JPH0326795Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0326795Y2
JPH0326795Y2 JP1985083755U JP8375585U JPH0326795Y2 JP H0326795 Y2 JPH0326795 Y2 JP H0326795Y2 JP 1985083755 U JP1985083755 U JP 1985083755U JP 8375585 U JP8375585 U JP 8375585U JP H0326795 Y2 JPH0326795 Y2 JP H0326795Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
current
load
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985083755U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61199193U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985083755U priority Critical patent/JPH0326795Y2/ja
Publication of JPS61199193U publication Critical patent/JPS61199193U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0326795Y2 publication Critical patent/JPH0326795Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スイツチング電源に関し、出力回路
側に、チヨーク電流不連続検出回路及び負荷可変
回路を接続することにより、軽負荷時のチヨーク
電流不連続状態を解消できるようにしたものであ
る。
従来の技術 スイツチング電源の基本的な構成は、第5図に
示すように、電力変換用変圧器1と、この変圧器
1の第1の巻線101をして与えられる直流入力
Vinをオン、オフするスイツチング素子2と、変
圧器1の第2の巻線102,102に取出された
スイツチング出力を整流平滑する出力回路31,
32とを備えた構成となつている。スイツチング
素子2は、バイポーラ・トランジスタまたは電界
効果トランジスタでなる。
出力方式としては、単出力タイプのものもある
が、一般には、この従来例に示すように、変圧器
1に複数の第2の巻線102,102を備えさ
せ、それぞれに出力回路31,32を接続して、
複数の出力チヤンネルCH1,CH2を形成し、各出
力チヤンネルCH1,CH2から直流出力V01,V02
を取り出す多出力タイプの回路構成を取るのが普
通である。41,42は外部負荷、6は直流電源
である。
出力回路31,32としては、この従来例に示
すように、フオワード方向の整流ダイオード31
1,321と、フライホイール方向の整流ダイオ
ード312,322とを備え、スイツチング素子
2のオン、オフの両期間に整流出力を得ると共
に、その整流出力をチヨークコイル313,32
3及びコンデンサ314,324とよりなるチヨ
ーク・インプツト型平滑回路によつて平滑するフ
オワード・コンバータ方式のものが良く知られて
いる。
出力チヤンネルCH1,CH2のうち、少なくとも
一つの出力チヤンネルCH1は、出力側からスイツ
チング素子2の入力側に制御回路5を通して帰還
制御を加え、スイツチング素子2に対して、パル
ス幅制御動作を与えることにより、外部負荷41
に与えられる出力電圧V01を安定化するようにな
つている。
考案が解決しようとする問題点 上述のスイツチング電源において、出力チヤン
ネルCH1では、出力電圧V01を常時監視し、出力
電圧V01に応じてスイツチング素子2にパルス幅
制御を与え、出力電圧V01を安定化するようにな
つている。出力チヤンネルCH1における出力安定
化作用は負荷41が軽くなつた場合も同様に行な
われる。
ところが、出力チヤンネルCH2では、出力チヤ
ンネルCH1の負荷41が軽くなつて、チヨークコ
イル313におけるチヨーク電源I1が不連続とな
り、制御回路5によるパルス幅制御により、スイ
ツチング素子2のオン・デユーテイが小さくなる
ように絞り込まれると、出力電圧V02が第6図に
示すように低下する。
また、出力チヤンネルCH2の負荷42が軽負荷
になり、チヨークコイル323に流れるチヨーク
電流I2が不連続になると、パルス幅は一定である
から、出力電圧V02が第7図に示すように跳ね上
がるという問題点を生じる。
上述の問題点を解決する手段として、出力側に
内部抵抗負荷を設け、外部負荷41,42が最小
の場合でもチヨーク電流I1,I2が不連続とならな
いだけの電流を流すようにすることが考えられた
が、内部抵抗負荷による電力消費、それによる効
率の低下及び発熱等の問題を回避できない。
別の手段として、出力端間にツエナーダイオー
ドを付加する方法もあるが、この場合には、第7
図の点線イで示すように、チヨーク電流I2の不連
続領域で電流−電圧特性に段差が付いてしまうと
言う問題点を生じる。しかも、この場合には第6
図の軽負荷時電圧降下を防止する手段とならな
い。
問題点を解決するための手段 上述する従来の問題点を解決するため、本考案
は、変圧器と、この変圧器の第1の巻線を通して
与えられる直流入力をオン、オフするスイツチン
グ素子と、チヨークコイルを含み前記変圧器の第
2の巻線に取出されたスイツチング出力を整流平
滑する出力回路とを備えるスイツチング電源にお
いて、前記出力回路側に接続されチヨーク電流不
連続を検出する検出回路と、前記チヨークコイル
よりも後段に接続されていて前記検出回路から与
えられるチヨーク電流不連続検出信号により前記
出力回路に対する負荷が増加するように制御され
る負荷可変回路とを有することを特徴とする。
作 用 本考案に係るスイツチング電源においては、出
力側にチヨーク電流不連続状態が発生すると、そ
れが検出回路によつて検出される。検出回路で得
られたチヨーク電流不連続検出信号は負荷可変回
路に与えられる。負荷可変回路はチヨーク電流不
連続検出信号に基づき、出力回路に対する負荷が
増加するように制御される。これにより、出力回
路に対するチヨーク電流不連続状態が解消され
る。
実施例 第1図は本考案に係るスイツチング電源の電気
回路図である。図において、第5図と同一の参照
符号は同一性ある構成部分を示している。この実
施例では、第5図と同様の多出力タイプのスイツ
チング電源において、帰還制御系を持たない出力
チヤンネルCH2側に、チヨーク電流不連続状態を
検出する検出回路7と、この検出回路7から与え
られるチヨーク電流不連続検出信号により、出力
回路32に対する負荷が増加するように制御され
る負荷可変回路8とを接続した回路構成となつて
いる。
検出回路7は、フオワード方向の整流ダイオー
ド321及びフライホイール方向の整流ダイオー
ド322のアノード側に、ダイオード71及び7
2のアノードをそれぞれ接続すると共に、ダイオ
ード71,72のカソードを共通に接続し、その
検出信号を共通接続点Aから負荷可変回路8に入
力するようになつている。
負荷可変回路8は、出力回路32の出力端間に
第1のトランジスタ81及び第2のトランジスタ
82を接続すると共に、第1のトランジスタ81
のベースに検出回路7のA点を接続し、第1のト
ランジスタ81のコレクタを第2のトランジスタ
82のベースに抵抗83を介して接続してある。
84は抵抗、85はコンデンサ、86は抵抗であ
る。
上記の構成において、負荷42が定格付近にあ
り、チヨークコイル323に流れるチヨーク電流
I2が連続している場合には、スイツチング素子2
のオン期間には整流ダイオード321を通し、ま
たオフ期間に整流ダイオード322を通して、チ
ヨーク電流I2が流れる。つまり、チヨーク電流I2
が連続している場合にはスイツチング素子2のオ
ン、オフに対応して、ダイオード321,322
の何れか一方が必ずオンしている。この状態で
は、検出回路7のA点の電圧Vaが出力電圧V02
略等しくなるから、負荷可変回路8を構成するト
ランジスタ81はオフであり、トランジスタ82
もオフとなつている。
次に外部負荷42が軽くなり、チヨーク電流I2
が不連続になると、その不連続に対応してダイオ
ード321,322にチヨーク電流I2が流れず、
ダイオード321,322がオフになる状態が発
生する。ダイオード321,322がオフになる
と、検出回路7のA点の電圧Vaが第2図に示す
ように低下する。A点の電圧Vaの低下により、
トランジスタ81のベースB1とエミツタE1との
間に、出力電圧V02と電圧Vaとの差に依存した電
圧差が発生し、トランジスタ81がオンとなる。
トランジスタ81がオンになると、そのコレクタ
からトランジスタ82にベース電流が供給され、
トランジスタ82がオンとなる。つまり、外部負
荷42が軽くなつて、チヨーク電流連続状態を維
持できなくなると、それが検出回路7によつて検
出され、チヨーク電流不連続検出信号により負荷
可変回路8が、内部負荷が増加する方向に制御さ
れ、チヨーク電流不連続状態が解消されるのであ
る。この実施例に示したように、帰還制御系を持
たない出力チヤンネルCH2に検出回路7及び負荷
可変回路8を備えた場合には、第7図の軽負荷時
電圧跳上がり現象が防止される。図示はしていな
いが、検出回路7及び負荷可変回路8は、出力チ
ヤンネルCH1または両出力チヤンネルCH1,CH2
に設けてもよい。出力チヤンネルCH1に設けた場
合には、第6図に示した出力チヤンネルCH2側の
電圧降下を防止でき、両出力チヤンネルCH1
CH2に設けた場合には、第6図及び第7図の両方
の問題点解決手段となる。
第3図及び第4図は本考案に係るスイツチング
電源の要部の電気回路図である。まず第3図は、
チヨークコイル323の位置に応じて整流用ダイ
オード321,322の位置を定め、それに対応
して検出回路7のダイオード71,72を接続し
てある。また第4図の実施例では、出力チヤンネ
ルCH2を両波整流回路とした場合の検出回路7の
ダイオード71,72の接続回路を示すものであ
る。
上記実施例では、検出回路7のチヨーク電流不
連続検出信号により内部負荷回路8を制御して、
出力回路32に対する内部負荷を可変調整し、チ
ヨーク電流不連続状態を解消するものを示した
が、これと合せて、検出回路7のチヨーク電流不
連続検出信号を警報信号として利用し、チヨーク
電流が不連続となつたことを外部に報知する回路
としてもよい。
考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、出力回路
側に接続されチヨーク電流不連続を検出する検出
回路と、チヨークコイルよりも後段に接続されて
いて検出回路から与えられるチヨーク電流不連続
検出信号により出力回路に対する負荷が増加する
ように制御される負荷可変回路とを有することに
より、簡単な回路構成で、効率を犠牲にすること
なく、チヨーク電流不連続状態を確実に解消さ
せ、チヨーク電流不連続に伴う電圧変動を抑えた
スイツチング電源を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスイツチング電源の電気
回路図、第2図はチヨーク電流不連続時の検出回
路の検出出力を示す図、第3図は本考案に係るス
イツチング電源の別の実施例における要部の電気
回路図、第4図は同じく更に別の実施例における
要部の電気回路図、第5図は従来のスイツチング
電源の電気回路図、第6図及び第7図はその問題
点を説明するための出力電圧−電流特性図であ
る。 1……変圧器、101……第1の巻線、102
……第2の巻線、2……スイツチング素子、3
1,32……出力回路、311,312,32
1,322……ダイオード、313,323……
チヨークコイル、7……検出回路、8……負荷可
変回路、71,72……ダイオード、81…第1
のトランジスタ、82……第2のトランジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 変圧器と、この変圧器の第1の巻線を通して
    与えられる直流入力をオン、オフするスイツチ
    ング素子と、チヨークコイルを含み前記変圧器
    の第2の巻線に取出されたスイツチング出力を
    整流平滑する出力回路とを備えるスイツチング
    電源において、前記出力回路側に接続されたチ
    ヨーク電流不連続を検出する検出回路と、前記
    チヨークコイルよりも後段に接続されていて前
    記検出回路から与えられるチヨーク電流不連続
    検出信号により前記出力回路に対する負荷が増
    加するように制御される負荷可変回路とを有す
    ることを特徴とするスイツチング電源。 (2) 前記検出回路は、前記整流回路を構成する整
    流ダイオードの一端側に極性を一致させて接続
    したダイオード回路よりなることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のスイツ
    チング電源。
JP1985083755U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH0326795Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985083755U JPH0326795Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985083755U JPH0326795Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61199193U JPS61199193U (ja) 1986-12-12
JPH0326795Y2 true JPH0326795Y2 (ja) 1991-06-10

Family

ID=30632672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985083755U Expired JPH0326795Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0326795Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5687116A (en) * 1979-12-17 1981-07-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Switching type power circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5687116A (en) * 1979-12-17 1981-07-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Switching type power circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61199193U (ja) 1986-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6778412B2 (en) Synchronous converter with reverse current protection through variable inductance
US20080265670A1 (en) Converter for Providing Several Output Voltages
US11606037B2 (en) Detection circuit and switching converter
US4931918A (en) Ringing choke converter
JPH0326795Y2 (ja)
JPH11206116A (ja) 定電圧定電流電源装置
JPH0662568A (ja) スイッチング電源装置
JP3428008B2 (ja) スイッチング電源装置の出力電圧検出回路
US6671190B2 (en) DC/DC converter
JPH0654525A (ja) Dc/dcコンバータ
JP3027284B2 (ja) スイッチング電源
EP3961893A1 (en) Power converter and related power factor correction circuit capable of improving zero-crossing distortion
JPH0336222Y2 (ja)
JP2002044954A (ja) 電源回路
JP2003289670A (ja) スイッチング電源
JPH07312861A (ja) Dc−dcコンバータ
JPH0644313Y2 (ja) リンギングチョークコンバータ
JP3139699B2 (ja) スイッチング電源回路
JP2003319656A (ja) スイッチング電源装置
JPH11341805A (ja) 安定化電源回路
JP2000324814A (ja) スイッチング電源装置
JPH0241654A (ja) リンギングチョークコンバータ電源装置
JP3157625B2 (ja) 多出力電源装置
JPH0549258A (ja) スイツチング電源
JPH0870573A (ja) 電源装置