JPH0313970Y2 - - Google Patents

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JPH0313970Y2
JPH0313970Y2 JP1987015188U JP1518887U JPH0313970Y2 JP H0313970 Y2 JPH0313970 Y2 JP H0313970Y2 JP 1987015188 U JP1987015188 U JP 1987015188U JP 1518887 U JP1518887 U JP 1518887U JP H0313970 Y2 JPH0313970 Y2 JP H0313970Y2
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terminal
screw
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fitting
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は複数個の区画が形成された絶縁基台
の各区画へ端子金具が取付けられた端子台に関す
る。
(従来の技術) 従来の端子台として第13図示のものがある。
これは第12図示の端子金具aを絶縁基台bの各
区画ごとに設けられた金具取付孔c,c′へ取付け
て成るものである。また端子金具aは、導電薄板
を折曲げて上面板d、側板e,f、端子脚gを形
成し、上面板dへ円管hを一体的に設けるととも
にめねじiを螺設し、側板e,fの両側縁へ鋸歯
jを設けて成るものである。そして側板f,端子
脚gを金具取付孔c′へ挿通するとともに各鋸歯j
を金具取付孔c,c′の内壁面へ刺着して各端子金
具aを各区画ごとに固定し、円管hのめねじiへ
結線用の金属ねじkを螺合するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 従来例の端子金具aの場合、側板e,fの折曲
げ加工、円管hの絞り出し加工を必要とし、工程
数が多く、工賃が高くなり、しかも幅の広い導電
薄板で上面板d、側板e,fの3つの部分を形成
しなければならず、材料費が高くつく。また側板
fを指定の寸法位置で正確に折曲げることは不可
能に近く、例えば0.3mm前・後等の許容範囲があ
るのが普通である。このため金具取付孔c′を端子
金具aの肉厚よりかなりの遊びをもつて形成する
必要があり、側板fを正確な位置へ確実に取付け
ることができない。
(問題点を解決するための手段) この考案は前記の不都合を解消するとともに他
の効果をも奏し得るもので、すなわち絶縁基台5
へは複数個の区画6,6,6……が形成され、各
区画6へは結線用のおねじ2の差込孔8が設けら
れるとともに頭部に結線部4aを有する端子金具
4が埋設され、端子金具4は2枚の導電平板1,
1′を十字状に組んで形成され、導電平板1,
1′には結線用のおねじ2の差込溝3,3′が設け
られ、差込溝3,3′と差込孔8とが連通され、
差込溝3,3′および差込孔8の少なくとも一方
へ結線用のおねじ2が螺入されることを特徴とす
るものである。
(実施例) それぞれの内厚が1mmである第1図のような2
枚の導電平板1,1′へ結線用の金属のおねじ2
(第4図示)の差込溝3,3′を形成し、導電平板
1,1′の下方を延出して固定部10,10′を形
成し、固定部10,10′の両側縁へ鋸歯12,
12,12′,12′を設け、固定部10の上縁よ
り交差溝17を、固定部10′の下縁より交差溝
17′をそれぞれ形成し、固定部10の下縁より
端子脚11を延出し、前記2枚の導電平板1,
1′を後述のように十字状に組んで端子金具4を
形成する。導電平板1,1′はプレスで打抜いた
もので、その材質は黄銅、燐青銅若しくは鉄であ
り、錫鍍金して成る。一方、端子金具4、金属の
おねじ2より柔らかい材質の絶縁材料としてP.B.
T.(ポリブチレンテレフタレート)のようなプラ
スチツクをもつて絶縁基台5を形成し、この絶縁
基台5へ第3〜6図示のように複数個の隔壁1
3,13,13……を突設して区画6,6,6…
…を形成し、各区画6へ導電平板1,1′の嵌挿
孔7,7′を十字状に貫通(第3図左端の区画6
へ図示)し、嵌挿孔7,7′へおねじ2の差込孔
8を連設する。なおこの実施例における嵌挿孔7
の幅径lは1.05mmであり、また下方へ段部14,
14が形成されている。そして第3図の左から2
番目の区画6へ示すようにまず嵌挿孔7へ導電平
板1を嵌挿かつ押圧し、端子脚11を絶縁基台5
の底面より突出させるとともに第4図示のように
鋸歯12,12を嵌挿孔7の下方内壁面7aへ刺
着して固定する。続いて第3図の左から3番目の
区画6へ示すように嵌挿孔7′へ導電平板1′を嵌
挿かつ押圧し、第5図示のように鋸歯12′,1
2′を嵌挿孔7′の下方内壁面7a′へ刺着して固定
するとともに交差溝17,17′をそれぞれ固定
部10′,10へ嵌合して導電平板1,1′を十字
に組んで結合する。なお、導電平板1,1′をあ
らかじめ十字に組んでから一緒に嵌挿孔7,7′
へ嵌挿して固定しても、鋸歯12,12,12′,
12′を形成せず、固定部10,10′へ接着剤を
塗布して下方内壁面7a,7a′へ貼着しても、或
いはあらかじめ各区画6へ嵌挿孔7,7′を形成
することなく、導電平板1,1′をインサート金
具として絶縁基台5との同時成形により埋込んで
固定してもよく、いずれにしても端子金具4を絶
縁基台5へ固定できればよい。また中継用の端子
台の場合には実施例のような端子脚11を必要と
しない。
前述のようにして各端子金具4を各区画6ごと
に取付けた後、第6図示のように差込溝3,3′
の溝形成面3a,3a′と差込孔8の内壁面8′と
へ同時にめねじ9を切り、このめねじ9へおねじ
2を螺合する。
まためねじ9を差込孔8の内壁面8′へのみ切
り、差込溝3,3′の溝形成面3a,3a′へは切
らない場合もある。第8・9図示のものがそれで
あり、この場合、差込溝3,3′の幅径mは差込
孔8の孔径wより大きく、差込孔8の内壁面8′
のみへおねじ2が螺合するめねじ9を切るもので
ある。
さらに、めねじ9を差込溝3,3′の溝形成面
3a,3a′へのみ切り、差込孔8の内壁面8′へ
は切らない場合もある。第10・11図示のもの
がそれであり、この場合の差込孔8の孔径w′は
差込溝3,3′の溝径m′より大きく、内壁面8′
へはめねじが切られない。
なお、前記のねじ切りをする場合のいずれにお
いても、まずねじタツプでめねじ9を切り、その
後めねじ9へ一般的なおねじつまり鋼、ステンレ
ス、黄銅のような材質の金属のおねじ2を螺合し
ても、また金属のおねじ2として鋼、ステンレス
のような材質のタツピンねじ、タツプタイトねじ
を用い、タツピンねじ、タツプタイトねじ自体で
めねじ9をつくりながら螺入してもよく、さらに
はタツピンねじ、タツプタイトねじでめねじ9を
つくつた後、前述の一般的なおねじを金属のおね
じ2としてめねじ9へ螺合してもよい。
実用新案登録請求の範囲において、おねじ2を
螺入するとはおねじ2のタツピングによる螺入で
もめねじ9の形成後の螺入でもよく、おねじ2の
螺入方法や螺入過程を限定するものではなく、ま
た差込孔8のみ、差込溝3,3′(若しくは3,
3′の一方)のみへおねじ2を螺入することおよ
び差込孔8と差込溝3,3′(若しくは3,3′の
一方)の両方へおねじ2を螺入することのいずれ
をも含むものである。
なお、第3,4図中、符号16は圧着端子であ
る。
(考案の効果) この考案を構成する端子金具は従来例に比べ、
製造工程数が少なくて足り、安価となり、しかも
従来例の上面板dに相当する部分を必要とせず、
材料費が安くなり、ひいては端子台自体も安価に
提供できる。
また端子金具は平板であり、従来例のように折
曲げによる誤差がないから、指定の位置へ極めて
正確に取付けることができる。
さらに通常、電流容量が増加するにしたがい、
端子金具を大きく形成しなければならず、このた
め端子台全体が大型化してしまうが、この考案の
端子金具は導電平板が1枚ではなく、2枚を十字
状に組んで成るものであり、1枚の場合と比べ、
結線用のおねじ頭部若しくは圧着端子との接触面
が増加し、端子金具を大きくすることがなく、そ
の結果、端子台自体を小型化できる。
(実施例の結果) 実施例のように絶縁基台を金属のおねじより柔
かくて弾性を有するプラスチツクで形成し、しか
も実施例中、プラスチツク製の差込孔のみ若しく
は差込孔と端子金具の差込溝の両方へプラスチツ
クより硬い金属のおねじを螺入した場合には、端
子台へ振動や衝撃が生じてもプラスチツクから金
属ねじへ加わる振動力、衝撃力は従来の金属のめ
ねじから金属のおねじの場合より小さく、金属ね
じがゆるむおそれはほとんどなく、第13図示の
ようなスプリングワツシヤk′の必要がないもので
ある。
またおねじとしてタツピンねじ、タツプタイト
ねじを用いた場合は、ねじタツプによるねじ切り
工程を省略できる。
さらに実施例のように端子脚11を形成した場
合、従来例と比較すると次のような効果がある。
第13図で示すように従来例をプリント基板15
へハンダ付けすると、金具取付孔c′に大きな遊び
があり、ここへハンダ18が流れこみ、絶縁基台
bが焦げ、損傷するが、この考案の実施例では第
7図示のように固定部10,10′と絶縁基台5
とが近接若しくは接触しており、ハンダが流れこ
むおそれがほとんどなく、絶縁基台を損傷するこ
とがない。
また第5図の2点鎖線で示すように、端子脚1
1を長く形成し、これを直角に折曲げる場合を従
来例と比較すると次のような効果がある。第13
図示のように従来例の場合、金具取付孔c′に大き
な遊びを設けざるを得ないから、端子金具aを絶
縁基台bへ取付けた後に端子脚gを直角に折曲げ
ようとすると、鎖線のようになり、しかもそれぞ
れの端子脚gが不ぞろいな角度に曲がつてしま
い、プリント基板の孔へ挿入しずらく不安定かつ
不正確である。一方、この考案の実施例では第5
図2点鎖線で示すように端子脚11を正確に折曲
げることができ、プリント基板15の孔15′へ
確実に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜11図はこの考案の実施例、第12,1
3図は従来例を示すもので、第1図はこの考案で
用いられる端子金具の分解斜視図、第2図は同上
端子金具を組んだ状態の斜視図、第3図はこの考
案の実施例であつて、しかも一部の部材を取除い
た状態の平面図、第4図は同上一部を切欠いた正
面図、第5図はA−A断面図、第6図はB−B断
面図、第7図は同上底面図、第8図は差込孔の内
壁面のみへめねじを切つた実施例の部分平面図、
第9図はC−C断面図、第10図は差込溝のみへ
めねじを切つた実施例の部分平面図、第11図は
D−D断面図、第12図は従来例で用いられる端
子金具の斜視図、第13図は従来例の縦断面図で
ある。 1,1′……導電平板、2……おねじ、3,
3′……差込溝、4……端子金具、4a……結線
部、5……絶縁基台、6……区画、8……差込
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁基台5へは複数個の区画6,6,6……が
    形成され、各区画6へは結線用のおねじ2の差込
    孔8が設けられるとともに頭部に結線部4aを有
    する端子金具4が埋設され、端子金具4は2枚の
    導電平板1,1′を十字状に組んで形成され、導
    電平板1,1′には結線用のおねじ2の差込溝3,
    3′が設けられ、差込溝3,3′と差込孔8とが連
    通され、差込溝3,3′および差込孔8の少なく
    とも一方へ結線用のおねじ2が螺入されることを
    特徴とする端子台。
JP1987015188U 1987-02-03 1987-02-03 Expired JPH0313970Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987015188U JPH0313970Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

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JP1987015188U JPH0313970Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

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Publication Number Publication Date
JPS63123063U JPS63123063U (ja) 1988-08-10
JPH0313970Y2 true JPH0313970Y2 (ja) 1991-03-28

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ID=30805888

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JPS5423284B2 (ja) * 1977-06-27 1979-08-13

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JPS6118618Y2 (ja) * 1981-04-11 1986-06-05
JPS6118619Y2 (ja) * 1981-04-13 1986-06-05

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