JPH0337339A - エンジンのアイドル回転数制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、エンジンのアイドル回転数制御装置に関す
るものである。

〔従来の技術〕

第１図は従来及びこの発明によるエンジンのアイドル回
転数制御装置の構成を示し、ｌはエンジン、２ａ〜２ｒ
は各気筒毎に設けられたインジェクタ、３は吸気管８内
に設けられた絞り弁、４は絞り弁３がアイドル位置にあ
ることを検出するアイドルスイッチ、５は絞り弁３をバ
イパスするパイパイ路７に設けられた空気量制御弁、６
は空気量制御弁５を駆動するアクチュエータ、９はエン
ジン１べの吸入空気量を検出するために吸気管８の入口
に設けられた吸気量センサ、１０はエンジン１の回転数
を検出する回転数センサ、１１はξツシッン１３を介し
てエンジンｌに接続された車輪の速度を検出する車速セ
ンサである。１２は入力インタフェース１００、マイク
ロプロセッサ１０１Ｓ１０１ＳＲＯ、ＲＡＭ１０３、出
力インタフェース１０４からなる制御部である。

上記構成において、制御部１２にはアイドルスイッチ４
、吸気量センサ９、回転数センサ１０及び車速センサ１
１からの信号が入力され、制御部１２はこれらの情報に
基づきアイドル状態での所望のエンジン回転速度に応じ
たバイパス空気量となるようアクチエエータ６を介して
空気量制御弁５を制御すると共に、エンジン負荷に応じ
た燃料量となるよう各インジェクタ２ａ〜２ｆを制御す
る。

ところで、従来装置においては、オフアイドル状態から
アイドル状態に移行した際には、急激に空気量を減じる
ことになるが、この急激な空気量の低下から急激なエン
ジンの回転低下あるいはエンジン停止を防止するために
、バイパス空気量の制御を一定時間停止するようにして
いた。これを第３図のフローチャートによって説明する
。ステップ１０１ではアイドルスイッチ４の出力からア
イドル状態であるか否かを判定しイオフアイドル状態で
あることを検出するとステップ１０５で第４図の関係か
らエンジン回転数に応じてバイパス空気量の制御の禁止
時間Ｔを計算し、ステップ１０６でＲＡＭ１０３のタイ
マ↑に記憶する。この計算は常に行われ、アイドル状態
に移行する直前にはそのときのエンジン回転速度に応じ
た禁止時間ＴをＲＡＭ１０３に保存することになる０次
に、アイドル状態に移行するとステップ１０２に進み、
カウントダウンするタイマでがＯか否かを判定し、０で
あればステップ１０４でエンジン回転数の制御即ちバイ
パス空気量の制御を開始する。

０でなければ、ステップ１０３で禁止状態を継続する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記した従来装置においては、アイドル状態移行直前の
エンジン回転速度に応じて第４図に示す関係から制御禁
止時間を算出していたが、高エンジン回転状態から徐々
にアイドル状態に移行した場合と低エンジン回転状態か
ら直ちにアイドル状態に移行した場合では直前のエンジ
ン回転数が同じであっても制御禁止時間は違うはずであ
る。即ち、後者では禁止時間は短かくてよく、前者では
長くしなければならない、しかしながら、従来では直前
のエンジン回転数が同じであれば禁止時間も同じであり
、禁止時間が短か過ぎる場合エンジン回転数が充分に下
がらないのでバイパス空気量を大きく下げることになり
、エンジンがアイドル状態を維持できなくなり、停止し
てしまう。

この発明は上記のような！ｌ［Ｂを解決するために威さ
れたものであり、オフアイドル状態からアイドル状態へ
移行した際のエンジン停止を防止することができるエン
ジンのアイドル回転数制御装置を得ることを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に°係るエンジンのアイドル回転数制御装置は
、オフアイドル状態からアイドル状態に移行した際にバ
イパス空気量の制御をオフアイドル時のエンジン回転数
により求めた時間のうちの最終時点まで禁止する手段を
設けたものである。

〔作　用〕

この発明においては、アイドル状態に移行した際にオフ
アイドル時にエンジン回転数により求めた時間のうちの
最終時点までバイパス制御が禁止され、高回転状態から
徐々にアイドル状態になる場合は禁止時間も長くなり、
急激なエンジン回転の低下が生じない。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。この
実施例によるアイドル回転数制御装置の構成は、第１図
と同様である。第２図はアイドル移行時の制御禁止動作
を示すフローチャートであり、ステップ１０１〜１０５
は従来と同じである。

ステップ１０６では今回計算した禁止時間Ｔとタイマに
記憶されカウントダウンしている禁止時間↑を比較し、
ＴＮＴ’であればステップ１０７で１の代りにＴをタイ
マに丁として記憶させ、Ｔ≦１であればステップ１０Ｂ
で↑のカウントダウンを続ける。やがて、アイドル状態
に移行して↑−〇となると制御禁止が解除され、所定の
エンジン回転数となるようバイパス空気量が制御される
。

上記実施例においては、オフアイドル時に繰り返し計算
される制御禁止時間のうちの最終時点までバイパス制御
を禁止するようにしており、アイドル移行直前の回転数
が同じであってもそれ以前の回転数が高ければ禁止時間
は長くなり、バイパス空気量の急激の低下は行われない
。

〔発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、アイドル移行時のバイ
パス制御の禁止時間はその直前のエンジン回転数ばかり
でなく、それ以前のエンジン回転数によっても定められ
、エンジン運転状態に応じて最適な禁止時間が得られる
。このため、バイパス空気量の急激な低下によるエンジ
ン停止を防止し、アイドル運転を良好に継続することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来及びこの発明装置の構成図、第２図はこの
発明装置の動作を示すフローチャート、第３図は従来装
置の動作を示すフローチャート、第４図は従来及びこの
発明によるエンジン回転数と制御禁止時間との関係図で
ある。 １・・・エンジン、３・・・絞り弁、４・・・アイドル
スイッチ、５・・・空気量制御弁、６・・・アクチユエ
ータ、７・・・バイパス路、１０・・・回転数センサ、
１２・・・制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、絞り
   弁がアイドル位置にあるとことを検出するアイドル状態
   検出手段と、アイドル状態時にエンジン回転数に応じて
   絞り弁のバイパス空気量を制御する制御手段を備えたエ
   ンジンのアイドル回転数制御装置において、オフアイド
   ル状態からアイドル状態に移行した際にバイパス空気量
   の制御をオフアイドル時のエンジン、回転数により求め
   た時間のうちの最終時点まで禁止する手段を備えたこと
   を特徴とするエンジンのアイドル回転数制御装置。