JPH0392554A - 車両用エンジン出力制御装置 - Google Patents

車両用エンジン出力制御装置

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Publication number
JPH0392554A
JPH0392554A JP1230021A JP23002189A JPH0392554A JP H0392554 A JPH0392554 A JP H0392554A JP 1230021 A JP1230021 A JP 1230021A JP 23002189 A JP23002189 A JP 23002189A JP H0392554 A JPH0392554 A JP H0392554A
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JP
Japan
Prior art keywords
control
valve
throttle
throttle valve
engine output
Prior art date
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Application number
JP1230021A
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English (en)
Inventor
Takeo Akiyama
秋山 毅夫
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/574,682 priority patent/US5124922A/en
Publication of JPH0392554A publication Critical patent/JPH0392554A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • B60K28/10Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle 
    • B60K28/16Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle  responsive to, or preventing, skidding of wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アクセル操作と連動する第1スロットルバル
ブとは別に外部から開閉制御可能な第2スロットルバル
ブが設けられ、この第2スロットルバルブの開閉ホ11
御によりエンシン出力をIII #する車両用エンジン
出力制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、車両用エンジン出力制御装置としては、例えば、
特開昭62−23549号公報に記載されている装置が
知られている。
この従来出典には、アクセル操作と連動する第1スロッ
トルバルブとは別に外部から開閉制御可能な第2スロッ
トルバルブがエンジンの吸気通路に直列に設けられ、エ
ンジン出力制御条件を満たす時、即ち、駆動輪スリップ
の発生時に、駆動輪スリップの発生状況に応じて第2ス
ロットルバルブを開,閉,保持の3態様で制御し、アク
セル操作スロットル系とは独立したスロットル制御系に
よりエンジン出力を低減制御させることで駆動輪スリッ
プを抑制し、また、エンジン出力制御条件を満たさない
時、即ち、エンジン出力非制御時は第2スロットルバル
ブを第1スロットルバルブの開度状態に応じ、例えば、
1対1で追従開閉制御する装置が示されている。
従って、エンジン出力制御が長時間や長期間1こわたっ
て行なわれない時、第2スロットルバルブの固着を防止
することができるし、また、エンジン出力制御の終了後
に短時間でエンジン出力制御が再開される場合に、第2
スロットルバルブが所定低開度まで短時間で戻り、駆動
輪スリップの収束応答性か高いという長所を持つ。
(発明か解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の車両用エンジン出力制
御装置にあっては、エンジン出力非制御時に第2スロッ
トルバルブを常に第1スロットルバルブに対し追従開閉
制御させる装置となっている為、下記に列挙する問題を
生じる。
■ 第2スロットルバルブを開閉駆動させるアクチュエ
ー夕が耐久性の面で劣る。
■ 第1スロットルバルブとは直列に吸気通路に配置さ
れる第2スロットルパルブがエンジン吸気の吸入抵抗と
なったり.エンジン吸気に乱流を生じさせたりする。
尚、エンジン吸気の吸入抵抗となったり、エンジン吸気
に乱流が生じると、アクセル操作量に対応するエンジン
出力が出なかったり、アクセル操作変化に対するエンジ
ン出力応答性が遅れたりする影響を及ぼすし、例えば、
第2スロットルバルブの上流側にEGR用のバイパス吸
気通路が設けられている場合、バイパス吸気通路に流れ
る流量に過不足を生じるというような影響を及ぼす。
本発明は、上述のような問題に着目してなされたもので
、メカスロットルとアクチュエータスロットルとのタン
デムスロットルを有する車両用エンジン出力制御装置に
おいて、第2スロットルバルブの固着防止と、駆動輪ス
リップの高収束応答性と、アクチュエータ耐久性の向上
と、エンジン吸気へのEIF緩和とを併せて満足する装
置を提供することを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明の車両用エンジン出力
制御装置では、エンジン出力制御条件を満たさない時に
は、第2スロットルバルブを第1スロットルバルブに追
従させると共に、所定の追従制御解除条件を満たすと第
2スロットルバルブを全開復帰させる手段とした。
即ち、第1図のクレーム対応図に示すように、アクセル
ペダルaと連動する第1スロットルバルブbとは直列配
置によりエンジン吸気通路Cに設けられる第2スロット
ルバルブdと、前記第2スロットルバルブdを開閉駆動
させるバルブアクチュエータeと、エンジン駆動力が伝
達される駆動輪のスリップ状況を検出する駆動輪スリッ
プ検出手段fと、駆動輪スリップ情報を含む所定の制御
条件を判断するエンジン出力制御条件判断千段9と、エ
ンジン出力制御条件を満たす時には、第2スロットルバ
ルブdの開閉駆動によりエンジン出力を低減制御させる
制御指令を前記バルブアクチュエータeに出力するエン
ジン出力制御手段hと、第1スロットルバルブbの第1
バルブ開度を検出する第1スロットル開度検出手段iと
、第2スロットルバルブdの第2バルブ開度を検出する
第2スロットル開度検出手段jと,エンジン出力制御条
件を満たさない時には、第2スロットルバルブdの第2
バルブ開度を第1スロットルバルブbの第1バルブ開度
に一致させるように追従させると共に、所定の追従制御
解除条件を満たすと第2スロットルバルブdを全開復帰
させる制御指令を前記バルブアクチュエータeに出力す
る第2スロットルバルブ復帰制御手段kとを備えている
事を特徴とする。
(作 用) エンジン出力制御条件を満たさない時には、第2スロッ
トルバルブ復帰制御手段kにおいて、第2スロットルバ
ルブdの第2バルブ開度を第1スロットルバルブbの第
1バルブ開度に一致させるように追従させると共に、所
定の追従制御解除条件を満たすと第2スロットルバルブ
dを全開復帰させる制御指令がバルブアクチュエータe
に出力される。
従って、エンジン出力制御条件を満たさない時であって
、所定の追従制御解除条件を満たさない時には、第2ス
ロットルバルブdが第1スロットルバルブbに追従して
開閉制御される為、錆や異物の付着や凍結等を原因とす
る第2スロットルバルブの固着が防止されるし、エンジ
ン出力制御終了の直後に制御再開される時には、第2ス
ロットルバルブdの追従制御により短時間で第2スロッ
トルバルブdをエンジン出力制御に必要な低開度にする
ことができ、スリップ収束応答性の向上が図られる。
また、第2スロットルバルブdは、常時追従制御される
のではなく、所定の追従制御解除条件を満たすと全開復
帰する為、第2スロットルバルブを開閉駆動させるバル
ブアクチュエータeの耐久性が向上するし、第1スロッ
トルバルブbとは直列に吸気通路Cに配置される第2ス
ロットルバルブdが、常にエンジン吸気の吸入抵抗とな
ったり、エンジン吸気に乱流を生じさせることがない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
第2図は本発明の車両用エンジン出力制御装置が適用さ
れた後輪駆動車の制駆動系制御システム全体図で、後輪
スリップ率が最適許容範囲内になる様にモータスロット
ル開度制御を行なうスロットル制御システム(車両用エ
ンジン出力制御装置に相当)と、左右各後輪のうち空転
しそうな後輪に自動的に制動力を与えるブレーキ制御シ
ステムと、急制動時等に車輪ロックを防止する様に前後
輪ブレーキ液圧制御を行なうアンチスキッドブレーキシ
ステムとがトラクション集中制御システムとして搭載さ
れている。
尚、この制御システムには周辺システムとして、図示の
ように、エアフローメータAFuやエンジン集中電子制
{卸ユニットECCS C/Uやインジェクタを有し、
燃料噴射制御.点火時期制御,アイドル回転数補正等を
集中制御するエンジン集中電子制御システムと、オート
マチックトランスミッション制御ユニットA/T C/
Uやシフトソレノイドを有し、変速制御やロックアップ
制御等を行なうオートマチックトランスミッションil
1 ?卸システムと、ASCDアクチュエー夕を有し、
設定車速を維持するように車速自動制御を行なう定速走
行制御システムが設けられている。
そして、タンデムスロットルを用いて行なわれるトラク
ション制御との関連制御として、エンジン集中電子制御
システムやオートマチックトランスミッション制御シス
テムでは、トラクション制御時であるか否かを示すトラ
クションスイッチ信号TCS SWや第1スロットル信
号TVO +や第2スロットル信号TVO2を入力し、
トラクション制御時にスロットル開度情報として第1ス
ロットルバルブと第2スロットルバルブのうち小さいバ
ルブ開度を選択する制?11(セレクト口一制fIl)
等が行なわれ、また、定速走行制御システムでは、トラ
クションスイッチ信号TCS SW等を入力し、トラク
ション制御時には定速走行制御を禁止する等のトラクシ
ョ?制御との関連制御が行なわれる。
次に,トラクション集中制御システムの構成を説明する
実施例におけるトラクション制御(駆動力減少制fil
l)は、様々な運転条件においてより高いトラクション
能力で最良の安定走行を得る為、スロットル制御システ
ムによるモータスロットル開度制御と、ブレーキ制御シ
ステムによる左右後輪独立ブレーキ制御とを併用するよ
うにしていて、両制御とアンチスキッドブレーキ制御と
の集中電子制御がトラクションコントロールシステム電
子制御ユニットTCS−ECU  (以下、TCS−E
CU ト略称する)により行なわれる。
前記TCS−ECUには、右前輪連センサ1からの右前
輪速V■9と、左前輪速センサ2からの左前輪速VAN
Lと、右後輪速センサ3からの右後輪速VNARと、左
後輪速センサ4からの左後輪速VNALと、横加速度セ
ンサ5からの横加速度Yaと、TCSスイッチ6からの
スイッチ信号SW,cと、ブレーキランプスイッチ7か
らのスイッチ信号SW5■と、スロットルコントロール
モジュールTCIJからのスロットル1実開度DKVと
、オルタネータし端子8からの出力(エンジン回転モニ
タ)等が入力される。
そして、TCS−ECUからは、駆動輪スリップ発生時
にモータスロットル開度制御を行なうべくスロットルコ
ントロールモジュールTCIJ  (IJ下、TCIJ
と略称する)にスロットル2目標開度DKRが出力され
る。
また、トラクションコントロールシステムハイドロリ・
ンクユニ・ント丁CS−HUとトラクションコントロー
ルシステムハイドロリックユニットTCS−HUに対し
ては、駆動輪スリップ発生時に後輪液圧制御を行なうべ
く左右それぞれの後輪TCS用ソレノイドバルブ9.1
0に対し制御指令が出力され、さらに、急制動時等にア
ンチスキッドブレーキ制御を行なうべく左右それぞれの
前輪用ソレノイドバルブIT.12と左右後輪ABS用
ソレノイドバルブ13に対し制御指令が出力される。
尚、TCS−ECUからは、上記出力以外に、丁CSフ
エイル時にはTCSフェイルランブ14に点灯指令が出
力され、丁CS作動時にはTCS作動中ランプ15に点
灯指令が出力される。
前記TCIJは、スロットルモータ駆動回路を中心とす
る制御回路で、第1スロットルセンサ16からの第1ス
ロットル信号TVO +を入力し、丁CS−ECUにス
ロットル1実開度DKVとして出力したり、第2スロッ
トルセンサ17からの第2スロットル信号Tν02をス
ロットル2目標開度1)KRに対するフィードバック情
報として入力したり、TCS−ECUからのスロットル
2目標開度DKRに基づきスロットルモータ18にモー
タ駆動電流■7を印加する。
ここで、第1スロットルセンサ16か設けられる第1ス
ロットルバルブ19は、アクセルペダル20と連動して
作動するバルブであり、第2スロットルセンサ17が設
けられる第2スロットルバルブ21は、第1スOットル
バルブ19とは直列配置によりエンジン吸気通路22に
設けられ、スロットルモータ18によりる開閉駆動され
るバルブである。
第3図は左右後輪独立ブレーキ制御とアンチスキッドブ
レーキ制御とを兼用するブレーキa圧制御系を示す油圧
回路図で、ブレーキマスクシリンダ30と各ホイールシ
リンダ31.32,33.34との油路の途中に設けら
れる周知のアンチスキッドブレーキシステムハイドロリ
ックユニットABS−HU (以下、ABS−HUと略
称する)に、トラクションコントロールシステムハイド
ロリックユニットTCS−Hυ(以下、TCS−HUと
略称する)と、アキュムレータユニットAUと、ポンプ
ユニットPυとを追加することで構成されている。
前記ABS−Hυには、モータ35と、ポンブ36と、
アキュムレータ37.38と、リザーバタンク39,4
0と、左前輪用ソレノイドバルブ11と、右前輪用ソレ
ノイドバルブ12と、左後輪TCS用ソレノイドバルブ
9を有している。
前記TCS−HUには、ABS−TCS切換バルブ41
と、右後輪TCS用ソレノイドバルブ10と、左右後輪
ABS用ソレノイドバルブ13と、油圧スイッチ42を
有する。
前記アキュムレータユニット八〇には、内壁か二重に密
閉されているガスピストンアキュムレータ43を有し、
前記ボンブユニットPUには、七ータ44と、マスクシ
リンダ30に付設されたリザーバタンク45からの作動
油を前記アキュムレータ43に供給するポンプ46を有
する。
そして、アンチスキッドブレーキ制御時には、マスクシ
リンダ30からの後輪側ブレーキ液圧を信号圧として作
動するABS−TCS切換バルブ41がバルブ閉となり
、また、左右の後輪TCS用ソレノイドバルブ9,10
を、第3図に示すように、増圧位置に固定する。この状
態で、左前輪用ソレノイドバルブ11と右前輪用ソレノ
イドバルブ12と左右後輪ABS用ソレノイドバルブ1
3を外部指令により作動制御する。また、左右後輪独立
ブレーキ制御時には、圧力スイッチ42に連動してON
一〇FFの作動をするモータリレ−47に従ってモタを
駆動制御し、ガスピストンアキュムレータ43に常に所
定圧の作動油を蓄圧しておき、左右の後輪TCS用ソレ
ノイドバルブ9,10のそれぞれを外部指令により作動
制御する。
次に、作用を説明する。
(イ)トラクション基本制御 第4図はTCS−ECUにおいて制御開始条件を満足す
る時点から制御終了条件を満足するまで行なわれるトラ
クション基本制御作動を示すブロック図であり、各車輪
速センサ1,  2,  3.  4からの入力信号に
より必要制御情報が演算により求められ、予め設定され
ているスロットル制御しきい値マップとブレーキ制御し
きい値マップと制御情報との対比により、スロットル制
御側では第2スロットルバルブ21を開,閉,保持の3
態様のいずれかで制御するOKR信号が出力され、ブレ
ーキ制御側では左右それぞれの後輪に対し、ブレーキ液
圧を増圧,保持.減圧のいずれかで制御するブレーキ制
御電流が出力される。
尚、第5図は前記トラクション基本制御かアクセル急踏
みにより後輪スリップが発生する中間加速時に行なわれ
る場合のタイムチャートである。
(口)スロットル制御 第6図はTCS−ECU及びTCIJで行なわれるスロ
ツトル制御作動の流れを示すフローチャートであり、以
下各ステップについて説明する。
ステップ60では、イグニッションスイッチをONにし
て制御作動を開始するにあたってイニシャライズ処理(
例えば、TC−FLG= Oとしたり、タイマ値下をク
リアにする等)か行なわれる。
ステップ61では、第1スロットル信号rvo+や第2
スロットル信号TV02等の必要な制御情報が入力され
る。
ステップ62では、スロットル制御時(TC・FLG=
1)か非制御時(TC・FLG= O )かを示すTC
−FLGが1かどうかが判断される。
ステップ63では、スロットル制御スリップ率S5か4
%以上かどうかが判断される。
即ち、スロットル非制御時(TC−FLG= O )で
あって、スロットル制御スリップ率S5がS,≧4%で
あることがスロットル制御の開始条件であり、両条件を
満足する時には,ステップ64へ進み、TC−FLGが
Oから1に書き換えられる。
ステップ62でTC−FLG= 1であると判断された
場合には、ステップ65へ進み、ステップ65ではスロ
ットル制御スリップ率SsかS5≦2%であるかどうか
が判断され、次のステップ66では後輪加速度V IJ
ANが設定加速度V。以下かどうかが判断される。
ステップ65.66のいずれか一方に条件を満足しない
時にはステップ67へ進み、タイマ値下かクリアされる
また、ステップ65.66の両条件を満足する時には、
ステップ68へ進み、タイマ値下がインクリメントされ
、次のステップ69へ進み、タイマ値下が設定タイマ値
下。以上かどうかが判断される。
即ち、スロットル制御スリップ率SsかSs≦2%で、
後輪加速度vlJANがV uAN≦Voである状態が
設定タイマ値下。による時間だけ継続するという条件を
スロットル制御の終了条件とし、この終了条件を満足す
る時には、ステップ71へ進み、TC.FLGが1から
Oに書き換えられると共にタイマ値下がクリアにされる
また、スロットル制御の開始から終了条件を満足するま
では、ステップ70へ進み、上記トラクション基本制御
で述べた通常のスロットル制御が行なわれる。
一方、スロットル非制御時(TC−FLG= O )で
あって、ステップ63でスロットル制御スリップ率Ss
がS5〈4%であると判断された時には、ステップ72
以降の第2スロットルバルブ21の復帰制御処理ステッ
プへ進む。
ステップ72では、第2スロットルバルブ21のバルブ
目標開度TVO2*が、TVO2* =TVOIに設定
される。
ステップ73では、第2スロットルバルブ21の追従制
御解除条件を満足するか否かが判断される。
尚,追従制御解除条件は、例えば、イグニッションスイ
ッチOFF時,制御終了時から所定の走行距離を走行し
た時.制御終了時から所定の時間経過した時.外気温5
゜C以上で、雨滴を感知していない時等であり、これら
の条件の1つもしくは複数の組合わせ条件により判断す
る。
そして、追従制御解除条件を満たさない時には、ステッ
プ74へ進み、第2スロットルバルブ21のバルブ開度
を第1スロットルバルブ19のバルブ開度に一致させる
追従開閉制御指令が出力される。
また、追従制御解除条件を満たした時には、ステップ7
5へ進み、第2スロットルバルブ21を全開復帰させる
指令が出力される。
従って、第2スロットルバルブ復帰制御では、下記に述
べるような特徴を有する。
■ スロットル制御開始条件を満たさない時であって、
所定の追従制御解除条件を満たさない時には、第2スロ
ットルバルブ21が第1スロットルバルブ19に追従し
て開閉制御される為、錆や異物の付着や凍結等を原因と
する第2スロットルバルブ21の固着が防止される。
■ スロットル制御終了の直後に制御再開される時には
、第7図の実線特性に示すように、第2スロットルバル
ブ21の追従制御により短時間jsで第2スロットルバ
ルブ21をスロットル制御に必要な低開度にすることが
でき、スリップ収束応答性の向上が図られる。
尚、スロットル制御終了後に全開復帰させるようにした
場合には、第7図の1点鎖線特性に示すように、制御再
開時に第2スロットルバルブ21をスロットル制御に必
要な低開度にするまでの長時間1Lを要し、スリップ収
束応答性が劣る。
■ 第2スロットルバルブ21は、常時追従制御される
のではなく、所定の追従制御解除条件を満たすと、第8
図に実線特性に示すように、全開復帰する為、第2スロ
ットルバルブ21を開閉駆動させるスロットルモータ1
8を全開復帰後は停止状態に保つことができ、モータ耐
久性が向上する。
■ ■で述べたように、第2スロットルバルブ21は所
定の追従制御解除条件を満たすと全開復帰する為、第1
スロットルバルブ19とは直列に吸気通路22に配置さ
れる第2スロットルバルブ21が、常にエンジン吸気の
吸入抵抗となったり、エンジン吸気に乱流を生じさせる
ことがない。
この結果、エンジン吸気の吸入抵抗となったり,エンジ
ン吸気に乱流が生じた場合に起るエンジン出力影響を軽
減できるし、また、例えば、第2スロットルバルブの上
流側にEGR用のバイパス吸気通路が設けられている場
合、バイパス吸気通路に流れる流量に過不足を生じると
いう影響も軽減できる。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的
な構成はこの実施例に限られるものではない。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明にあっては、メカスロ
ットルとアクチュエータスロットルとのタンデムスロッ
トルを有する車両用エンジン出力制御装置において、エ
ンジン出力制御条件を満たさない時には、第2スロット
ルバルブを第1スロットルバルブに追従させると共に、
所定の追従制御解除条件を満たすと第2スロットルバル
ブを全開復帰させる手段とした為、第2スロットルバル
ブの固着防止と、駆動輪スリップの高収束応答性と、ア
クチュエータ耐久性の向上と、エンジン吸気への影響緩
和とを併せて満足する装置を提供することが出来るとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用エンジン出力制御装置を示すク
レーム対応図、第2図は実施例の車両用エンジン出力制
御装置が適用された後輪駆動車の制駆動系制御システム
全体図、第3図は制駆動系制御システムのブレーキ液圧
制御系を示す油圧回路図、第4図はトラクション基本制
御作動を示すブロック図、第5図はトラクション基本制
御作動を示すタイムチャート、第6図はスロットル制御
作動の流れを示すフローチャート、第7図はスロットル
制御終了の直後に制御再開される場合のスロットル開度
特性を示すタイムチャート、第8図はスロットル制御終
了後に追従制御解除条件を満たす場合のスロットル開度
特性を示すタイムチャートである。 a・・・アクセルペダル b・・・第1スロットルバルブ C・・・エンジン吸気通路 d・・・第2スロットルバルブ e・−・バルブアクチュエータ f・・一駆動輪スリップ検出手段 9・・・エンジン出力制御条件判断手段h・・・エンジ
ン出力制御手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)アクセルペダルと連動する第1スロットルバルブと
    は直列配置によりエンジン吸気通路に設けられる第2ス
    ロットルバルブと、 前記第2スロットルバルブを開閉駆動させるバルブアク
    チュエータと、 エンジン駆動力が伝達される駆動輪のスリップ状況を検
    出する駆動輪スリップ検出手段と、駆動輪スリップ情報
    を含む所定の制御条件を判断するエンジン出力制御条件
    判断手段と、 エンジン出力制御条件を満たす時には、第2スロットル
    バルブの開閉駆動によりエンジン出力を低減制御させる
    制御指令を前記バルブアクチュエータに出力するエンジ
    ン出力制御手段と、 第1スロットルバルブの第1バルブ開度を検出する第1
    スロットル開度検出手段と、 第2スロットルバルブの第2バルブ開度を検出する第2
    スロットル開度検出手段と、 エンジン出力制御条件を満たさない時には、第2スロッ
    トルバルブの第2バルブ開度を第1スロットルバルブの
    第1バルブ開度に一致させるように追従させると共に、
    所定の追従制御解除条件を満たすと第2スロットルバル
    ブを全開復帰させる制御指令を前記バルブアクチュエー
    タに出力する第2スロットルバルブ復帰制御手段と、 を備えている事を特徴とする車両用エンジン出力制御装
    置。
JP1230021A 1989-09-05 1989-09-05 車両用エンジン出力制御装置 Pending JPH0392554A (ja)

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JP1230021A JPH0392554A (ja) 1989-09-05 1989-09-05 車両用エンジン出力制御装置
US07/574,682 US5124922A (en) 1989-09-05 1990-08-30 System and method for controlling engine output to suppress slips on wheels applicable to automotive vehicle

Applications Claiming Priority (1)

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JP1230021A JPH0392554A (ja) 1989-09-05 1989-09-05 車両用エンジン出力制御装置

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ID=16901330

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