JPH033235Y2 - - Google Patents

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JPH033235Y2
JPH033235Y2 JP1986036517U JP3651786U JPH033235Y2 JP H033235 Y2 JPH033235 Y2 JP H033235Y2 JP 1986036517 U JP1986036517 U JP 1986036517U JP 3651786 U JP3651786 U JP 3651786U JP H033235 Y2 JPH033235 Y2 JP H033235Y2
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JP
Japan
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bed
seat
cushion
back panel
opening
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JP1986036517U
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JPS62148482U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、シートの後方に充分なベツド設置ス
ペースが確保されていないトラツクのキヤブに関
するものである。
〈従来の技術〉 近年のトラツクでは、荷台面積を大きくして輸
送効率を高くするために、前後長さを可能な限り
に短縮したキヤブを搭載することがある。又、こ
のようなキヤブではシートとバツクパネルとの間
隔が小さいために、従来のキヤブのように固定さ
れた仮眼ベツドをシートの後方に設置することが
困難である。
しかしながら、運転者の疲労を軽減する観点か
ら仮眼ベツドを設置することが要望されているた
めに、従来では例えば実開昭57−176375号公報に
見られるように、バツクパネルにベツドクツシヨ
ンの後縁を上下回動可能に枢着することにより、
通常はベツドクツシヨンをバツクパネルに沿つて
立上り回動させてシートの居住性を確保、し、仮
眼ベツドを使用するときはシートのシートバツク
を前方に傾倒させてベツドクツシヨンの展開スペ
ースを確保するというように、シートの居住性を
損なうことなく仮眼ベツドを設置できるようにし
ていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、通常はバツクパネルにバツクウ
インドウを設けて後方視界を確保するようにして
いるために、従来のようにベツドクツシヨンをバ
ツクパネルに沿つて立上り回動させると、バツク
ウインドウがベツドクツシヨンによつて塞がれて
しまうという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点を解消する
ためになされたものであり、シートの居住性はも
とより、補助的に設けられる仮眼ベツドの居住性
を損なうことがなく、しかも、仮眼ベツドを設け
ることによつて後方視界が損なわれることがない
トラツクのキヤブを提供することを目的としてい
る。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために本考案では、バツク
パネルに沿つて立上り回動保持された格納状態に
おいてバツクウインドウと重合する開口をベツド
クツシヨンに設けると共に、該開口を透明板で被
覆している。又、前記透明板の取付面を前記ベツ
ドクツシヨンの表面より凹入させた構成としてい
る。
〈作用〉 斯る構成とすることにより、シートの居住性を
確保すべくバツクパネルに沿つて立上り回動(格
納)保持されているベツドクツシヨンによつてバ
ツクウインドウが塞がれてしまうことを防止して
後方視界を確保しつつ、仮眼ベツド(ベツドクツ
シヨン)の居住性をも確保するようにしている。
〈実施例〉 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
図において、荷台1の前方に搭載されたキヤブ
2のバツクパネル3には後方視界を確保するため
のバツクウインドウ4を設けている。尚、このバ
ツクウインドウ4は従来同様に透明板5によつて
被覆されており、前記キヤブ2のフロア6にはシ
ートバツク8を前傾可能に構成したシート7を装
着している。
前記バツクウインドウ4より下方のバツクパネ
ル3にはベツドクツシヨン9の後縁を上下回動可
能に枢着することにより、ベツドクツシヨン9を
第1図に示すようにバツクパネル3に沿つて立上
り回動させた格納位置と、第2図に示すように略
水平となるまで前方に倒伏回動させた使用位置と
に切換回動させることができるようにしている。
10はベツドクツシヨン9をバツクパネル3に枢
着する支軸である。
又、前記ベツドクツシヨン9には、バツクパネ
ル3に沿つて立上り回動したときに前記バツクウ
インドウ4と重合する開口11を設けている。そ
して、この開口11をベツドクツシヨン9の裏面
近傍に位置させた透明板12によつて被覆するこ
とにより、ベツドクツシヨン9を格納位置に保持
させたときにおいても、バツクウインドウ4を透
しての視界及び採光性を確保するようにしてい
る。13は開口11による凹部に充填してベツド
クツシヨン9の表面を平坦にするための別物のク
ツシヨンである。
上記の如く構成されたトラツクのキヤブにおい
て、仮眼ベツドを必要としないとき、つまり、自
動車の運転を行うときは別物のクツシヨン13を
外してベツドクツシヨン9をバツクパネル3に沿
つて立上り回動させ、図示しない固定手段を使用
してこの位置(格納位置)に固定する。すると、
シート7の後方に充分な空間が確保されるので、
このシートを充分な位置まで後退させて居住性を
確保することができる。又、ベツドクツシヨン9
に設けた開口11がバツクパネル3に設けたバツ
クウインドウ4と重合するために、バツクウイン
ドウ4による後方視界及び採光性が確保される。
一方、仮眼ベツドを使用するときは、第2図に
示すようにシート7のシートバツク8を前方に移
動させてベツドクツシヨン9を前方に倒伏回動さ
せる。即ち、シートバツク8を移動させない状態
ではシートバツク8とバツクパネル3との間のス
ペースが小さいのでベツドクツシヨン9がシート
バツク8に干渉してしまう。このために、居住性
が高い幅の広いベツドクツシヨン9を設けること
が困難となるが、本考案のようにシートバツク8
を前方に傾倒させることによつてバツクパネル3
の前面に大きな空間を形成した場合は、ベツドク
ツシヨン9の展開スペースが拡大される。従つて
居住性の高い幅の広いベツドクツシヨン9を設け
ることができる。又、このように仮眼ベツドを使
用するときはベツドクツシヨン9を水平状態に展
開したのちに開口11による凹部に別物のクツシ
ヨン13を充填することでベツドクツシヨン9の
表面(上面)を平坦にしてベツドの居住性を高く
することができる。尚、ベツドクツシヨン9を展
開した状態では、透明板12によつて覆われた開
口11が凹部になつているために前記別物のクツ
シヨン13が不用意に脱落するようなことがな
い。
又、実施例ではシートバツク8を前方に傾倒さ
せてベツドクツシヨン9の展開スペースを確保す
るようにしているが、シート7を全体的に前方に
移動させてベツドクツシヨン9の展開スペースを
確保することもできる。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、トラツク
を運転すべくシートに着座するときはベツドクツ
シヨンをバツクパネルに沿つて立上り格納してシ
ートの居住性を高くしつつ、ベツドクツシヨンに
設けた開口をバツクウインドウに重合させて後方
視界及び採光性を確保し、居住性を高くすること
ができる。又、シートのシートバツクを前方に移
動させてベツドクツシヨンの展開スペースを確保
する構成であるために、シートバツクとバツクパ
ネルとの間のスペースに対比して大型のベツドク
ツシヨンを設けることができ、しかも、ベツドク
ツシヨンに設けた開口を覆う透明板の取付面を該
ベツドクツシヨンの表面より凹入させた構造であ
るので、ベツドクツシヨンを展開したときはこの
凹部にクツシヨンを充填してベツドクツシヨンの
表面を平坦にすると同時に、表面の柔軟性を確保
することができるので仮眼ベツドの居住性が低下
することもない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るトラツクのキヤブの一実施例
を示し、第1図はベツドクツシヨンを格納した状
態を示す要部の概略側面図、第2図はベツドクツ
シヨンを展開した状態を示す要部の概略側面図、
第3図はベツドクツシヨンの斜視図、第4図は第
3図の−断面図である。 1……荷台、2……キヤブ、3……バツクパネ
ル、4……バツクウインドウ、6……フロア、7
……シート、8……シートバツク、9……ベツド
クツシヨン、10……支軸、11……開口、12
……透明板、13……クツシヨン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクウインドウを設けたバツクパネルにベツ
    ドクツシヨンの後縁を上下回動可能に枢着し、前
    記バツクパネルの前方に設けたシートの少なくと
    もシートバツクを前方に移動させることにより、
    前記バツクパネルに沿つて立上り格納したベツド
    クツシヨンの展開スペースを確保するように構成
    したトラツクのキヤブにおいて、格納状態におい
    て前記バツクウインドウと重合する開口をベツド
    クツシヨンに設け、該開口を透明板で被覆すると
    共に、該透明板の取付面を前記ベツドクツシヨン
    の表面より凹入させたことを特徴とするトラツク
    のキヤブ。
JP1986036517U 1986-03-13 1986-03-13 Expired JPH033235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986036517U JPH033235Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

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JP1986036517U JPH033235Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

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JPS62148482U JPS62148482U (ja) 1987-09-19
JPH033235Y2 true JPH033235Y2 (ja) 1991-01-28

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ID=30846991

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JP1986036517U Expired JPH033235Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

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JPH0545551Y2 (ja) * 1989-03-31 1993-11-22

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JPS62148482U (ja) 1987-09-19

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