(例えば6秒間程度)が経
過してもリザーブタンク3のエア圧が所定値の下
限に達しないときは過積載と判断しソレノイドバ
ルブL1を閉としコンプレツサ1だけから各エア
サスペンシヨンFL,FR,RL,RRにエアを供給
して車高調整作動を行う。
上記において、車高が基準車高(低車高又は高
車高)に達すると各エアサスペンシヨンFL,
FR,RL,RRの給排気用ソレノイドバルブL3
L4,L5,L6を閉としコンプレツサ1が停止する
が、再び車高が低くなつたときは上記給排気用ソ
レノイドバルブL3,L4,L5,L6を開とし、コン
プレツサ1を作動させて車高調整作動を行う。
考案の効果 上記のように構成した本考案によれば、過積載
時にリザーブタンクをエア供給系統から切り離
し、コンプレツサから直接各エアサスペンシヨン
にエアを供給するようにしたので過積載状況に対
応したエア圧の供給により基準車高を完全に保持
することができるので、各エアサスペンシヨンが
ストツパにつき当ることにより乗心地及び操縦安
定性を害することがない等実用上多大の効果をも
たらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すエアサスペンシ
ヨンの給排気制御系統説明図、第2図はロジツク
回路による制御態様の一例を示すブロツク図であ
る。 1……コンプレツサ、3……リザーブタンク、
4……圧力センサ、5……コントロール装置、5
1……ロジツク回路、6……切換スイツチ、7…
…車速センサ、A,B,C,D……車高センサ、
FL,FR,RL,RR……エアサスペンシヨン、L1
……ソレノイドバルブ、L2……排気バルブ、L3
L4,L5,L6……給排気用ソレノイドバルブ、L7
……駆動制御用ソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の車輪のエアサスペンシヨンにそれぞれ車
    高センサを設け、該車高センサの給気信号及び排
    気信号に基づき、コンプレツサによりリザーブタ
    ンク内に貯蔵されたエアを各エアサスペンシヨン
    に供給して車高を上げたり各エアサスペンシヨン
    内のエアを排気して車高を下げたりする出力信号
    を発するコントロール装置を設けた自動車におい
    て、上記車高センサからの給気信号によりリザー
    ブタンクの給気用ソレノイドバルブを開としエア
    サスペンシヨンにエアを供給し始めてから所定時
    間内にリザーブタンクのエア圧が所定値下限に達
    せずコンプレツサが作動しないときは過積載と判
    断し、リザーブタンクの給気用ソレノイドバルブ
    を閉とすることにより該リザーブタンクを給気系
    から切り離しコンプレツサのみによつてエアサス
    ペンシヨンにエアを供給する信号を発するロジツ
    ク回路を設けたことを特徴とする自動車の車高調
    整装置。
JP1984137780U 1984-09-11 1984-09-11 Expired JPH039447Y2 (ja)

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JPS6152508U JPS6152508U (ja) 1986-04-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047715A (ja) * 1983-08-25 1985-03-15 Mitsubishi Motors Corp 車高調整装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6047715A (ja) * 1983-08-25 1985-03-15 Mitsubishi Motors Corp 車高調整装置

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JPS6152508U (ja) 1986-04-09

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