JPH0380682A - 液晶ライトバルブを用いた画像投影機の台形歪補正回路 - Google Patents

液晶ライトバルブを用いた画像投影機の台形歪補正回路

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JPH0380682A
JPH0380682A JP21698689A JP21698689A JPH0380682A JP H0380682 A JPH0380682 A JP H0380682A JP 21698689 A JP21698689 A JP 21698689A JP 21698689 A JP21698689 A JP 21698689A JP H0380682 A JPH0380682 A JP H0380682A
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Japan
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liquid crystal
light valve
crystal light
pulses
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Takechika Shibayama
柴山 健爾
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (従来の技術) 本発明は液晶ライトバルブを用いた画像投影機の台形歪
補正回路に関する。
(従来の技術) 映像信号(画像信号)によって制御されている液晶ライ
トバルブによって光源の光を強度変調し、液晶ライトバ
ルブから出射された光を投影光学系を介してスクリーン
に結像させてスクリーン上に投影するようにした画像投
影機が知られている。
前記した液晶ライトバルブを用いた画像投影機は、陰極
線管を使用した画像投影機において問題にされていた諸
点、すなわち、地磁気によって投影画像が影響を受ける
、加法混色の3原色の各原色の像を各原色像毎に設けら
れた3つの光学系によって光学的に重ね合わせるために
再生画像に色ずれが生じ易くスクリーンサイズを任意に
設定し難い、等の問題点がなく1例えば1画像投影機を
スクリーンから3.8メ一トル離れた位置に設置すれば
、対角線の長さが2.5メートルの大きさのカラー画像
をスクリーン上に投影できる、などのように、単一の投
影光学系で任意の大きさのカラー画像をスクリーン上に
投影できる等の利点があるために、映像信号(画像信号
)による画像の投影を液晶ライトバルブを用いた画像投
影機によって行うことが盛んに行われるようになって来
た。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、H像投影機の投影光学系の光軸とスクリーン
の中心位置の法線とが一致するような状態で画像投影機
が設置された場合には、スクリーン上に投影された画像
に台形歪を生じさせるようなことは起こらないが、スク
リーンの前方側に画像投影機を設置してスクリーン上に
画像の投影が行われる場合に、画像投影機をそれの投影
光学系の光軸がスクリーンの中心の法線に一致するよう
な設置の態様にすると、画像投影機の存在がスクリーン
上の投影画像の観賞の妨げになることもあるために1画
像投影機を床上に設置したり、あるいは天吊り設置にし
たりすることが行われる。
しかし、前記のように画像投影機を床上に設置したり、
あるいは天吊り設置にしたりすると、スクリーンに投影
された画像に台形歪が生じることが問題になる。
第5図及び第6図は前記のrjJIIg点を説明するた
めの図であって、第5図及び第6図においてLAは液晶
ライトバルブを用いた画像投影機であり、また、Sはス
クリーンである。
第5図中の液晶ライトバルブを用いた画像投影機LA及
び第6図の(a)における実線図示の液晶ライトバルブ
を用いた画像投影機LAは、それの投射光学系の光軸が
スクリーンSの中心0における法線に一致した状態とな
るようにして設置されている場合を例示しており、また
、第6図の(a)における−点鎖線図示の液晶ライトバ
ルブを用いた画像投影機LAは、第6図の(a)におけ
る実線図示の液晶ライトバルブを用いた画像投影機LA
を太矢印の方向に移動させて床上に設置した状態を例示
している。
液晶ライトバルブを用いた画像投影機LAが第5図及び
第6図の(a)における実線図示の位置に設置された場
合には、液晶ライトバルブを用いた画像投影機LAから
長方形の画像をスクリーンS上に投影すると、スクリー
ンS上には第5図及び第6図の(b)に示されているa
、b、c、dの各点で包囲されている長方形の画像が投
影される。
しかし、液晶ライトバルブを用いた画像投影機LAを第
6図の(a)における−点鎖線図示の位置として、液晶
ライトバルブを用いた画像投影機LAから長方形の画像
をスクリーンS上に投影すると、スクリーンS上には第
6図の(b)に示されているa’ t b’ 、c’ 
、d’の各点で包囲されている台形状の画像が投影され
ることになる。
今、スクリーンSの0点と液晶ライトバルブを用いた画
像投影機LAにおけるp点との距離が前記の例のように
3.8メートルとして、スクリーンS上に対角線の長さ
が2.5メートルの画像が投影されるようになされてい
る場合に、液晶ライトバルブを用いた画像投影機LAを
第5図及び第6図の(a)における実線図示の位置に設
置している状態から1画像投影機LAを第6図の(b)
における−点鎖線図示の位置に移動させると、スクリー
ン上Sに投影された画像には約10%の台形が歪が生じ
た。
前記のようにスクリーンSに投影された画像に台形歪が
生じることは望ましいことではなく、投影の対象にされ
ている画像が台形歪の無い状態でスクリーン上に投影さ
れるようにすることが求められた。
(a題を解決するための手段) 本発明は順次のl水平走査期間中に予め定められた一定
個数のパルスを発生させるべきパルスの発生手段として
、液晶ライトバルブの1列の画素を横方向に走査する期
間を少なくとも含むように設定された第1の期間と、前
記した第1の期間以外の期間に対応している第2の期間
との2つの期間に1水平走査期間を区分したときに、1
水平走査期間中に設定された前記の第1の期間と第2の
期間とにそれぞれ対応して発生させるパルスが、第1の
期間中に発生されるパルスの方が第2の期間中に発生さ
れるパルスの繰返し周期よりも長く。
かつ、前記したパルスの繰返し周期が垂直走査周期で単
調に変化されるように構成されたものを用い、前記した
パルスの発生手段から発生されたパルスによって映像信
号が標本抽出された状態のデジタル画像データを得る手
段と、前記のデジタル画像データを記憶するメモリと、
1水平走査期間中に前記した予め定められた一定個数の
パルスを一定の繰返し周期で発生させうる一定周期のパ
ルス発生手段と、前記した一定周期のパルス発生手段に
よって発生されたパルスによって前記したメモリからデ
ジタル画像データを読出した後にアナロク映像信号に変
換する手段と、前記したアナログ映像信号を液晶ライト
バルブに供給して画像の台形歪が補正された画像が液晶
ライトバルブを介してスクリーンに投影されるようにし
た液晶ライトバルブを用いた画像投影機の台形歪補正回
路を提供する。
(作用) 1水平走査期間中に発生させる予め定められた一定個数
のパルスの内で、液晶ライトバルブの1列の画素を横方
向に走査する期間を少なくとも含むように設定された第
1の期間において発生されるパルスが、前記した第1の
期間以外の期間に対応している第2の期間に発生される
パルスよりも繰返し周期が長いものとなされているとと
もに、前記したパルスの繰返し周期が垂直走査周期で単
調に変化されるようになされているパルスを発生させる
前記したパルスによって映像信号が標本抽出された状態
のデジタル画像データを発生させて、それをメモリに記
憶する。
1水平走査期間中に予め定められた一定個数のパルスを
一定の繰返し周期で発生させて、その−定周期のパルス
によって前記したメモリからデジタル画像データを読出
した後にアナロク映像信号に変換し、そのアナログ映像
信号を液晶ライトバルブに供給して画像の台形歪が補正
された画像が液晶ライトバルブを介してスクリーンに投
影されるようにする。
(実施例) 以下、本発明の液晶ライトバルブを用いた画像投影機の
台形歪補正回路を添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明の液晶ライトバルブを用いた画像投影機
の台形歪補正回路の一実施例のブロック図であり、また
、第2図は本発明の液晶ライトバルブを用いた画像投影
機の台形歪補正回路の一部の変形構成態様を示すブロッ
ク図、第3図及び第4図は動作説明用の波形図である。
第1図において1は投影の対象にされる映像信号(画像
信号)の入力端子、2は垂直同期信号Svの入力端子、
3は水平同期信号shの入力端子。
4はアナログデジタル変換器、5はメモリ(デジタルメ
モリ・・・例えばFIFOメモリ)、6はデジタルアナ
ログ変換器、7は液晶ライトバルブの駆動回路、8は液
晶ライトバルブ、9は鋸歯状波発生器、10は単安定マ
ルチバイブレータ、11は乗算器、12.18はサンプ
ルホールド回路、13.19はローパスフィルタ、14
は加算器、15.20は電圧制御発振器、16,21は
分周器、17.22は台形波発生器、23は制御信号に
よって出力パルス幅が可変とされる単安定マルチバイブ
レータであり、また、第2図において24はインバータ
、SWは切換スイッチである。
第1図において、サンプルホールド回路18→ローパス
フイルタ19→電圧制御発振器20→分周器21→台形
波発生器22→サンプルホールド回路18の回路からな
る一巡のループは1周知のフェーズロックドループ(P
 L L)を構成しており。
前記したPLLは入力端子3に供給されている水平同期
信号shと同期した所定の一定の繰返し周期を有するパ
ルスPcを電圧制御発振器20から出力する。前記した
電圧制御発振器20から出力されたパルスPcは、メモ
リ5における読出しクロックとデジタルアナログ変換器
6におけるタイミングパルスとして用いられる。
また、サンプルホールド回路12→ローパスフイルタ1
3→加算器14→電圧制御発振器15→分、I)l[i
16→台形波発生器17→サンプルホールド回路12の
回路からなる一巡のループも、フェーズロックドループ
(PLL)を構成しており、前記した電圧制御発振11
15は入力端子3に供給されている相隣ろ水平同期信号
shの期間(LM期間)中に予め定められた個数のパル
スを発生するが、前記した電圧制御発振器15から出力
されるパルスは、前記したPLLを構成している一巡の
ループ内に設けられている加算器14から電圧制御発振
器15に供給される制御電圧に応じて、繰返し周期が変
化しているものになる。
そして、前記の加算器14にはPLLの一巡のループ外
の乗算器11から信号Ssm、すなわち、第3図の(f
)に示されているように、各1水平走査期間内において
電圧の高い状態の一定の長さの期間(第1の期間)と電
圧の低い状態の一定の長さの期間(第2の期間)とを有
しているとともに、前記した各l水平走査期間内におけ
る電圧値が、垂直走査周期で単調に増加または単調に減
少、すなわち垂直走査周期で単調に変化している状態(
第3図の(e)、(f)参照)の信号Ssmが加えられ
る。
前記した加算器14に供給される信号Ssmは。
次のようにして発生されたものである。すなわち第1図
中の入力端子8に供給された水平同期信号sh(第3図
の(a))の前縁によって単安定マルチバイブレータ1
0がトリガされることにより、前記した単安定マルチバ
イブレータ10では水平同期信号shの前縁の時間位!
!t1から時間位Mt2までのパルス幅τ1(第1の期
間の時間幅τl)を有する第3図の(b)に例示されて
いる信号Smを発生して乗算器11に供給する。
前記した信号Smのパルス幅τ1の期間は、1水平走査
期間中で第1の期間を形成し、また、l水平走査期間I
H中で前記した第1の期間を除く期間、すなわち(IH
−τ1)=τ2の凱間は第2の期間を形成している。
また、前記した乗算器を工には第1図中の入力端子2に
供給された垂直同期信号Sv(第3図の(C))がタイ
ミング信号として供給されている鋸歯状波発生器9で発
生された垂直走査周期1■を有する鋸歯状波信号Ss(
第3図の(d))も供給されている。
それで前記の乗算器11では前記の2信号Sm。
Ssの電圧を乗算して、第3図の(a)に例示されてい
るような出力信号Ssmを加算器14に供給する。第3
図の(f)は、第3図の(e)に例示されている出力信
号Ssmの一部分の拡大図である。
前記した加算器14の出力信号が電圧制御信号として供
給される電圧制御発振器15で発生されるパルスは、加
算器14に供給されている信号Ssmの電圧が、l水平
走査期間IH内で高い状態になされる第1の期間と低い
状態になされる第2の期間との2つの期間と対応して、
l水平走査期。
1!IIH内において繰返し周期の短いパルスPaによ
るパルス列と繰返し周期の長いパルスpbによるパルス
列とが時間軸上に直列的に並んでいる状態のものになさ
れる(第4図の(Q))。
また、前記した第1.第2の期間にそれぞれ出力される
パルスの繰返し周期は、垂直走査周期で単調に増加また
は単調に減少するように順次の水平走査期間毎に変化し
ている。
したがって、次々の1水平走査期間における第Iの期間
に発生されるパルスPaの個数は、垂直走査周期で単調
に変化(単調に増加、または単調に減少)している状態
になるが、PLLは水平同期信号shにロックして動作
しているために、電圧制御発振器20から出力されるパ
ルスの総数はどの1水平走査期間についても一定値であ
るから、次々の1水平走査期間における第2の期間に発
生されるパルスpbの個数も垂直走査周期で単調に変化
(単調に減少、または単調に増加)している状態になる
前記の状態を数値例によって説明すると次のとおりであ
る。1水平走査期間中にPLL中の電圧制御発振器15
から出力されるパルスの総数を今仮に300個であると
した場合に、1番目の水平走査期間では例えば第1の期
間に100個のパルスPaと第2の期間に200個のパ
ルスpbとの計300個のパルスがPLL中の電圧制御
発振器15から出力され、また、2番目の水平走査期間
では第1の期間に99個のパルスPaと第2の期間に2
01個のパルスpbとの計300個のパルスがPLL中
の電圧制御発振器15から出力され。
さらに3番目の水平走査期間では例えば第1の期間に9
8個のパルスPaと第2の期間に202個のパルスpb
との計300個のパルスがPLL中の電圧制御発振器1
5から出力され、また、4番目の水平走査期間では第1
の期間に97個のパルスPaと第2の期間に223個の
パルスpbとの計300個のパルスがPLL中の電圧制
御発振器15から出力される、というような状態である
1水平走査期間に前記したPLL中の電圧制御発振器1
5から出力される第1の期間中のパルスPaの個数と第
2の期間中のパルスpbの個数との和は、前記のように
順次の各1水平走査期間について同一とされているが、
このPLL中の電圧制御発振器15で1水平走査期間中
に発生されるパルスの総数は、既述したPLL中の電圧
制御発振器20から一定の繰返↓−周期で1水平走査期
間中に発生されるパルスPcの総数に等しbミ。
第4図は映像信号(第4図の(a))と、単安定マルチ
バイブレータ10の出力信号Sm(第4図の(b))と
、前記したPLLの電圧制御発振器15からある1水平
走査期間における第1の期間に発生される短い繰返し周
期のパルスPaと第2の期間に発生される長い繰返し周
期のパルスPa(第4図の(C))と、前記したPLL
の電圧制御発振器20から発生される常に一定の繰返し
周期を有するパルスPc(第4図の(d))と、後述さ
れている書込みスタートパルスPs(第4図の(e))
とのタイミング関係を説明している図である。
さて、PLL中の電圧制御発振器15から出力される前
記のパルスPa、Pbは、アナログデジタル変換器4と
メモリ5とに供給されて、アナログデジタル変換器4で
は標本化パルスとして用いられ、またメモリ5では書込
みパルスとして用いられる。
第1図において入力端子1に供給された映像信号(画像
信号)は、アナログデジタル変換器4によってデジタル
画像データに変換されるが、前記したアナログデジタル
変換器4には、前記したPLLの電圧制御発振器15か
ら出力されたパルスPa、Pbが標本化パルスとして供
給されているから、前記のアナログデジタル変換器4に
おいて標本化され量子化されて出力されるデジタル画像
データは、各1水平走査期間において同一個数の標本抽
出が行われるが、前記の標本抽出(111本化)が行わ
れる映像信号の位置は、順次の1水平走査期間毎に前記
したPLLの電圧制御発振器15から標本化パルスとし
て供給されているパルスPa。
pbによって定まるから、順次の1水平走査期間毎にず
れているものになる。
前記のアナログデジタル変換器4から出力されたデジタ
ル画像データは、前記したPLLの電圧制御発振器15
から標本化パルスとして供給されているパルスPa、P
bを書込みパルスとしてメモリ5(例えばFIFOが用
いられてよい)に書込まれる。
前記したメモリ5に書込まれたデジタル画像データは、
既述したPLLの電圧制御発振器20から出力されてい
る一定の繰返し周期を有するパルスPcを読出しパルス
としてメモリ5から読出されてデジタルアナログ変換器
6に供給される。
デジタルアナログ変換器6では、それに供給されたデー
ジタル画像データをデジタルアナログ変換し、出力のア
ナログ信号の映像信号を液晶ライトパルプの駆動回路7
に供給する。
既述のように入力端子1に供給された映像信号における
1水平走査期間IH中の第1の期間にはアナログデジタ
ル変換器4において繰返し周期の短いパルスPaによっ
て標本化量子化され、また映像信号における1水平走査
期間IH中の第2の期間にはアナログデジタル変換器4
において繰返し周期の長いパルスpbによって標本化量
子化されたものが順次にメモリ5に記憶された後に、メ
モリ5から一定の繰返し周期のパルスPcによって読出
されてデジタルアナログ変換されたものであるから、デ
ジタルアナログ変換器6から液晶ライトバルブの駆動回
路7に供給されるアナログ信号(映像信号)は、入力端
子1に供給された映像信号の1水平走査期間における第
1の期間と対応している映像部分の時間軸が伸長された
状態になされているとともに、入力端子1に供給された
映像信号の1水平走査期間における第2の期間と対応し
ている映像部分の時間軸が圧縮されている状態になされ
ているが、第1の期間と第2の期間とからなる1水平走
査期間は、入力端子1に供給されている映像信号の1水
平走査期間に等しいものになされている。
そして、液晶ライトバルブの駆動回路7では。
端子25からそれに供給された駆動パルスにより順次の
各1水平走査期間の映像信号を液晶ライトバルブにおけ
る2次元的な画素配列における順次の各横1列の画素配
列における次々の画素に与えるように動作するから、液
晶ライトバルブ8上に表示される画像はもとの画像が長
方形であったとすると台形状に歪んだものとして表示さ
れることになる。
それで、前記のように液晶ライトパルプ8上に表示され
る台形状に歪んでいる画像として、それをスクリーンS
に投影したときに、スクリーンS上にもとの正しい直方
形状の画像が映出されるようなものにすることにより、
液晶ライトバルブを用いた画像投影機の台形歪は良好に
補正できることになる。
すなわち、液晶ライトバルブ8を用いた画像投影機LA
を例えば床上設置の状態を示す第6図の(a)における
−点鎖線図示の位置として、液晶ライトバルブ8を用い
た画像投影機LAから長方形の画像をスクリーンS上に
投影すると、スクリーンS上には第6図の(b)に示さ
れているa’tbtc’ 、d’の各点で包囲されてい
る台形状の画像が投影されることになるから、この場合
には画像投影機LAのライトバルブ8に上辺の長さが下
辺の長さよりも短い状態の台形の画像を表示して。
スクリーンS上に第6図の(b)に示されているa。
b、c、dの各点で包囲されている直方形状の画像が投
影されるようにし、また、液晶ライトバルブ8を用いた
画像投影機LAを例えば天吊り設置の状態として、液晶
ライトバルブ8を用いた画像投影機LAから長方形の画
像をスクリーンS上に投影すると、スクリーンS上には
前述の場合とは逆に上辺の長さが下辺の長さよりも短い
状態の台形の画像が投影されることになるから、この場
合には画像投影機LAのライトバルブ8に上辺の長さが
下辺の長さよりも長い状態の台形の画像を表示して、ス
クリーンS上に第6図の(b)に示されているay b
 s Og dの各点で包囲されている直方形状の画像
が投影されるようにするのである。
ところで、前記のようにスクリーンS上に台形歪が補正
された状態の画像が表示されるためには。
前述のように液晶ライトパルプ8上に表示させるべき台
形状に歪んでいる画像として、それをスクリーンSに投
影したときに、スクリーンS上にもとの正しい直方形状
の画像が映出されるようなものになされていることが必
要であるから、そのために順次の各1水平走査期間の映
像信号を液晶ライトバルブ8における2次元的な画素配
列における順次の各横1列の画素配列における次々の画
素に与える際に、順次の各横1列の画素配列毎に映像信
号の書込み開始のタイミングを垂直周期で変化させる。
それで、前記の液晶ライトバルブの駆動回路7には、制
御信号によって出力パルス幅が可変とされる単安定マル
チバイブレータ23から出力させた書込み開始パルス−
PW(第4図の(e))も供給されている。そして前記
の液晶ライトバルブの駆動回路7における書込み動作の
開始は、前記した書込み開始パルスPwの立下がりの時
点で行われる。
前記した制御信号によって出力パルス幅が可変とされる
単安定マルチバイブレータ23は、tlA歯状波発生器
9から出力された第3図の(d)に示されている鋸歯状
波信号Ssが制御電圧として供給されていて、端子3か
ら供給される水平同期信号shによってトリガされる度
毎に発生する出力パルスのパルス幅が、トリガされる時
点における鋸歯状波信号Ssによる制御電圧の電圧値に
応じて変化されるような構成のものである。
前記のように制御信号の電圧に応じて出力パルス幅が可
変とされる単安定マルチバイブレータ23は、制御電圧
値によって時定数が変化されるような構成のものとする
ことにより容易に得ることができる。
なお、前記した制御信号によって出力パルス幅が可変と
される単安定マルチバイブレータ23の代わりに、電圧
制御型の可変遅延回路を使用し、前記した鋸歯状波発生
器9から出力された第3@の(d)に示されている鋸歯
状波信号Sgを制御電圧として水平同期信号shを遅延
させて書込み開始パルスPwが得られるようにしてもよ
い。
前記した液晶ライトバルブの駆動回路7には、前述のよ
うにデジタルアナログ変換器6からの映像信号と、制御
信号によって出力パルス幅が可変とされる単安定マルチ
バイブレータ23からの書込み開始パルスPwと、端子
25からの駆動パルスとが供給されているから、液晶ラ
イトバルブの駆動回路7では、前記した書込み開始パル
スPwが与えられる毎に、前記した端子25からそれに
供給されている駆動パルスにより順次の各1水平走査期
間の映像信号が液晶ライトバルブにおける2次元的な画
素配列における順次の各横1列の画素配列における次々
の画素に与えるように動作する。それで、液晶ライトバ
ルブ8上に表示される画像はもとの画像が長方形であっ
たとすると所定の台形状に歪んだも−のとして表示され
ることになる。
既述のように、液晶ライトバルブ8を用いた画像投影機
LAを例えば床上設置の状態としたときと、液晶ライト
バルブ8を用いた画像投影機LAを例えば天吊り設置の
状態としたときとにおいては、スクリーンS上に投影さ
れた画像の台形歪の態様は逆になるから、画像投影機L
Aを前記した2つの設置態様の内のどちらとした場合で
もスクリーンS上に投影された画像の台形歪を補正でき
るようにされていることは望ましい実施の態様である。
第2図は前記のように液晶ライトバルブ8を用いた画像
投影機LAを床上設置の状態としたり、あるいは天吊り
設置の状態にしたり、というように設置の態様が変更さ
れても、スクリーンS上に投影される画像の台形歪の補
正が良好に行なわれうるように、台形歪の補正の態様が
適正な状態に容易に切換えられるようにした回路構成部
分を示したブロック図であり、この第2図において第1
図中に示されている構成部分と同一の図面符号が付され
ている構成部分は、第1図中の同一図面符号で示されて
いる構成部分に対応している。
第2図において鋸歯状波発生器9から出力された鋸歯状
波信号Ssは、切換スイッチSWにおける固定接点Sに
与えられるとともに、インバータ24によって極性が反
転された後に前記した切換スイッチSWにおける固定接
点工に与えられている。
それで、液晶ライトバルブ8を用いた画像投影機LAが
例えば床上設置の状態で使用されるときには、前記した
切換スイッチSWにおける可動接点Vを固定接点S側に
切換えた状態として切換スイッチSWからの出力信号が
乗算器11と制御信号によって出力パルス幅が可変とさ
れる単安定マルチバイブレータ23とに供給されるよう
にし、また、液晶ライトバルブ8を用いた画像投影機L
Aが例えば天吊り設置の状態で使用されるときには、前
記した切換スイッチSWにおける可動接点Vを固定接点
S側に切換えた状態として切換スイッチSWからの出力
信号が乗算器11と制御信号によって出力パルス幅が可
変とされる単安定マルチバイブレータ23とに供給され
るようにすると。
前記のように液晶ライトバルブ8を用いた画像投影機L
Aを床上設置の状態としたり、あるいは天吊り設置の状
態にしたり、というように設置の態様が変更されても、
スクリーンS上に投影される画像の台形歪の補正が良好
に行なわれうるようにできる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明は順次の1水平走査期間中に予め定められた一定個数
のパルスを発生させるべきパルスの発生手段として、液
晶ライトバルブの1列の画素を横方向に走査する期間を
少なくとも含むように設定された第1の期間と、前記し
た第1の期間以外の期間に対応している第2の期間との
2つの期間に1水平走査期間を区分したときに、1水平
走査期間中に設定された前記の第1の期間と第2の期間
とにそれぞれ対応して発生させるパルスが、第1の期間
中に発生されるパルスの方が第2の期間中に発生される
パルスの繰返し周期よりも長く、かつ、前記したパルス
の繰返し周期が垂直走査周期で単調に変化されるように
構成されたものを用い、前記したパルスの発生手段から
発生されたパルスによって映像信号が標本抽出された状
態のデジタル画像データを得る手段と、前記のデジタル
画像データを記憶するメモリと、1水平走査期間中に前
記した予め定められた一定個数のパルスを一定の繰返し
周期で発生させうる一定周期のパルス発生手段と、前記
した一定周期のパルス発生手段によって発生されたパル
スによって前記したメモリからデジタル画像データを読
出した後にアナログ映像信号に変換する手段と、前記し
たアナログ映像信号を液晶ライトバルブに供給して画像
の台形歪が補正された画像が液晶ライトバルブを介して
スクリーンに投影されるようにした液晶ライトバルブを
用いた画像投影機の台形歪補正回路であって、■水平走
査期間中に発生させる予め定められた一定個数のパルス
の内で、液晶ライトバルブの1列の画素を横方向に走査
する期間を少なくとも含むように設定された第1の期間
において発生されるパルスが、前記した第1の期間以外
の期間に対応している第2の期間に発生されるパルスよ
りも繰返し周期が長いものとなされているとともに、前
記したパルスの繰返し周期が垂直走査周期で単調に変化
されるようになされているパルスを発生させ、前記した
パルスによって映像信号が標本抽出された状態のデジタ
ル画像データを発生させて、それをメモリに記憶し、ま
た1水平走査期間中に予め定められた一定個数のパルス
を一定の繰返し周期で発生させて、その一定周期のパル
スによって前記したメモリからデジタル画像データを1
読出した後にアナログ映像信号に変換し、そのアナログ
映像信号を液晶ライトバルブに供給することにより液晶
ライトバルブに、スクリーン上に生じる台形歪と逆の台
形歪の生じた画像が形成されるようにして、光源からの
光が液晶ライトバルブを介してスクリーン上に投影され
たときに、スクリーン上には台形歪の補正された画像が
得られるようにしたものであるから、この本発明の液晶
ライトバルブを用いた画像投影機の台形歪補正回路によ
れば、既述した従来の問題点は良好に解決できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液晶ライトバルブを用いた画像投影機
の台形歪補正回路の一実施例のブロック図であり、また
、第2図は本発明の液晶ライトバルブを用いた画像投影
機の台形歪補正回路の一部の変形構成態様を示すブロッ
ク図、第3図及び第4図は動作説明用の波形図、第5図
は液晶ライトバルブを用いた画像投影機の使用態様を説
明するための斜視図、第6図は液晶ライトバルブを用い
た画像投影機の問題点を説明するための図である。 LA・・・液晶ライトバルブを用いた画像投影機。 SW・・・切換スイッチ、S・・・スクリーン、1・・
・映像信号(画像信号)の入力端子、2・・・垂直同期
信号SVの入力端子、3・・・水平同期信号shの入力
端子、4・・・アナログデジタル変換器、5・・・メモ
リ、6・・・デジタルアナログ変換器、7はライトバル
ブの液晶駆動回路、8・・・液晶ライトバルブ、9・・
・鋸歯状波発生器、10・・・単安定マルチバイブレー
タ、11・・・乗算器、12.18・・・サンプルホー
ルド回路。 13.19・・・ローパスフィルタ、14・・・加算器
。 15.20・・・電圧制御発振器、16,21・・・分
周器+ 17.22・・・台形波発生器、23・・・制
御信号によって出力パルス幅が可変とされる単安定マル
チバイブレータ、24・・・インバータ、25・・・端
子、ろ6白 手続補正書(自制 御、事件の表示 平成1年特許願第216986号 2、発明の名称 液晶ライトバルブを用いた画像投影機の台形歪補正回路
3゜ 補正をする者 事件との関係    特 許 出願人 傑 所 神奈川県横浜市神祭用区守屋町3丁目12番地
名称(432)  日本ビクター株式会社4、代理人 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 明細書第2頁第14行「従来の技術」 を 「産業上の利用分野」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 順次の1水平走査期間中に予め定められた一定個数のパ
    ルスを発生させるべきパルスの発生手段として、液晶ラ
    イトバルブの1列の画素を横方向に走査する期間を少な
    くとも含むように設定された第1の期間と、前記した第
    1の期間以外の期間に対応している第2の期間との2つ
    の期間に1水平走査期間を区分したときに、1水平走査
    期間中に設定された前記の第1の期間と第2の期間とに
    それぞれ対応して発生させるパルスが、第1の期間中に
    発生されるパルスの方が第2の期間中に発生されるパル
    スの繰返し周期よりも長く、かつ、前記したパルスの繰
    返し周期が垂直走査周期で単調に変化されるように構成
    されたものを用い、前記したパルスの発生手段から発生
    されたパルスによって映像信号が標本抽出された状態の
    デジタル画像データを得る手段と、前記のデジタル画像
    データを記憶するメモリと、1水平走査期間中に前記し
    た予め定められた一定個数のパルスを一定の繰返し周期
    で発生させうる一定周期のパルス発生手段と、前記した
    一定周期のパルス発生手段によって発生されたパルスに
    よって前記したメモリからデジタル画像データを読出し
    た後にアナログ映像信号に変換する手段と、前記したア
    ナログ映像信号を液晶ライトバルブに供給して画像の台
    形歪が補正された画像が液晶ライトバルブを介してスク
    リーンに投影されるようにした液晶ライトバルブを用い
    た画像投影機の台形歪補正回路
JP21698689A 1989-08-23 1989-08-23 液晶ライトバルブを用いた画像投影機の台形歪補正回路 Pending JPH0380682A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04323979A (ja) * 1991-04-23 1992-11-13 Sanyo Electric Co Ltd 液晶プロジェクタの歪み補正回路
JPH0537880A (ja) * 1991-07-15 1993-02-12 Sanyo Electric Co Ltd 歪み補正回路
JPH06178327A (ja) * 1992-12-08 1994-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高臨場映像表示方法とその装置

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