JPH0321887Y2 - - Google Patents

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JPH0321887Y2
JPH0321887Y2 JP2641386U JP2641386U JPH0321887Y2 JP H0321887 Y2 JPH0321887 Y2 JP H0321887Y2 JP 2641386 U JP2641386 U JP 2641386U JP 2641386 U JP2641386 U JP 2641386U JP H0321887 Y2 JPH0321887 Y2 JP H0321887Y2
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JP
Japan
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workpiece
holder
processing
holding surface
workpieces
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、専用加工機群などの加工ステーシヨ
ンで、ワークの姿勢を変換しながら、そのワーク
の加工面を加工ヘツドに対向させるための保持装
置に関する。
従来技術 ワークの姿勢変換手段は、加工機用のものとし
て、例えば実公昭47−16046号の公報に開示され
ている。その装置では、ワークがクレーンまたは
チエーンブロツクなどによつて搬入あるいは搬出
される。このためワークの搬送能率が低く、また
連続的な流れ加工が困難である。
一方、トラスフアマシンでは、専用の搬送装置
がワークを連続的に移送させるため、搬送能率が
良好であり、また必要な加工が連続的に行える。
このような加工システムの一連の加工過程で、ワ
ークの姿勢変換が必要な場合、通常、加工ステー
シヨン間に姿勢変換ステーシヨンが設置され、そ
こに姿勢変換装置が組み込まれる。このように、
加工ラインの途中に姿勢変換ステーシヨンが設け
られると、加工ライン全体が長くなり、また加工
ステーシヨンの間に姿勢変換装置が介在するた
め、装置全体が複雑となり、特にワークの能率的
な搬送制御が困難となる。また、一連の搬送ライ
ンに、異なる種類のワークが混在した状態で搬送
されるとき、先行のワークについて加工がなされ
ているとき、後続のワークがそのステーシヨンで
加工しないにもかかわらず、先行のワークの加工
完了まで待たねばならないため、これが多品種少
量生産システムでの搬送上の障害となつている。
考案の目的 したがつて、本考案の目的は、加工ステーシヨ
ンでワークの姿勢変換を可能とし、またそのワー
クの加工中に、後続のワークが通過できるように
し、従来必要な加工ステーシヨン間の姿勢変換装
置を省略し、またワークの多品種少量生産に柔軟
に対応できるようにすることである。
考案の解決手段 そこで、本考案は、リフターと、ワークの搬送
装置と、ワークの姿勢変換およびクランプ手段を
有機的に組み合わせることにより、上記目的を達
成している。
すなわち、搬送装置は、複数のワークを加工ス
テーシヨンに沿つて順次移送させる。一方、姿勢
変換手段としての回動保持具は、加工ステーシヨ
ンで回動自在に設けられており、搬送手段によつ
て搬送されその位置でリフターによつて上昇され
たワークを位置決め状態で固定し、必要な角度だ
け回動することによつて、そのワークの加工面を
その加工ステーシヨンの加工機と対向させる。こ
の間に、搬送装置は、後続のワークを必要に応じ
て、次の加工ステーシヨンに移動させる。したが
つて、本考案では、あるワークの加工中に、他の
後続のワークがその加工ステーシヨンを通過でき
る状態となる。
考案の構成 第1図および第2図は、本考案のワーク保持装
置1を示している。このワーク保持装置1は、搬
送装置2とともに、考案の主要部として回転保持
具3を備えている。
上記搬送装置2は、複数のワーク4を加工ステ
ーシヨンに沿つて順次搬送するためのものであ
り、例えばコンベアローラ5の下方位置で、トラ
ンスフアバー6を備えている。このトランスフア
バー6は、ワーク4の搬送方向、つまり軸線方向
に進退運動を行い、同時に前進時および後退時の
異なる方向の回動運動によつて、送り爪7によ
り、ワーク4を搬送方向に間欠的に移動させる。
また、この搬送装置2は、加工ステーシヨンの位
置で、ワーク4を搬送位置から上記回転保持具3
によるクランプ位置まで移動させるために、リフ
ター8を備えている。なお、このリフター8は、
搬送位置よりも下方にあつて、垂直方向の図示し
ないエアシリンダなどにより、支持ロツド9とと
もに上下動自在に支持され、その上面にはワーク
4を位置決めするために、複数のロケートピン1
0を備えている。
また、回転保持具3は、正面から見て、全体と
して箱型に構成されており、その両側端部で水平
方向の支軸11および軸受け12により、例えば
門型の固定フレーム13に対し回動自在に支持さ
れており、その底面側で複数のワーク受け14を
固定的に備え、また複数例えば2つの位置決めピ
ン15をワーク受け14のワーク保持面14aか
ら突出可能な状態で進退自在に備えている。な
お、この位置決めピン15は、回転保持具3に固
定されたスリーブ16に対し、摺動自在にはめ込
まれており、その一端の係り合い孔17により、
L型のアーム18の丸形の先端18aに係り合つ
ている。これらのアーム18は、回転保持具3に
軸受け20によつて、回動自在に支持されたシヤ
フト19に固定されている。また、このシヤフト
19には、アーム18とほぼ直角をなすようにア
ーム44の一端が固定されている。このアーム4
4の他端は、回転保持具3に固定された位置決め
ピン15進退用のシリンダ21のピストンロツド
22に対しピン23によつて連結されている。
そして、回転保持具3は、底面側で例えば2つ
のクランパー24を備えている。これらのクラン
パー24は、それぞれ2つの連結ピン25および
連結リンク26により、回転保持具3側のブラケ
ツト27により中心位置で支持されており、また
後端側で連結ピン28により、操作シリンダ29
のピストンロツド30に連結されている。なおこ
れらの操作シリンダ29は、それぞれ回転保持具
3に固定されている。
さらに、この回転保持具3は、駆動手段として
の駆動シリンダ31のピストンロツド32に対し
連結ピン33および連動ブラケツト35によつて
連結されており、さらに駆動シリンダ31は、連
動ピン34により、固定フレーム13の連結ブラ
ケツト36に連結されている。この実施例では、
回転保持具3の回動角が一例として90度に設定さ
れているが、その回動角は、回転保持具3に設け
られた2つの当接体37,38と固定フレーム1
3に設けられた上下のストツパー39,40との
当接関係によつて規制されている。
もちろん、この回転保持具3は、加工ステーシ
ヨンに設けられているため、ワーク4を保持した
状態でその加工面を加工機の加工ヘツド41と対
向できる状態にある。なお、この回転保持具3の
回転位置は、支軸11に固定されたドグ42と、
固定フレーム13側のセンサー43によつて電気
的に検出される。
考案の作用 ワーク4の搬送時には、リフター8が第1図で
2点鎖線で示す位置まで沈み込んでいる。この状
態で、トランスフアバー6は、2点鎖線で示すよ
うに、ワーク4の後ろ側に当り、往復直線運動を
行うことにより、複数ワーク4を加工ステーシヨ
ンまで移動させ、そこで停止させる。
その後、リフター8が2点鎖線で示す位置から
実線で示す位置まで上昇することにより、コンベ
アローラ5の上のワーク4をロケートピン10と
位置決め孔4aとで位置決めしながら、回転保持
具3のワーク受け14に当たる位置まで上昇させ
る。このとき、シリンダ21がそのピストンロツ
ド22を収縮させることにより、アーム44を介
してL型のアーム18を第1図で反時計方向に回
動させるため、位置決めピン15は、ワーク4の
位置決め孔4bにはまり、それを位置決め状態と
する。その後、操作シリンダ29がそのピストン
ロツド30を進出、すなわち下向きに押し下げる
ため、一対のクランパー24は、後退位置からワ
ーク4に近づき、かつそのワーク4をそのワーク
受け14に押し当て、クランプ状態とする。その
後、リフター8は、ワーク4から離れ2点鎖線で
示す位置まで下降する。
このようにして、ワーク4は、搬送装置2のコ
ンベアローラ5からリフター8を介して回転保持
具3に乗り移り、そこで位置決め状態で固定され
る。この時点まで、回転保持具3が当接体38と
ストツパー40の当たる位置で停止しているが、
ワーク4の位置決め状態でのクランプが完了した
時点で、駆動シリンダ31は、そのピストンロツ
ド32を後退させることによつて、回転保持具3
に第1図で支軸11を中心とする反時計方向の回
動運動を与え、上側の当接体37をストツパー3
9に当接させる。この状態で、回転保持具3は、
正確に90度だけ回動し、クランプ状態のワーク4
を加工ヘツド41に対向させる。この状態で、加
工ヘツド41は、先端の工具41aを回転させな
がら、送り運動により、ワーク4に必要な機械加
工を施していく。
このような加工動作の間、コンベアローラ5の
上には、後続のワーク4が通過できる空間が確保
されるため、搬送装置2は、必要に応じこの加工
ステーシヨンで加工の必要のない後続のワーク4
をそのまま通過させることによつて、次の加工ス
テーシヨンへ搬送していく。したがつて、多数の
ワーク4の中に異なる種類のワーク4が混在して
おり、ある加工ステーシヨンについて加工が必要
とされない場合においても、それらのワーク4の
搬送方向の流れは、他のワーク4の加工中にもか
かわらず、継続して行われることになる。
もちろん、加工中のワーク4の加工が完了した
時点で、以上と逆の動作、すなわち回転保持具3
の時計方向への回動、リフター8の上昇位置での
加工済ワーク4の受け取りおよびクランパー24
のアンクランプ動作を経て、再びコンベアローラ
5の上に乗り移る。回転保持具3が90度回転する
間に、ワーク4の加工面が下向きになるため、加
工時の切り粉が、加工孔の内部に存在していて
も、下向きになつた時点で、確実に落下するた
め、次工程での加工は、そのまま継続できること
になる。また、加工位置と搬送位置とが異なるた
め、搬送部の切粉による汚れや、切粉によるワー
クの搬送傷の防止が図られる。
考案の効果 本考案では、次のような特有の効果が得られ
る。
ワークの位置決め状態でのクランプと同時に、
クランプ状態のワークが回転保持具とともに、必
要な角度だけ回動し、ワークの搬送位置からワー
クの加工位置まで移動し、加工ヘツドと位置決め
状態で対向するので、搬送装置の途中に従来のよ
うな姿勢変換用の別ステーシヨンや、姿勢変換装
置が必要とされないため、搬送装置が長くならな
い。
また、ワークが加工位置にいる間、搬送装置上
には、他の後続のワークが搬送装置によつて次の
加工ステーシヨンに搬送できる空間が確保される
ため、先行のワークの加工中に、必要に応じこの
加工ステーシヨンで加工の必要のない後続のワー
クをそのまま通過させることができる。したがつ
て、多数のワークの中に異なる種類のワークが混
在しており、ある加工ステーシヨンについて加工
が必要とされない場合においても、それらのワー
クの搬送方向の流れは、他のワークの加工中にも
かかわらず、継続して行うことができる。よつ
て、多品種少量生産の複雑な加工態様にも柔軟に
対応できる。
特に、本考案のワーク保持装置では、トランス
フアマシンの搬送機能とリフターおよびクラン
プ・姿勢変換機能とが有機的に組み合わせられて
おり、一連の搬送動作とその搬送中の加工動作と
が効率よく行われるため、この種の加工システム
の高能率化に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のワーク保持装置の側面から見
た垂直断面図、第2図は同装置の正面から見た垂
直断面図である。 1……ワーク保持装置、2……搬送装置、3…
…回転保持具、4……ワーク、6……トランスフ
アバー、8……リフター、13……固定フレー
ム、14……ワーク受け、14a……ワーク保持
面、15……位置決めピン、24……クランパ
ー、31……駆動シリンダ、32……ピストンロ
ツド、37,38……当接体、39,40……ス
トツパー、41……加工機の加工ヘツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数のワークを加工ステーシヨンに沿つて順
    次移送する搬送装置と、加工ステーシヨンの定
    位置で固定フレームに対して回動自在に支持さ
    れワーク保持面を有する回転保持具と、この回
    転保持具と固定フレームとの間に設けられ上記
    回転保持具を回転させることによりワーク保持
    面を上記搬送装置による搬入・搬出位置および
    加工機の加工ヘツドと対向させる駆動手段と、
    上記ワーク保持面に設けられた位置決めピン
    と、上記回転保持具に設けられワーク保持面で
    ワークを締め付け状態で固定するクランパー
    と、上記回転保持具の下方にて昇降自在に設け
    られワークを搬入・搬出位置から回転保持具の
    ワーク保持面まで上昇させるリフターとを具備
    することを特徴とするワーク保持装置。 (2) 上記回転保持具は、回動角を規制するため
    に、固定フレームのストツパーに対応する2つ
    の当接体を有することを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のワーク保持装置。
JP2641386U 1986-02-24 1986-02-24 Expired JPH0321887Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2641386U JPH0321887Y2 (ja) 1986-02-24 1986-02-24

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JP2641386U JPH0321887Y2 (ja) 1986-02-24 1986-02-24

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JPS62138556U JPS62138556U (ja) 1987-09-01
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JP2008188693A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ワーク治具構造及びワーク搬送方法

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JPS62138556U (ja) 1987-09-01

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