JPH0328684Y2 - - Google Patents

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JPH0328684Y2
JPH0328684Y2 JP16916985U JP16916985U JPH0328684Y2 JP H0328684 Y2 JPH0328684 Y2 JP H0328684Y2 JP 16916985 U JP16916985 U JP 16916985U JP 16916985 U JP16916985 U JP 16916985U JP H0328684 Y2 JPH0328684 Y2 JP H0328684Y2
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JP
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striker
opening
locking device
trunk lid
bolt
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JP16916985U
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JPS6279062U (ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動車に最適な開閉体のロツク装置
に関するものである。
〔従来技術〕
従来、トランクリツド等の開閉体のロツク装置
としては例えば自動車工学全書第13巻「乗用車の
車体」(山海堂版)に記載のものがある。
ロツク装置は第4図及び第5図に示す如く車体
のリヤパネル103側にストライカ105が設け
られる一方、図外のヒンジを支点として矢印方向
に開閉可能なトランクリツド107側に噛み合い
機構109が設けられ、トランクリツド107の
閉時に噛み合い機構109のラツチ111とスト
ライカ105のストライカボルト113が噛み合
うことで旋錠状態が得られる構造となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかるトランクリツド107のロツク装置にお
いて、噛み合い機構109のロツクケース115
には、前記ラツチ111へストライカ105を誘
導するガイド溝(図示していない)が形成され、
ストライカ105が車幅方向へ若干移動してもラ
ツチ111と正規位置で正しく噛み合う形状とな
つている。しかしながら、前後(第4図矢印イ)
方向の移動に対してストライカ105を正規位置
へ誘導する対応策はなかつた。
このために、例えば、追突時にリヤパネル10
3が第5図矢印ロの如く前方へ変形移動した際
に、ストライカボルト113には前後方向の所望
の噛み合い代Lが確保されているため噛み合い外
れを起こすことはないが、ロツクケース115の
先端の外側aはリヤパネル103の上端部Cと干
渉して回動不能となる恐れがあつた。また、無理
にトランクリツド107を開放した後、再度、閉
める時にロツクケース115の先端の外側aは、
前記リヤパネル103の上端部Cと又先端の内側
bはストライカボルト113の角部dと干渉し円
滑な開閉ができなくなる問題があつた。
そこで、この考案は追突時に変形移動が発生し
て正規の噛み合い位置にずれが起きてもトランク
リツド等の開閉体の開閉が円滑に確保できるよう
にした開閉体のロツク装置を提供することを目的
としている。
〔問題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、車体と開閉体のいずれか一方にストライカ
を、他方に前記ストライカと係脱自在に噛み合う
噛み合い機構を備えてなるロツク装置において、
ストライカはベースプレートと該ベースプレート
より突出するU字状のストライカボルトとから成
り前記噛み合い機構と噛み合うストライカボルト
の角部を湾曲形成する一方、前記ストライカと対
応する噛み合い機構のロツクケース先端に、前記
ストライカボルトからベースプレート側へ向けて
傾斜する逃げ部を設けてある。
〔作用〕
かかる開閉体のロツク装置において、ストライ
カと噛み合う旋錠状態の噛み合い機構をロツク解
錠することで開閉体の開閉が可能となる。
次に、追突時に正規の噛み合い位置にずれが起
きた状態で閉時の開閉体を上方へ回動すると、逃
げ部によつてロツクケースの阻止は起こらず開閉
体の開放が行なえる。
また、開放時の開閉体を下方へ回動すると、逃
げ部によつてロツクケースの阻止は起こらずトラ
ンクリツドは閉扉される。この時、ロツクケース
は湾曲形成されたストライカの角部に対して滑り
込むよう回動進入し該噛み合い機構はストライカ
と噛み合うようになる。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第3図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1は自動車3の開閉体となるトランクリツ
ドを示している。トランクリツド1はインナーパ
ネル5とアウターパネル7とから成り、ヒンジ
(図示していない)を介して矢印ロ方向に開閉可
能で、該リツド1は閉時においてロツク装置9に
よりロツクされるようになる。
ロツク装置9はトランクリツド1のインナーパ
ネル5側に設けられた噛み合い機構11と車体の
リヤパネル15側に設けられたストライカ17と
から成つている。ストライカ17は、リヤパネル
15にボルト止め19されたベースプレート21
よりU字状のストライカボルト23が突出した形
状となつており、前記噛み合い機構11と噛み合
うストライカボルト13の上部側の角部25を大
きく湾曲形成してある。
一方、噛み合い機構11は前記インナーパネル
5にブラケツト27を介して固着されたロツクケ
ース29内に収納配置されると共に前記ストライ
カボルト23と係脱自在に噛み合うラツチ31
と、噛み合い時のラツチ31を拘束又は拘束解除
状態とするロツキングレバー(図示していない)
とを有し、ロツキングレバーは、キーシリンダ3
3又はリモコンオープナ(図示していない)と連
動連繋している。これにより、ラツチ31とスト
ライカボルト33が噛み合う旋錠時において、前
記キーシリンダ33又はリモコンオープナを操作
することで解錠が可能となる。
ロツクケース29は、前記ストライカボルト2
7への進入時に該ボルト23をラツチ31へ誘導
案内するガイド溝が設けられると共に先端には、
ストライカボルト23からベースプレート21へ
かけて傾斜する逃げ部35が形成されている。
なお、37は閉時のトランクリツド回りのシー
ルを確保するウエザーストリツプで、リヤパネル
15より短く立上がるフランジ39に装着支持さ
れている。
このように構成されたロツク装置9において、
開放時のトランクリツド1を下方へ回転すると噛
み合い機構11のラツチ31はストライカボルト
23と正規位置で正しく噛み合う旋錠状態が得ら
れるようになる。また、ラツチ31とストライカ
ボルト23の噛み合いを外したロツク解錠とする
ことでトランクリツド1の開放が行なえるように
なる。次に、追突時にリヤパネル15が前方(矢
印ハ)へ変形移動して噛み合い位置にずれが起き
た際にトランクリツド1を上方へ回動するとロツ
クケース29は、リヤパネル15の上端15aと
滑り接触して阻止は起こらずに回動し開放するよ
うになる。また、開放状態のトランクリツド1を
下方へ回動するとロツクケース29はリヤパネル
15の上端15aと滑り接触する逃げ部35によ
つて阻止されることなく回動進入し、トランクリ
ツド1は閉扉される。この時、ロツクケース29
の先端は湾曲形成されたストライカボルト23の
角部25によつて滑り込むため支障なくラツチ3
1とストライカボルト23は噛み合うようにな
る。
なお、この実施例ではトランクリツドのロツク
装置について説明を行なつたが、バツクドアのロ
ツク装置として実施することも可能である。
〔考案の効果〕
以上、説明したようにこの考案のロツク装置に
よれば、追突等によつてロツク装置の噛み合い位
置にずれが発生しても、ロツクケースの阻止は起
こらず開閉体の支障のない開閉が行なえるように
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のロツク装置をトランクリツ
ドに実施した旋錠状態の第3図−線概要切断
面図、第2図は変形時の概要説明図、第3図はこ
の考案を実施した自動車の斜視図、第4図は従来
例を示した第1図と同様の概要切断面図、第5図
は従来例を示した第2図と同様の概要説明図であ
る。 主要な図面符号の説明、1……トランクリツド
(開閉体)、9……ロツク装置、11……噛み合い
機構、15……リヤパネル(車体)、17……ス
トライカ、21……ベースプレート、23……ス
トライカボルト、25……角部、29……ロツク
ケース、35……逃げ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体と開閉体のいずれか一方にストライカを、
    他方に前記ストライカと係脱自在に噛み合う噛み
    合い機構を備えてなるロツク装置において、スト
    ライカはベースプレートと該ベースプレートより
    突出するU字状のストライカボルトとから成り前
    記噛み合い機構と噛み合うストライカボルトの角
    部を湾曲形成する一方、前記ストライカと対応す
    る噛み合い機構のロツクケース先端に、前記スト
    ライカボルトからベースプレート側へ向けて傾斜
    する逃げ部を設けたことを特徴とする開閉体のロ
    ツク装置。
JP16916985U 1985-11-05 1985-11-05 Expired JPH0328684Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16916985U JPH0328684Y2 (ja) 1985-11-05 1985-11-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16916985U JPH0328684Y2 (ja) 1985-11-05 1985-11-05

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Publication Number Publication Date
JPS6279062U JPS6279062U (ja) 1987-05-20
JPH0328684Y2 true JPH0328684Y2 (ja) 1991-06-19

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ID=31102723

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