JPH0374635B2 - - Google Patents

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JPH0374635B2
JPH0374635B2 JP60047388A JP4738885A JPH0374635B2 JP H0374635 B2 JPH0374635 B2 JP H0374635B2 JP 60047388 A JP60047388 A JP 60047388A JP 4738885 A JP4738885 A JP 4738885A JP H0374635 B2 JPH0374635 B2 JP H0374635B2
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JP
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heat
ribbon
thermal head
transfer ribbon
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JP60047388A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/26Devices, non-fluid media or methods for cancelling, correcting errors, underscoring or ruling
    • B41J29/36Devices, non-fluid media or methods for cancelling, correcting errors, underscoring or ruling for cancelling or correcting errors by overprinting
    • B41J29/373Devices, non-fluid media or methods for cancelling, correcting errors, underscoring or ruling for cancelling or correcting errors by overprinting sheet media bearing an adhesive layer effective to lift off wrongly typed characters

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ワードプロセツサやタイプライタ等
に用いて好適な熱転写プリンタに関する。
〔発明の背景〕
熱転写プリンタは、例えば特公昭49−26245号
公報に記載されているように、記録紙とサーマル
ヘツドとの間に可逆的な熱融解性インクを含む熱
転写リボンを介在させ、このサーマルヘツドの発
熱によつて熱転写リボン上のインクを溶融して記
録紙上に文字・記号等を記録するものである。
この種の熱転写プリンタは、近年、事務機器用
出力装置として広く使用されるようになり、その
一例としてワードプロセツサや電子式タイプライ
タ等へも応用されつつある。かかるワードプロセ
ツサやタイプライタは、紙面上の記録された文
字・記号等についての訂正が要求されるものであ
るが、従来の一般的な熱転写プリンタにあつて
は、一旦紙面上に転写記録された文字・記録等を
訂正するために消去することが困難であり、誤つ
て印字した場合は、その誤印字部を手書修正する
か、あるいは再印字を行なわなければならないと
いう欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
誤つて記録された文字・記号等の誤印字部を効果
的に消去できる熱転写プリンタを提供するにあ
る。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために、本発明は、記録紙
とサーマルヘツドとの間に熱融解性インクを担持
した熱転写リボンを介在させ、前記サーマルヘツ
ドを搭載したキヤリツジを移動させながら、該サ
ーマルヘツドを発熱させることにより前記熱融解
性インクを溶融して前記記録紙上に転写記録する
熱転写プリンタにおいて、前記キヤリツジ上に前
記記録紙上に所望の印字を記録するための熱融解
性インクを担持した記録用転写リボンと、前記記
録紙上に誤つて記録された誤印字部をリフトオフ
するための熱粘着性樹脂を担持した消去用転写リ
ボンとを載置すると共に、これら記録用転写リボ
ンと消去用転写リボンとを選択的に記録位置に配
置させるリボン選択手段と、前記サーマルヘツド
の発熱部分の幅を選択的に広・狭いずれか一方に
切換える切換手段と、該サーマルヘツドの単位面
積当りの発熱容量を選択的に大・小いずれか一方
に制御する制御手段とをそれぞれ設け、通常の記
録時は、前記リボン選択手段により前記記録用印
字リボンを記録位置に配置させるとともにサーマ
ルヘツドの単位面積当りの発熱容量を小に制御し
て所望の印字を行い、誤印字の消去時は、前記リ
ボン選択手段により前記消去用転写リボンを消去
する誤印字部に配置させると共に、前記切替手段
および前記制御手段により通常の記録時に比べて
前記サーマルヘツドの発熱部分の幅を広く且つそ
の単位面積当りの発熱容量を大きくした状態で誤
印字部をリフトオフするようにした構成にしてあ
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。
第1図および第2図は本発明の実施例に係る熱
転写プリンタの概略を示す側面図であつて、第1
図は通常の記録状態を、第2図は誤印字の消去状
態をそれぞれ示している。
これらの図において、1はフレーム、2はこの
フレーム1に取付けられたサイドブラケツト(図
示せず)に固着されたガイドシヤフト、3はこの
ガイドシヤフト2に沿つて図示紙面と直交する方
向に往復駆動されるキヤリツジであり、このキヤ
リツジ3にはサーマルヘツド4が立設されると共
にカセツト5が搭載されている。このカセツト5
内には、熱融解性インクを担持した記録用転写リ
ボン6と熱粘着性樹脂を担持した消去用転写リボ
ン7とが、それぞれ一対のハブ(図示せず)に巻
回された状態で上下2段に保持されており、これ
ら記録用転写リボン6と消去用転写リボン7とは
前記ハブを回転する駆動軸(図示せず)によつて
それぞれ独立して移送されるようになつている。
8は前記サイドブラケツトに固着されたプラテ
ンであつて、このプラテン8には前記サーマルヘ
ツド4の発熱部に対向してネオプレンゴム等の弾
性体9が貼着されており、10は前記サイドブラ
ケツトに軸支された大径の紙送りローラ、11は
前記フレーム1に取付けられた紙ガイド、12は
この紙ガイド11に軸支された小径の従動ローラ
である。また、13は記録紙であり、この記録紙
13は、前記紙ガイド11に沿つて挿入された
後、回転駆動される紙送りローラ10とこの紙送
りローラ10に連動して回転する従動ローラ12
とで挟持されながら、前記サーマルヘツド4とプ
ラテン8との間を通つて所定の経路で移送される
ようになつている。
14は前記キヤリツジ3上に装備されたリボン
選択装置であつて、このリボン選択装置14は、
例えばその周面に斜めのカム溝を有する円筒カム
とこのカム溝に係合するカムピンとから構成され
ており、この円筒カムが前記キヤリツジ3側に、
カムピンが前記カセツト5側にそれぞれ設けられ
ている。かかる構成により、図示せぬ駆動モータ
で円筒カムを正・逆いずれかの方向へ回転する
と、前記カセツト5が所定の角度範囲内で往復回
転し、それに伴つて、前記記録用転写リボン6と
消去用転写リボン7のいずれか一方がサーマルヘ
ツド4の発熱部、すなわち記録位置に選択的に配
置されるようになつている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
記録紙13に通常の転写記録を行う場合は、図
示せぬ駆動モータによつてリボン選択装置14を
回転制御し、カセツト5を第1図に示すように水
平状態に保持する。この状態では、両リボン6,
7のうち記録用転写リボン6がサーマルヘツド4
の発熱部と対向し、この記録用転写リボン6のみ
に巻取駆動力が与えられて所望の転写記録が行わ
れる。すなわち、紙ガイド11に沿つて装置内に
挿入された記録紙13は、紙送りローラ10と従
動ローラ12との転動により、記録用転写リボン
6とプラテン8の弾性体9との間に移送され、こ
の記録紙13に記録用転写リボン6上の熱融解性
インクがサーマルヘツド4の発熱によつて瞬間的
に溶融されて転写される。従つて、サーマルヘツ
ド4の発熱部を選択的に制御し且つキヤリツジ3
をガイドシヤフト2に沿つて移動制御することに
より、所望の文字・記号あるいは数字等が記録紙
13上に印字形成される。
一方、誤印字が発生した場合は、リボン選択装
置14を回転制御してカセツトを第2図に示すよ
うに傾斜状態に保持する。この状態では、消去用
転写リボン7がサーマルヘツド4の発熱部と対向
し、今度はこの消去用転写リボン7のみに巻取駆
動力が与えられて所望のリフトオフが行われる。
すなわち、記録紙13上に誤つて記録された誤印
字部に、消去用転写リボン7上の熱粘着性樹脂が
サーマルヘツド4の発熱によつて溶融付着され、
この熱粘着性樹脂の冷却後に誤印字部が剥離され
て消去される。
かかる通常の記録時と誤印字の消去時とで、前
記サーマルヘツド4の発熱部は、以下に説明する
ように制御される。
すなわち、第3図は前記サーマルヘツド4の発
熱部を示す平面図、第4図は記録紙13とそこに
記録される印字部との関係を示す説明図である
が、この第3図において、4aは印字文字の高さ
方向に複数分割された抵抗発熱素子であつて、通
常の記録時はハツチングを施した幅W1の抵抗発
熱素子4aが用いられ、誤印字の消去時は幅W2
の全ての抵抗発熱素子4aが用いられ、W1<W2
となつている。このため、通常の記録時は、第4
図のハツチングで示すA部内に記録用転写リボン
7の熱融解性インクが転写され、誤印字の消去時
は、第4図の破線で示すB部内に消去用転写リボ
ン7の熱粘着性樹脂が転写され、消去時の転写部
分Bが記録時の転写部分Aを完全に包含し、消去
残りのおそれはなくなる。
また、記録用転写リボン6の熱融解性インクと
消去用転写リボン7の熱粘着性樹脂のそれぞれの
溶融温度を比較すると、一般的には熱粘着性樹脂
の方が高く、それ故、消去用転写リボン7を用い
た消去時の方が記録用転写リボン6を用いた記録
時よりも大きな発熱容量を必要とする。そこで、
サーマルヘツド4の各抵抗発熱素子4aに供給す
る電圧を通常の記録時より誤印字の消去時の方を
上昇させ、消去時のみ大きなパワーで発熱するよ
うに制御している。このように、消去時のみパワ
ーを上げる制御手段を備えているため、通常の記
録時は特にパワーを上げる必要はなく、サーマル
ヘツド4の長寿命化に効果がある。
なお、上述した消去時における消去用転写リボ
ン7の転写は、図示せぬ記憶部に記憶されている
誤印字時の信号を再び呼び出し、記録紙13に記
録された誤印字部の上のみに熱粘着性樹脂を転写
して誤印字部をリフトオフすることも可能であ
り、また、誤印字部を含む文字面全部に熱粘着性
樹脂を転写して誤印字部をリフトオフすることも
可能である。
また、上記一実施例にあつては、記録用転写リ
ボン6と消去用転写リボン7とを記録位置に選択
する選択手段の一例として、回転制御可能な円筒
カムと、この円筒カムの傾斜カム溝に係合するカ
ムピンとから成るリボン選択装置14を用いたも
のについて説明したが、本発明はかかるリボン選
択装置14に限定されず、ギヤを用いてカセツト
5を昇降させるようにしても良い。さらに、カセ
ツト5の移動も上記実施例の如き一端を支点とし
た回転運動に限らず、平行状態のまま上下動する
ようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、記録紙
上に誤つて印字された誤印字部を手書修正や再印
字等の煩雑な作業を必要とせずに簡単に且つ確実
に消去でき、上記従来技術の欠点を除いて誤印字
部を効果的に消去できる熱転写プリンタを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
図は全て本発明の一実施例に係り、第1図は熱
転写プリンタの通常の記録状態を示す概略側面
図、第2図は熱転写プリンタの誤印字の消去状態
を示す概略側面図、第3図はサーマルヘツドの発
熱部を示す平面図、第4図は記録紙とそこに記録
される印字部との関係を示す説明図である。 3……キヤリツジ、4……サーマルヘツド、4
a……抵抗発熱素子、5……カセツト、6……記
録用転写リボン、7……消去用転写リボン、8…
…プラテン、10……紙送りローラ、12……従
動ローラ、13……記録紙、14……リボン選択
装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 記録紙とサーマルヘツドとの間に熱融解性イ
    ンクを担持した熱転写リボンを介在させ、前記サ
    ーマルヘツドを搭載したキヤリツジを移動させな
    がら、該サーマルヘツドを発熱させることにより
    前記熱融解性インクを溶融して前記記録紙上に転
    写記録する熱転写プリンタにおいて、前記キヤリ
    ツジ上に前記記録紙上に所望の印字を記録するた
    めの熱融解性インクを担持した記録用転写リボン
    と、前記記録紙上に誤つて記録された誤印字部を
    リフトオフするための熱粘着性樹脂を担持した消
    去用転写リボンとを載置すると共に、これら記録
    用転写リボンと消去用転写リボンとを選択的に記
    録位置に配置させるリボン選択手段と、前記サー
    マルヘツドの発熱部分の幅を選択的に広・狭いず
    れか一方に切換える切換手段と、該サーマルヘツ
    ドの単位面積当りの発熱容量を選択的に大・小い
    ずれか一方に制御する制御手段とをそれぞれ設
    け、通常の記録時は、前記リボン選択手段により
    前記記録用印字リボンを記録位置に配置させると
    ともにサーマルヘツドの単位面積当りの発熱容量
    を小に制御して所望の印字を行い、誤印字の消去
    時は、前記リボン選択手段により前記消去用転写
    リボンを消去する誤印字部に配置させると共に、
    前記切替手段および前記制御手段により通常の記
    録時に比べて前記サーマルヘツドの発熱部分の幅
    を広く且つその単位面積当りの発熱容量を大きく
    した状態で誤印字部をリフトオフするようにした
    ことを特徴とする熱転写プリンタ。
JP4738885A 1985-03-12 1985-03-12 熱転写プリンタ Granted JPS61206685A (ja)

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