JPH0357382Y2 - - Google Patents

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JPH0357382Y2
JPH0357382Y2 JP1986073506U JP7350686U JPH0357382Y2 JP H0357382 Y2 JPH0357382 Y2 JP H0357382Y2 JP 1986073506 U JP1986073506 U JP 1986073506U JP 7350686 U JP7350686 U JP 7350686U JP H0357382 Y2 JPH0357382 Y2 JP H0357382Y2
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cutting
cutting edge
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/16Milling-cutters characterised by physical features other than shape
    • B23C5/20Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
    • B23C5/202Plate-like cutting inserts with special form
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • B23C5/109Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft with removable cutting inserts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2200/00Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/04Overall shape
    • B23C2200/045Round

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、特にボールエンドミル等の切刃と
して用いて好適なスローアウエイチツプに関する
ものである。
〔従来の技術〕
近年、工作物に対する各種の切削加工用の転削
工具として、工具本体の先端部に超硬合金製等の
切刃が形成された一ないし二以上のスローアウエ
イが着脱自在に装着されてなる、スローアウエイ
チツプ式の転削工具が多用されつつある。
第16図および第17図は、従来のこの種の転
削工具に装着されるスローアウエイチツプの一例
として特開昭58−181502号公報に記載されたもの
を示すものである。
第16図および第17図において、このスロー
アウエイチツプ1は外周形状がほぼ正三角形をな
す板状のもので、その上面2の各辺部に各々等長
さの凸円弧状を描く切刃3…が形成されている。
そして、このスローアウエイチツプ1の外周部の
互いに隣接する上記切刃3,3の先端4と後端5
との間には、各々第17図に示す正面視において
ほぼ台形をなす切欠部6が形成されている。ここ
で、この切欠部6を画成する切刃3の先端4側に
位置する壁面7は、この先端4とこの切刃3の円
弧中心とを結ぶ直線8上に位置するように形成さ
れている。
また、この壁面7に連なる上記切刃3の先端部
分は凸曲面9によつて形成されるとともに、さら
に上記上面2の切刃3に沿うすくい面10は、切
刃3の先端4から後端5に向けてその下面11側
に傾斜する傾斜面によつて形成されている。そし
て、上記切刃3の後端5には、これに連なり第1
4図に示すように切刃3の後端5における接線に
対して鈍角となる角度γをなす直線状の第2切刃
12と、この第2切刃12からこのスローアウエ
イチツプ2の中心側に延びて上記壁面7と対向し
上記切欠部6を画成する係止壁面13とが形成さ
れている。
そして、以上の構成からなる上記従来のスロー
アウエイチツプ1は、第16図および第17図に
それぞれ鎖線で示すように、軸線O回りに回転自
在とされた工具本体(エンドミル本体)15のチ
ツプ取付座16にその下面11を当接させ、切削
に関与すべきその一の切刃3を上記工具本体15
の外周側から先端側に位置させてクランプネジ1
7により着脱自在に取り付けられている。そし
て、この状態において上記切刃3の後端6に位置
する第2切刃12は、この工具本体15を被削材
に対して引き上げる際に切削に関与するようにな
つている。
そして、このスローアウエイチツプ1は、上記
工具本体15に形成された凸部18にその一の切
欠部6の係止壁面13を係合させることにより、
その回転が阻止されて取り付けられている。ま
た、このスローアウエイチツプは、第16図に示
すように、正のアキシヤルレーキ角を付与されて
装着されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来のスローアウエイチツプ1
では、その外周に台形の切欠部6を形成し、この
切欠部6の切刃3の先端4に連なる壁面7をこの
先端4とこの切刃3の円弧中心とを結ぶ直線8上
に位置するように形成するとともに、切刃3の先
端部分に凸曲面11を形成しているので、結局切
削に関与すべき各切刃3の有効刃長が短くなつて
しまい、このためいきおいその切削半径が小さい
ものになつてしまうという問題があつた。
また第11図に示すように、切刃3の先端4に
おける頂角θが90°になるためこの部分の切刃強
度が低く、よつて特にこの切刃3の先端部分に欠
損やチツピングを発生し易くその切削性能に劣る
という欠点があつた。
この考案は、上記従来のスローアウエイチツプ
がもつ以上のような問題点を解決したスローアウ
エイチツプを提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記目的を達成させるために、次
のような構成としている。すなわち、この考案に
係るスローアウエイチツプは、外周形状をほぼ正
三角形の板状に形成し、その上面の各辺部に各々
上記正三角形の外接円の半径より大きい半径の凸
円弧を描く切刃を形成するとともに、互いに隣接
する上記切刃の先端と後端との間に上記上面から
下面に達するV字状の切欠部を形成し、かつ各切
欠部の切刃の先端から下面に至る壁面を上記切刃
の先端とこの切刃の円弧中心とを結ぶ直線に対し
て隣接する上記切刃の後端側に向けて傾斜して形
成し、しかも上記切刃の先端から上記上面に至る
上記切刃に沿うすくい面を上記上面に対してそれ
ぞれ異なる角度で傾斜する複数の連続する傾斜面
によつて形成したものである。
〔実施例〕
以下、この考案のスローアウエイチツプの一実
施例を、第1図〜第10図に基づいて詳細に説明
する。
第1図〜第3図において、このスローアウエイ
チツプ21は上面22と下面23とが平行な板状
のもので、その外周形状はほぼ正三角形とされて
いる。そして、このスローアウエイチツプ21の
各辺部には、それぞれこの正三角形の各頂点を通
る外接円24の半径よりも大きい半径の互いに等
しい長さの凸円弧からなる切刃25…が形成され
ている。ここで、これら切刃25…の円弧の長さ
は、それぞれこの円弧半径によつて形成される全
円周の略1/4の長さとされている。
また、スローアウエイチツプ21の外周の、互
いに隣接する切刃25,25の先端26と後端2
7との間に位置する上記正三角形のコーナ部に
は、各々上面22から下面23に達するV字状の
切欠部28…がそれぞれ円周方向3等分位置に形
成されている。ここで、上記各切欠部28の切刃
25の先端26から下面23に至る壁面29は、
第6図に示すように、上記切刃25の先端26と
この切刃25の円弧中心とを結ぶ直線30に対し
て、隣接する上記切刃25の後端27側に向けて
角度α傾斜して形成されている。これにより、上
記切刃25の先端部分は、その先端26における
頂角θ1が鈍角になるように形成されている。
そして、上記切刃25の先端26から上面22
に至る上記切刃25に沿うすくい面31は、上記
先端26から上面22に向けてそれぞれの上記上
面22に対する傾斜角度が漸次小さくなる2つの
傾斜面32,33によつて形成されている。これ
により、切刃25の先端26近傍の上記すくい面
31の側部には、上記壁面29とともにこの切欠
部28を画成する他方の壁面34に連なり、上記
上面22に至る立上り面35が形成されている。
さらに、上記傾斜面32,33の間およびこれら
傾斜面32,33と上面22あるいは壁面29と
の間の境界部分には、それぞれアール状をなす面
取り加工が施されている。
また、第9図に示すように、上記切刃22の後
端27における接線と上記立上り面35とのなす
角βは鈍角とされ、さらに上記立上り面35と上
面22との間の辺部に第2切刃38が形成されて
いる。そして、この第2切刃38と上記切刃25
の後端27との交差部には、ノーズ36が形成さ
れている。なお、図中符号37はこのスローアウ
エイチツプ21を工具本体に装着するための取付
孔を示すものである。
そして、以上の構成からなる上記スローアウエ
イチツプ21は、第3図〜第5図に示すように、
軸線O回りに回転自在に保持された工具本体(エ
ンドミル本体)41の先端部に形成されたチツプ
取付座42にその下面23を当接させ、正のアキ
シヤルレーキ角を付与された状態で、クランプネ
ジ43を介して着脱自在に装着されている。ここ
で、上記スローアウエイチツプ21は、その一の
切欠部28の壁面30,34を上記工具本体41
の当該箇所に形成された凸部44に係合させるこ
とにより、その回転が阻止された状態で取り付け
られている。
しかも上記スローアウエイチツプ21は、第4
図に示すように、その切刃25の先端26と上記
軸線Oとの間隔Eが約0〜0.3mmとされることに
より、上記先端26が上記軸線Oの極く近傍を通
るようにして取り付けられている。この場合にお
いて、上記スローアウエイチツプ21は、第3図
に示すように、切削に際して切削に関与しない隣
接する切刃25が、被削材45と干渉しないよう
にチツプ座43上に配置されている。そして、こ
の状態において工具本体41を引き上げた際に
は、上記切刃25の後端27に連なるノーズ36
および第2切刃38が被削材45の切削に関与す
るようになつている。
次に、第6図〜第15図に基づいて上記スロー
アウエイチツプ21における作用効果を、上述し
た従来のスローアウエイチツプ2と対比させつつ
詳細に説明する。なお、これらの図のうち第6図
〜第10図は、それぞれこの考案のスローアウエ
イチツプ21を示し、また第11図〜第15図は
それぞれ第16図および第17図に示した従来ス
ローアウエイチツプ1を示すものである。
(イ) 第11図に示すように、従来のスローアウエ
イチツプ1においては、切欠部6の上記壁面7
を切刃3の先端4とこの切刃3の円弧中心とを
結ぶ直線8上に位置するように形成しているの
で、このスローアウエイチツプ1の上記切刃3
の先端4における頂角θが90°になる。
これに対し、上記実施例のスローアウエイチ
ツプ21においては、第6図に示すように、上
記壁面29を切刃25の先端26とこの切刃2
5の円弧中心とを結ぶ直線30に対して、隣接
する上記切刃25の後端27側に向けて角度α
傾斜させて形成しているので、このスローアウ
エイチツプ21の切刃25の先端26における
頂角θ1を鈍角にすることができる。
このため、このスローアウエイチツプ21に
あつては、上記従来のスローアウエイチツプ1
に比し、高い切刃強度を得ることができ、よつ
て切刃25の先端部分における欠損やチツピン
グの発生を防止することができる。また、上記
壁面29を上記直線30に対して傾斜させて形
成した結果切欠部28を小さいものとすること
ができるため、ひいては上記切刃25の有効刃
長を大きくとることができる。このため、この
スローアウエイチツプ21を装着したエンドミ
ルの切削半径を一層大きなものとすることがで
きる。
(ロ) 第12図に示すように、従来のスローアウエ
イチツプ1においては、切刃3に沿うすくい面
10を切刃3の先端4から後部5に向けてその
下面11側に傾斜する傾斜面によつて形成して
いるので、工具本体に正のアキシヤルレーキ角
を付して装着すると図中Aで示すように切刃3
の先端4から後端5に向けてこの切刃3の軸線
Oから離れる量が大きくなつてしまう。また、
特に切刃3の後端5においてその上下面2,1
1間の厚さ寸法が小さくなるためその切刃強度
が劣化する。
これに対して、上記実施例のスローアウエイ
チツプ21においては、第7図に示すように、
切刃3のすくい面31をその先端部分以外が上
面22と面一になるように形成している。
このため、このスローアウエイチツプ21に
あつては、工具本体に正のアキシヤルレーキ角
を付して装着した場合においても従来のスロー
アウエイチツプ1に比して切刃25の先端26
から後端27に向けてこの切刃25の上記軸線
Oから離れる量が少ないためその加工誤差が少
なく、よつて優れた加工精度を得ることができ
る。また、切刃25の先端26から後端27に
向けてそのチツプ厚さが一定であるため、切刃
25に沿つて均一でかつ高い切刃強度を得るこ
とができる。
(ハ) 第13図a,b,cに示すように、従来のス
ローアウエイチツプ1においては、すくい面1
0が切刃3の中央部においては同図bに示すよ
うな、また切刃3の後端5においては同図cに
示すようなそれぞれ断面形状に形成されてい
る。すなわち、このスローアウエイチツプ1に
あつては、切刃3の後端5においてすくい面1
0の側部に上面22に至る立上り面10aが形
成されており、この立上り面10aが切屑排出
の障害となつてその切屑排出性に劣るととも
に、振動やびびりの発生の一因ともなつてい
た。
これに対して、上記実施例のスローアウエイ
チツプ21においては、第8図に示すように、
切刃25に沿うすくい面31をその先端部分を
除き上面22と面一に形成している。
このため、このスローアウエイチツプ21に
あつては、すくい面31に切屑の排出を妨げる
障害物がなく、よつて切屑を自然にカールさせ
ることができるため、上記従来のスローアウエ
イチツプ1に比して遥かに優れた切屑排出性を
得ることができる。
(ニ) 第14図に示すように、従来のスローアウエ
イチツプ1においては、切刃3の後端5にこの
後端5における接線に対して鈍角の角度γをな
す直線状の第2切刃15を形成している。しか
も、第16図に示すように、その切刃3をその
先端4から後端5に向けて下面11側に傾斜さ
せて形成しているので、例えばこれを負のアキ
シヤルレーキ角を付して装着すると、引き上げ
切削時に上記第2切刃12における実効逃げ角
が不足し、よつていわゆる2番当たりを生じて
切削を行なうことができない。
これに対し、上記実施例のスローアウエイチ
ツプ21においては、第9図に示すように、切
欠部28の上記立上り面35と上面22との間
の辺部に第2切刃38を形成し、この第2切刃
38と切刃25の後端26における接線とのな
す角βを鈍角としている。そして、上記切刃2
5と第2切刃38との交差部に曲面状のノーズ
36を形成している。加えて、上記切刃25を
上面25に沿つて形成している。
このため、このスローアウエイチツプ21に
あつては、例え負のアキシヤルレーキ角を付し
て装着した場合においても上記第2切刃38に
おける実効逃げ角が不足することがないため、
引き上げ切削を行なうことができる。しかも、
上記ノーズ36が曲面であるため従来のスロー
アウエイチツプ1に比して一層優れたチツピン
グ防止効果を得ることができる。
(ホ) 第15図に示すように、従来のスローアウエ
イチツプ1においては、切刃3の後端5側に上
記壁面7に対向し、かつその中心に向けて延び
る係止壁面13を形成し、この係止壁面13を
工具本体15の凸部18に係合させることによ
りその回転を防止するようになつている。
これに対して、上記実施例のスローアウエイ
チツプ21においては、第10図に示すよう
に、切欠部28の両壁面29,34をV字状に
形成し、これら両壁面29,34をそれぞれ工
具本体41の凸部44に当接させることにより
その回転を防止するようになつている。
このため、一般にこの種の丸形又は丸形に近
い形状のスローアウエイチツプは、右回転の工
具であれば横送り切削において右回りし易く、
また縦送り切削においては左回りし易いため、
このスローアウエイチツプ21にあつては、従
来のスローアウエイチツプ1に比してチツプの
回り止め効果に優れる。
(ヘ) また、この実施例のスローアウエイチツプ2
1は、切刃25の先端部を2つの傾斜面32,
33によつて形成しているので、切削荷重が切
削の進行に伴い漸次増大するため、この切刃2
5に一度に切削荷重が加わることがなく、よつ
てこの切刃25に対して加わる衝撃力を大幅に
緩和することができる。しかも、上記先端部を
曲面で形成するのに比べて加工が容易となる。
(ト) さらに、この実施例のスローアウエイチツプ
21においては、上記切刃25先端部の傾斜面
32,33の間およびこれら傾斜面32,33
と上面22あるいは壁面29との間の境界部分
に、それぞれアール状をなす面取り加工を施し
ているので、この部分の欠けも未然に防止する
ことができる。
なお、上記実施例においては、スローアウエイ
チツプ21をその切刃25の先端26が工具本体
41の軸線O付近に位置させて装着した例につい
て説明したがこれに限られることなく、上記切刃
25の先端26が軸線O付近を通らない、通称ラ
ジアスタイプのエンドミルに適用しても同様の作
用効果を得ることができる。
また、上記実施例においては、逃げ面とされる
側面38が上面22に対して鋭角をなすいわゆる
ポジテイブタイプのスローアウエイチツプ21に
ついて説明したがこれに限るものではなく、上記
側面が上面に対して垂直ないわゆるネガテイブタ
イプのものでもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案のスローアウエイ
チツプは、外周形状をほぼ正三角形の板状に形成
し、その上面の各辺部に各々上記正三角形の外接
円の半径より大きい半径の凸円弧を描く切刃を形
成するとともに、互いに隣接する上記切刃の先端
と後端との間に上記上面から下面に達するV字状
の切欠部を形成し、かつ各切欠部の切刃の先端か
ら下面に至る壁面を上記切刃の先端とこの切刃の
円弧中心とを結ぶ直線に対して隣接する上記切刃
の後端側に向けて傾斜して形成し、しかも上記切
刃の先端から上記上面に至る上記切刃に沿うすく
い面を上記上面に対して各々異なる角度で傾斜す
る複数の傾斜面によつて形成したものである。
よつてこの考案のスローアウエイチツプにあつ
ては、上記切欠部を小形に形成することができる
ため、その結果有効刃長を長くすることができ、
よつて装着した工具の切削半径を大きいものとす
ることができる。
また、切刃の先端における頂角を鈍角とするこ
とができるので切刃強度を増加させることがで
き、これにより切刃の欠損やチツピングの防止効
果を向上させることができる。さらに、すくい面
を上面と面一に形成したので切屑排出性を向上さ
せることができるなど、その切削性能を大幅に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図はこの考案のスローアウエイ
チツプの一実施例を示すもので、第1図は正面
図、第2図は側面図、第3図は回転中のスローア
ウエイチツプと被削材との関係を示す図、第4図
は上記スローアウエイチツプをエンドミル本体に
取り付けた状態を示す正面図、第5図は同側面
図、第6図〜第10図はそれぞれ上記スローアウ
エイチツプの作用効果を説明するためのもので、
各々正面図、第11図〜第15図はそれぞれ従来
のスローアウエイチツプの作用効果を説明するた
めのもので、第11図〜第13図a、第14図お
よび第15図は各々正面図、第13図bは同図a
の−線視断面図、第13図cは同図aの−
線視断面図、第16図および第17図は従来の
スローアウエイチツプを示すもので、第16図は
側面図、第17図は同正面図である。 21……スローアウエイチツプ、22……上
面、23……底面、24……外接円、25……切
刃、26……先端、27……後端、28……切欠
部、31……すくい面、29,34……壁面、3
2,33……傾斜面、36……ノーズ、38……
第2切刃、41……工具本体(エンドミル本体)、
42……チツプ取付座、43……クランプネジ、
O……軸線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周形状がほぼ正三角形の板状をなし、その上
    面の各辺部に各々上記正三角形の外接円の半径よ
    り大きい半径の凸円弧を描く切刃が形成され、か
    つ互いに隣接する上記切刃の先端と後端との間に
    上記上面から下面に達するV字状の切欠部が形成
    されるとともに、上記各切欠部の上記切刃の先端
    から上記下面に至る壁面が上記切刃の先端とこの
    切刃の円弧中心とを結ぶ直線に対して隣接する上
    記切刃の後端側に向けて傾斜して形成され、かつ
    上記切刃の先端から上記上面に至る上記切刃に沿
    うすくい面が上記上面に対してそれぞれ異なる角
    度で傾斜する複数の連続する傾斜面によって形成
    されてなることを特徴とするスローアウエイチツ
    プ。
JP1986073506U 1985-06-28 1986-05-16 Expired JPH0357382Y2 (ja)

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