JPH03283993A - 加入者集線装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電話交換機に関し特に加入者集線段を加入者群
が存在する遠方へデジタル回線を通じて持出したリモー
トターミナルと、交換局側に配したセンタターミナルか
ら成る加入者集線装置に関する。

〔従来の技術〕

従来この種の加入者集線装置のシステム制御プログラム
を格納するメモリは通常紫外線消去型のリートオンリメ
モリが使用され、機能追加等によるプログラム変更を行
なう場合は、新プログラムを書込んだ別の紫外線消去型
リードオンリメモリに交換していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の加入者集線装置は、機能追加等によるプ
ログラムの変更は、旧システム制御プログラムが格納さ
れる紫外線消去型のリードオンリメモリを取外して、新
システム制御プログラムの書込まれた新しい紫外線消去
型のリードオンリメモリに交換するなめに、その集線装
置が設置されている例えば比較的僻地の屋外の場所まで
その都度出向かなければならず、また新メモリに交換す
る際その設置環境によっては塵芥や水分等が混入しない
よう保護する必要があった。

本発明の目的は、電話網に接続されたデータ入力装置か
ら交換機を介して送出される新しいプログラムデータを
一担蓄積する専用のランダアクセスメモリに格納した後
、データ入力装置がらの指示によりシステム制御プログ
ラム格納用の不揮発性メモリに転写することにより、プ
ログラム変更をデータ入力装置から遠隔制御できる加入
者集線装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の加入者集線装置は、システム制御プログラムを
格納する電気的消去が可能な不揮発性メモリと、該不揮
発性メモリと同メモリ容量を有し前記システム制御プロ
グラムを蓄えるランダムアクセスメモリと、前記加入者
集線装置に収容された予め定められた加入者収容位置に
着信した時、該加入者回線を介して着信した前記加入者
集線装置のシステム制御プログラムおよび制御信号を受
信し、前記ランダムアクセスメモリに記憶制御すると共
に該ランダムアクセスメモリに記憶された前記システム
制御プログラムを前記不揮発性メモリへ転写制御し、該
プログラムを立上げるための最低限の機能を実行する固
定的プログラムを実装するリードオンリメモリを有して
いる。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。第１図
は本発明の一実施例のシステム系統図、第２図は本発明
の一実施例の局側に設置する集線装置のセンタターミナ
ルのブロック図、第３図は本発明の一実施例の加入者側
に設置する加入者集線装置のリモートターミナルのブロ
ック図である。

第１図は電話交換機１と、加入者群が存在する遠方に設
置する加入者集線装置のリモートターミナル３と、交換
局側に設置する加入者集線装置のセンタターミナル２と
、加入者集線装置のプログラムを書替えるデータを入力
するためのデータ入力装置４と、交換機１のネットワー
クの切口となるハイウェイ５と、センタターミナル２と
リモートターミナル３を結ぶデジタル回線６と、加入者
電話機７−１〜７−　ｎで構成される。

加入者電話機７−１〜７−　ｎはリモートターミナル３
で収容・多重化されデジタル回線６を介して交換局と結
ばれ、センタターミナル２を経て交換機１のハイウェイ
５に接続される。データ入力装置４は一般加入者と同様
にダイヤルし、交換網、交換機を経て加入者集線装置の
センタターミナル２に着信接続される。

第２図は第１図のセンタターミナル２の一実施例を示し
、マイクロプロセッサから成る制御回路２−１と、デー
タ入力装置４から電話網、交換機１、ハイウェイ５を介
して新システム制御プログラムを受信しセンタターミナ
ルあるいはリモートターミナルへ該プログラムデータを
転送して、受信した新システム制御プログラムを立上る
のに必要な最低限の機能を実行する固定的なプログラム
を実装するリードオンリメモリ２−２と、システム制御
プログラムを格納する電気的消去か可能な不揮発性メモ
リ２−３と、不揮発性メモリ２−３と同様なメモリ容量
を有しデータ入力装置４から入力された新システム制御
プロクラムを蓄えるランダムアクセスメモリ２−４と、
交換機１から加入者の制御情報、集線スイッチの制御情
報の受信あるいは交換機１１＼加入者情報、ダイヤルパ
ルス情報の送出と、データ入力装置４から交換機１を介
して可聴音で送出される新システム制御プログラムの受
信と、リモートターミナル３とデジタル回線上の制御チ
ャネルを使用し交換機１がらの前記制御情報を送出およ
び加入者情報、タイヤルパルス情報を受信する機能を有
する通信回路２−５で構成される。

第３図は、第１図のリモートターミナル３の一実施例を
示し、第２図のセンタターミナル２と同様マイクロプロ
セッサから成る制御回路３−１と、新システム制御プロ
グラムを立上るのに必要な最低限の機能を実行する固定
的なプログラムを実装するリードオンリメモリ３−２と
、システム制御プログラムを格納する電気的消去が可能
な不揮発性メモリ３−３と、不揮発性メモリ３−３と同
様なメモリ容量を有しデータ入力装置４から入力された
新システム制御プログラムを蓄えるランダムアクセスメ
モリ３−４と、センタターミナルとデジタル回線上の制
御チャネルを使用してデータ入力袋Ｗ４からの制御情報
を着信および加入者情報、ダイヤルパルス情報を送出す
る通信回路３−５で構成される。

次に動作について説明する。通常センタターミナルの制
御回路２−１およびリモートターミナルの制御回路３−
１は不揮発性メモリ２−３および３−３に予め書込まれ
たシステム制御プログラムによって、加入者の制御、監
視、集線スイッチの制御等を交換機１の指示に従い行な
っている。

新しいサービス追加あるいはサービス変更が生じた時、
データ入力装置４から加入者集線装置の予め定められた
加入者番号に対して呼をかけ、その着信制御情報をセン
タターミナルの制御回路２−１が認識すると、その通話
パスをセンタターミナルの通信回路２−５へ接続するよ
う応答信号を交換機１に返送する。応答信号を着信した
交換機１はデータ入力装置４と通信回路２−５を結び通
話路を形成する。データ入力装置４は変復調回路を使用
して可聴音で新システム制御プログラムを送出する。デ
ータ入力装置４が出力する新システム制御プログラムに
はセンタターミナル宛の情報とリモートターミナル宛の
情報を識別するための所定のパスワードが付されており
、センタターミナルの制御回路２−１でこのパスワード
を認識し受信したデータを解析した後、センタターミナ
ル宛のデータの場合はランダムアクセスメモリ２４に蓄
積し、リモートターミナル宛の場合は、デジタル回線６
の制御チャネルを使用してリモートターミナル３へ転送
する。リモートターミナル３ではセンタターミナル２と
同様に制御回路３１が作動し、ランダムアクセスメモリ
３−４に新システム制御プログラムデータを蓄積する。

制御部２−１．３−１は、すべてのデータを受信後デー
タ入力装置から送出されるチエツク指示に従い、データ
に付された同期情報を冗長度符号チエツク方式等により
演算してそのデータの正常性を確認し、その確認結果を
データ入力装置４に返送する。確認結果が「正常」の場
合は、データ入力袋Ｗ４からの指示によりセンタターミ
ナル２とリモートターミナル３の双方、あるいはいずれ
か一方のランダムアクセスメモリ２−４と３−４の双方
、あるいはいずれか一方に蓄積された新しいシステム制
御プログラムを不揮発性メモリ２３と３−３の双方、あ
るいはいずれか一方へ転写し、新プログラムにシステム
制御権を移す。システム制御権を移譲された新プログラ
ムによるシステム動作が「不良」の場合は、元のリード
オンリメモリ２−２と３−２の双方、あるいはいずれか
一方に切替えられ、プログラムの再書込みができる初期
状態に復旧する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は５予め定められた加入者収
容位置への着信呼を通信系に引込み、データ入力装置か
ら送信されてくる新しいシステム制御プログラムをラン
ダムアクセスメモリに一担蓄えた後、不揮発性メモリに
蓄積されている旧システム制御プログラムを書替えるこ
とにより、悪環境下に数多く散在しているリモートター
ミナルやセンタターミナルの設地場所までわざわざ出向
くことなく、交換網を通じて容易にプログラムを入れ替
えることかでき、更に新しいサービスの追加も容易なた
め装置の陳腐化を防止できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のシステム系統区、第２図は
本発明の一実施例の局側に設置する集線装置のセンタタ
ーミナルのブロック図、第３図は本発明の一実施例の加
入者側に設置する加入者集線装置のリモートターミナル
のブロック図である。 １・・・交換機、２・・・集線装置のセンタターミナル
、３・・・集線装置のリモートターミナル、４・・・デ
ータ入力装置、５・・・ハイウェイ、６・・・デジタル
回線、７−１〜７−　ｎ・・・加入者電話機、２−１３
−１・・・制御回路、２−２．３−２・・・リードオン
リメモリ、２−３．３−３・・・不揮発性メモリ、２−
４．３−４・・・ランダムアクセスメモリ、２５・・・
通信回路、３−５・・・通信回路。 ｎ・・・加入者電話機。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話交換機の加入者集線段を加入者群が存在する遠方へ
   デジタル回線を通じて持出したリモートターミナルと、
   交換局側に配したセンタターミナルから成り、システム
   制御プログラムに従って前記各ターミナルの制御回路に
   より運用される加入者集線装置において、前記システム
   制御プログラムを格納する電気的消去が可能な不揮発性
   メモリと、該不揮発性メモリと同メモリ容量を有し前記
   システム制御プログラムを蓄えるランダムアクセスメモ
   リと、前記加入者集線装置に収容された予め定められた
   加入者収容位置に着信した時、該加入者回線を介して着
   信した前記加入者集線装置のシステム制御プログラムお
   よび制御信号を受信し、前記ランダムアクセスメモリに
   記憶制御すると共に該ランダムアクセスメモリに記憶さ
   れた前記システム制御プログラムを前記不揮発性メモリ
   へ転写制御し、該プログラムを立上げるための最低限の
   機能を実行する固定的プログラムを実装するリードオン
   リメモリを有することを特徴とする加入者集線装置。