JP2537459Y2 - 電気コネクタの基板取付構造 - Google Patents

電気コネクタの基板取付構造

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JP2537459Y2
JP2537459Y2 JP2043792U JP2043792U JP2537459Y2 JP 2537459 Y2 JP2537459 Y2 JP 2537459Y2 JP 2043792 U JP2043792 U JP 2043792U JP 2043792 U JP2043792 U JP 2043792U JP 2537459 Y2 JP2537459 Y2 JP 2537459Y2
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JP
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insulating case
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雅篤 松浦
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Hirose Electric Co Ltd
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Hirose Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気コネクタの基板取付
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の基板取付構造としては、
特公平3−29274号公報に開示されている。この開
示技術にあっては、図12乃至図15に示すように板状
の金属部材30を有し、この金属部材30は、電気コネ
クタ35の絶縁ケース31内に挿入される挿入部32と
この挿入部32から垂直に突出するピン部33とリップ
部34とから成っており、この金属部材30は、その挿
入部32を絶縁ケース31の端子装着孔38間の肉部と
最下位の端子装着孔38と絶縁ケースの底面39間の肉
部内に挿入して電気コネクタ35に取り付けられてお
り、前記ピン部33が絶縁ケース31の底面部より突出
している。
【0003】そして、電気コネクタ35を基板36に実
装した場合、前記金属部材30のピン部33を基板36
の孔37に挿入して電気コネクタ35の取付強度(機械
的強度)の向上を図っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気コネクタの基板取付構造にあっては、金属部材
30の挿入部32を絶縁ケース31内に挿入するという
手段を取っているために、図13に示すように絶縁ケー
ス31の端子装着孔38間の肉部の厚さaおよび最下位
の端子装着孔38と絶縁ケース31の底面39間の肉部
の厚さbが薄い場合には前記金属部材30を絶縁ケース
31に取り付けることが技術上困難であり、仮に、取り
付けができたとしても機械的強度が得難いという問題点
があった。
【0005】本考案は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、絶縁ケース
の端子装着孔間の肉部の厚さaおよび最下位の端子装着
孔と絶縁ケースの底面間の肉部の厚さbが薄い場合であ
っても金属部材の取り付けができて取付強度の向上を図
り得る電気コネクタの基板取付構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、電気コネクタの絶縁ケースの底面部に
複数本の固定ピン体を設け、これらの固定ピン体を、絶
縁ケースと一体に形成されたピン本体に金属部材を被嵌
固定して構成し、基板側に固定ピン孔を形成し、固定ピ
ン体を固定ピン孔に挿入して金属部材を基板側に半田付
けするようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】かかる構成により、絶縁ケースの端子装着孔間
の肉部の厚さaおよび最下位の端子装着孔と絶縁ケース
の底面間の肉部の厚さbが薄い場合であっても金属部材
の取り付けができて取付強度の向上を図り得る。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本考案に係わる基板取付構造を備えた電
気コネクタの平面図、図2は同正面図、図3は同底面
図、図4は同側面図である。
【0009】電気コネクタ1は絶縁ケース2を備えてお
り、この絶縁ケース2は長方形状のブロック体である。
絶縁ケース2の正面部2aには、この正面部2aから裏
面部2bに抜ける多数の端子装着孔3が等ピッチで形成
してあり、これらの端子装着孔3には端子4が装着して
あり、端子4の脚部5は後方に突出していて、これらの
脚部5は直角に屈曲されている。
【0010】絶縁ケース2の底面部2cには前側に位置
させて複数の極性キー取付用突起6が左右方向に所定の
間隔で形成してあり、また、前記底面部2cの後側には
固定ピン体7と位置決め用ピン体8とが複数設けてあ
る。
【0011】すなわち、前記底面部2cの後側には所定
のピッチ間隔をおいて固定ピン体7が設けてあり、これ
らの固定ピン体7間に位置させて位置決め用ピン体8が
所定のピッチ間隔で設けてあり、固定ピン体7と位置決
め用ピン体8とは直線状に配してある。
【0012】前記固定ピン体7は図9に示すように絶縁
ケース2と一体に形成された樹脂製のピン本体10と金
属部材11とを備えており、ピン本体10には頭部10
aが形成してあり、また、金属部材11は図10に示す
ように円周の一部に割り溝11aを有する円筒体であ
る。そして、ピン本体10に金属部材11を被嵌してば
ね性により嵌合させて、固定ピン体7が構成してある。
また、上記のように構成された電気コネクタ1の端子4
の脚部5には整列部材13が取り付けてある。
【0013】また、基板14には図11に示すようにそ
の縁部14aに沿って複数の固定ピン孔15が所定の間
隔をおいて形成してあり、これらの固定ピン孔15は金
属座体16に形成してあり、金属座体16が基板14に
嵌着されている。また、前記固定ピン孔15間に位置さ
せて複数の位置決め用孔17が所定の間隔をおいて形成
してある。基板14には多数のスルーホール18が形成
してある。
【0014】次に、電気コネクタ1の基板14への実装
を説明する。電気コネクタ1の端子4の脚部5を前記ス
ルーホール18に挿入し、位置決め用ピン体8を位置決
め用孔17に、固定ピン体7を固定ピン孔15に挿入し
て絶縁ケース2の底面部2cを基板14に実装面に当接
する。そして、端子4の脚部5を前記スルーホール18
に半田付けすると共に、固定ピン体7の金属部材11を
金属座体16に半田付けする。
【0015】上記の実施例によれば、電気コネクタ1に
絶縁ケース2の底面部2cの固定ピン体7を、絶縁ケー
ス2と一体に形成されたピン本体10に金属部材11を
被嵌固定して構成し、基板14側に金属製の固定ピン孔
15を形成し、固定ピン体7を固定ピン孔15に挿入し
て金属部材11を固定ピン孔15に半田付けすることに
より、絶縁ケース2の端子装着孔3間の肉部の厚さaお
よび最下位の端子装着孔3と絶縁ケース2の底面2c間
の肉部の厚さbが薄い場合であっても金属部材11の取
り付けができて取付強度(機械的強度)の向上を図り得
る。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、電気コ
ネクタに絶縁ケースの底面部に複数本の固定ピン体を設
け、これらの固定ピン体を、絶縁ケースと一体に形成さ
れたピン本体に金属部材を被嵌固定して構成し、基板側
に固定ピン孔を形成し、固定ピン体を固定ピン孔に挿入
して金属部材を基板側に半田付けするようにしたことに
より、従来の絶縁ケースの端子装着孔間の肉部と最下位
の端子装着孔と絶縁ケースの底面間の肉部との間に別部
材の金属部材を挿入するものではないために、ケースの
端子装着孔間の肉部の厚さaおよび最下位の端子装着孔
と絶縁ケースの底面間の肉部の厚さbが薄い場合であっ
ても金属部材の取り付けができて取付強度(機械的強
度)の向上を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる基板取付構造を備えた電気コネ
クタの平面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同底面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】電気コネクタの絶縁ケースの正面図である。
【図6】同底面図である。
【図7】同背面図である。
【図8】同側面図である。
【図9】(1)は固定ピン体の分解状態の説明図であ
る。(2)は固定ピン体の側面図である。(3)は同横
断面図である。
【図10】(1)は金属部材の平面図である。(2)は
同側面図である。
【図11】基板の平面図である。
【図12】従来の基板取付構造により電気コネクタを基
板に取り付けた状態の縦断面図である。
【図13】同正面図である。
【図14】同底面図である。
【図15】(1)は金属部材の側面図である。(2)は
同正面図である。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 2 絶縁ケース 7 固定ピン体 10 ピン本体 11 金属部材 14 基板 15 固定ピン孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気コネクタの絶縁ケースの底面部に複
    数本の固定ピン体を設け、これらの固定ピン体を、絶縁
    ケースと一体に形成されたピン本体に金属部材を被嵌固
    定して構成し、基板側に固定ピン孔を形成し、固定ピン
    体を固定ピン孔に挿入して金属部材を基板側に半田付け
    するようにしたことを特徴とする電気コネクタの基板取
    付構造。
JP2043792U 1992-03-05 1992-03-05 電気コネクタの基板取付構造 Expired - Lifetime JP2537459Y2 (ja)

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JP2043792U JP2537459Y2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 電気コネクタの基板取付構造

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JPH0572057U JPH0572057U (ja) 1993-09-28
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JP2534861Y2 (ja) * 1993-03-31 1997-05-07 バーグ・テクノロジー・インコーポレーテッド 電気コネクタ結合装置

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JPH0572057U (ja) 1993-09-28

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