JPH0326913A - 移動体用現在地表示装置 - Google Patents

移動体用現在地表示装置

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JPH0326913A
JPH0326913A JP16292989A JP16292989A JPH0326913A JP H0326913 A JPH0326913 A JP H0326913A JP 16292989 A JP16292989 A JP 16292989A JP 16292989 A JP16292989 A JP 16292989A JP H0326913 A JPH0326913 A JP H0326913A
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JP
Japan
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current location
current position
road
point
search area
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Application number
JP16292989A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Nagashima
長島 嘉正
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 《産業」―の利用分野) この発明は、ナビゲーションシステム等に奸適な移動体
用現在地表示装置に関する。
《従来の技術} 従来、この挿の装置としては、例えば特開昭63−17
5721号公報に記載のものが知られており、この例に
あってはGPS受信機の測位位置を表示地図上の位置に
換算し、この位置が道路」二にないときには、最も近い
道路上の点を移動体の現在地として検出するよう構成さ
れている。
《発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の如き従来装置にあっては、GPS
受信機の測位位置に以下のような測位誤差が含まれてい
るので、精度良く現在地を検出できないという問題点が
あった。
すなわち、 (1)  GPS衛星の位置データに起凶する測位誤差
、 (2) 電離層電波伝搬遅延に起因するllIII位誤
差、(3) 対流圏電波伝搬遅延に起因する測位誤差、
等である。
また、一般にはGPS測位による測位誤差は20m以内
であるが、近い将来GPS衛星からのC/Aコード信号
の意図的な精度劣化が予測されており、この場合におい
ては、100m以上の測位誤差が生じるので、現在地の
検出精度がさらに悪化するという問題点があった。
この発明は、上記課題に鑑み、移動体の現在地を常に精
度良く検出することのできる移動体用現在地表示装置を
提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段} この発明は、上記課題を達成するために、第1図の如く
構成されており、現在地の移動につれて表示画面上の表
示地図を逐次書換えつつその」二に現在地を表示させる
ようなされている。
そして、地図情報記憶手段aでは、道路を含む地図情報
が記憶される。
GPS受信機22では、GPS衛星からの信号に基づい
て移動体の位置情報が演算される。
検索領域限定手段bでは、上記GPS受信機22で演算
された位置情報に基づいて、上記地図悄報における現在
地検索領域が限定される。
現在地演算手段Cでは、方位センサ12および距離セン
サ13の出力に基づき、単位距離走行毎の移動成分を積
分加算することにより移動体現在地が更新演算される。
現在地表示手段dでは、上記現在地演算手段Cによって
演算された移動体現在地付近の道路地図を上記地図情報
記憶手段aから読出して、該道路地図とともに現在地が
表示される。
中九跡データ記憶手段eでは、上記方位センサ12およ
び上記距離センサ13の出力に基づく所定距離走行毎の
軌跡データが記憶される。
パターンマッチ手段fでは、上記検索領域限定手段bに
よって限定された検索領域内の道路形状と、上記軌跡デ
ータ記憶手段eに記憶された軌跡形状とがパターンマッ
チされる。
現在地修正手段gでは、上記パターンマッチ手段fによ
る照合度が一定値以上の場合、現在地が修正される。
《作用》 この発明では、GPS受信機によって移動体の位置情報
を演算し、この演算された位置情報に基づいて移動体現
在値の検索領域を限定する。従って、以後の複雑な処理
手順を簡略化できる。
《実施例の説叩〉 次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明に係る移動体用現在地表示装置が適用さ
れた車両用経路案内装置の電気的なハドウエア構戊を示
すブロック図である。
同図に示されるように、この装置はCPUIを主体とし
たマイクロコンピュータにより統轄制御されており、そ
のシステムバス2にはI/Oコントローラ3および4,
SCSIコントローラ5,グラフィックコン1・ローラ
6,V−RAM7,ROM8.D−RAM9,漢字RO
MIOおよびバックアップRAMIIが接続されている
そして、I/Oコントローラ3には方位センサ12がA
MP14およびA/D変換器15を介して接続されてい
るとともに、距離センサ13が接続されている。
また、I/Oコントローラ4には、装置に対する各挿入
力操作用のキー16が接続されているとともに、スピー
カー17がサウンドジエネレータ18を介して接続され
ている。
一方、SCS Iコントローラ5およびグラフィックコ
ン1・ローラ6にはそれぞれCD−ROMI9およびC
RT20が接続されている。
VDT (Visual D1splay Tarn+
Inal)として機能するCRT20は、車両乗員等に
対し目的地までの走行経路案内等を主として行なうもの
で、このCRT20に表示されるべき画像悄報はV−R
AM7に書込まれるとともに、CRT20に表示される
べき地図情報はCD−ROMI9に格納されている。
また、市両現在地の検出は方位センサ]2および距離セ
ンサ13の出力に基づき、単位距離走行毎の移動成分を
積分加算することによって行なっているとともに、I/
0コン1・ローラ2]を介して入力されるGPS受信機
22の出力も利用されている。
すなわち、この実施例では、GPS衛星より発射される
電波をGPS受信機22で受信することによりGPS測
位位置中心情報を得、後述するようにこの測位中心に基
づいて車両現在地が含まれる所定領域を検索領域として
設定するよう構成されている。
また、装置全体の制御は、ROM8に格納されたシステ
ムプログラムを、CPUIで実行することにより行なわ
れている。
次に、第3園は上記V−RAM7の詳細説明図で、同図
に示す如く、道路形状描画用V−RAM7A,地名等名
称描画用V−RAM7B,現在位置および軌跡表示用V
−RAM7Cおよび拡大・縮小地図描画用V−RAM7
Dよりなるととちに、道路形状描画J’lV−RAM7
Aは、後述する道路データの描出,パターンマッチ等を
行なう作業エリアとなるよう構戊されている。
なお、CRT20に各種情報を表示する場合は、−1二
記7A〜7Dの各V−RAMの中から任意に何枚か取出
し、合成表示させることになる。
次に、第4図はROM8に格納された1;リ御プログラ
ムのり戊を示すゼネラルフローチャー)・であり、以下
このフローチャ−1・に従って制御プログラムの全体を
まず説明する。
第4図においてプログラムがスタートされると、キー1
6による入力操作によりtIJ期設定処理がなされ(ス
テップ100)、この処理により車両の初期位置が人力
されるとともに、CRT20の画面−Lには、周辺地図
とともに車両現在地が表示されることになる(ステップ
110)。ここで初朋泣置の人力は、GPS測位位置の
人力により省略することも可能である。
こうして、初期設定処理,現在地表示処理が完了すると
、本装置は作動状態となり、車両の移動につれて方位セ
ンサ12および距離センサ13を介して検出される現在
地が、CRT20の画面上の表示地図を逐次書換えつつ
合成表示されることになる(ステップ120.130)
こうして、現在地および周辺地図会戊表示処理が繰り返
されると、次に単位距離ΔlI以上進んだか否かが調べ
られ(ステップ140LΔi!.1以4二進んだ場合(
ステップ140でYES) 、後述する軌跡データスト
アサブルーチン(ステップ150)に進み、本実施例装
置の特徴的部分であるGPS測位データと軌跡データを
利用しての車両現往地K算処理がなされることになる。
一方、Δl.,以上進んでいない場合(ステソプ140
でNO)、キー人力の行無が調べられ(ステップ160
)、キー人力がなされていない場合(ステップ160で
NO) 、さらに上記ステップ120〜150の処理が
繰り返されるとともに、キー人力がされている場合(ス
テップ]60でYES)、続いて手動修正の是非が判断
される(ステップ170)。
ここで手動修正の必要がある場合(ステップ1−70で
YES) 、次に述べる手動修正サブルーチン(ステッ
プ180)に進む一方、手動修正の必要がない場合(ス
テップ170でNO)、さらには現在地表示処理の終了
か否かが判断され(ステップ190)、ステップ190
でYESの場合、表示処理は終了されることになる。
次に第5図を参照しながら、上記手動修正サブルーチン
(ステップ180)について説明する。
この処理は、後述する現在地表示のための自動修正が不
可能となったときに行なわれるもので、例えばGPS測
位のできない高層ビル街を艮距離にわたって走行し、か
つその走行路がCD−ROM19に記憶されていない細
街路である場合等に行なわれるものである。
そして、この処理においては、キー16の操作により図
示しないカーソルを移動させながら、CRT20の画面
上に表示された地図と対話しつつ、車両現在地の設定が
なされることになる(ステップ200〜220)。
なお、この手動修正の処理は割込処理とすることも可能
である。
次に、第6図は上記軌跡データストアサブルーチン(ス
テップ150)における処理手順の詳細を示すフローチ
ャートであり、以下このフロチーヤ−1・に従って本実
施例装置の要部を説明する。
プログラムがスター1・されると、まず方位センサ12
および距離センサ13の検出結果に基づき、単位距離走
行毎のx,  y軸方向移動戊分(Δxi,ΔyL)が
軌跡データとして記憶される(ステップ300)。
そして、この軌跡データは、第14図に示す如く、D−
RAM9に設けられた環状バッファ30に記憶されるよ
うなされており、最新のデータより、(ΔX I + 
 Δy+),  (ΔX2+  Δy2),・・・(Δ
XM,ΔyM)と、過去M個分だけ記憶され、必要な軌
跡データ数だけがストアされるよう構成されている。
次に、ステップ310では、上記ステップ300でス1
・アされた軌跡データのうちX軸方向またはy軸方向の
移動成分の小計がΔi!2以上となったか否かが調べら
れている。
これは、以後のデータ処理の便宜のため、ステップ30
0でス1・アされる移動戊分をさらに粗《離散化するた
めで、X軸方向またはy軸方向の移動成分の小計がΔ.
e2以上となる毎に(ステップ310でYES)、Δx
iの小計とΔyiの小計をパターンマッチ用軌跡データ
(ΔX−,  Δy−)としてD−RAM9に記憶する
ようなされている(ステップ320)。
例えば、 ΔX1 +ΔX2+Δx3=ΔXt Δy1 +Δy2+ΔV3=Δyt として、X軸方向の小計ΔXtがΔxt≧Δ疋2となっ
たとすると、このときの(ΔX t +  Δyt)を
パターンマッチ用軌跡データ(ΔxiΔyi−)として
記憶することになる。
第15図は、上記パターンマッチ川軌跡データ(ΔX 
,Δy′)が記憶されるD−RAMQ内に設けられたメ
モリ部31の構成図で、同図に示す如く、メモリ部31
は単純な構戊となっている。
次に、このパターンマッチ用の軌跡データがN個分(た
だしN<M)ストアされたか否かが調べられ(ステップ
330)、第15図に示す如くN個分収集された場合(
ステップ330でYES)、後に詳述するマツプマッチ
サブルーチン(ステップ340)に進むことになる。
そして、ステップ340の処理が終了すると、収集され
たN個のパターンマッチ用軌跡データ(ΔX−,  Δ
y−)のうち、古い方から順にNo個(但しNo <N
)削除する(ステップ350)第16図(a)には、こ
のステップ350における処理が示されており、メモリ
部31には(NNo)個のデータが残ることになる。
そして、同図(b)に示す如く、新たにNo個分のパタ
ーンマッチ用軌跡データ(ΔX .Δy′)が補充され
る毎に、ステップ340におけるマツプマッチ処理が行
なわれることになる。
次に、上記マツプマッチサブルーチン(ステップ340
)の詳細を第7図のフローチャ−1・に従ってまず概略
的に説四する。
この処理においては、まず現在地を自動修正するための
候補点を検索する(ステップ400)。
これは、後に詳述するように、GPS衛星からの位置情
報に基いて移動体現在地が含まれる所定領域を検索領域
として設定し、該検索領域内に候補点があるか否かを調
べることによってなされる。
こうして、現在地を自動修正するための候補点が得られ
たならば(ステップ410でYES)、続いてステップ
420の近似点消去処理がなされる。
このステップ420の処理においては、候補点相互のう
ち距離が近接し過ぎているものを消夫する。
例えは、相互の距離が道路形状描画用V−RAM7A上
で3ピクセル分の距離である.e3未満のものは一方を
削除する(ただしΔl+<la<Δl2)。
これにより、以下の現在地算出処理における複雑な計算
回数を少なくすることかできる。
次にステップ430において、それまでに得られた各候
補点毎に軌跡と道路の重ね合せをし、ある許容値以内の
弛緩により重ね合せができた点をr丁力候補点として候
補点の絞り込みをする。
また、この処理により後述するように道路形状の検出も
同時にできることになる。
そして、続くステップ440では、このような絞り込み
の結果、有力な候補点が残ったか否かが調べられ、Y1
′力な候補点が検出される場合(ステップ440でYE
S) 、ステップ450のパタ〜ンマッチサブルーチン
に進むことになる。
このステップ450の処理では、後述するように有力な
候補点を中心として走行軌跡の回転を行ないつつ、道路
七の対応する点とのエラー値を求める。
続《ステップ460では、このエラー値が一定のスレッ
ショルド以下となる候補点があるか否かが調べられ、ス
レッショルド以下となる候補点がある場合(ステップ4
60でYES) 、ステップ470のマツチポイン1・
特定サブルーチンに進む。
このステップ470の処理では、上記ステップ460に
おいて求められた存力な候補点の標準偏差と相関係数の
算出結果に基づき現在地を修正する。
以下、上記ステップ400〜470の処理丁順について
詳述する。
第8図には、上記ステップ400における必補点検索サ
ブルーチンの詳細が示されており、この処理においては
、まず、GPS衛星から発射される電波をGPS受信機
22で受信ずることにより測位位置中心(C x, C
 y)を演算し、この測11′t(1’/,ii”i:
中心(Cx,Cy)を検索中心点(Cx,  Cy)と
する(ステップ500)。
次に、G P S AIlJ位による誤差の指標値であ
るDOP値RDをGPS受信機22より読出し(ステッ
プ510)、検索中心点(Cx,Cy)を中心とする半
径αXRDの円内を検索領域Sとして設定する(ステッ
プ520)。なおαは、後述の如くして設定される定数
である。
第17図は、上記ステップ500〜520における処理
の説門図であるが、G P S ill1位に基づく検
索中心点(C x,  C y)を中心とする一定の半
径(RoXα)の円内が検索領l或Sとされることにな
る。
ところで、この実施例では、検索領域Sを設定するに際
して、G P 3 7111位による誤差の指標1直で
あるDOP値Roおよび所定の定数αに基いて検索領域
Sを設定しているので、RDおよびαの{直を変更する
ことにより検索領域Sの大きさを適宜変更できる。すな
わち、RDの値はそのときどきのDOP値によって可変
とされ、また、αの値は実験的に、あるいは特徴的な道
路形状を−h′する地域では小さくする等の処理により
設定されるので、GPS測位による測位誤差を吸収する
ことができるとともに、C/Aコードの意図的な精度劣
化が行われたときにおいても、検索領域S内には確実に
車両現在地を含ませることができることになる。
こうして、車両現在地が存在する可能性のある場所が検
索領域Sとして設定されると、次に検索領域S内に道路
があるか否かが調べられる(ステップ530)。
ここで、検索領域S内に道路がある場合(ステップ53
0でYES) 、次には、該道路をLli(1’t.距
離毎に分割して、これら分割された道路を車両現在地の
候補点として登録する(ステップ540)。
一方、上記検索領域S内に道路が検出されない場合(ス
テップ530でNo)、IIU補点が存在しないので割
込リターンする。
こうして、検索領域内の道路七の点が候補点として得ら
れると、上述したステップ410〜420の処理がなさ
れ、続いてステップ430における逐次弛緩による候補
点の絞りこみ処理が行なわれることになる。
第9図は、上記ステップ430の詳細を示すフローチャ
ートである。
この処理においては、まずステップ540の処理におい
て登録された道路上の点を1つ抽出する(ステップ60
0)。
次に、ステップ610の処理により、上記抽出された候
補点を始点として軌跡形状を逐次弛緩しつつ道路上の点
を探索していく。
今これを第18図に基づいて説明すると、まず抽出され
た点を(x d,  y d)として、この候補点(x
 d,  y d)から、メモリ部31に記憶された軌
跡データの最新データであるN番目のデータ(ΔXN−
,  ΔyN−)を引く。
これにより、軌跡K自体を道路上に平行移動したときの
現在位置より1単位距離前の座標(Kx旧,Ky++)
が得られる。
すなわち、 Kxn−+=xd−ΔXN Kyll→=yd一ΔyN (ただしKx72=xd,Kyn=yd)この(KXI
T−1. Ky+H)に対応する道路」二の点を抽出す
るためには、第18図に示す如く、候補点(KX71.
Kyn)を中心として半径JTiN   + ΔYN 
   の円周上であって、候補点(Kxn.Kyyt)
における走行方位を基準として、±θ!゜以内の範囲内
に道路上の点があるか否かを調べることによりなされる
そして、このような点があれば、この点が(Kx++.
 Ky++)に対応する道路上の点(TXI1−1,T
y++)とされる。
一方、上記の如き点がない場合、対応しない点としてカ
ウン1・した上で、 Tx+1−1=Kx++ Ty+H=Ky++ とする。
さらに、 Kx 11 − 2 =Txn→−ΔXlll−1K 
5’ 72 − 2 .””T Vl1−1−ΔYN−
+として、上記と同様な手法で、(Kx+H. KyI
H )を中心として(KX71−2,Kyn−2)を弛
緩することにより(Txn−2,Tyn−2)を求める
以下、メモリ部31に記憶された軌跡データ(Δxi−
,Δyi−)毎に弛緩を繰り返す(第19図参照)。
上記の如くして、抽出された候補点(xd,  yd)
を基準として軌跡データを逐次他緩しつつ道路上の点を
探索していくと、次にN個分の軌跡データすべてが道路
」二の点に対応したか否かが調べられる(ステップ62
0)。
そして、N個の軌跡データ全てが道路上の点に対応した
とき(ステップ620でYES)、そのときの候補点(
x d,  y d)を、第20図に示す如く車両現在
地の有力な候補点(xd i,  yd i)としてD
−RAMQ内のメモリ部34に登録する(ステップ63
0)。
そして、以上の処理を全候補点について行う(ステップ
640)。
これにより、候補点の有効な絞り込みとともに道路形状
の検出が同時にできることになる。
ところで、ステップ430を詳述した第9図の処理にお
いては、上記の如くメモリ部31に記憶されたN個分の
軌跡データ全てが道路」二の点に対応したとき、そのと
きの候補点を有力な候補点として登録するよう構戊され
ているが、次にN個分の軌跡データ全てが道路上の点に
対応しない場合でも、対応しない点が一定数以下の場合
は、そのときの候補点も有力な候補点として登録するよ
う構戊した例を第10図に示す。
この第10図に示す処理手順の特徴は、上記の如く、N
個分の軌跡データ全てが道路−1二の点に対応しない場
合(ステップ620′でNO)、さらには対応しない点
の数が一定数ΔN個以内の範四であるか否かが調べられ
(ステップ650)、対応しない点の数が一定数ΔN個
以内なら(ステップ650でYES) 、そのときの候
補点をも有力な候補点として登録するよう構成されてい
ることである(ステップ630′)。
第21図は、」一記の如き処理手順の説明図であるが、
同図において軌跡データa,  bは道路Rトにはない
しかし、第10図の例では、このような場合でも、道路
Rlにない軌跡データが一定数以下の場合、抽出された
候補点を有力な候補点として登録する。
これにより、CD−ROM19に記憶されている道路形
状と実際の道路形状に多少の違いがあったとしても対応
できることになるとともに、道路工事等による迂回,局
所的なセンサエラーの発生等にもr丁効に対応できるこ
とになる。
上記の如くしてステップ430の処理がなされると、次
に得られた打力な候補点を利用して、ステップ450の
パターンマッチ処理が行なわれることになる。
第11図は、上記ステップ450の処理手順を詳述する
フローチャートであるが、この処理においては、まず上
記ステップ430の処理によって得られた有力な候補点
を1つ抽出する(ステップ700)。
そして、この有力な候補点に軍両現在地があるものと仮
定して、第22図に示す如く何力な候補点(xdi,y
di)に現在地を置換して軌跡形状K全体を平行移動す
る(ステップ710,720)。
次に、第23図に示す如く、軌跡形状K全体を何力な候
補点(xdi,ydt)を中心として単位角度θ。。毎
に±θ2゜の範囲内で回転させる(ステップ730)。
ここで、θ0,θ2としては、例えばθo=1,θ2=
15の値が用いられる。
そして、4二記ステップ430の処理において検出され
た道路上の軌跡データに対応する点列と、上記の如くし
て得られた軌跡形状Kを形成する点列の対応する点列間
の距離の二乗和Eの最小値EIIinを求める(ステッ
プ740)。
EMIN− min  Σ[ IKx e (1)−T
x(1)l 2−02<0(02   1−1 + [Ky e (1)−Ty(01 2]ここでKx
6  (i)は軌跡形状全体をθ゜回転させたときのi
番目のX座標、KYe  (i)は軌跡形状全体をθ゜
回転させたときのi番目のy座標、Tx (i)はKX
[l  (i)に対応する道路」二の点のX庫標、Ty
 (i)はKA’s  (i)に対応ずる道路」二の点
のy庫標を示す。
第24図は、対応する点列間の距離L,,L?,・・・
Lt・・・LNを示している。
また、第25図は最小fii’j E MINの算出作
用説明図で、回転角θMINで最小値E MINが得ら
れることを示している。
そして、こうして求めたE MINをその行力な候補点
(xd i,  yd t)におけるエラーfρとする
(ステップ750)。
そして、上記ステップ700〜750の処理を全aカ候
補点について行う(ステップ760)。
こうしてステップ450におけるパターンマッチの処理
がなされると、上記エラー値がスレッショルドTl以下
となる点があるか否かが調べられ、スレッショルドTl
以下となる点がある場合、ステップ470におけるマツ
チボイン1・の特定処理がなされることになる。
第12図は、上記ステップ470における処理手順の詳
細を示すフローチャ−1・であるが、プログラムがスタ
ートされると、次式によってまず何力な候補点の座標列
についての標準偏差σを求める(ステップ800)。
σ2=σX2+σy2 Np xiはi番目の有力な候補点のX座標、yfはi番目の
有力な候補点のy座標、又は有力な候補点のX座標の平
均値、yは有力な候補点のy座標の平均値を示す。
また、Xとyは互いに独立であるとする。
次に、有力な候補点の座標列について相関係数γを次式
により求める(ステップ810)。
上記の如くして、有力な候補点の座標列についての標準
偏差σおよび相関係数γが得られると、次に有力な候補
点の中から最も位置修正をするに適した点を求める。
以下その算出方法について説門する。
(ア) まず有力な候補点のバラツキが小さく、標準偏差σが一
定値σCより小さいとき(ステップ820でYES)、
J二記エラー値E MINが最小となる点に現在地を修
正する(ステップ830)。
これは、第26図の斜線P,に示ず如く、釘力な候補点
列がピンホール的に絞られていることを示す。
(イ) 一方、標準偏差ぴか一定値σC以上で、相関係数γが一
定値γCより大きい場合(ステップ820でNO,ステ
ップ840でYES)、前回f〜γ置修正した点と現在
地の距)lit,gm+と、前回(ぐt同修正をした点
と有力な候補点の距離lm2の差1lml  ,em2
 1が最小となる有力な候補点に現在地を修正する(ス
テップ850)。
これは、有力な候補点列が、第27図の斜線P2のよう
になったときで、有力な候補点がほほ一直線上に、すな
わち1本の道路」二にJl2んでいる場合である。
この場合、形状のマッチングでは現在地の特定はできな
い。
このため、上記の如く、前回位置修正した点を基準とし
て現在地の位置修正を行うようにしたものである。
このような場合は、直線路、例えば高速道路等を走った
ときに生ずる。
(ウ) 次に標準偏差σが一定値σC以−1二で、相関係数γが
一定値γC以下の場合(ステップ820および840で
共にNo) 、現在地の特定は不可能なので、位置修正
は行わない。
これは、有力な候補点列が、第28図の斜線P3のよう
に広くバラついてしまったときや、第29図の斜線P4
およびP5のように、2本の直線上に並んでいる場合で
、いずれの場合も現在地の特定は不可能なので現在地の
修正は行わない。
以上が本実施例装置における処理手順の全体である。
ところで、この実施例では、上記ステップ400の処理
において候補点を検索する場合、GPS衛星からの測位
情報に基づく測位位置中心を倹索の中心点とし、この中
心点を中心とする一定の半径の円内を候補点検索のため
の検索6F:域として設定したが、次に上記検索領域設
定に際し、過夫の軌跡データに基づく現在地情報をも加
えて検索領域を設定する例を第13図に基づいて説+9
1する。
この処理では、まず第1の実施例同様、GPS衛星から
発射される電波を受信することによりGPS測位による
測位位置中心(Cx,Cy)を得、これを第1の検索中
心点(Cxl.Cy+)とするとともに、DOPMRo
に基づいて第1の検索領域S,を設定する(ステップ9
00〜920)。
今、これを第30図に基づいて説明すると、第1の検索
中心点(CX+.Cyl)を中心とする半径αXROの
円内を第1の検索領域S1とする(ただし、αは所定の
定数とする)。
次に、前回の現在地修正地を始点として方位センサ12
および距離センサ13の出力に基づく車両現在地を算出
し、この点を第2の検索中心点(CX2.CY2)とし
て、前回処理時からの走行距離L2に基づく第2の検索
領域S2を設定する(ステップ930〜950)。
すなわち、第2の検索中心点(CX21  Cy2)を
中心とする半径β×L2の円内を第2の検索領域S2と
する。ただし、βは所定の定数で、実験結果によって設
定するか、あるいは地磁気の乱れの小さい地域では小さ
な値で設定する等の処理により得られる。
こうして第1の検索領域S1および第2の検索領域S2
が得られると、この実施例では2つの検索領域s,,S
2の交差領域を検索領域Sとする(ステップ960)。
なお、検索領域Sが設定された後のステップ970,9
80の処理は、第1の実施例の場合と同様であるので、
以下の説明は省略する。
ところで、この例では、検索領域Sを設定するに際し、
まずGPS測位によって設定される検索領域S,および
積分航法によって設定される検索領域S2の交差部分に
検索領域Sを設定するようにしたので、第1の実施例に
比してさらに検索領域が限定され、以後の複雑な処理手
続のf1担を軽減できることになる。
《発四の効果〉 本発明に係わる移動体用現在地表示装置は、上記の如く
、GPS受信機によって移動体の位置悄報を演算し、こ
の演算された位置情報に基づいて移動体現在地の検索領
域を限定するとともに、該検索領域内の道路形状と過去
の軌跡形状のパターンマッチを行ない、一定値以−Lの
照合度で両者が一致した場合、現在地を自動修正するよ
う構成]7たので、移動体が長時間走行された場合にお
いても、常に精度良く現在地を検出できることになる。
また、この発明では、予め移動体現在地が存7Eする珂
能性のある領域を検索領域として設定するので、GPS
測位による測位誤差を吸収することができるとともに、
C/Aコードの意図的な精度劣化が行われたときにおい
ても、現在地を常に精度良く検出できる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発門のクレーム対応図、第2図は本発明か適
用された実地利装置の電気的なノ\−Fウエア構成を示
すブロック図、第3図はV−RAMの構成説明図、第4
図は本実施例装置の処理乎順を示すゼネラルフローチャ
−1・、第5図は第4図における丁動修正サブルーチン
の詳細を示すフローチャ−1・、第6図は第4図におけ
る軌跡データス1・アサブルーチンの詳細を示すフロー
チャート、第7図は第6図におけるマップマッチサブル
ーチンの処理乎順を示すフローチャ−1・、第8図は第
7図における候補点検索サブルーチンの詳細を示すフロ
ーチャ−1・、第9図および第10図は第7図における
逐次弛緩による候補点の絞り込みの処理T順を示すフロ
ーチャ−1・、第11図は第7図におけるパターンマッ
チサブルーチンの詐細を示すフローチャ−1・、第12
図は第7図におけるマツチポイン1・特定サブルーチン
の詳細を示すフローヂャー1・、第13図は第7図にお
ける俟補点検索サブルーチンの他の例を示すフローチャ
−1・、第14図は単位距離走行毎の軌跡データが記憶
された環状バッファの説明図、第15図は所定距離走行
毎の軌跡データが記憶されたメモリ部の説明図、第16
図はメモリ部に記憶された軌跡データの補充説明図、第
17図は第8図において検索領域が設定される場合の説
明図、第18図および第19図は軌跡形状を逐次弛緩し
つつ道路1,の点を検索していく場合の説明図、第20
図は打力な候桶点が登録されたメモリの説門図、第21
因は軌跡データが道路−I二に一部対応しない場合の説
明図、第22因および第23図はパターンマッグーの説
nJ1図、第24図は軌跡データと道路」一の対応する
点との距離の二乗和を算出する場合の説明図、第25図
は最小二乗和の算出作用説明図、第26図ないし第29
図は標準偏差および相関係数に括づいて現在地を調整す
る場合の作m説明図、第30図は第13図において検索
領域が設定される場合の説明図である。 1・・・CPU 7・・・V−RAM 8・・・ROM 9・・・D−RAM 10・・・漢字ROM 12・・・方位センサ 13・・・距離センサ 19・・・CD−ROM 20・・・CRT 22・・・GPS受信機 S・・・検索領域

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、現在地の移動につれて表示画面上の表示地図を逐次
    書換えつつその上に現在地を表示させるようにした移動
    体用現在地表示装置において、道路を含む地図情報を記
    憶する地図情報記憶手段と、 GPS衛星からの信号に基づいて移動体の位置情報を演
    算するGPS受信機と、 上記GPS受信機で演算された位置情報に基づいて、上
    記地図情報における現在地検索領域を限定する検索領域
    限定手段と、 方位センサおよび距離センサの出力に基づき、単位距離
    走行毎の移動成分を積分加算することにより移動体現在
    地を更新演算する現在地演算手段と、 上記現在地演算手段によって演算された移動体現在地付
    近の道路地図を上記地図情報記憶手段から読出して、該
    道路地図とともに現在地を表示する現在地表示手段と、 上記方位センサおよび上記距離センサの出力に基づく所
    定距離走行毎の軌跡データを記憶する軌跡データ記憶手
    段と、 上記検索領域限定手段によって限定された検索領域内の
    道路形状と、上記軌跡データ記憶手段に記憶された軌跡
    形状とをパターンマッチするパターンマッチ手段と、 上記パターンマッチ手段による照合度が一定値以上の場
    合、現在地を修正する現在地修正手段と、を備えること
    を特徴とする移動体用現在地表示装置。
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