JPH03264320A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JPH03264320A
JPH03264320A JP6458190A JP6458190A JPH03264320A JP H03264320 A JPH03264320 A JP H03264320A JP 6458190 A JP6458190 A JP 6458190A JP 6458190 A JP6458190 A JP 6458190A JP H03264320 A JPH03264320 A JP H03264320A
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mold
insert block
injection molding
optical
angle
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JP6458190A
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Kaoru Maeda
薫 前田
Hiroshi Yonekubo
広志 米久保
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学素子の射出成形用金型に関する。
〔従来の技術] 従来、第4図に示すような構造上の基準面31aと90
°を戒す(M型方向Aと平行)光学面31bを有する成
形具31の場合、離型時に生ずるこすれやストレスによ
り重要な光学面31bにスリキズをつけてしまう。この
欠点を解消するため、第5図に示すような突出し前にス
ライド入子34アンギュラピン35.バンクアップ36
およびスライド押え37等から構成されるスライド機構
により、前記光学面31bとスライド入子34とを離型
させる方法が一般に用いられている。
また、成形具の機能上、光学面の角度交差が許される場
合、以下の様な発明が開示されている。
例えば、実開平1−67627号公報記載の発明には、
金型に抜は勾配を設けて離型の際のトラブルを防止する
方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、スライド機構を用いて離型上の問題を解決す
る前記従来技術は、金型の構造が複雑になり、金型の製
作費が高価なるばかりでなく、特に光学成形体の様に高
精度な角度精度を必要とする成形品の場合、スライド機
構の可動部自体の摺動に必要なりリアランスB、C(第
5図す参照)によるガタや位置決めの再現性の問題で、
スライド機構が無い場合に比べ精度が1ランク落ちてし
まう欠点があった。
また、前記実開平1−67627号公報記載の発明にお
いては、角度精度そのものを必要とする光学成形体であ
り、光学面の面精度には考慮がなされていないものであ
る。
因って、本発明は前記従来技術における欠点を解決し、
安価で簡単な金型の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段および作用]本発明は、光
学成形面と構造上の基準面との成す角度が直角な光学成
形体の射出成形用金型において、前記光学成形面と構造
上の基準面とを型抜き方向に傾斜させ、キャビティに傾
斜角度を持たせたものである。また、前記キャビティに
傾斜角度を持たせた射出成形用金型において、金型に凹
凸部を形成するとともに、その凹凸部側面は前記傾斜角
度以上の勾配を設けたものである。さらに、前記キャビ
ティに傾斜角度を持たせた射出成形用金型において、構
造上の基準面と直交方向に形成した凹凸部の側面は前記
傾斜角度の2倍以上のテーパに権威したものである。
本発明は、射出成形用金型のキャビティー全体を傾斜さ
せることにより、成形品の光学面を傷つけることなく容
易に離型することができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る射出成形用金型の実施例について図
面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施例) 第1図は本発明に係る第1実施例を示す一部を省略した
断面図である。
1は射出成形用金型で、この射出成形用金型1は固定側
型板2と可動側型板3とで権威されている。固定側型板
2の凹部2aには入子4がピン5により嵌合固着されて
いる。可動側型板3の凹部3aには入子6がビン5によ
り嵌合固着されるとともに、入子7が摺動自在に嵌合さ
れている。入子6の成形面6aは、通常は離型方向Aと
平行であるが、4°の角度θだけ傾斜させて形成されて
いる。入子7には突出し棒8が連結され上下動自在にf
JIyfi、されるとともに、その成形面7aはキャビ
ティーの直角部を確保するため入子6の傾斜に合わせて
4″の角度θだけ傾斜させて形成されている。
以上の権威から戒る射出成形用金型を用いて、射出成形
を行ったところ、光学面に傷を有さない成形品が容易に
得られた。
尚、本実施例では、キャビティーの傾斜角度θを4″′
としたが、本発明はこれに限定するものではなく、傾斜
の角度は1°〜10°の範囲であれば良く、特にストレ
ス無く離型するためには3゜〜5″′の角度が適してい
る。
(第2実施例) 第2図aおよびbは本発明に係る第2実施例の固定側入
子を示す部分拡大断面図である。
第2図aは前記第1実施例における固定側入子4に凹部
を設けて形成した成形品21である。凹部や凸部等の付
加機能部を有する成形品21を単純に傾斜させた状態で
射出成形を行うと、第2図aに示すように、オーバーハ
ング部22の側面22aが離型上の障害(アンダーカッ
ト)を発生する(○の角度)、この障害を除くために、
第2図すに示すように、アンダーカットとなるオーバー
ハング部22の側面22aをθ角度(4°)以上の勾配
(■の角度)を設けた側面22bに形成したものである
本実施例によれば、離型上の障害となるアンダーカット
部を無くす事ができ、リプやボスおよび穴等の構造的な
機能をきわめて容易に付加することができる。
(第3実施例) 第3図aおよびbは本発明に係る第3実施例の成形品を
示す側面図である。
第3図aは前記第2実施例における成形品21のオーバ
ーハング部22に、成形品を取着する際の位置決めに用
いる凸起のボスを一体に形成した成形品23である。こ
の成形品23を単純に傾斜させた状態で射出成形を行う
と、離型上の障害(アンダーカット)が発生する。この
障害を除くために、第3図すに示すように、アンダーカ
ントとなるボスに2θ(8°)以上のテーパを設けて形
成したものである。
以下、作用・効果は前記第2実施例と同様であり、作用
・効果の説明は省略する。
〔発明の効果] 以上のように、本発明に係る射出成形用金型によれば、
離型時にこすれ合うことにより生しるスリキズやストレ
スを防止し、底形された光学平面を歪ませることなく離
型できる。また、スライド等の摺動部を必要としないの
で、金型は単純な構造であり、安価である。
さらに、嵌合ガタが無いことで、光学成形体にとって最
も重要な角度精度を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る射出成形用金型の第1実施例を示
す一部を省略した断面図、第2図aおよびbは同第2実
施例を示す部分拡大断面図、第3図aおよびbは同第3
実施例を示す側面図、第4図および第5図a、bは従来
例を示し、第4図は斜視図、第5図aは正面断面図、第
5図すは側面断面図である。 1・・・射出成形用金型 2・・・固定側型板 3・・・可動側型板 4.6,7.21・・・入子 5・・・ビン 8・・・突出し棒 22・・・オーバーハング部 23・・・成形品 24・・・ボス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学成形面と構造上の基準面との成す角度が直角
    な光学成形体の射出成形用金型において、前記光学成形
    面と構造上の基準面とを型抜き方向に傾斜させ、キャビ
    ティに傾斜角度を持たせたことを特徴とする射出成形用
    金型。
  2. (2)前記キャビティに傾斜角度を持たせた射出成形用
    金型において、金型に凹凸部を形成するとともに、その
    凹凸部側面は前記傾斜角度以上の勾配を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の射出成形用金型。
  3. (3)前記キャビティに傾斜角度を持たせた射出成形用
    金型において、構造上の基準面と直交方向に形成した凹
    凸部の側面は前記傾斜角度の2倍以上のテーパに構成し
    たことを特徴とする請求項1または2記載の射出成形用
    金型。
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