JPH0355866Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0355866Y2
JPH0355866Y2 JP4646185U JP4646185U JPH0355866Y2 JP H0355866 Y2 JPH0355866 Y2 JP H0355866Y2 JP 4646185 U JP4646185 U JP 4646185U JP 4646185 U JP4646185 U JP 4646185U JP H0355866 Y2 JPH0355866 Y2 JP H0355866Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
conduit
conductive cermet
cermet layer
metal wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4646185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61161713U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4646185U priority Critical patent/JPH0355866Y2/ja
Publication of JPS61161713U publication Critical patent/JPS61161713U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0355866Y2 publication Critical patent/JPH0355866Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、セラミツクス測定管を用いた電磁流
量計検出器に係り、特にその電極の構造に関す
る。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
第7図に従来のセラミツクス測定管を用いた電
磁流量計検出器の電極部を示す。従来のセラミツ
クス測定管1は、セラミツクス焼結体素材により
管状に形成されその管壁の所定位置に管軸と直交
する一対の貫通穴3が設けられた導管2と、導管
2の内面側にセラミツクス焼結体素材と金属粉を
混合した導電性サーメツト層5を有するセラミツ
クス焼結体素材により柱体に形成され且つその導
管2外面側端面から突出させて白金線6が前記導
電性サーメツト層5に植設された電極4とが、導
管2の貫通穴3に電極4を組込んで一体に焼結さ
れていた。
上記の電極一体形セラミツクス測定管1を具備
した電磁流量計検出器では、被測定流体に生起さ
れた起電力は、導電性サーメツト層5から白金線
6を経て外部へ流量信号として取出される。
しかしながらサーメツト層は液体を浸透させや
すい層で、この従来の構造では、導電性サーメツ
ト層5内に位置している白金線6の端面と導電性
サーメツト層5が直接接触しており、被測定流体
が導電性サーメツト層5を浸透し、白金線6と電
極4のセラミツクス焼結体の〓間を通つて外部へ
漏洩するという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、電極からの被測定流体の漏洩を解消
した電極一体形セラミツクス測定管を具備した電
磁流量計検出器を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、セラミツクス焼結体素材により管状
に形成されその管壁の所定位置に管軸と直交する
一対の貫通穴が設けられた導管と、この導管の一
対の貫通穴にそれぞれ内嵌され導管内面側に導電
性サーメツト層を有するセラミツクス焼結体素材
により柱体に形成され且つその導管外面側端面か
ら一端を突出させて耐熱性の金属線が前記セラミ
ツクス焼結体素材部分に浅く植設されるとともに
この金属線と前記導電性サーメツト層とを導通さ
せる導体層が前記柱体表面に形成された電極とが
焼結されてなる電極一体形セラミツクス測定管を
具備したことを特徴とする電磁流量計検出器を実
現し、導電性サーメツト層と金属線を直接接触さ
せることなく、導電性サーメツト層と金属線との
導通は、電極の柱体表面に形成された導体層によ
つて行なわれるようにして所期の目的を達成した
ものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
本考案一実施例の電磁流量計検出器を第1図
a,bに示す。本考案による電磁流量計検出器の
電極一体形セラミツクス測定管11は、第1図a
に示すようにセラミツクス焼結体素材により管状
に形成されその管壁の所定位置に管軸と直交する
一対の貫通穴13が設けられた導管12と、この
導管の貫通穴13に内嵌された電極14とからな
つている。
電極14は、第1図bに示すように、導管内面
側にセラミツクス焼結体素材と金属粉を混合した
導電性サーメツト層15を有するセラミツクス焼
結体素材により円柱体に形成され、且つその導管
外面側端面の中央位置から一端を突出させて白金
のような耐熱性の金属線16がセラミツクス焼結
体素材部分に浅く植設されている。そして、電極
14の導管外面側端面で金属線16の基部を通る
直径方向の帯状を呈し円柱側面に延在して導電性
サーメツト層15に至る導体層17が形成されて
いる。この導体層17は、例えば白金粉のような
耐熱耐食性金属粉末を有機溶材に分散させてペー
スト状にした導電性ペーストを塗布して形成さ
れ、金属線16と導電性サーメツト層15とを導
通させている。このように構成された電極14は
高温で焼成されて完成される。
この完成された電極14を、第1図aに示すよ
うに未焼成の導管12の貫通穴13に、導電性サ
ーメツト層15が導管12の内面側にあるように
内嵌挿入した後、導管12を焼成炉内で高温で焼
成することにより電極一体形セラミツクス測定管
11が完成する。
上記のように構成された電極一体形セラミツク
ス測定管11を具備した電磁流量計検出器では、
電極14の被測定流体と接液する導電性サーメツ
ト層15と金属線16とを電極14の表面に形成
した導体層17により導通させているので、金属
線16の導電性サーメツト層15側の端面と導電
性サーメツト層15とは直接接触することがな
く、被測定流体が導電性サーメツト層15内を浸
透しても、金属線16と電極14のセラミツクス
焼結体との〓間を通つて被測定流体が外部へ漏洩
することが防止される。
なお、本考案は上述した実施例に限らず、次の
ように変形して実施できる。
〔a〕 第2図に示す電極24は、導管の外面側
に面する端面にも導電性サーメツト層25を設
け、被測定流体に接液する導電性サーメツト層
15と金属線16とを導体層17および導電性
サーメツト層25により導通させたもので、金
属線16と導電性サーメツト層15との導通を
より確実にする。
〔b〕 第3図および第4図に示す電極34およ
び44は、電極の円柱状の中央部または両端部
の側周面に、この側周面を周回する環状の凸部
18を設けたものである。第5図は第4図に示
す電極44を組込んだ電極一体形セラミツクス
測定管11を示しており、導管12の貫通穴1
3に電極44を挿入して焼成した際に、焼成に
より導管12が収縮する際の力を凸部18で集
中的に受けることになり、これにより導管12
と電極44との間の気密をより確実にし、液漏
れ防止効果を向上することができる。
〔c〕 第6図に示すように、電極14の表面全
体に導電性サーメツト層15と金属線16とを
導通させる導体層17を設けるようにしてもよ
い。
〔d〕 セラミツクス焼結体素材としては、アル
ミナ、ジルコニア、フオルステライト、ステア
タイト、窒化珪素等が用いられる。
〔e〕 金属線などに用いられる耐熱耐食性金属
としては、白金の他に金、タンタル、ジルコニ
ウム、チタン、タングステン等がある。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、セラミツ
クス焼結体素材からなる導管の貫通穴に組込まれ
るセラミツクス焼結体素材製の電極において、そ
の導管内面側に設けられて被測定流体と接液する
導電性サーメツト層と金属線とを電極の表面に形
成した導体層によつて導通させるようにしたの
で、金属線の導電性サーメツト層側の端面と導電
性サーメツト層とは直接接触することがなく、被
測定流体が導電性サーメツト層内を浸透しても、
金属線と電極のセラミツクス焼結体との〓間を通
つて被測定流体が外部へ漏洩することが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案一実施例を示し、第1図
aは電磁流量計検出器の電極一体形セラミツクス
測定管の要部断面図、第1図bは電極の斜視図、
第2図乃至第4図はそれぞれ電極の異なる変形例
を示す斜視図、第5図は第4図の電極を組込んだ
電磁流量計検出器の電極一体形セラミツクス測定
管の要部断面図、第6図は電極の変形例を示す斜
視図、第7図は従来のセラミツクス測定管を用い
た電磁流量計検出器の要部断面図である。 11……電極一体形セラミツクス測定管、12
……導管、13……貫通孔、14……電極、15
……導電性サーメツト層、16……金属線、17
……導体層、18……凸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) セラミツクス焼結体素材により管状に形成さ
    れその管壁の所定位置に管軸と直交する一対の
    貫通穴が設けられた導管と、この導管の一対の
    貫通穴にそれぞれ内嵌され導管内面側に導電性
    サーメツト層を有するセラミツクス焼結体素材
    により柱状に形成され且つその導管外面側端面
    から一端を突出させて耐熱性の金属線が前記セ
    ラミツクス焼結体素材部分に浅く植設されると
    ともにこの金属線と前記導電性サーメツト層と
    を導通させる導体層が前記柱体表面に形成され
    た電極とが焼結されてなる電極一体形セラミツ
    クス測定管を具備したことを特徴とする電磁流
    量計検出器。 (2) 電極が、その柱体側周面を周回して設けられ
    た少なくとも1個の環状の凸部を有することを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の電磁流量計検出器。
JP4646185U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0355866Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4646185U JPH0355866Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4646185U JPH0355866Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61161713U JPS61161713U (ja) 1986-10-07
JPH0355866Y2 true JPH0355866Y2 (ja) 1991-12-13

Family

ID=30560874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4646185U Expired JPH0355866Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0355866Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61161713U (ja) 1986-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6754312B2 (ja) 電磁流量計の電極構造
JP6940392B2 (ja) 電磁流量計の電位検出用電極
US4782709A (en) Electromagnetic flowmeter
JPH0355866Y2 (ja)
KR102075765B1 (ko) 전자 유량계의 전위 검출용 전극
JPH03122354U (ja)
JPH0355863Y2 (ja)
JPH067317Y2 (ja) セラミックス電磁流量計
JPH0542336Y2 (ja)
JPH0542337Y2 (ja)
JP6948244B2 (ja) 電磁流量計の電位検出用電極
JPH0495819A (ja) 電磁流量計用電極の取付構造
SU1203428A1 (ru) Электрохимический датчик кислорода
JPH0743615Y2 (ja) 電磁流量計検出器
JPS6242012A (ja) 電磁流量計用電極
JPS62137520A (ja) 電磁流量計電極部の製造方法
JPH0226028Y2 (ja)
JPS5853718A (ja) 電磁流量計の測定管
JPH0541375Y2 (ja)
JPH06308077A (ja) 電気化学的酸素測定センサ
JPS61251716A (ja) 電磁流量計用測定管の製造方法
JPH0537208Y2 (ja)
JPS6242013A (ja) 電磁流量計用測定管
JP3015580B2 (ja) 電磁流量計
JPS63168823U (ja)