JPH078693Y2 - 浴室の天井パネルの取付構造 - Google Patents
浴室の天井パネルの取付構造Info
- Publication number
- JPH078693Y2 JPH078693Y2 JP10773689U JP10773689U JPH078693Y2 JP H078693 Y2 JPH078693 Y2 JP H078693Y2 JP 10773689 U JP10773689 U JP 10773689U JP 10773689 U JP10773689 U JP 10773689U JP H078693 Y2 JPH078693 Y2 JP H078693Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathroom
- ceiling panel
- wall
- ceiling
- mounting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、浴室の天井パネルの取付構造に関するもの
である。
である。
〔従来の技術〕 従来、浴室における天井パネルの取付けは、まず建物本
体の壁（外壁や間仕切壁）の表面に沿って浴室の壁を建
て込み、この浴室の壁の上端に浴室の天井パネルの端縁
を載置し、さらに載置した天井パネルを建物本体の壁に
固定することにより行っていた。なお、浴室の壁と天井
パネルとの入隅部には水密材を充填する。
体の壁（外壁や間仕切壁）の表面に沿って浴室の壁を建
て込み、この浴室の壁の上端に浴室の天井パネルの端縁
を載置し、さらに載置した天井パネルを建物本体の壁に
固定することにより行っていた。なお、浴室の壁と天井
パネルとの入隅部には水密材を充填する。
従来の浴室の天井パネルの取付構造によると、天井パネ
ルは浴室の壁に載置して建物本体の壁にビス等で直接固
定するかあるいは固定金物を介して固定しており、建物
本体の壁や浴室の壁の設置位置にばらつきがあると、天
井パネルを浴室の壁に正確に載置できなかったり、建物
本体の壁に確実に固定できなかったりするという問題が
あった。さらに、天井パネルの載置が不完全であると、
浴室の壁と天井パネルとの入隅部における水密性が悪く
なるという問題もあった。
ルは浴室の壁に載置して建物本体の壁にビス等で直接固
定するかあるいは固定金物を介して固定しており、建物
本体の壁や浴室の壁の設置位置にばらつきがあると、天
井パネルを浴室の壁に正確に載置できなかったり、建物
本体の壁に確実に固定できなかったりするという問題が
あった。さらに、天井パネルの載置が不完全であると、
浴室の壁と天井パネルとの入隅部における水密性が悪く
なるという問題もあった。
したがって、この考案の目的は、施工位置のばらつきを
吸収して確実に浴室の天井パネルの固定が行え、しかも
浴室の壁と天井パネルとの入隅部の水密性も確保できる
浴室の天井パネルの取付構造を提供することである。
吸収して確実に浴室の天井パネルの固定が行え、しかも
浴室の壁と天井パネルとの入隅部の水密性も確保できる
浴室の天井パネルの取付構造を提供することである。
この考案の浴室の天井パネルの取付構造は、浴室の壁
と、この浴室の壁の上端に端縁を載置した浴室の天井パ
ネルと、この天井パネルの端縁の上面に載置した水平片
とこの水平片の端縁から立ち上がり建物構造体に固定し
た垂直片とを有し前記水平片に前記浴室の壁の厚み方向
に延びる長孔状の固着具挿通孔を形成した天井取付部材
と、前記固着具挿通孔に挿通して前記天井取付部材を前
記天井パネルに固定した固着具と、前記浴室の壁と前記
天井パネルの入隅部に沿って設けた水密材とを備えたも
のである。
と、この浴室の壁の上端に端縁を載置した浴室の天井パ
ネルと、この天井パネルの端縁の上面に載置した水平片
とこの水平片の端縁から立ち上がり建物構造体に固定し
た垂直片とを有し前記水平片に前記浴室の壁の厚み方向
に延びる長孔状の固着具挿通孔を形成した天井取付部材
と、前記固着具挿通孔に挿通して前記天井取付部材を前
記天井パネルに固定した固着具と、前記浴室の壁と前記
天井パネルの入隅部に沿って設けた水密材とを備えたも
のである。
この考案の浴室の天井パネルの取付構造によると、浴室
の天井パネルを浴室の壁に載置し、天井取付部材にて天
井パネルを建物構造体に固定する。天井取付部材の天井
パネルの上面に載置した水平片には、浴室の壁の厚み方
向に延びる長孔からなる固着具挿通孔が設けられてお
り、この固着具挿通孔に固着具を挿通して天井パネルに
固定してある。したがって、浴室の壁や、天井パネルを
固定する建物構造体の施工位置にばらつきがあっても、
長孔からなる固着具挿通孔にて吸収できる。
の天井パネルを浴室の壁に載置し、天井取付部材にて天
井パネルを建物構造体に固定する。天井取付部材の天井
パネルの上面に載置した水平片には、浴室の壁の厚み方
向に延びる長孔からなる固着具挿通孔が設けられてお
り、この固着具挿通孔に固着具を挿通して天井パネルに
固定してある。したがって、浴室の壁や、天井パネルを
固定する建物構造体の施工位置にばらつきがあっても、
長孔からなる固着具挿通孔にて吸収できる。
この考案の一実施例を第１図ないし第３図に基づいて説
明する。
明する。
第１図において、10は建物本体の壁（外壁や間仕切壁）
からなる建物構造体であり、その表面に沿って浴室の壁
11が建て込んである。浴室の壁11は、断熱性を有した板
材12と防水性を有した板材13とを重ね合わせてなる。ま
た、14は浴室の天井パネルであり、端縁を浴室の壁11の
上端に載置してある。なお、浴室の壁11と天井パネル14
との間には浴室の壁11の幅方向に渡ってバックアップ材
22が介装してある。天井パネル14は、天井取付部材16に
て建物構造体10に固定する。天井取付部材16は、第２図
に示すように、水平片17と垂直片18とからなるＬ字形の
部材であり、水平片17を天井パネル14の端縁の下地桟15
に載置すると共に垂直片18を建物構造体10の表面に沿わ
せる。水平片17には浴室の壁11の厚み方向に延びる長孔
状の固着具挿通孔19が形成されている。20は天井取付部
材16を天井パネル14に固定する固着具である。固着具20
は、第３図に示すように、その軸部の頭部側に拡径部21
を有している。この拡径部21の高さＨは天井取付部材16
の水平片17の板厚Ｔより若干大きく、また拡径部21の外
径Ｗは天井取付部材16の固着具挿通孔19の短手方向の幅
Ｌより若干小さく形成されている。このように形成され
た固着具20を固着具挿通孔19に挿通し、下地桟15に締結
する。この時、固着具20の拡径部21は固着具挿通孔19内
に挿通され、かつ拡径部21の高さＨが水平片17の板厚Ｔ
より大きいので、固着具20の頭部と水平片17との間に若
干隙間が生じ、天井取付部材16が固着具挿通孔19の長手
方向にスライド自在となる。そして、天井取付部材16の
垂直片18をビス23にて建物構造体10の下地桟24に固定す
る。なお、浴室の壁11と天井パネル14の入隅部に沿って
水密材25を設ける。
からなる建物構造体であり、その表面に沿って浴室の壁
11が建て込んである。浴室の壁11は、断熱性を有した板
材12と防水性を有した板材13とを重ね合わせてなる。ま
た、14は浴室の天井パネルであり、端縁を浴室の壁11の
上端に載置してある。なお、浴室の壁11と天井パネル14
との間には浴室の壁11の幅方向に渡ってバックアップ材
22が介装してある。天井パネル14は、天井取付部材16に
て建物構造体10に固定する。天井取付部材16は、第２図
に示すように、水平片17と垂直片18とからなるＬ字形の
部材であり、水平片17を天井パネル14の端縁の下地桟15
に載置すると共に垂直片18を建物構造体10の表面に沿わ
せる。水平片17には浴室の壁11の厚み方向に延びる長孔
状の固着具挿通孔19が形成されている。20は天井取付部
材16を天井パネル14に固定する固着具である。固着具20
は、第３図に示すように、その軸部の頭部側に拡径部21
を有している。この拡径部21の高さＨは天井取付部材16
の水平片17の板厚Ｔより若干大きく、また拡径部21の外
径Ｗは天井取付部材16の固着具挿通孔19の短手方向の幅
Ｌより若干小さく形成されている。このように形成され
た固着具20を固着具挿通孔19に挿通し、下地桟15に締結
する。この時、固着具20の拡径部21は固着具挿通孔19内
に挿通され、かつ拡径部21の高さＨが水平片17の板厚Ｔ
より大きいので、固着具20の頭部と水平片17との間に若
干隙間が生じ、天井取付部材16が固着具挿通孔19の長手
方向にスライド自在となる。そして、天井取付部材16の
垂直片18をビス23にて建物構造体10の下地桟24に固定す
る。なお、浴室の壁11と天井パネル14の入隅部に沿って
水密材25を設ける。
このように構成された浴室の天井パネル14の取付構造に
よると、まず天井取付部材16を天井パネル14に固着具20
にて取付けておき、天井パネル14を浴室の壁11の上端に
正確に位置決めして設置する。次に、天井取付部材16を
ビス23にて建物構造体10に固定する。この際、浴室の壁
11や建物構造体10の施工位置にばらつきがあっても、天
井取付部材16が天井パネル14上をスライドしてそのばら
つきを吸収できる。したがって、天井パネル14を浴室の
壁11に確実に載置して固定することができ、浴室の壁11
と天井パネル14の入隅部における水密性ならびに気密性
の確保が確実に行える。
よると、まず天井取付部材16を天井パネル14に固着具20
にて取付けておき、天井パネル14を浴室の壁11の上端に
正確に位置決めして設置する。次に、天井取付部材16を
ビス23にて建物構造体10に固定する。この際、浴室の壁
11や建物構造体10の施工位置にばらつきがあっても、天
井取付部材16が天井パネル14上をスライドしてそのばら
つきを吸収できる。したがって、天井パネル14を浴室の
壁11に確実に載置して固定することができ、浴室の壁11
と天井パネル14の入隅部における水密性ならびに気密性
の確保が確実に行える。
この考案の他の実施例を第４図ないし第６図に示す。な
お、第１図に示した例と同一部分は同一符号を付してそ
の説明を省略する。この実施例は、天井取付部材16を天
井パネル14に固定する着具34が普通のビスからなり、固
着具挿通孔19に挿通する際にワッシャ30を介装する。ワ
ッシャ30は、第６図に示すように、上部の拡径部31と下
部の縮径部32とからなり中央に挿通孔33が上下に貫通し
て設けられている。縮径部32の高さＤは天井取付部材16
の水平片17の板厚Ｔより若干大きく、また縮径部32の外
径Ｓは水平片17の固着具挿通孔19の幅Ｌより若干小さく
形成されている。このようにしてなるワッシャ30の縮径
部32を固着具挿通孔19内に挿通し固着具34をワッシャ30
の挿通孔33に挿通して下地桟15に締結する。
お、第１図に示した例と同一部分は同一符号を付してそ
の説明を省略する。この実施例は、天井取付部材16を天
井パネル14に固定する着具34が普通のビスからなり、固
着具挿通孔19に挿通する際にワッシャ30を介装する。ワ
ッシャ30は、第６図に示すように、上部の拡径部31と下
部の縮径部32とからなり中央に挿通孔33が上下に貫通し
て設けられている。縮径部32の高さＤは天井取付部材16
の水平片17の板厚Ｔより若干大きく、また縮径部32の外
径Ｓは水平片17の固着具挿通孔19の幅Ｌより若干小さく
形成されている。このようにしてなるワッシャ30の縮径
部32を固着具挿通孔19内に挿通し固着具34をワッシャ30
の挿通孔33に挿通して下地桟15に締結する。
このように構成された浴室の天井パネル14の取付構造に
おいても、ワッシャ30の縮径部32の高さＤが水平片17の
板厚Ｔより大きいので、天井取付部材16はスライド自在
となり、浴室の壁11ならびに建物構造体10の施工位置の
ばらつきを吸収できる。
おいても、ワッシャ30の縮径部32の高さＤが水平片17の
板厚Ｔより大きいので、天井取付部材16はスライド自在
となり、浴室の壁11ならびに建物構造体10の施工位置の
ばらつきを吸収できる。
なお、天井取付部材16を天井パネル14に固定する固着具
としては軸部と頭部とからなる普通のビスだけを用い、
その締め付け具合を若干緩めておいて天井取付部材16を
スライド自在とし、建物構造体10に固定した後、本締め
を行うようにしたものでもよい。また、天井取付部材16
を固定する建物構造体は、梁や柱などであってもよい。
としては軸部と頭部とからなる普通のビスだけを用い、
その締め付け具合を若干緩めておいて天井取付部材16を
スライド自在とし、建物構造体10に固定した後、本締め
を行うようにしたものでもよい。また、天井取付部材16
を固定する建物構造体は、梁や柱などであってもよい。
この考案の浴室の天井パネルの取付構造によると、浴室
の天井パネルを浴室の壁に載置し、天井取付部材にて天
井パネルを建物構造体に固定する。天井取付部材の天井
パネルの上面に載置した水平片には、浴室の壁の厚み方
向に延びる長孔からなる固着具挿通孔が設けられてお
り、この固着具挿通孔に固着具を挿通して天井パネルに
固定してある。したがって、浴室の壁や、天井パネルを
固定する建物構造体の施工位置にばらつきがあっても、
長孔からなる固着具挿通孔にて吸収でき、天井パネルの
固定が確実に行え、かつ浴室の壁と天井パネルとの入隅
部の水密性も確保できるという効果が得られる。
の天井パネルを浴室の壁に載置し、天井取付部材にて天
井パネルを建物構造体に固定する。天井取付部材の天井
パネルの上面に載置した水平片には、浴室の壁の厚み方
向に延びる長孔からなる固着具挿通孔が設けられてお
り、この固着具挿通孔に固着具を挿通して天井パネルに
固定してある。したがって、浴室の壁や、天井パネルを
固定する建物構造体の施工位置にばらつきがあっても、
長孔からなる固着具挿通孔にて吸収でき、天井パネルの
固定が確実に行え、かつ浴室の壁と天井パネルとの入隅
部の水密性も確保できるという効果が得られる。
第１図はこの考案の一実施例の斜視図、第２図はその天
井取付部材の斜視図、第３図はその固着具の斜視図、第
４図はこの考案の他の実施例の斜視図、第５図はその天
井取付部材の斜視図、第６図はそのワッシャの斜視図で
ある。 10……建物構造体、11……浴室の壁、14……天井パネ
ル、16……天井取付部材、17……水平片、18……垂直
片、19……固着具挿通孔、20,34……固着具、25……水
密材
井取付部材の斜視図、第３図はその固着具の斜視図、第
４図はこの考案の他の実施例の斜視図、第５図はその天
井取付部材の斜視図、第６図はそのワッシャの斜視図で
ある。 10……建物構造体、11……浴室の壁、14……天井パネ
ル、16……天井取付部材、17……水平片、18……垂直
片、19……固着具挿通孔、20,34……固着具、25……水
密材
Claims (1)
- 【請求項１】浴室の壁と、この浴室の壁の上端に端縁を
載置した浴室の天井パネルと、この天井パネルの端縁の
上面に載置した水平片とこの水平片の端縁から立ち上が
り建物構造体に固定した垂直片とを有し前記水平片に前
記浴室の壁の厚み方向に延びる長孔状の固着具挿通孔を
形成した天井取付部材と、前記固着具挿通孔に挿通して
前記天井取付部材を前記天井パネルに固定した固着具
と、前記浴室の壁と前記天井パネルの入隅部に沿って設
けた水密材とを備えた浴室の天井パネルの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10773689U JPH078693Y2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 浴室の天井パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10773689U JPH078693Y2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 浴室の天井パネルの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0347919U JPH0347919U (ja) | 1991-05-07 |
| JPH078693Y2 true JPH078693Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31656414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10773689U Expired - Lifetime JPH078693Y2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 浴室の天井パネルの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078693Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009303475A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-12-24 | Masatoshi Miyata | 揺動機構、回転力発生装置および発電装置 |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP10773689U patent/JPH078693Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0347919U (ja) | 1991-05-07 |
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