JPH038612Y2 - - Google Patents
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- JPH038612Y2 JPH038612Y2 JP1985088359U JP8835985U JPH038612Y2 JP H038612 Y2 JPH038612 Y2 JP H038612Y2 JP 1985088359 U JP1985088359 U JP 1985088359U JP 8835985 U JP8835985 U JP 8835985U JP H038612 Y2 JPH038612 Y2 JP H038612Y2
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- JP
- Japan
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- layer
- sealing
- intermittent
- sealing material
- surface protective
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- Expired
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Landscapes
- Packages (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、容器の開口部を密封したり、或は
容器の蓋に設けた孔を封止するのに用いる封止材
に関する。
容器の蓋に設けた孔を封止するのに用いる封止材
に関する。
例えば合成樹脂製成形容器の開口部をシート状
の蓋で密封したもので、内容物からガスが発生
し、これを放出する必要が生じる場合がある。
の蓋で密封したもので、内容物からガスが発生
し、これを放出する必要が生じる場合がある。
このため、弾性のある金属片や合成樹脂片で弁
を構成するなどの方法が採られているが、構造が
複雑で、内容物が液体であると潰漏が生じる問題
がある。
を構成するなどの方法が採られているが、構造が
複雑で、内容物が液体であると潰漏が生じる問題
がある。
また、内容物が芳香性物質であつて、使用時に
内容物を取り出す必要がないものでは、通常は高
い密封性が要求され、使用時には通気性のみあれ
ばよく、従つて使用時に孔をあけるなどの方法が
採られているが、体裁が悪く、また取扱い中に内
容物がこぼれるなどの不便がある。
内容物を取り出す必要がないものでは、通常は高
い密封性が要求され、使用時には通気性のみあれ
ばよく、従つて使用時に孔をあけるなどの方法が
採られているが、体裁が悪く、また取扱い中に内
容物がこぼれるなどの不便がある。
また、内容物がコーヒー豆の如き炭酸ガスを放
出するものである場合バリヤー性フイルムを用い
た真空包装袋があるが、発生ガスにより袋が膨ら
む等の問題がある。
出するものである場合バリヤー性フイルムを用い
た真空包装袋があるが、発生ガスにより袋が膨ら
む等の問題がある。
そこで、この考案の目的は、上記の問題点を解
消し、密封性が良好で、しかも通気機能を有する
封止材を提供することにある。
消し、密封性が良好で、しかも通気機能を有する
封止材を提供することにある。
上記の目的を達成するため、この考案において
は、表面保護層と熱封緘性を有する多孔質層とを
間欠的接着剤層で積層し、表面保護層を剥離可能
としたものである。
は、表面保護層と熱封緘性を有する多孔質層とを
間欠的接着剤層で積層し、表面保護層を剥離可能
としたものである。
このようにすると表面保護層を剥離すれば、内
部のガスは、多孔質層と間欠的接着剤層を通つて
放出される。
部のガスは、多孔質層と間欠的接着剤層を通つて
放出される。
以下、この考案の実施例を添付図面に基いて説
明する。
明する。
第１図に示すように、封止材１は、熱封緘機能
を有する多孔質層２とアルミニウム箔、ポリエス
テルフイルム等の表面保護層３とを間欠的接着剤
層４を介して積層したものである。
を有する多孔質層２とアルミニウム箔、ポリエス
テルフイルム等の表面保護層３とを間欠的接着剤
層４を介して積層したものである。
上記接着剤層４は、例えばドライラミネーシヨ
ン接着剤を第２図のように格子状に塗布したもの
であつて、複数の間欠部５を持つている。この間
欠部は、それぞれ接着剤層４に囲まれているた
め、表面保護層３によつて閉鎖され、通気性は遮
断されている。
ン接着剤を第２図のように格子状に塗布したもの
であつて、複数の間欠部５を持つている。この間
欠部は、それぞれ接着剤層４に囲まれているた
め、表面保護層３によつて閉鎖され、通気性は遮
断されている。
また、上記多孔質層２は、VPフイルム（商品
名、三菱モンサント化成ビニル社）やジユラガー
ド（商品名、ポリプラスチツク社）のような微細
な多孔質ポリマーフイルム６に、熱可塑性合成樹
脂から成る間欠的熱封緘層７を積層したものであ
る。この間欠的熱封緘層７は、点状、線状、縞状
など任意の模様を選択することができるが、でき
るだけ間隙を小さくして、第３図に示すように、
容器１０のフランジ１１にヒートシールしたと
き、この層７が加圧加熱によつて溶融流動し、熱
封緘部７′の部分で連続したものとなるようにし、
この部分では外部と遮断して、内容物が潰漏しな
いようにしておく。
名、三菱モンサント化成ビニル社）やジユラガー
ド（商品名、ポリプラスチツク社）のような微細
な多孔質ポリマーフイルム６に、熱可塑性合成樹
脂から成る間欠的熱封緘層７を積層したものであ
る。この間欠的熱封緘層７は、点状、線状、縞状
など任意の模様を選択することができるが、でき
るだけ間隙を小さくして、第３図に示すように、
容器１０のフランジ１１にヒートシールしたと
き、この層７が加圧加熱によつて溶融流動し、熱
封緘部７′の部分で連続したものとなるようにし、
この部分では外部と遮断して、内容物が潰漏しな
いようにしておく。
勿論、封緘部７′のみを連続的模様となる様に
してもよい。
してもよい。
いま、第３図に示すような密封容器で、内容物
からガスが発生した場合、これが間欠的熱封緘層
７の間隙を通り、さらに多孔質ポリマーフイルム
５を通つて接着剤層４の間欠部５に保持される。
からガスが発生した場合、これが間欠的熱封緘層
７の間隙を通り、さらに多孔質ポリマーフイルム
５を通つて接着剤層４の間欠部５に保持される。
第４図に示すように、上記多孔質ポリマーフイ
ルム６に熱封緘性があれば、これ単独で熱封緘機
能を有する多孔質層２を形成することができる。
ルム６に熱封緘性があれば、これ単独で熱封緘機
能を有する多孔質層２を形成することができる。
前述のように、接着剤層４を間欠的に設けるこ
とによつて、前記表面保護層３の多孔質層２に対
する剥離強度を、多孔質層２のフランジ１１に対
する接着強度よりも小さくし、表面保護層３のみ
を剥離して除去することができるようにしてお
く。表面保護層３を剥離すると多孔質層２のみが
残留し、これが通気性を有するので、芳香剤など
を内容物とするとき、流通過程では密封性を維持
して使用時に通気性を持たせることができる。
とによつて、前記表面保護層３の多孔質層２に対
する剥離強度を、多孔質層２のフランジ１１に対
する接着強度よりも小さくし、表面保護層３のみ
を剥離して除去することができるようにしてお
く。表面保護層３を剥離すると多孔質層２のみが
残留し、これが通気性を有するので、芳香剤など
を内容物とするとき、流通過程では密封性を維持
して使用時に通気性を持たせることができる。
なお、上記のような封止材１は容器の蓋として
用いられるほか第５図に示すように、容器の蓋の
一部として使用することができる。図示のよう
に、主体となる蓋１１に通気可能部分１２を設
け、その部分を封止材１で封緘する。なお、図
中、１３は金属缶、１４は開封用引張片、１５は
切目である。
用いられるほか第５図に示すように、容器の蓋の
一部として使用することができる。図示のよう
に、主体となる蓋１１に通気可能部分１２を設
け、その部分を封止材１で封緘する。なお、図
中、１３は金属缶、１４は開封用引張片、１５は
切目である。
第６図は、自立性袋１６に適用した例である。
図中、１７は通気可能部分である。
この考案によれば、以上のように、バリヤー性
の良好な表面保護層と熱封緘性を有する多孔質層
とを、間欠的接着剤層を介して積層したので、密
封性に優れていると同時に、接着剤層の間欠部が
容器内部で発生したガスを暫時捕捉することがで
き、また表面保護層を剥離すれば接着剤層が間欠
的に設けられているので、容器内部と確実に通気
性を持たせることができる。
の良好な表面保護層と熱封緘性を有する多孔質層
とを、間欠的接着剤層を介して積層したので、密
封性に優れていると同時に、接着剤層の間欠部が
容器内部で発生したガスを暫時捕捉することがで
き、また表面保護層を剥離すれば接着剤層が間欠
的に設けられているので、容器内部と確実に通気
性を持たせることができる。
第１図はこの考案の封止材の一例を示す断面
図、第２図は同上の接着剤層の縦断面図、第３図
は第１図の封止材を用いた密封容器の断面図、第
４図は封止材の他の例を示す断面図、第５図は封
止材の別の適用例を示す断面図、第６図はさらに
他の適用例を示す正面図である。 １……封止材、２……熱封緘性を有する多孔質
層、３……表面保護層、４……間欠的接着剤層、
５……間欠部。
図、第２図は同上の接着剤層の縦断面図、第３図
は第１図の封止材を用いた密封容器の断面図、第
４図は封止材の他の例を示す断面図、第５図は封
止材の別の適用例を示す断面図、第６図はさらに
他の適用例を示す正面図である。 １……封止材、２……熱封緘性を有する多孔質
層、３……表面保護層、４……間欠的接着剤層、
５……間欠部。
Claims (1)
- 表面保護層と熱封緘機能を有する多孔質層を間
欠的接着剤層を介して積層し、上記表面保護層が
剥離可能であることを特徴とする封止材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985088359U JPH038612Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985088359U JPH038612Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61205963U JPS61205963U (ja) | 1986-12-26 |
| JPH038612Y2 true JPH038612Y2 (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=30641417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985088359U Expired JPH038612Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH038612Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6054559B2 (ja) * | 1979-08-01 | 1985-11-30 | 株式会社 テイエルブイ | 下向開放バケツトフロ−ト形スチ−ムトラツプ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6054559U (ja) * | 1983-09-21 | 1985-04-17 | 大日本印刷株式会社 | 包装体 |
-
1985
- 1985-06-11 JP JP1985088359U patent/JPH038612Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6054559B2 (ja) * | 1979-08-01 | 1985-11-30 | 株式会社 テイエルブイ | 下向開放バケツトフロ−ト形スチ−ムトラツプ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61205963U (ja) | 1986-12-26 |
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