JP2577024Y2 - 屋根パネルの接続構造 - Google Patents

屋根パネルの接続構造

Info

Publication number
JP2577024Y2
JP2577024Y2 JP1990013368U JP1336890U JP2577024Y2 JP 2577024 Y2 JP2577024 Y2 JP 2577024Y2 JP 1990013368 U JP1990013368 U JP 1990013368U JP 1336890 U JP1336890 U JP 1336890U JP 2577024 Y2 JP2577024 Y2 JP 2577024Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
roof panel
roofing
connection structure
planar substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990013368U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03105624U (ja
Inventor
育男 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP1990013368U priority Critical patent/JP2577024Y2/ja
Publication of JPH03105624U publication Critical patent/JPH03105624U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2577024Y2 publication Critical patent/JP2577024Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、屋根パネルの接続構造に関し、屋根パネ
ルを使用して葺く屋根葺構造の改良に関する。
[従来の技術] 従来、プレハブ工法として、予め単位大きさとされた
野地板上にルーフィングシート及び屋根瓦を葺き上げて
おき、この単位大きさとされた屋根パネルを屋根上に配
置固定することで一気に屋根を仕上げる工法が採られる
ことがある(例えば実公昭25−1041号公報)。
このような工法により屋根を葺き上げる際、屋根パネ
ルの連設部に発生する隙間を覆う必要上、第6図に示す
ように屋根パネルAの突き合わせ両側端に、野地板とな
る平面状基板B上に葺かれる屋根材A′を交互に凹凸上
に延出させておき、一段おきに差込板A″を差し込み雨
仕舞いすることや、第7図に見られるように屋根材A′
と平面状基板Bとの間に基板Cを介在させて、その両側
から屋根材A′、A′を当てつけ、両屋根材A′、A′
間から上方に突出する基板Cに対し水切り役物Dを嵌着
し、両屋根材A′、A′を基板Cと水切り役物Dで挟み
つけると共に、隙間Eのシールを施すようにしていた。
[従来の技術の問題点] しかしながら、上記方法による場合、前者の屋根材延
出の屋根パネルによる場合は屋根パネルを並べたとき、
接合目地部分には屋根材A′が一枚置きに延出している
ので屋根下地の防水層を確実に接合することができない
問題があった。
また接合部の防水を行う差込板A″は延出した屋根材
A′の下に上部が差込まれるので、差し込み作業が困難
となる上、差し込み部には釘打ちができず確実な固定が
できない、又無理に釘止めしようとすれば露出部に釘を
打たざるを得ず防水上不都合となる問題があった。
一方、後者の水切り役物Dを使用する手段の場合、水
切り役物Dは、金属またはアルミニウム等で成形され、
屋根材A′とは異種材料であって、葺き上げ後の屋根外
面に露呈するので、屋根面の屋根材A′による連続的な
外観体裁が損なわれる欠点があった。
また、水切り役物Dと基板Cとの接続不完全により漏
水が発生しやすく、水切り役物Dと基板Cとを一体の成
形品とした場合でも、隙間長手方向の隣接する水切り用
成形品同士の接続が困難なため、該接続部で漏水が生じ
る問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は上記問題点に鑑み、屋根材の連続的な外観
体裁を保つことができると共に、屋根パネルの突合わせ
隙間部分の防水性を好適に保つことができる屋根パネル
の接続構造を提供することを目的としてなされたもので
ある。
〔課題を解決するための技術〕
即ち、この考案の屋根パネルの接続構造は、平面状基
板上に防水シートを介し屋根材を千鳥葺に、かつ前記平
面状基板の側端部表面には露出部を残して予め葺き固定
してなる屋根パネルの接続構造であって、互いに端面を
突合わせた屋根パネルの平面状基板間に防水テープが貼
着され、この防水テープ上に、前記屋根材と同質で、か
つ該屋根材間の隙間に嵌合し得る広狭2種の幅を有した
ジョイント板が前記互いに対向する屋根材間に葺き上げ
方向に一部を重畳させつつ交互に重ねて配置されると共
に前記ジョイント板はその上端部が前記平面状基板に釘
止めされ、該釘止め部が上部に重ねたジョイント板で覆
われてなることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図はこの考案の実施例の一部破断平面図、第2図
は第1図のII−II線断面図、第3図および第4図はこの
考案の実施例に用いるジョイント板の平面図である。
この考案の屋根パネルの接続構造は、平面状基板1A上
にルーフィングシートなどの防水シート1Bを介し屋根材
2…2を千鳥葺に、かつ平面状基板1Aの側端部には露出
部1C、1Cを残して予め葺き固定してなる屋根パネル1を
接合するにあたり、互いに端面を突合わせた屋根パネル
1の平面状基板1A間に防水テープ3が貼着され、この防
水テープ3上に、屋根材2と同質で、かつ屋根材2間の
広狭2種の隙間S1、S2に嵌合し得る幅を有する同じく広
狭2種のジョイント板4A、4Bが互いに対向する屋根材
2、2間に葺き上げ方向に交互に重ねて配置されて構成
されている。
上記において,屋根パネル1上に葺かれる屋根材2…
2の葺き状態は図示のように1/3幅づつずらせて千鳥葺
きとする他、屋根材2…2の葺き上げパターンの多様性
を持たせるため、上記以外に例えば1/2あるいはその他
実数分の1づつずらせた状態で葺かれる。
従って、互いに突合わされる屋根パネル1、1の屋根
材2…2間の対向隙間S1、S2は図示したように1:2の広
狭の間隔となるほか種々の隙間となる。
なお、屋根材間の隙間S1、S2の幅は上述のように任意
であるが、その隙間S1、S2に葺き重ねられるジョイント
板4A、4Bの重ね部分の防水性を高めるため、広狭2種の
隙間S1、S2が幅広のジョイント板4Aの幅Lを、幅狭のジ
ョイント板4Bの幅1とその働き幅dの和以上(L≧1+
d)とすることが望ましい。
また上記実施例として方形状の屋根材2を使用した場
合を示したが、第5図に示すように他の形状の屋根材を
使用しても同様に実施出来る。
〔作用〕
上記の構造によれば、屋根パネル1の平面状基板1Aの
側端部には露出部が形成されているため、この部分に防
水テープ3が容易に貼着でき、従来のような金属または
アルミニウムのような水切り役物を用いずとも、防水テ
ープ3と、その上に葺き重ねられた、屋根材2と同様の
ジョイント板4A、4Bにより防水処理が施される。
また、ジョイント板4A、4Bを葺く場合、目地部の隙間
において下段のジョイント板4Aを両平面状基板1A、1Aに
かけ配置後釘固定し、その釘打部分を覆って上段のジョ
イント板4Bを重ね、再び両平面状基板1A、1Aにかけ配置
後釘固定していくため、ジョイント板4A、4Bは両平面状
基板1A、1Aにかけて固定され止着強度の向上が図られ
る。又釘穴までの重なりも充分とれ防水性が確保でき
る。
〔効果〕
以上説明したように、この考案の屋根パネルの接続構
造では、屋根外面に異種部材の露呈がなく、屋根材の連
続性が保たれる結果、外観体裁が向上する。また屋根パ
ネルの目地状隙間が防水テープ及びジョイント板により
二重に覆われることにより防水性が好適に保たれ、さら
にジョイント板は夫々両野地板に釘固定されるので止着
強度に優れるなど種々の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の一部破断平面図、第2図は
第1図のII−II線断面図、第3図および第4図はジョイ
ント板の平面図、第5図は変形例を示す屋根パネルの平
面図、第6図、第7図は従来構造の断面図である。 1…屋根パネル、1A…平面状基板、1B…防水シート、1C
…露出部、2…屋根材、3…防水テープ、4A…広幅ジョ
イント板、4B…狭幅ジョイント板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04D 1/00 E04D 1/12 E04D 1/36 E04D 3/00 E04D 3/40

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面状基板上に防水シートを介し屋根材を
    千鳥葺に、かつ前記平面状基板の側端部表面には露出部
    を残して予め葺き固定してなる屋根パネルの接続構造で
    あって、互いに端面を突合わせた屋根パネルの平面状基
    板間に防水テープが貼着され、この防水テープ上に、前
    記屋根材と同質で、かつ該屋根材間の隙間に嵌合し得る
    広狭2種の幅を有したジョイント板が前記互いに対向す
    る屋根材間に葺き上げ方向に一部を重畳させつつ交互に
    重ねて配置されると共に前記ジョイント板はその上端部
    が前記平面状基板に釘止めされ、該釘止め部が上部に重
    ねたジョイント板で覆われてなることを特徴とする屋根
    パネルの接続構造。
JP1990013368U 1990-02-13 1990-02-13 屋根パネルの接続構造 Expired - Fee Related JP2577024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990013368U JP2577024Y2 (ja) 1990-02-13 1990-02-13 屋根パネルの接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990013368U JP2577024Y2 (ja) 1990-02-13 1990-02-13 屋根パネルの接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03105624U JPH03105624U (ja) 1991-11-01
JP2577024Y2 true JP2577024Y2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=31516785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990013368U Expired - Fee Related JP2577024Y2 (ja) 1990-02-13 1990-02-13 屋根パネルの接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2577024Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59161549A (ja) * 1983-03-07 1984-09-12 ミサワホ−ム株式会社 後付スレ−ト葺き工法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03105624U (ja) 1991-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2577024Y2 (ja) 屋根パネルの接続構造
JP3344784B2 (ja) 胴差目地交差部の防水構造
JP3283983B2 (ja) 粘着剤付ルーフィング
JP4527856B2 (ja) 外壁目地構造及び外壁目地施工方法
JP3924340B2 (ja) 屋根パネル接合部の防水構造
JP2740311B2 (ja) 屋根パネルの接続構造
JPH0735952Y2 (ja) 屋根葺構造
JP4167375B2 (ja) 外壁の目地構造及び外壁目地施工方法
JP3794655B2 (ja) インナーバルコニーの構築方法
JP2912798B2 (ja) 建物の屋根並びにその施工方法
JPH0424017Y2 (ja)
JPH0368983B2 (ja)
JPH0348978Y2 (ja)
JPH056339Y2 (ja)
JPS609623B2 (ja) 外囲体
JP2003097027A (ja) フローリング材と該フローリング材を使用した床の施工法
JPH0542170Y2 (ja)
JPH0367176B2 (ja)
JP2938519B2 (ja) けらば用屋根瓦とけらば部分の施工方法
JP2771345B2 (ja) 屋根棟部の構造
JPH0610024Y2 (ja) 屋根パネルの防水接続構造
JPH0712507Y2 (ja) 屋根パネルの接続構造
JPS609320Y2 (ja) 屈曲面用モルタル下地材
JPH0610015Y2 (ja) 降り棟の構造
JPS581542Y2 (ja) タイルパネル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees