JPH0353424Y2 - - Google Patents

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JPH0353424Y2
JPH0353424Y2 JP1987009140U JP914087U JPH0353424Y2 JP H0353424 Y2 JPH0353424 Y2 JP H0353424Y2 JP 1987009140 U JP1987009140 U JP 1987009140U JP 914087 U JP914087 U JP 914087U JP H0353424 Y2 JPH0353424 Y2 JP H0353424Y2
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JP
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terminal
fitting
screw
metal
flat plate
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JP1987009140U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は絶縁基台の各区画へ端子金具を取付
けた端子台に関する。
(従来の技術) 従来の端子台として第10図示のものがある。
これは第9図示の端子金具aを絶縁基台bの各区
画ごとに設けられた金具取付孔c,c′へ取付けて
成るものである。また端子金具aは、導電薄板を
折曲げて上面板d、側板e,f、端子脚gを形成
し、上面板dへ円管hを一体的に設けるとともに
めねじiを螺設し、側板e,fの両側縁へ鋸歯j
を設けて成るものである。そして側板f、端子脚
gを金具取付孔c′へ挿通するとともに各鋸歯jを
金具取付孔c,c′の内壁面へ圧入刺着して各端子
金具aを各区画ごとに固定し、円管hのめねじi
へ結線用の金属製のおねじkを螺合するものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 従来例の端子金具aの場合、幅の広い導電薄板
で上面板d、側板e,fの3つの部分を形成しな
ければならず、材料費が高くつき、しかも側板
e,fの折曲げ加工、円管hの絞り出し加工を必
要とし、工程数が多く、高価となる。また側板f
を指定の寸法位置で正確に折曲げることは不可能
に近く、例えば0.3mm前・後等の許容範囲がある
のが普通である。このため金具取付孔c′を端子金
具aの肉厚よりかなりの遊びをもつて形成する必
要があり、側板fを鋸歯jを介して正確な位置へ
安定よく取付けることができない。さらに鋸歯j
による圧入固定によつた場合、おねじkを強力に
締め付けると、端子金具aにガタを生じることが
あり、また多数の端子金具aを圧入すると、絶縁
基台bの底面が第10図点線のように反り気味に
なつて、取付けるべきプリント基板やシヤーシと
の間に〓間が生じるおそれがある。さらに従来例
は端子金具aの円管hへ螺設しためねじiへ金属
製のおねじkを螺合つまり金属のめねじのみへ金
属のおねじkを螺合するため、端子台へ振動や衝
撃が生じた場合、めねじiからおねじkへ加わる
振動力、衝撃力が大きく、おねじkがゆるむおそ
れがあり、そのためスプリングワツシヤlをとす
る。
(問題点を解決するための手段) この考案はこれらの不都合を解消するもので、
すなわち上部に結線部4aを有する端子金具4が
一片からなる導電平板1で形成され、導電平板1
へは金属製のおねじ2の差込溝3が設けられ、ま
たプラスチツク製の絶縁基台5の各区画6へはお
ねじ2の差込孔8が設けられ、しかも各区画6へ
はインサート金具として同時成形により導電平板
1が埋込まれて固定されるとともに差込溝3と差
込孔8とが連通され、さらにおねじ2が差込溝3
の一端から導電平板1面に平行の方向に螺入され
ておねじ2が差込溝3の溝形成面3′および差込
孔8の内壁面8′へ螺着されることを特徴とする
ものである。
(実施例) 第1図示のように肉厚1mmの導電平板1へ結線
用の金属製のおねじ2(第3図示)の差込溝3を
形成し、導電平板1の下方へ延出部10、端子脚
11を形成し、延出部10の両側縁へ段部12,
12を設けて端子金具4を形成する。なお、この
端子金具4はプレスで打ち抜いたもので、一工程
で製造され、またその材質は黄銅、燐青銅若しく
は鉄で、錫鍍金として成る。一方、端子金具4、
金属製のおねじ2より柔らかい材質のプラスチツ
ク(例えばABS樹脂、ポリカーボネート、ポリ
ブチレンテレフタレート)で絶縁基台5を形成
し、絶縁基台5へは第2〜5図示のように複数個
の隔壁13,13,13……を突設して区画6,
6,6……を形成し、各区画6への金属製のおね
じ2の差込孔8を設ける。また各区画6へ端子金
具4をインサート金具として同時成形により埋込
んで固定し、端子脚11を絶縁基台5の底面より
突出させ、差込溝3と差込孔8とを連通させる。
なお、中継用の端子台の場合には実施例のような
端子脚11を必要としない。
前述の実施例は端子金具4を1個づつ製した場
合であるが、第7図のように多数の端子金具4,
4,4……の各端子脚11を連結帯片7と一体的
に定間隔で設けてもよい。なお、この場合の個々
の端子金具4の材質、構造は前述の1個づつの場
合と同じであり、全体をプレスで打ち抜いて製す
るものであり、図中、7′はプレスの自動送り孔
である。そして第8図のように絶縁基台5へ端子
金具4,4,4……をインサート金具として同時
成形により埋込んで固定し、その後、端子脚1
1,11,11……の下端を切断していくもので
あり、多数の端子金具を有する端子台の場合に、
端子台を容易、迅速かつ安価に製造できる。
前述のようにして各端子金具4を各区画6ごと
に固定するとともに第5図示のように差込溝3の
溝形成面3′と差込孔8の内壁面8′とへめねじ9
を形成し、このめねじ9へおねじ2を螺入する。
なお、おねじ2として鋼、ステンレスのような材
質のタツピンねじ、タツプタイトねじを用い、タ
ツピンねじ、タツプタイトねじ自体でめねじ9を
つくりながら螺入してもよく、この場合にはあら
かじめめねじ9を形成しておかなくてもすみ、さ
らにはタツピンねじ、タツプタイトねじでめねじ
9をつくつた後、前述の一般的なおねじ2をめね
じ9へ螺合してもよい。
なお、第2,3図中、符号16は圧着端子であ
る。
(考案の効果) この考案で用いられる端子金具は、従来例の上
面板d、一方の側板eに相当する部分を必要とせ
ず、材料費が安くなり、しかも製造工程数が少な
くてたり、安価となり、ひいては端子台自体も安
価に提供できる。またこの考案で用いられる導電
平板は絶縁基台へインサート金具として同時成形
により埋込まれて固定されるから、端子金具を正
確な位置へ極めて確実に取付けることができ、差
込溝へおねじが螺入されても端子金具にガタを生
じるおそれが全くなく、従来の圧入タイプのもの
と異なり、端子台の底面が反り気味になる等、変
形するおそれが全くないものである。さらにこの
考案はおねじを金属で形成するとともに絶縁基台
をプラスチツクで形成し、しかもおねじをプラス
チツクの差込孔と端子金具の差込溝との両方へ螺
入するので、端子台へ振動や衝撃が生じてもプラ
スチツクのめねじから金属ねじへ加わる振動力、
衝撃力は従来の金属のみのめねじから金属のおね
じの場合より小さく、金属のおねじがゆるむおそ
れはほとんどなく、スプリングワツシヤがなくて
も大丈夫であり、しかも金属のめねじへも螺入す
るので、めねじが破損することがなく、強度が大
きく、経年使用に耐え得るものである。
(実施例の効果) 実施例のように端子脚11を形成した場合、従
来例と比較すると次のような効果がある。第10
図で示すように従来例をプリント基板15へハン
ダ付けすると、金具取付孔c′に大きな遊びがあ
り、ここへハンダ17が流れこみ、基台bが焦
げ、損傷するが、この実施例では端子金具4をイ
ンサート金具として同時成形するから、第4・5
図示のように延出部10の前後に〓間がなく、ハ
ンダが流れこむおそれが全くなく、基台を損傷す
ることがない。
また第4図の2点鎖線で示すように、端子脚1
1を長く形成し、これを直角に折曲げる場合を従
来例と比較すると次のような効果がある。第10
図示のように従来例の場合は金具取付孔c′に大き
な遊びを設けざるを得ないから、端子金具aを基
台bへ取付けた後に端子脚gを直角に折曲げよう
とすると、鎖線のようになり、しかもそれぞれの
端子脚gが不ぞろいな角度に曲がつてしまい、プ
リント基板の孔へ挿入しずらく不安定かつ不正確
である。一方、この実施例では第4図2点鎖線で
示すように端子脚11を正確に折曲げることがで
き、プリント基板15の孔15′へ確実に取付け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図はこの考案の実施例、第9,10図
は従来例を示すもので、第1図はこの考案で用い
られる端子金具の斜視図、第2図はこの考案の実
施例であつて、しかも一部の部材を取除いた状態
の平面図、第3図は同上一部を切欠いた正面図、
第4図はA−A断面図、第5図はB−B断面図、
第6図は同上底面図、第7図はこの考案の実施例
を他の製造法により成す場合に使用される連接端
子金具の中間省略をした斜視図、第8図は同上端
子金具を絶縁基台へ固定した状態で、しかも中間
省略をした正面図、第9図は従来例で用いられる
端子金具の斜視図、第10図は従来例の縦断面図
である。 1……導電平板、2……おねじ、3……差込
溝、4……端子金具、4a……結線部、5……絶
縁基台、6……区画、8……差込孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に結線部4aを有する端子金具4が一片か
    ら成る導電平板1で形成され、導電平板1へは金
    属製のおねじ2の差込溝3が設けられ、またプラ
    スチツク製の絶縁基台5の各区画6へはおねじ2
    の差込孔8が設けられ、しかも各区画6へは導電
    平板1がインサート金具として同時成形により埋
    込まれて固定されるとともに差込溝3と差込孔8
    とが連通され、さらにおねじ2が差込溝3の一端
    から導電平板1面に平行の方向に螺入されておね
    じ2が差込溝3の溝形成面3′および差込孔8の
    内壁面8′へ螺着されることを特徴とする端子台。
JP1987009140U 1987-01-23 1987-01-23 Expired JPH0353424Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987009140U JPH0353424Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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JP1987009140U JPH0353424Y2 (ja) 1987-01-23 1987-01-23

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Publication Number Publication Date
JPS63118169U JPS63118169U (ja) 1988-07-30
JPH0353424Y2 true JPH0353424Y2 (ja) 1991-11-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423284B2 (ja) * 1977-06-27 1979-08-13

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423284U (ja) * 1977-07-19 1979-02-15
JPS6118618Y2 (ja) * 1981-04-11 1986-06-05
JPS6118619Y2 (ja) * 1981-04-13 1986-06-05

Patent Citations (1)

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JPS5423284B2 (ja) * 1977-06-27 1979-08-13

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JPS63118169U (ja) 1988-07-30

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