JPH0346132Y2 - - Google Patents

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JPH0346132Y2
JPH0346132Y2 JP1984038773U JP3877384U JPH0346132Y2 JP H0346132 Y2 JPH0346132 Y2 JP H0346132Y2 JP 1984038773 U JP1984038773 U JP 1984038773U JP 3877384 U JP3877384 U JP 3877384U JP H0346132 Y2 JPH0346132 Y2 JP H0346132Y2
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locking
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ハツチバツク式自動車のバツクドア
ロツク装置に関する。
[従来技術] ハツチバツク式自動車のバツクドア等において
は、ドアロツクの信頼性向上のため、或いはドア
の中央部近傍にスペアタイヤ等を搭載した場合の
スペース上の制約により、ドアにデユアルロツク
構造を採用することが考えられる。
ところで、第1図に示すように、車両1の後部
ドア2に左右1対のロツク部材3,3を設けると
共に、車体の幅方向略中間位置に回動自在に配設
された開閉操作部材4に、夫々ロツド部材5,5
を介して左右のロツク部材3,3を連結し、開閉
操作部4の時計方向の回動に伴つて生じるロツド
部材5,5の車体幅方向中心向きの牽引力により
両ロツク部材3,3のロツクが解除されるように
構成されたドアロツク装置は従来より知られてい
る(実開昭56−97457号公報参照)。
ところが、上記従来例においては、車両1の後
部に他の車両が追突した場合、車体の前方への変
形により開閉操作部材が前方に変位され、その
際、ロツド部材5,5には車体幅方向中心向きの
牽引力が作用し、その結果、ロツク部材3,3が
アンロツクされて後部ドア2が開扉する恐れがあ
つた。
[考案の目的] 本考案は、左右1対のロツク部材と、夫々ロツ
ド部材を介して両ロツク部材に連結される回動式
開閉操作部材とを有し、上記ロツド部材の車体幅
方向中心向きの牽引力により両ロツク部材がアン
ロツクされるように構成された自動車のバツクド
アロツク装置において、その自動車が追突を受け
た際に、上記ロツド部材に車体幅方向中心向きの
牽引力が生じないようにすることを目的としてい
る。
[考案の構成] このため、本考案は、バツクドアロツク装置の
開閉操作部材が、両ロツク部材の左右方向略中間
位置で、両ロツク部材より車体後方側に配設され
ていることを特徴としている。
[考案の効果] 本考案によれば、上記ロツド部材が、車体幅方
向中心側へ向かうにつれて車体後方へ張り出す傾
斜姿勢でロツク部材と開閉操作部材間に架設され
るので、自動車が追突を受けた場合、その衝撃に
より上記ロツド部材に従来とは逆の車体外側方向
き、すなわち、上記ロツク部材をロツクさせる向
きの力が加わることになり、従つて追突に伴うバ
ツクドアの開扉は確実に防止される。
[実施例] 次に、図面に基づいて本考案の一実施例を説明
する。
ハツチバツク式自動車の後面略図である第2図
において、ボデー11のルーフ12とエンドプレ
ート部14間には、ドアフレーム15にウインド
ガラス16が接着されてなるバツクドア17によ
つて被蓋される略梯形状の開口18が形成されて
いる。上記バツクドア17のドアフレーム15上
辺部は、左右1対のヒンジ部材20,20を介し
て開口18上縁部に臨むルーフ部12にバツクド
ア17が開閉自在となるように取着されている。
このバツクドア17は、閉扉した状態で、ドア
フレーム15下辺部が本考案に係るバツクドアロ
ツク装置21によつて、開口18下縁部に臨むエ
ンドプレート部14上縁部にロツクされるように
なつている。上記バツクドアロツク装置21は、
バツクドア17のドアフレーム15下辺部にフラ
ンジ22a,22aを介して固定された左右1対
の略U字形係止部材(ストライカ)22,22
と、ロツク部材保持プレート23,23の上端部
に設置された左右1対のロツク部材24,24
と、両ロツク部材24,24の左右方向略中間位
置に配設された回動式開閉操作部材25と、両ロ
ツク部材24,24と開閉操作部材25とを連結
する左右1対のロツド部材26,26とにより基
本的に構成されており、第3図に示すように、上
記開閉操作部材25が両ロツク部材24,24よ
り車体後方側に配置されていることを特徴として
いる。
以下、本実施例の構成を詳説すると、第3図か
ら明らかなように、エンドプレート部14の車体
前方側には、エンドプレート部14を補強するレ
インフオースメント27がエンドプレート部14
と平行に設けられており、このレインフオースメ
ント27上のトランクルーム28内には、スペア
タイヤ29が搭載されている。
該スペアタイヤ29の両脇の上記ストライカ2
2,22に対応する位置のレインフオースメント
27には、垂直に起立するロツク部材保持プレー
ト23,23が左右1対固着されており、エンド
プレート部14上縁部に近接するロツク部材保持
プレート23,23上縁部には、前記ストライカ
22,22と係合可能にロツク部材24,24が
保持されている。
第4図、第5図に示す如く、車体右側のロツク
部材24のベース30は、一体のフランジ32,
32を介して保持プレート23の上端部前面に固
着されている。このベース30内には、後端が右
側ロツド部材26の外側方端に接続されるロツク
解除レバー33と、下端がロツク解除レバー33
に係合するクローレバー34と、上方からベース
30内に侵入する前記ストライカ22に係合可能
なフオーク35が各枢支軸33a,34a,35
aによつて夫々回動自在に支持された状態で収容
されており、上記クローレバー34は、通常はフ
オーク35をストライカ22との係合位置にロツ
クするようになつている。
しかしながら、ロツド部材26が車体中心方向
へ牽引されると、ロツク解除レバー33が第4図
時計方向に回動し、これに伴つてクローレバー3
4の下端部が右動される。つまり、該クローレバ
ー34が、その枢支軸34aを中心として、第5
図における反時計回り方向に回動させられる。こ
のため、上記フオーク35は、一旦時計回り方向
に駆動されるが、わずかな所定角度だけ時計回り
方向に回動させられることにより、その係合段部
35bと上記クローレバー34との係合状態が解
かれ、その後、リターンスプリング35sのバネ
力によつて反時計回り方向に回動させられる。こ
の結果、フオーク35とストライカ22との係合
が解除されるように構成されている。31は断面
略梯形状のストライカガイド、39はベース30
の前壁50との間にこのストライカガイド31等
を支持するためのサブプレートである。なお、車
体左側のロツク部材26は、車体右側のロツク部
材26と左右対称に構成されている。
第3図において、エンドプレート部14の幅方
向中間部には、前記開閉操作部材25が収容され
るための凹部36が形成され、該凹部36の底部
には、開閉操作部材25の取付ベース板37(第
6図参照)が固定されている。
上記取付ベース板37にはピン38を介してク
ランクプレート40が枢着され、このクランクプ
レート40の上腕部には、左側ロツド部材26の
内方端が、又クランクプレート40の下腕部に
は、右側ロツド26の内方端が、夫々接続されて
いる。
また、取付ベース板37の右端部には、一端が
車室内のノブ(図示せず)に接続されるワイヤー
部材41のアウターワイヤー42の他端が接続さ
れ、ワイヤー部材40のインナーワイヤー43の
他端はクランクプレート40の上腕部に接続され
ている。
一方、クランクプレート40下腕部には、キー
シリンダロツド44の内方端が接続され、このキ
ーシリンダロツド44の外方端はアーム45を介
してキーシリンダ46に接続されている。
開閉操作部材25が第6図に示すロツク位置に
セツトされている時は、バツクドア17は閉扉さ
れて前記両ロツク部材24,24によりエンドプ
レート部14にロツクされているが、前記車室内
のノブ或いはキーシリンダ46によりバツクドア
17のアンロツク操作を行なうと、インナーワイ
ヤー43が矢印B方向に牽引されるか若しくはキ
ーシリンダロツド44が矢印C方向に牽引されて
クランクプレート40が反時計方向に回動し、そ
れに伴つて左右のロツド部材26,26が車体中
心側へ牽引されて前述の如くロツク部材24,2
4がアンロツクされる。
本実施例においては、開閉操作部材25(第3
図)がロツク部材24,24より車体後方側に配
置されロツド部材26,26が車体中心側へ向か
うにつれて車体後方へ張り出す姿勢で架設されて
いるので、自動車が追突を受けた時には、ロツド
部材26,26に車体外側方向き、すなわちロツ
ク部材24,24をロツクさせる向きの力が加わ
ることになり、追突事故によるバツクドア17の
開扉は確実に防止される。
なお、第2図中の47,47は後部照明設備、
第3図中48はブラケツト49を介してエンドプ
レート部14に取り付けられたリヤバンパであ
る。
本考案を具体化するに当り、ロツク部材24,
24は第4図、第5図に示す構造のものに限定さ
れることはなく、ロツド部材26,26を介して
開閉操作部材25によりロツク・アンロツク操作
が行なわれる形式のものであれば充分である。
又、左ハンドル式の自動車においては、第6図
の2点鎖線位置にワイヤー部材41を接続し、該
ワイヤー部材41を車体左側に配設することがで
きる。その他クランクプレート40を枢着するピ
ン38と、キーシリンダ46とを同芯に設ける等
の設計変更は自由に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の後面略図、第2図は本考案を
適用した自動車の後面略図、第3図は第2図のA
−A矢視略図、第4図と第5図は夫々ロツク部材
の平面図及び後面図、第6図は開閉操作部材の正
面図である。 11……ボデー(車体)、17……バツクドア、
18……開口、20……ヒンジ部材、21……バ
ツクドアロツク装置、22……係止部材、24…
…ロツク部材、25……開閉操作部材、26……
ロツド部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体の後部開口上縁部に臨む部分に、その上縁
    部がヒンジ部材を介して開閉自在に取着されたバ
    ツクドアの下縁部をドア閉扉状態で上記開口下縁
    部に臨む車体部分にロツクするためのバツクドア
    ロツク装置であつて、 該バツクドアロツク装置は、上記バツクドア下
    縁部に固定され左右1対の係止部材と、上記開口
    下縁部に臨む車体部分に設置され、上記係止部材
    と係合する左右1対のロツク部材と、両ロツク部
    材の左右方向略中間位置で、両ロツク部材より車
    体後方側に回動自在に配設され、夫々ロツド部材
    を介して両ロツク部材と連結された開閉操作部材
    とからなり、該開閉操作部材の回動に伴つて各ロ
    ツド部材が車体の幅方向中心側へ牽引されること
    により両ロツク部材のロツクが解除されるように
    構成されていることを特徴とする自動車のバツク
    ドアロツク装置。
JP1984038773U 1984-03-16 1984-03-16 自動車のバツクドアロツク装置 Granted JPS60150274U (ja)

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JPS60150274U JPS60150274U (ja) 1985-10-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60150274U (ja) 1985-10-05

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