JPH0348365Y2 - - Google Patents

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JPH0348365Y2
JPH0348365Y2 JP12909985U JP12909985U JPH0348365Y2 JP H0348365 Y2 JPH0348365 Y2 JP H0348365Y2 JP 12909985 U JP12909985 U JP 12909985U JP 12909985 U JP12909985 U JP 12909985U JP H0348365 Y2 JPH0348365 Y2 JP H0348365Y2
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board
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建築および構築物等の外装用ボードな
どボード材の取付の技術分野で利用されるもので
ある。
(従来の技術) 従来の建築物または構築物等においては第4図
に示す如く外装用ボードa,aの端面間の隙間b
には亜鉛引き鋼板等で成形されたハツト型ジヨイ
ント部材cでボード間隙bを一定に、その間隙b
にコーキング材dを充填してボード間の継目を埋
めて目地とする工法が一般的に施工されている。
したがつてハツト型ジヨイント部材cの山形部f
の表面にはコーキング材dが固着する。しかし外
装用ボードa,aは外気温度の変化、日照等の影
響を受けて膨張、収縮が繰り返され、コーキング
材dには絶えず引張および圧縮力が作用し、時間
の経過につれてコーキング材dにクラツクeが発
生し雨水等が浸入して耐久力が低下するという問
題が生じている。
(考案の目的) 本考案はこのようにして発生するコーキング材
のクラツクを防止するための外装材接続部構造を
提供することを目的とする。
(考案の構成) 前記目的を達成するための手段は、建築および
構築物等のボードなどの外装材のボード端面を対
向せしめ、該ボード端面間にハツト型ジヨイント
部材の山形部を介在せしめ、該ボード端面間の隙
間にコーキング材を充填した継目部において、前
記ハツト型ジヨイント部材の山形部の表面にポリ
エチレン系その他非接着性樹脂の塗装を施し、該
ポリエチレン系等の樹脂塗装と前記コーキング材
との接着を防止したことを特徴とする構築物のボ
ード等外装材の接続部構造である。
本考案の作用は上記の手段により外装材ボード
端面間の隙間に充填されたコーキング材は前記ハ
ツト型ジヨイント部材の山形部には接着しないか
ら外装材ボードの温度の変化による膨張または収
縮に対してコーキング材が均一に膨張、収縮する
ことになり、コーキング材のクラツクの発生が防
止できるものである。
(実施例) 以下、本考案の構築物のボード等外装材の接続
部構造の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本考案を適用した建築物の一部を正面
図で示し、第2図に外装材ボードと上記ハツト型
ジヨイント部材の接続部構造を断面図で示し、第
3図にハツト型ジヨイント部材の一部を斜視図で
示す。
Fは建物の一部であり、Wは窓である。ハツト
型ジヨイント部材1は、0.2mm〜0.8mm程度の厚み
の鋼板2がハツト型に成型され、鋼板2の表面に
はポリエチレン系樹脂、その他ポリフエニレンス
ルフイド樹脂等の非接着性樹脂の塗装3が0.3mm
〜0.4mm程度の厚みで施され、中央の山形部4の
両側の袖部5,5の端縁部5a,5aは上側に折
り返され、袖部5,5の適当な位置にはねじ孔1
a,1aが設けられている。
本考案の構築物のボード等外装材の接続部構造
を説明すると、構築物の柱にアスフアルトフエル
トその他のシート材9を当接し、このシート材9
にジヨイント部材1を当接してねじ10で締め付
けられる。次にジヨイント部材1の山形部4の側
壁4c,4dに外装材ボード6の端面6a,6b
を当接して外装材ボード6が固定される。次に外
装材ボード6,6の端面6a,6bが対向してい
る隙間にはアクリル樹脂、ウレタン樹脂などのコ
ーキング材7が充填される。
前記ジヨイント部材1の山形部4には表面が非
接着性を持つポリエチレン樹脂等の塗装が施され
ているからコーキング材7は接着されず僅かな隙
間11ができることとなる。
なお、前記実施例では前記非接着性樹脂の塗装
3がジヨイント部材1の上面のほぼ全面に施して
あるが、その塗装を山形部4の上面のみに施して
もよい。
ハツト型ジヨイント部材1の標準寸法を下記に
示す。
山形部高約5mm 山形部巾約8mm 袖部の巾各20mm ハツト型ジヨイント部材全長約3030mm 上記寸法は建築物や構築物の大きさにより適宜
の異る寸法のものが用いられる。
(考案の効果) 本考案の構築物等のボードの接続部構造による
と対向するボードの端面間にハツト型ジヨイント
部材の山形部が介在されその頂面に非接着性の樹
脂が塗装された構造であるからボード端面間の隙
間を充填するコーキング材はボード端面には接着
するが前記ジヨイント部材の山形部には接着しな
いのでボードの温度が変化しても伸縮の際に均一
な伸縮力が作用しクラツクの発生が防止できると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のボード等外装材の接続部構造
を施工した建物の一部を前面より見た図、第2図
は第1図で鎖線円で囲んだ部分の前記接続部構
造を示す断面図、第3図はハツト型ジヨイント部
材の斜視図、第4図は従来例の接続部構造の断面
図である。 1……ジヨイント部材、1a……ねじ孔、2…
…鋼板、3……非接着性樹脂塗装、4……山形
部、5……袖部、6……外装材ボード、6a,6
b……端面、7……コーキング材、8……柱、9
……アスフアルトフエルト、10……ネジ、11
……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 構築物等のボードなどの外装材のボード端面を
    対向せしめ、該ボード端面間にハツト型のジヨイ
    ント部材の山形部を介在せしめ、該ボード端面間
    の隙間にコーキング材を充填した継目部におい
    て、前記ジヨイント部材の山形部の表面にポリエ
    チレン系その他非接着性樹脂の塗装を施し、該ポ
    リエチレン系その他非接着性樹脂塗装と前記コー
    キング材との接着を防止したことを特徴とする構
    築物のボード等外装材の接続部構造。
JP12909985U 1985-08-23 1985-08-23 Expired JPH0348365Y2 (ja)

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JP12909985U JPH0348365Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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JPS6236128U JPS6236128U (ja) 1987-03-03
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0620827Y2 (ja) * 1987-06-16 1994-06-01 川口鋳物工業協同組合 建物外装用複合パネル
JP5065816B2 (ja) * 2007-09-05 2012-11-07 日鉄住金鋼板株式会社 塗装板及びジョイナー

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JPS6236128U (ja) 1987-03-03

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