JPH0324953Y2 - - Google Patents

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JPH0324953Y2
JPH0324953Y2 JP1982200660U JP20066082U JPH0324953Y2 JP H0324953 Y2 JPH0324953 Y2 JP H0324953Y2 JP 1982200660 U JP1982200660 U JP 1982200660U JP 20066082 U JP20066082 U JP 20066082U JP H0324953 Y2 JPH0324953 Y2 JP H0324953Y2
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pipe
faucet
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side connecting
water supply
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JP1982200660U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、湯水混合水栓等の水栓を、壁に接続
した台部の水平面に取り付けるための立上り型連
結管に関するものである。
上記の連結管は、直管状の本管の上端部に、該
本管に対して直角に屈曲して水栓の本体に接続さ
れる水栓側接続部を備えていると共に、本管の下
端部に給水管或るいは給湯管に接続される供給側
接続部を備えた形式のものであり、従来の連結管
は一体のものであつた。このため、壁に接続した
台部に埋設された給水管或るいは給湯管に連結管
を回動させて接続する際に、連結管の水栓側接続
部が壁面に当たらないように、給水管或るいは給
湯管の軸心と、壁面との間の間隔を大きくしなけ
ればならない。よつて、この連結管を介して水栓
を給水管或るいは給湯管に連結すると、壁面と水
栓本体との間に大きな隙間が生じて壁面からの水
栓の突出長さが長くなり、この結果、壁面から起
算した水栓の実質的占有面積が大きくなる不具合
があつた。
本考案は、上記不具合に鑑みてなされたもの
で、その要旨は、直管状の本管の上端部に、該本
管に対して直角に屈曲して水栓本体に接続される
水栓側接続部を備えていると共に、本管の下端部
に給水管或るいは給湯管にねじを介して接続され
る供給側接続部を備えた形式の立上り型連結管に
おいて、 前記本管を途中で分断して連結管を給水管或い
は給湯管側に接続される供給側連結管と、水栓側
に接続される水栓側連結管とに分割し、 供給側連結管の分断端部の外周面に雄ねじを設
け、他方、水栓側連結管の分断端部に接続ナツト
係止用の係止片を設けるとともに、供給側連結管
の分断端部に設けた雄ねじに対応する雌ねじを内
側に備えた接続ナツトを水栓側連結管の分断端部
に前記係止片を介して回転自在に係止させ、 水栓側連結管の分断端部と供給側連結管の分断
端部とをパツキンを介して対向させるとともに、
供給側連結管の雄ねじにねじ込まれた接続ナツト
を介して水栓側連結管と供給側連結管とを連結し
てなることにより、水栓本体に接続される屈曲し
た水栓側接続部を常に正規の方向に向けて連結で
きるようにしたものである。
以下にこの考案の詳細を図面を参照して説明す
る。
第1図乃至第3図に於いて、連結管Cの本管1
の長さは比較的長く、連結管Cは、本管1の中央
よりやや下端で分断されて、給水管2或るいは給
湯管3に接続される供給側連結管C1と、湯水混
合水栓Aの本体4に接続される水栓側連結管C2
とに分割されている。
供給側連結管C1の本管1′の下端部外周面には
雄螺子が形成されて供給側接続部5となつてお
り、この供給側接続部5には送り座6が螺合され
ている。本管1′の上端部は他部に比較して大径
になつていて、外周面に雄螺子が形成されて雄ね
じ7となつていると共に、内周面に着脱用のセレ
ーシヨン8が形成されている。
一方、水栓側連結管C2の本管1″の上端部に
は、外周面に雄螺子が形成された水栓側接続部9
が該本管1″に対して直角に屈曲して設けられて
おり、この水栓側接続部9の流通孔9aには逆止
弁Vが内装されていると共に、本管1″の上端部
にはストレーナKが内装されている。逆止弁V
は、ビス10の頭部10aとナツト11との間
で、シートパツキン12並びに案内部材13を挾
んで一体化して、シートパツキン12を水栓側接
続部9の基端部内周面に突設された弁座14に当
接させ、水栓側接続部9の先端部内周面に螺合し
た螺子リング15と前記シートパツキン12との
間にスプリング16を弾装した構成のものであ
り、水圧が前記スプリング16の弾撥力に勝つて
連結管Cから湯水混合水栓Aに或るいは湯が流入
するが、スプリング16の弾撥力によりシートパ
ツキン12が弁座14に弾接して水或るいは湯が
逆流しないようになつている。ストレーナKは、
ストレーナキヤツプ17と、該キヤツプ17に、
2本の支柱18を介して連結されたストレーナリ
ング19との間で、金網20を筒状にして保持し
た構成のものであり、ストレーナキヤツプ17が
Oリング21により水密を保持して本管1″の上
端部内周面に螺合されており、連結管Cから湯水
混合水栓Aに流入する水或るいは湯内の混合物が
前記金網20により除去されるようになつてい
る。
又、接続ナツト保持具22は、一端部外周面に
鍔23が設けられていると共に、中心孔に着脱用
のセレーシヨン24が形成されたもので、この接
続ナツト保持具22が水栓側連結管C2の本管
1″の下端部内周面に螺合されており、接続ナツ
ト保持具22の鍔23に接続ナツト25が回動自
在かつ脱落不能に保持されている。尚、第2図に
於いて、26はパツキンを示す。
第3図に於いて、壁Wに接続して台部Sが設け
られており、この台部Sに給水管2および給湯管
3が壁面Waに近接して埋設されており、台部S
の側面に当接して浴槽Bが設置されている。尚、
図中Saは、台部Sの水平面、27は吐出管、2
8は水栓側連結管C2と湯水混合水栓Aの本体4
とを接続するための接続ナツトを示す。
そして、上記構成の連結管Cを用いて湯水混合
水栓Aの本体4を、壁Wに接続した台部Sに埋設
された給水管2および給湯管3に連結するには、
接続ナツト25を緩めて連結管Cを供給側連結管
C1と水栓側連結管C2とに分離し、供給側連結管
C1の本管1′の上端部の中心孔に形成されたセレ
ーシヨン8に専用工具(図示せず)を挿入係合し
て供給側連結管C1を回動させて、供給側接続部
5を給水管2並びに給湯管3に強固に締め付けて
接続する。この際、各供給側連結管C1の水平面
Saからの高さは互いに等しくなるように接続す
る。次に、各水栓側連結管C2の水栓側接続部9
が壁面Waにほぼ垂直で、しかも互いに平行とな
るように、供給側連結管C1の本管1′と、水栓側
連結管C2の本管1″とを接続ナツト25を介して
接続し、しかる後に、各水栓側連結管C2の上端
部に設けられた水栓側接続部9を、それぞれ湯水
混合水栓Aの本体4の給水室および給湯室側に設
けられた各接続部に接続ナツト28を介して接続
する。
これで、連結管Cを介して湯水混合水栓Aが給
水管2並びに給湯管3に連結されて台部Sの水平
面Saに取り付けられる。
この考案は、上記の構成であるから、以下の作
用効果を奏する。
まず、供給側連結管の接続部を給水管や給湯管
に接続させ、ついで水栓側連結管の水栓側接続部
を水栓本体側の正規の位置に向けた上、水栓側連
結管の分断端部を前記した供給側連結管の分断端
部に当接させ、水栓側連結管の分断端部に装着さ
せた接続ナツトを介して両連結管を連結できるか
ら、立ち上り連結管の背面に壁があつても、常
に水栓側連結管に直角方向に設けられた水栓接続
部を水栓本体側に向けた状態で水栓側連結管を供
給側連結管に支持できるので、該連結管の背面に
壁が存在しても何ら取付け作業上壁面が障害にな
らない。
従来、直角方向に突出された水栓側接続部は連
結管の給水管や給湯管に対する連結時に連結管本
体とともに、回動される性質上、壁面との間にそ
の接続部が衝突しないようにするため一定の空間
部を必ず必要としたが、この考案は、そのような
空間部を一切設けることなく、連結管を壁面に近
接させた状態で取付け作業を実施できるから、連
結管と壁面との間に無駄なスペースを発生しな
い。水栓本体を水栓側接続部に結合させる場
合、水栓側接続部の向きは必ず正規の位置にある
ことを必要とする。
この場合、従来では、連結管は1本の一体もの
であるから、給水管や給湯管に螺合させる際に、
直角方向に突出された水栓側接続部が水栓本体側
に向くようにするため、その結合部においてシー
ル材の量を調整しつつ、面倒な作業を反復しなが
ら連結管を給水管や給湯管に結合させていたもの
である。
つまり、通常、連結管の給水管側や給湯管側の
接続部にはねじ山が形成されているから、その構
成上連結管を給水管などに確実に結合するために
は、経験するとおり、連結管が回動しない状態ま
で強く締めることによつて実施されている。
ところが、強く締めることによつて結合状態が
保持される利益のある一方、前記した水栓本体側
の水栓側接続部の向きは何ら規制されないから、
甚だしい場合はその接続部が水栓本体の向きと反
対の壁面側に向くことも少なくない。
そこで、このようなことのないようにするため
には、不本意ではあるが結合状態が緩くても直角
方向に突出された水栓側接続部が水栓本体側に向
いている位置でその回動を抑制し、緩い結合状態
をシール材の使用量などの調整によつて、不本意
ではあるが連結管の固定をせざるを得なかつた。
従つて、結合状態は必ずしも満足できないこと
があり、面倒なシール処理作業を必要とした。
その結果、給水管と給湯管に結合される2本の
連結管やその結合状態の僅かな誤差が影響して連
結管の上下方向に僅かながら、高低差を発生し、
そのため、水栓本体の接続部と連結管の水栓側接
続部が結合できないなどという問題を生ずること
も決してまれではなかつた。
しかるに、この考案の連結管は2本に分割して
設けられ、水栓側接続部を備えた水栓側連結管を
一切回動させることなく、接続ナツトを介して供
給側連結管に接続できるから、前記した従来の問
題点は一切解消できる。
更に、両連結管を連結させるに必要な螺合関係
は1組の雄ねじと雌ねじのみで足り、かつ接続ナ
ツトを水栓側連結管の分断端部に係止片を介して
回転自在に係止させたことにより、接続ナツトを
供給側連結管の雄ねじに螺合させると係合片が水
栓側連結管を供給側連結管へ向けて引つ張るよう
にして両端面を突き当て連結する。このとき、接
続ナツトは雄ねじに対しロツクするまで一杯に締
めつけることができるため、密着性を保持して確
実に連結できる。
また、接続ナツトは回転が自在であるため、雄
ねじに対してロツクできるまで締めつけることが
できるから、寸法誤差などの製造上の制約を受け
ない。寸法誤差によるシール材の量の調整などの
煩雑さがない。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は、本考案に係る連結管Cの接続状態
の正面図、同(ロ)は、同じく分割状態の正面図、第
2図は、接続状態の連結管Cの拡大断面図、第3
図は、本考案に係る連結管Cを用いて湯水混合水
栓Aを台部Sの水平面Saに取り付けた状態の側
面図である。 (主要部分の符号の説明) A……湯水混合水栓、C……連結管、C1……
供給側連結管、C2……水栓側連結管、W……壁、
Wa……壁面、S……台部、Sa……台部の水平
面、1……本管、4……湯水混合水栓の本体、5
……供給側接続部、9……水栓側接続部、25…
…接続ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直管状の本管1の上端部に、該本管1に対して
    直角に屈曲して水栓本体4に接続される水栓側接
    続部9を備えていると共に、本管1の下端部に給
    水管2或いは給湯管3にねじを介して接続される
    供給側接続部5を備えた形式の立上り型連結管に
    おいて、 前記本管1を途中で分断して連結管Cを給水管
    2或いは給湯管3側に接続される供給側連結管
    C1と、水栓側に接続される水栓側連結管C2とに
    分割し、供給側連結管C1の分断端部の外周面に
    雄ねじ7を設け、他方、水栓側連結管C2の分断
    端部に接続ナツト係止用の係止片を設けるととも
    に、供給側連結管C1の分断端部に設けた雄ねじ
    7に対応する雌ねじを内側に備えた接続ナツト2
    5を水栓側連結管C2の分断端部に前記係止片を
    介して回転自在に係止させ、水栓側連結管C2
    分断端部と供給側連結管C1の分断端部とをパツ
    キンを介して対向させるとともに、供給側連結管
    C1の雄ねじ7にねじ込まれた接続ナツト25を
    介して水栓側連結管C2と供給側連結管C1とを連
    結してなることを特徴とする水栓に於ける立上り
    型連結管。
JP20066082U 1982-12-23 1982-12-23 水栓に於ける立上り型連結管 Granted JPS5998185U (ja)

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JPS5998185U JPS5998185U (ja) 1984-07-03
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5207453B2 (ja) * 2008-04-02 2013-06-12 株式会社ダンレイ 配管接続部材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755421U (ja) * 1980-09-19 1982-03-31
JPS5926686A (ja) * 1982-08-04 1984-02-10 株式会社藤井合金製作所 ガスコツクの接続方式

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