JPH03235598A - Sch検出装置 - Google Patents

Sch検出装置

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JPH03235598A
JPH03235598A JP2032053A JP3205390A JPH03235598A JP H03235598 A JPH03235598 A JP H03235598A JP 2032053 A JP2032053 A JP 2032053A JP 3205390 A JP3205390 A JP 3205390A JP H03235598 A JPH03235598 A JP H03235598A
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latch
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Takeshi Morimoto
健 森本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複合映像信号を扱う機器で、H,5YNCと
サブキャリア信号との位相関係(SCH)を求め、SC
H情報を使用する機器に適している。
従来の技術 現在、放送用VTRでは、カラーフミングの管理を目的
として入力の映像信号のSCHを計測することが行われ
ている。このSCH測定方法は、アナログ回路で行われ
、例えば、チャージポンプ回路を用いて入力映像信号と
入力映像信号のバースト信号に位相同期した色副搬送波
の位相関係をアナログ電圧としてSCH情報を得るよう
にしている。更に、このSCH情報を表示管に表示した
り、有益な情報として記憶したり、加工したりする都合
上、A/D変換器を用いてディジタルのSCH情報とす
ることが行われている。
発明が解決しようとする課題 ところで、機器に対する要望として、機器の小型化、無
調整化、高信頼性があり、このためには、上記のSCH
検出回路をディジタル化する必要がある。また、ディジ
タル化に適した回路構成を実現し、ディジタル集積回路
にも適した回路構成とする必要がある。
特に、CMOSプロセスのディジタル集積回路のゲート
アレイ、スタンダードセルでは、電源電圧、環境温度、
電気的負荷によりゲート遅延特性が大きく左右される。
課題を解決するための手段 本発明は、複合映像信号より水平同期信号を抽出する同
期分離手段と、前記複合映像信号中の色副搬送波に位相
同期した同期クロックを作成するクロック再生手段と、
最小単位遅延時間を有するディレィユニットをN段従属
接続して構成された遅延手段と、前記各々のディレィユ
ニット毎に対応付けられた複数ラッチ手段と、前記複数
ラッチ手段の出力をエンコードするエンコード手段とで
構成され、前記水平同期信号と前記同期クロックの位相
差を抽出してSCH情報を求めることを特徴としたSC
H検出装置を提供するものであり、また、本発明は、複
合映像信号より水平同期信号を抽出する同期分離手段と
、前記複合映像信号中の色副搬送波に位相同期した同期
クロックを作成するクロック再生手段と、所定時間Tの
幅を有するパルス信号を発生するパルス発生手段と、最
小単位遅延時間を有するディレィユニットをN段従属接
続して構成された遅延手段と、前記各々のディレィユニ
ット毎に対応付けられた複数ラッチ手段と、前記複数ラ
ッチ手段の出力をエンコードするエンコード手段と、割
り算手段とで構成され、前記水平同期信号と前記同期ク
ロックの位相差を抽出し、前記所定時間Tの幅を有する
パルス信号をもとに所定時間Tだけ遅延するのに必要と
する前言己遅延手段を構成するディレィユニットの段数
値を計測し、前記割り算手段で、前記位相差を前記段数
値で割り算してSCH情報を求めることを特徴としたS
CH検出装置を提供するものである。
作用 本発明は、最小単位遅延時間を有するディレィユニット
をN段従属接続して構成された遅延手段と、各々のディ
レィユニット毎に対応付けられた複数ラッチ手段と、複
数ラッチ手段の出力をエンコードするエンコード手段と
を用いて、−例として、入力映像信号中の水平同期信号
を遅延手段のディレィユニットの初段に入力し、入力映
像信号中のバースト信号に同期した色副搬送波を全ての
ラッチ手段にデータとして入力し、各々のディレィユニ
ットの逐次遅れた水平同期信号をそれぞれに対応付けら
れたラッチ手段にラッチクロックとして入力し、エンコ
ード手段で、ディレィユニット初段から後段の方向にラ
ッチ手段の出力を検査し、ひとつ前のラッチ手段の出力
と初めて差が現れた場所での前記ディレィユニットの段
数値を計測することにより、入力映像信号中の水平同期
信号と色副搬送波の位相関係情報を求め、さらに、遅延
手段の遅延バラツキを補正するため、最小単位遅延時間
を有するディレィユニットをN段従属接続して構成され
た遅延手段と、各々のディレィユニット毎に対応付けら
れた複数ラッチ手段と、複数ラッチ手段の出力をエンコ
ードするエンコード手段とを用いて、−例として、所定
時間Tの幅を有するパルス信号を遅延手段のディレィユ
ニットの初段に入力すると共に、全てのラッチ手段にデ
ータとして入力し、各々のディレィユニットの逐次遅れ
たパルス信号をそれぞれに対応付けられたラッチ手段に
ラッチクロックとして入力し、エンコード手段で、ディ
レィユニット初段から後段の方向にラッチ手段の出力を
検査し、ひとつ前のラッチ手段の出力と初めて差が現れ
た場所での前記ディレィユニットの段数値を1測するこ
とにより、所定時間Tの遅延を得るためのディレィユニ
ットの段数(遅延手段の遅延時間の逆数)を求め、割り
算手段により、上記位相関係情報を所定時間Tの遅延を
得るためのディレィユニットの段数で割ることにより、
遅延手段の遅延バラツキを自動的に補正し、常に、安定
なSCH情報を得るディジタルロ路構成のs c ti
検出回路を実現説明する。lは遅延線の遅延時間を測定
するために用いるパルス発生器で、例えば、水晶発振器
からのクロックをもとに所定時間幅Tのパルスを発生す
る。2は複合映像信号入力端子、31.32はスイッチ
、41. 42. 43.  ・・・+4nはノンイパ
ーターゲート(ディレィユニット)、Sはディレイユニ
ットで構成された遅延線(遅延手段)、71.72. 
 ・・・、7nはラッチ回路、8はエンコーダ回路、1
31,132はレジスタ、14は割り算器、15はSC
H情報出力端子、6はパルス発生器1と遅延線5とラッ
チ回路群7とエンコーダ8とで構成された遅延時間測定
器、16は遅延線5とラッチ回路群7とエンコーダ8と
で構成された位相差抽出回路、17は複合映像信号のバ
ースト信号に位相同期した2倍の色副搬送波を作成する
同期クロック再生器、18は複合映像信号から水平同期
信号を抽出する水平同期検出器である。
エンコーダ回路8はディレィユニット41〜4nの初段
から後段の方向にラッチ回路71〜7nの出力を検査し
、ひとつ前のラッチ回路の出力と初めて差が現れた場所
でのディレィユニット41〜4nの段数を測定する回路
である。
ここで、遅延時間測定器6の動作を第1図、第2図、第
4図を用いて説明する。スイッチ31゜32は、遅延時
間測定時にはa側に接続し、パルス発生器1からの遅延
時間測定用の所定時間幅Tのパルス信号SOを初段のデ
ィレィユニット41と全てのラッチ回路群7のDATA
入力に供給する。第2図の(A)に示すように、ディレ
ィユニット4の段数が深くなればなるだけ、ディレィユ
ニット4の出力のパルス信号81.  S2.  S3
.  S4、・・・+Snが時間遅延したパルスとなる
第2図においては、Tを4倍のサブキャリア信号(4F
sc)の1クロック周期幅とし、ディレィユニットの1
段当りの遅延量をT/4としている。
各ラッチ回路71〜7nにてディレィユニット41〜4
nにより得られた時間遅延したパルス信号の立ち上がり
で、もとのパルス信号SOをラッチすると、第2図では
、パルス81.  S2. 83゜S4でラッチすると
き、ラッチ結果としてHレベルが得られ、パルスS!5
+S6+  ・・・+  Snでラッチするとき、ラッ
チ結果はLレベルとなる。即ち、第1図のラッチ回路7
L  72.73.74の結果がHレベルであり、これ
より後段のラッチ回路75、・・・ 7nの結果はLレ
ベルとなる。
更に、ラッチ回路群7で得られた結果はエンコーダ回路
8に供給されるが、このエンコーダ回路8は例えば、第
4図に示す汎用TTL−I Cにあるパリティエンコー
ダ(SN74LS 148)を単独か従属接続で構成さ
れる。同図において、Dl。
D2.  ・・・、D8は第1図でのエンコーダ回路8
の端子DI、D2.  ・・・、D8に対応しており、
初段のラッチ回路71の出力から順に第4図のDl。
D2・・・ に対応付られている。また、第4図のAO
(LSB)、Al、A2は第1図のエンコーダ回路8の
出力A(所定時間遅延段数)に対応しており、複数ビッ
トのデータとして、レジスタ131にストアされる。第
4図の入力端子DI、D2゜D3.D4.  ・・・に
第2図のラッチ結果が入力されると、第4図に併記する
FUNCTION  TABLEに基づき、A=4(A
2=“H”、A1=“L”、AO=“L”)なる結果が
レジスタ131にストアされる。
この結果Aは、所定時間幅Tの遅延を構成するのに、デ
イ1/イユニツトを4段従属接続する必要があることを
意味している。
次に、位相差抽出器16の動作を第1図、第2図、第4
図を用いて説明する。スイッチ31,32は、位相差抽
出時には、b側に接続し、水平同期検出器18からの水
平同期信号SO”を初段のディレィユニット41に入力
し、同期クロック再生器17からの2倍の色副搬送波(
2Fsc)信号を全てのラッチ回路71〜7nのDAT
A入力に供給する。第2図の(B)に示すように、ディ
レィユニット41〜4nの段数が深くなればなるだけ、
ディレィユニット4の出力のパルス信号S1゜82、 
83.  S4.  ・・・、Snが時間遅延したパル
スとなる。
ここで、入力される水平同期信号が第2図の(B)に示
す実線矢印のタイミングのときは、各ラッチ回路71〜
7nにてディレィユニット41〜4nにより得られた時
間遅延したパルス信号の立ち上がりで、2Fsc信号を
ラッチすると、パルスS1.82.83.84でラッチ
するとき、ラッチ結果としてHレベルが得られ、パルス
85,86゜・・・+  Snでラッチするとき、ラッ
チ結果はLレベルとなる。即ち、第1図のラッチ回路7
1.72゜73.74の結果がHレベルであり、これよ
り後段のラッチ回路75.・・・+7nの結果はLレベ
ルとなる。
更に、ラッチ回路7群で得られた結果はエン2−ダ回路
8に供給され、前記説明と同一の動作により、第4図に
併記するFUNCTION  TABLEに基づき、A
=4 (A2=“H”、A1=“L″、AO=“L”)
なる結果が出力され、レジスタ132にストアされる。
この結果Aは、水平同期信号SO′と2Fscとの位相
差の大きさ(第2図の(B)に示す位相差X)を表して
いる。
この後19割り算器14にて、レジスタ132の内容(
位相差情報)をレジスタ131の内容(所定時間遅延段
数)で割り算され、ここでは割り算結果1=4/4を得
て、SCHの大きさとして1か出力される。
次に、入力される水平同期信号が第2図の(B)に示す
破線矢印のタイミングのときは、各ラッチ回路71〜7
nにてディレィユニット41〜4nにより得られた時間
遅延したパルス信号の立ち上がりで、2Fsc信号をラ
ッチすると、パルスS1、S2でラッチするとき、ラッ
チ結果としてHL//<ルカ得られ、パルスS3,84
.  ・・・+  S n テラッチするとき、ラッチ
結果はLレベルとなる。
即ち、第1図のラッチ回路71.72の結果がHレベル
であり、これより後段のラッチ回路73゜・・・+7n
の結果はLレベルとなる。
更に、ラッチ回路群7で得られた結果はエンコーダ回路
8に供給され、前記説明と同一の動作により、第4図に
併記するFUNCTION  TABLEに基づき、A
=2 (A2=“L″、A1=“H”、AO=“L”)
なる結果が出力され、レジスタ132にストアされる。
この結果Aは、水平同期信号SOと2Fscとの位相差
の大きさ(第2図の(B)に示す位相差Y)を表してい
る。
この後、割り算器14にて、レジスタ132の内容(位
相差情報)をレジスタ131の内容(所定時間遅延段数
)で割り算され、ここでは割り算結果0.5=2/4を
得て、SCHの大きさとして0. 5が出力される。
このようにして、水平同期信号SO′と2Fscとの位
相差の大きさに応じたSCH情報が得られる。  さて
ここで、ディレィユニットの1段当りの遅延量がT/2
になったときの動作を説明する。
遅延時間測定器6の動作を第3図の(A)を用いて説明
する。
各ラッチ回路71〜7nにてディレィユニット41〜4
nにより得られた時間遅延したパルス信号の立ち上がり
で、もとのパルス信号SOをラッチすると、第3図では
、パルスS1.S2でラッチするとき、ラッチ結果とし
てHレベルが得られ、パルス83,84.  ・・・、
Snでラッチするとき、ラッチ結果はLレベルとなる。
即ち、第1図のラッチ回路71.72の結果がHレベル
であり、これより後段のラッチ回路73.・・・、7n
の結果はLレベルとなる。
更に、ラッチ回路群7で得られた結果はエンコーダ回路
8に供給され、前記説明と同一の動作により、第4図に
併記するFUNCTION  TABLEに基づき、A
=2 (A2=“L”、A1=“H”、AO=“L″)
なる結果がレジスタ131にストアされる。
この結果Aは、所定時間幅Tの遅延を構成するのに、デ
ィレィユニットを2段従属接続する必要があることを意
味している。
次に、位相差抽出器16の動作を第4図の(B)を用い
て説明する。ここで、入力される水平同期信号が第3図
の(B)に示す実線矢印のタイミングのときは、各ラッ
チ回路71〜7nにてディレィユニット41〜4nによ
り得られた時間遅延したパルス信号の立ち上がりで、2
Fsc信号をラッチすると、パルスSL、82でラッチ
するとき、ラッチ結果としてHレベルが得られ、パルス
83゜S4でラッチするとき、ラッチ結果はLレベルと
なる。即ち、第1図のラッチ回路71.72の結果がH
レベルであり、ラッチ回路73.74の結果はLレベル
をなる。
更に、ラッチ回路群7で得られた結果はエンコーダ回路
8に供給され、前記説明と同一の動作により、第4図に
併記するFUNCTION  TABLEに基づき、A
=2 (A2=“L”、A1=“H″、AO=“L′”
)なる結果が出力され、レジスタ132にストアされる
この結果Aは、水平同期信号SO′と2Fscとの位相
差の大きさ(第3図の(B)に示す位相差X)を表して
いる。
この後、割り算器14にて、レジスタ132の内容(位
相差情報)をレジスタ131の内容(所定時間遅延段数
)で割り算され、ここでは割り算結果1=2/2を得て
、SCHの大きさとして1が出力される。
次に、入力される水平同期信号が第3図の(B)に示す
破線矢印のタイミングのときは、各ラッチ回路71〜7
nにてディレィユニット4により得られた時間遅延した
パルス信号の立ち上がりで、2Fs c信号をラッチす
ると、パルスS1でラッチするとき、ラッチ結果として
Hレベルが得られ、パルスS2,83でラッチするとき
、ラッチ結果はLレベルとなる。即ち、第1図のラッチ
回路71の結果がHレベルであり、これより後段のラッ
チ回路72.73の結果はLレベルとなる。
更に、ラッチ回路群7で得られた結果はエンコーダ回路
8に供給され、前記説明と同一の動作により、第4図に
併記するFUNCTION  TABLEに基づき、A
=1 (A2=“L”、A1=“L”、AO=“H”)
なる結果が出力され、レジスタ132にストアされる。
この結果Aは、水平同期信号SOと2Fscとの位相差
の大きさ(第2図の(B)に示す位相差Y)を表してい
る。
この後、割り算器14にて、レジスタ132の内容(位
相差情報)をレジスタ131の内容(所定時間遅延段数
)で割り算され、ここでは割り算結果0.5=1/2を
得て、SCHの大きさとして0.5が出力される。
このようにして、ディレィユニットの1段当りの遅延量
が変化しても、第2図で得られると同様の値で、水平同
期信号SO′と2Fscとの位相差の大きさに応じたS
CH情報が得られる。
次に、本発明の第2の実施例について、第5図。
第6図を用いて説明する。第1の実施例(第1図)と同
一機能を有するものには、同一符号もしくはアポストロ
フィイ(′)付きの同一符号を付けた。
第2の実施例は、遅延時間測定器6と位相差抽出回路1
6を別のハードウェアで構成した。また、遅延時間測定
器6と位相差抽出回路16で用いられるラッチ回路群7
及び7゛のデータとラッチクロックの信号が、第1図と
は逆の関係になるように構成している。即ち、ラッチ回
路71〜7nおよび71′〜7n’のデータ入力として
各ディレィユニット41から4n及び41′〜4n″の
出力を、ラッチ回路71から7n及び71′〜7n’の
ラッチクロック入力としてパルス発生器1及び同期クロ
ック再生器17からの2Fsc信号を入力している。ま
た、ラッチ回路群7′の反転出力をエンコーダ回路8゛
に供給している。
さて、遅延時間測定器6の動作を第6図(A)を用いて
説明する。
各ラッチ回路71〜7nにてディレィユニット41〜4
nにより得られた時間遅延したパルス信号を、もとのパ
ルス信号SOのたち下がりでラッチすると、第6図では
、パルス81. 82.  S3をラッチするとき、ラ
ッチ結果としてHレベルが得られ、パルス84.  ・
・・、SNをラッチするとき、ラッチ結果はLレベルと
なる。即ち、第5図のラッチ回路71,72.73の結
果がHレベルであり、これより後段のラッチ回路74.
・・・7nの結果はLレベルとなる。
更に、ラッチ回路群7で得られた結果はエンコーダ回路
8に供給され、前記説明と同一の動作により、第4図に
併記するFUNCTION  TABLEに基づき、A
=3 (A2=“L″ A1=“H”、AO=“H”)
なる結果を得て割り算器14に供給される。
この結果Aは、所定時間幅Tの遅延を構成するのに、デ
ィレィユニットを3段従属接続する必要があることを意
味している。
次に、位相差抽出器16の動作を第6図の(B)を用い
て説明する。ここで、入力される水平同期信号(H,5
YNC)が第6図に示す実線矢印のタイミングのときは
、各ラッチ回路71゛〜7n’にてディレィユニット4
1゛〜4n′により得られた各種時間遅延した2Fsc
信号を水平同期信号(H,S Y N C)の立ち上が
りでラッチすると、パルス81,82.83をラッチす
るとき、ラッチ結果の反転としてHレベルが得られ、パ
ルスS4、S5をラッチするとき、ラッチ結果の反転は
Lレベルとなる。即ち、第1図のラッチ回路71′。
72°、73゛の結果がHレベルであり、ラッチ回路7
4’、75’の結果はLレベルとなる。
更に、ラッチ回路群7′で得られた結果はエンコーダ回
路8′に供給され、前記説明と同一の動作により、第4
図に併記するFUNCTION  TABLEに基づき
、A=3 (A2=“L”、A1=“H”、AO=“H
”)なる結果が割り算器14に出力される。
この結果Aは、水平同期信号SO′と2Fscとの位相
差の大きさ(第6図の(B)に示す位相差X)を表して
いる。
コノ後、割り算器14にて、エンコーダ8′の出力(位
相差情報)をエンコーダ8の出力(所定時間遅延段数)
で割り算され、ここでは割り算結果1=3/3を得て、
SCHの大きさとして1が出力される。これは、第3図
において、水平同期信号SO′が実線矢印のタイミング
であるときの結果と同じである。
次に、入力される水平同期信号(H,5YNC)が第6
図の(B)に示す破線矢印のタイミングのときは、各ラ
ッチ回路71゛〜7n’にてディレィユニット41′〜
4n’により得られた時間遅延した2Fsc信号を水平
同期信号(H,5YNC)の立ち上がりでラッチすると
、パルスS1をラッチするとき、ラッチ結果の反転とし
てHレベルが得られ、パルス84.  ・・・、S5を
ラッチするとき、ラッチ結果の反転はLレベルとなる。
即ち、第1図のラッチ回路71′の結果がHレベルであ
り、ラッチ回路74′、・・・、75′の結果はLレベ
ルとなる。
更に、ラッチ回路群7′で得られた結果はエンコーダ回
路8°に供給され、前記説明と同一の動作により、第4
図に併記するFUNCTION  TABLEに基づき
、A=1 (A2=“L”、A1=“L”、AO=“H
”)なる結果が割り算器14に出力される。
この結果Aは、水平同期信号so”と2Fscとの位相
差の大きさ(第6図の(B)に示す位相差Y)を表して
いる。
この後、割り算器14にて、エンコーダ8′の出力(位
相差情報)をエンコーダ8の出方(所定時間遅延段数)
で割り算され、ここでは割り算結果0.3=173を得
て、SCHの大キサトt、テo。
3が出力される。これは、第3図において、水平同期信
号SO′が実線矢印のタイミングであるときの結果0.
5と若干具なるが、実際のデバイスのようにデイレユニ
ットの遅延量が少ないときには、差が無視できるぐ1;
いに近付くことが予想され、十分精度の高いSCH検出
ができる。
更に、本発明の第3の実施例として次のような構成も考
えられる(図面省略)。
本発明に使用する遅延線5及び5′を構成するディレィ
ユニット41〜4n及び41′〜40′の遅延量が電源
電圧や環境温度等の変化においても常に安定であるなら
ば、第5図における遅延時間測定器6の必要性はなく、
省略することができる。
これに伴って割り算器14が不要になり、エンコーダ8
′の出力がそのままSCH情報出力端子に15に出力さ
れる構成になる。割り算器14及び遅延時間測定器6の
必要性は、ディレィユニットの遅延時間バラツキを補正
するためのものだからである。
発明の効果 本発明により、従来アナログ回路であったSCH検出回
路をディジタル化に適した回路構成を実現したと同時に
、ディジタル集積回路で構成するにも適した回路構成に
することができ、SCH回路の小型化、無調整化、高信
頼性が実現できた。
また、本発明では最小単位遅延時間を持ったディレィユ
ニットの従属接続にて構成された遅延線を用いてSCH
検出回路を構成したが、自ら遅延線の遅延時間を測定す
る回路を設け、時々刻々、ディレィユニットの遅延時間
を測定し、測定した遅延時間を基に、SCH検出値を補
正することにより、電源会環境温度変動等により、ディ
レィユニットの遅延時間が変化しても、常に安定なSC
H検出が可能な構成を実現した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるSCH検出装置
のブロック図、第2図、第3図はSCH検出装置のタイ
ミングチャート、第4図は本発明の実施例で用いるエン
コーダ回路の詳細図、第5図は本発明の第2の実施例に
おけるSCH検出装置のブロック図、第6図はSCH検
出装置のタイミングチャートである。 1・・・パルス発生器(パルス発生手段)、  2・・
・複合映像信号入力端子、  5・・・遅延線(遅延手
段)、6・・・遅延時間測定器(連層段数計測手段)、
7・・・ランチ回路群(ラッチ手段)、  8・・・エ
ンコーダ回路(エンコード手段)、  14・・・割り
算器(割り算手段)、  16・・・位相差抽出器(位
相差抽出手段)、  17・・・同期クロック再生器(
クロック再生手段)、  18・・・水平同期検出器(
同期分離手段)、  41〜4 nl  41 ’〜4
nl・・・ディレィユニット。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複合映像信号より水平同期信号を抽出する同期分
    離手段と、 前記複合映像信号中の色副搬送波に位相同期した同期ク
    ロックを作成するクロック再生手段と、最小単位遅延時
    間を有するディレイユニットをN段従属接続して構成さ
    れた遅延手段と、 前記各々のディレイユニット毎に対応付けられた複数ラ
    ッチ手段と、 前記複数ラッチ手段の出力をエンコードするエンコード
    手段とを備え、前記水平同期信号と前記同期クロックの
    位相差を抽出してSCH情報を求めることを特徴とした
    SCH検出装置。
  2. (2)請求項1において、水平同期信号を遅延手段のデ
    ィレイユニットの初段に入力し、同期クロックを全ての
    ラッチ手段にデータとして入力し、前記各々のディレイ
    ユニットの出力をそれぞれに対応付けられた前記ラッチ
    手段にラッチクロックとして入力し、エンコード手段で
    、前記ディレイユニットの初段から後段の方向に前記ラ
    ッチ手段の出力を検査し、ひとつ前のラッチ手段の出力
    と初めて差が現れた場所での前記ディレイユニットの段
    数値を計測するSCH検出装置。
  3. (3)請求項1において、同期クロックを遅延手段のデ
    ィレイユニットの初段に入力し、水平同期信号を全ての
    ラッチ手段にラッチクロックとして入力し、前記各々の
    ディレイユニットの出力をそれぞれに対応付けられた前
    記ラッチ手段にデータとして入力し、エンコード手段で
    、前記ディレイユニットの初段から後段の方向に前記ラ
    ッチ手段の出力を検査し、ひとつ前のラッチ手段の出力
    と初めて差が現れた場所での前記ディレイユニットの段
    数値を計測するSCH検出装置。
  4. (4)複合映像信号より水平同期信号を抽出する同期分
    離手段と、 前記複合映像信号中の色副搬送波に位相同期した同期ク
    ロックを作成するクロック再生手段と、所定時間Tの幅
    を有するパルス信号を発生するパルス発生手段と、 最小単位遅延時間を有するディレイユニットをN段従属
    接続して構成された遅延手段と、前記各々のディレイユ
    ニット毎に対応付けられた複数ラッチ手段と、前記複数
    ラッチ手段の出力をエンコードするエンコード手段と割
    り算手段とを備え、前記水平同期信号と前記同期クロッ
    クの位相差を抽出し、前記所定時間Tの幅を有するパル
    ス信号をもとに所定時間Tだけ遅延するのに必要とする
    前記遅延手段を構成するディレイユニットの段数値を計
    測し、 前記割り算手段で、前記位相差を前記段数値で割り算し
    てSCH情報を求めることを特徴としたSCH検出装置
  5. (5)請求項4において、水平同期信号を遅延手段のデ
    ィレイユニットの初段に入力し、同期クロックを全ての
    ラッチ手段にデータとして入力し、前記各々のディレイ
    ユニットの出力をそれぞれに対応付けられた前記ラッチ
    手段にラッチクロックとして入力し、エンコード手段で
    、前記ディレイユニットの初段から後段の方向に前記ラ
    ッチ手段の出力を検査し、ひとつ前のラッチ手段の出力
    と初めて差が現れた場所での前記ディレイユニットの段
    数値を計測するSCH検出装置。
  6. (6)請求項4において、同期クロックを遅延手段のデ
    ィレイユニットの初段に入力し、水平同期信号を全ての
    ラッチ手段にラッチクロックとして入力し、前記各々の
    ディレイユニットの出力をそれぞれに対応付けられた前
    記ラッチ手段にデータとして入力し、エンコード手段で
    、前記ディレイユニットの初段から後段の方向に前記ラ
    ッチ手段の出力を検査し、ひとつ前のラッチ手段の出力
    と初めて差が現れた場所での前記ディレイユニットの段
    数値を計測するSCH検出装置。
  7. (7)請求項4において、所定時間Tの幅を有するパル
    ス信号を遅延手段のディレイユニットの初段に入力する
    と共に、ラッチ手段にデータとして入力し、前記各々の
    ディレイユニットの出力をそれぞれに対応付けられた前
    記ラッチ手段にラッチクロックとして入力し、エンコー
    ド手段で、前記ディレイユニットの初段から後段の方向
    に前記ラッチ手段の出力を検査し、ひとつ前のラッチ手
    段の出力と初めて差が現れた場所での前記ディレイユニ
    ットの段数値を計測するSCH検出装置。
  8. (8)請求項4において、所定時間Tの幅を有するパル
    ス信号を遅延手段のディレイユニットの初段に入力する
    と共に、ラッチ手段にラッチクロックとして入力し、前
    記各々のディレイユニットの出力をそれぞれに対応付け
    られた前記ラッチ手段にデータとして入力し、エンコー
    ド手段で、前記ディレイユニットの初段から後段の方向
    に前記ラッチ手段の出力を検査し、ひとつ前のラッチ手
    段の出力と初めて差が現れた場所での前記ディレイユニ
    ットの段数値を計測するSCH検出装置。
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GB9102086A GB2241620B (en) 1990-02-13 1991-01-31 A pulse signal delay device
GB9406686A GB2276054B (en) 1990-02-13 1991-01-31 A pulse signal phase detector having a delay device
US07/652,110 US5179438A (en) 1990-02-13 1991-02-08 Pulse signal delay device, and pulse signal phase detector and clock generator using the device
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005034526A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-14 Fujitsu Limited Sch位相ずれ検出装置、カラーバースト信号振幅検出装置、波数検出装置、周波数特性制御装置及びsch位相ずれ検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62237883A (ja) * 1986-04-09 1987-10-17 Sony Corp Sch位相検出回路

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