JPH0390639A - 電子的ヤーンクリアラの応答限界を設定する方法 - Google Patents

電子的ヤーンクリアラの応答限界を設定する方法

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JPH0390639A JP2198109A JP19810990A JPH0390639A JP H0390639 A JPH0390639 A JP H0390639A JP 2198109 A JP2198109 A JP 2198109A JP 19810990 A JP19810990 A JP 19810990A JP H0390639 A JPH0390639 A JP H0390639A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クリアリングされるべき糸の番手を考慮し、
クリアリングの過程中で糸の太さを測定し、該測定の結
果を設定した許容限界と比較する如くした、電子的ヤー
ンクリアラの応答限界を設定する方法に関する。
〔従来の技術〕
正確で再現性のあるヤーンクリアリングを行うだめの基
本的な条件はクリアリングさるべき糸荷口に対する基本
設定であることは周知の通りである（例えばＵＳＴＥＲ
Ｎｅｗｓ　Ｂｕｌｌｅｔｉｎ　Ｎｒ、２９、ｘ９ｓ！％
ｓ月’Ｄａｓ　ＵＳＴＥＲ−５ｙｓｔｅｉ＊　ｄｅｒ　
Ｇａｒｎｆｅｂｌｅｒ−ｋｏｎｔｒｏｌｌｅ　’（ここ
にＵＳＴＥＲは出願人ツエルヴ工−ゲル・ウスチル社の
登録商標）が参照される）。この基本設定の中考慮され
ねばならない最も重要な値は糸の番手、即ち太さであり
、これは応答限界（＝許容値ンを決めるのに用いられ、
該限界を超えるとクリアラによる糸のカットがトリガさ
れる。
通常紡績工場においては異なった番手の糸が紡出されて
おり、特に互いに番手が僅かしか違っていない糸がある
時は混同、取り違えが発生し易い。しかし番手の僅かな
違いでも、織布又はメリヤス上で眼に見える筋を生じ、
製品を不合格品にしてしまうことがある。この様な混同
の危険を避けるために、糸の太さを測り、許容限界を超
える時は警告を発し、あるいは生産を停止させるごとき
系モニタユニットがある。しかしどんな糸でも、通常の
生産工程ではある程度の偏りは完全には避けることはで
きないので、応答限界の設定にはある種の困難が付きま
とう。
例えば許容限界の設定が狭すぎると誤った警告が頻々と
発生する。他方、限界の設定が広すぎると、全ての欠陥
を検出し尽くせるわけではない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、一方では上記混同の危険を除き、他方
では実際の生産環境の下で応答限界を最適に設定できる
ようにしようとするものである。操作もまた簡単でなけ
ればならない。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は本発明によれば、与えられた長さの系中に許
容される欠陥警告の数をクリアラの設定に用いる、換言
するば許容警告頻度を固定し、クリアリング過程中糸太
さの測定値を連続的に記録し、測定値の分布を求め、こ
の分布と予め定めた許容警告の頻度とから応答限界を統
計的手法により独立に確定することによって解決さｔｔ
Ｘ 〔発明の効果〕 本発明の方法によれば、応答限界の自動設定が可能とな
り、この設定は予め定めた欠陥警告の数だけが発生する
ように最適化される。異なった太さの糸の間の混同は避
けられ、更に加えてコントロールユニットで発生するで
あろうトレランスも考慮されるという利点がある。
本発明はまた、上記方法を実施するための装置にも関す
る。本装置は糸の太さを監視するためのセンサと、該セ
ンサの測定信号によりトリガされ動作を開始するための
アクチュエータと、上記センサとアクチュエータを接続
する中央信号処理段とを有する。
本発明による装置は、中央信号処理段がセンサの測定信
号の統計的評価段と、許容警告頻度の入力のための入力
段と、応答限界を確定するための処理段とを有すること
を特徴とする。
〔実施例〕
本発明を実施例について添付の図により以下に詳述する
。
以下の説明において、電子的ヤーンクリアｊノングにつ
いては公知であると見なす。これに関連して、前述のＵ
ＳＴＥＲＮｅｗｓ　Ｂｕｌｌｅｔｉｎ　Ｎｒ−２９が参
照される。
第１図はワインダ上に取り付けられたヤーンクリアリン
グユニットのブロック図を示す。これら各ワインダは多
くの巻取りユニットを有し、いくつかのセクションを構
成する。その中の２つをＳＭＩ、５Ｍ２で図中に示した
。各巻取りユニットには、糸の太さを監視するためのセ
ンサｌと該センサｌの測定信号によりトリガされる動作
を開始させるためのアクチュエータ２とが取り付けられ
ている。センサｌの糸太さ信号（１，Ｆは、マルチプレ
クサ３とパワーライン４で中央信号処理段５、例えばＵ
ＳＴＥＲＰＯＬＹＭＡＴＩＣのセントラルユニットに加
えられる。中央信号処理段５の出力信号はパワーライン
４とデマルチプレクサ６を介し対応するアクチュエータ
２に達する。
応答限界の自動形成は中央信号処理段５中で行われる。
これについては個々の機能段の１つのセクションを第２
図に示した。図示のごとく、中央信号処理段５はＡ／Ｄ
コンバータ７を有し、これにセンサ１の糸太さ信号ＧＦ
が与えられる（第１図）。ディジタル化された糸太さ信
号ＧＦ＊はコンパレータ８に導かれ、ここで上、下限値
と比較される。
異なった可能な糸断面の数にしたがって、同様なコンパ
レータ８が準備されており、該コンパレータは各センサ
１の信号がどんな限界内に入っているかを求め、各々の
太さ信号を、関連する太さクラスに割り当てられたカウ
ンタ９の１つに送る。カウンタ９のそれぞれに１つのコ
ンパレータ８から受けた信号は１つの事象としてカウン
トされ、従ってすべてのカウンタ９のカウントにより、
全ての巻取りユニットの糸太さの頻度分布が形成される
。
この頻度分布より、統針段１０で統計的手法により平均
値と標準偏差が計算される。計算された平均値ＭＹは加
算段１１又は減算段１２に導かれる。標準偏差ＳＡは乗
算段１３の１つの入力に与えられる。該乗算回路の他の
入力には、糸の単位長さ当りの許容警告数を決める変数
Ｎを入力するための入力段１４の出力がつながれている
。通常の生産のバラツキをもとに、これが正規分布をし
ていると仮定すれば、警告頻度と変数Ｎの間には１つの
関係がある。警告頻度が１％となるのはＮが２．５８の
値の時、又０．１％となるのはＮが３．２９で示される
。ＳＡとＮの積、即ち警告頻度と標準偏差の積は乗算段
１３で形成される。乗算段１３の出力は加算段１１．減
算段１２に与えられ、それらの出力は太さの上限ＧＯと
下限ＧＵを示すこととなる。従ってこれらの限界値は種
型偏差のＮ倍を平均値ＭＷに加え、あるいはＭＹから減
することによって得られる。
限界値ＣＯを超えるか、限界値ＧＵより小さくなる糸太
さの偏りがセンサｌにより巻取りユニットの１つで検出
されると、中央信号処理段５は１つの信号をデマルチプ
レクサ６に送る。該デマルチプレクサ６は対応するアク
チュエータ２をトリガし、その結果、その巻取りユニッ
トでの生産は、この様な欠陥が取り除かれるまで停止さ
れる。
前述の如く、応答限界、即ち限界値ｃｏ、ｃｕは測定し
た糸の太さの分布と、予め定めた許容警告頻度Ｎにもと
づき独立に確定されるが、この場合、警告限界の外にあ
る測定値、即ち対応するアクチュエータ２を作動させる
様な偏った測定値は統ｆ′ｔｆ′を算には考慮に入れな
い。
警告限界が固定される前にある程度（例えば１００）の
基本となる測定値がなければならない。本発明の方法が
ワインダに適用されると、これらの基本値は新しいボビ
ン毎に、あるいは糸切れの後、即ちスタートアップか、
生産位置が再びスタートアップする時に確認される。そ
してこの基本となる測定値から平均値と標準偏差が求め
られる。
上記に説明した方法によれば、実際の環境を基にして応
答限界を最適に、自動的に設定することができ、一方、
単に予め欠陥警告の発生する許容値を入れるだけでこの
数値から応答限界の設定の基礎が形成される。その結果
、系中に残してよい糸欠陥と、糸から取り除き、従って
生産停止に至り、邪魔になる糸つなぎ部分を生産する糸
欠陥との間で最適な関係が得られる。
本発明の方法で作動する糸のモニタリングユニットの操
作は極めて簡単で、糸太さの監視は信頼テき、一方如何
なる装置のトレランスも考慮に入れられる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明による方法により作動するヤーンクリア
リングユニットのブロック図、第２図は応答限界を作動
させるための本発明による方法を説明する図である。 ｌ・・・センサ、５・・・中央信号処理段、１０・・・
ｌｊ６訃段、１１，１２．１３・・・処理段、１４・・
・入力段、ＧＦ・・・測定信号、Ｃ，Ｏ，ＧＵ・・・応
答限界、Ｎ・・・値

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １　クリアリング過程中において、糸の太さを測定し、
    該測定の結果を許容限界と比較するものにおいて、ヤー
    ンクリアラの感度の設定のために、与えられた糸の長さ
    に対して許容される欠陥警告の数、換言すれば、許容警
    告頻度を固定し、クリアリング過程中糸の太さの測定値
    （ＧＦ）を連続的に記録し、その分布を求め、該測定値
    の分布と予め定めた許容警告頻度とから応答限界（ＧＯ
    、ＧＵ）を独立に統計的関係を基に確定する如くしたこ
    とを特徴とする、クリアリングすべき糸の太さ、即ち番
    手を考慮した、電子的ヤーンクリアラの応答限界を設定
    する方法。 ２　糸太さの測定値（ＧＦ）が糸断面太さを基にした適
    切な限界値と比較され、個々の糸断面クラスに計数され
    、検査される糸の太さの頻度分布を形成する如くしたこ
    とを特徴とする、請求項１に記載の方法。 ３　太さの頻度分布から平均値（ＭＷ）と標準偏差（Ｓ
    Ａ）を計算し、次いで許容警告頻度と関連させたことを
    特徴とする、請求項２に記載の方法。 ４　標準偏差（ＳＡ）に許容警告頻度を表わす１つの変
    数（Ｎ）を乗じ、該乗算段の結果を平均値（ＭＷ）に加
    え、また乗算段の結果を平均値（ＭＷ）から減じて応答
    限界（ＧＯ、ＧＵ）を形成する如くしたことを特徴とす
    る、請求項３に記載の方法。 ５　応答限界より外にある太さ測定値（ＧＦ）を太さの
    頻度分布には考慮に入れないことを特徴とする、請求項
    ４に記載の方法。 ６　すべての監視位置において、生産開始の時点、ある
    いは生産の中断の後、太さの測定値（ＧＦ）を再び記録
    し、特定した最小限の測定値数に達した後はじめて応答
    限界を求めるようにしたことを特徴とする、請求項４又
    は５に記載の方法。 ７　糸の太さを監視するためのセンサと、該センサの測
    定信号によりトリガされる１つの動作を開始させるため
    のアクチュエータと、上記センサとアクチュエータを連
    結する中央信号処理段とを有し、中央信号処理段（５）
    が前記センサ（１）の測定信号（ＧＦ）の統計的評価を
    行うための統計段（１０）と、許容警告頻度を表わす１
    つの値（Ｎ）を入力するための入力段（１４）と、応答
    限界（ＧＯ、ＧＵ）を確定するための処理段（１１、１
    ２、１３）を有することを特徴とする、請求項１に記載
    の方法を実施するための装置。 ８　測定信号（ＧＦ）を異なつた糸断面太さクラスに割
    り付けるためのコンパレータ（８）と、個々の糸断面太
    さクラスに入る測定信号を計数するためのカウンタ（９
    ）とが設けられていることを特徴とする、請求項７に記
    載の装置。 ９　統計段（１０）において、個々のカウンタ（９）で
    数えられた太さの測定値から糸太さ分布の平均値（ＭＷ
    ）と標準偏差（ＳＡ）が計算される如くしたことを特徴
    とする、請求項８に記載の装置。 １０　応答限界を求める段が上記変数（Ｎ）と標準偏差
    （ＳＡ）の積を形成するための乗算段（１３）と、それ
    ぞれ２つの入力を持つ加算、減算段（１１及び１２）を
    有し、該加算、減算段の１つの入力には常に糸太さ分布
    の平均値（ＭＷ）が、また他の入力には上記積（Ｎ×Ｓ
    Ａ）が加えられる如くしたことを特徴とする、請求項９
    に記載の装置。
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