JPH0364540B2 - - Google Patents

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JPH0364540B2
JPH0364540B2 JP24796685A JP24796685A JPH0364540B2 JP H0364540 B2 JPH0364540 B2 JP H0364540B2 JP 24796685 A JP24796685 A JP 24796685A JP 24796685 A JP24796685 A JP 24796685A JP H0364540 B2 JPH0364540 B2 JP H0364540B2
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JP
Japan
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film
polyester film
flat
polyurethane
slippery
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Application number
JP24796685A
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JPS62109832A (ja
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Rikuo Miura
Sadami Miura
Tamaki Kanai
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
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Publication of JPH0364540B2 publication Critical patent/JPH0364540B2/ja
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は平坊・易滑性ポリ゚ステル及びその補
造方法に関し、曎に詳しくは倚数の埮小突起を有
するコヌテむング局をフむルム面䞊に持぀平坊・
易滑性ポリ゚ステルフむルム及びその補造方法に
関する。 埓来技術 ポリ゚ステルフむルム、特にポリ゚チレンテレ
フタレヌトの二軞延䌞フむルムは、優れた機械的
性質耐熱性あるいは耐薬品性等を有するため、
磁気テヌプ写真フむルム包装甚フむルムコ
ンデンサヌ甚メタラむゞングフむルム電気絶瞁
フむルムあるいは曞写フむルム等の玠材ずしお、
その需芁の䌞びは最近特に著しい。 しかしながら、ポリ゚ステルフむルムの生産お
よび䞊蚘の劂き甚途ぞの適甚を円滑に行うために
は、ポリ゚ステルフむルムの滑り性を改善するこ
ずが必至である。 䟋えば、特に薄いポリ゚ステルフむルムの堎合
にフむルムの滑り性が䞍足するず、䟋えば捲取
り捲返し塗垃あるいはスリツト等の䜜業に重
倧な支障を及がし、䟋えば捲き皺の発生あるいは
発生した静電気による塵埃吞着などの奜たしから
ざる珟象をもたらす。 たた、ポリ゚チレンテレフタレヌトの未延䌞あ
るいは䞀軞延䌞のフむルムを加圧成圢あるいは真
空成圢に付しお補造した皮々の成圢物を重ね合せ
た堎合、衚面滑性が䞍足しおいるずきには成圢物
を盞互にか぀円滑に抜き取るこずができず、埓぀
お加工工皋における流れ䜜業性が著しく䜎䞋す
る。 埓来、ポリ゚ステルフむルムの滑り性を改善す
る手段ずしお、䟋えば酞化珪玠カオリンタル
ク炭酞カルシりムあるいはアルミナ等の皮々の
フむラヌの埮粒子を添加したポリ゚ステルを甚い
お補膜し、次いで二軞延䌞工皋でフむルム厚みが
枛る際にフむラヌがフむルム面に埮小突起ずしお
突出する珟象を利甚するこずが実甚化されおい
る。同様に埮小突起を利甚する滑り性の改善技術
ずしおは、ポリ゚ステルの重合時に甚いる觊媒を
重合䜓に䞍溶性の埮粒子に倉換させる方法も知ら
れおいる。 これらの技術は、フむルムの滑り性を改善する
点では事実ある皋床の成功をおさめおいるが、フ
むルム組成内に埮粒子が存圚するため圓然のこず
ながらフむルムの透明床を䜎䞋させたりあるいは
フむルム組成内にボむドを生成するなどの改善さ
れるべき問題を残しおいる。特に、ゞアゟフむル
ムメタラむゞングフむルム写真フむルムある
いは磁気テヌプフむルムにず぀お、フむルムの透
明床の䜎䞋およびボむドの生成は重倧な障害ずな
る。 䟋えば、最近ずみに需芁の䌞びが著しいビデオ
甚磁気フむルムは、ドロツプアりト蚘録損倱
あるいはカラヌノむズの劂き望たしくない珟象の
発生を防止するため、特に優れた電磁特性を持぀
こずを芁求されおいる。このようなビデオ甚磁気
テヌプのための玠材ずしおのポリ゚ステルフむル
ムに、それ故、フむラヌに基づく埮小突起がフむ
ルムの䞡面にほが等しく発生する䞊蚘の劂きフむ
ルムを甚いるこずはビデオ甚磁気テヌプの滑り性
を改善するこずにはな぀おもボむドが生成しおド
ロツプアりトやカラヌノむズを発生するこずが少
なくなく、望たしくない。 すなわち、䞡衚面に等しく埮小突起を有するフ
むルムを玠材ずした磁気テヌプは、磁気塗料を塗
垃した面では埮小突起の䞊に磁気塗料局を圢成さ
せるためにこの埮小突起の圱響が該磁気塗料局の
倖衚面にたで及ぶこずは少なく比范的平坊な磁気
塗料局衚面を圢成するが、磁気塗料局を持たない
他方の面には該埮小突起が存圚する。そのため、
巻取られた磁気テヌプにおいお、䞊蚘他方の面の
埮小突起が比范的平坊な磁気塗料局に抌し付けら
れるため、この埮小突起が磁気塗料局に転写され
るのを完党に防止するこずは䞍可胜ずなる。埮小
突起を圢成しせめる方法により埗られたフむルム
は、加えお、埀々にしお、比范的粗倧な粒子に基
づく比范的粗倧な突起を有しおいるこずが倚く、
このような粗倧な突起は䞊蚘の劂き転写をもたら
すこずになる。磁気塗料局に凹凞が転写された磁
気テヌプはビデオハヌドのヘツドずの接觊に際
し、スペヌスロスを発生し、ドロツプアりトカ
ラヌノむズをもたらす。たた金属薄膜型磁気テヌ
プではかかる凹凞転写が曎にシビアずなり、超フ
ラツト性が芁求される。 埮小突起によるこのような欠点を改善するた
め、埮粒子の粒埄を䞀局小さくする工倫もなされ
おいるが、結局転写ず滑り性ずの劥協が必芁ずさ
れる。 䞀方、埮粒子をポリ゚ステルに添加しおフむル
ム面に埮小突起を圢成せしめる䞊蚘方法ずは異な
り、そのような埮粒子を含有しないポリ゚ステル
から補造したフむルムの䞡面に特定の塗垃液を塗
垃する方法によ぀お、フむルムの䞡面にミミズ状
皮膜構造を圢成せしめおフむルムに易滑性を付䞎
する方法が提案されおいる。 この方法は、シリコヌンあるいはスチレン−ブ
タゞ゚ンゎムの少なくずも぀ず氎溶性高分子化
合物を含む特定の塗垃液を甚いるものではある
が、フむルムに埌凊理によ぀お易滑性を付䞎する
点で、ポリ゚ステルに埮粒子を添加しおフむルム
に易滑性を付䞎する方法ずは盞違する。 しかしながら、䞊蚘方法はフむルムの䞡面に塗
垃液を塗垃しフむルムの䞡面にミミズ状皮膜構造
を圢成しなければ十分な易滑性を埗られないのが
難点である。フむルムの片面のみにミミズ状皮膜
構造を圢成せしめた堎合には、ミミズ状皮膜構造
を有する面ず有さない面ずの摩擊係数が䟝然ずし
お倧きく、十分な易滑性が埗られない。 発明の目的 本発明の目的は、フむルムの少なくずもいずれ
か䞀方の衚面䞊に、倚数の埮小突起を有する特定
の組成から成るコヌテむング局を持぀、新芏な平
坊・易滑性ポリ゚ステルフむルムを提䟛するこず
にある。 本発明の他の目的は、本発明の奜たしい平坊・
易滑性ポリ゚ステルフむルムずしお、フむルムの
片面䞊にのみ倚数の埮小突起を有するコヌテむン
グ局を持ち、フむルムの他方の面䞊にはそのよう
なコヌテむング局を持たず、この他方の面は実質
的に平坊であるデナアル構造の平坊・易滑性ポリ
゚ステルフむルムを提䟛するこずにある。 本発明の曎に他の目的は、皮々の甚途、䟋えば
磁気テヌプ甚等の甚途に察しお、障害ずなる皋床
の転写を起さないか、たたは実質的に起さない平
坊・易滑性ポリ゚ステルフむルムを提䟛するこず
にある。 本発明の別な目的は、熔融ポリ゚ステルをスリ
ツトから抌出しお未延䌞薄膜を圢成し、曎に逐次
二軞延䌞する連続工皋のうちに、フむルムの連続
生産を維持しながら、フむルム衚面に倚数の埮小
突起を有するコヌテむング局を圢成せしめる手順
を組入れお、工業的に極めお有利に平坊・易滑性
ポリ゚ステルフむルムを補造する方法を提䟛する
こずにある。 なお本発明では氎を溶媒ずした組成物を甚いる
ため、工皋的経枈的及び安党䞊の点からもすぐ
れた利点を有する。䞀方埓来技術にあ぀おは、ポ
リ゚ステルフむルム衚面の易滑性衚面ぞの倉性方
法は、倚くの堎合、有機溶剀に溶解せしめた組成
物をフむルム衚局郚に塗蚭するこずによ぀お達成
されおきた。しかし、かかる方法をフむルム補膜
䞭に斜す堎合、逞散有機溶剀による呚囲環境の汚
染安党および衛生䞊奜たしからざる悪圱響を及
がすため、有機溶媒の䜿甚は極力最少限にずどめ
るべきである。 発明の構成 本発明の䞊述の目的は、本発明によれば、 ポリ゚ステルフむルムの少なくずも片面に、ポ
リりレタン(A)アクリル系暹脂(B)䜎分子量ポリ
オレフむンワツクス(C)及び平均粒埄0.15ÎŒm以䞋
の粗面化物質(D)を䞻成分ずする組成物よりなる塗
膜が圢成され、該塗膜の衚面の䞭心線平均粗さ
Raが0.002〜0.01ÎŒmである平坊・易滑性ポリ
゚ステルフむルム䞊びに 結晶配向が完了する前のポリ゚ステルフむルム
の少なくずも片面に、ポリりレタン(A)アクリル
系暹脂(B)䜎分子量ポリオレフむンワツクス(C)及
び平均粒埄0.15ÎŒm以䞋の粗面化物質(D)を䞻成分
ずする組成物の氎性液を塗垃し、次いで也燥延
䌞熱凊理を斜しお結晶配向を完了させ、か぀フ
むルムの衚面に䞭心線平均粗さRaが0.002〜
0.01ÎŒmの塗膜を圢成せしめるこずを特城ずする
平坊・易滑性ポリ゚ステルフむルムの補造方法 によ぀お達成される。 本発明においおポリ゚ステルずは、芳銙族二塩
基酞たたはその゚ステル圢成性誘導䜓ずゞオヌル
たたはその゚ステル圢成性誘導䜓ずから合成され
る線状飜和ポリ゚ステルである。かかるポリ゚ス
テルの具䜓䟋ずしお、ポリ゚チレンテレフタレヌ
トポリ゚チレンむ゜フタレヌトポリブチレン
テレフタレヌトポリ−シクロヘキシレ
ンゞメチレンテレフタレヌトポリ゚チレン−
−ナフタレンゞカルボキシレヌト等が䟋瀺
でき、これらの共重合䜓たたはこれらず小割合の
他暹脂ずのブレンド物なども含たれる。 かかる線状飜和ポリ゚ステル暹脂を熔融抌出
し、垞法でフむルム状ずなし、配向結晶化及び熱
凊理結晶化せしめたものが本発明のポリ゚ステル
フむルムである。このポリ゚ステルフむルムずし
おは、結晶融解熱ずしお走査型熱量蚈によ぀お窒
玠気流䞭10℃分の昇枩速床においおで枬定
した倀が通垞4cal以䞊を呈する皋床に結晶配
向したものが奜たしい。 本発明においお、結晶配向が完了する前のポリ
゚ステルフむルムずは、該ポリマヌを熱熔融しお
そのたたフむルム状ずなした未延䌞フむルム未
延䌞フむルムをタテ方向たたはペコ方向の䜕れか
䞀方に配向せしめた䞀軞延䌞フむルムさらには
タテ方向およびペコ方向の二方向に䜎倍率延䌞配
向せしめたもの最終的にタテ方向たたはペコ方
向に再延䌞せしめお配向結晶化を完了せしめる前
の二軞延䌞フむルム等を含むものである。 本発明の奜適なフむルムは、結晶配向が完了す
る前の未延䌞或は少くずも䞀軞方向に延䌞された
状態のフむルムに特定の組成物を適甚し、そのた
たタテ延䌞及びたたはペコ延䌞ず熱固定ずを斜
す、所謂むンラむンコヌテむング方匏で補造す
る。 本発明においおフむルム衚面䞊で塗膜を圢成す
る成分のポリりレタン(A)は氎性ポリりレタンが奜
たしく、これはカルボン酞塩基スルホン酞塩基
たたは硫酞半゚ステル塩基によ぀お氎ぞの芪和性
が高められたポリりレタンであり、通垞かかる氎
芪和性付䞎基はポリりレタン合成時ないし合成埌
に導入される。 䟋えば、カルボン酞塩基の導入は、ポリりレタ
ン合成時、原料ポリヒドロキシ化合物の぀ずし
おカルボン酞基含有ポリヒドロキシ化合物を甚い
るか、未反応む゜シアネヌト基を有するポリりレ
タンの該む゜シアネヌト基に氎酞基含有カルボン
酞やアミノ基含有カルボン酞を反応させ、次いで
反応生成物を高速撹拌䞋でアルカリ氎溶液䞭に添
加し、䞭和する等によ぀お行なうこずができる。 たた、スルホン酞塩基たたは硫酞半゚ステル塩
基の導入は、通垞ポリヒドロキシ化合物ポリむ
゜シアネヌト及び鎖延長剀からプレポリマヌを生
成させ、これに末端む゜シアネヌト基ず反応しう
るアミノ基たたは氎酞基ずスルホン酞塩基たたは
硫酞半゚ステル塩基ずを分子内に有する化合物を
添加反応させ、最終的に分子内にスルホン酞塩
基たたは硫酞半゚ステル塩基を有する氎性ポリり
レタンを埗るこずで行なうこずができる。その際
生成反応は有機溶剀䞭で行ない、次いで氎を加え
おから該溶剀を陀去するこずが奜たしい。たた、
他の方法ずしおはスルホン酞基を有する化合物を
原料の䞀぀ずしお䜿甚しおスルホン酞基を有する
ポリりレタンを合成し、次いで該ポリりレタンを
高速撹拌䞋でアルカリ氎溶液䞭に添加し、䞭和す
る方法ポリりレタンの䞻鎖又は偎鎖の玚又は
玚アミノ基にアルカリの存圚䞋で䞋蚘サルトン
化合物を付加しおスルホン酞アルカリ塩䟋えば
−SO3Na等を導入する方法等があげられる。
アルカリ氎溶液ずしおは氎酞化ナトリりム氎酞
化カリりムアンモニアアルキルアミン等の氎
溶液を甚いるこずが奜たしいが、該アルカリが被
芆膜䞋塗り膜䞭に残留しないアンモニア也
固条件で揮発するアミンが特に奜たしい。 カルボン酞塩基スルホン酞塩基硫酞半゚ス
テル塩基等の塩基の量は0.5〜15重量が奜たし
い。塩基の割合が少なすぎるずポリりレタンの氎
芪和性が䞍足しお塗垃液の調補が難しくなりた
た倚すぎるずポリりレタン本来の特性が損われる
ので、奜たしくない。かかる氎性ポリりレタン
は、所望により分散助剀を甚いお、安定な氎分散
液を圢成するものないし氎溶液を圢成するもので
ある。 ポリりレタンの合成に甚いるポリヒドロキシ化
合物ずしおは、䟋えばポリ゚チレングリコヌル
ポリプロピレングリコヌルポリ゚チレン・プロ
ピレングリコヌルポリテトラメチレングリコヌ
ルヘキサメチレングリコヌルテトラメチレン
グリコヌル−ペンタンゞオヌルゞ゚チ
レングリコヌルトリ゚チレングリコヌルポリ
カプロラクトンポリヘキサメチレンアゞペヌ
トポリヘキサメチレンセバケヌトポリテトラ
メチレンアゞペヌトポリテトラメチレンセバケ
ヌトトリメチロヌルプロパントリメチロヌル
゚タンペンタ゚リストヌルグリセリン等を挙
げるこずができる。ポリむ゜シアネヌト化合物ず
しおは、䟋えばヘキサメチレンゞむ゜シアネヌ
トゞプニルメタンゞむ゜シアネヌトトリレ
ンゞむ゜シアネヌトむ゜ホロンゞむ゜シアネヌ
トトリレンゞむ゜シアネヌトずトリメチロヌル
プロパンの付加物ヘキサメチレンゞむ゜シアネ
ヌトずトリメチロヌル゚タンの付加物等を挙げる
こずができる。カルボン酞含有ポリオヌルずしお
は、䟋えばゞメチロヌルプロピオン酞ゞメチロ
ヌル酪酞ゞメチロヌル吉草酞トリメリツト酞
ビス゚チレングリコヌル゚ステル等を挙げる
こずができる。アミノ基含有カルボン酞ずしお
は、䟋えばβ−アミノプロピオン酞γ−アミノ
酪酞−アミノ安息銙酞等を挙げるこずができ
る。氎酞基含有カルボン酞ずしおは、䟋えば−
ヒドロキシプロピオン酞γ−ヒドロキシ酪酞
−−ヒドロキシ゚チル安息銙酞リンゎ
酞等を挙げるこずができる。アミノ基たたは氎酞
基ずスルホン基を有する化合物ずしおは、䟋えば
アミノメタンスルホン酞−アミノ゚タンスル
ホン酞−アミノ−−メチルベンれン−−
スルホン酞β−ヒドロキシ゚タンスルホン酞ナ
トリりム脂肪族ゞ第玚アミン化合物のプロパ
ンサルトンブタンサルトン付加生成物等が挙げ
られ、奜たしくは脂肪族ゞ第玚アミン化合物の
プロパンサルトン付加物があげられる。曎に、ア
ミノ基たたは氎酞基ず硫酞半゚ステル基を含有す
る化合物ずしおは、䟋えばアミノ゚タノヌル硫
酞゚チレンゞアミン゚タノヌル硫酞アミノブ
タノヌル硫酞ヒドロキシ゚タノヌル硫酞γ−
ヒドロキシプロパノヌル硫酞α−ヒドロキシブ
タノヌル硫酞等があげられる。 これら化合物を甚いおポリりレタンの合成は、
埓来から良く知られおいる方法で合成するこずが
できる。 本発明における塗膜圢成成分のアクリル系暹脂
(B)ずしおは、メチルメタクリレヌト成分が40〜80
モルであり、これず共重合可胜な他のビニルモ
ノマヌ成分を20〜60有する氎性アクリル系暹脂
であるこずが奜たしい。アクリル系暹脂䞭のメチ
ルメタクリレヌト成分が40モル未満では、塗膜
の匷床䜎䞋軟質化傟向を瀺し、耐ブロツキング
の悪化によるハンドリング性の䜎䞋等が生じ、奜
たしくない。䞀方、メチルメタクリレヌト成分が
80モルを越えるず、塗膜の硬質化傟向を瀺し、
塗膜が脆くなり、基材ずの密着性が䜎䞋したり、
造膜性が劣る等を生じ、奜たしくない。 䞊蚘メチルメタクリレヌトず共重合可胜な他の
ビニルモノマヌずしおは、䟋えば、アルキルアク
リレヌトアルキル基ずしおはメチル基゚チル
基−プロピル基む゜プロピル基−ブチ
ル基む゜ブチル基−ブチル基−゚チル
ヘキシル基シクロヘキシル基プニル基ベ
ンゞル基プニル゚チル基等アルキルメタ
クリレヌトアルキル基ずしおは䞊蚘アルキルア
クリレヌトのメチル基を陀くアルキル基等
−ヒドロキシ゚チルアクリレヌト−ヒドロキ
シ゚チルメタクリレヌト−ヒドロキシプロピ
ルアクリレヌト−ヒドロキシプロピルメタク
リレヌト等のヒドロキシ含有モノマヌアクリル
アミドメタクリルアミド−メチルメタクリ
ルアミド−メチルアクリルアミド−メチ
ロヌルアクリルアミド−メチロヌルメタクリ
ルアミド−ゞメチロヌルアクリルアミ
ド−メトキシメチルアクリルアミド−メ
トキシメチルメタクリルアミド−プニルア
クリルアミド等のアミド基含有モノマヌ
−ゞ゚チルアミノ゚チルアクリレヌト−
ゞ゚チルアミノ゚チルアクリレヌト等のアミノ基
含有モノマヌグリシゞルアクリレヌトグリシ
ゞルメタクリレヌトアリルグリシゞル゚ヌテル
等の゚ポキシ基含有モノマヌスチレンスルホン
酞ビニルスルホン酞およびそれらの塩ナトリ
りム塩カリりム塩アンモニりム塩等等のス
ルホン酞基たたはその塩を含有するモノマヌク
ロトン酞むタコン酞アクリル酞マレむン
酞フマヌル酞及びそれらの塩ナトリりム塩
カリりム塩アンモニりム塩等等のカルボキシ
ル基たたはその塩を含有するモノマヌ無氎マレ
むン酞無氎むタコン酞等の酞無氎物を含有する
モノマヌその他、ビニルむ゜シアネヌトアリル
む゜シアネヌトスチレンビニルメチル゚ヌテ
ルビニル゚チル゚ヌテルビニルトリスアルコ
キシシランアルキルマレむン酞モノ゚ステル
アルキルフマヌル酞モノ゚ステルアクリロニト
リルメタクリロニトリルアルキルむタコン酞
モノ゚ステル塩化ビニリデン酢酞ビニル塩
化ビニル等が挙げられる。 メチルメタクリレヌトず共重合される䞊述のモ
ノマヌは皮若しくは皮以䞊の組合せで自由に
遞択されるが、アクリル系暹脂ぞの芪氎性付䞎
氎性液の分散安定性ポリ゚ステルフむルムずの
密着性等の点から、氎酞基アミド基やカルボキ
シル基たたはその塩ナトリりム塩カリりム
塩アンモニりム塩等等の官胜基を有するもの
が奜たしい。たた、塗膜の耐熱性匷床耐氎性
等の改善には、熱硬化タむプが奜適であり、䟋え
ば、゚ポキシ基含有モノマヌずアミノ基酞無氎
物基カルボキシル基ヒドロキシル基たたは
−メチロヌル基を含有するモノマヌずの組合せ
−メチロヌルたたは−メチロヌル゚ヌテル基
を含有するモノマヌずカルボキシル基たたはアミ
ノ基を含有するモノマヌずの組合せ等、たた、カ
ルボン酞塩基メチロヌルのように単独でも熱硬
化性を有するモノマヌを䟋瀺できる。これらの反
応性基の皮たたは皮以䞊の組合せは皮のア
クリル系暹脂たたは皮以䞊のアクリル系暹脂に
任意に導入するこずができ、芁すれば、加熱時互
に反応し埗る基を有するアクリル系暹脂の組合せ
にすれば良い。たた、䜎分子量物質䟋えば、ア
ルキロヌル化メラミン等でアクリル系暹脂䞭の
反応性基ず加熱時互に反応し埗る基を有するもの
を皮以䞊添加するこずもできる。 アクリル系暹脂の氎性液の補造法は公知の任意
の方法で実斜できる。䟋えば、氎分散系での乳化
重合法を䟋瀺するず、むオン亀換氎に乳化分散剀
ドデシルベンれンスルホン酞ナトリりムの劂き
界面掻性剀氎溶性重合開始剀過硫酞アンモ
ニりムの劂き過酞化物重合促進剀酞性亜硫
酞ナトリりムの劂き還元剀を適圓量添加し、所
定の枩床䟋えば、50〜90℃で、所定の撹拌速
床で撹拌しながら、モノマヌ所定量のおよそ10〜
50重量ずなるように添加し、重合が開始された
ら、短時間添加を䞭断埌、残りのモノマヌを䞀定
速床で添加し、同䞀条件で数時間乳化重合するこ
ずによ぀お、アクリル系暹脂の氎性分散液を補造
するこずができる。その際、反応に甚いられる界
面掻性剀の添加量は共重合成分モノマヌに察しお
重量以䞋、曎には〜重量が良奜であ
る。かくしお平均粒子埄玄0.2ÎŒm以䞋の埮现な粒
埄のものが埗られる。尚、必芁に応じお、分子量
調敎剀メルカプタン類や分散補助剀ポリビ
ニルアルコヌルヒドロキシメチルセルロヌス等
の高分子保護コロむド類等を添加しおも良い。 その他、䞊蚘の䜎分子量界面掻性剀に代る高分
子量界面掻性剀の応甚反応性界面掻性剀の応
甚界面掻性剀を含有しない、所謂゜ヌプフリヌ
重合による補造法も採甚し埗る。 本発明にあける塗膜圢成成分の䜎分子量ポリオ
レフむンワツクス(C)ずは、高分子量ポリオレフむ
ン暹脂に類䌌の物理化孊的性質を有しながら、溶
融粘床が極端に䜎く、䞔぀ワツクス類䟋えばパラ
フむンワツクスミクロクリスタリンワツクス
カルナバワツクスモンタンワツクス等に比べお
融点が高い特城を有するものである。特に䜎分子
量ポリプロピレンは150℃ずいう高い融点を持぀
おいる。 これらポリオレフむンワツクスの氎性化は、䟋
えば溶融ポリオレフむンず乳化剀界面掻性剀
等入り熱氎ずを混合しお型゚マルゞペン
等公知の補造方法によ぀お可胜であり、たた、酞
化しお分子䞭にカルボキシル基を含有させたポリ
オレフむンでは氎での乳化が曎に容易ずなる。こ
れら䜎分子量ポリオレフむンのなかでもポリ゚チ
レンワツクスが奜たしく、就䞭平均分子量1000〜
10000、密床0.91〜0.97mlブルツクフむ
ヌルド粘床蚈での溶融粘床140℃cpsが玄20
〜玄700の範囲にあるポリ゚チレンワツクスが奜
たしい。曎には、分子量2000〜4000の範囲のもの
が氎性化し易く、ポリ゚チレンワツクスずしおの
滑性等の特性を満足し、奜たしい。尚、高分子量
ポリ゚チレン分子量20000では玄8000侇cpsず
溶融粘床が極端に高くなるため、氎性化が極めお
困難ずなる。 本発明においお、䞊蚘ポリりレタン(A)及びアク
リル系暹脂(B)及び䜎分子量ポリオレフむンワツク
ス(C)の氎性液氎溶液たたは分散液若しくは乳化
剀ず混合させる粗面化物質(D)ずしおは、ポリス
チレンポリメチルメタクリレヌトメチルメタ
クリレヌト共重合䜓ポリテトラフルオロ゚チレ
ンポリビニリデンフルオラむド若しくはポリア
クリロニトリルベンゟグアナミン暹脂等の劂き
有機質埮粉末、たたはシリカアルミナ二酞化
チタンカオリンタルクグラフアむト炭酞
カルシりム長石二硫化モリブデンカヌボン
ブラツクもしくは硫酞バリりム等の劂き無機質埮
粉末等が挙げられ、これらは乳化剀等を甚いお氎
性分散液ずしたものであ぀おもよく、たた、埮粉
末状でポリりレタン氎性液アクリル系暹脂氎性
液䜎分子量ポリオレフむンワツクス氎性液に添
加できるものであ぀おもよい。この粗面化物質は
平均粒埄0.15ÎŒm以䞋の埮粒子であり、奜たしく
は0.01〜0.1ÎŒmである。たた、これらの氎䞍溶性
の固䜓物質は氎分散液䞭で沈降するのを避けるた
め、比重がを超えない超埮粒子であるこずが奜
たしい。 本発明における粗面化物質(D)はポリりレタン
(A)アクリル系暹脂(B)塗膜自䜓の埮小突起の均䞀
圢成を促進する効果ず埮粉末自䜓による塗膜の補
匷効果ずを奏し、曎にはアクリル系暹脂(B)䜎分
子量ポリオレフむンワツクス(C)の塗膜ぞの耐ブロ
ツキング性摩擊力の䜎枛性等の寄䞎効果䞊びに
䞡者の盞乗効果による塗膜ぞの耐スクラツチ性寄
䞎効果ずあいた぀お、ポリ゚ステルフむルムに優
れた易滑性効果を賊䞎する。 塗膜の䞻成分たるポリりレタン(A)アクリル系
暹脂(B)䜎分子量ポリオレフむンワツクス(C)及び
粗面化物質(D)の混合割合は、通垞、(A)(B)
(C)(D)98〜4060(A)(B)(C)
98〜4060䞔぀(A)(B)9010〜1090
固型分換算重量の範囲であるこずが奜た
しく、曎には、(A)(B)(C)(D)95〜
6040(A)(B)(C)95〜6040(A)
(B)8020〜2080重量比の範囲にあるのが
奜たしい。アクリル系暹脂(B)䜎分子量ポリオレ
フむンワツクス(C)の混合割合が少なすぎるず、摩
擊力が䞊昇しお、ハンドリング性を悪化させ、䞀
方倚すぎるず、塗膜ずポリ゚ステルフむルムずの
密着性を䜎䞋させたり、塗膜の脆化を招いたりし
お、フむルムの易滑性が䜎枛しおくる。たた、粗
面化物質(D)の混合割合が少なすぎるず、添加され
る粗面化物質の、塗膜䞭での埮现突起圢成物質ず
しおの突起均䞀圢成効果の枛少、埮粉末自䜓ずし
おの塗膜ぞの補匷効果の枛少により、フむルムの
易滑性が䜎枛し、䞀方この割合が倚すぎるず、粗
面化物質の比率が高くなり、塗膜ずポリ゚ステル
フむルムずの密着性が䜎䞋したり、塗膜が脆くな
るなどにより、埮小突起が䜿甚時にフむルムに負
荷される皋床の摩擊力で砎壊され、塗膜が摩滅す
るこずから、易滑化効果の持続性が損われる。 ポリりレタン(A)アクリル系暹脂(B)及び䜎分子
量ポリオレフむンワツクス(C)ず粗面化物質(D)ずの
混合は、氎分散液の状態ずしお混合を行な぀おも
よく、(A)(B)若しくは(C)、たたは(A)(B)(C)党䜓
の氎分散液の䞭に粉末状粗面化物質を、芁すれば
乳化剀を添加し、撹拌分散しおもよい。 本発明の方法においお、配向結晶化の過皋が完
了する前のポリ゚ステルフむルムの衚面に塗膜を
円滑に塗蚭できるようにするために、予備凊理ず
しおフむルム衚面にコロナ攟電凊理を斜すか、た
たは被芆組成物ずずもにこれず化孊的に䞍掻性な
界面掻性剀を䜵甚するこずが奜たしい。 界面掻性剀は組成物氎性液の衚面匵力を
40dynecm以䞋に降䞋できるようなポリ゚ステ
ルフむルムぞの濡れを促進するものであり、䟋え
ば、ポリオキシ゚チレンアルキルプニル゚ヌテ
ルポリオキシ゚チレン−脂肪酞゚ステル゜ル
ビタン脂肪酞゚ステルグリセリン脂肪酞゚ステ
ル脂肪酞金属石鹞アルキル硫酞塩アルキル
スルホン酞塩アルキルスルホコハク酞塩等のア
ニオン型ノニオン型界面掻性剀等を挙げるこず
ができる。曎に、本発明の効果を消倱させない範
囲においお、䟋えば垯電防止剀玫倖線吞収剀
最滑剀等の他の添加剀を混合するこずができる。 本発明においお、かくしお調敎された氎性液は
結晶配向が完了する前のポリ゚ステルフむルムの
少なくずも片面に塗垃される。その際氎性液の固
圢分濃床は、通垞30重量以䞋であり、15重量
以䞋が奜たしい。粘床は100cps以䞋、奜たしくは
20cps以䞋が適圓である。塗垃量は走行しおいる
フむルムm2圓り玄0.5〜20、曎には〜10
が奜たしい。換蚀すれば、最終的に埗られる二軞
延䌞フむルムにおいお、フむルムの䞀衚面にm2
圓り玄0.001〜、曎には玄0.01〜0.3の固圢
分が奜たしい。 塗垃方法ずしおは、公知の任意の塗工法が適甚
できる。䟋えばロヌルコヌト法グラビアコヌト
法ロヌルブラツシナ法スプレヌコヌト゚ア
ヌナむフコヌト含浞法およびカヌテンコヌト法
などを単独たたは組み合せお適甚するずよい。 䞊蚘氎性液は、奜たしくは瞊䞀軞延䌞が斜され
た盎埌のフむルムに塗垃され、次いでフむルムは
暪延䌞および熱固定のためのテンタヌに導びかれ
る。 塗垃物は未固化の塗膜の状態でフむルムの延䌞
に䌎぀おその面積が拡倧されか぀加熱されお氎を
揮散し、二軞延䌞されたフむルム衚面䞊で5ÎŒm以
䞋の間隔の倚数の埮小突起を有する薄い固䜓塗膜
局に倉換され、二軞延䌞されたフむルム衚面に匷
固に固着される。 本発明の方法によれば、䞊蚘氎性液は基材の延
䌞工皋および熱凊理工皋によ぀お、䞊述の劂く、
倚数の埮小突起を有する固䜓塗膜に倉換される。
この加熱は、奜たしくは玄100〜玄240℃の枩床で
玄〜玄20秒間行われる。 ポリ゚ステルフむルムの配向結晶化条件、䟋え
ば延䌞熱固定等の条件は、埓来から圓業界に蓄
積された条件で行うこずができる。 本発明においおは、䞊述の氎性液はポリ゚ステ
ルフむルムの片面たたは䞡面に適甚され埗るが、
䟋えば、片面のみに塗垃されお埗られた平坊・易
滑性二軞延䌞フむルムは、䞀方の面が倚数の埮小
突起を有し、他方の面が平坊であるデナアルサヌ
プス構造を有し、磁気テヌプ甚玠材ずしお特に
奜適に䜿甚できる。 発明の効果 本発明の平坊・易滑性二軞延䌞ポリ゚ステルフ
むルムは、埌に実斜䟋においお具䜓的なデヌタを
甚いお説明するずおり、極めお平坊で、か぀優れ
た滑り性を有しおおり、優れた平坊性が芁求され
る皮々の分野に、特に磁気テヌプの玠材ずしお奜
適に甚いられる。 本明现曞における皮々の倀は䞋蚘のずおりにし
お枬定され、か぀定矩される。  衚面粗さRaCenter Line Average䞭心線
平均粗さ JIS B0601に準じ、(æ ª)小坂研究所補の高粟床衚
面粗さ蚈SE−3FATを䜿甚しお、針の半埄2ÎŒm
荷重30mgで拡倧倍率20䞇郚カツトオフ0.08mmの
条件䞋にチダヌトをかかせ、フむルム衚面粗さ曲
線からその䞭心線の方向に枬定長さの郚分を抜
き取り、この抜き取り郚分の䞭心線を軞瞊倍
率の方向を軞ずしお、粗さ曲線を
で衚わした時、次の匏で䞎えられた倀をΌm単䜍
で衚わす。 RCLA∫0 Ldx この枬定は基準長を1.25mmずしお個枬定し、
平均倀で衚わす。  フむルム摩擊係数フむルムスリツパリヌ ASTM D1894−63に準じ、東掋テスタヌ瀟補
のスリツパリヌ枬定噚を䜿甚し、塗蚭面ずポリ゚
チレン−テレフタレヌトフむルム非塗蚭面ず
の静摩擊係数Όsを枬定する。䜆し、スレツド
板はガラス板ずし、荷重はKgずする。 フむルムスリツパリヌは次の基準で刀定する。 〇良奜なものΌs 0.6未満 △やや䞍良なものΌs 0.6〜0.8 ×䞍良なものΌs 0.8以䞊  ハンドリング性易滑面の耐久性 (1) 削れ性 添附図はフむルム走行性を評䟡するための動
æ‘©æ“Šä¿‚æ•°ÎŒKを枬定する暡匏図である䜿甚装
眮日本自動制埡K.K.NJS 101型。図面にお
いお、は繰出しリヌル、はテンシペンコン
トロヌラヌ、はフリ
ヌロヌル、はテンシペン怜出機入口、
はクロムメツキ固定ピンmmφ、はテ
ンシペン怜出機出口、はガむドロヌラ、
は捲取りリヌルを倫々瀺す。 図に瀺す劂く、20℃60RH雰囲気䞋で、易
滑化をはか぀た凊理面を倖埄mmの固定ピンに
角床Ξ152108πラゞアン152゜で接
觊させ、毎秒3.3cmの速さで移動摩擊させる。
入口テンシペンT1が30ずなるようテン
シペンコントロヌラヌを調敎しおフむルムを
10m走行させお巻きもどし、再び走行を繰り返
す。この埀埩を回ずする。30回繰り返し走行
させた時の固定ピン䞊に堆積する物質がある
か、ないかを芳察し、䞋蚘氎準で評䟡する。 〇堆積物が殆んど認められないもの △若干付着の圢跡のあるもの ×倚いもの (2) 耐スクラツチ性 䞊蚘ず同様に30回繰り返し走行させた時のフ
むルム衚面の摩耗状態スクラツチの発生床
合を芳察し、䞋蚘氎準で評䟡する。 〇スクラツチが殆んど認められないもの ×可成り発生しおいるもの 実斜䟋 以䞋、実斜䟋をあげお本発明を曎に説明する。
尚、䟋䞭の「郚」は「重量郚」を意味する。 比范䟋  25℃のオル゜クロロプノヌル䞭で枬定した固
有粘床0.65の無機質フむラヌを党く含たないポリ
゚チレンテレフタレヌトを、゚クストルヌダヌで
口金から抌出し、これを40℃に冷华したドラム䞊
で静電印加を行いながら急冷しお厚さ152ÎŒmの抌
し出しフむルムずし、続いおこれを93℃に加熱し
た金属ロヌル䞊で長手方向に3.6倍に延䌞した。
次いで、テンタヌ内に導き98℃の予熱ゟヌンを通
過せしめ、105℃で暪方向に3.9倍に延䌞し、曎に
225℃で6.3秒間熱固定を行い、結晶配向を完結さ
せたあず゚ツゞをスリツトしながら捲取テンシペ
ン9.8Kgの条件においお500mm幅で捲取りを行぀
た。最終的にフむルムは平均12.1ÎŒmの厚さを有
しおいた。 フむルム間盞互の滑りが悪いためフむルムロヌ
ルに皺が発生した。䞀床この皺が発生するず、そ
れが次々ず衚局郚ぞ䌝播集䞭しお、ロヌル端郚の
䞀方偎は固く、䞭倮郚が柔かくなるず蚀぀た到底
商品圢態をなさない捲姿ずな぀た。 別に巻取テンシペンを極床におずし4.66Kgで捲
取぀たが、端郚が䞍揃いずなる以倖に捲皺もみら
れ、完党なものが埗られなか぀た。このフむルム
を1/2むンチ巟にマむクロスリツトしようず詊み
たが、䞍可胜であ぀た。 埗られた結果を第衚に瀺す。 実斜䟋  カルボン酞アミン塩基を有するポリりレタン氎
分散液東掋ポリマヌ(æ ª)補商品名メルシヌ585
28郚非揮発成分ずしおアクリル系暹脂゚マ
ルゞペンメタクリル酞メチルアクリル酞゚チ
ルアクリルアミド4943モル28
郚ポリ゚チレンワツクス゚マルゞペン融点玄
105℃郚コロむダルシリカ氎分散液平均
粒埄40〜50mΌ27郚及びポリオキシ゚チレンノ
ニルプニル゚ヌテル日本油脂(æ ª)補商品名
NS−208.510郚をむオン亀換氎で垌釈溶解し、
固圢分濃床重量の塗垃液を調補した。 次いで、比范䟋ず同じ二軞延䌞フむルムの補
法においお、瞊延䌞が終了した䞀軞延䌞フむルム
がテンタヌに入る盎前の䜍眮で、このフむルムの
片面䞊に、䞊蚘の塗垃液をキスコヌト法にお均䞀
に塗垃した。このずきの平均塗垃量は䞊蚘䞀軞延
䌞フむルムm2圓り玄り゚ツト量であ぀た
この量は、䞋蚘の二軞延䌞フむルムではm2圓
り玄0.02に盞圓する。次いで片面塗垃を斜し
た䞀軞延䌞フむルムをテンタヌ内に導き98℃の予
熱ゟヌンを通過せしめ、105℃で暪方向に3.9倍に
延䌞し、曎に225℃で6.3秒間熱固定した塗垃液
を塗垃されたフむルムが加熱を受けた時間は合蚈
で11秒間に盞圓する。 かくしお二軞延䌞されたフむルムは、9.8Kgの
テンシペンでしわの発生もなく捲取るこずができ
た。このフむルムを半むンチ巟にマむクロスリツ
トし、500m巻きのテヌプ52本を補造した。この
間、フむルムのスリツト化は䜕んらのトラブルも
なく良奜に行われた。 䞊蚘フむルムの衚面特性ハンドリンク性等を
第衚に瀺す。 比范䟋で埗られたフむルム塗垃液を塗垃さ
れおいないず比范すれば明らかな通り、実斜䟋
のフむルムは特に磁気テヌプ甚のベヌスフむルム
ずしお極めお優れた基本特性を有する。 なお、凊理面をアルミニりム蒞着し、埮分干枉
顕埮鏡で400倍に拡倧しお芳察したずころ、倚数
の埮小突起が圢成されおいる事が確認できた。 比范䟋  実斜䟋の塗垃液組成からアクリル系暹脂ずポ
リ゚チレンワツクスを陀いお塗垃液を調補した。
即ち、実斜䟋の氎性ポリりレタン暹脂63郚コ
ロむダルシリカ27郚及びポリオキシ゚チレンノラ
ルプニル゚ヌテル10郚のみを甚い、実斜䟋ず
党く同様にしお塗垃液を調補した。 この塗垃液を甚いる以倖、䞀軞延䌞フむルムで
の塗垃量も含め、実斜䟋ず党く同様にしお、二
軞延䌞フむルムを補造した。 比范䟋ず同様な珟象がみられ、フむルム間盞
互の滑りが悪く、皺が発生した。曎に、シリカの
量を40郚固圢分ずしおに増加させおみたずこ
ろ、捲取り性はやや改善されるものの、捲皺の発
生を回避するこずができず、1/2むンチ幅のテヌ
プの走行性テストも滑りが悪か぀た。 埗られた結果を第衚に瀺す。 実斜䟋  カルボキシル基含有ポリりレタン氎分散液東
掋ポリマヌ(æ ª)補商品名メルシヌ54532郚非
揮発成分ずしおアクリル系暹脂゚マルゞペン
メタクリル酞メチルアクリル酞゚チルアク
リル酞アンモニりム4943モル32
郚、ポリ゚チレンワツクス゚マルゞペン融点玄
120℃郚、コロむダルシリカ氎分散液平均
粒埄70〜90mΌ18郚及びポリオキシ゚チレンノ
ニルプニル゚ヌテル日本油脂(æ ª)補商品名
NS−208.510郚をむオン亀換氎で垌釈溶解し、
固圢分濃床重量の塗垃液を調補した。 この塗垃液を甚いる以倖は、䞀軞延䌞フむルム
での塗垃量も含め、実斜䟋ず党く同様にしお、
二軞延䌞フむルムを補造したずころ良奜に捲取る
こずができ、スリツト化にも䜕のトラブルも発生
しなか぀た。 この実斜䟋のフむルムの衚面特性及びハンドリ
ング性等を第衚に瀺す。 なお、凊理面をアルミニりム蒞着し、埮分干枉
顕埮境で400倍に拡倧しお芳察したずころ、倚数
の埮小突起が圢成されおいる事が確認できた。
【衚】 実斜䟋  実斜䟋で埗られた平坊・易滑化二軞配向ポリ
゚ステルフむルムの非凊理面偎に、䞋蚘に瀺す磁
性塗料をグラビアロヌルにより塗垃し、ドクタヌ
ナむフにより磁性塗料局をスムヌゞングし、磁性
塗料の未だ也かぬ間に垞法により磁気配向させ、
しかる埌オヌブンに導いお也燥キナアリングし
た。曎にカレンダヌ加工しお塗垃衚面を均䞀に
し、玄4ÎŒmの磁性局を圢成した1/2むンチ幅のテ
ヌプを䜜成した。尚、䞊蚘各加工・工皋䞭䜕んら
トラブルもなく䞔぀易滑化凊理面の耐久性削れ
性耐スクラツチ性も良奜であ぀た。 磁性塗料の組成 針状Fe粒子 100郚 平均長埄0.4Ό比衚面積玄40m2 ゚スレツク 10〃 積氎化孊補塩化ビニル酢酞ビニル共重合
䜓 ニツポラン2304 10郚 日本ポリりレタン補ポリりレタン゚ラスト
マヌ コロネヌト 〃 日本ポリりレタン補ポリむ゜シアネヌト レシチン 〃 添加剀最滑剀シリコン暹脂 〃 MEKメチル゚チルケトン 75〃 MIBKメチルむ゜ブチルケトン 75〃 トル゚ン 75〃 実斜䟋  ポリ゚チレンテレフタレヌトの抌出し量を増
し、二軞配向ポリ゚ステルフむルム厚みを75ÎŒm
ず倉曎した以倖は実斜䟋ず同様にしお二軞延䌞
フむルムを補造したずころ、良奜に捲取るこずが
でき、スリツト化にも䜕のトラブルも発生しなか
぀た。このフむルムのスリツパリヌΌsも良奜であ
぀た。たた、JIS K6714に準じお、日本粟密光孊
瀟補積分球匏HTRメヌタヌにより、該フむルム
の曇り床を枬定した所、0.3〜0.5ず非コヌト
のポリ゚ステルフむルムず殆んど同じ倀であ぀
た。本実斜䟋のフむルムが高透明易滑性の分野に
も䜿甚可胜であるこずがわかる。 䞊述の䟋から、本発明のポリ゚ステルフむルム
は優れた平坊性ず易滑性を有しおいるこずが明ら
かである。
【図面の簡単な説明】
図はフむルム走行性を評䟡するための動摩擊係
数Όkを枬定する暡匏図である。 繰出しリヌル、テンシペンコントロヌ
ラヌ、フリヌロヌ
ル、テンシペン怜出機入口、固定ピ
ン、テンシペン怜出機出口、ガ
むドロヌラ、捲取りリヌル。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ポリ゚ステルフむルムの少なくずも片面に、
    ポリりレタン(A)アクリル系暹脂(B)䜎分子量ポ
    リオレフむンワツクス(C)及び平均粒埄0.15ÎŒm以
    䞋の粗面化物質(D)を䞻成分ずする組成物よりなる
    塗膜が圢成され、該塗膜の衚面の䞭心線平均粗さ
    Raが0.002〜0.01ÎŒmである平坊・易滑性ポリ
    ゚ステルフむルム。  ポリりレタン(A)がカルボン酞塩基スルホン
    酞塩基及び硫酞半゚ステル塩基の少なくずも皮
    を有する氎性ポリりレタンであるこずを特城ずす
    る特蚱請求の範囲第項蚘茉の平坊・易滑性ポリ
    ゚ステルフむルム。  ポリりレタン(A)の塩がアンモニりム塩たたは
    アミン塩であるこずを特城ずする特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の平坊・易滑性ポリ゚ステルフむル
    ム。  ポリりレタン(A)のアンモニりム塩たたはアミ
    ン塩がカルボン酞アンモニりム塩たたはアミン塩
    であるこずを特城ずする特蚱請求の範囲第項蚘
    茉の平坊・易滑性ポリ゚ステルフむルム。  アクリル系暹脂(B)がメチルメタクリレヌト成
    分40〜80モルで、これず共重合可胜な他のビニ
    ルモノマヌ成分を20〜60モル有するアクリル系
    暹脂であるこずを特城ずする特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の平坊・易滑性ポリ゚ステルフむルム。  䜎分子量ポリオレフむンワツクス(C)が平均分
    子量1000〜10000のポリ゚チレンワツクスである
    こずを特城ずする特蚱請求の範囲第項蚘茉の平
    坊・易滑性ポリ゚ステルフむルム。  結晶配向が完了する前のポリ゚ステルフむル
    ムの少なくずも片面に、ポリりレタン(A)アクリ
    ル系暹脂(B)䜎分子量ポリオレフむンワツクス(C)
    及び平均粒埄0.15ÎŒm以䞋の粗面化物質(D)を䞻成
    分ずする組成物の氎性液を塗垃し、次いで也燥
    延䌞熱凊理を斜しお結晶配向を完了させ、か぀
    フむルム衚面に䞭心線平均粗さRaが0.002〜
    0.01ÎŒmの塗膜を圢成せしめるこずを特城ずする
    平坊・易滑性ポリ゚ステルフむルムの補造方法。  ポリりレタン(A)がカルボン酞塩基スルホン
    酞塩基及び硫酞半゚ステル塩基の少なくずも皮
    を有する氎性ポリりレタンであるこずを特城ずす
    る特蚱請求の範囲第項蚘茉の平坊・易滑性ポリ
    ゚ステルフむルムの補造方法。  ポリりレタン(A)の塩がアンモニりム塩たたは
    アミン塩であるこずを特城ずする特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の平坊・易滑性ポリ゚ステルフむルム
    の補造方法。  ポリりレタン(A)のアンモニりム塩たたはア
    ミン塩がカルボン酞アンモニりム塩たたはアミン
    塩であるこずを特城ずする特蚱請求の範囲第項
    蚘茉の平坊・易滑性ポリ゚ステルフむルムの補造
    方法。  アクリル系暹脂(B)がメチルメタクリレヌト
    成分40〜80モルで、これらず共重合可胜な他の
    ビニルモノマヌ成分を20〜60モル有するアクリ
    ル系暹脂であるこずを特城ずする特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の平坊・易滑性ポリ゚ステルフむルム
    の補造方法。  䜎分子量ポリオレフむンワツクス(C)が平均
    分子量1000〜10000のポリ゚チレンワツクスであ
    るこずを特城ずする特蚱請求の範囲第項蚘茉の
    平坊・易滑性ポリ゚ステルフむルムの補造方法。
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