JPH03245393A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH03245393A
JPH03245393A JP2041076A JP4107690A JPH03245393A JP H03245393 A JPH03245393 A JP H03245393A JP 2041076 A JP2041076 A JP 2041076A JP 4107690 A JP4107690 A JP 4107690A JP H03245393 A JPH03245393 A JP H03245393A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は半導体装置、特に微細素子で構成され、低電圧
で動作する高速、高集積の半導体装置に関する。
[従来の技術] 半導体集積回路のl−3I化(高集積化、LSI= L
arge 5cale Int、egration)は
、その構成素子であるMOSトランジスタの微細化によ
り進められてきた。素子の寸法が0.5ミクロン以下の
いわゆるディープサブミクロンLSIになると、素子の
耐圧の低下とともにLSIの消費する電力の増大が問題
になってくる。このような問題に対しては、素子の微細
化にともなって動作電源電圧を低下させることが有効な
手段であると考えられる。
現在のLSTの電源電圧としては5Vが主流であるため
、微細な素子でLSIを構成する手段として、LSIチ
ップ上に外部電源電圧を降圧する電圧変換回路を搭載す
る技術が、アイ・イー・イ・イー・ジャーナル・オブ・
ソリッド・ステト・サーキッツ、第21巻、第5号、第
605〜第611頁(1986)  (IEEE Jo
unal orSolid−5lateC4rcuit
s、 vol、21. No、5. pp、60561
1、0cLober 1986 )において論じられて
いる。
この場合の外部電源電圧と内部電源電圧の値は、それぞ
れ5Vと3.5Vである。このように、LSIの中でも
最高集積度のダイナミックRAM(f) RA M =
 Dynamic Random Access Me
mory )で消費電力の問題が顕在化しつつある。こ
うした傾向に合わせて、LSIの外部電圧そのものを下
げようという動きもある。例えば、0.3ミクロンの加
工技術を用いる64メガビットDRAMでは外部電源電
圧は3.3■に標準化される予定である。集積度の向上
にしたがって、外部電源電圧はさらに低下する可能性が
ある。
また近年、可Ifl型電子機器の位及に伴い、電池動作
や、電池での情報保持が可能な低電圧・低消費電力のL
SIに対する需要が高まってきている。
このような用途に対しては、最小1〜1.5■で動作す
るLSIが必要とされる。
このような集積度の向上と低電圧化は、一方でL S 
Iの性能向上を難しくしている。その端的な例が、DR
AMにおける中間電圧(VCC/2)発生回路である。
データ線をVCC/2電圧にプリチャージするDRAM
方式は、高速性、低消費電力、対雑音性といった特徴に
よって、CMOS回路とともにIメガビット以降のDR
AMの主流になっている。このVCC/2fi圧を発生
させる従来の中間電圧発生回路の例は、アイ・イー・イ
ー・イー・ジャーナル・オブ・ソリッド・ステト・サー
キッツ、第21巻、第5号、第643〜第648頁(1
986) (IEEE Jounal of 5oli
d−5tate C1rcuits、 vol、21.
No、5. pp、643−648゜0ctober 
1986 )に述べられているが、このような回路には
次のような問題がある。
[発明か解決しようとする課題] 低電圧化と高集積化により、従来の中間電圧発生回路で
は以下の二つの問題が生じる。
7 8 (1)電源電圧の低下に伴い、電圧設定精度が低下し、
信号対雑音(S/N)比が悪化する。
(2)素子がソース・フォロワ・モードで動作するので
応答速度がトランジスタの駆動能力と負荷容量の値で決
まることになり、このため、高集積化による負荷容量の
増大と、さらには低電圧化による素子の駆動能力の低下
により、応答速度が遅くなる。
第2図はDRAMRAM型圧発生回路の従来例を示すも
のである。以下、第2図を用いて上記の問題点を説明す
る。第2図において、TN5、TN6はNチャンネルの
Mis型FET、′「R5、TR6はPチャンネルのM
IS型FET、R1、R2は抵抗、CLは負荷容量であ
る。第2図の回路は一種のコンプリメンタリ・プッシュ
プル回路で、TN6とT P 6 にL電源電圧VCC
(VSSは接地電位とする)をHV Cの中間電圧に分
圧する分圧回路を構成し、これらのゲートにバイアス電
圧を与えるためのTN5とTR5がバイアス回路を構成
している。VCC/2プリチャージ方式のDRAMにお
いては、負荷容量は全データ線容量にほぼ等しく、4メ
ガビットDRAMでは5〜10nF(ナノ・ファラッド
)、16メガビツトDRAMでは20〜400F、64
メガビットDRAMでは80〜160nF程度の値であ
る。
この回路においては、各FETに微小な電流を常時流す
ことによって、出力が一定の電圧になるように安定化さ
れる。電流が微小であれば、端子20と端子22の電圧
差すなわちV (20) −V(22)はほぼFET 
 TN5のしきい値電圧V ’r Nに、また端子22
と端子21の電圧差すなわちV (22)−V (21
)はほばFETTR5のしきい値電圧の絶対値VTRに
等しくなる。また、FET  TN6およびTR6のゲ
ート幅対ゲート長比 W/Lは、それぞれTN5および
TR5のW/Lの数倍から数10倍になるように選ばれ
る。したがって、TN6のバイアス電流はTN5のバイ
アス電流の数倍から数10倍になる。
はじめに第一の問題点について説明する。今、F ET
対TN5とTN6、およびTP5とTP6の間の素子特
性(例えば、しきい値電圧、単位ゲト幅あたりのチャネ
ル・コンダクタンス等)に差が無いと仮定すると、出力
)IVCには、端子22の電圧に等しい電圧が得られる
。出力電圧の値は と表される。ここでvSSは接地電位にあるとする。
標単条件下ではVTNとVTPの値がほぼ等しく、R1
= R2となるように設計すると、すなわち、VTNと
VTPの値の差がVCCの値に比べて無視できる場合に
は V(11Vc)  #  −−−−VCCとなる。一般
に、素子のしきい値電圧のばらつきは、高集積化によっ
ても小さくならず、一定であると考えられるため、VC
Cを低くするにしたがつて、V(11Vc)の設定精度
は低下する。例えば、VTNとVTPがそれぞれ標準値
に対して±0.1■変動すると仮定すると、電源電圧が
5V(HVCが2.5V)のときには、中間電圧の変動
は約±4%であるのに対して、電源電圧が1.5V(H
VCが0,75V)のときには、中間電圧の変動は約±
13%に達し、メモリの安定な動作に支障がでる。
次に、第二の問題点について説明する。負荷の充放電に
際し、出力のMISFETは飽和領域で動作するため、
そのドレイン電流IDはβ ID=    (VGS−VT)” と表される。ここに、VGSはゲート・ソース間電圧、
VTはMISFETのゲートしきい値電圧、βは素子の
構造や寸法によって決まる定数である。
今、従来回路において負荷(負荷容量=CL)の電圧を
OVから中間電圧VCC/2の90%まで立ち上げるの
に要する時間[、は 1− 2 β     VCC/2 と表される。一つのデータ線に接続されるメモリセルの
数を256、一つのデータ線あたりの容fit値を0.
5pF、と仮定する。メモリの高集積化にイ′15って
これらの値はほぼ一定であるから、負荷容量の値は世代
毎に4倍ずつ大きくなる。例えば、4MビットDRAM
ではCL#8.2nF。
16MビットではCL#33nF、64MビットではC
L辷131nFとなる。これに対して、電源電圧が5v
→3.3V→1.5Vと世代毎に低下すると、MISF
ETのβが10mA/V’で一定の場合、立上り時間t
、 rは5.9μS→36μS→314μsと世代毎に
約10倍ずつ増えることになる。応答速度を一定に保つ
ためには、MISFETのβを世代毎に10倍にしてい
く必要があるが、レイアウト面積の増大や、定常電流の
増大を招くという副作用があるため、実際には立上り時
間L「を一定に保つのは不可能である。
本発明の目的は、こうした従来回路の問題点を克服し、
高集積、低電源電圧のLSIにおいても高精度で、かつ
高速に動作する電圧供給回路(電圧フォロワ)を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明の半導体装置では、
中間電圧に等しい基準電圧の入力と、同一負荷に対して
出力を並列接続する少なくとも二つの第一および第二の
コンプリメンタリ・プッシュプル回路と、基I′11j
電流を増幅して出力するプッシュプル電流増幅回路とを
備え、第一のコンプリメンタリ・プッシュプル回路は、
そのバイアス回路に、上記基$電圧の入力と該入力に付
加するバイアス電圧源を備えて、該プッシュプル回路の
分圧用トランジスタのゲートにバイアス電圧を印加する
とともに、該プッシュプル回路の分圧回路は上記電流増
幅回路の基準電流回路を形成し、かつ該電流増幅回路の
出力端を上記第二のコンプリメンタリ・プッシュプル回
路のバイアス回路に接続することを特徴とする。
すなわち、中間電圧に等しい基準電圧の発生部をコンプ
リメンタリ・プッシュプル回路のバイアス1田路から分
けて独立に設けるとともに、少なくとも二つのコンプリ
メンタリ・プッシュプル回路で並列に負イ11を駆動す
るするようにし、出力電圧と入力?は圧の差を一つのプ
ッシュプル回路に流れる電源として検出し、かつ、その
電流にほぼ比例する増+l+i電流でもう一方のプッシ
ュプル回路を駆動するものである。
ここで上記第一および第二のコンプリメンタリ・プッシ
ュプル回路のバイアス電圧は、該電圧を印加する該プッ
シュプル回路のトランジスタのゲートしきい値電圧にほ
ぼ等しくすることが好ましい。
このことは定常状態においてこれらのトランジスタを流
れる電流を低い値に抑えるものである。
あるいは上記電流増幅回路をカレントミラー型のプッシ
ュプル増幅回路によることにすれば、簡単な皿路構ノJ
lで高い駆動能ノJがばらつきが少なく容易にえられる
またあるいは、上記第一および第二のコンプリメンタリ
・プッシュプル回路を電界効果トランジスタにより構成
することが低い電源電圧で動作させられるので好ましい
本発明の目的をさらに効果的に達成するための本発明の
半導体装置では、中間電圧に等しいJi+i単電圧の入
力と、同一負荷に対して出力を並列接続する少なくとも
二つの第一および第二のコンプリメンタリ・プッシュプ
ル回路およびトライステート駆動回路と、基準電流を増
幅して出力するプッシュプル電流増幅回路とを備え、第
一のコンプリメンタリ・プッシュプル回路は、そのバイ
アス回路に、上記基準電圧の入力と該入ノJに付加する
バイアス電圧源を備えるとともに、該プッシュプル回路
の分圧回路は上記電流増幅回路の基準電流回路を形成し
、かつ該電流増幅回路の出力端を上記第二のコンプリメ
ンタリ・プッシュプル回路のバイアス回路に接続するこ
と、さらに上記トライステート駆動回路は、上記入力の
電圧よりも低い第一の判定電圧と上記入力の電圧よりも
高い第二の判定電圧とを備え、出力電圧が第一の判定電
圧よりも低いときには出力を充電し、出力電圧が第二5 6 の判定電圧よりも高いときには出力を放電する手段を備
えることを特徴とする。
すなわち本発明ではトライステート駆動回路をコンプリ
メンタリ・プッシュプル回路とともに負荷に対して並列
に接続してプッシュプル回路による駆動能力を補うもの
である。
ここで、上記第一および第二のコンプリメンタリ・プッ
シュプル回路のバイアス電圧は、該電圧を印加する該プ
ッシュプル回路のトランジスタのゲートしきい値電圧に
ほぼ等しい電圧にすること、あるいは上記電流増幅回路
をカレントミラー型のプッシュプル増幅回路とすること
、あるいは上記第一および第二のコンプリメンタリ・プ
ッシュプル回路を電界効果トランジスタにより構成する
ことが好ましいことは前述のとうりである。
ここで、上記の入力および出力の電圧を電源電圧の二分
の−にすれば、DRAMのような回路への適用上好まし
い。
さらに、複数の同種のブロックを少なくとも含み、動作
時においては、ブロック選択信号によって選択した一つ
または複数のブロックを動作状態にする集積回路(LS
I)と、ブロックを負荷として電圧供給し駆動する手段
を有する半導体装置の場合においては、高速応答を達成
するために、ブロックを駆動する上記駆動手段として、
第一および第二の駆動回路と、各ブロック毎に設けられ
動作状態にあるブロックを第一の駆動回路に、非動作状
態にあるブロックを第二の駆動回路に、それぞれ接続す
る切換手段とを備えることとする。
このような手段は、大容量のダイナ□ツクメモリのよう
な集積回路に対して好適である。
そのような場合に、上記ブロックはメモリセルアレーを
少なくとも含み、かつ上記負荷としてはメモリセル蓄積
容量の対向電極およびメモリセルから信号検知回路に信
号を伝達するデータ線のプリチャージ電圧供給線とを少
なくとも含むようにするのがよい。
ここで上記駆動回路を電源電圧の二分の一の電圧を発生
するものとすることがDRAMへの適応上好ましい。
さらに上記駆動回路として本発明の半導体装置を用いれ
ば、大容量のLSIに対しても高精度化、高速化を達成
できる。
[作用] 中間電圧に等しい基4!i電圧の発生部をコンプリメン
タリ・プッシュプル回路のバイアス回路から分けること
により、バイアス回路とは独立して電圧を設定すること
ができ、中間電圧の出力を高精度化することが可能にな
る。
また、人ツノと出力の電圧差を上記第一のコンプリメン
タリ・プッシュプル回路のトランジスタを介して電流に
変換し、その電流に比例する増幅電流で第二のコンプリ
メンタリ・プッシュプル回路を駆動することにより、入
出力間に電圧差がある間は、プッシュプル回路の駆動能
力を高くして、高速に負荷容量に対して充放電を行なう
ことになる。またその際の充電と放電の駆動能力を揃え
ることができ、したがって低電圧でも、高速かつ安定に
動作する電圧供給回路(電圧フォロワ)を提供すること
が可能になる。
さらに上記のようにコンプリメンタリ・プッシュプル回
路のバイアス電圧を電圧印加トランジスタのしきい値電
圧にほぼ等しくして該プッシュプル回路の電流を低い値
に抑えれば、これにより1′。
導体装置の定常時電力を小さくしながら、出力電圧の変
動時には高い駆動能力を得るようにすることが可能にな
る。
また電流増幅回路にカレントミラー型の増幅回路を用い
れば、簡単な回路構成で電流増幅が可能になるだけでな
く、同一の特性を要するミラー回路相互のトランジスタ
に同種の素子を用いることにより、高い駆動能力をばら
つき少なく容易に得ることが可能になる。
電界効果トランジスタは不純物濃度を制御することによ
ってゲートしきい値電圧を下げることができるので、第
一および第二のコンプリメンタリ・プッシュプル回路を
電界効果トランジスタで構成することにより、電源電圧
が低くなっても所要の動作が得やすくなる。
さらにトライステート駆動回路をコンプリメン+9− 0 タリ・プッシュプル回路とともに負荷に対して並列に接
続する上記の手段によれば、入出力間の電圧誤差が」―
記の判定電圧以上に大きくなった場合には色付容量を充
電または放電することにより電圧誤差を判定電圧以内に
収束するよう動作し、これによりプッシュプル回路動作
を補って過渡時の応答速度をさらに高めるよう作用する
ことになる。
また集171回路の中に複数の同種のブロックを含み、
その一部を動作させる場合に、動作状態のブロックのみ
を負荷として選択するよう切り換える本発明の手段によ
れば、大容量のDRAMのような場合にもその一部の負
荷を実質的に担うことになるため大きな過渡電流を流す
ことなく高速応答が可能になる。そのうえ、この駆動回
路に本発明の装置を用いれば、前記したようにさらに効
果的に高精度高速応答性を得ることが可能になる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明による電圧フォロワ回路の構成例である
。この回路は、入力に印加された電圧にほぼ等しい電圧
を出力し、大きい負荷容量を駆動するようにしたもので
ある。同図(a)で1は第一のコンプリメンタリ・プッ
シュプル回路であり、NチャネルMOSトランジスタT
N2とPチャネルMO8I−ランジスタTP2、および
バイアス用電圧源VNI、VPIにより構成される。2
はカレントミラー型のプッシュプル増幅回路であり、カ
レントミラー回路を成すNチャネルMO3+−ランジス
タ対TNIと丁N3、PチャネルMOSトランジスタ対
TPIとTP3、とから構成される。
3は第二のコンプリメンタリ・プッシュプル回路であり
、NチャネルMOSトランジスタTN4とPチャネルM
OSトランジスタTP4、およびバイアス用電圧源VN
2、VP2により構成される。
この回路の各種トランジスタや電圧源の定数設定と定常
状態における動作を説明する。電圧源VNIとVPlの
値は、それぞれトランジスタTN2とTP2のゲートし
きい値電圧にほぼ等しくなるように選んでいる。これに
より、どの様な動作条件下においてもトランジスタTN
2と1” I) 2の円方が同時にカットオフすること
がないようにしている。このため、出力インピーダンス
か高くなって、電位が定まらなかったり、負荷条件によ
って出力電圧がふらついたりするのを防ぐことができる
。電圧源の値をトランジスタのゲートしきい値電圧にほ
ぼ等しくすることにより、定常状態において二つのトラ
ンジスタを貫通して流れる電流を低い値に抑え、集積回
路の待機峙の電力を小さくしながら、高い負荷駆動能力
を得るようにしている。このようなバイアス条件での動
作は一般にAB級動作と称される。さて、TN2とTP
2に流れる電流値を、それぞれICI、IDIとすると
、これらの電流は、それぞれPチャネルMO3hランジ
スタ対TPIとTP3、NチャネルMOSトランジスタ
対TNIとTN3とからなるカレントミラー回路により
、TP3を流れる電流IC2,1゛N3を流れる電流I
D2に変換される。ICIとIC2の電流比は、トラン
ジスタTI)]とTP3のβ比に、I l) 1とID
2の電流比(ミラー比)は、トランジスタTNIとTN
3のβ比に、それぞれほぼ等しくなる。すなわち、 ICI    βTP TD、l     βTN である。この比を1以上の値にすることにより、電流を
増幅し、次段の負荷(端子6.7)の駆動能力を高める
ことができる。本発明では、この比を1〜10程度の値
に選んでいる。電圧源VN2とVP2の値は、第一のプ
ッシュプル回路と同様、それぞれトランジスタTN4と
TP4のゲートしきい値電圧にほぼ等しくなるようにし
ている。これにより、第二のプッシュプル回路もAB級
動作を行なうようにしている。
さて、第一のプッシュプル回路が定常状態すなわちIC
1=ID1が成り立っている状態からずれた場合にどう
なるかを説明する。出力電圧を定常状態から強制的に電
圧δVだけ変えたときの電流値は、以下のように表され
る。
一詔 +c+ −+o+ = −(FL蛎汀+FY耶汀)X 
δV(βN−βP) +          δV′ ここに、βNとβ−まそれぞれトランジスタ゛■”N2
とT P 2のβを、■は定常状態にお17)で第一の
プッシュプル回路に流れる電流(すなわちl−IC1=
ID1)をそれぞれ示している。
今、簡単のために、TN2とTP2の特性力<Ctぼそ
ろっており、βNとβPが等しい(β=βN−βI・)
と仮定すると、上式は ICI −IDI # −2,rf′FTX  iとな
る。また、二つのカレントミラー回路のミラー比が等し
い(M = M N = M p )とすると、+C2
−IDzC2−IDz二−2Tx  δVとなる。
例えば、M=5、β−1mA/V’、l = 0,2 
μAとすると、出ツノ電圧がQ、IV低下したとき(δ
■=−、O0] V)ニは、IC2−ID2 = 20
 μAトナ6゜すなわち、出力電圧の0.IVの微小な
変化(こ対=24 してもIC2とID2の定常電流1 μA ((1,2
μA×5)に対して十分大きな20 μAの駆動電流が
得られる。
したがって、出力電圧のわずかな変化に対しても端チロ
を最小VSSまで、また端子7を最大VCCまで、電源
電圧範囲の限界まで駆動することができる。駆動する方
向は、出力電圧が低下したときには端子7がVCCに、
出力電圧が」1昇したときには端子6がVSSに駆動さ
れる。これにより、出力電圧に誤差がある場合には、誤
差を増幅した信号で第二のプッシュプル回路を駆動し、
出力電圧の誤差を無くすように動作する。したがって、
従来例のように単にソースフォロワ回路で駆動する場合
に比べて、格段に高い駆動能力を持たせることができる
。また、定常状態のバイアス電流を十分低い値に抑えて
も、誤差を増幅することにより高い駆動電流を得ること
ができる。また、この回路は上式からも容易にわかるよ
うに、誤差の方向に対して対称に動作するため、出力の
充電と放電に対して同じ駆動能力を得ることができる。
次に、本回路の電圧フォロワとしての精度について説明
する。本回路は、出力電圧の誤差を第一のプッシュプル
回路で検出し、それを増幅した信号で第二のプッシュプ
ル回路を駆動するようにしている。したがって、出力電
圧精度(入出力電圧差)は第一のプッシュプル回路の電
圧精度(入出力電圧差)で決定される。第一のプッシュ
プル回路において、定常状態すなわちIC1=ID1が
成り立つ条件を求めると、入力電圧V(IN)と出力電
圧V (OUT)の関係が得られ、次式のようになる。
ここに、 βn= FJ了2アT1ζ であり、またVTNとVTRはそれぞれNチャネルおよ
びPチャネルMOSトランジスタのゲートしきい値電圧
の絶対値である。この式から明らかなように、VNIと
VPIにそれぞれVTNとVTRの変化に追従して変化
する特性をもたせ、かつトランジスタのβを適正に選ぶ
ことにより、製造プロセスのばらつき等によりNチャネ
ルトランジスタとPチャネルトランジスタの素子特性が
独立に変化しても、出力と入力の電圧差を零にすること
ができる。上述したような電圧源は、次の実施例で説明
するように、各チャネル導電型のMOSトランジスタの
ゲートとドレインを接続し、それに所定の電流を流す事
により容易に構成することができる。一般に、異なる導
電形の素子間では特性にばらつきがあっても、同じ導電
型のトランジスタは同じ製造工程を経るため、素子間の
特性差は十分中さな値に抑えることができる。特に、加
工形状のばらつきなどに対しては、ゲート幅やゲート長
を加工精度に比べて十分大きな値で設N1することによ
り、さらに、素子対間の特性差を小さなものにすること
ができる。例えば、ゲートしきい値電圧を例にとると、
同じ導電型の素子対間での差は、容易に20〜30mV
程度以下にすることができるが、異なる導電型の素子間
では、その差のばらつきが最大200mV程度と、約−
桁も大きな値になるのが通例である。以」二説明した2
7− −詔 とおり、第一のプッシュプル回路の電圧精度(入出力電
圧差)は、トランジスタ対のしきい値電圧差で決まる2
0〜30m’V程度と従来方式の約−桁低い値に抑えら
れる。
さて、次に過渡時の動作を同図(b)を用いて説I!l
ノする。今、入力電圧V(IN)が時刻10からtiに
かけて降下し、時刻L4からL5にかけて」1昇した場
合を考える。入力電圧が降下した直後は化ツノがすぐに
追従しないので、トランジスタTN2は■51刻L1か
らt2にかけてカットオフ状態となり、電流ICIの値
はほぼOとなる。これに対してIDIが増大し、端子6
の電圧V(6)をほぼVSS (OV)まで引き落す。
これにより、トランジスタTP4の駆動能力が増加し、
出力OUTを高速に放電する。時刻t2を過ぎて、出力
電圧と入力電圧の差が小さくなるとトランジスタ゛1゛
N2が導通し始め、最終的に人出ツノ間の電圧差が無く
なる時刻L2においてI Cl = I ’D Iとな
り、定常状態になる。入力電圧が上昇する時には、これ
と対称に端子7の電圧が■CCまで上昇し、出力を高速
に充電する。
以上説明したように、本発明によれば、製造工程のばら
つきがあっても、入出力電圧間の誤差が少なく、過渡時
においては、大容量の負荷を高速に充放電することので
きる電圧フォロワを提供することができる。なお、本回
路は電圧フォロワとしての応用以外にも、出力端子OU
Tに信号電流を入力し、端子6か7から出力を取り出す
ことにより、高性能な電流検出回路として用いることも
可能である。
次に第3図を用いて、先に示した回路をダイナミックメ
モリの中間電圧(VCC/2)発生回路に適用した実施
例を説明する。第3図(a)は本発明による中間電圧発
生回路の構成例である。第3図において、30は基準電
圧発生回路、31は第一のコンプリメンタリ・プッシュ
プル回路、32はカレントミラー型増幅回路、33は第
二のコンプリメンタリ・プッシュプル回路である。基準
電圧発生回路は、等しい抵抗値を有する二つの抵抗R3
とR4とにより電源電圧を半分に分圧することにより、
端子34に中間電圧を発生している。抵抗R3とR4に
同種の素子を用いることにより、中間電圧には、かなり
精度の高い値を得ることができる。なお、中間電圧を得
るための素子は抵抗に限らず、例えばM OS hラン
ジスタ等を用いても同様の回路が構成できることは自明
である。第一のプッシュプル回路は、基本的に第1図(
11)に示したプッシュプル回路1と同じである。
ここでは、電圧源VNIの代わりに、抵抗R5とNチャ
ネルMO3hランジスタTNIOを、電圧源VP]の代
わりに、抵抗R6とPチャネルMOSトランジスタTP
IOを、それぞれ用いている。こうすることにより、先
の実施例でも説明したように、常に端子35の電圧を入
力端子34に対して、はぼNチャネルMO3hランジス
タのゲートしきい値電圧骨だけ高い値に自動的に設定す
ることができる。なお、R5やR6を流れる電流か、R
3やR4を流れる電流の数分の−から十分の一程度の小
さな値になるように、抵抗値を選んでいる。これは、N
チャネルトランジスタとPチャネルトランジスタの特性
が独立にばらついて、プッシュプル回路から基¥J電圧
発生回路に流入(あるいは流出)する電流値が変動して
も、端子34の電圧が影響を受けて変動しないようにす
るためである。32のカレントミラー型増幅回路は第1
図(a)に示したカレントミラー型増幅回路2と全く同
じ構成である。第二のプッシュプル回路は、基本的に第
1図(a)に示したプッシュプル回路3と同じである。
ここでは、電圧源VN2の代わりに、NチャネルMOS
トランジスタTN14を、電圧源VP2の代わりに、P
チャネルMOSトランジスタTP14を、それぞれ用い
ている。こうすることにより、第一のプッシュプル回路
の場合と同様、プッシュプル回路に流れるバイアス電流
の値が、トランジスタのしきい値電圧の変化に対して変
動しないようにしている。以上のような回路構成とする
ことにより、出力HV Cには精度の高い中間電圧を得
ることができ、かつ負荷容量CLを高速に充放電するこ
とができる。
1 第3図(a)に示した本回路方式と第2図に示した従来
回路方式の性能比較を計算機解析により求めた結果を第
3図(b)および(c)に示す。
第3図(b)において、横軸はNチャネルトランジスタ
とPチャネルトランジスタのゲートしきい(直電圧の絶
対値の差、縦軸は中間電圧の値である。
この結果より、従来回路においては、しきい値電圧差が
±0.2V変動したときには、出力電圧が約±100m
V (0,75Vに対して約±13%)変動するのに対
して、本発明の回路では出力電圧変動は約±8mV (
0,75Vに対して約±1%)と、従来に比べて一桁以
上低減することができる。
第3図(c)は電源投入後の出力電圧の立上り時間を電
源電圧に対してプロットしたものである。
立上り時間は、出力の電圧が定常値の90%に達する時
間で定義している。また、負荷容量の値には、64Mビ
ットDRAMのビット線プリチャージ電源およびプレー
ト電極の総容量を想定している。この解析結果からもわ
かるように、本発明の回路によれば、従来回路に比べて
約−桁短い時間=32− で負荷を立ち」二げることができる。
第4図(a)は本発明の他の一実施例を示す回路構成図
である。同図において、40はコンプリメンタリ・プッ
シュプル型の電圧フォロワ回路、41はトライステート
・バッファである。電圧フォロワ回路は、基本的には第
1図(a)のプッシュプル回路lと同じである。ここで
は、プッシュプル回路の駆動能ツノを補うようにトライ
ステート・バッファが動作する。トライステート・バッ
ファは負荷駆動用のPチャネルトランジスタTP21と
NチャネルトランジスタTN21、これらトランジスタ
を駆動する二つの差動型増幅回路(コンパレータ)AM
PIとAMP2、および、オフセット量の設定のための
二つの電圧源VO3LとVO3Hとから構成される。こ
の回路の動作は次の三つの電圧の条件のいずれにあては
まるかによってきまる。
(1) V(OUT) ) V(IN) + VO5H
(2) V(IN) + VO5H> V(OUT) 
> V(IN) −O5L (3) V(IN)  −\l05L  >  V(O
UT)(1)の電圧条件においては、端子43の電圧よ
りも出力OUTの電圧が高くなり端子45の電圧は高い
電圧レベル(VCC)になる。また、端子44の電圧も
高い電圧レベル(VCC)になる。
したがって、NチャネルトランジスタTN21が導通、
■)チャネルトランジスタTP21がカットオフとなり
、負荷を放電する。(2)の電圧条件においては、端子
43の電圧よりも出力OUTの電圧が低くなり端子45
の電圧は低い電圧レベル(VSS)になる。また、端子
44の電圧は高い電圧レベル(VCC)を保つ。したが
って、二つのトランジスタTN21とTP21は共にカ
ットオフとなり、出力は高インピーダンス状態になる。
(3)の電圧条件においては、端子42の電圧よりも出
力OUTの電圧が低くなり端子44の電圧は低い電圧レ
ベル(VSS)になる。また、端子45の電圧は低い電
圧レベル(VSS)を保つ。
したがって、NチャネルトランジスタTN21がカット
オフ、PチャネルトランジスタTP21が導通となり、
負荷を充電する。このように、出力の電圧が入力の電圧
を中心としたある一定範囲を越えて大きくなると放電、
一定範囲を越えて小さくなると充電、一定範囲内にあれ
ば充電も放電もしないという三つの状@(トライステー
ト)を右する駆動回路を実現できる。この回路の過渡時
の動作を同図(b)に示す。今、入力電圧V(IN)が
時刻l、Oて降下し、時刻L2で上昇した場合を考える
。立ち下がり時においては、時刻10から出力の電圧が
「(定常状態での電圧)+VO3HJに等しくなる時刻
L1まで端子45の電圧がvCCになり、トランジスタ
TN21を導通させ、負荷を放電する。また、立ち上が
り時においては、時刻t2から出力の電圧が「(定常状
態での電圧)VO3LJに等しくなる時刻L3まで端子
44の電圧がVSSになり、トランジスタTP2]を導
通させ、負荷を充電する。
このように、プッシュプル回路にトライステト・バッフ
ァを組合せることにより、入出力間の電圧誤差がある程
度基」二大きくなった時には、駆=35= 36 効能力の高いトランジスタを導通させることにより、過
渡時の応答速度を高めることができる。オフセット量の
設定のための二つの電圧源v o s r−とVO3I
+の値はなるべく小さな値にしたほうが設定電圧への収
束を速めることができるが、誤動作を避けるために、差
動型増幅回路(コンバータ)AMPIとAMP2の入力
オフセット電圧よりも十分大きな値にする必要がある。
MOSトランジスタで回路を構成する場合には、この値
は50mV以上にするのが望ましい。なお、トライステ
ート・バッファの回路構成は、ここに示した例に限らず
、同様の機能を実現するものであれば、他の方式であっ
ても差し支えない。
次に第5図を用いて、トライステート・バッファを用い
た電圧フォロワをダイナミックメモリの中間電圧(VC
C/2)発生回路に適用した実施例を説明する。第5図
(a)は本発明による中間電圧発生回路の構成例である
。第5図(a)において、50は基準電圧発生回路、5
1は第1図で説明した電圧フォロワ回路、52はトライ
ステー・バッファである。これは、第3図(a)に示し
た中間電圧発生回路にトライステート・バッファを付加
することにより、入出力間の電圧の誤差が大きくなった
ときの復元能力を高めている。以下、トライステート・
バッファの構成と動作について説明する。本実施例の特
徴は、第一のプッシュプル回路をそのまま利用し、カレ
ントミラー回路のミラー比の差を利用して誤差電圧を検
出しトライステートバッファを起動する点にある。第5
図(a)において、TP36とTP37はPチャネルM
O3hランジスタ、TN36とTN37はNチャネルM
O3hランジスタ、INVIとINV2はインバータ、
TP38はインバータINVIの出力で負荷を駆動する
ようにしたPチャネルMOSトランジスタ、TN38は
インバタINV2の出力で負荷を駆動するようにしたN
チャネルMOSトランジスタを、それぞれ示している。
TP32とT P 36、TP32とTP37、TN3
2とTN36、TN32とTN37とが、それぞれカレ
ントミラー回路を構成している。今、トランジスタTN
31に流れる電流をICI、トランジスタTP31に流
れる電流をIDI、トランジスタT N 36に流れる
電流をID2、トランジスタ′]’ P 36に流れる
電流をlc2、とそれぞれ11t<。1j11力電圧の
、%l差δVとlcl、TDI(7)間係は、先に説明
したように、 +c+−IDI  : −2JTFT X  δVと近
似することができる。カレントミラー回路のミラー比を
、 とすると、下式のようになる。
今、出力にオフセット電圧Vosを印加したときに、I
C2=ID2となるとし、その時の電流値をI、と置く
と、オフセット電圧VosはL       (Mp 2 x α      MN と表される。ここで、 α −F飢1 MN) XMI) またβは第一のプッシュプル回路を構成するトランジス
タのβ、11は定常状態において第一のプッシュプル回
路に流れる電流である。例えば、1、 = 0.2 μ
A、 I、 = l μA、 p = I mA/V’
、MN、 = I、 Mp、 = 0.2とすると、オ
フセット電圧Vosの値は一100mVとなる。すなわ
ち、出力電圧が定常値から100mV以上低下すると、
インバータINVIの入力電圧は低レベルから高レベル
に、出力電圧は高レベルから低レベルに遷移して駆動用
のPチャネルMOSトランジスタTP38を導通させ、
負荷を充電する。これと同様に、トランジスタTP37
とTN37の定数を適当に選ぶことにより、所定のプラ
ス側のオフセットがあったときに、NチャネルMOSト
ランジスタTN38を導通させ、負荷を放電するように
39 することができる。
以」−1説明したように、本実施例に示したような回路
構成をとることにより、第4図に示したのと同様な機能
を実現することかできる。また、この回路方式では、カ
レントミラー回路のミラー比によってオフセット量を決
めているため、トランジスタ対の特性差が小さくなるよ
うに配慮すれば、オフセット量を精度良く設定すること
ができる。
さらに、高精度の差動型増幅回路を別に設ける必要がな
いため、消費電力が小さく、かつ簡単な構成で高い性能
を実現することができる。
本回路方式と第2図に示した従来回路方式の性能比較を
計算機解析により求めた結果を第5図(b)に示す。第
5図(b)は電源投入後の出力電圧の立上り時間を電源
電圧に対してプロットしたものである。立上り時間は、
出力の電圧が定常位の90%に達する時間で定義してい
る。また、負荷容量の値には、64MビットDRAMの
ビット線プリチャージ電源およびプレート電極の総容量
を想定している。この解析結果からもわかるよ0 うに、本発明の回路によれば、先に第3図(a)で示し
た実施例よりも、さらに立上り時間を約半桁短縮するこ
とができる。従来回路に比べると約−桁半短い時間で負
荷を立ち」二げることができる。
以」−説明したように、プッシュプル回路にトライステ
ート・バッファを組合せることにより、さらに高速に入
力に追従することの可能な電圧フォロワ回路を供するこ
とができるようになる。なお、電圧の設定精度はプッシ
ュプル回路によって決まるため、先の実施例の場合と同
様、入出力間の電圧誤差を極めて小さな値にすることが
できる。
以上の実施例では、集積回路(LSI)中の大容量負荷
を高速で駆動する回路構成について説明した。しかしな
がら、さらに高速に駆動しようとすると、充放電に際し
ての過渡電流が大きな問題になる。例えば、64Mビッ
ト程度のDRAMの中間電圧発生回路の負荷容量はl 
15nF程度になるが、これを5μsの間に振幅IVで
駆動したときの電流値は23mAに達する。これは、D
RAMの消費電流値に匹敵する大きさであり、これ以」
−高速に駆動することは、主たる回路特性への影響、例
えば電源線の雑音発生や、駆動信号配線の信頼性低下な
どを招く危険があるため、好ましくない。一般に、超高
集積のL S I 、特にメモリにおいては■、Sl全
体を同種の複数のブロックで構威し、動作時においては
、それらブロックの内の一部のみを活性化するような構
成をとることが多い。こうしたLSIにおいては、以下
に述べる実施例を適用することが有効である。
第6図はダイナミック・メモリ(DRAM)の中間電圧
供給方式に本発明を適用した実施例を示している。同図
(a)において、MBO1MBI〜MBiはi+1個の
メモリ・ブロック、60〜62はワード線選択回路、6
8〜70は各メモリ・ブロックからの中間電圧引出線、
76と77は二組の中間電圧発生回路、74と75は二
組の中間電圧発生口路から各メモリ・ブロックに中間電
圧1(V ClとI−I V C2を供給する信号線、
71〜73は二つの信号線の内のいずれかをメモリ・ブ
ロックに供給するように各ブロック毎に設けたスイッチ
である。また、メモリ・ブロックMBOは、メモリセル
を二次元に配列したメモリセルアレーMAO、メモリセ
ルから読出した信号を増幅して外部に出力したり外部か
らの信号をメモリセルに書き込んだりする入出力制御回
路ブロックMC01入出力回路67等から構成される。
図中DLO5DLO1DLj、DLjはメモリセルに信
8・を伝送するデータ線、63は蓄積容量の対向ffi
極を成すプレート電極、64は非選択時にデータ線を中
間電圧にするために配されたプリチャージ電圧供給線、
PCはプリチャージ信号線、SAO〜SAjはメモリセ
ルから読出した信号を検知増幅するセンスアンプ、65
と66は入出力回路67と各データ線との間の信号伝送
を行なう共通入出力線対、■00〜IOjはアドレス指
定信号によって選択されたデータ線対と共通入出力線対
との間の接続を制御する10ゲートである。
今、仮にi+1個のメモリ・ブロックの内、つめブロッ
クMBOのみが選択され、動作状態になる場合を考える
。この時、ワード線選択回路43 4 60によってMAOの中の一部のワード線が選択され、
高レベルに遷移する。と同時に、スイッチ71が制御さ
れ、中間電圧引出線68は中間電圧供給用の信号線75
に接続される。一方、非選択状態にあるメモリ・ブロッ
クMBI−MBjからの引出線69や70は、中間電圧
供給用の信号線74に接続される。このようにすると、
中間電圧発生回路76には1個のメモリ・ブロックの負
荷が接続されるのに対して、中間電圧発生回路77には
一つのメモリ・ブロックの負荷しか接続されない。例え
ば、1=15とすると、中間電圧発生回路77が駆動す
る負荷容量は、中間電圧発生回路76が駆動する負荷容
量の15分の1になる。
したがって、仮に76と77に同じ回路を用いても、選
択されたブロックMBOの中間電圧は非選択ブロックの
中間電圧に比べて15倍高速に動作するようになる。回
路の性能の点からは、非選択のメモリ・ブロックの応答
速度はメモリの性能には;jib関係であるから、過渡
電流をほとんど増大させることなく、メモリ全体の性能
向上を図ることができる。第6図(b)はメモリ動作の
間に電源電圧が変動した場合の中間電圧の時間変化を示
している。すなわち、時刻10からL2の間に電圧vC
Cが低下したとする。また、時刻t OからLlの間お
よび時刻t3以後はメモリ・ブロックMBOが、時刻L
1からL3の間はメモリ・ブロックMBIが選択される
とする。時刻〔0から1.1の間は、ブロックMBIは
非選択であるため、中間電圧V(69)はゆっくり応答
しているのに対して、ブロックMBOは選択されている
ため、中間電圧V(68)は高速に追従している。時刻
tlでブロックMBIが選択、ブロックMBOが非選択
に切り替わると、今度はV(69)が設定すべき電圧に
向け、速やかに変化する。このように、本実施例によれ
ば、ダイナミックメモリの中間電圧のような大容量の負
荷を、過渡電流をほとんど増大させることなく、実質的
に高速に駆動することが可能になる。なお、この例では
、ダイナミックメモリの中間電圧に本発明を適用した例
について説明したが、適用範囲はこれに限るものではな
く、同種のブロックで構成され、動作時はその内の一部
か活性化されるような集積回路一般に適用することかで
きる。
以」−1各失施例によって本発明の詳細な説T11J 
したが、不発19」の適用範囲はこれらに限定されるも
のではない。例えば、ここではCMOSトランジスタに
よりLSIを構成する場合を主に説明したが、バイポー
ラトランジスタを用いたLS I、接合型FETを用い
たLS、1.CMO3)ランジスタとバイポーラトラン
ジスタを組合せたB i CMO8IのLSI、さらに
はシリコン以外の材料、例えばガリウム砒素などの基板
に素子を形成したLSIなどでも、そのまま適用できる
また本実施例では電流増幅回路としてカレントミラー回
路を用いたが、他の電流増幅回路を用いることもできる
[発明の効果] 以上述べた本発明によれば、超高集積のLSIにおいて
、高い電圧精度で大きな負荷容量を高速に駆動する回路
構成、あるいは、大きな過渡電流を流すことなく、大き
な負荷容量を高速に駆動する回路方式を提供できる。
例えば、従来回路ではトランジスタのしきい埴電圧差が
0.2Vあると出力電圧が0.75Vに対して約13%
変動するような場合に、本発明によれば約1%に抑制さ
れるというように電圧精度が一桁以上向上し、また、電
源投入後の出力電圧の立」ニリ侍間が従来回路に対して
約−桁以上改首されるように高速応答性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の基本概念を説明する実施例、第
1図(b)はその過渡時の動作を説明する図、第2図は
DRAM用中間電圧発生回路の従来例、第3図(a)は
本発明をDRAMの中間電圧発生回路に適用した具体的
実施例、第3図(b)および第3図(c)は本発明の詳
細な説明する図、第4図(a)は本発明の他の基本概念
を説明する実施例、第4図(b)はその動作を説明する
図、第5図(a)はそれをDRAMの中間電圧発生回路
に適用した具体的実施例、第5図(b)はその47 48− 効果を説明する図、第6図(a)は本発明の他の基本概
念をDRAMの中間電圧駆動方式に適用した具体的実施
例を説1!l」する図、第6図(b)はメモリ動作の間
に電源電圧が変動した場合の同図(a)の実施例の中間
電圧変化を説明する図である。 76.77・・・中間電圧発生回路(駆動回路)、MA
O・・・メモリセルアレー MCO・・・信号増幅および人出ツノ制御回路群、SA
O〜SAj・・・検知増幅回路(センスアンプ)、I0
0〜IOj・・・入出力ゲート、 67・・・入出力回路 符号の説明 1.3I、40・・・第一のコンプリメンタリ・プッシ
ュプル回路、 2.32・・・カレントミラー型プッシュプル増幅回路
、 3.33・・・第二のコンプリメンタリ・プッシュプル
回路、 30.50・・・基準電圧発生回路、 41.52・・・トライステート・バッファ、AMPI
、AMP2・・・差動型増幅回路、MBO〜MBi・・
・メモリ・ブロック、60〜62・・・ワード線選択回
路、 71〜73・・・スイッチ、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電圧端子間に接続したトランジスタを介して端子間
    電圧を分圧して出力する分圧回路と、該トランジスタの
    ゲートにバイアス電圧を印加するバイアス回路とを含む
    コンプリメンタリ・プッシュプル回路を有して、電源電
    圧をその中間電圧に変換して負荷に出力する半導体装置
    において、上記中間電圧に等しい基準電圧の入力と、同
    一負荷に対して出力を並列接続する少なくとも二つの第
    一および第二のコンプリメンタリ・プッシュプル回路と
    、基準電流を増幅して出力するプッシュプル電流増幅回
    路とを備え、第一のコンプリメンタリ・プッシュプル回
    路は、そのバイアス回路に、上記基準電圧の入力と該入
    力に付加するバイアス電圧源を備えるとともに、該プッ
    シュプル回路の分圧回路は上記電流増幅回路の一基準電
    流回路を形成し、かつ該電流増幅回路の出力端を上記第
    二のコンプリメンタリ・プッシュプル回路のバイアス回
    路に接続することを特徴とする半導体装置。 2、上記第一および第二のコンプリメンタリ・プッシュ
    プル回路のバイアス電圧は、該電圧を印加する該プッシ
    ュプル回路のトランジスタのゲートしきい値電圧にほぼ
    等しい電圧であることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置。 3、上記電流増幅回路はカレントミラー型のプッシュプ
    ル増幅回路であることを特徴とする請求項1あるいは請
    求項2記載の半導体装置。 4、上記第一および第二のコンプリメンタリ・プッシュ
    プル回路を電界効果トランジスタにより構成することを
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の半導
    体装置。 5、電圧端子間に接続したトランジスタを介して端子間
    電圧を分圧して出力する分圧回路と、該トランジスタの
    ゲートにバイアス電圧を印加するバイアス回路とを含む
    コンプリメンタリ・プッシュプル回路を有して、電源電
    圧をその中間電圧に変換して負荷に出力する半導体装置
    において、上記中間電圧に等しい基準電圧の入力と、同
    一負荷に対して出力を並列接続する少なくとも二つの第
    一および第二のコンプリメンタリ・プッシュプル回路お
    よびトライステート駆動回路と、基準電流を増幅して出
    力するプッシュプル電流増幅回路とを備え、第一のコン
    プリメンタリ・プッシュプル回路は、そのバイアス回路
    に、上記基準電圧の入力と該入力に付加するバイアス電
    圧源を備えるとともに、該プッシュプル回路の分圧回路
    は上記電流増幅回路の基準電流回路を形成し、かつ該電
    流増幅回路の出力端を上記第二のコンプリメンタリ・プ
    ッシュプル回路のバイアス回路に接続すること、さらに
    上記トライステート駆動回路は、上記入力の電圧よりも
    低い第一の判定電圧と上記入力の電圧よりも高い第二の
    判定電圧とを備え、出力電圧が第一の判定電圧よりも低
    いときには出力を充電し、出力電圧が第二の判定電圧よ
    りも高いときには出力を放電する手段を備えることを特
    徴とする半導体装置。 6、上記第一および第二のコンプリメンタリ・プッシュ
    プル回路のバイアス電圧は、該電圧を印加する該プッシ
    ュプル回路のトランジスタのゲートしきい値電圧にほぼ
    等しい電圧であることを特徴とする請求項5記載の半導
    体装置。 7、上記電流増幅回路はカレントミラー型のプッシュプ
    ル増幅回路であることを特徴とする請求項5あるいは請
    求項6記載の半導体装置。 8、上記第一および第二のコンプリメンタリ・プッシュ
    プル回路を電界効果トランジスタにより構成することを
    特徴とする請求項5乃至請求項7の何れかに記載の半導
    体装置。 9、上記の入力および出力の電圧は電源電圧の二分の一
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか
    に記載の半導体装置。 10、複数の同種のブロックを少なくとも含み、動作時
    においては、ブロック選択信号によって選択した一つま
    たは複数のブロックを動作状態にする集積回路(LSI
    )と、ブロックを負荷として電圧供給し駆動する手段を
    有する半導体装置において、ブロックを駆動する上記駆
    動手段として、第一および第二の駆動回路と、各ブロッ
    ク毎に設けられ動作状態にあるブロックを第一の駆動回
    路に、非動作状態にあるブロックを第二の駆動回路に、
    それぞれ接続する切換手段とを備えることを特徴とする
    半導体装置。 11、上記集積回路がダイナミックメモリであることを
    特徴とする請求項10記載の半導体装置。 12、上記ブロックはメモリセルアレーを少なくとも含
    み、かつ上記負荷としてはメモリセル蓄積容量の対向電
    極およびメモリセルから信号検知回路に信号を伝達する
    データ線のプリチャージ電圧供給線とを少なくとも含む
    ことを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。 13、上記駆動回路は電源電圧の二分の一の電圧を発生
    する手段であることを特徴とする請求項12に記載の半
    導体装置。 14、上記駆動回路が請求項1乃至請求項9の何れかに
    記載の装置であることを特徴とする請求項13記載の半
    導体装置。
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