JP3207783B2 - 板状体建込み治具および板状体建込み構造 - Google Patents

板状体建込み治具および板状体建込み構造

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JP3207783B2 JP13503197A JP13503197A JP3207783B2 JP 3207783 B2 JP3207783 B2 JP 3207783B2 JP 13503197 A JP13503197 A JP 13503197A JP 13503197 A JP13503197 A JP 13503197A JP 3207783 B2 JP3207783 B2 JP 3207783B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、板状体建
込み治具および板状体建込み構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、方立て、収納体の側板、壁パ
ネルなどの板状体を地面や床面等に建て込むための治具
としては、たとえば図6および図7に例示したものが知
られている。この図6に例示したように、従来の建込み
治具は、板状体(ア)の下端部にねじ込まれるボルト
(ウ)とナット(エ)とにより構成されており、ボルト
(ウ)を板状体(ア)下端部に形成されているネジ穴
(イ)にねじ込み、ナット(エ)またはボルト(ウ)を
回すことにより、板状体(ア)の下端面と地面等との間
隔を調整して、板状体(ア)を建て込むようにしてい
る。
【0003】また、図7に例示した従来の建込み治具
は、ボルト(ウ)およびナット(エ)の他に、板状体
(ア)の下端部が置かれる断面U字部を有する受け部材
(オ)を有しており、この受け部材(オ)の断面U字部
に板状体(ア)下端部を置いた後に、図6の治具と同様
に、板状体(ア)の下端部に形成されているボルト穴
(イ)にボルト(ウ)をねじ込み、ナット(エ)または
ボルト(ウ)を回すことにより、板状体(ア)を、地面
等からの高さを調整して立設させるようにしている。
【0004】そしてまた、複数の板状体を連続設置する
場合は、指し棒を各板状体間に挟ませることにより、各
板状体間を一定間隔に保ち、上記の図6および図7の治
具を用いて連続設置してもいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような治具や指し棒を用いての施工とその工夫、改良に
もかかわらず、従来天井面等に複数の板状体(ア)を固
定させる場合では、指し棒を各板状体(ア)の上方にお
いて挟ませなければならず、図6および図7に例示した
ような従来の建込み治具を用いると、ボルト(ウ)また
はナット(エ)を用いて高さ調製している間に指し棒が
落ちてきてしまい、複数板状体の一定間隔での建込みを
行うことができないという問題があった。
【0006】また、図7の建込み治具では、その受け部
材(オ)によって板状体(ア)の設置強度を向上させる
ことなどができるものの、たとえば指し棒が板状体
(ア)の下端部または上端部において挟まれている場合
では、受け部材(オ)の断面U字部の立上り側面部に邪
魔されて、板状体(ア)を置くことができなかった。さ
らにまた、たとえば板状体(ア)の下端部または上端部
がL字型となっている場合では、断面U字部の立上り側
面部にぶつかってしまうために、受け部材(オ)を用い
ることができなかった。
【0007】板状体(ア)の下部には、ボルト(ウ)の
形状にあったボルト穴(イ)を予め形成させておく必要
があり、このようなボルト穴(イ)の形成も施工の容易
性を妨げる一つの原因となっていた。さらには、高さ調
整のためにナット(エ)やボルト(ウ)を回している途
中で、板状体(ア)の立設位置が徐々にずれてしまうと
いった問題もあった。
【0008】そこで、この出願の発明は、以上の通りの
事情に鑑みてなされたものであり、従来技術の問題点を
解消し、板状体を、所望の高さ位置および立設位置に正
確且つ容易に建て込むことができ、複数の板状体も所望
の一定間隔で建て込むことのできる、新しい板状体建込
み治具、およびこの板状体建込み治具を用いた新しい板
状体建込み構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、板状体を建て込むための
治具であって、板状体の底面または上面に接する平板
部、および該平板部において板状体の下端部または上端
部を挟むように対向配置された一対の側板部によりなる
板状体支持部と、該板状体支持部の平板部に備えられた
雄ねじと、該雄ねじにねじ込まれる雌ねじ部材とにより
構成され、板状体支持部の各側板部には、複数の板状体
間を所望の間隔に保持するための指し棒の端部が着脱自
在に嵌め込まれる指し棒嵌込み部が設けられており、板
状体の下端部または上端部が、板状体支持部により支持
され、雌ねじ部材が雄ねじにねじ込まれることにより板
状体の高さ位置が調整されることを特徴とする板状体建
込み治具を提供する。
【0010】また、この出願の発明は、上記の板状体建
込み治具において、板状体支持部の平板部と側板部との
略接触部分にVノッチが形成されていることや、板状体
の位置ずれを防止するずれ防止部材が雌ねじに備えられ
ていることや、板状体の下端部側面または上端部側面に
ねじ込まれる固定ネジが通る固定ネジ貫通孔が板状体支
持部の側板部に形成されていること等を好ましい態様と
している。
【0011】この出願の発明は、上記の板状体建込み治
具を用いて、所望の長さを有する指し棒により一定間隔
に保持されて対向配置された複数の板状体が建て込まれ
ている構造であって、各板状体の下端部または上端部
が、板状体建込み治具における板状体支持部により支持
され、指し棒の端部が、板状体支持部の側板部に設けら
れている指し棒嵌込み部に着脱自在で嵌め込まれ、板状
体建込み治具における雌ねじ部材が雄ねじにねじ込まれ
ることにより各板状体の高さ位置が調整されることを特
徴とする板状体建込み構造をも提供し、また、この板状
体建込み構造において、指し棒の端部面に薄平板が設け
られており、指し棒は、この薄平板が板状体建込み治具
の側板部と板状体との間に挟まれて位置するように、側
板部の指し棒嵌込み部に嵌め込まれることもその一つの
態様としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に沿って実施
例を示し、この発明の実施の形態についてさらに詳しく
説明する。
【0013】
【実施例】
(実施例1)図1は、この発明の板状体建込み治具を例
示した斜視図であり、また、図2(a)(b)(c)
は、各々、図1の板状体建込み治具の平面図、正面図、
および雌ねじの正面図を例示したものである。
【0014】たとえば図1および図2(a)(b)
(c)に例示したように、この発明の板状体建込み治具
は、平板部(11)および側板部(12)によりなる板
状体支持部(1)と、雄ねじ(2)と、雌ねじ(3)と
により構成されており、板状体支持部(1)の側板部
(12)には、指し棒の端部が着脱自在に嵌め込まれる
指し棒嵌込み部(13)が設けられている。
【0015】この場合、さらに説明すると、板状体支持
部(1)は、板状体の底面または上面に接する平板部
(11)、およびこの平板部(11)において板状体の
下端部または上端部を両側から挟むように、平板部(1
1)上面の両端に対向配置された一対の側板部(12)
により構成されている。各側板部(12)には、複数の
板状体間を所望の間隔に保持するための指し棒の端部が
着脱自在に嵌め込まれる指し棒嵌込み部(13)が設け
られている。
【0016】このような板状体支持部(1)において、
板状体は、その底面または上面が平板部(11)に接
し、且つ下端部または上端部が一対の側板部(12)に
より挟まれて、平板部(11)および側板部(12)に
より形成されている断面U字形状の溝部に支持されて垂
直に立設される。また、複数の板状体を指し棒を用いて
所望の一定間隔で建て込む場合では、側板部(12)に
形成されている指し棒嵌込み部(13)に、指し棒の端
部が着脱自在に嵌め込まれるので、指し棒が側板部(1
2)に邪魔されることなく、指し棒と共に板状体の下端
部または上端部を支持することができる。
【0017】さらにまた、板状体支持部(1)の平板部
(11)には、板状体が接する面とは反対の面におい
て、その略中央部にボルト形状を有する雄ねじ(2)が
備えられ、この雄ねじ(2)には、雄ねじ用穴(31)
が形成された雌ねじ部材(3)がねじ込まれるようにな
っており、雄ねじ用穴(31)を介して雌ねじ部材
(3)が雄ねじ(2)にねじ込まれることにより板状体
の高さ位置が調節されて、板状体が床面等に建て込まれ
る。
【0018】(実施例2)図3は、この発明の板状体建
込み治具の別の実施例を例示したものである。この図3
に例示したこの発明の板状体建込み治具は、上述の図1
および図2に例示した板状体建込み治具と同様に、板状
体の底面または上面に接する平板部(11)、およびこ
の平板部(11)において板状体の下端部または上端部
を挟むように対向配置された一対の側板部(12)によ
りなる板状体支持部(1)と、この板状体支持部(1)
の平板部(11)に備えられた雄ねじ(2)と、この雄
ねじ(2)にねじ込まれる雌ねじ部材(3)とにより構
成され、板状体支持部(1)の各側板部(12)には、
指し棒(4)の端部が着脱自在に嵌め込まれる指し棒嵌
込み部(13)が設けられており、板状体支持部(1)
により垂直に支持された板状体は、雌ねじ部材(3)が
雄ねじ(2)にねじ込まれることにより高さ位置が調整
されて、建て込まれるようになっている。
【0019】このような図3の板状体建込み治具では、
さらに、板状体支持部(1)の平板部(11)と各側板
部(12)との略接触部分にVノッチ(14)が形成さ
れている。たとえば、板状体(5)の端部がL字型をな
している場合、図3に例示した板状体支持部(1)の状
態のままでは、その側板部(12)に板状体(5)のL
字型端部がぶつかってしまう。そこで、Vノッチ(1
4)に沿って一対の側板部(12)の片方の側板部(1
2)を折って取り除き、板状体支持部(1)を残りの側
板部(12)と平板部(13)とによりなる断面L字型
とすることにより、L字型端部を有する板状体(5)を
も容易に支持することができる。
【0020】また、板状体支持部(1)の各側板部(1
2)には、固定ネジ貫通孔(15)が形成されており、
固定ネジが、この固定ネジ貫通孔(15)を通り、板状
体支持部(1)に支持されている板状体(5)にねじ込
まれることにより、板状体(5)をより強固に固定させ
ることができるようにもなっている。さらにまた、雌ね
じ(3)には、板状体(5)の位置ずれを防止する円形
状のずれ防止部材(6)が備えられている。このずれ防
止部材(6)は、雌ねじ(3)と接する面に突出部(6
1)を有しており、この突出部(61)が雌ねじ(3)
の雄ねじ用穴(31)に嵌め入れられて、雌ねじ(3)
に固定される。突出部(61)が形成されている側の反
対側には、地面や天井面等に接触する接触部(62)が
設けられており、この接触部(62)は、たとえば地面
や天井面等におけるずれに対する抵抗力が大きくなる素
材により生成されていたり、微細な凹凸等が形成されて
いたりしてもよい。
【0021】このようなずれ防止部材(6)によって、
雌ねじ(3)を雄ねじ(2)にねじ込む際に、この発明
の板状体建込み治具がずれることなく、正確な位置に板
状体を建て込むことができ、且つ、地面や天井面等に傷
がついてしまうことをも防止することができる。ところ
で、板状体間を一定の間隔に保つための指し棒(4)
は、図3に例示したように、たとえばその両端部に薄平
板(41)を有していてもよく、指し棒(4)は、その
薄平板(41)が板状体の端部側面と板状体支持部
(1)の側板部(12)との間に挟まれて位置するよう
に、側板部(12)の指し棒嵌込み部(13)に嵌め込
まれ、薄平板(41)が側板部(12)に引っ掛かるた
めに、施工時等に各板状体の間隔が広がってしまうこと
を防ぐことができる。
【0022】さらには、板状体支持部(1)の側板部
(12)における指し棒嵌込み部(13)の入口には、
小さい突起(16)が形成されており、たとえば指し棒
(4)によって一定間隔に保持された複数の板状体の上
端部をこの発明の板状体建込み治具によって天井面に固
定させる場合において、指し棒(4)を指し棒嵌込み部
(13)に嵌め込むと、入口の小さい突起(16)によ
って指し棒(4)の落下を防ぐことができる。
【0023】(実施例3)図4は、図3に例示した板状
体建込み治具を用いたこの発明の板状体建込み構造の一
例を示したものである。この図4に例示したこの発明の
板状体建込み構造では、図3のこの発明の板状体建込み
治具によって、所望の長さを有する指し棒(4)により
一定間隔に保持されて対向配置された板状体(5a)お
よび板状体(5b)が地面(8)上に建て込まれてい
る。
【0024】板状体(5a)の下端部は、板状体建込み
治具における板状体支持部(1)の平板部(11)およ
び側板部(12)により形成さている断面U字溝におい
て垂直に支持されており、さらに、その下端部側面に
は、固定ネジとしての木ネジ(7)が側板部(12)に
形成されている固定ネジ貫通孔を介してねじ込まれ、よ
り強固に板状体支持部(1)に固定されている。
【0025】もう一方の板状体(5b)の下端部はL字
型となっているため、板状体建込み治具の板状体支持部
(1)は、その一対の側板部(12)の片方がVノッチ
(14)に沿って折られて、残りの側板部(12)と平
板部(11)とによりなる断面L字形状を有しており、
この断面L字形状部分において、板状体(5a)のL字
型下端部が支持されている。
【0026】また、板状体(5a)の下端部と板状体
(5b)の下端部間に突っ張られている指し棒(4)の
両端部は、それぞれ、各薄平板(41)が側板部(1
2)と板状体(5a)(5b)それぞれの下端部側面と
の間に挟まれるように、側板(12)に形成されている
指し棒嵌込み部に嵌め込まれている。そして、板状体
(5a)を支持している板状体建込み治具の雄ねじ
(2)に雌ねじ部材(3)が絞め込まれることにより、
板状体(5a)の底面と地面(8)との間隔長が調整さ
れ、また、同様にして、板状体(5b)を支持している
板状体建込み治具の雄ねじ(2)に雌ねじ部材(3)が
絞め込まれて板状体(5b)の高さが調整され、両板状
体(5a)(5b)が等しい高さ位置で立設されてい
る。
【0027】一方、板状体(5b)の上端部も、この発
明の板状体建込み治具における板状体支持部(1)によ
り支持され、雄ねじ(2)および雌ねじ部材(3)によ
って板状体(5b)の上面と天井面等との間隔が調整さ
れて、天井面等に固定される。もちろん、各板状体建込
み治具における雌ねじ部材(3)に備えられているずれ
防止部材(6)により、雌ねじ部材(3)をねじ込んで
高さ調整している時などにおいても、位置ずれを起こす
ことなく、各板状体(5a)(5b)を正確な位置に建
て込むことができる。
【0028】このようにして、板状体(5a)および板
状体(5b)が、指し棒により一定間隔に保たれ、且つ
所定の高さ位置および立設位置において、垂直に地面
(8)に建て込まれる。 (実施例4)図5は、実施例2における図3に例示した
板状体建込み治具を用いた板状体建込み構造の一実施例
を例示したものである。
【0029】この図5に例示したこの発明の板状体建込
み構造では、図3のこの発明の板状体建込み治具を用い
て、収納体(9)の下端部および上端部をそれぞれ地面
等および天井面等に支持して固定させることにより、収
納体(9)が建て込まれる。この収納体(9)は、天板
(91)と、この天板(91)の両端において対向配置
された一対の側板(92)と、この一対の側板(92)
の間に設けられた棚板(93)とにより構成されてい
る。
【0030】また、一対の側板(92)の間隔を一定に
保持するための指し棒(4)が、収納体(9)の下方部
に設けられている。この指し棒(4)は、その両端に薄
平板(41)を有しており、各薄平板(41)が各側板
(91)の下端部側面に当接されて、側板(92)間に
突っ張られている。収納体(9)の下端部は、その側板
(92)の下端部それぞれが、指し棒(4)の端部とと
もにこの発明の板状体建込み治具の板状体支持部(1)
により支持され、雌ねじ部材(3)が雄ねじ(2)にね
じ込まれることにより高さ位置が調整されて、雌ねじ部
材(3)に設けられているずれ防止部材(6)によって
立設位置がずれることなく、地面等に垂直に立設され
る。
【0031】一方、収納体(9)の上端部も板状体建込
み治具により天井面等に固定される。収納体(9)の上
端部はその側板(92)と天板(91)とによりL字型
となっているため、板状体建込み治具の板状体支持部
(1)は、その一対の側板部の片方、つまり天板(9
1)側の側板部がVノッチに沿って折られて、断面L字
形状にされており、収納体(9)のL字型上端部はこの
板状体支持部(1)の断面L字形状部分によりしっかり
と支持され、さらに雄ねじ(2)および雌ねじ部材
(3)により天井面等との間隔長が調整されて、天井面
等に取り付けられている。もちろん、雌ねじ部材(3)
に備えられているずれ防止部材(6)により、位置ずれ
が防止され、且つ天井面等への傷つきもない。
【0032】このようにして、収納体(9)が所望の高
さ位置および立設位置において正確に、且つ容易に建て
込まれる。もちろん、この発明は以上の例に限定される
ものではなく、細部については様々な態様が可能である
ことは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、板状体を、所望の高さ位置および立設位置に正確
且つ容易に建て込むことができ、複数の板状体も所望の
一定間隔で建て込むことのできる、新しい板状体建込み
治具、および、その板状体建込み治具を用いた板状体建
込み構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の板状体建込み治具の一例を示した斜
視図である。
【図2】(a)(b)(c)は、各々、図1の板状体建
込み治具の平面図、正面図、および雌ねじの正面図を例
示したものである。
【図3】この発明の板状体建込み治具の一実施例を例示
した斜視図である。
【図4】この発明の図3の板状体建込み治具を用いた板
状体建込み構造を例示した正面図である。
【図5】この発明の図3の板状体建込み治具を用いた板
状体建込み構造の一実施例を示した斜視図である。
【図6】従来の建込み治具を例示した正面図である。
【図7】他の従来の建込み治具を例示した正面図であ
る。
【符号の説明】
1 板状体支持部 11 平板部 12 側板部 13 指し棒嵌込み部 14 Vノッチ 15 固定ネジ貫通孔 16 突起 2 雄ねじ 3 雌ねじ 31 雄ねじ用穴 4 指し棒 41 薄平板 5 板状体 6 ずれ防止部材 61 突出部 62 接触部 7 木ネジ 8 地面 9 収納体 91 天板 92 側板 93 棚板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 12/00 - 12/60 F16B 5/00 - 5/12 A47B 91/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体を建て込むための治具であって、 板状体の底面または上面に接する平板部、および該平板
    部において板状体の下端部または上端部を挟むように対
    向配置された一対の側板部によりなる板状体支持部と、
    該板状体支持部の平板部に備えられた雄ねじと、該雄ね
    じにねじ込まれる雌ねじ部材とにより構成され、板状体
    支持部の各側板部には、複数の板状体間を所望の間隔に
    保持するための指し棒の端部が着脱自在に嵌め込まれる
    指し棒嵌込み部が設けられており、板状体の下端部また
    は上端部が、板状体支持部により支持され、雌ねじ部材
    が雄ねじにねじ込まれることにより板状体の高さ位置が
    調整されることを特徴とする板状体建込み治具。
  2. 【請求項2】 板状体支持部の平板部と側板部との略接
    触部分にVノッチが形成されていることを特徴とする請
    求項1の板状体建込み治具。
  3. 【請求項3】 板状体の位置ずれを防止するずれ防止部
    材が雌ねじに備えられていることを特徴とする請求項1
    または2の板状体建込み治具。
  4. 【請求項4】 板状体の下端部側面または上端部側面に
    ねじ込まれる固定ネジが通る固定ネジ貫通孔が板状体支
    持部の側板部に形成されていることを特徴とする請求項
    1または3の板状体建込み治具。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかの板状体建
    込み治具を用いて、所望の長さを有する指し棒により一
    定間隔に保持されて対向配置された複数の板状体が建て
    込まれている構造であって、各板状体の下端部または上
    端部が、板状体建込み治具における板状体支持部により
    支持され、指し棒の端部が、板状体支持部の側板部に設
    けられている指し棒嵌込み部に着脱自在で嵌め込まれ、
    板状体建込み治具における雌ねじ部材が雄ねじにねじ込
    まれることにより各板状体の高さ位置が調整されること
    を特徴とする板状体建込み構造。
  6. 【請求項6】 指し棒の端部面に薄平板が設けられてお
    り、指し棒は、この薄平板が板状体建込み治具の側板部
    と板状体との間に挟まれて位置するように、側板部の指
    し棒嵌込み部に嵌め込まれることを特徴とする請求項5
    の板状体建込み構造。
JP13503197A 1997-05-26 1997-05-26 板状体建込み治具および板状体建込み構造 Expired - Fee Related JP3207783B2 (ja)

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