JPH04116572U - ドアロツク装置 - Google Patents
ドアロツク装置Info
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B85/00—Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
- E05B85/02—Lock casings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置本体を構成するカバープレートの曲げ強
度を増すことにより、装置全体の強度を確保しつつ、そ
の小型,軽量化を実現する。 【構成】 カバープレート2における一側部2Aと他側
部2Bとの交わる角の部分に、ストライカ20の案内溝
2Cを切欠き形成した。
度を増すことにより、装置全体の強度を確保しつつ、そ
の小型,軽量化を実現する。 【構成】 カバープレート2における一側部2Aと他側
部2Bとの交わる角の部分に、ストライカ20の案内溝
2Cを切欠き形成した。
Description
【0001】
本考案は、ドアロック装置に関し、詳しくは、装置本体を構成するカバープレ
ートに案内溝が形成され、該案内溝内に進入するストライカを前記装置本体内の
ラッチによって係止可能なドアロック装置に関する。
【0002】
従来、この種のドアロック装置として、例えば自動車のサイドドアなどのドア
に適用されるものは、カバープレートを平板状の鋼製とし、かつその平面形状を
略U字状とすることにより、そのカバープレートに、ストライカの進入方向に開
放された案内溝が形成されている。そして、このようなカバープレートは、他の
鋼製部品や合成樹脂製部品と共に装置本体を構成しており、その装置本体がドア
側に取付けられ、またストライカが車体のドア枠側に取付けられるようになって
いる。
【0003】
ところが、上記のような従来のドアロック装置にあっては、カバープレートが
平面略U字状の平板であるため、その厚み方向における曲げ強度を増すためには
、その肉厚や幅を大きくしなければならず、装置本体の強度を確保しつつ、その
小型,軽量化を図ることが難しかった。
【0004】
本考案の目的は、装置本体の強度を確保しつつその小型,軽量化を実現するこ
とができるドアロック装置を提供することにある。
【0005】
本考案のドアロック装置は、装置本体を構成するカバープレートに案内溝が形
成され、該案内溝内に進入するストライカを前記装置本体内のラッチによって係
止可能なドアロック装置において、前記カバープレートは、断面略L字状の角の
部分に前記案内溝が切欠き形成されたものであることを特徴とする。
【0006】
本考案のドアロック装置は、装置本体を構成するカバープレートを断面略L字
状として、その角部分に、ストライカの案内溝を切欠き形成したことにより、そ
のカバープレートの曲げ強度を大幅に高め、この結果として、装置本体の強度を
確保しつつ、その小型,軽量化を実現する。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】
図において、1はドアロック装置の装置本体であり、図3に示すように、ボル
ト30によって自動車のドア31のインナーパネル32の内側に取付けられるよ
うになっている。この図3における矢印A方向がドア31の閉じ方向であり、こ
の閉じ方向において本体1と対向する車体側ドア枠の位置にはストライカ20が
取付けられている。本体1は、鋼製のカバープレート2およびベースプレート3
と、合成樹脂製のボディ4およびサイドボディ52との組合わせによって構成さ
れており、この本体1の内部に、前記ストライカ20と係合可能なラッチ6、こ
のラッチ6をストライカ20との係合状態にロックするロック機構およびそのロ
ック機構によるロックを解除するための操作機構等が組込まれている。
【0009】
カバープレート2は、鋼板が図4に示すように断面略L字状に折曲成形された
ものであり、その一側部2Aは、ドア31の外周部を形成するインナーパネル3
2の折曲部32Aの内面に圧接し、また他側部2Bは、インナーパネル32の内
面と対向する。このカバープレート2には、ストライカ20の案内溝2Cが形成
されている。この案内溝2Cは、カバープレート2の両側部2Aおよび2Bが交
わる角部から、本体1に対するストライカ20の進入方向に向って切欠き形成さ
れている。したがって、ストライカ20の進入路上における両側部2Aおよび2
Bの部位が切欠かれることになる。
【0010】
また、このカバープレート2と樹脂製のボディ4との間には、前述したラッチ
6が軸線Oを中心として回動自在に支持されている。また、カバープレート2の
一側部2Aには補強部2Fが折曲形成され、またボディ4にはストライカ20の
緩衝作用を果すバンパーラバー7が取付けられている。
【0011】
またベースプレート3は、カバープレート2と同様に、鋼板が断面略L字状に
折曲成形されたものであり、その一側部3Aはカバープレート2の一側部2Aと
平行とされ、また他側部3Bはカバープレート2の他側部2Bと略同一平面上に
位置している。ベースプレート3の他側部3Bには、カバープレート2の他側部
2Bとの嵌合部3Cが切欠き形成され、更に、この嵌合部3Cの上縁と側縁には
外方へ膨出するひさし部3Dおよび3Eが形成されている。一方、これらのひさ
し部3Dおよび3Eと対向するカバープレート2の他側部2Bの周縁には、それ
らのひさし部3Dおよび3Eの内側に嵌合する薄肉部2Dおよび2Eがつぶし成
形されている。
【0012】
また樹脂製のサイドボディ5は、ベースプレート3およびボディ4の外側を覆
う形状に成形されていて、ドア31の内部に侵入した雨水などが本体1内に侵入
することを防ぐようになっている。
【0013】
しかして、ドア31内に装着された本体1は、ドア31が閉じられたときに、
車体のドア枠側のストライカ20にラッチ6を係合させてドア31をロックし、
また図示しないロック解除レバーなどが操作されたときにラッチ6の係合を解く
。このように本体1とストライカ20は、ドアロック装置としての基本的な機能
を果す。
【0014】
ところで、カバープレート2が断面略L字状であること、および案内溝2Cが
カバープレート2の外周縁に開放されない閉空間として形成されていること、更
に補強部2Fが形成されていることによって、カバープレート2は、その鋼性が
高いものとなっている。特に、車体の前後方向つまりカバープレート2の一側部
2Aの肉厚方向におけるカバープレート2の衝撃強度が高いものとなる。
【0015】
また、ドア31のインナーパネル32の内面と本体1との間に雨水などが侵入
したときは、ベースプレート3のひさし部3Dおよび3Eと、カバープレート2
の薄肉部2Dおよび2Eの重なり部分が有効に作用し、それらの嵌合部分から本
体1内への雨水などの侵入を阻止する。したがって、サイドボディ5による防水
作用と相俟って、本体1内への雨水等の侵入に対して高い防水効果を発揮するこ
とになる。
【0016】
また、カバープレート2の補強部2Fは、バンパーラバー7が取付けられたボ
ディ4の外側に位置するため、ストライカ20の進入方向の衝撃荷重に対するボ
ディ4およびカバープレート2の衝撃強度が高まることにもなる。
【0017】
以上説明したように、本考案のドアロック装置は、装置本体を構成するカバー
プレートを断面略L字状として、その角部分に、ストライカの案内溝を切欠き形
成した構成であるから、そのカバープレートの曲げ強度を大幅に高めることがで
き、この結果、装置本体の強度を確保しつつ、その小型,軽量化を実現すること
ができる。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図1に示す装置本体をドアの内部に装着した場
合の斜視図である。
合の斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図4のV円部の拡大図である。
1 装置本体
2 カバープレート
2A 一側部
2B 他側部
2C 案内溝
2D,2E 薄肉部
2F 補強部
3 ベースプレート
3A 一側部
3B 他側部
3C 嵌合部
3D,3E ひさし部
4 ボディ
5 サイドボディ
6 ラッチ
7 バンパーラバー
20 ストライカ
30 ボルト
31 ドア
32 インナーパネル
32A 折曲部
Claims (1)
- 【請求項1】 装置本体を構成するカバープレートに案
内溝が形成され、該案内溝内に進入するストライカを前
記装置本体内のラッチによって係止可能なドアロック装
置において、前記カバープレートは、断面略L字状の角
の部分に前記案内溝が切欠き形成されたものであること
を特徴とするドアロック装置。
Priority Applications (2)
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JP2012691U JP2508756Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | ドアロック装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012691U JP2508756Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | ドアロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2508756Y2 JP2508756Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012691U Expired - Fee Related JP2508756Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | ドアロック装置 |
Country Status (2)
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---|---|
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JP (1) | JP2508756Y2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1991-03-29 JP JP2012691U patent/JP2508756Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-03-19 US US07/854,408 patent/US5186504A/en not_active Expired - Lifetime
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