JPH0341025B2 - - Google Patents
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- JPH0341025B2 JPH0341025B2 JP58146025A JP14602583A JPH0341025B2 JP H0341025 B2 JPH0341025 B2 JP H0341025B2 JP 58146025 A JP58146025 A JP 58146025A JP 14602583 A JP14602583 A JP 14602583A JP H0341025 B2 JPH0341025 B2 JP H0341025B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- pulse
- motor
- pulses
- pulse generator
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P5/00—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
- H02P5/46—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors for speed regulation of two or more dynamo-electric motors in relation to one another
- H02P5/50—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors for speed regulation of two or more dynamo-electric motors in relation to one another by comparing electrical values representing the speeds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F23/00—Accessories or equipment combined with or arranged in, or specially designed to form part of, gear-cutting machines
- B23F23/006—Equipment for synchronising movement of cutting tool and workpiece, the cutting tool and workpiece not being mechanically coupled
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F23/00—Accessories or equipment combined with or arranged in, or specially designed to form part of, gear-cutting machines
- B23F23/12—Other devices, e.g. tool holders; Checking devices for controlling workpieces in machines for manufacturing gear teeth
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T409/00—Gear cutting, milling, or planing
- Y10T409/10—Gear cutting
- Y10T409/101431—Gear tooth shape generating
- Y10T409/10159—Hobbing
- Y10T409/101749—Process
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Gear Processing (AREA)
- Control Of Multiple Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、互いに回転する工具とワークとを同
期的に回転する同期運転制御装置に関し、一層詳
細には、回転する工具の回転数に係るパルス列を
所定の割出テーブルに基づいて分周し、その分周
された出力でワーク用のパルスモータを駆動する
ことにより、回転工具とワークとの同期運転を達
成するよう構成した工具とワークの同期運転制御
装置に関する。
期的に回転する同期運転制御装置に関し、一層詳
細には、回転する工具の回転数に係るパルス列を
所定の割出テーブルに基づいて分周し、その分周
された出力でワーク用のパルスモータを駆動する
ことにより、回転工具とワークとの同期運転を達
成するよう構成した工具とワークの同期運転制御
装置に関する。
従来、ワーク、例えば歯車に対し周面に螺旋状
の突条を設けた砥石を噛合させ、その歯車列を研
磨する装置が採用されている。この場合、砥石と
ワークとの間に同期運転が達成されないと砥石の
研削作用がワークの夫々の歯に均一に施されなく
なり所望のワークが得られない。従つて、砥石と
ワークとの間には、常に、 (砥石回転数)×(砥石条数)=(ワーク
回転数)×(ワーク歯数)……(第1式) の関係が維持されなければならない。
の突条を設けた砥石を噛合させ、その歯車列を研
磨する装置が採用されている。この場合、砥石と
ワークとの間に同期運転が達成されないと砥石の
研削作用がワークの夫々の歯に均一に施されなく
なり所望のワークが得られない。従つて、砥石と
ワークとの間には、常に、 (砥石回転数)×(砥石条数)=(ワーク
回転数)×(ワーク歯数)……(第1式) の関係が維持されなければならない。
このように砥石とワークとの同期運転を行う場
合、従来技術によれば、ワーク側に複数個のチエ
ンジ用ギヤを装着し、このギヤを適宜チエンジし
て使用することにより砥石側の回転数と同期をと
るようにしていた。
合、従来技術によれば、ワーク側に複数個のチエ
ンジ用ギヤを装着し、このギヤを適宜チエンジし
て使用することにより砥石側の回転数と同期をと
るようにしていた。
然しながら、この装置では、精度の高いチエン
ジ用ギヤを多数個必要とし、装置自体が大型化す
ると共に高価になるし、また、ギヤのチエンジに
長時間かかるために機械全体の稼働率も大きく下
がつてしまう。さらに、ワークを回転するための
ワーク用モータからワーク自体にいたるまで多数
のギヤが介装されるため夫々のギヤが具有する回
転誤差に伴う回転精度の劣化が生ずる等種々の不
都合が顕在化していた。さらにまた、数値制御的
に、予め、砥石回転用データとワーク回転用デー
タとを記憶装置に入力し、これらのデータに追従
して、夫々、砥石とワークとを回転させる方法も
考え得るが砥石回転用のモータが高精度でなけれ
ばならず、結局、装置全体が高価になるという問
題点があつた。
ジ用ギヤを多数個必要とし、装置自体が大型化す
ると共に高価になるし、また、ギヤのチエンジに
長時間かかるために機械全体の稼働率も大きく下
がつてしまう。さらに、ワークを回転するための
ワーク用モータからワーク自体にいたるまで多数
のギヤが介装されるため夫々のギヤが具有する回
転誤差に伴う回転精度の劣化が生ずる等種々の不
都合が顕在化していた。さらにまた、数値制御的
に、予め、砥石回転用データとワーク回転用デー
タとを記憶装置に入力し、これらのデータに追従
して、夫々、砥石とワークとを回転させる方法も
考え得るが砥石回転用のモータが高精度でなけれ
ばならず、結局、装置全体が高価になるという問
題点があつた。
そこで、本発明者等は、鋭意研究並びに工夫を
重ねた結果、砥石用モータによつて回転する砥石
に直結してパルス発生器を装着し、このパルス発
生器で生起したパルスを砥石とワークの歯数比に
あつたパルスに分周してこれをワーク用パルスモ
ータに入れてワーク自体を回転させ砥石と噛合さ
せ、この場合、砥石に直結するパルス発生器の1
回転あたりの割出誤差をワークの歯車精度および
ワーク用モータの割出精度より極小に抑えると共
にパルス発生器から供給されるパルス列を分周す
る際に予め設定したデータに基き修正し、そのパ
ルス信号をワーク用モータに送り込むようにすれ
ば砥石モータに対し、比較的容易に且つ精度的に
も優れたワークモータの同期回転が得られ前記の
問題点が一挙に解消することが判つた。
重ねた結果、砥石用モータによつて回転する砥石
に直結してパルス発生器を装着し、このパルス発
生器で生起したパルスを砥石とワークの歯数比に
あつたパルスに分周してこれをワーク用パルスモ
ータに入れてワーク自体を回転させ砥石と噛合さ
せ、この場合、砥石に直結するパルス発生器の1
回転あたりの割出誤差をワークの歯車精度および
ワーク用モータの割出精度より極小に抑えると共
にパルス発生器から供給されるパルス列を分周す
る際に予め設定したデータに基き修正し、そのパ
ルス信号をワーク用モータに送り込むようにすれ
ば砥石モータに対し、比較的容易に且つ精度的に
も優れたワークモータの同期回転が得られ前記の
問題点が一挙に解消することが判つた。
従つて、本発明の目的は工具の回転速度に応じ
て第1の周波数でパルスを発生させるためのパル
ス発生器と、ワークを回転させるために該ワーク
の回転駆動軸に連結されたワーク用モータと、前
記パルス発生器に接続されて調整自在な第2の周
波数で駆動パルスを発生させるための可変分周器
と、前記第2の周波数によつて得られる速度で前
記ワーク用モータを付勢する手段と、前記可変分
周器に接続され、前記可変分周器がパルス発生器
によつて生成されたパルスを分周するとき生ずる
割出誤差を修正するためのデータを記憶するテー
ブルメモリと、からなり、且つ前記第2の周波数
は前記ワーク用モーターを付勢するために所定の
数のパルスを生成すべく前記蓄積された割出誤差
を修正するためのデータによつて調整されること
を特徴とする同期運転制御装置を提供することに
ある。
て第1の周波数でパルスを発生させるためのパル
ス発生器と、ワークを回転させるために該ワーク
の回転駆動軸に連結されたワーク用モータと、前
記パルス発生器に接続されて調整自在な第2の周
波数で駆動パルスを発生させるための可変分周器
と、前記第2の周波数によつて得られる速度で前
記ワーク用モータを付勢する手段と、前記可変分
周器に接続され、前記可変分周器がパルス発生器
によつて生成されたパルスを分周するとき生ずる
割出誤差を修正するためのデータを記憶するテー
ブルメモリと、からなり、且つ前記第2の周波数
は前記ワーク用モーターを付勢するために所定の
数のパルスを生成すべく前記蓄積された割出誤差
を修正するためのデータによつて調整されること
を特徴とする同期運転制御装置を提供することに
ある。
次に、本発明に係る同期運転制御装置について
好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
第1図は、本発明装置を実施するための歯車加
工機械の外観構成を示し、その中、参照符号10
は、ベツドを示し、このベツド10の上面に切込
テーブル12が配設される。切込テーブル12
は、切込モータ14の回転作用下に矢印A方向に
進退動作する。前記切込テーブル12の上面に
は、さらに、トラバーステーブル16が配設さ
れ、このテーブル16はトラバースモータ18に
より矢印A方向に垂直に、すなわち、矢印B方向
に進退動作する。また、トラバーステーブル16
上には、歯車すなわちワーク20が着脱自在に保
持され、このワーク20は、ワークスピンドルモ
ータ22により回転する。一方、切込テーブルの
進行方向で且つベツド10上にコラム24が配設
され、このコラム24に旋回テーブル26が保持
される。旋回テーブル26は、コラム24内に配
置された図示しないモータにより矢印C方向に旋
回するものであるが、さらに、旋回テーブル26
上には、シフトテーブル28が摺動自在に保持さ
れる。シフトテーブル28は、砥石シフト用モー
タ30により、矢印D方向に移動するよう構成さ
れており、さらに砥石スピンドルユニツト32を
保持する。砥石スピンドルユニツト32は、砥石
スピンドルモータ34と数条の溝が形成された円
形状の砥石36とを含み且つ前記砥石36の回転
軸38(第2図参照)にパルス発生器40を直結
しておく。従つて、前記砥石スピンドルモータ3
4を回転駆動すれば、砥石36が回転すると共に
それに伴いパルス発生器40から所定数のパルス
が得られることが諒解されよう。
工機械の外観構成を示し、その中、参照符号10
は、ベツドを示し、このベツド10の上面に切込
テーブル12が配設される。切込テーブル12
は、切込モータ14の回転作用下に矢印A方向に
進退動作する。前記切込テーブル12の上面に
は、さらに、トラバーステーブル16が配設さ
れ、このテーブル16はトラバースモータ18に
より矢印A方向に垂直に、すなわち、矢印B方向
に進退動作する。また、トラバーステーブル16
上には、歯車すなわちワーク20が着脱自在に保
持され、このワーク20は、ワークスピンドルモ
ータ22により回転する。一方、切込テーブルの
進行方向で且つベツド10上にコラム24が配設
され、このコラム24に旋回テーブル26が保持
される。旋回テーブル26は、コラム24内に配
置された図示しないモータにより矢印C方向に旋
回するものであるが、さらに、旋回テーブル26
上には、シフトテーブル28が摺動自在に保持さ
れる。シフトテーブル28は、砥石シフト用モー
タ30により、矢印D方向に移動するよう構成さ
れており、さらに砥石スピンドルユニツト32を
保持する。砥石スピンドルユニツト32は、砥石
スピンドルモータ34と数条の溝が形成された円
形状の砥石36とを含み且つ前記砥石36の回転
軸38(第2図参照)にパルス発生器40を直結
しておく。従つて、前記砥石スピンドルモータ3
4を回転駆動すれば、砥石36が回転すると共に
それに伴いパルス発生器40から所定数のパルス
が得られることが諒解されよう。
次に、本発明装置を実施するための回路図を第
2図に示す。先ず、砥石スピンドルモータ34の
回転駆動軸に軸支された比較的大径のプーリ42
は、ベルト44を介して回転軸38に軸支された
小径のプーリ46に連結している。前記の通り、
回転軸38には、パルス発生器40が軸着されて
いるが、このパルス発生器40の出力側は、カウ
ンタ48に接続され、カウンタ48の出力側は、
増幅器56に接続している。また、加算器50の
入力側はCPU(中央演算処理装置)52に接続
し、さらにCPU52は、メモリ54と接続して
いる。一方、加算器50の出力側は、カウンタ4
8に接続される。ワークスピンドルモータ、すな
わち、パルスモータ22は、前記増幅器56の出
力側と接続する。パルスモータ22の回転軸は、
歯数Z2を有するギヤ58を軸支し、このギヤ5
8は、それよりも多い歯数Z1を有するギヤ60
と噛合する。ギヤ60は、クラツチ62を介して
ワーク用回転軸64に連結する。なお、前記回転
軸64の先端部分には、前記ワーク20を図示し
ない治具を介して着脱自在に係着しておく。
2図に示す。先ず、砥石スピンドルモータ34の
回転駆動軸に軸支された比較的大径のプーリ42
は、ベルト44を介して回転軸38に軸支された
小径のプーリ46に連結している。前記の通り、
回転軸38には、パルス発生器40が軸着されて
いるが、このパルス発生器40の出力側は、カウ
ンタ48に接続され、カウンタ48の出力側は、
増幅器56に接続している。また、加算器50の
入力側はCPU(中央演算処理装置)52に接続
し、さらにCPU52は、メモリ54と接続して
いる。一方、加算器50の出力側は、カウンタ4
8に接続される。ワークスピンドルモータ、すな
わち、パルスモータ22は、前記増幅器56の出
力側と接続する。パルスモータ22の回転軸は、
歯数Z2を有するギヤ58を軸支し、このギヤ5
8は、それよりも多い歯数Z1を有するギヤ60
と噛合する。ギヤ60は、クラツチ62を介して
ワーク用回転軸64に連結する。なお、前記回転
軸64の先端部分には、前記ワーク20を図示し
ない治具を介して着脱自在に係着しておく。
そこで、先ず、砥石スピンドルモータ34を回
転付勢すれば、その回転によつて比較的大径のプ
ーリ42が回転し、ベルト44を介して小径のプ
ーリ46が回転する。このため砥石36も回転す
るに至るが、この回転によりパルス発生器40も
回転することになるため、ここでその回転に則し
て砥石1回転あたり所定量のパルスが発生するこ
とになる。
転付勢すれば、その回転によつて比較的大径のプ
ーリ42が回転し、ベルト44を介して小径のプ
ーリ46が回転する。このため砥石36も回転す
るに至るが、この回転によりパルス発生器40も
回転することになるため、ここでその回転に則し
て砥石1回転あたり所定量のパルスが発生するこ
とになる。
この場合、パルス発生器40の1回転あたり発
生するパルス数、すなわち、パルス発生器40の
分割数をPG1とすると、その回転による割出誤差
Δ1は、次式によつて算出される。
生するパルス数、すなわち、パルス発生器40の
分割数をPG1とすると、その回転による割出誤差
Δ1は、次式によつて算出される。
Δ1=πMn/PG1 ……(第1式)
但し、M:砥石モジユール
n:砥石条数
そこで、M=2.5 n=1またPG1=21600とす
ると、割出誤差Δ1は、 Δ1=3.14×2.5×1/21600≒0.000363
……(第2式) この場合、本来、正規に立ち上がるべき分周さ
れたパルスは、パルス発生器40のパルス列中の
1パルスに対して若干変位しているのが通常であ
るから、そのパルスからの変位量ΔWOは、 ΔWO≦Δ1/2 ……(第3式) 従つて、第2式の結果を第3式に代入すれば、 ΔWO≦0.000363/2≒0.2μ ……(第4式) 一方、前記パルス発生器40の発生パルス数に
対するパルスモータ22の駆動用パルス数との
比、すなわち、パルス選別率をB/Aとおくと、
このパルス選別率B/Aは、次式によつて算出さ
れる。
ると、割出誤差Δ1は、 Δ1=3.14×2.5×1/21600≒0.000363
……(第2式) この場合、本来、正規に立ち上がるべき分周さ
れたパルスは、パルス発生器40のパルス列中の
1パルスに対して若干変位しているのが通常であ
るから、そのパルスからの変位量ΔWOは、 ΔWO≦Δ1/2 ……(第3式) 従つて、第2式の結果を第3式に代入すれば、 ΔWO≦0.000363/2≒0.2μ ……(第4式) 一方、前記パルス発生器40の発生パルス数に
対するパルスモータ22の駆動用パルス数との
比、すなわち、パルス選別率をB/Aとおくと、
このパルス選別率B/Aは、次式によつて算出さ
れる。
B/A=PG2/PG1・n/ZW・r12
……(第5式) 但し PG1:パルス発生器の分割数 PG2:パルスモータの分割数 ZW:ワークの歯数 n:砥石条数 r12:Z1/Z2(減速ギヤ比) そこで、PG1=21600、PG2=1000、ZW=60、
n=1、r12=515/17とすると、パルス選別率
B/Aは、 B/A=1000×1×515/(21600×60×17)
=515/22032=0.023……(第6式) なお、この場合、パルス発生器40の分周々波
数と実質的にパルスモータ22を駆動するパルス
との比、すなわち、隣接するパルスの比ΔW1は、 ΔW1≒B/A ……(第7式) 従つて、第6式の値から ΔW1≒0.023 ……(第8式) となる。
……(第5式) 但し PG1:パルス発生器の分割数 PG2:パルスモータの分割数 ZW:ワークの歯数 n:砥石条数 r12:Z1/Z2(減速ギヤ比) そこで、PG1=21600、PG2=1000、ZW=60、
n=1、r12=515/17とすると、パルス選別率
B/Aは、 B/A=1000×1×515/(21600×60×17)
=515/22032=0.023……(第6式) なお、この場合、パルス発生器40の分周々波
数と実質的にパルスモータ22を駆動するパルス
との比、すなわち、隣接するパルスの比ΔW1は、 ΔW1≒B/A ……(第7式) 従つて、第6式の値から ΔW1≒0.023 ……(第8式) となる。
実際上、ワークに要求される必要精度は、1μ
mの範囲内でよく、また、パルスモータ22への
入力パルス列の隣接するパルス間隔の比は1/10の
オーダー以下でパルスモータは、十分追従でき
る。従つて、第4式と第8式とから得られる数値 ΔWOmax≒0.2μ<1μ ΔW1≒0.023<1/10 は、いずれも誤差の許容値内にあり、実質的に十
分に利用できる範囲内にあることになる。
mの範囲内でよく、また、パルスモータ22への
入力パルス列の隣接するパルス間隔の比は1/10の
オーダー以下でパルスモータは、十分追従でき
る。従つて、第4式と第8式とから得られる数値 ΔWOmax≒0.2μ<1μ ΔW1≒0.023<1/10 は、いずれも誤差の許容値内にあり、実質的に十
分に利用できる範囲内にあることになる。
そこで、前記条件を前提とするとき、パルス選
別率は、ここでは、0.023≒1/42.8に選択され
た。すなわち、パルス発生器40によつて生起す
る22032個のパルスの中から、略均等に515個のパ
ルスを分周して取り出し、それによつてパルスモ
ータ22を回転駆動すれば、許容誤差内での砥石
36とワーク20との同期運転が達成されること
になる。
別率は、ここでは、0.023≒1/42.8に選択され
た。すなわち、パルス発生器40によつて生起す
る22032個のパルスの中から、略均等に515個のパ
ルスを分周して取り出し、それによつてパルスモ
ータ22を回転駆動すれば、許容誤差内での砥石
36とワーク20との同期運転が達成されること
になる。
そこで、本発明装置では、パルス発生器40か
ら送給されるパルス列をカウンタ48に導入す
る。このカウンタ48、前記パルス列から42個ま
たは43個のパルスを減算して分周し増幅器56に
送給する。データメモリ54には、予め、割出誤
差を修正するために、前記減算カウンタ48から
出力されるパルス数の内、分周された42個または
43個のパルスによつて1パルス発生させ、これに
よりパルスモータ22を駆動する場合の順序デー
タを記憶させておく。すなわち、データメモリ5
4には、第3図に示すように、0、1、1、0、
1等のデータを記憶させておき、これをCPU5
2で読み出し加算器50へ送り出す。加算器50
ではCPU52により予め設定された基準値42
に前記データを加算しこれをカウンタ48に送出
する。すなわち、カウンタ48では、“0”信号
がCPU52から送出されると、カウンタ48に
パルスが42個供給された時、1パルス発生させ、
パルスモータ22を駆動するパルスを増幅器56
に出し、また“1”信号がCPU52から送出さ
れた時には、カウンタ48に43個のパルスが供給
されて初めてパルスモータ22を駆動するパルス
を出すように設定される。これを繰り返し行い、
515回、すなわち、パルスモータ22の分割数が
一巡した時、再び最初のデータから読み出せばよ
い。なお、パルスモータ22が駆動されるとギヤ
58を介してギヤ60が回転し、これに伴いクラ
ツチ62によりワーク20が回転して、前記出力
された駆動パルスに応じて変位することになる。
斯様にして割出同期運転が達成される。
ら送給されるパルス列をカウンタ48に導入す
る。このカウンタ48、前記パルス列から42個ま
たは43個のパルスを減算して分周し増幅器56に
送給する。データメモリ54には、予め、割出誤
差を修正するために、前記減算カウンタ48から
出力されるパルス数の内、分周された42個または
43個のパルスによつて1パルス発生させ、これに
よりパルスモータ22を駆動する場合の順序デー
タを記憶させておく。すなわち、データメモリ5
4には、第3図に示すように、0、1、1、0、
1等のデータを記憶させておき、これをCPU5
2で読み出し加算器50へ送り出す。加算器50
ではCPU52により予め設定された基準値42
に前記データを加算しこれをカウンタ48に送出
する。すなわち、カウンタ48では、“0”信号
がCPU52から送出されると、カウンタ48に
パルスが42個供給された時、1パルス発生させ、
パルスモータ22を駆動するパルスを増幅器56
に出し、また“1”信号がCPU52から送出さ
れた時には、カウンタ48に43個のパルスが供給
されて初めてパルスモータ22を駆動するパルス
を出すように設定される。これを繰り返し行い、
515回、すなわち、パルスモータ22の分割数が
一巡した時、再び最初のデータから読み出せばよ
い。なお、パルスモータ22が駆動されるとギヤ
58を介してギヤ60が回転し、これに伴いクラ
ツチ62によりワーク20が回転して、前記出力
された駆動パルスに応じて変位することになる。
斯様にして割出同期運転が達成される。
本発明によれば、以上のように、極めて簡単な
構成でありながら、従来機械的に困難とされてい
た工具とワークとの割出同期運転が達成され、し
かもデータテーブルに蓄積された基本データは、
循環して使用されるために割出誤差の累積が阻止
され精密加工が達成される等の顕著な効果が得ら
れた。
構成でありながら、従来機械的に困難とされてい
た工具とワークとの割出同期運転が達成され、し
かもデータテーブルに蓄積された基本データは、
循環して使用されるために割出誤差の累積が阻止
され精密加工が達成される等の顕著な効果が得ら
れた。
第1図は、本発明装置を組み込む歯車研削機の
斜視図、第2図は、本発明装置のブロツク回路
図、第3図は、パルス発生器により発生するパル
スとパルスモータ駆動用パルスの相関々係を表す
タイムチヤートである。 10……ベツド、12……切込テーブル、14
……切込モータ、16……トラバーステーブル、
18……トラバースモータ、20……ワーク、2
2……スピンドルモータ、24……コラム、26
……旋回テーブル、28……シフトテーブル、3
0……砥石シフト用モータ、32……砥石スピン
ドルユニツト、34……砥石スピンドルモータ、
36……砥石、38……回転軸、40……パルス
発生器、42……プーリ、44……ベルト、46
……プーリ、48……カウンタ、50……加算
器、52……CPU、54……メモリ、56……
増幅器、58,60……ギヤ、62……クラツ
チ、64……回転軸。
斜視図、第2図は、本発明装置のブロツク回路
図、第3図は、パルス発生器により発生するパル
スとパルスモータ駆動用パルスの相関々係を表す
タイムチヤートである。 10……ベツド、12……切込テーブル、14
……切込モータ、16……トラバーステーブル、
18……トラバースモータ、20……ワーク、2
2……スピンドルモータ、24……コラム、26
……旋回テーブル、28……シフトテーブル、3
0……砥石シフト用モータ、32……砥石スピン
ドルユニツト、34……砥石スピンドルモータ、
36……砥石、38……回転軸、40……パルス
発生器、42……プーリ、44……ベルト、46
……プーリ、48……カウンタ、50……加算
器、52……CPU、54……メモリ、56……
増幅器、58,60……ギヤ、62……クラツ
チ、64……回転軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 工具の回転速度に応じて第1の周波数でパル
スを発生させるためのパルス発生器と、 ワークを回転させるために該ワークの回転駆動
軸に連結されたワーク用モータと、 前記パルス発生器に接続されて調整自在な第2
の周波数で駆動パルスを発生させるための可変分
周器と、 前記第2の周波数によつて得られる速度で前記
ワーク用モータを付勢する手段と、 前記可変分周器に接続され、前記可変分周器が
パルス発生器によつて生成されたパルスを分周す
るとき生ずる割出誤差を修正するためのデータを
記憶するテーブルメモリと、 からなり、且つ前記第2の周波数は前記ワーク用
モータを付勢するために所定の数のパルスを生成
すべく前記蓄積された割出誤差を修正するための
データによつて調整されることを特徴とする同期
運転制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58146025A JPS60109781A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 同期運転制御装置 |
US06/638,688 US4587766A (en) | 1983-08-09 | 1984-08-08 | Synchronous operation control apparatus in grinding machines |
GB08420143A GB2144882B (en) | 1983-08-09 | 1984-08-08 | Synchronous operation control apparatus in grinding machines |
DE19843429401 DE3429401A1 (de) | 1983-08-09 | 1984-08-09 | Synchronbetriebs-steuereinrichtung fuer schleifmaschinen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58146025A JPS60109781A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 同期運転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60109781A JPS60109781A (ja) | 1985-06-15 |
JPH0341025B2 true JPH0341025B2 (ja) | 1991-06-20 |
Family
ID=15398395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58146025A Granted JPS60109781A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 同期運転制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4587766A (ja) |
JP (1) | JPS60109781A (ja) |
DE (1) | DE3429401A1 (ja) |
GB (1) | GB2144882B (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60213417A (ja) * | 1984-04-03 | 1985-10-25 | Honda Motor Co Ltd | 歯車の仕上加工法 |
DE3533064A1 (de) * | 1985-09-17 | 1987-03-26 | Pfauter Hermann Gmbh Co | Verfahren zur bearbeitung der flanken von zahnraedern durch waelzschaelen sowie vorrichtung zur durchfuehrung eines solchen verfahrens |
IT1218510B (it) * | 1987-09-11 | 1990-04-19 | Cima | Apparecchiatura per la diamantatura in macchina delle mole a vite impiegate in macchine rettificatrici di ingranaggi |
TW405470U (en) * | 1993-01-22 | 2000-09-11 | Toyota Motor Co Ltd | Apparatus for machining and measuring a gear shape |
NL9300617A (nl) * | 1993-04-08 | 1994-11-01 | Crown Gear Bv | Werkwijze voor het vervaardigen van een kroonwiel. |
US5634250A (en) * | 1995-06-28 | 1997-06-03 | 2 M Tool Co., Inc. | Hobbing accessory for vertical milling machine |
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JP3239136B2 (ja) * | 1999-09-24 | 2001-12-17 | 株式会社東京機械製作所 | 回転位置偏差検出装置 |
US6450740B1 (en) * | 2000-04-24 | 2002-09-17 | Deere & Company | Mechanical gear hob with stock divide by differential gear box |
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WO2007025290A2 (en) | 2005-08-26 | 2007-03-01 | Isto Technologies, Inc. | Implants and methods for repair, replacement and treatment of joint disease |
US8163549B2 (en) | 2006-12-20 | 2012-04-24 | Zimmer Orthobiologics, Inc. | Method of obtaining viable small tissue particles and use for tissue repair |
WO2008128075A1 (en) | 2007-04-12 | 2008-10-23 | Isto Technologies, Inc. | Compositions and methods for tissue repair |
US20140178343A1 (en) | 2012-12-21 | 2014-06-26 | Jian Q. Yao | Supports and methods for promoting integration of cartilage tissue explants |
JP5693685B2 (ja) * | 2013-09-06 | 2015-04-01 | 三菱重工業株式会社 | 歯車加工機械 |
CN112278926B (zh) * | 2019-07-24 | 2023-01-10 | 腾升科技股份有限公司 | 板材分料机 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5764350A (en) * | 1980-10-02 | 1982-04-19 | Victor Co Of Japan Ltd | Tape running system |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US3152422A (en) * | 1961-03-09 | 1964-10-13 | Nat Res Dev | Drives for gear grinding machines |
DD104231A2 (ja) * | 1973-01-22 | 1974-03-12 | ||
DE2724664C3 (de) * | 1977-06-01 | 1982-01-21 | Reishauer AG, 8000 Zürich | Einrichtung zur Erzeugung einer Zusatzdrehbewegung eines schrägverzahnten Zahnrad-Werkstücks in einer zwangslaufgesteuerten, nach dem Schraubwälzverfahren arbeitenden Zahnrad-Bearbeitungsmaschine |
DE2724602C3 (de) * | 1977-06-01 | 1979-11-22 | Reishauer Ag, Zuerich (Schweiz) | Einrichtung zur Gleichlaufregelung einer Zahnradbearbeitungsmaschine |
DE3002565A1 (de) * | 1979-02-08 | 1980-08-28 | Werkzeugmasch Okt Veb | Verfahren und schaltungsanordnung zur steuerung eines folgeweges in abhaengigkeit eines leitweges |
-
1983
- 1983-08-09 JP JP58146025A patent/JPS60109781A/ja active Granted
-
1984
- 1984-08-08 US US06/638,688 patent/US4587766A/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-08-08 GB GB08420143A patent/GB2144882B/en not_active Expired
- 1984-08-09 DE DE19843429401 patent/DE3429401A1/de active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5764350A (en) * | 1980-10-02 | 1982-04-19 | Victor Co Of Japan Ltd | Tape running system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3429401C2 (ja) | 1993-03-04 |
GB8420143D0 (en) | 1984-09-12 |
JPS60109781A (ja) | 1985-06-15 |
US4587766A (en) | 1986-05-13 |
GB2144882A (en) | 1985-03-13 |
DE3429401A1 (de) | 1985-02-28 |
GB2144882B (en) | 1986-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |