JPH0375114A - サンドウイッチ成形用射出ヘッドのシャットオフ装置 - Google Patents

サンドウイッチ成形用射出ヘッドのシャットオフ装置

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JPH0375114A
JPH0375114A JP21070989A JP21070989A JPH0375114A JP H0375114 A JPH0375114 A JP H0375114A JP 21070989 A JP21070989 A JP 21070989A JP 21070989 A JP21070989 A JP 21070989A JP H0375114 A JPH0375114 A JP H0375114A
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torpedo
tip
hole
large diameter
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Mitsuaki Yamachika
光昭 山近
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1603Multi-way nozzles specially adapted therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、2台の射出ユニットに結合されるつの射出ヘ
ッドを備えたサンドウィッチ成形用射出成形機のシャッ
トオフ機構に関するものである。
[従来の技術] 従来のサンドウィッチ成形用射出成形機の射出ヘッドの
ノズル先端部におけるシャットオフ機構としては、次に
説明する本出願人の出願に係る特願昭63−29598
5号のものがある。
第8図に示すように、ノズル本体7”内のノズルチップ
1°の後方に外側トーピード2゛を設けるとともに、そ
の後端部に前記ノズル本体7゛内に配設された円筒状の
バルブハウジング6゛を接続して、ノズル本体7゛の内
周面とバルブハウジング6°の外周面との間に外側通路
8゛を形成する。そして、前記バルブハウジング6′内
に油圧シリンダ4′およびピストン4a’等の往復駆動
手段により往復動されるシャフト5°を挿入して両者間
に内側通路9′を形成させ、シャフト5′の前端部に前
記外側トーピード2′の内周面に慴動自在に案内される
内側トーピード3°を固着し、該内側トーピード3°の
ボス部3°の先端部と後端部にそれぞれ先端シール面3
a とシール部3b’ とを設けたものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記特願昭63−295985号の発明は、外側通路に
スキン層形成用の第1射出ユニツトを、内側通路にコア
層形成用の第2射出ユニツトをそれぞれ連通させ、内側
トーピードを前進または後退させて内側通路の開閉を行
い、この内側通路の開閉に合わせて、第1射出ユニツト
、第2射出ユニツトによって異種の溶融樹脂を射出する
ものであるが、射出時においては、内側通路のみの開閉
を行うだけであって、外側通路の閉鎖を単独で行うこと
ができなかった。すなわち、内側通路のコア層形成用材
料のみを射出する場合には、両通路を開とした状態で、
外側通路に連通ずる第1射出ユニツトの射出動作を停止
し、内側通路に連通ずる第2射出ユニツトのみを射出動
作させるものである。そのため、高圧の内側通路中のコ
ア層形成用材料が外側通路へ逆流し、かつその逆流量も
一定ではないので、外側通路よりスキン層形成用材料の
みを射出するとき、これら二種の材料の混合による材料
不良が発生したり、スキン層形成用材料の射出量が一定
しない。その結果、不良品が発生したり、スキン層が極
端に厚くなったり薄くなったりするとともに、場合によ
っては、コア層が成形品表面に露出する。また、外側通
路のスキン層形成用材料の射出開始および停止を、ノズ
ルチップから離れた射出ユニットで行うので、シャット
オフ装置と第1射出ユニツトとの動作時期の調整が非常
に困難であるという問題点があった。
本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなさ
れたものであり、外側通路および内側通路の閉鎖をそれ
ぞれ単独で行うことができ、外側通路ま゛たは内側通路
への溶融材料の逆流が生じないサンドウィッチ成形用射
出ヘッドのシャットオフ装置を提供することを目的とす
るものである。
[B題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明のサンドウィッチ成形
用射出ヘッドのシャットオフ装置は、ノズルチップを先
端部に有する射出ヘッド本体の孔内に、ノズルチップの
後方に外側トーピードが嵌挿されており、その後端部に
前記孔内に挿入された筒状のバルブハウジングを結合し
て、前記孔の内周面とバルブハウジング外周面との間に
外側通路が形成され、また、バルブハウジング内に往復
駆動手段によって往復動されるセンターシャフトが挿入
され、その外周面とバルブハウジングの内周面との間に
内側通路が形成されており、前記外側通路および内側通
路にはそれぞれ別個の射出ユニット′が連通されたサン
ドウィッチ成形用射出ヘッドにおいて、 前記ノズルチップには、ノズル孔に続いて後方へ拡大す
る円錐孔、該円錐孔に続いて軸方向に同径を有する孔か
らなる内面シール部および内面シール部に続いて後方へ
拡大する円錐孔が形成されており、 外側トーピードの内孔には、前方から順次大径部および
小径部を形成し、センタ:シャフトの先端に固着された
内側トーピードの中間大径部が外側トーピードの大径部
に摺動自在に案内され、さらに内側トーピードには、そ
の中間大径部から前方へ突出する先端シール面および後
方へ突出するシール部がそれぞれ設けられており、前記
中間大径部は外側トーピードの先端とノズルチップの内
面シール部後端との距離よりも長尺で、前記先端シール
面の突出長さは、内側トーピードの前進時において、中
間大径部の先端が内面シール部に嵌入し始めたときには
ノズル孔を閉鎖するに至らない長さであり、前記シール
部の突出長さは、シール部の後端が小径部の先端部から
離反して内側通路がおよそ半開になったとき、中間大径
部の先端が内面シール部に嵌太し始める長さとしたもの
である。
また、外側トーピードの内孔に、大径部および小径部を
設ける代わりに、大径部のみを形成し、バルブハウジン
グ先端部にシール部が嵌入するシール孔を形成してもよ
い。
さらに、内側トーピードに、その中間大径部から後方へ
突出するシール部を設ける代わりに、センターシャラド
の先端部にシール部を形成することもできる。
その他、射出ヘッド本体を複数に分解可能に構成すると
効果的である。
[作用] 内側トーピードの前進および後退は、往復駆動手段によ
りセンターシャフトを介して行う。
内側トーピードを最前進位置へ前進させると、内側トー
ピードの先端シール面がノズル孔の後端開口部に当接し
てノズル孔が閉鎖される。この状態では、内側トーピー
ドの中間大径部がノズルチップの内面シール部に嵌入し
て外側通路および内側通路が閉鎖される。また、内側ト
ーピードのシール部後端と外側トーピードの小径部また
はシール孔先端とは最大距離離反している。しかし、上
述のようにノズル孔は閉鎖されているので、溶融材料の
漏れが発生しない。
一方、内側トーピードを最後退位置へ後退させると、シ
ール部後端は外側トーピードの小径部またはシール孔に
嵌入して内側通路が閉鎖され、内側トーピードの中間大
径部は、外側トーピードの大径部内に完全に引込められ
て外側通路は全開となり、また、先端シール面もノズル
孔の後端開口部から後方へ最大距離離反する。この状態
では、第1射出ユニツトからの材料(スキン層材料〉の
射出が可能である。
内側トーピードを上述の最後退位置より前進させて行く
と、シール部後端が外側トーピードの小径部またはシー
ル孔から抜は切るときまでの間は内側通路が閉鎖され、
外側通路のみが開かれており、第1射出ユニツトからの
材料の射出が可能である。
さらに前進させて行くと、内側トーピードのシール部後
端が外側トーピードの小径部またCはシール孔先端から
抜は切って離反することにより内側通路が開かれ、前進
に伴って、内側トーピードのシール部後端と外側トーピ
ードの小径部またはシール孔先端との離反距離が増大し
て行き内側通路の開度が増加して行く。これと同時に内
側トーピードの中間大径部の先端が外側トーピードの大
径部先端部から前方へ突出して行き、外側通路の開度が
減少して行く。この状態では、内側通路および外側通路
が共に開いているので、第1射出ユニツトおよび第2射
出ユニツトからの材料がそれぞれ各通路を通じて射出可
能である。この間においては、内側トーピードのシール
部後端と外側トーピードの小径部またはシール孔先端部
との離反距離並びにノズルチップの内面シール部後端と
内側トーピードの中間大径部先端との接近距離は、それ
ぞれ内側通路および外側通路の絞り効果を生じるので、
内側トーピードの前進位置を選択することによって、両
逆路からそれぞれ金型内へ供給される各材料側・合を調
節することができる。
やがて、内側トーピードの中間大径部先端がノズルチッ
プの内面シール部に嵌入し始めるが、このときには先端
シール面とノズル孔の後端開口部とは所定路mts反し
ており、ノズル孔は開いている。その結果、外側通路は
閉鎖されるが内側通路は全開となっており、第2射出ユ
ニツトからの材料(コア層材料)のみの射出が可能であ
る。
[実施例] 本発明の実施例を図面に基いて説明する。各実施例にお
いて、同一の構造を有する部分には同一符号を用いた。
第1図および第2図は、第1実施例を示し、射出ヘッド
本体7は、先端部にノズルチップ1を螺着したノズル部
7bを、図示しないボルト等により基部7aに分解可能
に固着し、複数の部分に分解可能に構成されている。そ
して前記基部7aの後方側には2個の管路13,14が
両側へそれぞれ突設されており、一方の管路13は接続
部10aを介して第1射出ユニツト15に接続され、他
方の管路14は接続部10bを介して第2射出ユニツト
16に接続されている。
ノズルチップ1には、ノズル孔1a、ノズル孔1aに続
いて後方へ拡大する円錐孔、該円錐孔に続いて軸方向に
同一径を有する孔からなる内面シール部1bおよび内面
シール部1bに続いて後方へ拡大する円錐孔が形成され
ている。ノズル部7b内には、ノズルチップ1の後方に
、外周部に沿って複数の貫通孔2aが軸方向に形成され
た外側トーピード2が嵌挿されており、その後端部に筒
状のバルブハウジング6の先端部が接続され、バルブハ
ウジング6の外周面とノズル部7bおよび基部7aから
なる射出ヘッド本体7の孔の内周面との間に外側通路8
が形成されている。外側通路8の後端は軸方向には閉鎖
されているが、管路13とは連通され、該管路13は樹
脂通路11aを有する接続部10aを介して第1射出ユ
ニツト15に連通されており、外側通路8の先端は、前
記外側トーピード2の複数の貫通2aによりノズル孔1
aと連通されている。
外側トーピード2の内孔は、前半側に大径部2b、後半
側に小径部2cが形成されており、大径部2bには、後
述する内側トーピード3の中間大径部3cが軸方向に摺
動自在に嵌挿されている。
一方、内側トーピード3は、その外周部に沿って複数の
貫通孔3dが軸方向に形成された中間大径部3cを有し
、これら貫通孔3dによって内側通路9とノズル孔1a
とが連通されている。前記中間大径部3cから前方へ突
出した突出部先端には先端シール面3aが、後方へ突出
した突出部の後端部周面にはシール部3bがそれぞれ設
けられている。さらに、後方突出部後端には、バルブハ
ウジング6に挿入された小径のセンターシャフト5が固
着され、その外周面とバルブハウジング6の内周面との
間に内側通路9が形成されている。
内側通路9の後端は軸方向には閉鎖されているが管路1
4とは連通されており、該管路14は樹脂通路flbを
有する接続部10bを介して第2射出ユニツト16に連
通されている。
さらに、前記中間大径部3cは、外側トーピード2の先
端とノズルチップ1の内面シール部、1bの後端との距
離よりも長尺で、先端シール面・3aの突出長さ(突出
部の長さに相当する)は、前記中間大径部3の先端が前
記内面シール面1bに嵌入し始めたときには、ノズル孔
1aを閉鎖するに至らない長さであり、前記シール部3
bの突出長さは、シール部3bの後端が小径部2cの先
端部から離反して内側通路9がおよそ半開になったとき
、中間大径部2bの先端がノズルチップ1の内面シール
部1bに嵌太し始める長さであることが必要である。
一方、センターシャフト5は、バルブハウジング6後端
部において、軸方向に摺動自在であるが密封状態に支持
され、バルブハウジング6から後方へ突出した後端はコ
ネクタ12を介して往復駆動手段である油圧シリンダ4
内のピストン4aに結合されたピストン棒と連結されて
いる。これにより、油圧シリンダ4内のピストン4aの
後方室または前方室に圧油をそれぞれ供給することによ
り、センターシャフト5を介して内側トーピード3を前
進または後退させ、その先端シール面3aがノズル孔1
aを閉鎖する最前進位置と、そのシール部3bが外側ト
ーピード2の小径部2cに嵌入する最後退位置との間の
任意の位置に移動および停止させることができる。
次に、第3図に基いて本実施例の動作を説明するが、他
の実施例の場合も同様である。
先ず、サンドウィッチ成形の一例について述べる。
第3図(A)に示すように、内側トーピード3を最前進
位置に前進させて、先端シール面3aをノズル孔1aの
後端開口部へ当接させてノズル孔1aを閉鎖した状態で
、第1射出ユニツト15および第2射出ユニツト16(
第1図参照)の可塑化動作を開始する。
前記可塑化が完了後、第3図(B)に示すように、内側
トーピード3の?&端のシール部3bが外側トーピード
2の小径部2cに嵌入した最後退位置に後退させ、内側
通路9を閉鎖し、外側通路8のみを全開とする。この状
態で第1射出ユニツト15(第1図参照)のみを射出動
作させて図示しない金型内へ外側通路8を介してスキン
層材料を一部射出する。続いて内側トーピード3を徐々
に前進させて行くと、第3図<C>に示すように、シー
ル部3b後端が小径部2c先端から抜は切るまでの間は
内側通路9は閉鎖されており、一方、中、量大径部3c
の先端は外側トーピード2の大径部2b先端から突出し
て行くので、外側通路8の開口面積が減少して行く。そ
の結果前記スキン層材料の流量が減少して行く。
さらに、内側トーピード部3bを徐々に前進させて行く
と、第3図(D)に示すように、シール部3b後端が外
側トーピード2の小径部2c先端から離反して内側通路
9が開き始め、前進に伴ってシール部3b後端と外側ト
ーピード2の小径部2c先端との離反距離が増大して行
く。これと同時に、中間大径部3cの先端の外側トーピ
ード2の大径部2b先端からの突出長さが増大して行き
、外側通路8の開度がさらに減少して行く。この間にお
いては、外側通路8および内側通路9が共に開かれてお
り、第1射出ユニツト15に加えて第2射出ユニツト1
6(第1図参照)も射出動作させると、スキン層材料に
コア層材料か包まれた層状の流れとなって図示しない金
型内へ充填される。このとき内側トーピード3の前進位
置を両道路8.9が共に開かれる範囲内で選択すること
によって、前記スキン層材料およびコア層材料の供給割
合を調節してスキン層の厚さを変化させることができる
従ってスキン層材料からコア層材料へ自然と切り替えた
後、さらに内側トーピード3を前進させることにより中
間大径部3cはノズルチップ1の内面シール部1bに嵌
合され外側通路8が閉鎖され、内側通路9のみが開かれ
コア層材料のみが図示しない金型内へ充填される。また
必要に応゛じ前進を続けることにより、第3図(E)に
示すノズルチップ1のノズル孔1aと内側トーピード3
の先端シール面3aとの距離が減少しコア層材料の供給
割合を調節することができる。この過程では、先に金型
内に充填されたスキン層材料は、キャビティ内に部分的
に充填された状態であって、キャビティ表面に接した部
分は固化を開始しているが、キャビア、イ中心部にあっ
ては溶融状態にある。そして、コア層材料が充填される
ことによって、前記溶融状態にあるスキン層材料はキャ
ビテイ面全体にわたって拡散され、新たにキャビティ表
面に接することにより固化してスキン層を形成し、該形
成されたスキン層によってコア層材料が内包されたサン
ドウィッチ状となる。そののち、第2射出ユニツト16
を停止し、内側トーピード3を後退させ、シール部3b
が外側トーピード2の小径部2c先端に嵌入し始める位
置[すなわち、上述の前進時における第3図(C)に示
す位置に相当する]にすることによって、内側通路9を
閉鎖すると同時に外側通路8を半開とし、第1射出ユニ
ツト15(第1図参照)のみ射出動作させて残りのスキ
ン層材料の供給量を少なくして図示しない金型内へ充填
したのち、保圧を行う。
保圧終7′後、内側トーピード3を第1図(A)に示す
最前進位置へ前進させて先端シール面3aでノズル孔1
aを閉鎖し、次のショットの準備として両射出ユニット
15.16の可塑化動作を開始する。この場合ノズル孔
1aが閉鎖されているので溶融材料の洩れは発生しない
上記サンドウィッチ成形によると、サンドウィッチ成形
品の形状に依存することなく、安定したスキン層を形成
できるとともにフローマークが発生せず、スキン層およ
びコア層の厚さも任意に変更できる。
第4図は、第2実施例を示し、外側トーピード22の内
孔には内側トーピード3が軸方向へ摺動自在に案内され
る大径部22bのみが形成されており、内側通路9を閉
鎖するための内側トーピード3のシール部23bがバル
ブハウジング26の先端部に設けられたシール孔26a
に直接嵌入するようにしたものである。その他の部分の
構成は、上記第1実施例と同様であるので説明は省略す
る。
また、第5図は第3実施例を示し、以下に述べる点のみ
が上記第1実施例と異なる。
外側トーピード32の内孔には内側トーピード33が軸
方向へ摺動自在に案内される大径部32bのみが形成さ
れている。内側トーピード33の中間大径部33cから
後方へ突出した突出部は上記各実施例のものよりも突出
長さが短く、しかもシール部33bはセンターシャフト
35の先端部位に形成したものである。
第6図は第4実施例を示し、以下に述べる点のみが上記
第1、第2または第3実施例と異なる。
外側トーピード42の内孔は大径部42bのみからなり
、しかもその内径はノズルチップ1の内面シール部1b
の内径よりも若干大きく形成されている。そしてこれに
対応して、内側トーピード43の中間大径部43cは、
前半部分が内面シール部1bに嵌入する外径を有し、後
半部分が外側トーピード42の大径部42bに軸方向に
摺動自在に案内される外径を有する。また、バルブハウ
ジング46の先端に内側通路9に連通してシール孔46
aが形成されている。
さらに、第7図は、第5実施例を示し、以下に述べる点
のみが上記第1乃至第4実施例と異なる。
外側トーピード52の外周面にその軸方向に延びる溝を
複数個形成しておき、これを射出ヘッド本体7の孔へ嵌
挿して射出ヘッド本体7の孔の内壁面と前記溝とによっ
て貫通孔52aを形成したものである。
E記各実施例においては、製造時の加工や保守点検作業
を容易に行えるようにするため、射出ヘッド本体を複数
に分解可能な例を示したが、これに限らず一体に構成し
てもよい。
[発明の効果] 本発明は、上記のとおり構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
2種類の材料によるサンドウィッチ成形において、射出
ヘッド本体内の内側通路または外側通路をノズルチップ
近傍で単独に閉鎖することが簡単かつ確実に行えるので
、各材料の射出動作の断続を確実に行うことができる。
これにより、サンドウィッチ成形における各材料の射出
量の過不足による不良品の発生がほとんど無くなり、製
品不良率が大幅に低下する。また、外側通路または内側
通路のいずれか一方のみを開いて単独成形を行う場合に
も、閉鎖された他方の通路に材料が逆流することがない
。さらに、射出ヘッドを複数に分解可能とすると、その
加工や保守点検を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の主要部断面図、第2図は
第1図のA−A線に沿う断面図、第3図は第1実施例の
各成形工程における内側トーピードの位置を示し、(A
)は最前進位置へ前進させてノズル孔を閉鎖した状態を
示す要部断面図、(B)は最後退位置へ後退させて内側
通路を閉鎖した状態を示す要部断面図、(C)は前進さ
せて内側トーピードのシール部後端が外側トーピードの
小径部先端から抜は切る直前の状態を示す要部断面図、
(D)は外側通路および内側通路をともに開とした要部
断面図、(E)は内側トーピードの中間大径部の先端部
がノズルチップの内面シール部に挿入されて外側通路の
みを閉鎖した状態を示す要部断面図、第4図乃至第6図
はそれぞれ第2、第3、第4実施例の外側トーピードお
よびバルブハウジングを示す要部断面図、第7図は第5
実施例の射出ヘッドを示す第2図と同様の断面図、第8
図は従来のサンドウィッチ成形用射出ヘッドのシャット
オフ装置の主要部断面図である。 i −−−−−−ノズルチップ 1a−−−ノズル孔 2.22,32,42.52−・・外側トーピード2b
、22b、32b、42b・・・大径部2 c −−−
−−−小径部 3.23,33.43−−−−−−内側トーピード3 
a −−−先端シール部 3b、23b、33b、43b−・・シール部3c、2
3c、33c、43c・・・中間大径部3d・・・貫通
孔 4−−−−−−油圧シリンダ 4a軸・ピストン 4 b−・・ピストン棒 5−−−−−−センターシャフト 6.26,38.46−・バルブハウジング7−−−−
−−射出ヘッド 8・・・・・・外側通路 9−−−−−−内側通路 10a、10b−・接続部 11a、1lb−”樹脂通路 12−−−−−−コネクタ 13.14−・・管路 15−−−−−−第1射出=ニツト t S −−−−−−第2射出ユニット26a、46a
−−−−−・シール孔 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ノズルチップ(1)を先端部に有する射出ヘッド本
    体(7)の孔内に、ノズルチップ(1)の後方に、外側
    トーピード(2、52)が嵌挿されており、その後端部
    に前記孔内に挿入された筒状のバルブハウジング(6)
    を結合して、前記孔の内周面とバルブハウジング(6)
    の外周面との間に外側通路(8)が形成され、また、バ
    ルブハウジング(6)内に往復駆動手段によって往復動
    されるセンターシャフト(5)が挿入され、その外周面
    とバルブハウジング(6)の内周面との間に内側通路(
    9)が形成されており、前記外側通路(8)および内側
    通路(9)にはそれぞれ別個の射出ユニット(15、1
    6)が連通されたサンドウイッチ成形用射出ヘッドにお
    いて、 前記ノズルチップ(1)には、ノズル孔(1a)に続い
    て後方へ拡大する円錐孔、該円錐孔に続いて軸方向に同
    一径を有する孔から成る内面シール部(1b)および該
    内面シール部(1b)に続いて後方へ拡大する円錐孔が
    形成されており、 外側トーピード(2、52)の内孔には、前方から順次
    大径部(2b)および小径部(2c)を形成し、センタ
    ーシャフト(5)に固着された内側トーピード(3)の
    中間大径部(3c)が外側トーピード(2、52)の内
    孔の大径部(2b)に摺動自在に案内され、さらに内側
    トーピード(3)には、その中間大径部(3c)から前
    方へ突出する先端シール面(3a)および後方へ突出す
    るシール部(3b)がそれぞれ設けられており、 前記中間大径部(3c)は外側トーピード(2、52)
    の先端とノズルチップ(1)の内面シール部(1b)後
    端との距離よりも長尺で、前記先端シール面(3a)の
    突出長さは、内側トーピード(3)の前進時において、
    中間大径部(3c)の先端が内面シール部(1b)に嵌
    入し始めたときにはノズル孔(1a)を閉鎖するに至ら
    ない長さであり、前記シール部(3b)の突出長さは、
    シール部(3b)の後端が小径部(2c)の先端部から
    離反して内側通路(9)がおよそ半開になったとき、中
    間大径部(3c)の先端が内面シール部(1b)に嵌入
    し始める長さであることを特徴とするサンドウイッチ成
    形用射出ヘッドのシャットオフ装置。 2、外側トーピードの内孔に、大径部および小径部を設
    ける代わりに、大径部(22b、42b)のみを形成し
    、バルブハウジング(26、46)の先端部にシール部
    (23b、43b)が嵌入するシール孔(26a、46
    a)を形成した請求項1記載のサンドウイッチ成形用射
    出ヘッドのシャットオフ装置。 3、内側トーピードに、その中間大径部から後方へ突出
    するシール部を設ける代わりに、センターシャフト(3
    5)の先端部位にシール部(33b)を形成した請求項
    1又は2記載のサンドウィッチ成形用射出ヘッドのシャ
    フトオフ装置。 4、射出ヘッド本体(7)が複数に分解可能に構成され
    た請求項1、2または3記載のサンドウイッチ成形用射
    出ヘッドのシャットオフ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5125817A (en) * 1990-02-05 1992-06-30 The Japan Steel Works, Ltd. Injection head

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US5125817A (en) * 1990-02-05 1992-06-30 The Japan Steel Works, Ltd. Injection head

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