JPH03501319A - 自動車における風防ワイパ装置を駆動するためのワイパモータ用の電気モータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気モータに関し、特に請求項１の前提部分の特徴を含む自動車におけ る風防ワイパ装置を駆動するためのワイパモータに関する。

この種類の既知のワイパモータは、特にギヤハウジングに実質的に平行に配列さ れている幾つかのプラグコンタクトとカバーとを有するギヤハウジングを具備す る。そのプラグコンタクトはそれぞれギヤハウジングに、特にカバーに固定され 、その少なくとも１つがモータ電流供給リード線に接続され、プラグハウジング に適合される。プラグコンタクトは、ギヤハウジングの金属カバー上に直接注入 モールドされたプラスチック部材によって、ギヤハウジングに固定される。２個 のモータ電流供給リード線が挿入されているプラグハウジングは、注入モールド されたプラスチック部材によって支持され、後者に固定されている。既知の電気 モータの全てのプラグコンタクトは環境にさらされたとき、特にはねかかる水に 影響される。ギヤハウジングはまた、プラグコンタクトが固定されている領域で 漏洩する。

本発明は、ギヤハウジングを不浸透性にするように電気モータを開発する問題に 基づき、プラグコンタクトの浸食に対する保護を改良する。

この問題は、請求項１の前提部分に従った特徴を有する電気モータが周りにリム を有する開口を具備するプラグハウジングを具備し、その開口を通してギヤハウ ジングに固定されたプラグコンタクトがプラグハウジング内に達し、開口の周囲 でプラグハウジングがギヤハウジング上に堅く取付けられる本発明にしたがって 解決される。

したがって本発明に従った電気モータにおいて、プラグハウジングはギヤハウジ ングに対して特にギヤハウジングのカバーに直接取付けられている。したがって 、プラグコンタクトがギヤハウジングに固定されているギヤハウジングの領域は 、はねかかる水の直接触れることがプラグハウジングによって保護されている。

それによって、プラグコンタクトの浸食に対する保護は改良される。ギヤハウジ ングの良好な不浸透性もまた保証される。普通はギヤハウジングは、コネクタの 固定領域において開口を有し、その開口を通して各プラグコンタクトはギヤハウ ジングの内側に延在し、または開口はそれに注入モールドされたプラスチック部 材を取付ける作用をする。

本発明にしたがう電気モータの有利な実施態様は、請求項２以下に示されている 。

プラグコンタクトのプラグイン端子は、ギヤハウジングのエツジ内に有利に配置 されている。この場合にプラグハウジングの開口のエツジがプラグコンタクトの プラグイン端子を通ることができるように、組立て中にプラグコンタクトを開口 を介してプラグハウジング内に容易にもたらすことができる。それにもかかわら ず、開口のリムは困難なことはなくギヤハウジングに取付けられる。

ギヤハウジングの内部に延在するプラグコンタクトの多くは、電気モータの位置 スイッチの一部である滑動スプリングに接続される。ギヤハウジングに固定され る幾つかのプラグコンタクトは、ギヤハウジングのエツジに接近してその内部に 延在することか必要とされ得る。ギヤハウジングのエツジ上にプラグコンタクト のプラグイン端子が突出するのを阻止するために、これらプラグコンタクトはギ ヤハウジングの閉ざされたエツジに向かって反対方向の開口から適当に延在する 。

電気モータのプラグコンタクトは、既知の方法において、結合プラグのハウジン グ内に挿入された結合プラグに接続される。この結合プラグハウジングのために 、電気モータ上に台が設けられている。２個のプラグハウジングの間の電気プラ グ結合において、結合プラグハウジングを取囲んでプラグハウジングの内部に形 成された台に対する密封部を設けることもまた知られている。この密封は請求項 ４にしたがった本発明の電気モータの十分有効であることを保証するために、プ ラグイン端子の領域内の特にプラグコンタクトのプラグイン端子の前方のプラグ ハウジングは、結合プラグのハウジング用のチャンバを形成されている。チャン バはプラグイン方向に開いており、それに垂直な全方向で閉じている。既知の電 気モータとの比較すると、カバー上に注入モールドされた保持部材およびプラグ ハウジングによって、２つの部分にチャンバは形成される。この構造はチャンバ の内部でパリまたは溝がないという利点を有し、これは密封を有効にすることが できる。

プラグハウジングがその開口の周りにカラーを具備する場合に、ギヤハウジング の定められた取付けが達成される。ギヤハウジングからプラグハウジングまでの 空間は、カラーの高さによって決定される。既知の電気モータの場合において、 ギヤハウジングがギヤハウジング上に固着されたプラグコンタクトを固定し、お よび／または支持するプラスチック保持部材を有する場合に、保持部材はプラグ ハウジングの開口内に有利に配置される。プラグハウジングとギヤハウジングの 間に適当に設けられる密封部は、予備的に固定されることができる。保持部材は 、周囲のカラーを具備するのが有効である。後者は、プラグハウジングおよび密 封部の位置を固定させることができ、さらにプラグハウジングの内部の不浸透性 を改良することができる。

請求項１０乃至１３において、ギヤハウジングに固定されたプラグコンタクトは 、特にそのプラグイン端子が信頼性のある所定の位置を占めるように、どのよう に留められおよび案内されるかを示している。

本発明にしたがった電気モータの１実施例は、図に示されている。本発明は図に よって詳細に説明されている。

第１図は、プラグハウジングを備えているギヤハウジングカバーの方向から見た １実施例の概略図を示す。

第２図は、第１図の矢印Ａの方向から見たカバーとプラグハウジングの図を示す 。

第３図は、第１図にしたがった概略図の方向のプラグハウジングを有さないカバ ーの図を示す。

第４図は、第３図と反対側からカバーを見た図を示す。

第５図は、第３図の線Ｖ−■の断面図を示す。

第６図は、カバーに面するプラグハウジングの側の図を示す。

第７図は、第６図の線■−■の断面図を示す。

第８図は、第１図の線■−■のプラグハウジングの断面図を示す。

第９図は、第７図の線ＩＸ−ＩＸの断面図を示す。

第１０図は、第１図の線Ｘ−Ｘのプラグハウジングの断面図を示す。

第１図に示されるワイパモータは、自動車の風防ワイパ装置を駆動するために提 供される。エンドシールド２２を具備するカップ形状のギヤハウジング２１は、 実際のシリンダモータハウジング２０上にフランジで取付けられる。ギヤハウジ ング２１は、ギヤハウジング２１の一部分である薄板状の金属からパンチアウト されたカバー２３によって閉じられている。

パンチアウトされるときカバーは、金属カバー上に直接注入モールドされたプラ スチック保持部材を留める作用をする穴２４および幾つかの固着止め金２６の幾 つかの穴を設けられている。第４図において穴２４は、破線で書かれた小さな円 で示めされている。

保持部材２５は、実質的に３個の機能的に異なった部分から成る。保持部材２５ の第１の部分は、カバーの他方にまで達する穴２４を介してカバーの外側で上方 向に突出するドーム２７を具備し、そのドームは２つのチャンネル２８を有する 。ドーム２７は、カバー２３のリム３１に接近して配置されている。保持部材の 第２の部分は、カバー２３の中央により接近しまたカバー２３の外側で上方向に 突出する支持部２９を具備する。保持部材２５の第３の部分としてのカラー３０ は、カバー２３の外側の周りに存在しドーム２７および支持部２９を取り囲んで いる。

３個のプラグコンタクト３５．３８．３７は、信頼できる位置で保持部材に保持 される。２個のプラグコンタクト３８．３７は、カバー２３に垂直に延在する２ 個の部分においてカバー２３の内側までドーム２７のチャンネル２８を介して導 かれる。カバーの内側で、滑動スプリング３８はプラグコンタクト３６および３ ７のそれぞれに固定される。ドーム２７から、プラグコンタクト８６および３７ はカバー２３に平行に支持部２９まで延在し、そのプラグイン端子３９によって 前記支持部２９の下に突出する。支持部２９およびしたがってそのプラグイン端 子の足で、２個のプラグコンタクト３６および３７はその縦方向で、カバーに平 行な方向およびその縦方向に垂直に固定される。支持部２９上の突出部の間に配 置されているプラグコンタクトの横の突出部３４は、縦方向に固定するために作 用する。

プラグイン端子３９および支持部２９の領域において、プラグコンタクト３５は ２個のプラグコンタクト３６および３７と同じ形状を有する。したがってそれは 、支持部２９によってプラグコンタクト３６および３７と同じ方法で固定される 。しかしながら、プラグコンタクト３８および３７に対してそれは、カバー２３ に溶接されてカラー３０の中で、支持部２９の背後にカバーに向かって湾曲され る。滑動スプリング４０はカバー２３の内側に固定され、したがってプラグコン タクト２５に導電的に接続される。

プラグコンタクト３６および３７は、ドーム２７からカバー２３の中央方向に延 在する。それによって、そのプラグイン端子３９は、カバー２３のリム３１にド ーム２７に近接しているにも拘らずカバー２３上に突出しないようされている。

この方法の利点は、プラグハウジングの説明において明らかにされるであろう。

４個の固着止め金２６は、保持部材２５のカラー３０の外側に置かれ、それから 間隔を置いて配置される。各固着止め金２６は、穴２４を介してカバー２３の内 側に延在し、プラスチックブリッジ素子４１を介して保持部材２５に一体に接続 される。それによって、固着止め金２６のカバー２３上への注入モールドプロセ スは容易となる。

固着止め金２６は、カバー２３上にプラグハウジング５０を固定する作用をする 。プラグハウジング５０は、外側にカバー２３に向かう４個のヨーク５１を具備 する平らな中空のボディーであり、そのヨークはそれぞれ固着止め金２６を把持 する。

カバー２３に面する側で、プラグハウジング５０は周縁リム５３を有する開口５ ２を具備する。開口は実質的に長方形の形状を有し、保持部材２５と共にプラグ コンタクト３５．３６．３７をカバー２３上にプラグハウジング５０を単に置く ことによって開口５２を介してプラグハウジング５０の内部に達することを可能 にさせるような長さと幅である。開口は、カバー２３からプラグハウジング５０ の空間に依存した高さのカラー５４によって直接取囲まれ、プラグコンタクトの プラグイン端子３９の前面を通り、カバー２３の外形中に十分に位置される。プ ラグイン端子３９がカバー２３上に突出しないので、そのプラグハウジングの簡 単な組立てはカバー２３とプラグハウジング５０の間の良好な密封を可能として いる。

矢印Ａの方向から見て前方のプラグハウジング５０の前面５５は、開口５２から 間隔を置かれており、前記前面から第１０図において見られるように結合される プラグハウジング６０のためにプラグハウジングのチャンバ５６にアクセスする ことができるように開いている。結合したプラグハウジングのプラグイン方向に 垂直な方向から見て、チャンバ５Ｂが前面５５の背後で一面に閉ざされており、 外壁はプラグハウジング５０のみによって形成されていることは重要である。そ れによって、パリまたは空隙のないチャンバ５６の平らな内側が得られる。

プラグコンタクト３５．３６．３７に加えて、２個のプラグコンタクト６１はチ ャンバ５６内に突出し、そのコンタクト６１はプラグハウジング５０のチャンネ ルＢ４内で開口５２の横に位置され、ケーブル６２とそれぞれ接続され、前面５ ５と反対に位置するプラグハウジングの前面６３にそのケーブルは各チャンネル を残す。２個のチャンネルを別にすれば前面６３は閉ざされる。ケーブルは、電 気モータのハウジング２０内にモータ電流を供給するリード線である。

チャンバ５６の後端部にウェブ６５がプラグハウジング５ｏの上側に形成され、 プラグハウジングがカバー２３上に取付けられるときそのウェブは保持部材２５ の支持部２９に位置する。プラグコンタクト３５．３６．３７は、支持部２９と ウェブ６５の間に保持される。

組立てにおいてまず初めに、プラグコンタクト３６．３７は保持部材のチャンネ ル２８内に入れられ、支持部２９上に置かれる。

プラグコンタクト３５は支持部２９上に置かれ、カバー２３に溶接される。カバ ー２３の内側で、滑動スプリング３Ｂおよび４０はプラグコンタクト３Ｇおよび ３７またはカバーに各々固定される。

カバー２３とプラグハウジング５０のカラー５４間の非常に良好な密封を達成す るために、密封部７０は保持部材２５のカラー３０の周りにカバー２３上に置か れる。その後、開口５２を具備するプラグハウジング５０は保持部材２５上を滑 り、ヨーク５１が固着止め金で留められるまでに密封部７０をわずかに圧縮する 。第１０図から判るように、カバー２３とプラグハウジング５０の間を通ってプ ラグコンタクトまでおよび保持部材２５のチャンネル２８を介してギヤハウジン グ２１の内部まで、はこりやはねかかる水が入ることはない。

プラグハウジング５０が固定されるとき、ケーブル６２と接続されているプラグ コンタクト６１はプラグハウジング５０のチャンネルＢ４内に前面６３から押さ れ、そこに留められる。各プラグコンタクト６１上に、カラー７１によってケー ブル６２の周りの密封部７２が留められ、その密封部は各チャンネル６４を外側 に向かって閉ざす。したがって、はこりおよび水のいずれもチャンネル６４を介 してプラグハウジング５０に入ることはできない。

第２図に示すように、プラグコンタクト３５．３８．３７および６Ｉは全て同じ 高さで配置される。電線を自動車に接続するために、結合プラグのハウジング６ ０は、プラグハウジング５０の前面５５からウェブ６５までチャンバ５６内に押 込まれる。プラグコンタクトのプラグイン端子３９は、詳しく示されていない結 合プラグと電気接続され、結合プラグのハウジングに固定される。プラグハウジ ング５０上に締め付けられノーズ７３の後方で結合するハウジング６０のヨーク ７４は、ハウジング６０を偶然のゆるみに反対して固定する。結合プラグのハウ ジング６０は、ハウジング６０がプラグハウジング５０内に挿入されているとき に前面５５の後方にチャンバ５６の内側で前面５５に対している密封部７５によ って取り囲まれる。説明されているように、チャンバ５６の内側でパリおよび溝 がないので、密封部７５は非常に有効である。いまやほこりは、プラグコンタク トと結合プラグのための、プラグハウジング５０と結合プラグのハウジング６０ の間に入ることができない。

プラグコンタクト８１それ自身および同様のものにおいて既知のように、ハウジ ング６０内に固定された結合プラグは、各結合プラグに接続されるケーブル８０ をそれぞれ取り囲む密封部を留め、各結合プラグが配置されている結合プラグハ ウジング６０の通路を密封する。したがって、はこりは結合プラグのハウジング ６０内の通路を通してプラグハウジング５ｏ内に入ることができず、プラグコン タクトおよび結合プラグに達することができない。したがってプラグコンタクト と結合プラグ間の電気接続は、はこりの堆積および腐食に対して非常にすぐれた 保護を行う。ギヤハウジングの内部におけるほこりの堆積もまた有効に阻止され る。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．カバーを含むギヤハウジングを具備し、ギヤハウジングと実質的に平行に配 置される複数のプラグコンタクトを具備し、そのプラグコンタクトの幾つかはギ ヤハウジング特にカバー上に固定され、少なくとも別のがモータ電流供給リード 線６２に接続されプラグハウジングに固定されるワイパモータ用の電気モータに おいて、プラグハウジングがその周りにリムを有する開口を具備し、ギヤハウジ ングに固定されたプラグコンタクトがその開口を介してプラグハウジングに達し 、プラグハウジングが開口の周りでギヤハウジングに対して密封して取付けられ ている自動車における風防ワイパ装置を駆動するためのワイパモータ用の電気モ ータ。
2. ２．プラグコンタクトのプラグイン端子がギヤハウジングのエッジ内に配置され 、プラグハウジングの開口のリムがプラグコンタクトのプラグイン端子の前方を 通る請求項１記載の電気モータ。
3. ３．ギヤハウジングに固定された複数のプラグコンタクトが、通路を通してエッ ジに接近してギヤハウジングの内部に把握され、前記プラグコンタクトが反対方 向において通路からギヤハウジングの密閉したエッジまで延在する請求項１また は２記載の電気モータ。
4. ４．プラグイン端子の領域、特にプラグコンタクトのプラグイン端子の前方にお いて、プラグハウジングがプラグインの方向において開かれ、それと垂直の全周 では閉じられている結合プラグのハウジング用のチャンバを形成している請求項 １乃至３のいずれか１項記載の電気モータ。
5. ５．密封部がプラグハウジングとギヤハウジングの間に挿入されている請求項１ 乃至４のいずれか１項記載の電気モータ。
6. ６．プラグハウジングが、プラグハウジング内の開口を取囲むカラーを具備する 請求項１乃至５のいずれか１項記載の電気モータ。
7. ７．ギヤハウジングがギヤハウジング上に固着するプラグコンタクトを固定およ び／または支持するためのプラスチック保持部材を含み、保持部材がギヤハウジ ングの開口内に配置されている請求項１乃至６のいずれか１項記載の電気モータ 。
8. ８．プラグハウジングとギヤハウジング間の密封部が保持部材によって予め固定 される請求項７記載の電気モータ。
9. ９．保持部材が周囲のカラーを具備する請求項７または８記載の電気モータ。
10. １０．ギヤハウジングに固定されたプラグコンタクトが、保持部材の支持部とプ ラグハウジングの壁の間で固定されている請求項７乃至９のいずれか１項記載の 電気モータ。
11. １１．ギヤハウジングに固着されたプラグコンタクトが、ギヤハウジングに平行 で、プラグコンタクトの縦方向に垂直な方向においてギヤハウジングに平行な部 分のそのプラグイン端子の足に保持部材によって固定されている請求項７乃至１ ０のいずれか１項記載の電気モータ。
12. １２．ギヤハウジングに固定されたプラグコンタクトが、保持部材によってプラ グイン端子の足でその縦の方向において固定されている請求項７乃至１０のいず れか１項記載の電気モータ。
13. １３．プラグコンタクトが、縦の方向で固定されるために少なくとも１つの横の エッジに突出部を具備する請求項１２記載の電気モータ。
14. １４．保持部材が、ギヤハウジングの金属部上特にギヤハウジングのカバー上に 直接注入モールドされる請求項７乃至１３のいずれか１項記載の電気モータ。
15. １５．保持部材と間隔を隔ててギヤハウジングがプラグハウジング用の固着手段 を具備し、固着手段がギヤハウジングの内側でプラスチックブリッジ素子によっ て保持部材に接続されている請求項１４記載の電気モータ。