JPH0335905Y2 - - Google Patents

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JPH0335905Y2
JPH0335905Y2 JP16167886U JP16167886U JPH0335905Y2 JP H0335905 Y2 JPH0335905 Y2 JP H0335905Y2 JP 16167886 U JP16167886 U JP 16167886U JP 16167886 U JP16167886 U JP 16167886U JP H0335905 Y2 JPH0335905 Y2 JP H0335905Y2
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JP
Japan
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diaphragm
valve body
pump
hole
center
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JP16167886U
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JPS6367682U (ja
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Publication date
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Priority to US07/057,780 priority patent/US4801249A/en
Priority to DE3718967A priority patent/DE3718967C2/de
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、小型でかつ高い効率が得られる小型
ポンプの構成が可能となるようなダイヤフラムに
関するものである。
〔従来の技術〕
近年、個人用の簡易形血圧計が普及している
が、これに使用するポンプとしては乾電池等で駆
動される小型直流モータによつて動作される小型
ポンプが用いられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の小型ポンプに使用される
ダイヤフラムは別個に弁体を用いているので部品
点数が多くなるとともに、ポンプ全体の形が大き
くなり、また、ダイヤフラムは1つであるために
空気流の脈動が大きくポンプ効率が低いという問
題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、円筒形の弁体部を中央部に形成し、
これと反対面側に伸びて中央部の周囲に複数のつ
り鐘形のダイヤフラム部を一体に形成したもので
ある。
〔作用〕
各ダイヤフラム部にポンプ室を構成することが
でき、その中央部にある弁体部を各ポンプ室に共
通の弁体にすることができる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係るダイヤフラムの一実施例
を使用した小型ポンプの断面正面図、第2図はそ
の平面図である。第1図は第2図のA−A線で切
断した図である。
これらの図において、1は小型直流モータ、2
はモータ1の出力軸、3はモータ1とほぼ同径の
カツプ形に形成され底面がねじ4によりモータ1
の出力軸側の面に取付けられたケース、5は出力
軸2に固定されたカラー、6は出力軸2に対して
所定角度傾斜し、かつその先端が出力軸2の中心
軸上に存在するようにカラー5に固定された駆動
軸、7は円板形に形成され120度間隔に設けられ
た3個の穴8を有する駆動体、9は駆動体7の中
心に下方に伸びて一体に形成された筒形の支持
部、10は駆動軸6と駆動体7の間の摩擦を小さ
くするためのスチールボールである。支持部9は
駆動軸6にゆるくはめ込まれており、出力軸2が
回転すると駆動軸6が傾斜した状態で回転するた
め、駆動体7は中心に対して穴8のある周辺部が
順次上下移動し、いわゆる皿まわし運動をする。
11はカツプ形に形成され、底面(第1図では
上面になつている)に120度間隔で3個の筒形の
穴12が形成され、その開口辺がケース3の開口
辺に螺合されているケースであり、第3図にその
平面を示すように、各穴12の中間の位置に3個
のねじ孔13が形成されている。
14は柔らかく薄いゴム等の弾性材からなる円
板上に形成されたダイヤフラム本体で、その平面
を第4図に、底面を第5図に示す。15は120度
間隔で本体の面から下方に伸びて一体に形成され
たつり鐘形の3個のダイヤフラム部、16はその
中心の駆動部、17は駆動部16の先端に細い頚
部を介して形成された頭部、18は本体の面の中
央部からダイヤフラム部15と反対側の上方に伸
びて一体に形成され先になるほど薄くなつている
円筒形の弁体部である。頭部17は駆動体7の穴
8を貫通して駆動体7の下面側に突出しており、
これによつて駆動部16は駆動体7に保持されて
いる。ダイヤフラム本体14の各ダイヤフラム部
15の中間の位置にはねじを通すための3個の穴
19が形成されている。
20は120度間隔で底面に3個形成された円形
の凹部21を有する蓋体で、その底面図を第6図
に示す。22は凹部21の中心に形成された孔、
23は孔22の周囲に各6個形成された吸気孔、
24は蓋体20の中心部に上方に向つて形成され
た介室部、25は弁室部24の先端が細くなつて
形成された排気孔である。なお、第2図、第6図
に示された26は各孔22の中間の位置にねじを
通すために3個形成された孔である。27は孔2
6、穴19を貫通してねじ孔13にねじ込まれる
ねじである。このねじ込みによつて、蓋体20は
ダイヤフラム本体14を挟んでケース11に固定
され、蓋体20の凹部21とダイヤフラム部15
とによつて3個のポンプ室28が形成される。蓋
体20は弁室部24内に共通室29が形成され、
各凹部21は内方(蓋体の中心の方向)に切欠き
状の溝部30が形成されてそれぞれ共通室29に
つながつている。従つて、各ポンプ室28は共通
室29に中心部で共通に連通されていることにな
る。なお、弁体部18は弁室部24の内周面に接
触しており、この連通路を塞ぐようになつてい
る。
31は柔らかいゴム等の弾性材からなり周辺に
なる程薄く形成された球面形の弁体、32は弁体
31の中心に上方に伸びて一体に形成された支持
柱、33は支持柱32の先端に形成されたこれよ
り太い頭部である。これらは全体として傘形、き
のこ形の形状になつている。弁体31は吸気孔2
3を十分に覆うような大きさの径に形成されてお
り、支持柱32が孔22を貫通して頭部33が外
側に出て蓋体20に抜けないように取付けられて
いる。
次に、このように構成された小型ポンプの動作
について説明する。モータ1が通電されて出力軸
2が回転すると駆動軸6も回転し、これにより駆
動体7が皿まわし運動をして各ダイヤフラム部1
5の駆動部16は120度の位相差で上下方向に振
動する。このダイヤフラム部15のピストン運動
で、ポンプ室28は容積が周期的に変化する。駆
動部16が下方に移動して容積が増えるときは、
ポンプ室28は減圧されて弁体部18は弁室部2
4に密着して閉じ、反対に弁体31は開いて吸気
孔23から空気が流入する。弁体部18も弁体3
1も先の方が薄くなつているため、それぞれ閉
じ、開きが十分になされる。次に、駆動部16が
上方に移動して容積が減るときは、ポンプ室28
は増圧されて弁体31は蓋体20に密着して閉
じ、反対に弁体部18はこのポンプ室28の溝部
30を塞いでいる部分が開いてポンプ室28の空
気は共通室29を通つて排気孔25から排出され
る。この場合も、上記のようにそれぞれ閉じ、開
きが十分になされる。
各ポンプ室は駆動体の1回転で1回ポンプ作用
を行なうが、全体では3回行なわれることにな
り、空気流の脈動が小さくなつて動作効率がよ
い。また、モータと一体的にポンプ室が形成さ
れ、しかも中心部の共通室を中心として複数のポ
ンプ室が周囲に配置され、さらに、モータとポン
プ室の間に駆動体が配置されるため、ポンプ装置
とモータが一体になつて形が非常に小さくなる。
また、駆動体の皿まわし運動を利用してポンプ作
用を行なうため、狭い空間内であるにもかかわら
ずダイヤフラム部にピストン運動を行なわせるこ
とが可能となり、ポンプ作用が円滑にかつ効率よ
くなされる。
なお、本実施例では弁体部18は円筒形で先に
なる程薄く形成したが、特に薄くはせずスリツト
を入れて円筒形をダイヤフラム部の数に応じて周
方向に3分割し、弁体部18の動きをよくしてそ
れぞれの溝30を塞ぐようにしてもよい。また、
本実施例ではダイヤフラム部は3個設けたが、
180度間隔で2個、90度間隔で4個設けることも
できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る小型ポンプ
のダイヤフラムによれば、複数のダイヤフラム部
が弁体部の周囲に一体に形成されているので、脈
動が少なくて効率よくかつ小型のポンプを得るこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るダイヤフラムの一実施例
を用いた小型ポンプの断面正面図、第2図はその
平面図、第3図はケースの平面図、第4図はダイ
ヤフラム本体の平面図、第5図はその底面図、第
6図は蓋体20の底面図である。 1……小型直流モータ、3,11……ケース、
7……駆動体、14……ダイヤフラム本体、15
……ダイヤフラム部、16……駆動部、17……
頭部、18……弁体部、20……蓋体、23……
吸気孔、25……排気孔、28……ポンプ室、2
9……共通室、30……溝部、31……弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム等の弾性材で一体に形成され、中央部に円
    筒形に形成された弁体部と、中央部の周囲に配置
    され、弁体部と反対の面から伸びてつり鐘形に形
    成された複数のダイヤフラム部とを有する小型ポ
    ンプのダイヤフラム。
JP16167886U 1986-06-09 1986-10-22 Expired JPH0335905Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16167886U JPH0335905Y2 (ja) 1986-10-22 1986-10-22
US07/057,780 US4801249A (en) 1986-06-09 1987-06-03 Small-sized pump
DE3718967A DE3718967C2 (de) 1986-06-09 1987-06-05 Pumpe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16167886U JPH0335905Y2 (ja) 1986-10-22 1986-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6367682U JPS6367682U (ja) 1988-05-07
JPH0335905Y2 true JPH0335905Y2 (ja) 1991-07-30

Family

ID=31088216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16167886U Expired JPH0335905Y2 (ja) 1986-06-09 1986-10-22

Country Status (1)

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JP (1) JPH0335905Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS6367682U (ja) 1988-05-07

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