JPH0341192Y2 - - Google Patents

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JPH0341192Y2
JPH0341192Y2 JP2398587U JP2398587U JPH0341192Y2 JP H0341192 Y2 JPH0341192 Y2 JP H0341192Y2 JP 2398587 U JP2398587 U JP 2398587U JP 2398587 U JP2398587 U JP 2398587U JP H0341192 Y2 JPH0341192 Y2 JP H0341192Y2
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JP
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cylindrical member
adapter
connector
annular protrusion
pipe
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、パイプ接続構造に関する。
b 従来の技術 従来より、自動車等にオイル、エアあるいは燃
料等を供給するためのパイプ同志を接続しかつ離
間することができるように構成したパイプ接続構
造(実開昭57−37190)がある。
第10図および第11図は、このような従来の
パイプ接続構造の例を示すものである。
このようなパイプ接続構造は、接続されるパイ
プ1の先端部に嵌合された基部2と、複数個の弧
状片3a,3b,3c,3dに分割されて拡開状
に形成された遊端部3とから成るコネクタ4を有
し、これら弧状片3a,3b,3c,3dのうち
の対抗する一対の片3a,3cの外面には係止凸
部5,5が形成され、さらにこのコネクタ4が挿
入される挿入孔6が形成されるとともに前記係止
凸部5,5が係合する係合凸部7,7が形成され
たアダプタ8とを有し、このアダプタ8と前記パ
イプ1との間の気密を図るパイプの先端部に弾性
体リング9が嵌合されて成る。
当該パイプ接続構造において、アダプタ8から
コネクタ4を切離すには、コネクタ4の弧状片3
a,3cをその弾性に抗してパイプ1側へ押して
係止凸部5,5を凹部7,7から外し、その状態
で離間させることによつて行なわれる。
また、コネクタ4をアダプタ8に連結するに
は、上記と逆の操作を行なえば良い。
c 発明が解決しようとする問題点 ところで、上記したような従来のパイプ接続構
造においては、パイプ1の先端部1aは基部2ま
たは弾性体リング9を介してアダプタ8に固定さ
れるが、パイプ1の手前側部1bは少なくともそ
の半径方向に揺動可能となつている。
したがつて、パイプ1の手前側部1bが摺動さ
れることにより、コネクタ4とアダプタ8との間
にガタが生じ、これによつて、パイプ1の先端部
1aとアダプタ8との間のシーリングが不良にな
り漏れが発生したり、またコネクタ4とアダプタ
8の結合が突然解除される虞れがあつた。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、
コネクタとアダプタの接続状態においてガタが生
じることを防止できるパイプ接続構造を提供する
ことを目的とする。
d 問題点を解決するための手段 本考案では、上記目的を達成するために、一方
のパイプに連通される第1筒状部材の先端部に環
状凸部を形成するとともに該環状凸部の手前側部
分に解除ブロツクを摺動自在に挿通して成るコネ
クタと、該コネクタの先端部を保持するとともに
上記環状凸部を受けるためのストツパ部を他方の
パイプに連通される第2筒状部材内に有し、かつ
上記環状凸部を上記ストツパ部との間で着脱自在
に保持係合するための弾性リテーナを有するアダ
プタとから成り、上記解除ブロツクは、上記第1
筒状部材の環状凸部より手前側部分を上記アダプ
タの第2筒状部材に対して半径方向に移動不能に
保持する保持部と、上記環状凸部側に前進させる
ことにより上記弾性リテーナを拡開してその上記
環状凸部との係合を解く解除部とを有する構成と
している。
e 実施例 以下、本考案に係るパイプ接続構造の一実施例
について添付図面を参照ながら詳細に説明する。
第1図〜第8図は、本考案の一実施例を示すも
のである。
本実施例のパイプ接続構造では、一方のパイプ
(図示せず)に連通される第1筒状部材11の先
端部11a近傍に環状凸部12を形成するととも
に該環状凸部の手前側部分11bに解除ブロツク
13を摺動自在に挿通して成るコネクタ14と、
該コネクタの先端部11aを保持するとともに環
状凸部12を受けるためのストツパ部15を略円
筒状の第2筒状部材16内に有し、かつ環状凸部
12をストツパ部15との間で着脱自在に保持係
合するための弾性リテーナ17を有するアダプタ
18とから構成される。
環状凸部12は、第1筒状部材11の一部を外
側へしわ寄せて形成されている。
また、第2筒状部材16は、図示しない別のパ
イプに連通されるものである。
解除ブロツク13は、略円筒状の挿入部13a
と、該挿入部の後方に大径に形成したノブ13b
とから成り、しかもその軸方向に伸びる挿通孔1
3cを有する。挿通孔13cは、第1筒状部材1
1を挿通すべく、該部材の外径に略等しく形成さ
れている。
解除ブロツク13の挿入部13aには、環状の
大溝19および小溝20が形成されている。
さらに、解除ブロツク13の挿入部13aは、
アダプタ18の第2筒状部材16の大径部16a
の内径よりもやや小さい外径で形成され、その大
溝19と小溝20との間の部分を第1筒状部材1
1を保持する保持部21とし、その大溝19より
前方部分を後述するリテーナ17を拡開するため
の解除部22としている。
アダプタ18の第2筒状部材16は、大径部1
6a、中径部16bおよび小径部16cから成
る。大径部16aと中径部16bとの間および中
径部16bと小径部16cとの間には、それぞれ
段部16d,16eが形成されている。特に、小
径部16cの内径は、第1筒状部材11の外径に
略等しく形成されている。
また、大径部16aには、その後方側に円周方
向に延びる一対の矩形状孔16f,16fが形成
されている。孔16f,16fは、互いに対峙す
る態様で形成されている。
第2筒状部材16の中径部16b内には、スペ
ーサ23、該スペーサを挟んで一対のOリング2
4,24およびストツパ15が配設されている。
ここで、ストツパ15は、フランジ部15aを
有し、該フランジ部を段部16dに掛けて配設さ
れている。
スペーサ23およびOリング24,24は、ス
トツパ15と段部16eによつて挟持されてい
る。
ストツパ15、スペーサ23およびOリング2
4,24それぞれの内径は、小径部16cの内径
に略等しい。
リテーナ17は、その前方に略リング状の基部
25を有し、その後方に円弧状の一対の保持部2
6,26を有し、さらに該保持部のそれぞれから
前方へ2本ずつ延設された計4本の弾性片27,
27,27,27を有する。
基部25は、第1筒状部材11の挿通するに十
分な大きさの孔25aを有する。
保持部26,26は、その中央で、軸方向に延
設された部材28,28を介してそれぞれ基部2
5と連結されている。
保持部26には、円周方向に適宜離間された一
対の突出片26a,26aが形成されている。突
出片26a,26aは、保持部26を切起こして
形成される。
また、少なくとも一方の保持部26には、別の
突出片26bが軸方向に切起こされて内方に突出
される態様で形成されている。
弾性片27は、それぞれ先端部27aが外方か
つ後方側に押曲げられて形成されている。弾性片
27は、それぞれ、先端部27aに向かうに従い
中心軸に近づくべくわずかに折曲されている。
リテーナ17は、第2筒状部材16の大径部1
6a内に配設される。すなわち、弾性リテーナ1
7は、その基部25がストツパ15のフランジ部
15aに当接され、保持部26の突出片26a,
26aが大径部16aの孔16f内に嵌入させる
ことによつて第2筒部材16に固定される。
このとき、リテーナ17は、その突出片26
a,26aが孔16fの円周方向両端縁16g,
16gにそれぞれ係合されることによつてその円
周方向の回動が規制されるとともに、その突出片
26a,26aが孔16fの軸方向両端縁16
h,16hにそれぞれ係合されることによつてそ
の軸方向の移動が規制されている。
次に、コネクタ14のアダプタ18への接続に
ついて説明する。
まず、第1筒状部材11の先端部11aをスト
ツパ15、スペーサ23およびOリング24,2
4を介して小径部16内へ挿入する。すると、第
1筒状部材11の環状凸部12がストツパ15に
当接したところで、弾性片27の先端部27aが
環状凸部12の後方へ係合し、該環状凸部を先端
部27aとストツパ15とによつて挟持固定す
る。これによつて第1筒状部材11の軸方向の移
動は規制され、コネクタ14のアダプタ18への
接続が完了する。
また、この接続に際し、解除ブロツク13の解
除部22は、リテーナ17の突出片26bを押し
上げてこれを超え、突出片26bは、解除ブロツ
ク13の大溝19内に位置されている。これによ
り、解除ブロツク13は、第2筒状部材16に離
脱自在に保持されている。
この接続状態において、コネクタ14の第1筒
状部材11は、その先端部11aが小径部16c
等によつてその半径方向の移動が規制され、その
手前側部分11bが解除ブロツク13の保持部2
1を介して大径部16aによつてその半径方向の
移動が規制されることによつて、アダプタ18の
第2筒状部材16に確実に保持されている。
また、このとき、Oリング24,24によつ
て、パイプ11の先端部11aと第2筒状部材1
6間が完全にシールされる。
次に、この接続状態を解くには、解除ブロツク
13を第1筒状部材11に沿つて前進させる。こ
れに従い、その解除部22が弾性片27,27、
27,27を外方へ押し広げることにより、その
先端部27a,27a,27a,27aの環状凸
部12との係合が解かれる。次いで、第1筒状部
材11をアダプタ18から引き離せば、突出片2
6bと解除ブロツク13の大溝19との係合も解
かれ、これによつて、コネクタ14のアダプタ1
8からの離間が完了する。
上記したように、本実施例では、解除ブロツク
13を前進させてコネクタ14とアダプタ18と
の接続を解くように構成しているため、特に、何
らかの外部からの力によつて解除ブロツク13が
前進されて接続状態が突然解かれたりしないよう
に、第1図および第2図に示すような略逆U字形
状の安全ピン29を用いている。すなわち、この
接続状態において、安全ピン29を解除ブロツク
13の小溝20に嵌着すれば、該安全ピンが第2
筒状部材16の大径部16aの手前端に掛かり、
これにより、解除ブロツク13のそれ以上の前進
が防止され、この接続状態は安定して保たれる。
また、上記実施例では、第2筒状部材16の孔
16fは、第2筒状部材16の孔16fを第3図
に示すように形成したが、本考案では、孔16f
に代えて第2筒状部材16の大径部16aの内周
面に環状に形成することによつて得られる第8図
に示すような環状凹部30を採用しても良い。環
状凹部30は、孔16fと同様に一対のもので、
互いに対峙されて形成される。
f 考案の効果 以上説明したように、本考案に係るパイプ接続
構造によれば、その先端部は直接第2筒状部材に
よつてその半径方向の移動が規制され、かつその
手前側部分は解除ブロツクの保持部によつてその
半径方向の移動が規制されるので、第1筒状部材
は、確実に第2筒状部材に保持されるので、コネ
クタをアダプタに接続させた状態においては、互
いにガタつくことが無い。
したがつて、コネクタのアダプタとの接続状態
が突然解かれたり、それら間のシーリングが不良
になつて液体が漏れ出す虞れも十分防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案に係るパイプ接続構造
の一実施例を示すもので、第1図はその分解斜視
図、第2図はその断面図、第3図はその一部を拡
大して示す断面図、第4図はそのリテーナの正面
図、第5図はそのリテーナの側面図、第6図はそ
のリテーナの背面図、第7図は第6図におけるA
−O−A線断面図、第8図はその一部を変形した
例を示す断面図、第9図および第10図は従来の
パイプ接続構造を示すもので、第9図はその断面
図、第10図はそのコネクタの斜視図である。 11……第1筒状部材、11a……先端部、1
1b……手前側部分、12……環状凸部、13…
…解除ブロツク、13a……挿入部、13b……
ノブ、14……コネクタ、15……ストツパ、1
5a……フランジ部、16……第2筒状部材、1
6a……大径部、16b……中径部、16c……
小径部、16d,16e……段部、16f……
孔、16g,16h……端縁部、17……リテー
ナ、18……アダプタ、19……大溝、20……
小溝、21……保持部、22……解除部、23…
…スペーサ、24……Oリング、25……基部、
25a……孔、26……保持部、26a,26b
……突出片、27……弾性片、27a……先端
部、28……部材、29……安全ピン、30……
凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方のパイプに連通される第1筒状部材の先端
    部に環状凸部を形成するとともに該環状凸部の手
    前側部分に解除ブロツクを摺動自在に挿通して成
    るコネクタと、該コネクタの先端部を保持すると
    ともに上記環状凸部を受けるためのストツパ部を
    他方のパイプに連通される第2筒状部材内に有
    し、かつ上記環状凸部を上記ストツパ部との間で
    着脱自在に保持係合するための弾性リテーナを有
    するアダプタとから成り、上記解除ブロツクは、
    上記第1筒状部材の環状凸部より手前側部分を上
    記アダプタの第2筒状部材に対して半径方向に移
    動不能に保持する保持部と、上記環状凸部側に前
    進させることにより上記弾性リテーナを拡開して
    その上記環状凸部との係合を解く解除部とを有す
    る構成としたことを特徴とするパイプ接続構造。
JP2398587U 1987-02-20 1987-02-20 Expired JPH0341192Y2 (ja)

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JP2398587U JPH0341192Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

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JP2398587U JPH0341192Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

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JPS63132192U JPS63132192U (ja) 1988-08-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2772458B1 (fr) * 1997-12-11 2000-01-14 Legris Sa Dispositif de raccordement rapide d'un tube a un element rigide a bague anti-extraction et temoin d'integrite
JP5489666B2 (ja) * 2009-11-19 2014-05-14 株式会社ブリヂストン 管継手

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