JPH0386482A - 電動ねじ回し装置 - Google Patents

電動ねじ回し装置

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JPH0386482A
JPH0386482A JP2141767A JP14176790A JPH0386482A JP H0386482 A JPH0386482 A JP H0386482A JP 2141767 A JP2141767 A JP 2141767A JP 14176790 A JP14176790 A JP 14176790A JP H0386482 A JPH0386482 A JP H0386482A
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screwdriver device
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C&E Fein GmbH and Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/0064Means for adjusting screwing depth
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/14Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers
    • B25B23/141Mechanical overload release couplings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハウジング内に設けた駆動部と、ハウジング
と相対的に軸方向に変位自在のねじ回し工具駆動軸の接
続されたねじ回し工具と、ハウジングに保持されていて
ねじ込み深さを設定する所定深さストッパーおよび、駆
動部と工具駆動軸との間に設けられておりしかも工具駆
動軸の軸方向変位によって静止位置から駆動部に向って
作用位置へと転換し得るクラッチを含む所定ねじ込み深
さで働くスイッチ・オフ手段とから構成された電動ねじ
回し装置に関するものである。
〔従来の技術〕
上記クラッチは上記駆動部によって駆動されるクラッチ
部材と、上記工具駆動軸の接続されたクラッチ部材と、
それらのクラッチ部材どうしの間に設けられた中間クラ
ッチ部材とを含んでいる。
上記クラッチ部材のうち第1のクラッチ部材とともに上
記中間クラッチ部材は、負荷時に上記中間クラッチ部材
を無負荷位置から上記もう一方のクラッチ部材、すなわ
ち、第2クラッチ部材に向って負荷位置へと軸方向に変
位させるとともにトルク伝達を維持するエントレインメ
ントルクラッチを形成している。また上記中間手段が上
記第2クラッチ部材とともに、上記所定ねじ込み深さに
達するとトルク伝達を中断させる釈放クラッチを形成し
ている。
かかる電動ねじ回し装置は例えばヨーロッパ特許出願第
8511584.6およびドイツ国特許第363785
2号に開示されている。クラッチは、所定深さストッパ
ーによって固定できるねじ込み深さに達すると、がたを
伴なわずに離脱しかつスイッチ・オフするように動作す
る。このようなねじ回し装置は、乾式建設作業において
は極めて多数のねじを一定ねじ込み深さで締め付けなけ
ればならないので建築現場でねじ回しとして主として使
用される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、所定ねじ込み深さで働くスイッチ・オフ
手段を備えたかかるねじ回し装置は2つの部品を所定ト
ルクでねじ締め合せる、すなわち、例えば、互いに他か
ら少ししか離れていない2枚の金属板をねじによって所
定トルクで互いに他に向って引き寄せこれによって互い
に他に対して係止させる必要のあるようなねじ締め付は
作業に使用できない。従って、本発明の目的は、所定ね
じ込み深さで働くスイッチ・オフ手段に加えて所定ねじ
込みトルクで働くスイッチ・オフ手段を有するようにね
じ回し装置を改良することにある。
本発明の冒頭に述べた種類のねじ回し装置は、所定ねじ
込み深さで働くスイッチ・オフ手段を、釈放クラッチが
トルク制限部材としてその一部を形成する、所定ねじ込
みトルクで働くスイッチ・オフ手段に転換することがで
きることを特徴としている。
〔課題を解決するための手段〕
従って、本発明の要旨は、通常の場合では、発生する逆
トルクとは無関係に、プリセットしたねじ込み深さに達
するとトルク伝達を単に中断する所定ねじ込み深さで働
くスイッチ・オフ手段を所定ねじ込みトルクで働くスイ
ッチ・オフ手段に転換できるようにするとともに、所定
ねじ込み深さで働くスイッチ・オフ手段の釈放クラッチ
を、所定のねじ込み深さでのスイッチ・オフにおける釈
放クラッチの一次機能がトルクを制限することでなくと
もトルク制限部材として使用することである。
本発明の長所は、構造的に極めて簡単でありながら、同
一のねじ回し装置を2つの相異った動作モードで動作さ
せ、これによって様々な種類のねじ締め付は作業を遂行
することができることである。
上記転換動作にエントレインメント・クラッチがどの程
度関与するかについては、発明の原理との関連で明示し
なかった。例えば、エントレインメント・クラッチを包
囲する歯車列を接続できるのでそのようなエントレイン
メント・クラッチは繋れたりあるいは離脱させられる。
しかしながら構造的には、釈放クラッチが離脱した時に
中間クラッチ部材が第1クラッチ部材に向って負荷に応
じて軸方向に変位しないようにエントレインメント・ク
ラッチをロックできるようにすることは特に簡単であり
しかも好都合であることは既に証明済みである。
本発明の長所は、上記を得るにはエントレインメント・
クラッチの動作をロックするだけで済むという点である
。本発明の範囲においては、このエントレインメント・
クラッチはトルク伝達が中断されても離脱したと解釈さ
るべきではなく、まだ繋っておりしかも中間クラッチ部
材を第1クラッチ部材と相対的に軸方向に変位させるこ
とができると解されるべきである。
原則として、エントレインメント・クラッチのロックは
その無負荷位置と負荷位置とを含むすべての中間位置に
おいて起こり得る。しかしながら、このエントレインメ
ント・クラッチのロックは、無負荷位置または負荷位置
において釈放クラッチが離脱した時に(これらの2つの
位置が所定位置として最も固定し易い)中間クラッチ部
材を負荷に応じて軸方向に変位させないようにエントレ
インメント・クラッチをロックできるようにすることに
よって特に簡単に実現できる。
エントレインメント・クラッチを無負荷位置においてロ
ック可能にすることは特に有益であるが、これはこの位
置では中間クラッチ部材が軸方向に第1クラッチ部材か
ら離れるように変位してないためで、それによって中間
クラッチ部材を第1部材に対して大きな空間を要せず、
かさばらずに設けることができる。
クラッチ効果を得るために、エントレインメント・クラ
ッチをロックできる有効位置と無効位置との間において
調整できるロック部材を設けてもよい。
またそのロック部材をハウジングの外部から作動できる
ようにすることもできる。
所定ねじ込み深さで働くスイッチ・オフ手段から所定ね
じ込みトルクで働くスイッチ・オフ手段への転換は本発
明の構造においてすべての回転位置において可能である
のが好ましいので、クラッチが静止位置にある時はロッ
ク部材が作動不能になり、またクラッチが静止位置から
作用位置へ転換された時にロック部材が作動可能になる
ようにしてよい。従って、初期においては、ロック部材
は静止位置では係合せず、クラッチを作用位置へ転換す
るだけでそれと同時にロック部材が作動される。このよ
うにして、例えば、静止位置におけるエントレインメン
ト・クラッチの諸部材の自由回転が依然として可能であ
り、その自由回転を用いて、有効位置にあるロック部材
を、クラッチが作用位置へ変位された時に作動させるこ
とができる。
冒頭において述べた如く、所定深さストッパーは所定ね
じ込み深さで働くスイッチ・オフ手段の−Bを構成して
いるが、ねじ込みトルクで働くスイッチ・オフ手段を機
能させるには不要であるので、好適実施例においては、
所定深さストッパーを無効位置へ移動させるようにすれ
ば有益であることが既に証明済みである。
特に本発明によれば、エントレインメント・クラッチが
ロックされた時には所定深さストッパーが無効位置に来
るようにする、すなわち、所定深さストッパーの無効位
置が上記のようにエントレインメント・クラッチのロッ
クと連結されるようにする。
このような連結が有益かつのぞましい限り、この実施例
の更なる展開において、その連結を用いて、ロック部材
を所定深さストッパーによって作動されて同所定深さス
トッパーがその無効位置へ移動させられた時にその作動
によって同時にロック部材が作動させられるようにする
ことができる。
本発明の電動ねじ回し装置が現在どの動作モードで動作
しているかを使用者が明確に知ることができるように、
所定深さストッパーがハウジング上へ摺動できるように
、またこの所定深さストッパーがハウジング上に来ると
その無効位置になりまた所定深さストッパーがハウジン
グから除かれるとその有効位置になるようにすると極め
て有益である。本実施例においては、使用者は所定深さ
ストッパーが所定位置にあるか否かを感触するとともに
この感触でロック部材を作動させることになるので、操
作に関する安全の問題が解決される。
本発明の釈放クラッチは主として、所定ねじ込み深さで
働くスイッチ・オフ手段と組合わさって特定のねじ込み
深さスイッチ・オフしまた限度トルクではスイッチ・オ
フしないように設計されているので、釈放クラッチの釈
放特性を調整するための調整装置を設けてこの調整装置
によって釈放クラッチを所望のスイッチ・オフ特性に、
特に所定ねじ込みトルクでのスイッチ・オフを得るべく
調整できるようにすれば本発明の範囲内で特に有益であ
る。
使用者がこれを簡単に行うのに、使用者が作業しながら
調整装置に容易に接近できるように、上記調整装置を、
ハウジングの外部から接近できる作動部材によって調整
できるようにする。
〔作動態様〕
以上に述べた実施例においては、上記釈放クラッチをど
の特性に調整できるようにするかについては具体的に詳
述してない。好適実施例の範囲内では、釈放クラッチの
釈放トルクを上記調整装置によって調整し、これによっ
て個々の所望釈放トルクに釈放クラッチを簡単に合せる
ことができるようにすれば特に有益であることが既に証
明されている。
上記実施例の範囲内では、クラッチ部材と中間クラッチ
部材を1つの軸線上に配設すれば特に有益である。好ま
しくは、クラッチ部材と中間クラッチ部材をねじ回し工
具駆動軸と同軸に配設したりもする。本発明の特に簡単
な構造においては、クラッチ部材および中間クラッチ部
材をねじ回し工具駆動軸に設けるが、少くとも中間クラ
ッチ部材と第2クラッチ部材はこの場合、ねじ回し工具
駆動軸と相対的に変位可能にしなければならない。
上記実施例においては、エントレインメント・クラッチ
の構造については詳述しなかった。第1クラッチ部材と
中間クラッチ部材が互いに他に対して回転すると対向面
に作用しかつ中間クラッチを無負荷位置から負荷位置へ
と軸方向に移動させるようにクラッチ部材に対して傾斜
して設けられた少くとも1つの作動面をエントレインメ
ント・クラッチに設ければ特に有益であることが既に証
明されている。このような構造のエントレインメント・
クラッチによれば、第1クラッチ部材と中間クラッチ部
材を互いに他に対して回転させることによって上記軸方
向の変位が開始されるが、このことは本発明によれば、
所定ねじ込み深さで働くスイッチ・オフ装置を以ってす
るトルク伝達によって容易に達成できる。
上記作動面の配設方法はいかなる所望の方法であっても
よい。例えば、上記作動面を、第1クラッチ部材と中間
クラッチ部材との間の接続部材としての球体に対して対
応の角度をなして延びるガイド面の形状にすることが考
えられる。しかしながら、この作動面を、フィーラ・ボ
ルトがその上を摺動する接続リンクによって懲戒するこ
とも考えられる。最も簡単な例では、その接続リンクは
、ボアの内部リムとしてこのリムの上にこのボアの直径
よりも実質的には小さい直径のビンが摺動するようにし
てもよい。上記作動面は爪の側縁として懲戒することに
よって特に簡単に得ることができる。
上記作動面の例において相対回転の制限を得るためには
、第1クラッチ部材と中間クラッチ部材との互いに他に
対する回転を、負荷位置において有効な停止面によって
制限する。停止面を作動面まで横断方向に伸ばすのが好
ましい。第1クラッチ部材と中間クラッチ部材との間の
接続部材として爪を使用する場合、停止面を、特にクラ
ッチ部材の軸線に対して平行な、爪の側面となるように
構成できる。
接続部材として爪を使用するエントレインメントのきわ
めて簡単な構造においては、第1クラッチ部材と中間ク
ラッチ部材に、等しく整合した側面を有する爪を設ける
。更には、それらの爪に等しく整合した側腹を設ければ
有益である。
最も簡単な例では、上記によって第1クラッチ部材と中
間クラッチ部材の爪は相互に等しくされる。
無負荷位置においてエントレインメント・クラッチをロ
ックするいずれの例においても、無負荷位置のあるエン
トレインメント・クラッチが第1クラッチ部材と中間ク
ラッチ部材とを互いに他に対して、特にそれら部材の相
対回転に対して、所定の方法で位置決めするようにする
のが好ましい。
従って、両クラッチ部材のロックは簡単に行えるが、無
負荷位置にあるエントレインメント・クラッチの部材が
規定位置にない場合は、そのロックは2つの部材を位置
決めする更なる補助具を使用して初めて可能となる。
上記位置決めは、第1クラッチ部材または中間クラッチ
部材の、これらのクラッチ部材の間に係合する爪を所定
の無負荷位置に心合せする、中間クラッチ部材または第
1クラッチ部材の連続した爪の側腹によって極めて簡単
に構成的に達成可能である。
無負荷位置から負荷位置への転移の際に中間クラッチ部
材を軸方向に変位させるために傾斜して延びる作動面を
必要とするようにエントレインメント・クラッチが構成
されているいずれの実施例においても、中間クラッチ部
材がその無負荷位置に向ってばね負荷されるようにクラ
ッチは機能しなければならない。より詳細には、第2ク
ラッチ部材と中間クラッチ部材との間に、これらクラッ
チ部材を押し離すためのばねが設けられる。この例では
、そのばねがもう一方では、無負荷位置に向って第1ク
ラッチ部材をばね負荷することが更なる長所となってい
る。
上記実施例においては、釈放クラッチについては詳述し
なかった。しかし、構造的な観点からすれば、中間クラ
ッチ部材と第2クラッチ部材において互いに向き合うよ
うに配設されたカムで釈放クラッチを形成することが簡
単であることは容易に理解されよう。
上記カムは中間クラッチ部材の軸線の周りの円形路に設
けるのが好ましい。更に、ねじ回し装置が動作している
間カムを容易に係合するには、カムどうしの間隔をカム
の幅の倍数として、それぞれの対向カムがカムどうしの
間の空間に容易に入るようにするのが特に有益である。
本発明のエントレインメント・クラッチが、中間クラッ
チ部材が第1クラッチ部材と相対的に回転する時軸方向
変位を生じさせる傾斜作動面を有するように構成する場
合には、本発明の、ねじ込みトルクでのスイッチ・オフ
への転換を得るには、ロック部材によって中間クラッチ
部材が第1クラッチ部材に対して回転しないようにロッ
クするようにするのが好ましい。特に、これは無負荷位
置にある時に相対回転をロックするロック部材によって
極めて容易に達成できる。
ロック部材の構成は極めて多数の変形例が可能である。
例えば、エントレインメント・クラッチをロック部材で
連動的にロックすることができる。
しかしながら、有効な、作動位置における連結リングに
よって、中間クラッチ部材と第1クラッチ部材の軸線と
好ましくは平行に延びる積極接続部材による積極的接続
で回転不能に中間クラッチ部材と第1クラッチ部材とを
ロックするのが特に有益である。
中間クラッチ部材と第1クラッチ部材の楔部がその中に
係合する溝を連結リングに設けて好ましくはそれらの溝
と楔部とを上記軸線と平行なそれらの長手方向に伸ばし
てその軸線と平行に連結リングを摺動させるようにすれ
ば上記は特に簡単である。
以上に述べた実施例においては、中間クラッチ部材を有
益に取付けかつガイドする方法については詳述しなかっ
た。しかし、連結リングをこれと同軸の中間クラッチに
よってその有効位置および無効位置においてガイドする
ようにするのが特に有益であることは既に証明されてい
る。
連結リングをこうして最も簡単に配設できるために、ク
ラッチが中間クラッチ部材を越えて第2クラッチ部材に
向うその作用位置にある時に連結リングがその無効位置
において突出し、これによってその連結リングに第1ク
ラッチ部材の楔部が係合できないようにすることができ
る。他方、連結リングは、クラッチが中間クラッチ部材
を越えて第1クラッチ部材に向うその作用位置にある時
にその有効位置で突出して、第1クラッチ部材の楔部が
連結リングの溝に係合する。
ロック部材をその2つの位置の片方に向ってばね負荷し
て、ロック部材がばねの力とは反対の方向に作用するだ
けでそのロック部材がその2つの位置の片方へ変位でき
るようにするのが特に好ましいことは既に証明されてい
る。
また、ロック部材をその有効位置に向ってばね負荷して
、その無効位置に向って作動部材によって変位させるこ
とができるようにすることも特に有益であることは既に
証明されている。有効位置方向へのばね負荷は更に次の
点で有益である。すなわち、第1クラッチ部材とロック
部材との間への上記積極接続部材の係合は、その積極接
続が適合しないと先ずロック部材がその無効位置に向っ
て偏向し得ることによって、その係合は積極接続が適合
すれば直ちに生じかつロック部材がその有効位置へ移動
する。
主ねじ回し工具がねじにあてがわれた時に工具駆動部を
所定の位置に設定するには、ねじ回し工具駆動軸の軸方
向変位が後部停止位置により駆動部に向って制限し得る
ようにするのが有益である。
上記後部停止位置はねじ回し工具駆動軸とハウジングこ
の間に設けた軸方向軸受によって規定するのが好ましく
、またより詳細には、この軸方向軸受はねじ回し工具駆
動軸のねじ回し工具とは反対の端部に設けられる。
中間クラッチ部材と第2クラッチ部材との接続をカムに
よって行う本発明の実施例においては、釈放クラッチの
カムの係合深さを上記調整装置によって調整できるよう
にするのが好ましい。
上記の、カム係合深さは各部品を変位させることによっ
て変更できる。例えば、中間クラッチ部材と第2クラッ
チ部材との間の距離を変更することができる。しかしな
がら、第1クラッチ部材と第2クラッチ部材との距離を
、ねじ回し工具駆動軸が後部停止位置にある時に上記調
整装置によって変更できるようにするほうが構造的によ
り容易である。
上記はまた様々な態様にて行い得る。例えば、ねじ回し
工具駆動軸の後部停止位置を調整できるようにすること
もその1つである。しかしながら、第2クラッチ部材を
、上記調整装置によって軸方向に調整できるようにする
ほうがより容易である。
駆動部によって駆動されるクラッチ部材を調整装置とし
て作用する変位装置によって軸方向へ変位できるように
する方法は構造的観点から極めて有益である。
上記方法は、駆動部によって駆動されるクラッチ部材を
、ねじ回し工具駆動軸に接続されたクラッチ部材とは反
対の側で上記変位装置によって支持することもやはり構
造的観点から有益である。
上記変位装置自体は様々な構造に形成できる。
例えば、変位はスピンドル部材を介して行うことができ
る。しかしながら、互いに他に対して回転自在の2つの
調整用リングで上記変位装置を構成するほうがより容易
である。
この場合、これらの2つの調整用リングの片方に、他方
の調整用リングが支持面でその上に係止するように相対
回転の回転軸線に対して傾斜して延びる変位面として設
けることによって簡単に軸方向変位を生じさせることが
できる。詳細には、支持面そのものは変位面として形成
しでもよい。
また、ハウジングに、調整用リングの片方を回転不能に
、もう一方を回転自在に、取り付けることによって上記
相対回転を極めて容易に得ることができる。
回転自在に取り付けられた調整リングを旋回させるため
の旋回装置を設けるのが好ましい。
またこの旋回装置を作動させるために、ノ1ウジング外
部から作動させ得る作動部材を設ける。
前出実施例との関連で述べたように、調整装置の作動部
材がギヤ・ハウジングの外部から接近できなければなら
ない。このために、上記作動部材は調整用リングからギ
ヤ・ハウジングの外へ出るものでなければならない。し
かし、ギヤ・ノ1ウジングに潤滑油が充填されるにつれ
て作動部材がハウジングのギヤ収納部から外に出ると問
題が起き、従って、一方ではギヤ収納部からの潤滑油漏
れと、他方ではギヤ収納部への汚物混入を防止するため
に気密シールが必要である。この理由から、作動部材を
ギヤ収納部の外にハウジングから出すのが有益である。
本発明のねじ回し装置の範囲内では、作動部材はハウジ
ングのモータ収納部から出すのが好ましい。
最も簡単な例では、作動部材が中間部材を介して回転自
在調整リングに作用する。しかしながら、この中間部材
はギヤ収納部とモータ収納部との間の壁に取り付けるほ
うがより有益である。
作動部材から調整装置までの経路ができるだけ短い構造
的な改善を得るには、ギヤ収納部とモータ収納部との間
の壁に調整装置を取付けるのが好ましい。
詳細には、中間部材がギヤ収納部とモータ収納部との間
の壁を通る場合、駆動部によって駆動されるクラッチ部
材を支持する調整リングを回転不能に、またクラッチ部
材の反対側に配設した調整リングを回転自在に、それぞ
れ設けるのが有益である。
しかしながら、上記を得るには、駆動部によって駆動さ
れるクラッチ部材を支持する調整リングを回転自在に、
またもう一方の調整リングを回転不能に、それぞれ配設
してもよい。
調整装置の寸法は、クラッチ部材どうしの距離をカムの
高さの少なくとも2だけ変更できる程度にすれば好都合
である。しかしながら、調整装置が、クラッチどうしの
距離をカムの高さほど変更できるようにすれば尚好まし
い。
以下、添付図面に従って本発明を更に詳しく述べる。
〔実施例〕
第■図に示す本発明のねじ回し装置の実施例は参照番号
10で全体を示すノ\ウジングを含む。このハウジング
10の内部にはロータ14をモータ軸16に座着させた
モータを含む駆動部12が取付けられている。また上記
モータ軸16の前端には駆動ピニオン18が設けられて
いる。
上記駆動ビニオン18は、参照番号22で全体を示すク
ラッチに接続された歯車20を駆動するものであり、そ
のクラッチ22を介して、上記モータ軸16のモータ軸
線88と平行にその軸線26が延びるように整合された
ねじ回し工具駆動軸24が駆動される。
このねじ回し工具駆動軸24の、駆動部12と向き合っ
た前部30は、ねじ回し工具34の後端に設けられた整
合片36を有するねじ回し工具34を挿入する受容手段
32を含む。また整合片36に向き合った前端には、ね
じ回し工具は例えばプラスねじ回し38を備える。
上記ねじ回し工具駆動軸24は、ハウジング10の軸受
スリーブ42間の前部30に中間部40を継ぎ合せた状
態で回転自在に、またその軸線26の方向へ変位自在に
取付けられている。軸受スリーブ42は内部ねじでハウ
ジング10の円筒状前部44の中にねじ込まれている。
駆動部12に向って上記中間部40に隣接しているのは
ねじ回し工具駆動軸24の後部46であって、その直径
は中間部40のそれより小さくなっている。
その後部46はクラッチ22を担持し、その後端48を
ラジアル軸受50の中に受容されている。また後部46
には、ボール56を含むアキシャル軸受52が設けられ
ており、このボール56はねじ回し工具駆動軸24の後
端凹所52の中に保持されているが、小さい金属板60
で形成された支持面58でねじ回し工具軸24が常時支
持されるというものではなくて、むしろ、例えば第6b
図、第6C図に示すように、ねじ回し工具駆動軸がその
後方停止位置にある時だけ支持させる。
上記のアキシャル軸受52とラジアル軸受50とを担持
しているのは壁62であり、この壁62はハウジング1
0をモータ・ハウジング(モータ収納部〉64とこのモ
ータ収納部の前方に位置するギヤ収納部66とに分割し
ている。モータ軸16は駆動ビニオン18とともに、ク
ラッチ22を収納するギヤ収納部66の中へ突出してい
る。
参照番号68で全体を示す所定深さストッパーをハウジ
ング10の円筒状前部44に設けることができる。この
所定深さストッパーは上記円筒状前部44を滑合包囲す
る取付スリーブ70を含む。ねじ回し工具34に向って
前方へその取付スリーブ70に隣接しているのは調整用
スリーブ・キャリア72であり、このキャリア72の中
には参照番号74で全体を示す調整用スリーブが軸線2
6の方向にねじ部76によって回転かつ調整できるよう
に設けられている。ねじ回し38を包囲する所定深さス
トッパー68の前方支持リム78は、ねじのねじ込み深
さを決定する停止面として用いられる。
上記の所定深さストッパー68そのものは、軸線26と
同軸にその調整用スリーブ74とともに配設されている
。円筒状前部44も軸線26と同軸にその円筒状周面8
0とともに配設されている。
上記調整スリーブ74の、支持リム78と向き合った後
部82には更に、軸線26と平行に延びる外溝84が設
けられている。その調整スリーブ74の回転位置をロッ
ク自在に固定するために、0リング86が弾性作用する
ボール86がそれら外溝84に係合している。
上記所定深さストッパー68は全体をハウジング10か
ら取外すことができる。これは、取付スリーブ70を、
軸線26に向って円筒状前部を越えて前方へ引くように
することによって得られる。取付スリーブ70はOリン
グ92によって円筒状前部44にロック固定される。そ
のOリング92は一部が取付スリーブ70の内面90を
越えて突出し、上記内面90の輪溝内に取付けられる。
またOリング92は上記円筒状周面80に加工形成され
た輪状溝94に嵌合し、これにより軸線26の方向に取
付スリーブ70を固定し得る。
特に第2図に示すように、上記固定位置においては、後
端壁96は円筒状周面80と直交して延びまたその周面
を後方に限定するギヤ収納部66の輪状面98に係止す
る。
上記クラッチ22は第1クラッチ部材100と、中間ク
ラッチ部材102と、第2クラッチ部材104とからな
り、これら3つのクラッチ部材はいずれもねじ回し工具
駆動軸24の後部に座着されている。
第1クラッチ部材100はねじ回し工具駆動軸24に回
転不能、変位不能に接続され、その後側106が後部4
6と中間840との移り目である輪状面108 に係止
している。第1クラッチ部材100の、駆動部12と組
合わさった側においては、中間クラッチ部材102が後
部46に回転自在かつ軸方向変位自在に取り付けられて
いる。第2クラッチ部材104も中間クラッチ部材に回
転自在かつ後部46に対して軸方向変位自在に取付けら
れておりまた中間クラッチ部材102の、駆動部12と
組合わさった側に配されている。
図示する本発明のねじ回し装置の実施例においては、第
2クラッチ部材104は駆動ビニオン18により駆動さ
れる歯車20を担持している。
中間クラッチ部材102と第2クラッチ部材104との
間にはばね110が設けられ、このばねは中間クラッチ
部材102には第1クラッチ部材100の方向に、また
第2クラッチ部材104に対しては駆動部12の方向に
作用する。
第2クラッチ部材104はその、中間クラッチ部材10
2から遠いほうの側において、後側112が第1調整リ
ング114に係止しており、この第1調整リング114
は第2調整リング116を押圧している。これら第1、
第2調整リング114.116は両方で変位装置118
を形成するが、この変位装置については後程詳述する。
これとともに、後部調整リング116(第2調整リング
)は壁62の輪状カラー120で保持してラジアル軸受
50を形成している。更に、第2調整リング116はね
じ回し工具駆動軸24の後部46がその第2調整リング
116によっていずれのあり得るべき軸方向位置におい
ても常に径方向に保持されるような程度に軸線26に向
って延びている。
クラッチ22は、ねじが予め選んだねじ込み深さまでね
じ込まれてそのクラッチ22のがた付きのない場合にト
ルク伝達を中断させる、所定ねじ込み深さで働くスイッ
チ・オフ手段としてヨーロッパ特許出願第851158
43.6号に開示の態様にて作用し得るものである。
上記目的でクラッチ22は第1クラッチ部材100と中
間クラッチ部材102とで形成されたエントレインメン
ト・クラッチと、上記中間クラッチ部材102と第2ク
ラッチ部材104とで形成された釈放クラッチとに分割
されている。
上記エントレインメント・クラッチを形成すべく、第1
クラッチ部材100 も中間クラッチ部材102も互い
に係合し合う爪122.124をそれぞれ有する。
特に第2図、第3図、第4図に示すように、これらの爪
はそれぞれに、***部126.128を有するように形
成されており、それら***部はそれぞれ端面130.1
32を有し、これら端面はそれぞれ、中間クラッチ部材
102および第1クラッチ部材100に向き合いかつ軸
線26と直交して延びている。上記端面130.132
はそれぞれ、軸線26と相対的に径方向に延びた側縁1
34.136を有する。これらの側縁134、136か
らはそれぞれ、各クラッチ部材、すなわち第1クラッチ
部材100および中間クラッチ部材102に向って側面
138.140が延び、これら側面138、140は軸
線26を通って延びる一連の平面のうちいくつかの平面
の部分を形成している。
上記側面138.140に隣接して、爪122..12
4はそれぞれ、側腹142.144で終端しており、こ
れら側腹は軸線26に対して傾斜させられている、すな
わち上記端面130.132および側面138. 14
0の双方に対し角度をなして延びている。これによって
、それらは支承面146.148へ移り、それら支承面
はそれぞれ対応の端面130.132と平行に心合され
ている。側腹142.144と軸線26との間の傾斜角
は同一であるのが好ましい。
エントレインメント・クラッチの動作には、爪122、
124が同一構造であることを要しない。しかしながら
、同一形状の爪122.124が製造上有利である。
またエントレインメント・クラッチの動作には支承面1
46.14gが端面130.132と同じ円弧長を有す
ることを要しない。しかしながら本発明の実施例におい
ては、そうなっていれば以下により詳しく述べるように
、爪122.124は、互いに完全係合していれば、支
承面146.148に隣接する側腹142゜144によ
って互いに心合せされ、従って所定位置をとる。
下記実施例においては、釈放クラッチは中間クラッチ部
材102と第2クラッチ部材104との間に、これら2
つの部材102と104の向き合った側にそれぞれ設け
たカム150.152により形成される。これらのカム
150. 152は、軸線26に直交しかつカム側面1
58.160を有するカム端面154.156をそれぞ
れ有しており、これらのカム表面158.160は上記
カム端面から発しておりまた軸線26に対して傾斜して
いる、すなわちカム端面154.156に対して傾いて
いる〈第5図参照)。
カム150 と152 との間において中間クラッチ部
材102と第2クラッチ部材104は軸線26に直交す
る平面上にある輪状面セグメン)162.164を含ん
でいる。
それらの間にできるだけ大きい空間を有するこれらの3
つのカム150.152は中間クラッチ部材102およ
び第2クラッチ部材104の両方に設けるのが好ましい
。これらの空間の大きさはカム端面154゜156の円
弧長の倍数となっている(第2図、第5図)。
第2a図に示す静止位置から発してクラッチ22は公知
の態様に動作し、ねじ121に対するねじ回し38の位
置決めによりねじ回し工具駆動軸および従ってクラッチ
も静止位置から作用位置へと転移される。静止位置にお
いては、ばね110の作用で第1クラッチ部材100と
中間クラッチ部材102の爪122.124は互いに他
に対して心合させられる、すなわち端面130.132
はそれらの全表面が対応の支承面146.148にそれ
ぞれ係止する。他方、中間クラッチ部材102と第2ク
ラッチ部材104とはばね110の作用で、カム端面1
54.156がそれぞれ輪状面セグメン)162.16
4の上方に上昇する高さの和より大きい距離に離間され
ているので、カム150、152は互いに係合し得ない
作用位置においては、中間クラッチ部材102はカム1
50.152が互いに完全に咬合う、すなわちそれらの
カム側面が互いに他に対して係止する程度まで変位させ
られる。この時駆動部12がスイッチ・オンされると、
第2クラッチ部材104から中間クラッチ部材102ヘ
トルクが伝達され、その結果カム150.152はカム
側面158.160のより大きな傾斜のために係合した
ままとなる一方、爪122.124が側面138.14
0が互いに他に対して係止するまで側腹142.144
のより小さな傾斜のために互いに他に向って摺動する。
・爪122.124がそれらの側腹142゜144でそ
れぞれ摺動すると先ず、中間クラッチ部材102と第1
クラッチ部材100との相対回転が生じ、同時に、第2
クラッチ部材104に支持された中間クラッチ部材10
2から発して第1クラッチ部材100がねじ回し工具駆
動軸24とともにねじ121の方向へ若干変位する。そ
のねじ121が所要の停止深さまでねじ込まれた時に所
定深さストッパー68はその支持リム78が有効となる
だけであるから、ねじ121がその所要ねじ込み深さに
達するまでねじ回し工具駆動軸24は、本発明のねじ回
し装置をそのねじ121にあてがいかつ従ってねじ11
0を圧縮する場合の力で駆動部12に向って作用を受け
たままとなり、これによってカム150.152が互い
に係合する。第2b図に示す状態はねじ121が予め選
ばれたねじ込み深さに達するまで維持される。
上記ねじ込み深さに達する少し前にはすでに、所定深さ
ストッパー68の支持リム78が、ねじ121をねじ込
むべき対象物の表面に係止している。従゛って、ねじ回
し工具駆動軸24は、ねじ込み深さが増すにつれてねじ
に向って前進し、かつカム150゜152は係合したま
まであるがねじ込み深さが増すにつれて、カム150.
152の係合範囲が段々に小さくなることがばね110
によって確保される。カム150、152がそれらのそ
れぞれの端面154.156で互いの上を摺動し得るよ
うになった時がねじ込み深さの到達時である。しかしな
がら、この例では、中間クラッチ部材102へのトルク
伝達が中止し、そのため、ばね110の作用で中間クラ
ッチ部材102は、爪122.124により作用位置に
おいて初期に第1クラッチ部材100 と相対的に行な
われた回転を反転するが、この時それらの爪122.1
24はそれぞれ側腹142.144上を逆に摺動してそ
れらがその初期位置にあった時の位置へ復帰する。これ
によってカム150はカム152から更に移動させられ
、それにより、そうでなければカム150.152が互
いに打合うと生じるクラッチ22のがた付きが防がれる
中間クラッチ部材102へのトルク伝達が中断すると、
ねじ121へのトルク伝達も中止し、このため所要ねじ
込み深さでねじ込み動作が所望通り中断される。
所定ねじ込み深さでのスイッチ・オフだけでなく所定ト
ルクでのスイッチ・オフへの転換も可能であるから、カ
ム150.152の、それらのがた付きを伴った離脱が
所望の場合、クラッチ22には連結リング170が設け
られる。このリング170 はピン172により無効位
置に保持される(第2図)のでクラッチ22は上記のよ
うに機能し得るものである。
上記ピン172は、取付けられた状態において取付スリ
ーブ70の底端壁96による作用を受けて、連結リング
170が中間クラッチ部材102を包囲すると共にその
部材102によって軸線26と同軸に保持される位置に
上記連結リング170を保持するが、そのリング170
は上記位置では中間クラッチ部102から第2クラッチ
部材104に向って突出する。カム150.152はこ
の場合、連結リング170内に来るように配設される。
更には、連結リングはその無効位置においてその有効位
置に向ってばね174の作用を受ける。このばね174
は連結リング170を包囲しかつ、一方では第2クラッ
チ部材104に支持され、もう一方では、連結リング1
70から径方向外向きに延びた輪状フランジ176に作
用する。
上記連結リング170 も、ばね174の力に抗して輪
状フランジ176に作用するビン172によって無効位
置に保持される。
ここで所定深さストッパー68を移動させると、取付ス
リーブ70の後部端壁96がギヤ収納部66のボア17
8内に取付けたビン172への作用を中止する。
従って、ビン172は円筒状前部44において加工形成
した制限面180に係止するまで前進し得る。連結リン
グ170 もばね174の力で第6図に示すその有効位
置へ移動させられる。
上記有効位置においては連結リング170はやはり中間
クラッチ部材102によって軸線26と同心的にガイド
、保持される。しかしながら、この連結リング↓70は
第1クラッチ部材100に向って前方に変位させられる
が、その程度は、クラッチ22の静止位置において、す
なわち、ねじ回し工具駆動軸24が完全に前進させられ
た時に、連結リング170の前端面148が中間クラッ
チ部材102の支承面148に終端する、すなわちこれ
を越えて第1クラッチ部材100に向って突出しない、
という程度である。
連結リング170はその位置にとどまり、ビン172に
よって保持されるとともに、第6a図〜第6C図に示す
ようにばね174による作用をビン172に対して受け
る。
第1クラッチ部材100と中間クラッチ部材102との
間のエントレインメント・クラッチに対するロック部材
として働きかつ第2a図、第6a図に示す無負荷位置か
ら第2b図、第20rsJに示す負荷位置への移行時に
おける第1クラッチ部材100と相対的な中間クラッチ
部材102の回転を防止するために、連結リング170
には内周面184に軸線26に向って延びる溝186が
設けられている(第4図)。これらの溝186には中間
クラッチ部材102から径方向外向きに突出する楔部1
88が積極的に接続されて係合しており、このため連結
リング170が中間クラッチ部材102上に回転不能に
保持される。
上記の溝186と楔部188 との軸方向整合により、
上記連結リング170 も軸線26と平行に変位自在で
ある。
中間クラッチ部材102と同様にして、第1クラッチ部
材100は楔部188と同じ形状の、径方向外向きに延
びた楔部190を含んでおり、このため連結リング17
0 も、中間クラッチ部材102から発して、楔部19
0に回転不能に係合させ得るものである。
本発明によれば、上記楔部188は爪124に対して、
また楔部190が爪122に対して設けられているので
、それらの爪124.122が第2a図、第6a図に示
す無負荷位置、すなわち、上記の爪122゜124がそ
れぞれ他方の爪の対応側腹142.144によって心合
されて保持される位置に来ると、楔部190を、その溝
の中に楔部188がすでに係合している連結リング17
0の溝186 に係合させることができる。
爪122.124がそれらの無負荷位置にあるクラッチ
22の静止位置および第6a図に示す連結リング170
の有効位置から発して、ねじ回し工具34をねじ121
にあてがうと、ねじ回し工具駆動軸24が駆動部12に
向って後方へ変位させられ、従ってクラッチ22もその
静止位置から作用位置へと変位させられる。
静止位置から進んで第1クラッチ部材100と中間クラ
ッチ部材102が爪122.124の無負荷位置にあり
、それらに対して駆動トルクからトルクが加えられない
ので、第1クラッチ部材100と中間クラッチ部材10
2とを駆動1[12に向って変位させると、第1クラッ
チ部材100の楔部190は連結リング170の溝18
6の中へ摺動して入るとともに、従って、中間クラッチ
部材102のカム150が第2クラッチ部材104のカ
ム152と係合し得、こうしてトルク伝達を行い得るよ
うになるまで中間クラッチ部材102と第1クラッチ部
材との相対的回転がロックされる。従って、第1クラッ
チ部材100と中間クラッチ部材102との間のエント
レインメント・クラッチがロックされるのでこれら2つ
は単一のクラッチ部材として働き、この単一クラッチ部
材としては第2クラッチ部材104とともに所定トルク
で働くスイッチ・オフ手段を構成しており、このスイッ
チ・オフ手段は最大トルクを越える。と作動する。この
最大トルクというのはカム側面158.160.162
の傾斜角、ねじがねじ回し工具駆動軸24に駆動部12
に向って加える力、およびカム150、152の係合高
さEによって決まる。
上記係合高さEは、第1調整リング114と第2調整リ
ング116とを含む上記調整装置118によって調整さ
れる。第7図に調整リング114にて例示したように、
2つの調整リング114.116は各々、互いに向き合
った端面194に調整楔部196を有しており、これら
楔部はそれらの端面194から***しておりまた端面1
94に対して傾斜して***する変位面198を有してい
る。この変位面198はその回転軸線に対して、従って
図示実施例においては軸線26に対して傾斜している。
上記2つの調整リング114.116は初期位置にある
と片方の調整リング114の対応調整楔部196はもう
一方の調整リング116の対応端面194に係止する、
あるいはその逆となる。調整リング114゜116の相
対的回転により調整楔部196は互いに他に対して係止
し合うので、変位面198は互いに他の上を摺動し、そ
の結果2つの調整リング114゜116を押圧して離間
させる。これは、調整リング114、116の互いに他
に対する最大変位に達するまで可能であり、その時点で
調整楔部196が互いに係止し、対応端面194に対す
る変位面198のそれぞれの高さが最高となる。
調整リング114.116が最大変位に達した位置を第
6b図に示す。この最大変位は、カム150.152の
係合高さが最大、すなわちカムの高さと実質的に対応す
るように選ばれている。
リング114.116の初期位置を第6C図に示すが、
最大変位と初期位置との間の変位経路の差はカム150
、152の最大係合高さEと最小係合高さEとの差に対
応している。第6C図に示す最小係合高さEの場合、カ
ムは、カム側面158.160が対応のカム端面154
.156の直ぐ隣に来た時はじめて互いに係合する。
最も単純な例としては、調整リング114.116を互
いに相対的に回転させるために、第2調整リング116
を壁62に固く拘留し、第1調整リング114を、第8
図に示すように軸26に対して径方向外向きに延びるレ
バー200で構成する。このレバー200はギヤ収納部
66の開口202を通って延び、この収納部の外側に位
置した握り部204を有する。また上記開口202の寸
法は、レバー200の旋回により調整リング114.1
16が初期位置から最大変位位置へ相対回転させられる
ように選ばれている。この開口202にはまた、各位置
においてレバー200を回り止めするための回り止めノ
ブ203を設けるのが好ましい。
本発明において調整リング114.116を相対回転さ
せることのできる上記の極めて簡単な実施例に代る好適
な実施例を第9図、第10図、第11図に関連して説明
する。この実施例においては上述実施例とは対照的に、
第1の調整リング114は壁62に回転不能に保持され
る。この保持は円筒状ヘッド208を有する2つの保持
ビン206によって行なうのが好ましい。それら保持ピ
ンは、ヘッド208が、第1調整リング114の外周2
12に外周に沿って形成された溝214内にその外周2
10が係合し、このため第111整リング114の回転
を防ぐように、この第1調整リング114の両側で軸線
26に対して配設される。
第2の調整リング116は壁62に形成された環状部材
216により包囲され、また同部材によって、壁62内
に回転自在に取付けられる。この第2調整リング116
の、第1調整リング114とは反対側の端面218から
回転ビン220が突出している。この回転ビン220は
上記環状部材216内の部域222において壁62を通
って延びかつモータ収納部64の中へその壁62を越え
て突出している。
上記回転ビン220は軸線26と平行に心合せするのが
好ましい。
モータ収納部64の中にはスライダー224がこれを軸
線26に対して横断方向に貫いて延びた状態で設けられ
ている。このスライダー224はその中に、回転ビン2
20に対する受容手段226の形で溝が加工形成されて
いる。また回転ビン220は、受容手段226を有する
スライダー224が円弧セグメント230に対してほぼ
正接して変位するように配設されている。円弧セグメン
ト230においては、調整リング114.116の相対
回転の際に、回転ピン220が初期位置から最大変位位
置へ延びる。スライダー224の変位方向228はハウ
ジング上面232と平行であるのが好ましい。
様々な位置において、特に初期位置と最大変位位置との
間の中間位置において上記スライダー224を固定する
ために、スライダー224にはばね負荷した回り止めボ
ール234の形をした回り止め部材が設けられている。
この回り止めボール234はばね236によって回り止
め板238へ押圧される。その回り止め板238は、互
いに他と平行にまた変位方向228に対して横断方向に
延びた回り止めスロット240を有して、壁62の、ス
ライダー224と向き合った側面に固く拘留されている
。スライダー224はその前側面242で回り止め板2
38に係止し、回り止めボール234が上記前側面24
2を越えて突出している。
スライダー224はハウジングを越えて両側が突出した
2つの握り部244.246を含むのが好ましく、また
同スライダーの寸法は好ましくは、調整リング114.
116の初期位置においては片方の握り部244が、ま
た最大変位位置においては他方の握り部246がハウジ
ング10の隣接部域を越えて側部が突出するように選択
されている。
特に有益な実施例として、スライダー224がハウジン
グの輪郭全体を越えてどの位置においても突出しないよ
うに構成する。
従って、変位装置118はスライダー224によって調
整自在とし、これにより、中間クラッチ部材102と第
2クラッチ部材104との間の釈放クラッチの釈放特性
を、その有効位置におかれた連結リング170で調整す
ることができる。このため、がた付きのない所定深さ停
止と動作とを含む所定ねじ込み深さで働くスイッチ・オ
フ手段に加えて、本発明のねじ回し装置は釈放特性を調
整できる所定トルクで働くスイッチ・オフ手段を備える
本明細書における開示は1989年6月3日付けのドイ
ツ国特許出願第P 391g 227.4号に開示され
ている主題に関連しており、その明細書全体が参考とし
て本明細書に含まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一部破断側面図、 第2a図〜第2C図はロック部材がその無効位置にある
状態での本発明のクラッチの部分断面図、第3図は第2
図の矢印3−3の方向における第1クラッチ部材の平面
図、 第4図は第2図の矢印4−4の方向における中間クラッ
チ部材の平面図、 第5図は第2図の矢印5−5の方向における中での本発
明のクラッチの部分断面図、 第7図は本発明の調整装置の調整リングの平面図、 第8図は調整リングを作動する機構の第1変形例を示す
図、 第9図は調整リングの回転機構の第2変形例を示す図、 第10図は第2図の線10−10による断面図、第11
図は第9図の矢印Aの方向における平面図、である。 10・・・ハウジング、 14・・・ロータ、 18・・・駆動ビニオン、 24・・・工具駆動軸、 36・・・整合片、 40・・・中間部、 44・・・前部、 50・・・ラジアル軸受、 62・・・壁、 66・・・ギヤ収納部、 68・・・所定深さストッパー 70・・・取付はスリーブ、 72・・・調整用スリーブキャリア、 74・・・調整用スリーブ、 78・・・前方支持リム
、82・・・後部、      86・・・ボール、9
2・・・○リング、    94・・・輪状溝、96・
・・後端壁、     98・・・輪状面。 12・・・駆動部、 16・・・モータ軸、 22・・・クラッチ、 34・・・ねじ回し工具、 38・・・プラスねじ回し、 42・・・軸受スリーブ、 46・・・後部、 52・・・アキシャル軸受、 64・・・モータハウジング、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハウジング内に設けた駆動部と、ハウジングと相対
    的に軸方向に変位自在のねじ回し工具駆動軸の接続され
    たねじ回し工具と、ハウジングに保持されていてねじ込
    み深さを設定する所定深さストッパーおよび、駆動部と
    工具駆動軸との間に設けられておりしかも工具駆動軸の
    軸方向変位によって静止位置から駆動部に向って作用位
    置へと転換し得るクラッチを含む、所定ねじ込み深さで
    働くスイッチ・オフ手段とから構成されており、上記ク
    ラッチは上記駆動部によって駆動されるクラッチ部材と
    、上記工具駆動軸の接続されたクラッチ部材と、それら
    のクラッチ部材どうしの間に設けられた中間クラッチ部
    材とを含んでおり、上記中間クラッチ部材は上記クラッ
    チ部材のうち第1クラッチ部材とともに、負荷時に上記
    中間クラッチ部材を無負荷位置から上記もう一方のクラ
    ッチ部材、すなわち、第2クラッチ部材に向って負荷位
    置へと軸方向に変位させるとともにトルク伝達を維持す
    るエントレインメント・クラッチを形成しており、また
    上記中間手段が上記第2クラッチ部材とともに、上記所
    定ねじ込み深さに達するとトルク伝達を中断させる釈放
    クラッチを形成しており、上記の所定ねじ込み深さで働
    くスイッチ・オフ手段を、上記釈放クラッチ(102、
    104)がトルク制限部材としてその一部を形成する、
    所定ねじ込みトルクで働くスイッチ・オフ手段に転換す
    ることができる、電動ねじ回し装置。 2、上記エントレインメント・クラッチ(100、10
    2)は、上記釈放クラッチ(102、104)が離脱し
    た時上記第1クラッチ部材(100)に向って、上記中
    間クラッチ部材(102)が負荷に応じて軸方向へ変位
    しないようにロックできる、特許請求の範囲第1項に記
    載のねじ回し装置。 3、上記エントレインメント・クラッチ(100、10
    2)は、上記釈放クラッチ(102、104)が離脱し
    た時上記中間クラッチ部材(102)が負荷に応じて軸
    方向へ変位しないように、上記無負荷位置あるいは上記
    負荷位置にロックできる、特許請求の範囲第2項に記載
    のねじ回し装置。 4、上記エントレインメント・クラッチ(100、10
    2)をロックする有効位置と無効位置との間において調
    整できる自在のロック部材(170)が設けられている
    、特許請求の範囲第2項または第3項に記載のねじ回し
    装置。 5、上記ロック部材(170)が上記ハウジングの外部
    から作動され得る、特許請求の範囲第4項に記載のねじ
    回し装置。 6、上記有効位置にある上記ロック部材(170)は、
    上記クラッチ(100、102、104)が上記静止位
    置にある時には動作せず、また上記クラッチ(100、
    102、104)が静止位置から上記作用位置へ転換さ
    れるとき作動され得るようにした上記特許請求の範囲第
    4項または第5項に記載のねじ回し装置。 7、上記所定深さストッパー(68)を無効位置へ移行
    させ得る特許請求の範囲の1つに記載のねじ回し装置。 8、上記所定深さストッパー(68)は、上記エントレ
    インメント・クラッチ(100、102)がロックされ
    ると無効位置に来る、特許請求の範囲第7項に記載のね
    じ回し装置。 9、上記ロック部材(170)を上記所定深さストッパ
    ー(68)によって作動させ得る、特許請求の範囲第8
    項に記載のねじ回し装置。 10、上記所定深さストッパー(68)を上記ハウジン
    グ(10)の上へ摺動させることができ、また上記ロッ
    ク部材(170)は上記所定深さストッパー(68)が
    所定位置に来るとその無効位置に来、またその所定深さ
    ストッパー(68)がハウジングから除かれるとその有
    効位置に来る、特許請求の範囲第9項に記載のねじ回し
    装置。 11、上記の所定ねじ込みトルクで働くスイッチ・オフ
    手段(102、104)の釈放特性を調整するための調
    整装置(118)が設けられている、特許請求の範囲の
    1つに記載のねじ回し装置。 12、上記調整装置(118)は上記ハウジング(10
    )の外部から接近できる作動部材(224)によって調
    整し得る、特許請求の範囲第11項に記載のねじ回し装
    置。 13、上記釈放クラッチ(102、104)の釈放トル
    クを上記調整装置(118)によって調整できる、特許
    請求の範囲第11項または第12項に記載のねじ回し装
    置。 14、上記エントレインメント・クラッチ(100、1
    02)は上記クラッチ部材(100、102)の上記軸
    線(26)に対して傾斜させて設けた少くなくとも1つ
    の作動面(142、144)を有しており、上記作動面
    は上記クラッチ部材(100)と上記中間クラッチ部材
    (102)とが互いに他に対して回転すると対向面(1
    44、142)に作用しまた上記中間クラッチ部材(1
    02)を上記無負荷位置から上記負荷位置へと軸方向に
    変位させるようになっている、特許請求の範囲の第1項
    から第13項までのいずれか1項に記載のねじ回し装置
    。 15、上記の作動面が爪(122、124)の側腹(1
    42、144)により構成されている、特許請求の範囲
    第14項に記載のねじ回し装置。 16、上記無負荷位置において、上記エントレインメン
    ト・クラッチ(100、102)によって上記第1クラ
    ッチ部材(100)と第2クラッチ部材(102)とが
    互いに他に対して、特にそれらの相対回転に対して所定
    方法で位置決めされる、特許請求の範囲第14項または
    第15項に記載のねじ回し装置。 17、上記中間クラッチ部材(102)または上記第1
    クラッチ部材(100)の連続した爪(124、122
    )の上記側腹(142、144)は上記第1クラッチ部
    材(100)または上記中間クラッチ部材(102)の
    上記爪(122、124)により心合せされ、その爪が
    上記所定無負荷位置においてそれらのクラッチ部材の間
    に係合する、特許請求の範囲第16項に記載のねじ回し
    装置。 18、上記中間クラッチ部材(102)がその無負荷位
    置に向ってばね負荷される、特許請求の範囲の第1項か
    ら第17項までのいずれか1項に記載のねじ回し装置。 19、上記釈放クラッチ(102、104)が、上記中
    間クラッチ部材(102)および上記第2クラッチ部材
    (100)の上で互いに向き合うように配設されたカム
    (150、152)を有する、特許請求の範囲の第1項
    から第18項までのいずれか1項に記載のねじ回し装置
    。 20、上記ロック部材(170)が上記第1クラッチ部
    材(100)に対する上記中間クラッチ部材(102)
    の回転をロックする、特許請求の範囲第14項〜第19
    項のうちのいずれか1項に記載のねじ回し装置。 21、上記ロック部材が上記中間クラッチ部材(102
    )および上記第1クラッチ部材(100)に対する連結
    リング(170)である、特許請求の範囲第20項に記
    載のねじ回し装置。 22、上記連結リング(170)はその有効、作動位置
    にある時、上記中間クラッチ部材(102)と上記第1
    クラッチ部材(100)とを積極的結合により回転不能
    にロックする、特許請求の範囲第21項に記載のねじ回
    し装置。 23、上記連結リング(170)はその有効および無効
    位置にある時、上記中間クラッチ部材(102)によっ
    てこれと同軸にガイドされる、特許請求の範囲第21項
    または第22項に記載のねじ回し装置。 24、上記ロック部材(170)がその2つの位置の1
    つに向ってばね負荷される、特許請求の範囲第4項〜第
    24項のうちのいずれか1項に記載のねじ回し装置。 25、上記ロック部材(170)がその有効位置に向っ
    てばね負荷される、特許請求の範囲第24項に記載のね
    じ回し装置。 26、上記ねじ回し工具駆動軸(24)の上記駆動部(
    12)に向う軸方向変位が後方停止位置により限定され
    る、特許請求の範囲の第1項から第25項までのいずれ
    か1項に記載のねじ回し装置。 27、上記釈放クラッチ(102、104)の上記カム
    (150、152)の係合深さが上記調整装置(118
    )によって調整できる、特許請求の範囲第11項〜第2
    6項のいずれか1項に記載のねじ回し装置。 28、上記工具駆動軸(24)が上記後方停止位置にあ
    る時の上記第1、第2クラッチ部材(100、104)
    どうしの距離を上記調整装置(118)によって変更可
    能である、特許請求の範囲第27項に記載のねじ回し装
    置。 29、上記第2クラッチ部材(104)を上記調整装置
    (118)によって軸方向に調整できる、特許請求の範
    囲第27項または第28項に記載のねじ回し装置。 30、上記駆動部によって駆動される上記クラッチ部材
    (104)は、調整装置として作用する変位装置(11
    8)によって軸方向に変位可能である、特許請求の範囲
    第27項〜第29項のいずれか1項に記載のねじ回し装
    置。 31、上記駆動部(12)によって駆動される上記クラ
    ッチ部材(104)が上記工具駆動軸(24)に接続さ
    れた上記クラッチ部材(100)とは反対側のその側(
    112)において上記変位装置(118)によって支持
    されている、特許請求の範囲第30項に記載のねじ回し
    装置。 32、上記変位装置(118)が互いに他と相対的に回
    転自在の2つの調整用リング(114、116)を含ん
    でいる、特許請求の範囲第30項または第31項に記載
    のねじ回し装置。 33、上記調整用リング(114、116)の片方がそ
    れらリング(114、116)のもう一方が支持面(1
    98)でその上に係止するように相対回転軸線(26)
    に対して傾斜して延びている変位面(198)を有して
    いる、特許請求の範囲第32項に記載のねじ回し装置。 34、上記作動部材(224)がギヤ収納部(66)の
    外側の上記ハウジング(10)の外へガイドされる、特
    許請求の範囲第12項〜第33項のいずれか1項に記載
    のねじ回し装置。 35、上記作動部材(224)が上記ハウジング(10
    )のモータ収納部(64)の外にガイドされる、特許請
    求の範囲第34項に記載のねじ回し装置。 36、上記ギヤ収納部(66)と上記モータ収納部(6
    4)との間の壁(62)を貫通して中間部材(220)
    がガイドされる、特許請求の範囲第34項または第35
    項に記載のねじ回し装置。 37、上記調整装置(118)が上記ギヤ収納部(66
    )と上記モータ収納部(64)との間の壁(62)に取
    付けられている、特許請求の範囲第36項に記載のねじ
    回し装置。38、上記駆動部(12)によって駆動され
    る上記クラッチ部材(104)を支持する上記調整用リ
    ング(114)が回転不能に設けられており、また上記
    調整用リング(116)が上記クラッチ部材(104)
    の反対側に回転自在に設けられている、特許請求の範囲
    第32項〜第37項のいずれか1項に記載のねじ回し装
    置。 39、上記クラッチ部材(102、104)どうしの距
    離は上記カム(150、152)の高さの少くとも半分
    だけ上記調整装置(118)によって変更することがで
    きる、特許請求の範囲第11項〜第38項のいずれか1
    項に記載のねじ回し装置。 40、上記クラッチ部材(102、104)どうしの上
    記距離は上記カム(150、152)の高さ程度だけ上
     記調整装置(118)によって変更することができる
    、特許請求の範囲第39項に記載のねじ回し装置。
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