JPH03117568A - パワー・レンチ - Google Patents

パワー・レンチ

Info

Publication number
JPH03117568A
JPH03117568A JP16552390A JP16552390A JPH03117568A JP H03117568 A JPH03117568 A JP H03117568A JP 16552390 A JP16552390 A JP 16552390A JP 16552390 A JP16552390 A JP 16552390A JP H03117568 A JPH03117568 A JP H03117568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupling
power wrench
gear
output shaft
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16552390A
Other languages
English (en)
Inventor
Wolfgang Koppatsch
ウォルフガング、コパッチュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH03117568A publication Critical patent/JPH03117568A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B21/00Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
    • B25B21/008Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose with automatic change-over from high speed-low torque mode to low speed-high torque mode

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパワー・レンチに関する。
(従来の技術) ねじまたはボルトを締め付けるため、電力または圧力流
体を利用して動作するパワー・レンチを使用することは
公知のことである。ねじをねし穴にねじ込むとき、ねじ
は当初は低い抵抗をパワー・レンチに与えるだけである
ので、早い速度でかつ低いトルクでねじを回わすことが
可能である。ねじが与える抵抗がかなり増大すると、よ
り低い速度でかつ大きいトルクでパワー・レンチを駆動
しなければならない。ねじを締める場合とは反対にねじ
を緩めるときは、まず大きいトルクをねじに与えること
が必要であり、しかるのち低いトルクでかつ早い速度で
パワー・レンチを操作する。
パワー・レンチに関係した速度とトルクをねじ込みモー
メントに応じて手動によりあるいは〔1動的に切り換え
るよう構成されたモーター駆動タイプのパワー・レンチ
も公知である。油圧モーターにより駆動される自動切換
装置を備えたパワー・レンチの場合、使用圧力が測定さ
れて使用圧力が所定の限界値を越えていることが判1す
けると、パワー・レンチは高トルク側に切り換えられる
。電動モーターにより駆動されるパワー・レンチの場合
、消費されている電流に応じてねじ込みモーメントが自
動的に切り換えられる。
ラチェット・カップリングを備えているタイプのパワー
・レンチも公知である。ねじ込みモーメントが低いとき
は、ラチェット・カップリングは係合状態にあり、出力
シャフトはラチェ・ット・力・。
ブリングを介して早い速度で回転する。負荷トルクが所
定の限界値を越えると、ラチェット・カップリングは係
合状態から解除され、出力シャフトは低い速度で回転し
ているシャフトと係合する。
この構成の欠点は、大きいトルクで動作している間、ラ
チェット・カップリングは連続的に強い機械的な応力の
影響を受け、しかも連続的に衝撃を発生することである
公知のモーターで駆動されるパワー・レンチの場合、互
いに横方向に位置ずれした状態で支持されている複数の
ギヤより成る従来公知の機構を介してモーターの出力シ
ャフトの早い回転を減速させることが必要である。これ
らのギヤを配置するために比較的大きなスペースが必要
であり、しかもギヤの重■は重い。
(ドイツ公開特許箱37 20 633  Δ1号の)
請求項1の特徴項に記載されているタイプの公知のパワ
ー・レンチの場合、3つのi1星ギヤが駆動シャフトと
出力シャフトとの間で一列に並んだ状態に配置されてい
る。入力側と出力側にある遊星ギヤの環状ホイールは、
軸方向に移動可能であるとともに、回転が可能であるよ
うパワー・レンチのケーシングの中に支持されている。
入力側にある遊星ギヤの環状ホイールは、第1の位置で
は遊星キャリヤに固定的に接続可能であり、また第2の
位置ではカップリングによりケーシングに固定的に接続
可能である。ねじ込みモーメントが低いときは、カップ
リングは第1の位置に所在しており、入力側にある遊星
ギヤの環状ホイールは遊星キャリアと摩擦的に係合した
状態に接続されていて、比較的早い同じ速度で遊星キャ
リヤといっしょに回転する。
ねじ込みモーメントが所定の値を越えると、スプリング
が作用しているカム機構によりカップリングは第2の位
置に移動する。これにより、入力側にある遊星ギヤの環
状ホイールはロックされるので、ケーシングの中で回転
することが阻止されるとともに、環状ホイールと遊星キ
ャリヤとの間に作用している挟持力が解除される。かく
して、遊星キャリヤは比較的低い速度で回転する。さら
に、パワー・レンチはスリップ・クラ・/チと呼ばれて
いる第2のカップリングを備えており、ねじ込みモーメ
ントが最大値を越えると、第2のカップリングはトルク
の伝達を遮断する。
上述の公知のパワー・レンチの欠点は、入力側にあるギ
ヤの速度伝達比を切り換る切換機構が複雑に構成されて
いることである。遊星ギヤの環状ホイールは、軸方向に
移動可能であるとともに、回転が可能であるようケーシ
ング内に支持されている。また、入力側にある遊星ギヤ
の環状ホイールがケーシングに固定的に接続することが
できるかまたは遊星キャリヤに固定的に接続することが
できるようにするため、環状ホイールとケーシングは複
雑な機構により互いに相対的に移動することができなけ
ればならない。入力側にある遊星ギヤの環状ホイールを
遊星キャリヤまたはケーシングに固定的に接続するよう
構成されたカップリングは遊星ギヤと協働して1つの構
成ユニットを形成している。したがって、切換機構は複
雑に構成されることになる。さらに、軸方向に移動可能
な部分は狭い許容公差の範囲内で製作されなければなら
らない。このため、軸方向に移動可能な部分が案内の中
で詰まり、切換機構の動作を妨げるおそれがある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の課題は、構造が簡単でかつ故障なく動作するパ
ワー・レンチを提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、パワー・レンチは第2のギヤ段が2つ
の別個の駆動分岐部のうちの1つに包有されるよう構成
されている。速度の伝達比が異なった2つの連続して回
転する別個の駆動分岐部によりトルクの伝達が行われる
。ねじ込みモーメントに応じて駆動分岐部の一方または
他方が選択的に使用され、高速度または低速度で出力シ
ャフトを駆動する。
(作用と効果) 駆動分岐部に配置されている2つのカップリングを介し
て切り換えが行われるようになっている。
両方のカップリングに共通した移動可能なカップリング
部材は、2つのカップリングの一方が係合状態にあり、
他方が係合状態から解除されているよう変位している。
変速機構の駆動シャフトの速度は、パワー・レンチのね
じ込みモーメントの大小にかかわりなく、つねに第1の
ギヤ段を介して減速される。ねじ込みモーメント(負荷
モーメント)が低いときは、第1のギヤ段の出力は直接
出力シャフトに伝達されるので、出力シャフトは比較的
早い速度で駆動される。このとき、他方の駆動分岐部を
介するパワーの伝達は遮断されている。
負荷トルクが所定の限界値を越えると、共通の移動可能
なカブプリングは他方の位置を占める。か(して、低い
速度でかつ大きいトルクで第2のギヤ段を介してトルク
の伝達が行われる。外部からの制御を伴うことなく、過
負荷カップリングとして設計されている切換カップリン
グまたはダブル・カップリングを介して切換が行われる
。カブプリング部材はつねに駆動分岐部の一方に接続さ
れているから、アイドリングが生じることはない。
ギヤ段の減速比は一定であって、2つのギヤ段のうちの
少なくとも1つの減速比を変更するにあたり故障が生じ
やすい複雑な制御機構を必要としないから、ギヤ段を構
成することは簡1iである。
遊星歯車が使用されているので、トルクに応じて動作す
るカップリングをコンパクトなチューブ状の構造に構成
することができるとともに、illの軽い構造に構成す
ることができる。
案内曲面を出力シャフトに形成し、カブプリング部材の
案内要素が案内曲面と係合するよう構成することが有利
である。負荷トルクが所定の限界値を越えると、変位に
抗して共通のカブプリング部材が軸方向に移動する。ば
ね装置を使用するかまたは油圧を作用させることにより
カップリング部材を変位させることができる。切換が行
われる負荷モーメントの大きさを調節するため、外部の
制御装置を介して変位を調節することが有利である。
2つのカップリングの一方をボール・ベヤリングとして
設計するのが有利である。ボール・カブプリングについ
ては、非円形の径路に押圧されているスプリングの力を
作用せしめたボールを介し、第1の遊星ギヤの遊星キャ
リヤに接続されているカップリング本体と移動可能なカ
ップリング部材との間でカップリングが行われる。この
ようなボール・カブプリングは、力・ツブリング本体と
力・ノブリング部材が互いに相対的に移動することがで
きるよう構成された摺動カップリングを形成している。
このように相対的な移動が生じる場合にカップリング要
素に作用する負荷を低減させるためかつ駆動エネルギー
をより有効に利用するため、ボール・カブプリングのへ
こみを包有した係合径路に隣接して自由なアイドリング
径路が設けられている。第2の駆動分岐部が係合状態と
なったとき、アイドリング径路がボールを受け入れる。
第1の遊星ギヤの遊星キャリヤが駆動シャフトに関して
同軸的に延在しているとともに、第2のギヤ段を越えて
突起を延設せしめた出力シャフトを備えていることが有
利である。出力シャフトは第2の遊星ギヤの太陽歯車を
担持しており、一方、突起は第1のカップリングのカッ
プリング本体と接続されている。2つのギヤ段とカップ
リングが同軸的に配置されているので、切換可能なギヤ
をコンパクトに構成することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図解した添付図面を参照しなが
ら本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の係るパワー・レンチ全体の構成を図
解した側室面図である。このパワー・レンチはハンド・
ドリルのごとく設計されていて、回転モーター(図示せ
ず)を包イfした駆動部1を備えている。回転モーター
は作動レバ2−を押すことにより動作するようになって
いる。駆動部1は、ハンドル部材3を包イTしている別
個のケーシングの中に収容されている。負荷トルクに応
じて動作する変速ギヤ装V!!、4が駆動部lに取り付
けられており、変速ギヤ装置4のケーシング5は駆動部
lのケーシングに関して回転可能に支持されている。し
たがって、駆動部lとノλンドル3は適当なねじ込み位
置に回動させることができる。負荷トルクに応じて動作
する変速ギヤ装置4は第2の遊星ギヤ装置を備えており
、該第2の遊星ギヤ装置はパワー・レンチのケーシング
5の前部6に取り付けられている。へ・ラド7が遊星ギ
ヤ装置4の出力シャフトに固定されており、ねじを回す
ためにソケットをヘッド7に固着させることができるよ
うになっている。ケーシング5の前部6は支持部(図示
せず)を固定するよう輪郭が設定された区画8を備えて
おり、該区画8はケーシング5の前部6、したがって、
該前部6に接続された変速ギヤ装置4のケーシング5を
横方向に延在している定置の当接部に当接せしめて、長
さ方向の軸の回すでパワー・レンチが回転することを防
止するようになっている。
第2図はトルクに応じて動作する変速ギヤ装置4の機能
を図解した概念図である。変速ギヤ装置4は第1の歯車
段21′を備えており、該第1の歯車段21′の出力軸
は、2つの個々に作動可能な駆動分岐部11と12を介
して変速ギヤ装置4の出力シャフト38を駆動するよう
構成されている。
2つの駆動分岐部11と12の一方11は第2の歯車段
26′を備えている。2つの駆動分岐部11と12はそ
れぞれカップリング32と48を介して作動される。2
つのカップリング32と48の一方が係合状態となると
、他方は非係合状態となる。両方のカップリングは共通
の力、ツブリング部材36を備えている。第2の歯車段
26′の外側に配置されているカップリンゲイ8が係合
状態となると、変速ギヤ装置4の出力軸38は、他方の
カップリング32が係合状態となって、第2の歯車段2
6′を介することなく、トルクが直接出力ソケット38
に伝達される場合より大きなトルクと低い速度で駆動さ
れる。
第3図は、第2図に図解されている機能説明図に従って
構成されたトルクに応じて動作する変速ギヤ装置4を切
断した断面図である。変速ギヤ4のケーシング5は駆動
部lに関して回転可能であるようボール・ベアリングI
8を介して支持されている。回転モーターにより駆動さ
れる駆動シャフト19は、駆動部lのケーシングの前面
からケーシング5の中に突設されている。第1の歯車段
21’を形成している遊星ギヤ21の太陽歯車20のシ
ャフト状の肩は駆動シャフト19に接続されていて、駆
動シャフト19といっしょに回転する。太陽歯車20の
シャフト状の肩は、変速ギヤ装置4のケーシング5の中
に取り付けられたベアリング23と23′を介して支持
されている。太陽歯車20の歯は、該太陽歯車20の回
りに配置された遊星歯車22の歯と噛み合っている。遊
星歯車22は、第1のギヤ段21’の出力シャフト24
を形成している遊星キャリヤ29により支持されている
。遊星キャリヤ29は第1の遊星ギヤ21により駆動さ
れる第2の遊星ギヤ26の太陽歯車25を担持しており
、該太陽歯車25は第2のギヤ段26′を形成している
。第2の遊星ギヤ26の太陽歯車25は遊星歯車27を
駆動している。該遊星歯車27は、第1の遊星ギヤ21
の遊星歯車22と同様、ケーシング5の内歯17と噛み
合っている。
遊星キャリヤ29の出力シャフト24はシャフチト状の
突起30を値えており、該突起30はケーシング5内で
同軸的に第2の遊星ギヤ26を越えて延在している。第
2の遊星ギヤ26の遊星キャリヤ52は、ボール・ベア
リング51と51′によりシャフト状の突起30上に回
転可能に支持されている。第1のカブプリング32の力
・1ブリング本体31はシャフト状の突起30に回転可
能に接続されている。カップリング本体31は半径方向
に延在した複数のポケット穴50を4Jiiiえており
、該ポケット穴50の中にボール・キヤッチ33が配置
されている。第3図に示されている状態では、ボール・
キヤッチ33のボール34は移動可能なカップリング部
材36の係合径路35と係合している。カップリング部
材36は出力シャフト38の円筒状の突起37により取
り囲まれており、該突起37はボール・ベアリング54
を介してシャフト状の突起30上に支持されているとと
もに、ボール・ベアリング53を介してケーシング5の
中で支持されている。
互いに向かい合った位置にある三角形の開口40の形状
を呈している2つの案内曲面39が円筒状の突起37の
外周面に形成されている。三角形の開口40のうちの一
方が上から目視した状態を示している第4図の平面図に
図解されている。2つのビン状の案内要素41の端部が
開口40を通って延在している。案内曲面39が案内要
素41と係合しているときは、出力シャフト38は連続
的にカップリング部材36といっしょに回転する。
したがって、出力シャフト38は案内曲面39を形成し
ている開口40内でわずかに相対的に回転することが可
能である。開口40はそれぞれ2等辺三角形の形状を呈
していて、2等辺三角形の頂点は出力シャフト38に向
かって先細になっている(第4図参照)。移動可能なカ
ップリング部材36に接続されている案内要素41は、
第2の遊星ギヤ26の遊星キャリア52に支持されてい
るスプリング46により三角形の頂点に向かって軸方向
に押圧されている。第3図と第4図に示されている高速
モードの状態では、ボール・キヤッチ33内のボール3
4はカップリング部材36の係合径路35内を転がるの
で、カップリング本体31とカップリング部材36は互
いに係合しあっている。
三角形の開口40は出力シャフト38の軸に関して対称
形を呈していて、案内曲面39は反対の方向に傾斜した
2つの傾斜側辺40aと40bを備えており、案内要素
41は該傾斜側辺40aと40bの沿って摺動するよう
になっている。出力シャフト38の負荷モーメントが所
定の限界値を越えると、案内要素41は三角形の案内3
9の頂点を離れ、側辺40aと40bに沿って摺動する
これにより、カブプリング部材36はスプリング46の
作用に抗して駆動シャフト19に向かって移動する。こ
の場合、ボール・キヤッチ33のボール34はカップリ
ング部材36の係合ty路35から横に配置されている
アイドル径路47の中に摺動するので、カップリング部
材36はカップリング本体31との係合状態から解除さ
れることになる。
第2の遊星ギヤ26の遊星キャリア52はカップリング
本体55を備えており、該カップリング本体55は移動
可能なカブプリング部材36と協働して第2のカップ1
ルング48を形成してtする。
出力シャフト38の負荷モーメントが所定の限界値を越
えると、移動可能な力・ツブリング部材36は第2のカ
ップリング48のカブプリング本体55に向かって移動
し、第2の力・ノブリング48の爪49′がカップリン
グ本体55の爪49と係合するとともに、第1のカップ
リング32は係合状態から解除される。変速ギヤ装置4
は軸方向の穴56を備えており、該穴56は第1の遊星
ギヤ21の太陽歯車20と、シャフト状の突起30を有
する遊星キャリヤ29と、出力シャフト38とを通って
延在している。
第5図は、カップリング本体31と移動可能ナカップリ
ング部材36より成る第1のカップリング32を図解し
たものである。カップリング本体31はボール・キヤッ
チ33を備えており、該ボール・キヤッチ33はそれぞ
れ、カップリング本体31の半径方向に延在したボケ・
ノド穴50に包有されているスプリング60と、該スプ
リング60により外向きに押圧されていボール34を備
えている。該ボール34はカップリング部材36の内側
に設けられた係合径路35の中で転がるようになってい
る。この係合径路35の直径は円周方向に変化しており
、ボール34が入り込むへこみ61がカップリング部材
36に形成されている。
それぞれのボール34に対応してへこみ61が設けられ
ており、第5図に示されているように、すべてのボール
34が同時にへこみ61に入り込むようへこみ61が配
置されている。スプリング60の作用によりボール34
がへこみ61内に保持されている間、カップリング本体
31はカップリング部材36と係合しており、案内部材
41を介して出力シャフト38はカップリング36とい
っしょに回転される。ボール34が係合径路35と摺接
し、スプリング60の作用に抗してポケット穴50の中
に押し込まれているときでも、カップリング32は摺動
することができるので、カップリング32が損傷するこ
と防止する安全機能の程度は高い。また、切り換えを行
ったとき、駆動から生じる衝撃が伝達されることを防止
することができる。
第6図は、係合径路35に隣接しているアイドリング径
路47を図解したものである。アイドリング径路47の
直径は一定であって、力、、プリング部材36の内周に
沿ってへこみは設けられていない。負荷モーメントが低
いとき、出力シャフト38に向かって押圧されているカ
ップリング部材36がスプリング46の力に抗して第2
のカップリング48のカップリング本体55に向かって
移動すると、ボール34は係合径路35からアイドリン
グ径路47に移動する。この状態では、変速ギヤ装置4
が回転している間、第2のカップリング48の爪49と
49′は互いに係合しあっているので、カップリング本
体31はカップリング部材36とのカップリング状態か
ら解除されてはいない。
第1図から第6図までに示されている上述のように構成
されたパワー・レンチの動作を説明すれば次ぎの通りで
ある。ねじを締める場合、回わそうとしているねじと接
続されているソケットにパワー・レンチのヘプト7をセ
ットする。駆動部lが駆動シャフト19を回転させる。
これにより第1の遊星ギヤ21の遊星歯車22が駆動さ
れる。
ねじ込みモーメントが低い間、第1のカブプリング32
は係合状態にあり、トルクは第1の遊星ギヤ21の31
!i星キヤリヤ29をへてトルクに応じて動作する変速
ギヤ装置4の出力シャフト38に直接伝達される。出力
シャフト38はケーシング5の前部6に設けられている
第3の下流側の遊星ギヤを駆動し、これにより比較的早
い速度と低いトルクでヘッド7が駆動される。負荷モー
メントが所定の限界値を越えると、2つのカップリング
32と48に共通したカップリング部材36が移動し、
第1のカップリング32は係合状態から解除される。同
時に、第2のカップリング48が係合状態となる。第2
の遊星ギヤ26が噛み合い、該第2の遊星ギヤの3に!
星キャリヤ52が力、ツブリング部材36を介して変速
ギヤ装置4の出力シャフト38と係合することによりト
ルクが伝達される。
第1の遊星ギヤ21の遊星キャリヤ29の回転は第2の
下流側の遊星ギヤ26と噛み合うことにより減速される
ので、パワー・レンチのへラド7は出力シャフト38を
介して低速であるが大きいトルクで駆動される。大きい
トルクと低い速度で行われるこの駆動はねじ締めが終わ
るまで継続される。この間、高速と低速との間で切換が
行われることはない。
第7図は、トルクに応じて動作する本発明の第2の実施
例に従って構成された変速ギヤ装置の機能を図解した概
念図である。第1の実施例の変速ギヤ装置と同様、第2
の実施例の変速ギヤ装置も2つの遊星ギヤ21と26と
2つのカップリング32と48を備えている。2つの変
速ギヤ装置間の唯一の相異点は、第2の実施例の変速ギ
ヤ装置の第2のカブブリング48が第2の遊星ギヤ21
の内側に設けられていて、外側に設けられていないこと
である。
第8図は、第2の実施例に従って構成された変速ギヤ装
置を切断した断面図である。駆動部1から突設された駆
動シャフト19は第1の遊星ギヤ21の太陽歯車20を
担持している。太陽歯車20の外歯は遊星キャリヤ29
を回動させる遊星歯車22の内歯と噛み合っている。遊
星キャリヤ29は、ボール・キヤッチ33を存する第1
の力、ツブリング32を介して変速ギヤ装置4の中で回
転可能に軸方向に延在しているシャフト64を駆動する
。駆動シャフト19から離れた側に位置しているシャフ
ト64の端部は出力シャフト38と係合している。出力
シャフト38に後設されている第3の遊星ギヤ76はパ
ワー・レンチのケーシング5の前部6に配置されている
。出力シャフト38の負荷モーメントが所定の値を越え
ると、第1のカップリング32のカップリング部材36
は移動し、第1のカブプリング32は係合状態から解除
され、第2のカップリング48の爪49と49′が互い
に係合しあう。これにより、第2の遊星ギヤ26の太陽
歯車25が回動される。このとき該太陽歯車25は第2
の遊星ギヤ26の遊星歯車17の外歯と噛み合っている
。第1の力・ノブリング32が係合状態から解除されて
いて、第2の力・ツブリング48が係合状態にある間、
第3の遊星ギヤ76の太陽歯車75は第2の遊星ギヤ2
6の遊星キャリヤ52により駆動される。遊星キャリヤ
52は肩73を備えており、シャフト64と噛み合う内
歯が肩73に刻設されている。肩73の内歯はシャフト
64の外のと噛み合っているので、シャフト64は自由
に回転することができる。
第1のカップリング32が係合状態にあると、出力軸3
8は比較的早い速度でかつ低いトルクで回転する。カッ
プリング部材36が移動して第1のカップリング32が
カップリング状態から解除され、第2のカップリグ48
が係合状態となると、第2の遊星ギヤ26は第1の遊星
ギヤ21に関して二次的なものとなり、出力シャフト3
8は低い速度でかつ大きいトルクで回動される。
第9図と第10図は、移動可能なカップリング部材36
の移動が阻止された状態にあり、第2のカップリング4
8がつねに係合状態にあるが、第1のカップリング32
がつねに係合状態から解除されており、パワー・レンチ
が負荷モードで比較的大きいトルクであるが低い速度で
動作するよう構成されたロッキング装置77を図解した
ものである。カップリング・ケーシング5の外側に調節
リング78が設けられている。該調節リング78はピン
79を備えており、該ピン79はケーシング5と係合し
ている。ピン79はケーシング5の壁面に形成された切
換用の湾曲した溝80(第10図参照)の中で案内され
ている。ケーシング5の中に突出したピン79の端部は
ボール径路82を有するスライダー81を担持している
。ボール径路82の中に収容されているボール83は移
動可能なカップリング部材36のへこみ84と係合して
いる。調節リング78を回動させると、スプリング46
の作用に抗して第2のカップリング48のカップリング
部材55に向かってスライダー81が移動し、第2のカ
ブプリング48の爪49と49′が互いに係合してイン
ターロックを行う。
第2のカップリング48が係合状態にあり、第1のカッ
プリング32が係合状態から解除されている上述の状態
では、スライダー81はロッキング装置77により摺動
が阻止されている。しかし、スライダー81が変速ギヤ
装置4の出力シャフトに向かって移動した状態に保持さ
れている間、ボール82はスライダー81上を転がるこ
とができるので、カップリング部材36は自由に移動す
ることができる。
第11図と第12図は、本発明の別の実施例に従って構
成されたトルクに応じて動作する変速ギヤ装置の第1の
カップリング32を切断した断面図である。このカップ
リング32は、スプリング60をイTするカップリング
本体31が駆動シャフトに関して軸方向に配置されてい
る点で第5図と第6図を参照して上述されたカップリン
グと異なっているにすぎない。この構成によれば、トル
クに応じて動作する変速ギヤ装置の構造を簡素化するこ
とができる。
第1のカップリング32の軸方向に配置されているカッ
プリング本体31とスプリング60とボール34とは協
働して第1と第2のカップリング32と48に共通の軸
方向に移動可能なカップリング部材36を形成している
。第11図に示されているように、共通のカップリング
部材36は高速モードの位置に変位している。この状態
では第2のカップリング48の爪49と49′は係合状
態から解除されているが、第1のカップリング32は係
合状態に保持されている。この高速モードの状態では、
スプリング60により押圧されている第1のカップリン
グ32のボール34は環状部材86の半球状のへこみ8
5と係合しており、環状部材86はパワー・レンチの出
力シャフトと係合している。負荷モーメントが所定の限
界値を越えると、共通のカップリング36は軸方向に移
動し、第2のカップリング48の爪49と49′は互い
に係合しあい、第1のカップリング32のボール34は
環状部材86のへこみ85から滑動する。これにより、
第1のカップリング32は係合状態から解除されること
になる。
ボール34が環状部材86のへこみ85の中に収容され
ていて、スプリング60の作n1に抗してカップリング
本体31のポケット穴50へ押圧されているときも第1
のカップリング32は滑動するので、損傷が生じること
を防止する安全性の程度は高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパワー・レンチ全体を図解した倒
立面図、第2図はトルクに応じて動作する変速ギヤ装置
の機能を図解した概念図、第3図は第2図に図解されて
いるトルクに応じて動作する変速ギヤ装置であって、第
2のカップリングが第2のギヤ段の出力側に配置されて
いる状態を示した断面図、第4図は第3図に類似した断
面図であって、第3図に示されている変速ギヤ装置を土
から目視した部分的な平面図を包有している、第5図は
第3図のV−V線で切断した横断面図、第6図は第3図
のVl−Vl線で切断した横断面図、第7図は本発明の
他の実施例に従って構成されたトルクに応じて動作する
変速ギヤ装置の機能を図解した概念図、第8図は第7図
に図解されているトルクに応じて動作する変速ギヤ装置
であって、第2のカップリングが第2のギヤ段階の入力
側に配置されている状態を示した断面図、第9図は移動
可能なカップリング部材の移動を阻止するロッキング装
置を図解した部分的な断面図、第10図はトルクに応じ
て動作する変速ギヤ装置であって、ロッキング装置を備
えて変速ギヤ装置を上から目視した部分的な平面図、第
11図は本発明の別の実施例に従って構成されたトルク
に応じて動作する変速ギヤ装置の第1のカップリングを
示した部分的な断面図、第12図は第11図のX1l−
XII線で切断した横断面図。 1・・・駆動部、2・・・作動レバー、3・・・ハンド
ル部材、4・・変速ギヤ装置、5・・・ケーシング、6
・・・ケーシング前部、7・・・ヘッド、8・・・区画
、11.12・・駆動分岐部、17・・・内歯、18・
・・ボール・ベヤリング、19・・・駆動シャフト、2
0.25・・・太陽歯車、21・・・第1の遊星ギヤ、
21’・・・第1のギヤ段、22・・・遊星歯車、23
.23’・・・ベヤリング、24・・・出力シャフト、
26・・・第2のi!星ギヤ、26′・・・第2のギヤ
段、27・・・遊星歯車、29・・遊星キャリヤ、30
・・・シャフト状の突起、31・・・カップリング本体
、32,48・・・カップリング、33・・・ボール・
キヤッチ、34・・・ボール、35・・・係合径路、3
6・・・カップリング部材、37・・・円筒状の突起、
38・・・出力シャフト、39・・・案内曲面、40・
・・三角形の開口、40a、40b・・・傾斜側辺、4
1・・・案内要素、46・・・スプリング、47・・・
アイドル径路、48・・・第2のカップリング、49.
49′・・・爪、50・・・ポケット穴、51.51′
・・・ボール・ベヤリング、52・・・遊星キャリヤ、
53.54・・・ボール・ベヤリング、55・・・カッ
プリング本体、56・・・軸方向の穴、60・・・スプ
リング、61・・・へこみ、64・・・シャフト、73
・・・肩、75・・・太陽歯車、76・・・第3の遊星
ギヤ、77・・・ロッキング装置、78・・・調節リン
グ、79・・・ピン、80・・・案内溝、81・・・ス
ライダー、82・・・ボール径路、83・・・ボール、
84.85・・・へこみ、86・・・環状部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)第1の遊星ギヤ(21)を有する速度伝達比が一
    定の第1のギヤ段(21′)と、該第1のギヤ段(21
    ′)と一列に配置された第2のギヤ段(26′)と、2
    つの位置を占めることができ、通常は2つの位置の一方
    に変位していて、負荷トルクが所定の限界値を越えると
    、他方の位置を占めるようにされた共通のカップリング
    部材(36)を有する第1と第2のカップリング(32
    、48)とを備えたトルクに応じて動作する変速ギヤ装
    置を備えたパワー・レンチにおいて、第2のギヤ段(2
    6′)が連続的に駆動される2つの平行な駆動分岐部(
    11、12)の一方に包有されていることと、第1のギ
    ヤ段(21′)の出力が、第1のカップリング(32)
    を備えた第1の駆動分岐部(11)を介して出力シャフ
    ト(38)に伝達されるとともに、第2のカップリング
    (48)と第2のギヤ段(26′)を備えた第2の駆動
    分岐部(12)を介して出力シャフト(38)に伝達さ
    れることと、共通のカップリング部材(36)の2つの
    位置のそれぞれにおいて、カップリング(32、48)
    の一方だけが係合状態となることとを特徴とするパワー
    ・レンチ。(2)第2の駆動分岐部にある第2のカップ
    リング(48)が第2のギヤ段(26′)の出力側に配
    置されていることを特徴とする請求項1記載のパワー・
    レンチ。 (3)第2の駆動分岐部にある第2のカップリング(4
    8)が第2のギヤ段(26′)の入力側に配置されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のパワー・レンチ。 (4)カップリング部材(36)が案内曲面(39)と
    係合している案内要素(41)を介して出力シャフト(
    38)に連結されていて、負荷トルクが所定の限界値を
    越えると、案内曲面(39)に接面しながらカップリン
    グ部材(36)が軸方向に移動し、第2のカップリング
    (48)が係合状態となることを特徴とする請求項1記
    載のパワー・レンチ。(5)案内曲面(39)が三角形
    の開口(40)を限定していて、軸方向に変位すること
    により案内要素(41)が三角形の開口(40)の一方
    のコーナーに当接することと、出力シャフト(38)の
    軸に関して三角形の開口(40)が対称形を呈している
    こととを特徴とする請求項4記載のパワー・レンチ。 (6)案内曲面(39)が出力シャフト(38)に設け
    られており、案内要素(41)がカップリング部材(3
    6)に設けられていることを特徴とする請求項4記載の
    パワー・レンチ。 (7)第1のカップリング(32)が少なくとも1つの
    ボール・キヤッチ(33)を備えており、該ボール・キ
    ヤッチ(33)がカップリング部材(36)に設けられ
    いて、ボール・キヤッチ(33)のボール(34)がへ
    こみ(61)を有する係合径路(35)と係合しており
    、ボール・キヤッチ(33)が遊星ギヤ(21)の遊星
    キャリヤ(29)と接続されたカップリング本体(31
    )に設けられていることを特徴とする請求項1記載のパ
    ワー・レンチ。 (8)第1のカップリング(32)がカツプリング本体
    (31)の係合径路(35)に隣接したアイドリング径
    路(47)を備えており、第2のカップリング(48)
    が係合状態となったとき、アイドリング径路(35)が
    ボール(34)を受け入れることを特徴とする請求項7
    記載のパワー・レンチ。 (9)第1の遊星ギヤ(21)の遊星キャリヤ(29)
    が駆動シャフト(19)に関して同軸状に延在した出力
    シャフト(24)を備えていて、該出力シャフト(24
    )が第2のギヤ段(26′)を越えて延在した突起(3
    0)を備えており、カップリング本体(31)が前記突
    起上に配置されていることを特徴とする請求項7記載の
    パワー・レンチ。 (10)第2のギヤ段(26′)が第2の遊星ギヤ(2
    6)により構成されていることと、第1と第2の遊星ギ
    ヤ(21、26)の遊星歯車(22、27)が共通の中
    空ホィールの内歯(17)と噛み合うようにされている
    こととを特徴とする請求項1記載のパワー・レンチ。 (11)中空のホィールがパワー・レンチのケーシング
    (5)により構成されていることを特徴とする請求項1
    0記載のパワー・レンチ。 (12)パワー・レンチのケーシング(5)が回転可能
    に支持されていることと、ケーシング(5)が定置の当
    接部上でケーシング(5)を支持する支持部を取り付け
    るように輪郭が設定された区画(8)を備えていること
    とを特徴とする請求項11記載のパワー・レンチ。 (13)出力シャフト(38)が第3の遊星ギヤ(76
    )の太陽歯車(20)を担持しており、該太陽歯車(2
    0)が変速ギヤ装置(4)に後設されていることを特徴
    とする請求項1記載のパワー・レンチ。 (14)移動可能なカップリング部材(36)を2つの
    位置の一方に係止するロッキング装置(77)が変速ギ
    ヤ装置(4)に設けられていることを特徴とする請求項
    1記載のパワー・レンチ。
JP16552390A 1989-06-22 1990-06-22 パワー・レンチ Pending JPH03117568A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3920471.5 1989-06-22
DE19893920471 DE3920471C1 (ja) 1989-06-22 1989-06-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03117568A true JPH03117568A (ja) 1991-05-20

Family

ID=6383343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16552390A Pending JPH03117568A (ja) 1989-06-22 1990-06-22 パワー・レンチ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0404035B1 (ja)
JP (1) JPH03117568A (ja)
DE (1) DE3920471C1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4328599C2 (de) * 1992-08-25 1998-01-29 Makita Corp Rotations-Schlagwerkzeug
US5897454A (en) * 1996-01-31 1999-04-27 Black & Decker Inc. Automatic variable transmission for power tool
US6938526B2 (en) * 2003-07-30 2005-09-06 Black & Decker Inc. Impact wrench having an improved anvil to square driver transition
US7314097B2 (en) 2005-02-24 2008-01-01 Black & Decker Inc. Hammer drill with a mode changeover mechanism
US7980324B2 (en) 2006-02-03 2011-07-19 Black & Decker Inc. Housing and gearbox for drill or driver
ES2334081B2 (es) 2006-04-28 2011-12-12 Unex Corporation Intensificador de par de torsion motorizado.
CN201664908U (zh) 2007-06-15 2010-12-08 布莱克和戴克公司 混合冲击工具
DE102007047611A1 (de) * 2007-10-04 2009-04-09 Grohmann Engineering Gmbh Schrauberwerkzeug
US9193053B2 (en) 2008-09-25 2015-11-24 Black & Decker Inc. Hybrid impact tool
US8631880B2 (en) 2009-04-30 2014-01-21 Black & Decker Inc. Power tool with impact mechanism
US8460153B2 (en) 2009-12-23 2013-06-11 Black & Decker Inc. Hybrid impact tool with two-speed transmission
US8584770B2 (en) 2010-03-23 2013-11-19 Black & Decker Inc. Spindle bearing arrangement for a power tool
US9233461B2 (en) 2012-02-27 2016-01-12 Black & Decker Inc. Tool having multi-speed compound planetary transmission

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1478973A1 (de) * 1962-11-23 1969-07-03 Licentia Gmbh Umschaltbares Getriebe mit Ratschenscheiben fuer motorisch angetriebene Handwerkzeuge
US3430521A (en) * 1967-06-19 1969-03-04 Ingersoll Rand Co Power-operated tool having two-speed rotary output
DE3214842A1 (de) * 1982-04-21 1983-10-27 Wagner, Paul-Heinz, 5203 Much Drehwerkzeug
DE3618024A1 (de) * 1986-05-28 1987-12-03 Hilti Ag Elektrowerkzeug mit schaltkupplung
SE450354B (sv) * 1986-06-24 1987-06-22 Atlas Copco Ab Motordrivet tvahastighetsverktyg
DE3636026A1 (de) * 1986-10-23 1988-04-28 Hilti Ag Handgeraet mit werkzeughalter
DE3801972A1 (de) * 1988-01-23 1989-08-03 Wagner Paul Heinz Kraftschrauber

Also Published As

Publication number Publication date
EP0404035B1 (de) 1994-08-31
DE3920471C1 (ja) 1990-09-27
EP0404035A2 (de) 1990-12-27
EP0404035A3 (de) 1991-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4215594A (en) Torque responsive speed shift mechanism for power tool
US4791833A (en) Reduction gear mechanism for motor-driven drill incorporating speed changing mechanism
CN101115585B (zh) 电动工具齿轮组及其转矩过载离合器
US4869131A (en) Variable speed gearing in rotary electric tool
JPH03117568A (ja) パワー・レンチ
JP2867031B2 (ja) パワーレンチ
US4328871A (en) Power tool speed and torque control mechanism
US4892013A (en) Variable speed gearing in rotary electric tool
US5692575A (en) Reversible power wrench
JP3726842B2 (ja) ラチェットレンチ
JPH0386482A (ja) 電動ねじ回し装置
US5399129A (en) Wrap spring downshift mechanism
US5513546A (en) Device for fastening and loosening threaded members
US20130105186A1 (en) Power tool
US5723836A (en) Operation mechanism of circuit breaker
US4462274A (en) Shiftable planetary gear train
US5573472A (en) Wrap spring downshift mechanism
JP5872282B2 (ja) 自動変速装置およびモータ駆動工具
JPH0326470A (ja) アングルドライバ
JP3289958B2 (ja) 回転電動工具の変速装置
US3315545A (en) Gear driven screwdriver
US4003274A (en) Sun and planet gear transmission mechanism particularly for power wrenches
JPH0513790B2 (ja)
JPH0226629Y2 (ja)
JPS5938998Y2 (ja) ナツトランナ