JPH03239805A - 自己拡張型固定ボルト - Google Patents
自己拡張型固定ボルトInfo
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- JPH03239805A JPH03239805A JP3673790A JP3673790A JPH03239805A JP H03239805 A JPH03239805 A JP H03239805A JP 3673790 A JP3673790 A JP 3673790A JP 3673790 A JP3673790 A JP 3673790A JP H03239805 A JPH03239805 A JP H03239805A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
固定位置に設けた穴に挿入し、ボルトの回転により、ね
じ結合部材が拡張変形して引き抜けなく固定する、自己
拡張型固定ボルトに関し、取扱作業性の向上が図れ、再
使用が容易、且つ経済的な自己拡張型固定ボルトを提供
することを目的とし、 ボルトを締め付ける間に、ボルトとねじ結合する結合部
材が、挿入穴内部で拡張変形して引き抜けなく固定する
固定ボルトであって、所定長のねじ部の境部から太径に
変わるテーパ部を有するボルトと、管状で、前半部内面
に前記ボルトに螺合するねじ部を備え、後半部は前記テ
ーパ部と係合して外径が拡張可能に、管軸と平行に等間
隔にスリットを設けたスリーブと、から威るように構成
する。
じ結合部材が拡張変形して引き抜けなく固定する、自己
拡張型固定ボルトに関し、取扱作業性の向上が図れ、再
使用が容易、且つ経済的な自己拡張型固定ボルトを提供
することを目的とし、 ボルトを締め付ける間に、ボルトとねじ結合する結合部
材が、挿入穴内部で拡張変形して引き抜けなく固定する
固定ボルトであって、所定長のねじ部の境部から太径に
変わるテーパ部を有するボルトと、管状で、前半部内面
に前記ボルトに螺合するねじ部を備え、後半部は前記テ
ーパ部と係合して外径が拡張可能に、管軸と平行に等間
隔にスリットを設けたスリーブと、から威るように構成
する。
〔産業上の利用分野)
本発明は、固定位置に設けた穴に挿入し、ボルトの回転
により、ねじ結合部材が拡張変形して引き抜けなく固定
する、自己拡張型固定ボルトに関する。
により、ねじ結合部材が拡張変形して引き抜けなく固定
する、自己拡張型固定ボルトに関する。
電子装置の筐体を床面に固定設置する場合に、コンクリ
ート床の所定位置に挿入穴を穿け、筐体の固定面を通し
た特殊なボルト(自己拡張型固定ボルト〉を差込み、ボ
ルトを回転させることにより差込まれたねし結合部材が
拡張変形して、ボルトが抜けなく固定させる方法がある
。
ート床の所定位置に挿入穴を穿け、筐体の固定面を通し
た特殊なボルト(自己拡張型固定ボルト〉を差込み、ボ
ルトを回転させることにより差込まれたねし結合部材が
拡張変形して、ボルトが抜けなく固定させる方法がある
。
この方法は、筐体の増設、変更等に対する適合性が良い
利点が有る。しかし、確実強固な固定と、取扱の容易性
、経済性等を具備する必要がある。
利点が有る。しかし、確実強固な固定と、取扱の容易性
、経済性等を具備する必要がある。
第4図(a)に従来の一例の自己拡張型固定ボルトの斜
視図、同図(ロ)に同使用状態図を示す。
視図、同図(ロ)に同使用状態図を示す。
第4図(a)に示す如く、ボルト15と、これに遊嵌す
るスリーブ55と、螺合するテーパナツト45とから構
成される。
るスリーブ55と、螺合するテーパナツト45とから構
成される。
ボルト15は同一径の軸を有する所定長の標準ボルトで
ある。
ある。
スリーブ55は短い管で、軸と平行に60″間隔に所定
長のスリット56が設けられ、スリット56が切られた
端面部の内角は所定にテーパ面に成形され、外面は小さ
な突起が設けである。
長のスリット56が設けられ、スリット56が切られた
端面部の内角は所定にテーパ面に成形され、外面は小さ
な突起が設けである。
テーパナツト45は外面をテーパ面46とし、表面を波
状ローレット加工した摩擦面としである。
状ローレット加工した摩擦面としである。
この自己拡張型固定ボルトは、図の)に示す如く、頭部
を上にしたボルト15に、スリット56を下向きにスリ
ーブ55を遊嵌し、先細端を上向きにテーパナツト45
を螺入させた状態で、又は、向きを揃えて順番に、座金
91、筐体の固定部材92を通し、位置を合わせてコン
クリート床に穿けられた挿入穴93に挿入させる。
を上にしたボルト15に、スリット56を下向きにスリ
ーブ55を遊嵌し、先細端を上向きにテーパナツト45
を螺入させた状態で、又は、向きを揃えて順番に、座金
91、筐体の固定部材92を通し、位置を合わせてコン
クリート床に穿けられた挿入穴93に挿入させる。
この時、挿入穴93の穴径は、スリーブ55の外径より
小さ目に穿けてあり、挿入されたスリーブ55が押圧を
受け、その外面の突起が変形して回り止め作用を威して
挿入される。
小さ目に穿けてあり、挿入されたスリーブ55が押圧を
受け、その外面の突起が変形して回り止め作用を威して
挿入される。
従って、スリーブ55を所定深さに挿入させてから、ボ
ルト15を上向きに引張りながら回転させると、テーパ
ナツト45が持ち上げられテーパ面46がスリーブ55
の内面に当たり、空回りすることなく螺合により上方に
移動して行き、スリーブ45の内面がテーパ面46で押
し広げられて、挿入穴93の内壁に強力に押し付けられ
て完全に固定し、同時にボルト15で固定部材92を締
着させる。
ルト15を上向きに引張りながら回転させると、テーパ
ナツト45が持ち上げられテーパ面46がスリーブ55
の内面に当たり、空回りすることなく螺合により上方に
移動して行き、スリーブ45の内面がテーパ面46で押
し広げられて、挿入穴93の内壁に強力に押し付けられ
て完全に固定し、同時にボルト15で固定部材92を締
着させる。
しかしながら、
■ 床に穿ける挿入穴93は、穴径、深さ共に精度を要
する。
する。
深過ぎると、ばらばらに部材を挿入する場合に、最下の
テーパナツト45がボルト15の先端に螺入不可となる
。
テーパナツト45がボルト15の先端に螺入不可となる
。
太過ぎるとスリーブ55が緩くなり、テーパナツト45
も空回りしてしまい、ボルト15の締め付けが困難を伴
い、スリーブ55の位置も上端まで移動し、且つ拡張押
圧力も劣る。
も空回りしてしまい、ボルト15の締め付けが困難を伴
い、スリーブ55の位置も上端まで移動し、且つ拡張押
圧力も劣る。
■ この自己拡張型固定ボルトは、装置筐体を取替える
場合に、−度固定させたボルト15を弛めてから叩き込
みや引張を繰り返しても、変形し挿入穴鰭に食い込んだ
スリーブ55を抜き出すことは容易でなく、再使用は困
難となり、位置をずらして挿入穴93から全部新設しな
ければならない。
場合に、−度固定させたボルト15を弛めてから叩き込
みや引張を繰り返しても、変形し挿入穴鰭に食い込んだ
スリーブ55を抜き出すことは容易でなく、再使用は困
難となり、位置をずらして挿入穴93から全部新設しな
ければならない。
等の問題点がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みて、取扱作業性の向上が
図れ、再使用が容易、且つ経済的な自己拡張型固定ボル
トを提供することを目的とする。
図れ、再使用が容易、且つ経済的な自己拡張型固定ボル
トを提供することを目的とする。
上記目的は、第1図、第3図に示す如く、(1)ボルト
を締め付ける間に、ボルトとねじ結合する結合部材が、
挿入穴内部で拡張変形して引き抜けなく固定する固定ボ
ルトであって、所定長のねし部11の境部から太径に変
わるテーパ部12を有するボルト1と、管状で、前半部
内面に前記ボルト1に螺合するねし部21を備え、後半
部は前記テーパ部12と係合して外径が拡張可能に、管
軸と平行に等間隔にスリット22を設けたスリーブ2と
、から成る、本発明の自己拡張型固定ボルトにより遠戚
される。
を締め付ける間に、ボルトとねじ結合する結合部材が、
挿入穴内部で拡張変形して引き抜けなく固定する固定ボ
ルトであって、所定長のねし部11の境部から太径に変
わるテーパ部12を有するボルト1と、管状で、前半部
内面に前記ボルト1に螺合するねし部21を備え、後半
部は前記テーパ部12と係合して外径が拡張可能に、管
軸と平行に等間隔にスリット22を設けたスリーブ2と
、から成る、本発明の自己拡張型固定ボルトにより遠戚
される。
(2)又、同一径のボルト13と、前記ボルト13に螺
合し、外面をテーパ面42とし、先細端部は全周に亘り
出張部43を設けたテーパナンド4と、管状で一端部が
、前記テーパナツト4の出張部43に回り止め手段を持
って係合冠着し、前記テーパ面42と係合して外径が拡
張可能に、管軸と平行に等間隔にスリット52を設け、
外面に回り止め手段を備えたスリーブ5とから成る、本
発明の自己拡張型固定ボルトによっても達成される。
合し、外面をテーパ面42とし、先細端部は全周に亘り
出張部43を設けたテーパナンド4と、管状で一端部が
、前記テーパナツト4の出張部43に回り止め手段を持
って係合冠着し、前記テーパ面42と係合して外径が拡
張可能に、管軸と平行に等間隔にスリット52を設け、
外面に回り止め手段を備えたスリーブ5とから成る、本
発明の自己拡張型固定ボルトによっても達成される。
第一発明は、第1図に示す如く、ボルト1と、これに螺
合するスリーブ2とから戒り、挿入穴93の穴径はスリ
ーブ2の外径より小さ目とすれば、スリーブ2は回り止
め状態に挿入されるので、挿入後にボルト1を回転させ
て、スリーブ2をテーパ部12の側に移動させ、係合さ
せれば、スリーブ2の内面がテーパ部12で押し広げら
れて、挿入穴93の内壁に強力に押し付けられて完全に
固定し、同時にボルト1で固定部材92を締着させる。
合するスリーブ2とから戒り、挿入穴93の穴径はスリ
ーブ2の外径より小さ目とすれば、スリーブ2は回り止
め状態に挿入されるので、挿入後にボルト1を回転させ
て、スリーブ2をテーパ部12の側に移動させ、係合さ
せれば、スリーブ2の内面がテーパ部12で押し広げら
れて、挿入穴93の内壁に強力に押し付けられて完全に
固定し、同時にボルト1で固定部材92を締着させる。
再使用に際しては、ボルト1を弛めて再度押し込めば、
スリーブ2の内面からテーパ部12は離れており、拡張
変形が挿入穴93により縮小矯正されて、全体が引き抜
けられ、再使用が可能となる。
スリーブ2の内面からテーパ部12は離れており、拡張
変形が挿入穴93により縮小矯正されて、全体が引き抜
けられ、再使用が可能となる。
かくして、部品点数は最小となり、取扱作業性の向上が
図れ、再使用が容易、且つ経済的な自己拡張型固定ボル
トの提供が可能となる。
図れ、再使用が容易、且つ経済的な自己拡張型固定ボル
トの提供が可能となる。
又、第二発明は、第3図に示す如く、スリーブ5の一端
がテーパナツト4の先細端部の出張部43に冠着してい
るので、スリーブ5の外径より小さ目に穿けた挿入穴9
3にばらして挿入する場合でも、スリーブ5を所定深さ
に位置させれば、テーパナツト4が大塵に落ち込むこと
なくスリーブ5に係止しており、後刻にボルト13が挿
入されれば間違いなくねじ部先端が届き、回り止め手段
を持って冠着しているので、回転させれば螺合出来る。
がテーパナツト4の先細端部の出張部43に冠着してい
るので、スリーブ5の外径より小さ目に穿けた挿入穴9
3にばらして挿入する場合でも、スリーブ5を所定深さ
に位置させれば、テーパナツト4が大塵に落ち込むこと
なくスリーブ5に係止しており、後刻にボルト13が挿
入されれば間違いなくねじ部先端が届き、回り止め手段
を持って冠着しているので、回転させれば螺合出来る。
この回転螺合により、テーパナツト4はスリーブ5の側
に移動して行き、テーパ面42でスリーブ5の内面が押
し広げられて、挿入穴93の内壁に強力に押し付けられ
て完全に固定し、同時にボルト■3で固定部材92を締
着させる。
に移動して行き、テーパ面42でスリーブ5の内面が押
し広げられて、挿入穴93の内壁に強力に押し付けられ
て完全に固定し、同時にボルト■3で固定部材92を締
着させる。
かくして、テーパナツト4とスリーブ5をボルト13か
らばらして、挿入穴93に先に挿入させる場合であって
も、テーパナツト4を大塵に落とすことなく確実に螺合
させることが出来、挿入穴93の深さ精度を必要とせず
、取扱作業性の向上を図った自己拡張型固定ボルトを提
供することが可能となる。
らばらして、挿入穴93に先に挿入させる場合であって
も、テーパナツト4を大塵に落とすことなく確実に螺合
させることが出来、挿入穴93の深さ精度を必要とせず
、取扱作業性の向上を図った自己拡張型固定ボルトを提
供することが可能となる。
本発明の自己拡張型固定ボルトは何れも、スリーブ2.
5の拡張固定位置は、挿入穴93の表面層から奥まった
位置となるので、穴の強度も十分に強まった位置となり
、強固に固定出来る。
5の拡張固定位置は、挿入穴93の表面層から奥まった
位置となるので、穴の強度も十分に強まった位置となり
、強固に固定出来る。
以下図面に示す実施例によって本発明を具体的に説明す
る。企図を通し同一符号は同一対象物を示す。第1図(
a)に本第−発明の実施例の斜視図、同図(ハ)に同使
用状態図、第2図に本第−発明の他の実施例、第3図(
a)に本第二発明の実施例の斜視図、同図(ロ)に同使
用状態図を示す。
る。企図を通し同一符号は同一対象物を示す。第1図(
a)に本第−発明の実施例の斜視図、同図(ハ)に同使
用状態図、第2図に本第−発明の他の実施例、第3図(
a)に本第二発明の実施例の斜視図、同図(ロ)に同使
用状態図を示す。
第一発明の実施例は、第1図(a)に示す如く、ボルト
1とスリーブ2とから成り、ボルト1は、鉄材で所定長
のねじ部11と、その境部に太径に変化するテーパ部1
2を一体に形成したものである。
1とスリーブ2とから成り、ボルト1は、鉄材で所定長
のねじ部11と、その境部に太径に変化するテーパ部1
2を一体に形成したものである。
スリーブ2は、黄銅管材で、前半部の内面に前記ポル)
1に螺合するねじ部21が設けられ、後半部は、管軸と
平行に60°間隔にスリット22が設けてあり、更に、
外周面に管軸と平行な多数の凸条24が形威しである。
1に螺合するねじ部21が設けられ、後半部は、管軸と
平行に60°間隔にスリット22が設けてあり、更に、
外周面に管軸と平行な多数の凸条24が形威しである。
使用状態は、同図(b)に示す如く、スリーブ2の外径
より小さ目に穿けられた挿入穴93に、スリーブ2を螺
合したまま、又はばらした状態で挿入すれば、スリーブ
2は所定深さに回り止め状態に嵌められる。ポル)1を
回転させてスリーブ2をテーパ部12に引き寄せれば、
スリーブ2の内面はテーパ部12と係合して押し広げら
れ、強固に挿入穴93の内壁に圧着固定され、固定部材
92がポル)1により締着される。
より小さ目に穿けられた挿入穴93に、スリーブ2を螺
合したまま、又はばらした状態で挿入すれば、スリーブ
2は所定深さに回り止め状態に嵌められる。ポル)1を
回転させてスリーブ2をテーパ部12に引き寄せれば、
スリーブ2の内面はテーパ部12と係合して押し広げら
れ、強固に挿入穴93の内壁に圧着固定され、固定部材
92がポル)1により締着される。
第一発明の他の実施例は、上記実施例のボルト1のテー
パ部12を一体に形威させるのではなく、第2図に示す
如く、同一径の通常のボルト13と、これに遊嵌するテ
ーパカラー3とで、テーパ部を形威させたものである。
パ部12を一体に形威させるのではなく、第2図に示す
如く、同一径の通常のボルト13と、これに遊嵌するテ
ーパカラー3とで、テーパ部を形威させたものである。
テーパカラー3は、−例として図示の如く、前半部が太
い外径を経て先細りのテーパ状を威し、外面に回り止め
手段に凸条34を形威させた鉄材から戒り、挿入穴93
の穴径よりテーパカラー3の最太径が太き目の関係とし
てあり、回り止めを効かせている。
い外径を経て先細りのテーパ状を威し、外面に回り止め
手段に凸条34を形威させた鉄材から戒り、挿入穴93
の穴径よりテーパカラー3の最太径が太き目の関係とし
てあり、回り止めを効かせている。
第二発明の実施例は、第3図(a)に示す如く、同一径
の標準のポル)13と、それに螺合するテーパナツト4
と、遊嵌するスリーブ5とから戒る。
の標準のポル)13と、それに螺合するテーパナツト4
と、遊嵌するスリーブ5とから戒る。
テーパナツト4は、鉄材で、外面をテーパ面42とし、
先細端部は全周に亘り出張部43が設けてあり、更に、
出張部43には外周奥面に切り込み状の凹部44が所定
間隔に設けである。
先細端部は全周に亘り出張部43が設けてあり、更に、
出張部43には外周奥面に切り込み状の凹部44が所定
間隔に設けである。
スリーブ5は、黄銅管材で一端部から管軸と平行に60
°間隔にスリット52が設けられ、同端部の内周面に6
0°間隔に凸部53が、更に、外周面にも凸部54が形
威しである。
°間隔にスリット52が設けられ、同端部の内周面に6
0°間隔に凸部53が、更に、外周面にも凸部54が形
威しである。
スリーブ5の一端部にテーパナツト4の出張部43を押
し込むと、スリット52で弾性的に内径が拡大されて弾
性的に冠着し、テーパナツト4は簡単には抜は出せなく
なり、更に、内側の凸部53が凹部44に係合して回り
止め作用が加わる。
し込むと、スリット52で弾性的に内径が拡大されて弾
性的に冠着し、テーパナツト4は簡単には抜は出せなく
なり、更に、内側の凸部53が凹部44に係合して回り
止め作用が加わる。
この状態で、スリーブ5の最大外径より小さ目に穿けた
挿入穴93にスリーブ5を挿入すれば、テーパナツト4
は大塵に落ち込むことなく、回り止め状態でボルト13
と螺合することが出来る。
挿入穴93にスリーブ5を挿入すれば、テーパナツト4
は大塵に落ち込むことなく、回り止め状態でボルト13
と螺合することが出来る。
更に、ボルト13を回転させてテーパナツト4を引き寄
せれば、テーパ面42がスリーブ5の内面に係合してこ
れを押し広げ、強固に挿入穴93の内壁に圧着固定させ
、固定部材92がポル)13により締着される。
せれば、テーパ面42がスリーブ5の内面に係合してこ
れを押し広げ、強固に挿入穴93の内壁に圧着固定させ
、固定部材92がポル)13により締着される。
上記各実施例は一例を示したもので、各部は上記の形状
、材料、係合機構に限定するものではない。例えば、第
1図でのスリーブ2の外周面に設けた凸条24や、第2
図のテーパカラー3の凸条34や、第3図のスリーブ5
の外面の凸部54は、何れも回り止め手段として設けて
おり、他の有効な形状に設けても差支えなく、且つ、挿
入穴93の穴径との関係によっては、凸条24や凸部5
4は無でも済む。
、材料、係合機構に限定するものではない。例えば、第
1図でのスリーブ2の外周面に設けた凸条24や、第2
図のテーパカラー3の凸条34や、第3図のスリーブ5
の外面の凸部54は、何れも回り止め手段として設けて
おり、他の有効な形状に設けても差支えなく、且つ、挿
入穴93の穴径との関係によっては、凸条24や凸部5
4は無でも済む。
以上の如く、本発明により、取扱作業性の向上が図れ、
再使用が容易、且つ経済的な自己拡張型固定ボルトが得
られ、その効果は大である。
再使用が容易、且つ経済的な自己拡張型固定ボルトが得
られ、その効果は大である。
第1図は本第−発明の実施例、
第2図は本第−発明の他の実施例、
第3図は本第二発明の実施例、
第4図は従来の一例の自己拡張型固定ボルトである。
図において、
1、13.15はボルト、 24↓5,55はスリーブ
、3はテーパカラー 4.45はテーパナンド、11
.21はねじ部、 12はテーパ部、22.52.5
6はスリット、24.34は凸条、42.46はテーパ
面、 43は出張部、44は凹部、 53.5
4は凸部、91は座金、 92は固定部材、9
3は挿入穴である。
、3はテーパカラー 4.45はテーパナンド、11
.21はねじ部、 12はテーパ部、22.52.5
6はスリット、24.34は凸条、42.46はテーパ
面、 43は出張部、44は凹部、 53.5
4は凸部、91は座金、 92は固定部材、9
3は挿入穴である。
Claims (2)
- (1)ボルトを締め付ける間に、該ボルトとねじ結合す
る結合部材が、挿入穴内部で拡張変形して引き抜けなく
固定する固定ボルトであって、所定長のねじ部(11)
の境部から太径に変わるテーパ部(12)を有するボル
ト(1)と、 管状で、前半部内面に前記ボルト(1)に螺合するねじ
部(21)を備え、後半部は前記テーパ部(12)と係
合して外径が拡張可能に、管軸と平行に等間隔にスリッ
ト(22)を設けたスリーブ(2)と、から成ることを
特徴とする自己拡張型固定ボルト。 - (2)ボルトを締め付ける間に、該ボルトとねじ結合す
る結合部材が、挿入穴内部で拡張変形して引き抜けなく
固定する固定ボルトであって、同一径のボルト(13)
と 前記ボルト(13)に螺合し、外面をテーパ面(42)
とし、先細端部に全周に亘り出張部(43)を設けたテ
ーパナット(4)と、 管状で一端部が、前記テーパナット(4)の出張部(4
3)に回り止め手段を持って係合冠着し、前記テーパ面
(42)と係合して外径が拡張可能に、管軸と平行に等
間隔にスリット(52)を設けたスリーブ(5)と、か
ら成ることを特徴とする自己拡張型固定ボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3673790A JPH03239805A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 自己拡張型固定ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3673790A JPH03239805A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 自己拡張型固定ボルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239805A true JPH03239805A (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=12478048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3673790A Pending JPH03239805A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 自己拡張型固定ボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03239805A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160022975A (ko) * | 2014-08-20 | 2016-03-03 | 현대자동차주식회사 | 마운팅 장치 |
KR20200080790A (ko) * | 2018-12-27 | 2020-07-07 | 정재홍 | 확장 볼트 |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP3673790A patent/JPH03239805A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160022975A (ko) * | 2014-08-20 | 2016-03-03 | 현대자동차주식회사 | 마운팅 장치 |
KR20200080790A (ko) * | 2018-12-27 | 2020-07-07 | 정재홍 | 확장 볼트 |
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