JP2535795B2 - 最高車速制御装置 - Google Patents

最高車速制御装置

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JP2535795B2
JP2535795B2 JP62151489A JP15148987A JP2535795B2 JP 2535795 B2 JP2535795 B2 JP 2535795B2 JP 62151489 A JP62151489 A JP 62151489A JP 15148987 A JP15148987 A JP 15148987A JP 2535795 B2 JP2535795 B2 JP 2535795B2
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豊明 福井
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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、特にトルクコンバータ等の流体継手を備
える車両に好適な最高車速制御装置に関する。
(従来の技術) 車両の許容最高車速は各国で法的に規制されている場
合が多い。車両の最高車速を規制する方法としては、車
速が前記許容最高車速を超えたとき、内燃エンジンに供
給する燃料を停止する方法、点火装置を不作動にして気
筒内で燃焼を起こさせないようにする方法等が知られて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) 車速が前記許容最高車速を超えたことを判別するの
に、従来車速センサからの車速情報のみにより判別して
いたが、車速情報のみにより判別するとトルクコンバー
タ(以下、これを単に「トルコン」という)等の流体継
手を備える車両(これを「トルコ車」という)において
は次のような不都合が生じる。即ち、これを第3図を参
照して説明すると、トルコン車の場合、車速が前記許容
最高車速を超えたときに燃料停止又は点火停止によりエ
ンジンを不作動にしても(第3図(a)のt1時点でエン
ジンが不作動にされる)、トルコン特有のスリップ現象
によりエンジンブレーキの効きが悪く、車両は慣性で前
記許容最高車速を超えた車速を暫く維持する。一方、エ
ンジの回転数は同じくトルコンのスリップ現象により急
激に減少する。
次いで、車速が前記許容最高車速を横切って下降した
とき(第3図(a)のt2時点)、燃料供給開始等により
エンジンの作動を再開させると、エンジン回転数が急激
に吹き上がり(第2図(b)のt2時点以降参照)、大き
な加速感が生じる。
このような現象が、エンジン回転数が前記許容最高車
速を横切って変化する毎に繰り返されると車速及びエン
ジン回転数が激しくハンチングし、良好な運転感覚が得
られない。
車速が許容最高車速を超えたか否かの判別を、許容最
高車速に対応する判別回転数を設定し、車速に代えてエ
ンジン回転数がこの判別回転数を超えたか否かにより判
別しようとしても、トルコンのスリップ現象により車速
とエンジン回転数との関係が一義的に定まらず、従来エ
ンジン回転数情報を用いて最高車速の制御を行うことが
困難であった。
本発明は斯かる問題点を解決するためになされたもの
で、車速及びエンジン回転数のハンチングが生じること
なく、車速を許容最高車速以下に規制出来るように図っ
た最高車速制御装置を提供することを目的とする。
(問題点を解説するための手段) 上述の目的を達成するために本発明に依れば、内燃エ
ンジンを搭載した車両の車速を検出する車速検出手段
と、検出された車速に応じて前記内燃エンジンを不作動
にすべきか否かを判別し、前記内燃エンジンを不作動に
すべきとき作動停止信号を出力する判別手段と、前記作
動停止信号に応答して前記内燃エンジンの作動を停止す
るエンジン不作動手段とを備え、車速を設定された許容
最高速度以下に規制する最高車速制御装置において、前
記許容最高車速より小さい解除車速を予め記憶する解除
車速記憶手段と、前記内燃エンジンの回転数を検出する
回転数検出手段と、検出した車速が前記許容最高車速に
到達したことを判定する車速到達判定手段と、前記車速
が前記許容最高車速に到達したと判定されたときに検出
したエンジン回転数を判別回転数として記憶する判別回
転数記憶手段とを備え、前記判別手段は、前記車速到達
判定手段により車速が前記許容最高車速に到達したこと
を判定した後、検出した車速が前記解除車速より小にな
ったか否かを判別する解除車速判別手段を有し、検出し
た車速が前記許容最高車速に到達したことを判定した後
前記解除車速より小さくなったと判定されるまでの間、
エンジン回転数が前記判別回転数以上と判定されたとき
には前記作動停止信号を出力し、エンジン回転数が前記
判別回転数より小さいと判定されたときには前記作動停
止信号の出力を停止することを特徴とする最高車速制御
装置が提供される。
(作用) 判別回転数は車速検出値が所定解除車速が超えて初め
て許容最高車速に達する毎に新たな値に設定される。従
って、毎回設定される判別回転数は、本発明がトルコン
車適用された場合であっても許容最高車速と正確に対応
させることができる。このため、エンジンを許容最高車
速に対応するエンジン回転数で不作動または作動に切り
換えられ、ハンチングの防止が図られる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、第2図は本発明装置に係る最高車速制御装置の
一部を示し、図中符号1は車両に搭載される4気筒ガソ
リンエンジンを示す。このエンジン1にはトルコンを備
える変速装置2が取り付けられており、変速装置の出力
軸に取り付けられた被駆動ギアの外周に対向して車速を
検出する車速センサ(車速検出手段)7が付設されてい
る。この車速センサ7は電子コントロールユニット6の
入力側に電気的に接続され、検出した車速信号を該電子
コントロールユニット6に供給する。
エンジン1のカムシャフトにはエンコーダ1aが取り付
けられ、該エンコーダ1aの外周に対向してエンジン回転
数Neを検出するエンジン回転数センサ(回転数検出手
段)8が付設されている。このエンジン回転数センサ8
は電子コントロールユニット6の入力側に電気的に接続
され、検出したエンジン回転数信号を該電子コントロー
ルユニット6に供給する。
電子コントロールユニット6は、内燃エンジンを不作
動にすべきか否かを判別する判別手段、車速到達判別手
段、解除車速判別手段等の機能を有し、図示しない中央
演算装置(CPU)、ROM、RAM等の記憶装置、I/Oインター
フェイス等を内蔵している。電子コントロールユニット
6の出力側にはエンジン1に燃料を噴射供給する燃焼噴
射装置、混合気を点火させる点火装置等が接続されてい
る(いずれも図示せず)。これら燃料噴射装置及び点火
装置はエンジン不作動手段として機能する。電子コント
ロールユニット6は前記記憶装置に記憶されている制御
プログラムを実行してこれらの装置にエンジン1の運転
状態に応じた所要量の燃料を噴射供給させると共に、所
要時期に混合気を点火される制御信号を出力する。そし
て電子コントロールユニット6は後述するように車両の
最高車速制御時に燃料カット信号又は点火カット信号
(以下、これを「車速カット信号」或いは「作動停止信
号」という)を出力してエンジン1の作動を停止し、車
両の最高車速を許容最高車速に規制している。
尚、上述の記憶装置は、後述する解除車速を予め記憶
する解除車速記憶手段、車速が許容最高車速に到達した
ときのエンジン回転数を判別回転数として記憶する判別
回転数記憶手段等として機能する。
次ぎに、本発明に係る最高車速制御手順を第1図を参
照して説明する。
第1図は電子コントロールユニット6により実行され
る最高車速制御ルーチンのプログラムフローチャートで
あり、電子コントロールユニット6は先ず、車速センサ
7により車速を検出する(ステップ10)。そして、検出
した車速を所定解除速度(例えば、175km/h)と比較
し、車速がこの所定解除速度以下であるか否かを判別す
る(ステップ12)。この判別結果が肯定(Yes)で、車
速が所定解除速度以下の場合にはステップ13に進み、後
述するフラグFSTUDY値を0にリセットし、前述の車速カ
ット信号を出力せず、通常のエンジン作動制御を実行す
る(ステップ22)。即ち、車速が前記所定解除速度以下
の場合には後述するような最高車速制御判別を実行する
までもなく無条件で通常のエンジン作動制御が実行され
る。
ステップ12の判別結果が否定(No)である場合、即
ち、車速が所定解除速度(175km/h)以上である場合、
ステップ14に進み、エンジン回転数センサ8によりエン
ジン回転数Neを検出し、これを前述の記憶装置に記憶す
る。
次いで、電子コントロールユニット6は所定許容最高
車速(例えば、180km/h)に対応するエンジン回転数N
e、即ち、判別回転数NECUTを記憶するために以下のステ
ップ16〜19を実行する。即ち、ステップ16では車速が前
記所定許容最高車速以下か否かを判別し、所定許容最高
車速以下であればなにもせずに後続のステップ20に進
み、所定許容最高車速以上であればステップ17において
前記フラグFSTUDY値が1に等しいか否かを判別する。車
速が初めて所定許容最高車速を超えてステップ17が実行
される場合にはフラグFSTUDY値は未だ値1に設定されて
おらず、斯かる場合にはステップ18に進み、前記ステッ
プ14で検出したエンジン回転数Neを判別回転数NECUTと
してこれを記憶し、フラグFSTUDYに値1を設定する(ス
テップ19)。一旦、判別回転数NECUTが設定され、フラ
グFSTUDY値にも値1が設定されると以後ステップ17の判
別結果は肯定になり、斯かる場合にはステップ18及び19
をスキップして前記ステップ20に進む。上述の通り、判
別回転数NECUTは、車速が前記所定解除車速を超えて初
めて許容最高車速に達したとき、この許容最高車速(18
0km/h)に対応するエンジン回転数Neに設定されること
になる。また、車速が所定解除車速(175km/h)以下に
なると前述の通りフラグFSTUDYが0にリセットされるの
で、判別回転数NECUTは車速が前記所定解除車速を超え
て初めて許容最高車速に達する毎に新たな値に学習設定
されることになる。尚、判別回転数NECUTはイグニッシ
ョンキースイッチのオン時に、予め設定されている予測
値が初期値として記憶されている。
ステップ20では前記ステップ14で検出したエンジン回
転数Neを上述のようにして設定した判別回転数NECUTと
比較し、エンジン回転数Neが判別回転数NECUT以下か否
かを判別する。そして、エンジン回転数Neが判別回転数
NECUT以上であればステップ24に進み、電子コントロー
ルユニット6は車速カット信号を出力して燃料噴射装置
又は点火装置(エンジン不作動手段)を不作動にしてエ
ンジン10の作動を停止させ、エンジン回転数Neが判別回
転数NECUT以下であれば前記ステップ22を実行して車速
カット信号を出力せず、通常のエンジン作動制御を行
う。
尚、本発明方法は特にトルコン車に適用すると効果的
であるが、トルコンを装備しない、所謂マニアルシフト
車に適用しても何ら差し障りがない。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明の最高車速制御装置に依れ
ば、車速を検出し、前記内燃エンジンの回転数を検出
し、許容最高車速より小さい解除車速を設定し、検出し
た車速が前記許容最高車速に到達したことを判定し、前
記許容最高車速に到達したと判定したときに検出したエ
ンジン回転数を判別回転数として記憶し、以後検出した
車速が前記解除車速より小さくなったと判定されるまで
の間、検出したエンジン回転数が前記判別回転数より小
さいと判定されたときには前記内燃エンジンを作動とす
る一方、エンジン回転数が前記判別回転数以上と判定さ
れたときには前記内燃エンジンを不作動とするようにし
たので、車速及びエンジン回転数のハンチングが抑制さ
れると共に、許容最高車速に対応する判別回転数が学習
されて常に最新の値に更新されるのでエンジン回転数で
最高車速を制御しても誤作動の危険性が少なくなるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る最高車速制御装置が実施する制御
の手順を示すフローチャート、第2図は本発明に係る最
高車速制御装置の構成の一部を示すブロック図、第3図
は従来の最高車速制御方法の問題点を説明するために、
車速及びエンジン回転数の時間変化を示すタイミングチ
ャートである。 1……内燃エンジン、1a……エンコーダ、2……トルク
コンバータを備える変速装置、6……電子コントロール
ユニット(ECU)、7……車速センサ、8……エンジン
回転数センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃エンジを搭載した車両の車速を検出す
    る車速検出手段と、検出された車速に応じて前記内燃エ
    ンジンを不作動にすべきか否かを判別し、前記内燃エン
    ジンを不作動にすべきとき作動停止信号を出力する判別
    手段と、前記作動停止信号に応答して前記内燃エンジン
    の作動を停止させるエンジン不作動手段とを備え、車速
    を設定された許容最高速度以下に規制する最高車速制御
    装置において、 前記許容最高車速より小さい解除車速を予め記憶する解
    除車速記憶手段と、 前記内燃エンジンの回転数を検出する回転数検出手段
    と、 検出した車速が前記許容最高車速に到達したことを判定
    する車速到達判定手段と、 前記車速が前記許容最高車速に到達したと判定されたと
    きに検出したエンジン回転数を判別回転数として記憶す
    る判別回転数記憶手段とを備え、 前記判別手段は、前記車速到達判定手段により車速が前
    記許容最高車速に到達したことを判定した後、検出した
    車速が前記解除車速より小になったか否かを判別する解
    除車速判別手段を有し、検出した車速が前記許容最高車
    速に到達したことを判定した後前記解除車速より小さく
    なったと判定されるまでの間、 エンジン回転数が前記判別回転数以上と判定されたとき
    には前記作動停止信号を出力し、 エンジン回転数が前記判別回転数より小さいと判定され
    たときには前記作動停止信号の出力を停止する ことを特徴とする最高車速制御装置。
JP62151489A 1987-06-19 1987-06-19 最高車速制御装置 Expired - Lifetime JP2535795B2 (ja)

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JPS63315336A JPS63315336A (ja) 1988-12-23
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