JPH03215844A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH03215844A
JPH03215844A JP1042390A JP1042390A JPH03215844A JP H03215844 A JPH03215844 A JP H03215844A JP 1042390 A JP1042390 A JP 1042390A JP 1042390 A JP1042390 A JP 1042390A JP H03215844 A JPH03215844 A JP H03215844A
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silver
emulsion
acid
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Shinpei Ikegami
眞平 池上
Mamoru Tashiro
多城 守
Junichi Yamanouchi
淳一 山之内
Keiichi Adachi
慶一 安達
Toru Harada
徹 原田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に関し、さらに詳
しくは、密閉容器中に封入された状態での保存時に写真
性能の劣化が少ないハロゲン化銀写真感光材料に関する
(従来の技術) 一般ユーザーに最も多く使用される135フォーマント
のハロゲン化銀写真感光材料は、通常密封容器中に封入
された状態で保存される。これによって外界の水分や有
害ガスに起因する写真性能の劣化を軽減できる。極端な
高温雰囲気下や、感光材料に有害なガスの存在下では、
上記の感光材料の保存形態はきわめて有効である。しか
し種々の研究の結果、密封容器内と同一の湿度下で、感
光材料を密封容器から出した状態で保存した方が、密封
容器中に保存した場合と比較して写真性能の劣化が少い
場合があることが明らかとなった。この事実は、感光材
料を密封容器中に封入した状態では、感光材料自身から
発生する有害物質の影響を受けやすくなり、写真性能が
劣化する可能性を示唆する。しかし、どのような有害物
質が感光材料から発生するかを容易に予測させる文献や
特許は存在しなかった。
シャ光紙に使用するカーポンプラックから発生する有害
物質をスカベンジし得る重金属化合物をシャ光紙に含せ
しめることによって、保存中の感光材料の写真性能の劣
化を軽減できることが、国際公開89−12847号、
米国特許第3900323号、同4211837号など
に開示されている。仮に、カーボンブラックと感光材料
から同じ有害物質が発生するとすると、重金属化合物を
感光材料に含有させれば、保存中の感光材料の写真性能
の劣化を軽減できることが期待される。しかし、ここで
開示されている、銀、銅、白金、パラジウム、亜鉛、カ
ドミウム、鉛、鉄、ビスマス、水銀などの重金属化合物
を感光材料に添加することによる、写真性能の劣化がま
ず大きな問題となった。これによって、カーボンブラッ
クと感光材料から同じ有害物質が発生するとしても、1
35フォーマットのハロゲン化銀写真感光材料に上記特
許で開示された技術を転用するには、きびしい困難が伴
うことが判明した。
密閉容器中の湿度を下げることによって、保存中の感光
材料の性能の劣化を防止できることが、特開昭62−1
68143号などに開示されている。該特許明細書中に
は、湿度を下げることによって、感光材料自身から発生
する水以外の有害物質の影響を低減できることを示唆す
る記載はない。そこで実験したところ、有害物質を発生
すると推定される感光材料においても、密封容器中の湿
度を下げることによって保存中の写真性能劣化が軽減す
ることが確認された。しかし十分に効果が認められるま
で湿度を下げると、新たにスタヂソク故障、巻きぐせか
弱いことに起因するカメラへのフィルムの自動装填適性
の低下などの問題が発生した。
これによって副作用のために、密封容器の低湿化の手段
にも限度のあることが判明した。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、密封容器中に保存したときの写真特性
の変化の少ないハロゲン化銀写真感光材料を提供するこ
とである。さらに具体的には、常温近辺の密封容器中に
楳存したときの写真特性の変化の少ないハロゲン化銀写
真感光材料を提供することである。特にかぶりの増加と
軟調化を防止することである。
(課題を解決するための手段) 本発明の前記課題は、 (1)金化合物及びカルコゲナイド化合物により化学増
感されたハロゲン化銀乳剤を含有するハロゲン化銀乳剤
層を少なくとも一層支持体上に有するハロゲン化銀写真
感光材料であって、この感光材料が、75℃の湿潤雰囲
気中で、2時間に1平方メートルから発生するシアン化
水素の量が0.8マイクログラム以下であり、かつ相対
湿度を一定に維持しうる密閉容器中に封入されているこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
(2125℃において50%以上70%以下の相対湿度
に維持された密閉容器である前記(1)記載のハロゲン
化銀写真感光材料により達成された。
以下「シアン化水素」を「シアンガス」又はr HCN
ガス」ともいう。
密封容器中に保存したときに写真性能の変化が大きぐな
る感光材料から、感光材料に有害なガス5一 が出ているという仮説に基づいて、感光材料から発生す
るガス成分を詳しく分析した結果ごく微量のシアンガス
が検出された。この分析結果に従って、微量のシアン化
カリウムと少量の感光材料を密封容器に入れて、60℃
で3日間加熱したところ、24枚撮りのパトローネ入り
のフィルムをバトローネケースに入れて同様のテストを
した場合と同一の写真性能の変化を示した。これらの結
果より、感光材料より発生するシアン化水素が密封容器
中に蓄積し、写真性能を変化させるのが問題であると結
論されたく以下「シアン化水素」を「シアンガス」又は
r HCNガス」ともいう。)金増感したハロゲン化銀
乳剤を塗布したフィルムをシアン化カリウムの水溶液(
約100■/7!)に浸漬すると、感光材料中の金が除
去され写真性能が変化することが、Journal o
f Imagfng Science3228〜34 
(1988)に記載されている。しかし、この文献から
感光材料1d当りμgのオーダー発生する微量のシアン
ガスにさらすことによって写真性能の変化を予測するの
は困難である。(この6 シアンガスの発生量の場合、24枚操りの感光材料の入
ったバj−ローネケース内のシアンガスの濃度は1 p
pmのオーダーである。ちなみにシアンガスの致死量は
200〜300ppmと言われている.)また微量のシ
アンガスが感光材料から発生するということは、当業界
では知られておらずきわめて驚くべきことであった。
本発明は、湿度を一定に維持し得る密閉容器中に封入さ
れた、金化合物とカルコゲナイド化合物で増感されたハ
ロゲン化銀乳剤を含むハロゲン化銀乳剤層を少なくとも
一層、支持体上に有するハロゲン化銀写真感光材料1M
から発生するシアンガスの量を下記に規定する試験方法
により、0.8μg以下とすることによって達成される
国際公開89−12847号には、シャ光紙に含有され
るカーボンブランクから発生するシアンガスを重金属化
合物でスカベンジすること開示されているのに対して、
本発明においては、感光材料自身から発生するシアンガ
スの発生量を減少せしめる点相違点である。これによっ
て、写真性能の劣化を伴うことなく、密封容器中に保存
した感光材料の写真性能の変化を大巾に減少させること
が可能になったのである。
1.シアンガスの定量法 (1)  シアンガス捕集装置 洗気ビン4本(T)〜(IV)を図1のごとく内径5f
iのガラス管で連結する。洗気ビン(r)(I)  (
IV)の容積は250ccである。洗気ビン(II)の
容積は112である。(洗気ビン:柴田科学器械工業■
製)洗気ビン(II1)  (JV)では、液中に浸漬
するガラス管は先端が、細孔(G3)を有するガラス球
になった物を使用してシアンガスの捕集効率を上げる。
洗気ビン(1)  (III)  (TV)には、I 
N NaOH100ccを入れる。洗気ビン(II)に
は、測定試料を入れる。エアーポンプ(IWAKI八I
R PUMP (ΔP220 ZN))を図1のように
接続する。空気流量を700±400cc/分になるよ
うに調節する。空気流量の変動はシアンガスの定量精度
に大きな影響を及ぼさない。洗気ビン(1)  (II
)は75℃に調節した恒温槽内にセントする。室温が1
0゜〜30℃の範囲にあれば、洗気ビン(I[[)  
(IV)の調温は不要である。
被検試料は、相対湿度が約75%、すなわち、75%±
15%の範囲に維持される。
(2)感光材料から発生するシアンガスの捕集図1に示
す装置においてビン(II)に試料IMを細くきざんで
入れ、75℃で2時間加熱しつつ、エアポンプを運転し
て、ビン(III)と(IV)にシアンガスを捕集した
。シアンガスの定量精度を上げるには、未感光のサンプ
ルを使用し、ガスの捕集も暗室中で行わねばならない。
(3)  シアン化物の定量 JIS K 0102工場排水試験方法の38シアン化
合物の項のうち、38.2ビリジンーピラゾロン吸光光
度法により620r+mの吸光度を読みとり、ブランク
操作で得られた吸光度を差し引くことによって捕集液中
のシアン化物イオンの定量を行う。
以下本発明をより具体的に説明する。
ハロゲン化銀写真感光材料に使用されている材9 料からのシアンガスの発生を、通常の有機化学における
反応に関する知識や経験から予測するのは非常に困難で
あった。
高画質の写真を一般ユーザーが常に楽しめるようにする
には、密封容器中に封入された状態で20〜25℃の温
度において18ケ月以上の長期にわたって写真性能の変
化を極力少なくすることが大切である。この目的を達成
するには少なくとも感光材料IMから発生するシアンガ
ス量を本発明の試験条件下で0.8マイクログラム以下
にする必要があることを見い出した。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料1Mから発生するシ
アンガスの量が上記に規定する試験方法により、0.8
μg以下とする、好ましくは0.6μg以下、より好ま
し《は0.3μg以下、特に好ましくは検出限界以下と
することによって、湿度を一定に維持しうる密封容器中
に封入された状態での写真性能の変化を少なくできる。
シアンガスの発生源をつきとめ、その原因を除去するの
が、写真性能を変化させることなく感光10 材料からのシアンガスの発生を抑制する最も好ましい手
段である。
種々の検討の結果、感光材料中の合成ポリマーシアノ基
を含有する紫外線吸収剤、シアノ基を含有する染料など
がシアンガスの発生源となり得ることを発見した。さら
に詳しくは、ラジカル重合法で合成したボリマーがシア
ンガス源となり得る。
さらに詳しく解析した結果、シアノ基を含有する重合開
始剤を利用して合成したボリマーがシアンガス源となり
得ることが判明した。
特開昭59 − 42543号には、シアノ基を含有し
ないアブ系重合開始剤で合成したポリマーカプラーはカ
ブリが少く又高温高湿下での感光材料の性能の変化が少
いことが開示されている。しかしここには、ポリマーカ
プラーからのシアンガスの発生、パトローネケース中に
密封した状態で保存したときにシアノ基を含有する重合
開始剤を使用すると写真性能の変化が大きくなること、
金化合物とカルコゲナイド化合物で増感されたハロゲン
化銀乳剤に対して該ポリマーカプラーの影響が大きいこ
となどは記載されておらず、該特許は本発明を予測させ
るものではない。
以下に、感光材料から発生するシアンガス量を減少せし
める手段についてより具体的に説明する。
本発明の重合開始剤について以下に詳細に説明する。
本発明の重合開始剤は、一般によく知られているエチレ
ン性不飽和単量体のラジカル重合反応の開始剤として用
いられるものであり、熱、光、放射線による分解あるい
は、レドソクス反応等により、ラジカルを発生し、エチ
レン性不飽和単量体の重合反応を開始することができる
ものをすべて含めることができる。
このような重合開始剤としては、J. Brandru
p+E.}l. lmmergut著rPolymer
 HandbookJ JohnWiley & So
ns 1974年刊,U−1 〜H−43頁あるいは大
津隆行著[ラジカル重合(1)J化学同人、1971年
刊.15〜78真に記載されている様な、過酸化物(過
酸化水素、過硫酸塩、ヒドロベルオキシド、過酸化ジア
ルキル、過酸化ジアシル、過酸化エステル、金属過酸化
物等)、アゾ化合物、モノスルフィド、ジスルフィドの
ように、熱等によって自身が分解しラジカルを発生する
ものや、酸化剤と還元剤のレドックス反応によりラジカ
ルを発生するものなど、種々の化合物およびその組合せ
を挙げることができる。
これらのうち、本発明に用いられる重合開始剤としては
、シアノ基を含有しない重合開始剤が特に好ましい。
このようなシアノ基を含有しない重合開始剤の好ましい
例を以下に例示するがこれに限定されるものではない。
C H3      C H 3 (I   1)   CH3  C   N=N   
C   CH3l C O O C H3  C O O C HzCH3
      CH3 (I 2) CH3 C−N=N−C−CH3 COOCzHs COOCzHs 1 3 C Hs CH. (1−3) C■3−C−N=N C−CHff COOCaH9(n−)C00C4H9(71−)(■ 4) C H 3 CH. C H3 −C N=N C CH. C 00C+ gags (n−) C OOC+ 2
HZ!, (n−)(1−8) (t−)CtHqO−N=N−QC<Hq(t−)14 CH3 CH. H2NC l1 0 CH3 CNH2 11 CH3  0 CH3   CH3 HOCHzCHzNHC−C−N=N−C−CNHCH
2CI1208+11111 0 CH3  CH3 0 CH3C−CH2−C−N=N−C−CH2C−CH3
(I 16) (t−)C4T{,○OH CH. (I 21) ?zS z○■ (I 22) K 2 S z O s + Na H S O 3 (モル比 1/1) ( I −23) ?20■ +FeCI!.2 (モル比 1/1) 重合開始剤のうちシアノ基を含有するものは、シアンガ
スの発生源となるため、全く使用しないことが好ましい
。但し、写真感光材料中に他のシアンガス発生源がなけ
れば写真感光材料一平方メートルあたり、塗布されたポ
リマーの重合に使用された当該開始剤の総量が5μmo
l以内であれば必要に応じて使用することができる。
また、生成したポリマーを再沈澱、カラムクロマトなど
の手法で精製することにより、使用してもよいシアノ基
を含有する開始剤総量は増やすことが可能である。この
量は、精製の程度により異17 なるが5μmo+ないし約40μmolの範囲内である
写真感光材料中に、他のシアンガス発生源(シアノ基を
含有する化合物)が存在する場合、使用してもよいシア
ノ基を有する重合開始剤の総量は、より限定されたもの
になる。この量は、用いた他のシアノ基含有化合物の種
類、量に依存することは、言うまでもない。
以下に、このようなシアノ基を含有する重合開始剤を例
示する。
CHff      CH3 (X   1)   CHz   C  N=N   
C   CH3CN        CN (:H3   CHa (X 2) H00CCH2CHZ−C−N=N−C−CHZCI{
2COOl{CN CN cna   CI+3 (X 3) Cl3−CHCH2−C−N=N=C−CH2CHCH
3CI{3 CN    CN   CH3 18 CH3 (X 4) CH3 (,−N=N C O N Hz CN 0C■3 C}+3 CH3 OCH3 (X 5) CHz−C−CHz−C−N=N−C−CHz−C−C
H3CH. CN CN CI3 本発明で用いられるエチレン性不飽和単量体から誘導さ
れるポリマーの合成法について以下に説明する。このよ
うなポリマーは一般によく知られているラジカル重合法
(例えば大津隆行、木下雅悦共著、「高分子合成の実験
法」化学同人、昭和47年刊、124〜154頁などに
詳しい。)によって行えばよく、得られるポリマーの形
態(溶液、分散物、粉末、粒子等)、物性(分子量、粘
性、溶解性等)に応じて、溶液重合、懸濁重合、塊状重
合、乳化重合、分散重合、沈澱重合など種々の手法を用
いて行うことができるが、特に溶液重合、乳化重合法を
用いるのが好ましい。
溶液重合法を用いる場合は、エチレン性不飽和モノマー
を適当な溶媒(例えば水、あるいはメタノール、エタノ
ール、プロバノール、エチレングリコール、アセトン、
メチルエチルケトン、アセトニトリル、ジオキサン、N
,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセト
アミド、酢酸エチル、テトラヒドロフラン等の有機溶媒
の単独もしくは、これらの混合溶媒、あるいは水との混
合溶媒)に溶解した後、溶液重合させることにより得る
ことができる。また、モノマー単独、あるいは千ノマー
溶液を重合容器内に滴下する手法を用いても構わない。
上記の溶液重合は、前述の重合開始剤を用いて一般に3
0℃ないし約100℃、好ましくは40℃ないし約90
℃の温度で行われる。
重合開始剤の使用量は、エチレン性不飽和モノマーの種
類、開始剤の種類、重合条件(温度、濃度等)や、生成
ポリマーに要求される諸物性(分子量、粘性、溶解性等
)により、種々変化しうるが、エチレン性不飽和モノマ
ーに対し、好ましくは0.01ないし5モル%、特に好
ましくは、0.03ないし3モル%添加される。
また、重合開始剤の種類は、重合温度、重合溶媒の種類
等によって適宜選択すればよく、二種類以上のものを同
時に用いてもよい。
乳化重合法を用いる場合は、一般にエチレン性不飽和モ
ノマーを、アニオン界面活性剤(例えばローム&ハウス
社からトリトン770の名で市販されているもの)、カ
チオン界面活性剤(例えばセチルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロ
ライド)、ノニオン界面活性剤(例えば、エマレックス
、NP一20 (日本エマルジョンから市販))、ゼラ
チン、ポリビニルアルコール等の中から選ばれた少くと
も一種の乳化剤を用いて水性媒体中に乳化分散し、重合
開始剤(水溶性開始剤が特に好ましい)の存在下で、一
般に30℃ないし約100℃、好ましくは40℃ないし
約90℃の温度で行われる。
この場合に用いられる重合開始剤の種類、量は、2l 前記の溶液重合の場合と同様に考えてよい。
以上のような重合において、用いられる開始剤の分解挙
動は開始剤の種類、重合温度などにより変化するが、重
合の完了時に、好ましくは80%以上、特に好ましくは
95%以上の重合開始剤が、分解を完了していることが
好ましい。
以下に、本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いるこ
とができ、エチレン性不飽和単量体から誘導される代表
的なポリマーについて述べるが、これに限定されるもの
ではない。
本発明に用いられるポリマーカプラーは次の一般式(C
I)で表わされるカブラー単量体より誘導され、一般式
(C■)で表わされる繰返し単位を有する重合体あるい
は芳香族一級アミン現像薬と酸化カップリングする能力
を持たない少なくとも1個のエチレン基を含有する非発
色性単量体の1種以上との共重合体である仁とが好まし
い。ここでカプラー単量体は2種以上が同時に重合され
ていてもよい。
2 2一 一般式(CI) R1 一般式 (Cm) Rl ?ヨ,1ヨ■,2ゎ 。
式中、Rl は水素原子、炭素数1〜4のアルキR2 ル基または塩素原子を表わし、L1は一CON(R”は
水素原子、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜
6の置換アルキル基を表わす)、COO−  −NHC
O−  一〇COR4 独立に、水素、ヒドロキシル、ハロゲン原子または置換
もしくは無置換の、アルキル、アルコキシ、アシルオキ
シもしくはアリールオキシを表わす)R4 記に同じ)を表わし、L2はt,I とQを結ぶ連結基
を表わし、iはOまたはlを表わしjは0またはlを表
わし、Qは酸化された芳香族第一級アミン現像薬とカッ
プリングして染料を形成しうるカプラー残基を表わす。
L2で表わされる連結基は、具体的には一←X’−{−
Jl−X” −}−7+J”−X”−}−T−÷J2千
rトで表わされる。
Jl,JZ、J3は同じでも異なっていてもよR5 く、  C O     S O z−、−CON− 
 (R’ は水素原子、アルキル基(炭素数1〜6)、
置換アR5 1 ルキル基(炭素数1〜6) 、−so.N− (R’R
5 は上記と同義)、−N−R’ − (R5は上記と同?
、R6は炭素数1〜4のアルキレン基)、R5    
R7 N−R6−N− (Rs,R6は上記と同義、R7は水
素原子、アルキル基(炭素数1〜6)、置換アルキル基
(炭素数1〜6)を表わす。)、−0R S    R
 ? S−  −N−CO−N− (R5、R’ は上記とR
 5     R ’? 同義)、 N  302  N  (R’、Rフは上記
R5 と同義)、−COO−  −OCO−  −NGO■R
5 (R5は上記と同義) 、一NGO− (R’は上記と
同義)等を挙げることができる。
XI ,X2 、X3は同じでも異なっていてもよく、
アルキレン基、置換アルキレン基、アリーレン基、置換
アリーレン基、アラルキレン基、置換アラルキレン基を
表わす。
q,rおよびSはOまたは1を表わす。
上記一般式(C−1)においてX1、X2、X325 は互いに同じでも異なっていてもよく、炭素数1〜10
個の無置換もしくは置換のアルキレン基、アラルキレン
基、またはフェニレン基を表わし、アルキレン基は直鎖
でも分岐でもよい。アルキレン基としては例えばメチレ
ン、メチルメチレン、ジメチルメチレン、ジメチレン、
トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキ
サメチレン、デシルメチレン、アラルキレン基としては
例えばペンジリデン、置換もしくは無置換のフェニレン
基としては例えばp−フェニレン、m−フェニレン、メ
チルフェニレンなどがある。
また、XI ,XZ 、X3で表わされるアルキレン基
、アラルキレン基またはフェニレン基の置換基としては
、ハロゲン原子、二トロ基、シアノ基、アルキル基、置
換アルキル基、アルコキシ基、置換アルコキシ基、−N
HCOR8で表わされる基(Reはアルキル、置換アル
キル、フェニル、置換フェニル、アラルキル、置換アラ
ルキルを表わす’) 、−NHSO2RIl (Reは
上記と同義)、S O R’  (R’は上記と同義)
 、−SOZRe26 (RB は上記と同義) COR8(R8 は上記と RI0は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子
、アルキル、置換アルキル、フェニル、置換フェニル、
アラルキル、置換アラルキルを表わす)、アミノ基(ア
ルキルで置換されていてもよい)、水酸基や加水分解し
て水酸基を形成する基が挙げられる。この置換基が2つ
以上あるときは互いに同じでも異なってもよい。
また、上記置換アルキル基、置換アルコキシ基、置換フ
ェニル基、置換アラルキル基の置換基の例としては、水
酸基、二トロ基、炭素数1〜約4のアルコキシ基、−N
HSO.R6(R’は上記と同義) 、−NHCOR8
で表わされる基(Reは上(R9 、RIGは上記と同
義)、一so2R8(R日は上記と同義) 、−COR
”  (R’は上記と同義)、ハロゲン原子、シアノ基
、アミノ基(アルキルで置換されていてもよい)等が挙
げられる。
Qは下記一般式(Cp−1)〜(Cp−9)のR51〜
R59、z1〜Z3およびYのいずれかの部分で一般式
(CI)または(Cm)に結合する基を表わす。
一般式(Cp−1) O      0 1{11 Rs+  C  CH  C  NH  RS2Z3 一般式(Cp−2) R53 NH o       O II11 C−CH−C NH RS2 Z3 一般式(Cp−3) R54 C−CH”” 11 NC ゝN″o R5, 一般式 (Cp 4) 一般式 (Cp−5) 一般式 (Cp 6) 一2 9一 一般式 (Cp 7) ○H Zl 一般式 (Cp 8) Z1 一般式 (Cp 9) Z1 30 ?に前記一般式(Cp−1)〜(Cp−9)のR51〜
R,,、l..m、およびpについて説明する。
式中R51は脂肪族基、芳香族基、アルコキシ基または
複素環基を、R5■およびR53は各々芳香族基または
複素環基を表わす。
式中、Rs+で表わされる脂肪族基は好ましくは炭素数
1〜22で、置換若しくは無置換、鎖状若しくは環状、
いずれであってもよい。脂肪族基への好ましい置換基は
アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基、アシルア
ミノ基、ハロゲン原子等でこれらはそれ自体さらに置換
基ももっていてもよい。R51として有用な脂肪族基の
具体的な例は、次のようなものである:イソプロビル基
、イソブチル基、ter t−ブチル基、イソアミル基
、tert−アミル基、1,1−ジメチルブチル基、1
,1ジメチルヘキシル基、LL−ジエチルへキシル基、
ドデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、シクロ
ヘキシル基、2−メトキシイソブロピル基、2−フェノ
キシイソプロビル基、2−pter t−プチルフエノ
キシイソブロビル基、α〜ア?ノイソプロビル基、α−
(ジエチルアミノ)イソプロビル基、α一(サクシンイ
ミド)イソプロビル基、α−(フタルイミド)イソブロ
ビル基、α一(ベンゼンスルホンアミド)イソプロビル
基等である。
R5いR5■またはR53が芳香族基(特にフエニル基
)を表わす場合、芳香族基は置換されていてもよい。フ
ェニル基等の芳香族基は炭素数32以下のアルキル基、
アルケニル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基
、アルコキシ力ルポニルアミノ基、脂肪族アミド基、ア
ルキルスルファモイル基、アルキルスルホンアミド基、
アルキルウレイド基、アルキル置換サクシンイミド基等
で置換されていてもよく、この場合アルキル基は鎖中に
フェニレンなど芳香族基が介在してもよい。フエニル基
はまた了りールオキシ基、アリールオキシカルボニル基
、了りールカルボモイル基、了りールアミド基、了りー
ルスルファモイル基、アリールスルホンアミド基、アリ
ールウレイド基等で置換されてもよく、これらの置換基
のアリール基?部分はさらに炭素数の合計が1〜22の
一つ以上のアルキル基で置換されていてもよい。
Rs+,Rs■またはR5’sで表わされるフェニル基
はさらに、炭素数1〜6の低級アルキル基で置換された
ものも含むアミノ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基
、スルホ基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基または
ハロゲン原子で置換されてもよい。
またR5いRS2又はR53は、フェニル基が他の環を
縮合した置換基、例えばナフチル基、キノリル基、イソ
キノリル、クロマニル基、クマラニル基、テトラヒドロ
ナフチル基等を表わしてもよい。
これらの置換基はそれ自体さらに置換基を有してもよい
RSIがアルコキシ基を表わす場合、そのアルキル部分
は、炭素数1から32、好ましくは1〜22の直鎖乃至
分岐鎖のアルキル基、アルケニル基、環状アルキル基若
しくは環状アルケニル基を表わし、これらはハロゲン原
子、アリール基、アルコキシ基等で置換されていてもよ
い。
33 ?51、R5■またはRS3が複素環基を表わす場合、
複素環基はそれぞれ、環を形成する炭素原子の一つを介
してアルファアシルアセトアミドにおけるアシル基のカ
ルボニル基の炭素原子またはアミド基の窒素原子と結合
する。このような複素環としてはチオフエン、フラン、
ビラン、ビロール、ビラゾール、ピリジン、ビラジン、
ビリミジン、ビリタジン、インドリジン、イミダゾール
、チアゾール、オキサゾール、トリアジン、チアジアジ
ン、オキサジンなどがその例である。これらはさらに環
上に置換基を有してもよい。
一般式(Cp−3)においてRSSは、炭素数1から3
2、好ましくは1から22の直鎖ないし分岐鎖のアルキ
ル基(例えばメチル、イソプロビル、ter t−ブチ
ル、ヘキシル、ドデシル基等)、アルケニル基(例えば
アリル基等)、環状アルキル基(例えばシクロペンチル
基、シクロヘキシル基、ノルボルニル基等)、アラルキ
ル基(例えばベンジル、β−フェニルエチル基等)、環
状アルケニル基(例えばシクロペンテニル、シクロヘキ
セニ34 ル基等)を表わし、これらはハロゲン原子、二トロ基、
シアノ基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、カルボキシル基、アルキルチオカルボニル基、アリ
ールチオカルボニル基、アルコキシカルボニル基、アリ
ールオキシカルボニル基、スルホ基、スルファモイル基
、カルバモイル基、アシルアミノ基、ジアシルアミノ基
、ウレイド基、ウレタン基、チオウレタン基、スルホン
アミド基、複素環基、アリールスルホニル基、アルキル
スルホニル基、アリールチオ基、アルキルチオ基、アル
キルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アニリノ基、N−
了りールアニリノ基、N−アルキルアニリノ基、N−ア
シルアニリノ基、ヒドロキシル基、メルカプト基等で置
換されていてもよい。
更にR55は、アリール基(例えばフェニル基、α一乃
至はβ−ナフチル基等)を表わしてもよい。
アリール基は1個以上の置換基を有してもよく、置換基
として例えばアルキル基、アルケニル基、環状アルキル
基、アラルキル基、環状アルケニル基、ハロゲン原子、
二トロ基、シアノ基、アリール基、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルポニル
基、了りールオキシカルボニル基、スルホ基、スルファ
モイル基、カルバモイル基、アシルアミノ基、ジアシル
アミノ基、ウレイド基、ウレタン基、スルホンアミド基
、複素環基、アリールスルホニル基、アルキルスルホニ
ル基、アリールチオ基、アルキルチオ基、アルキルアミ
ノ基、ジアルキルアミノ基、アニリノ基、N−アルキル
アニリノ基、N−了りールアニリノ基、N−アシルアニ
リノ基、ヒドロキシル基等を有してもよい。
更にR5Sは、複素環基(例えばヘテロ原子として窒素
原子、酸素原子、イオウ原子を含む5員または6員環の
複素環、縮合複素環基で、ピリジル基、キノリル基、フ
リル基、ペンゾチアゾリル基、オキサゾリル基、イミダ
ゾリル基、ナフトオキサゾリル基等)、前記のアリール
基について列挙した置換基によって置換された、複素環
基、脂肪族または芳香族アシル基、アルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基、アルキルカルバモイル基、
了りールカルバモイル基、アルキルチオカルバモイル基
またはアリールチオカルバモイル基をあらわしてもよい
式中RS4は水素原子、1から32、好ましくは1から
22の直鎖ないしは分岐鎖のアルキル、アルケニル、環
状アルキル、アラルキル、環状アルケニル基(これらの
基は前記R55について列挙した置換基を有してもよい
)、了りール基および複素環基(これらは前記RSSに
ついて列挙した置換基を有してもよい)、アルコキシ力
ルポニル基(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカ
ルボニル基、ステアリルオキシカルボニル基等)、アリ
ールオキシ力ルボニル基(例えばフェノキシカルボニル
基、ナフトキシ力ルボニル基等)、アラルキルオキシ力
ルポニル基(例えばペンジルオキシカルボニル基等)、
アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基、ヘプタ
デシルオキシ基等)、アリールオキシ基(例えばフェノ
キシ基、トリルオキシ基等)、アルキルチオ基(例えば
エチルチ37 オ基、ドデシルチオ基等)、アリールチオ基(例えばフ
ェニルチオ基、α−ナフチルチオ基等)、カルボキシル
基、アシルアミノ基(例えばアセチルアミノ基、3−(
(2.4−ジーter t−アミルフェノキシ)アセタ
ミド〕ペンズアミド基等)、ジアシルアミノ基、N−ア
ルキルアシルアミノ基(例えばN−メチルプロピオンア
ミド基等)、N−アリールアシルアミノ基(例えばN−
フェニルーアセトアミド基など)、ウレイド基(例えば
ウレイド基、N−アリールウレイド基、N−アルキルウ
レイド基等)、ウレタン基、チオウレタン基、アリール
アミノ基(例えばフエニルアミノ基、Nメチルアニリン
基、ジフェニルアミノ基、N−アセチルアニリノ基、2
−クロロ−5−テトラデカンアミドアニリノ基等)、ア
ルキルアミノ基(例えばn−プチルアミノ基、メチルア
ミノ基、シクロキシルアミノ基等)、シクロアミノ基(
例えばビペリジノ基、ピロリジノ基等)、複素環アミノ
基(例えば4−ピリジルアミノ基、2−ペンゾオキサゾ
リルアミノ基等)、アルキルカルボニル基38 (例えばメチルカルボニル基等)、アリールカルポニル
基(例えばフェニルカルポニル基等)、スルホンアミド
基(例えばアルキルスルホンアミド基、アリールスルホ
ンアミド基等)、カルバモイル基(例えばエチルカルバ
モイル基、ジメチルカルバモイル基、N−メチルーフェ
ニルカルバモイル基、N−フェニルカルバモイル基など
)、スルファモイル基(例えばN−アルキルスルファモ
イルi、N,N−ジアルキルスルファモイル基、Nアリ
ールスルファモイル基、N−アルキルーNアリールスル
ファモイル基、N,N−ジアリールスルファモイル基等
)、シアノ基、ヒドロキシル基、およびスルホ基のいず
れかを表わす。
式中RS6は、水素原子または炭素数1から32、好ま
しくは1から22の直鎖乃至は分岐鎖のアルキル基、ア
ルケニル基、環状アルキル基、アラルキル基若しくは環
状アルケニル基を表わし、これらは前記R5sについて
列挙した置換基を有してもよい。
またR56はアリール基もしくは複素環基をあら?しで
もよく、これらは前記Rssについて列挙した置換基を
有してもよい。
またRS6は、シアノ基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシ力ル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、スルホ基、スルファモイル基、カルバモイル基、ア
シルアミノ基、ジアシルアミノ基、ウレイド基、ウレタ
ン基、スルホンアミド基、了りールスルホニル基、アル
キルスルホニル基、アリールチオ基、アルキルチオ基、
アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アニリノ基、
N−了りールアニリノ基、N−アルキルアニリノ基、N
−アシルアニリノ基またはヒドロキシル基をあらわして
もよい。
R57、RSBおよびR59は各々通常の4当量型フェ
ノール若しくはα−ナフトールカプラーにおいて用いら
れる基を表わし、具体的にはR57としては水素原子、
ハロゲン原子、アルコキシ力ルポニルアミノ基、脂肪族
炭化水素残基、N−了りールウレイド基、アシルアミノ
基、−0−R6■または?−R6■(但しR6■は脂肪
族炭化水素残基)が挙げられ、同一分子内に2個以上の
RS?が存在する場合には2個以上のR57は異なる基
であってもよく、脂肪族炭化水素残基は置換基を有して
いるものを含む。また2個のR57が共同して含窒素複
素環核を形成してもよい。
またこれらの置換基がアリール基を含む場合、アリール
基は前記RS5について列挙した置換基を有してもよい
R511およびRS9としては脂肪族炭化水素残基、ア
リール基および複素環残基から選択される基を挙げるこ
とができ、あるいはこれらの一方は水素原子であっても
よく、またこれらの基に置換基を有しているものも含む
。またRSBとR59は共同して含窒素複素環核を形成
してもよい。
そして脂肪炭化水素残基としては飽和のもの、不飽和の
もののいずれでもよく、また直鎖のもの、分岐のもの、
環状のもののいずれでもよい。そして好まし《はアルキ
ル基(例えばメチル、エチル、プロビル、イソプロビル
、ブチル、t−ブチル、41 イソブチル、ドデシル、オクタデシル、シクロブチル、
シクロヘキシル等の各基)、アルケニル基(例えばアリ
ル、オクテニル等の各基)である。
了りール基としてはフェニル基、ナフチル基等があり、
また複素環残基としてはピリジニル、キノリル、チェニ
ル、ピペリジル、イミダゾリル等の各基が代表的である
。これら脂肪族炭化水素残基、アリール基および複素環
残基を導入される置換基としてはハロゲン原子、二トロ
、ヒドロキシル、カルボキシル、アミノ、置換アミノ、
スルホ、アルキル、アルケニル、了りール、複素環、ア
ルコキシ、アリールオキシ、アリールチオ、アリールア
ゾ、アシルアミノ、カルバモイル、エステル、アシル、
アシルオキシ、スルホンアミド、スルファモイル、スル
ホニル、モルホリノ等の各基が挙げられる。
lは1〜4の整数、mは1〜3の整数、pは1〜5の整
数を表わす。
上記のカブラー残基のうち、イエローカプラー残基とし
ては、一般式(Cp−1)において、42 ?51がt−ブチル基または置換もしくは無置換のアリ
ール基、R5■が置換もしくは無置換のアリール基を表
わす場合、および一般式(Cp−2)において、R5■
およびR53が置換もしくは無置換のアリール基を表わ
す場合が好ましい。
マゼンタカプラー残基として好ましいのは、般式(Cp
−3)におけるR54がアシルアミノ基、ウレイド基お
よびアリールアミノ基、R55が置換アリール基を表わ
す場合、一般式(Cp−4)におけるR54が、アシル
アミノ基、ウレイド基および了りールアミノ基、RS6
が水素原子を表わす場合、そして、一般式(Cp−5)
および(Cp6)においてRS4およびR56が直鎖も
しくは分岐鎖のアルキル基、アルケニル基、環状アルキ
ル基、アラルキル基、環状アルケニル基を表わす場合で
ある。
シアンカプラー残基として好ましいのは、一般式(Cp
−7)におけるR57が、2位のアシルアミノ基もしく
はウレイド基、5位がアシルアミノ基もし《はアルキル
基、そして6位が水素原子もしくは塩素原子を表わす場
合と、一般式(Cp9)におけるR57が5位の水素原
子、アシルアミノ基、スルホンアミド基、アルコキシカ
ルボニル基で、Rsaが水素原子で、ざらにR59がフ
ェニル基、アルキル基、アルケニル基、環状アルキル基
、アラルキル基、および環状アルケニル基を表わす場合
である。
本発明で使用するポリマーカプラーにおいて、一般式(
Cp−1) 〜(Cp−9) のz. 〜z3およびY
について以下に詳しく説明する。
Z,は水素原子、ハロゲン原子、スルホ基、アシルオキ
シ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、複素環オキシ
基、アルキルチオ基、了りールチオ基または複素環チオ
基を表わし、これらの基はさらにアリール基(例えばフ
ェニル基)、ニトロ基、水酸基、シアノ基、スルホ基、
アルコキシ基(例えばメトキシ基)、アリールオキシ基
(例えばフェノキシ基)、アシルオキシ基(例えばアセ
トキシ基)、アシルアミノ基(例えばアセチルアミノ基
)、スルホンアミド基(例えばメタンスルホンアミド基
)、スルファモイル基(例えばメチルスルファモイル基
)、ハロゲン原子(例えばフッ素、塩素、臭素など)、
カルボキシル基、カルバモイル基(例えばメチルカルボ
モイル基)、アルコキシカルボニル基(例えばメトキシ
力ルボニル基など)、スルホニル基(例えばメチルスル
ホニル基)などの置換基で置換されていもよい。
Z2およびYは、水素原子、酸素原子、窒素原子または
イオウ原子でカップリング位に結合している離脱基を表
わし、z2およびYが酸素原子、窒素原子またはイオウ
原子でカップリング位に結合している場合には、これら
の原子は、アルキル基、アリール基、アルキルスルホニ
ル基、了りールスルホニル基、アルキルカルボニル基、
了りールカルボニル基又は複素環基と結合しており、さ
らに窒素原子の場合には、その窒素原子を含み5員又は
6員環を形成して離脱基となりうる基をも意味する(例
えばイミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、
テトラゾリル基など)。
上記のアルキル基、アリール基、複素環基は、=45 置換基を有していてもよく、具体的には、アルヰル基(
例えばメチル基、エチル基など)、アルコキシ基(例え
ばメトキシ基、エトキシ基など)、アリールオキシ基(
例えばフェニルオキシ基など)アルコキシ力ルボニル基
(例えばメトキシ力ルボニル基など)、アシルアミノ基
(例えばアセチルアミノ基)、カルバモイル基、アルキ
ル力ルバモイル基(例えばメチル力ルバモイル基、エチ
ルカルバモイル基など)、ジアルキル力ルバモイル基(
例えばジメチル力ルバモイル基)、アリールカルハモイ
ル基(例エばフェニルカルバモイル基)、アルキルスル
ホニル基(例えばメチルスルホニル基)、了りールスル
ホニル基(例えばフェニルスルホニル基)、アルキルス
ルホンアミド基(例えばメタンスルホンアミド基)、ア
リールスルホンアミド基(例えばフエニルスルホンアミ
ド基)、スルファモイル基、アルキルスルファモイル基
(例えばエチルスルファモイル基)、ジアルキルスルフ
ァモイル基(例えばジメチルスルファモイル基)、アル
キルチオ基(例えばメチルチオ基)、=46 アリールチオ基(例えばフェニルチオ基)、シアノ基、
二トロ基、ハロゲン原子(例えばフッ素、塩素、臭素な
ど)が挙げられ、この置換基が2個以上あるときは同じ
でも異なってもよい。
特に好ましい置換基としてはハロゲン原子、アルキル基
、アルコキシ基、アルコキシ力ルボニル基、シアノ基が
挙げられる。
Z2の好ましい基としては、窒素原子もしくはイオウ原
子でカンプリング部位に結合する基が挙げられ、Yの好
ましい基としては、塩素原子または酸素原子、窒素原子
もしくはイオウ原子でカップリング部位に結合する基で
ある。
Z3は水素原子又は下記一般式(R−1)、(R−2)
、(R−3)、又は(R−4)で表わされるものである
OR63               (R−1)R
63は置換してもよいアリール基又は複素環基を表わす
Rb5RbS (R−2)          (R−3)R6いR6
!,は、各々水素原子、ハロゲン原子、カルボン酸エス
テル基、アミノ基、アルキル基、アルキルチオ基、アル
コキシ基、アルキルスルホニル基、アルキルスルフィニ
ル基、カルボン酸基、スルホン酸基、無置換もしくは置
換フエニル基または複素環を表わすし、これらの基は同
じでも異なってもよい。
と共に4員環、5員環もしくは6員環を形成するのに要
する非金属原子を表わす。
一般式(R−4.)のなかで好ましいものとして(R−
5)〜(R−7)が挙げられる。
R67 式中、R6いR67は各々水素原子、アルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基、アリールオキシ基またはヒドロ
キシル基を、R6s、R6,およびR7oは4 9ー 各々水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基
、またはアシル基を、W2は酸素またはイオウ原子を表
わす。
代表的なカプラー単量体を表6として後にまとめて示す
が、これに限定するものではない。
次に、芳香族一級アミン現像試薬の酸化生成物とカップ
リングしない非発色性エチレン様単量体としては、アク
リル酸、α−クロロアクリル酸、α−アルキルアクリル
酸(例えばアクリル酸、メタクリル酸)、およびそれら
のアクリル酸類から誘導されるエステルあるいはアミド
(例えば、アクリルアミド、メタクリルアミド、t−ブ
チルアクリルアミド、2−アクリルアミドー2−メチル
プロパンスルホン酸、メチルアクリレート、メチルメタ
クリレート、エチルアクリレーI・、n−プロビルアク
リレート、iso−プロビルアクリレート、n−プチル
アクリレート、t−プチルアクリレート、n−プチルメ
タクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、n−
へキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、ラ
ウリルアクリ=5 0= レート、アセトアセトキシエチルメタクリレート、グリ
シジルメタクリレートおよびメチレンビスアクリルアミ
ド)、ビニルエステル(例えばビニルアセテート、ビニ
ルプロピオネート、およびビニルラウレート)芳香族ビ
ニル化合物、(例えばスチレンおよびその誘導体(例え
ばスチレンスルフィン酸カリウム、スチレンスルホン酸
ナトリウム等)、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、
ビニルアセトフェノン)、ビニリデンクロライド、ビニ
ルアルキルエーテル(例えばビニルエチルエーテル)、
マレイン酸エステル、N−ビニル−2=ピロリドン、N
−ビニルビリジン、および2−および4−ビニルピリジ
ンなどがある。特にアクリル酸エステル、メタアクリル
酸エステル、アクリルアミド頻、メタクリルアミド類、
スチレンおよびその誘導体が好ましい。例えばn−プチ
ルアクリレートとメチルアクリレート、n−プチルアク
リレートとスチレン、メチルアクリレートとtブチルア
クリルアミド、エチルアクリレートとメタクリル酸、2
−アクリルアミドー2−メチルプロハンスルホン酸ナト
リウムとスチレンスルフィン酸カリウム等を使用できる
本発明に用いられるポリマーカプラーは水可溶性のもの
でも、水不溶性のものでもよい。
本発明ポリマーカプラーは、カプラー単量体の重合で作
った親油性ボリマーカプラーまたはテロマーカプラーを
いったん取り出した後、改めて有機溶媒に溶かしたもの
を乳化分散してもよいし、乳化重合法で作ったポリマー
カプラーラテソクスさらには層構造ポリマーカプラーラ
テソクスを直接ゼラチンハロゲン化銀乳剤に加えてもよ
い。あるいはいったん取り出した親水性ポリマーカプラ
ーを改めて水または水/水混和性有機溶媒にとかしたも
のを直接ゼラチンハロゲン化銀乳剤に加えてもよい。
ポリマーカプラー中に占める発色部分の割合は通常5〜
80重量%が望ましいが、色再現性、発色性および安定
性の点では特に20〜70重量%が好ましい。この場合
の当分子量(1モルのカプラー単量体を含むポリマーの
グラム数)は約250〜4000であるがこれに限定す
るものではない。
ポリマーカプラーラテックスは、カプラー単量体を基準
として銀1モルあたり0.005モル〜0.5モル、好
まし< 0.01〜0.05モル添加するのがよい。
カプラーの重合体の合成法には、大きく分けて、i)乳
化重合法、ii)シード重合法、およびiii )溶液
重合法があり、それぞれi)ポリマーカプラーラテック
ス、ii)層構造ボリマーカプラーラテックス、および
iii )親油性ポリマーカプラー、テロマーカプラー
および親水性ポリマーカプラーが得られる。それらの重
合体の製法及び乳剤への添加法は、それぞれi)米国特
許第4,080,211号、ii)特開昭58 − 4
2044号、iii )米国特許第3,451,820
号、特開昭62 − 276548、特開昭60218
646号に記載されている。
これらの特許に従って合成したポリマーカプラーの組成
を表−1から表−5に示す。
−53 表6 本発明で使用するカプラー単量体の具体例(C 2) (C−4) CH3 (C−9) (C 1 0) (C 1 1) (C−12) 61 (C 14) (C−15) (C−16) 62 (C−17) (C−18) (C 1 9) (C 20) (M 1) (M 2) (M 3) (M 4) (M 5) (M−6) 65 (M 7) (M 8) (M 9) 66 (M 1 0) (M 1 1) (M−12) (M 1 3) (M−14) (M−15) (M−16) (M 17) (M 1 8) =6 9− (M−19) (M−20) (M−21) 70 (M 2 2) (M 23) (M−25) (M 26) C H3 (M−27) C H3 (M 29) 73 (M 3 1) (M 3 2) 74 (M 36) H (M 3 7) ■ (M−38) (M 39) (M 40) CH3 H (M 41) (M 42) 77 (M 43) (M 44) 78 (Y 1) (Y 2) COOCH .l (Y 3) (Y 4) (Y 7) (Y 9) 81 82 (Y 1 3) CI{3 本発明においては、これらポリマーカプラーのうち好ま
しくはマゼンタカプラーを、より好ましくは2当量のマ
ゼンタポリマーカプラーを、更に好ましくはピラゾール
離脱の5−ピラゾロン型2当量マゼンタポリマーカプラ
ーを使用する。
本発明のボリマーカプラーは写真構成層中のいずれの層
に添加してもよいが好ましくは感光性乳剤層またはその
隣接層でありその添加量は1r+?当り0.01〜1.
0gより好ましくは0.05〜0,5gである。
本発明による写真感光材料には画像透明性および粒状性
を実質的に損わない程度に、ポリマービーズ(以下ポリ
マーマソト剤と称する)を含ませることができる。ポリ
マーマソト剤は平均粒子サイズ0.3〜5μmのものが
好ましく、また2種以上の平均粒子径のものを混合して
用いてもよい。
ポリマーマット剤の単量体化合物について具体的に示す
と、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、イタ
コン酸ジエステル、クロトン酸エステル、マレイン酸ジ
エステル、フタル酸ジエステル類が挙げられエステル残
基としては、メチル、エチル、プロビル、イソプロビル
、ブチル、ヘキシル、2−エチルヘキシル、2−クロロ
エチル、シアノエチル、2−アセトキシエチル、ジメチ
ルアミノエチル、ベンジル、シクロヘキシル、フルフリ
ル、フェニル、2−ヒドロキシエチル、2エトキシエチ
ル、グリシジル、ω−メトキシボリエチレングリコール
(付加モル数9)などが挙げられる。
ビニルエステル類の例としては、ビニルアセテート、ビ
ニルプロピオネート、ビニルブチレート、ビニルイソブ
チレート、ビニルカプロエート、ビニルクロロアセテー
ト、ビニルメトキシアセテート、ビニルフエニルアセテ
ート、安息香酸ヒニル、サリチル酸ビニルなどが挙げら
れる。
またオレフィン類の例としては、シシクロペンタジエン
、エチレン、プロピレン、1−ブテン、■−ベンテン、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、イソブレン、クロロプレ
ン、ブタジエン、2,3−ジメチルブタジエン等を挙げ
ることができる。
85 スチレン類としては、例えば、スチレン、メチルスチレ
ン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレン、エチルス
チレン、イソプロビルスチレン、クロルメチルスチレン
、メトキシスチレン、アセトキシスチレン、クロルスチ
レン、ジクロルスチレン、プロムスチレン、トリフルオ
ロメチルスチレン、ビニル安息香酸メチルエステルなど
が挙げられる。
アクリルアミド類としては、アクリルアミド、メチルア
クリルアミド、エチルアクリルアミド、プロビルアクリ
ルアミド、ブチルアクリルアミド、tert−ブチルア
クリルアミド、シクロヘキシルアクリルアミド、ベンジ
ルアクリルアミド、ヒドロキシメチルアクリルアミド、
メトキシエチルアクリルアミド、ジメチルアミノエチル
アクリルアミド、フェニルアクリルアミド、ジメチルア
クリルアミド、ジエチルアクリルアミド、β−シアノエ
チルアクリルアミド、N−(2−アセトアセトキシエチ
ル)アクリルアミドなど; メタクリルアミド類、例えば、メタクリルアミ86 ド、メチルメタクリルアミド、エチルメタクリルアミド
、プロビルメタクリルアミド、プチルメタクリルアミド
、ter t−プチルメタクリルアミド、シクロへキシ
ルメタクリルアミド、ペンジルメタクリルアミド、ヒド
ロキシメチルメタクリルアミド、メトキシエチルメタク
リルアミド、ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、
フエニルメタクリルアミド、ジメチルメタクリルアミド
、ジエチルメタクリルアミド、β−シアノエチルメタク
リルアミド、N−(2−アセI・アセトキシエチル)メ
タクリルアミドなど; アリル化合物、例えば、酢酸アリル、カプロン酸アリル
、ラウリン酸アリル、安息香酸アリルなど; ビニルエーテル類、例えば、メチルビニルエーテル、プ
チルビニルエーテル、ヘキシルビニルエーテル、メトキ
シエチルビニルエーテル、ジメチルアミノエチルビニル
エーテルなど; ビニルケトン類、例えば、メチルビニルケトン、フェニ
ルビニルケトン、メトキシエチルビニルケトンなど; ビニル異節環化合物、例えば、ビニルビリジン、N−ビ
ニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾリドン、N−ビ
ニルトリアゾール、N−ビニルピロリドンなど; 多官能性モノマー、例えば、ジビニルベンゼン、メチレ
ンビスアクリルアミド、エチレングリコールジメタクリ
レートなど。
更に、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイ
ン酸、イタコン酸モノアルキル、例えば、イタコン酸モ
ノメチル、イタコン酸モノエチル、イタコン酸モノブチ
ルなど;マレイン酸モノアルキル、例えば、マレイン酸
モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノブ
チルなど;シトラコン酸、スチレンスルホン酸、ビニル
ベンジルスルホン酸、ビニルスルホン酸、アクリロイル
オキシアルキルスルホン酸、例えば、アクリロイルオキ
シメチルスルホン酸、アクリロイルオキシエチルスルホ
ン酸、アクリロイルオキシプロビルスルホン酸など;メ
タクリ口イルオキシアルキルスルホン酸、例えば、メタ
クリ口イルオキシメチルスルホン酸、メタクリ口イルオ
キシエチルスルホン酸、メタクリ口イルオキシプ口ピル
スルホン酸など;アクリルアミドアルキルスルホン酸、
例えば、2−アクリルアミドー2−メチルエタンスルホ
ン酸、2−アクリルアミドー2−メチルプロパンスルホ
ン酸、2−アクリルアミドー2−メチルブタンスルホン
酸など;メタクリルアミドアルキルスルホン酸、例えば
、2−メタクリルアミド2−メチルエタンスルホン酸、
2−メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
、2−メタクリルアミド−2−メチルブタンスルホン酸
など;アクリロイルオキシアルキルホスフエート、例え
ば、アクリロイルオキシエチルホスフェート、3アクリ
ロイルオキシブ口ピル−2−ホスフェートなど;メタク
リ口イルオキシアルキルホスフエート、例えば、メタク
リロイルオキシエチルホスフェート、3−メタクリロイ
ルオキシプ口ビル2−ホスフェートなど;親水基を2ヶ
有する3−アリロキシー2−ヒドロキシプロパンスルホ
ン酸89 ナトリウムなどが挙げられる。これらの酸はアルカリ金
属(例えば、Na, Kなど)またはアンモニウムイオ
ンの塩であってもよい。さらにその他のモノマー化合物
としては、米国特許第3,459,790号、同第3.
438,708号、同第3, 554, 987号、同
第4, 215, 195号、同第4 , 247 ,
 673号、特開昭57205735号公報明細書等に
記載されている架橋性モノマーを用いることができる。
このような架橋性モノマーの例としては、具体的にはN
− (2−アセトアセトキシエチル)アクリルアミド、
N−(2− (2−アセトアセトキシエトキシ)エチル
)アクリルアミド等を挙げることができる。
これらの単量体化合物は単独で重合した重合体の粒子に
して用いてもよいし、複数の単量体を組み合わせて重合
した共重合体の粒子にして用いてもよい。
用いられる粒子組成としては、具体的に↓まポリスチレ
ン、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチルアク
リレート、ポリ (メチルメタクリレート/メタクリル
酸−95/5(モル比)、ポリ90 (スチレン/スチレンスルホン酸−95/5(モル比)
、ポリ (メチルメタクリレート/エチレンアクリレー
ト/メタクリル酸=5 0/4 0/1 0)などを挙
げることができるが、アルカリ処理液可溶のボリマーマ
ット剤を好ましく用いることができる。このようなアル
カリ処理液可溶のポリマーマット剤としては、メチルメ
タクリレート/メタクリル酸=60/40  (モル比
)、メチルメタクリレート/メタクリル酸=55/45
 (モル比)、メチルメタクリレート/アクリル酸−6
 0/4 0(モル比)、エチルメタクリレート/メチ
ルメタクリレート/メタクリル酸−3 0/3 0/4
 0(モル比)、スチレン/メチルメタクリレート/メ
タクリル酸=40/10/50  (モル比)などを挙
げることができる。
ボリマーマット剤としては、上記のボリマーの固体を粉
砕、分級したものでもよいし、懸濁重合法で合成した球
形粒子をそのまま用いてもよいし、スプレードライ法あ
るいは分散法などにより球状にしたものを用いてもよい
このようなポリマーマット剤の使用量は「写真感光材料
の種類、ポリマーマソト剤粒子径等により種々異なるが
、0.02〜0. 4 g / rdが好ましい。
本発明には、紫外線吸収剤のポリマーも用いることがで
きる。
本発明に用いることのできるボリマー紫外線吸収剤とし
ては、ペンジリデン誘導体、ペンゾフェノン誘導体、ペ
ンゾトリアゾール誘導体、ブタジエン誘導体等を主なも
のとして挙げることができ、例えば特開昭47 − 5
60号、同58−111942号、同58178351
号、同58−181041号、同58−185677号
、同61−118749号、同62 − 260152
号、同63 − 56651号、米国特許417830
3号、同4207253号、同4464463号、同4
464462号、同4645735号、同455142
0号、欧州特許27259八号、同189059A号等
に記載されているものが挙げられる。
これらのポリマー紫外線吸収剤のうち、本発明において
、特に好ましく用いられるのは、紫外線吸収性基を有す
るエチレン性不飽和単量体、及び共重合体の場合、共重
合されたエチレン性不飽和単量体に、シアノ基を含まな
いボリマー紫外線吸収剤である。
本発明において、好ましく用いられる紫外線吸収性基を
有するエチレン性不飽和モノマーについて以下に例示す
るが、これによって限定されるものではない。
93 94 C H3 C C H 3 C H3 CsH7 CH2 C H3 C C H3 CH3 CH. (MU−20) CH3 97 また、下記に示すような、シアノ基を含有する、紫外線
吸収基含有モノマーは使用しないことが好ましいが、ハ
ロゲン化銀写真感光材料中の他の添加物(重合開始剤他
、シアノ基を含有する化合物等)と合わせて発生するシ
アンガスの発生量が0.8μg/rIf以下となるよう
な量であれば、必要に応じてポリマーとして使用しても
構わない。以下にシアノ基を含有する紫外線吸収基含有
モノマーの例を、いくつか示す。
(MU−25) 98 本発明に用いられるポリマー紫外線吸収剤は、上記の紫
外線吸収性モノマーの単独重合体であってもよいし、共
重合体であってもよい。共重合する際に使用される単量
体としては、アクリル酸、α−アルアクリル酸(例えば
メタアクリル酸などのアクリル酸類から誘導されるエス
テル好ましくは、低級アルキルエステルおよびアミド例
えばアクリルアミド、メタアクリルアミド、t−ブチル
アクリルアミド、メチルアクリレート、メチルメタアク
リレート、エチルアクリレート、エチルメタアクリレー
ト、n−プロビルアクリレート、nブチルアクリレート
、2−エチルへキシルアクリレート、n−へキシルアク
リレート、オクチルメタアクリレートおよびラウリルメ
タアクリレート、メチレンビスアクリルアミド等)、ビ
ニルエステル(例えばビニルアセテート、ビニルプロビ
オネートおよびビニルラウレート等)、芳香族ビニル化
合物(例えばスチレンおよびその誘導体、例えばビニル
トルエン、ジビニルベンゼン、ビニルアセトフェノン、
スルホスチレンおよびスチレンスルフィン酸等)、イタ
コン酸、シトラコン酸、クロトン酸、ビニリデンクロラ
イド、ビニルアルキルエーテル(例えば、ビニルエチル
エーテル等)、マレイン酸エステル、N−ビニル−2−
ピロリドン、N−ビニルピリジン、2−および4−ビニ
ルピリジン等がある。
このうち特にアクリル酸エステル、メタアクリル酸エス
テル、芳香族ビニル化合物が好ましい。
上記コモノマー化合物の2種以上を一緒に使用すること
もできる。
例えば、n−プチルアクリレートとジビニルベンゼン、
スチレンとメチルメタアクリレート、メチルアクリレー
トとメタアクリル酸等を使用できる。
紫外線吸収性ボリマー中に占める紫外線吸収剤モノマー
成分の割合は、通常5〜100重量%が好ましいが特に
50〜100fi量%が好ましい。
以下に紫外線吸収性ポリマーの好ましい例を示すが、こ
れに限定されるものではない。
(PU−1)  例示化合物(MU−1) :メチルメ
タクリレー}=7:3 (重量比)の共重合体 (Pll−2)  例示化合物(MU−3)の単独重合
体(PU−3)  例示化合物(MU−5)の単独重合
体(PU−4)  例示化合物(MU−7) :プチル
メタクリレー}−8:2(重量比)の共重合体 (PU−5)  例示化合物(MU−7)の単独重合体
(PU−6)  例示化合物(MU−8) : 2−ア
クリルアミドー2101 メチルプロパンスルホン酸ソーダー 95:5(重量比)の共重合体 (PU−7)  例示化合物(MU−11)の単独重合
体(PU−8)  例示化合物(MIJ−16)  :
スチレン=7:3(重量比)の共重合体 (PU−9)  例示化合物(MU−17)  :メチ
ルメタクリレート−8:2(重量比)の共重合体 (PU−10)例示化合物(MU−17)  : n−
プチルアクリレー}=6:4(重量比)の共重合体 (Ptl−11)例示化合物(MU−18)  :メチ
ルメタクリレート=5:5(重量比)の共重合体 (PU−12)例示化合物(MU48)  :メチルメ
タクリレート−8:2(重量比)の共重合体 本発明に用いられる紫外線吸収性ボリマーは前記したよ
うに乳化重合法で作ってもよく、あるいは紫外線吸収性
単量体の重合で得られた親油性ボリマーを有機溶媒中(
例えば酢酸エチル)に溶かしたものをゼラチン水溶液中
にて界面活性剤とともに攪拌してラテックスの形で分散
したものを作り、写真感光材料中に導入してもよい。
〜1 0 2 本発明における紫外線吸収剤ポリマーの使用量について
は、特に制限はないが、0.01〜2.0g/n{、特
に0.05 〜1.0g/rrrが好ましい。また、こ
れらの紫外線吸収剤ポリマーは、2種類以上を組み合わ
せてもよいし、他の低分子紫外線吸収剤の1種以上と組
み合わせて用いてもよい。
本発明におけるハロゲン化銀写真惑光材料には、膜の物
理性(柔軟性、寸法変化等)を改良あるいは調整するた
めに、ポリマーラテックスを使用することもできる。
このような膜の物理性改良に用いられるポリマーラテッ
クスは、そのガラス転移温度が室温より低いことが好ま
しい。
具体的には、ポリエチルアクリレート、ポリブチルアク
リレート、ポリ2−エチルへキシルアクリレート、エチ
ルアクリレート/アクリル酸共重合体(95/5モル比
)、エチルアクリレート/ブチルアクリレート/アクリ
ル酸共重合体(45/4 5/1 0モル比)などが挙
げられる。
このような目的で用いるラテンクスは、写真感光材料中
の感光性層、非感光性層のいずれに用いてもよく、複数
の層に用いることもできる。その添加量は、写真感光材
料の構成によって種々異なるが好ましくは0.05ない
し2 g/trr、特に好ましくは0.1〜1 g/r
dである。
また、ボリマーラテックスは写真層に添加剤を組み込む
場合にも用いられる。添加剤としてはカプラー、UV吸
収剤、ブライトナー、カバーリングバワー付与剤、酸化
防止剤、顔料、現像薬、帯電防止剤、カブリ防止剤、よ
じれ防止剤、レドックス色素放出化合物、マット剤、吸
収色素、現像停止剤、ハレーション防止色素、フィルタ
ー色素、増感色素、可塑剤、スベリ剤、現像抑制剤など
があげられる。
この場合には、ラテックスのガラス転移温度等には、特
に制約はなく、組み込む添加剤の性質等により、種々の
ラテックスを用いることができる。
このように、ポリマーラテックスに添加剤を組み込む手
法、及び用いられるボリマーラテックス、添加剤の例と
しては、以下のものがあげられる。
米国特許第3,047,390号、同3,18L949
号、同3, 318. 1950号、同3, 359,
 102号、同3,592,645号、同3,788,
854号、同3,418,127号、OL32, 50
9, 342、米国特許第2,269, 159号、同
2,272, 191号、同2, 772, 163号
、R D15930 、OLS 2,541,274、
R D15913 、R D16226 、OLS 2
,541,230 、米国特許3.591387号、同
3, 672, 892号、英国特許第1,403,6
31号、米国特許第4, 133, 687号、RD1
692B 、米国特許第3,518, 088号、英国
特許第1,468,858号、R D14850 、米
国特許第3,597,197号、同3,748,129
号、同2,731,347号、同4,022,622号
、R D17236 、米国特許第4,045,299
号、RD14997 、米国特許第3.909, 44
1号、英国特許第2, 003, 486号、米国特許
第2,304,940号、同2, 322, 027号
、同2,801, 171号、同2, 269, 15
8号、同3,619, 195号、同4,199,36
3号、同4, 203, 716号、Belg Pat
. 833,510号、英国特許第2,016,017
号、特開昭53−137131、RD16468、英国
特許第1,130,581号、同1,363,230号
、米国特許3,926,4361 0 5 号、英国特許第1,454,054号、米国特許第3,
745,010号、同3,761,272号、R D 
18815。
本発明においては、エチレン性不飽和モノマーから誘導
される線状ボリマーを、単独あるいはゼラチンと混合し
てバインダーとして用いることもできる。
バインダー用合成ボリマーとしては、次の一般式(V−
1)で表わされるものが代表的である。
R, 式中Aは、共重合可能なエチレン性不飽和モノマーを共
重合した千ノマー単位を表わす。
一般式(V−I)におけるエチレン性不飽和モノマーの
例は、スチレン、ヒドロキシメチルスチレン、ビニルベ
ンゼンスルホン酸ソーダ、N,N,NトリメチルーN−
ビニルベンジルアンモニウムクロライド、α−メチルス
チレン、4−ビニルピリジン、N−ビニルピロリドン、
脂肪族酸のモノ1 0 6 エチレン性不飽和エステル(例えば酢酸ビニル)、エチ
レン性不飽和のモノカルポン酸もしくはジカルボン酸お
よびその塩(例えばアクリル酸、メタクリル酸)、無水
マレイン酸、エチレン性不飽和のモノカルボン酸もしく
はジカルポン酸のエステル(例えばn−プチルアクリレ
ート、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、
NIN−ジエチルーN−メチル〜N一メタクリロイルオ
キシエチルアンモニウムp−}ルエンスルホナート、エ
チレン性不飽和のモノカルポン酸もしくはジカルポン酸
のアミド(例えばアクリルアミド、2−アクリルアミド
ー2−メチルプロパンスルホン酸ソーダ、N,N−ジメ
チル−N′−メタクリロイルプロパンジアミンアセテー
トベタイン)。
R,は、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、ハロゲ
ン原子などを表わし、Qは2価の連結基でR4 あり、一〇− −COO一、一CON一、炭素数6〜1
0のアリーレン基を表わす。R2は−OH、C O O
 X,  S 03X (ここでXは、水素原子、アル
カリ金属、 アルカリ土類金属を表わす。
) 0  0      0       01111  
    II        IICCH2C−R4、
  CNH(CHz)lllzcNHcHzcHzOH
  ,   CR411 0 (ここでR4は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基
を表わし、m2は1から4の整数を表わす.)である。
R3はーH又はーcooxであり、Xは定義したものと
同じである。x,yはモル百分率であり、XはO〜99
、yは1〜100をあらわす。
m.は、0または1を表わす。
一般式(V−I)で表わされるバインダー用線状ポリマ
ーの代表例を以下に示す。
V−8  −+CHz  CHトコー CONHZ ■−9 −モCH2 CH+−T−+CH2 CH+−
T−C O N Hz       C O O Hx
:y=96:4(モル比) ■ 10 −{−CH2 CH+T OH ■ 11 −+CH2 CH升T−千CH. CH}−v− 0H OCOCR, x:y=92: 8 (モル比) x:y=5o:5Q (モル比) ■−13 −{−C HZ CHト1一 CH3 1 0 9一 ■ 16 −+CH2 CH}7− CONH C HzCHzCH2N(C H3)z■ 17 →CH. CH +T+CH2 CH+−r COOH CONH(CzHs)z x:y=40:60 (モル比) ■ 18 −+CH. CH+−r− OCONH(CHz)zcONHcHzcHzOHSO
3Na x:y=60:40 (モル比) ■ 20 −+CH2 CH−}− COONa これらの化合物及び、特開昭49 135,619号、 同51−14,022号、 同54−L621号、 米国特許第 −110 一 3,019, 104号、同3,003,873号、同
3,043,698号、同3,165,412号、同3
,178,296号、同3,27L158号、同3,3
12,553号、同3,173,790号、同3,31
6,097号、英国特許867,899号、同904,
863号、同861,985号、同933,494号,
同1,010,917号、同1,013,905号、同
976,222号、同1,073,238号、同1,0
48,016号、同1,069,944号、同1,07
8,335号、同1,078,335号、同1,076
,378号、同1,030,001号、同1,053,
043号に記載の化合物が有用である。
本発明の写真感光材料を塗布する際、塗布液の粘度を調
節するために、増粘剤が用いられる。増粘剤としてはゼ
ラチンと相互作用を持つアニオン性ポリマーを用いるこ
とができ、特公昭41−12835号、同57 − 3
3777号、同59 − 7724号、特開昭5710
5471号、同51− 81123号、同53 − 3
9119号、同52−67318号、同55 − 98
746号、同56 − 5537号、同53−1341
1号、同53 − 98745号、同53−18687
号、米国特許第3746547号、同第3767410
号、英国特許第1421930号、仏国特許21178
157号などの公報に記載されている化合物が有用であ
る。
本発明における増粘剤の好ましい例として以下の一般式
(V−I1)〜一般式(V−111)であらわされる化
合物をあげることができる。
一般式(V−n) R1 −{l−r神C H 2−C←T L Qne  nM○ 式中、Aは共重合可能なエチレン性不飽和モノマーを共
重合したモノマー単位をあらわし、2種以上の千ノマー
単位を含んでも良い。
一般式(V−n)のAで示されるエチレン性不飽和モノ
マーの例は、スチレン、ヒドロキシメチルスチレン、α
−メチルスチレン、4−ビニルピリジン、N−ビニルピ
ロリドン、1−ビニルイミダゾール、2−メチル−1−
ビニルイミダゾール、脂肪酸のモノエチレン性不飽和エ
ステル(例えば酢酸ビニル)、無水マレイン酸、エチレ
ン性不飽和のモノカルボン酸もしくはジカルボン酸のエ
ステル(例えばn−プチルアクリレート、N.N−ジエ
チルアミノエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレートおよびメタクリレートなど)、エチレン
性不飽和エーテル(例えばメチルビニルエーテルなど)
、エチレン性不飽和モノカルボン酸、もしくはジカルポ
ン酸のアミド(例えばアクリルアミド、N−(1.1−
ジメチル−3−オキソブチル)アクリルアミド、N−イ
ソプロビルアクリルアミド、 {N−(3−アクリルア
ミドプロピル) − N,N−ジメチルアンモニオ}ア
セテートベタインなど)があげられる。
Rl は水素原子または1から6個の炭素原子を有する
低級アルキル基(例えばメチル基、エチル基、ブチル基
など)をあらわし、この中で水素原子、またはメチル基
が特に好ましい。
Lは単結合もしくは2価の連結基であり置換されていて
も良い。好ましくはアルキレン基、アリーレン基、又は
これらの基と一〇−  −NR2 C O −−    S O      S Oz  
    S O 3SO2  N      Coo 
     CONR2               
   R 21 1 3一 NCON−  −NCOO−で示される結合をIR2 
 R2   R2 つあるいは複数組みあわせることにより形成される2価
の基である。R2は水素原子、又は1〜10個の炭素原
子を有するアルキル基、アラルキル基をあらわす。特に
好ましくは、Lは CONIC(CH3)2CH2−   −COOCR.
CH20COOCHzCHzOCOCHzCIIz  
   CONHCHzCHzOCONHCHzCHzO
COC■.CH.−   −COOC■ZCH2一CO
NHCH 2CH 2−、および単結合である。
Q”0はアニオン性基をあらわし、好まし《はカルボキ
シル基、スルホ基、ホスホン酸基である。
nは1または2であり、Q′10の種類によって規定さ
れる。(例えばQ”0がスルホ基、カルボキシル基など
ではn=1である。) M0は水素イオン、1価の金属イオン、アンモニウムカ
チオンをあらわし、水素イオン、ナトリウムイオン、カ
リウムイオン、アンモアウムイオ114 ンが好ましい。
Rl 一単位は2種以上の異なったモノマー単位の混合物であ
っても良い。
x,  yはモル百分率をあらわし、Xは0ないし99
、yは1ないし100の値をとる。好ましくは、XはO
ないし75、yは25ないし100である。
一般式(V−1[[) R3Ra + A −}−1 + c − c÷1o=c  c=
o OY XZ 式中、A,x,yは一般式(V−1>の定義と同じ定義
であり、一般式(V−I)の項で好ましいと列挙された
ものがこの場合にも好ましい例である。R3、R4は一
般式(I)のRl と同定義であり、同じであっても異
なっても良い。R3R4は水素原子が好ましい。
Xは水素原子、1価の金属原子、アンモニウム塩をあら
わし、水素原子、ナトリウム原子、カリウム原子が好ま
しい。Yは一〇−または一N一でR5 あり( R Sは水素原子、又は1〜10個の炭素原子
を有するアルキル基、アラルキル基、アリール基をあら
わす。)、−0−が好ましい。ZはRSで定義されたも
のの他にYが一〇一のときは1価の金属原子、アンモニ
ウム塩をあらわし、水素原子、ナトリウム原子、シリウ
ム原子が好ましい。
以下に本発明における増粘剤の具体例をあげるが、本発
明はこれに限定されない。
■ 29 ■ 30 ■ 31 ■ 32 CH3 1 17 ■ 33 ■ 34 CH,l ■−35 −{− C H 2 CH}−. CONH CH3  C C H2s OsN aCH,l ■−36 −{−CH, CH}−to −+CH2 CHhq。
C O N H2 CONH C H3  C C Ha3 03K CH3 1 18 ■ 37 −{−CH. C←10 −{−CH2 CLzs’k COOCR.     C○OK 本発明においては、以上述べたきたような用途以外に、
ポリマーを下塗り層、中間層、乳剤層、保護層、バック
層、帯電防止層、ハレーション防止層、スカベンジャー
層等に種々の目的で使用することができる。これらに用
いられるボリマーが、エチレン性不飽和モノマーのラジ
カル重合によって得られるものであれば、前記と同様、
写真感光材料一平方メートルあたり、塗布されたポリマ
ーに使用されるシアノ基を含有する開始剤の総量が5p
mol以内となるようにすることが必要である。
また、本発明においては、エチレン性不飽和モノマーの
ラジカル重合法を介さないポリマーも好ましく用いるこ
とができる。
このようなポリマーとしては、天然物、例えばジアセチ
ルセルロース、トリアセチルセルロース等のセルロース
誘導体、デキストラン、プルラン、アラビアゴム等の糖
類、合成ボリマー、例えば重縮合、重付加、開環重合、
等によって得られる、ポリエステル、ポリアミド、ポリ
ウレタン、ポリウレア、ポリエーテル等、エチレン性不
飽和モノマーのイオン重合、配位重合によって得られる
ポリマー等を挙げることができる。
本発明に用いられる紫外線吸収剤は特開昭531283
33号、同53−134431号、同53−13183
7号、同53−129633号、同54−18727号
、同53−133033号の一般式中のRz,R3がC
N以外のもの同5397425号の一般式中のR6,R
7がCN以外のもの、同56 − 27146号の一般
式中のGがCN以外のもの、同54−111826号の
一般式中のA,BがCN以外のもの、英国特許2083
240八号、同2083239Δ号、同2083241
A号の一般式中のP,QがCN以外のものである紫外線
吸収剤、特公昭56 − 21141号の一般式(n)
の紫外線吸収剤。特公昭48 − 5496号、同50
 − 25337号、同55 − 36984号、同4
9 − 26139号、同51 − 6540号、同4
7−1026号、特開昭61190537号、特開平1
−306839号、同1 −306840号、同1−3
06841号、同1−306842号、同1 −306
843号、ヨーロッパ特許57−160号などに記載さ
れたペンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、特公昭503
3773号、同56−  30538号、米国特許36
98907号、同3215530号などに記載されたベ
ンゾフェノン系紫外線吸収剤。特開昭58−18567
7号、同58−111942号の一般式中のR7,Re
がCN以外のもの。同5B−178351号の一般式中
のR3,R4がCN以外のものが用いられる。
次に本発明に用いられる紫外線吸収剤を例示する。
1 2 1 式中、Rl.R2は水素原子、炭素数1〜20のアルキ
ル基、炭素数3〜20のアルケニル基、炭素数6〜20
のアリール基を表わし、R,とR2は互いに同じでも異
っていてもよいが、同時に水素原子であることはない。
またNとともに5〜6員環を形成してもよい。
X.Yは−COR3,  COOR3 ,わし、XとY
は互に同じでも異っていてもよい。
R3.R4は炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜
20のアリール基を表わし、R4は水素原子であっても
よい。またXとYは結合して一体化してもよく、一体化
した場合には1,3−ジオキソシクロヘキサン、バルビ
ツール酸、1,2−ジアザ3,5−ジオキソシクロペン
クンまたは2.4−ジアザー1−アルコキシ−3,5−
ジオキソシク口ヘキセンの核を形成するに必要な原子団
を表わす。
nは1または2を表わし、nが2のときはRI+R2,
R3の少くとも一つがアルキレン基または1 2 2 アリーレン基を表わし、 二量体を形成してもよい。
式中Zはオキサゾリジン環、ピロリジン環、またはチア
ゾリジン環を形成するに必要な原子団を表わす。R,は
アルキル基または了りール基を表わす。x,yは一CO
Rs ,  COOR3 ,わし、XとYは互に同じで
も異っていてもよい。
R3は炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20の
アリール基を表わし、R4はR3と同じかもしくは水素
原子を表わす。またXとYは結合して一体化してもよく
、一体化した場合には1.3ジオキソシクロヘキサン、
バルビツール酸、■,2ジアザー3.5−ジオキソシク
ロペンクンまたは2,4−ジアザー1−アルコキシ−3
,5−ジオキソシクロヘキセンの核を形成するに必要な
原子団を表わす。nは1または2を表わし、nが2のと
きはR5,R3のいずれかがアルキレン基またはアリー
レン基を表わし、二量体を形成してもよい。
R5はアルキル基またはアリール基、R6,R7は水素
原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20の
アリール基を表わし、R6.R?は一体化してベンゼン
環、ナフタレン環を形成してもよい。Rllは水素原子
、またはアルキル基、R,はアルキル基またはアリール
基を表わし、またR8とR,で1,3−インダンジオン
、バルビツール酸、2−チオバルビツール酸、1,3−
ジオキソシクロヘキサン、2.4−ジアザー1−アルコ
キシ−3,5ジオキソシク口ヘキセン、2,4−チアゾ
リジンジオン、2−イミノチアゾリジン−4−オン、ヒ
ダントイン、2,4−オキサゾリジンジオン、2−イミ
ノオキサゾリジン−4−オン、2−チオオキサゾリジン
−2.4−シオン核を形成してもよい。
Rlll+  Rl+は炭素数が1〜4のアルキル基を
表わす。
1 2 5 RI4   Rrb ?中、Z2は5−オキサゾロン、5−イソオキサゾロン
、2−チオヒダイントイン、2−チオオキサゾリジン−
2.5−ジオン、ローダニン、チアゾリジン−2,4−
ジオン環を形成するに必要な原子団を表わす。R1■は
炭素数1〜20のアルコキシ基、 OCOR+ff、水
素原子を表わす。Rl?は炭素数1〜20のアルキル基
、または炭素数6〜20のアリール基を表わす。RI3
+ RI4は水素原子、または炭素数1〜6のアルコキ
シ基、R15,RI6は炭素数1〜4のアルキル基、炭
素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲンを表わす。
=1 2 6 ?中、R2B、R29、R3G%R3+及びR3■は同
一又は異なってもよく、水素原子又は芳香族基に対して
許容された置換基で置換されていてもよく、R31とR
3■と閉環して炭素原子からなる5若しくは6員の芳香
族環を形成してもよい。これらの基のうちで置換基を有
しうるちのはさらに許容された置換基でさらに置換され
ていてもよい。
式中、Rll+はヒドロキシ、アルコキシ基、アルキル
基を表わす。RI91 R20は水素原子、ヒドロキシ
、アルコキシ基、アルキル基を表わし、RIllとRI
9あるいはRzoとRl8が隣りあった位置にあって5
〜G員環を形成してもよい。x,YはCOR3 ,  
COORa ,  SOzRa炭素数1〜20のアルキ
ル基、炭素数6〜20のアリール基を表わし、R4は水
素原子であってもよい。またXとYは結合して一体化し
てもよく、一体化した場合には1.3−ジオキソシクロ
ヘキサン、バルビツール酸、■,2−ジアザー3.5−
ジオキソシクロペンクンまたは2,4−ジアザー1−ア
ルコキシ−3,5−ジオキソシクロヘキセンの核を形成
するに必要な原子団を表わす。
次に本発明に用いられる一般式〔I〕〜(VI)の具体
例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
■ 3 1 2 9 130 CH2CH=CI! (CHz) zsO3Na C+oHz+(n) ■ 11 CI+lH21(n) 1 3 3一 CH. 1 3 4 OH CsH ,(t) C,4H2, CH3 CHllCHZCOOC6HI3 CHzCHzCOOCeH+v C.H, OCR3 1 3 7一 OCH3 1 3 8 本発明に用いられる染料としては、特開平1−1790
41 (ただし、R+−Rtにおいてシアノ基を除<)
、同1 −179042 (ただし、x,yにおいてシ
アノ基を除く)、同1 −154149 (ただし、X
.Yにおいてシアノ基を除< ) 、D P 2902
685、特開平1−102552、特開昭64−904
42 、同64 − 40832、同64−42646
 、同63−27838 、同59−154439 (
ただし、X,Yにおいてシ、アノ基を除<)、同633
  2.688,541.  US  3,544,3
25,  US  356,374B,特開昭54−1
18. 247,  同59−154, 439.  
特公昭5937303,  US  2.622 98
0.  US  3,379,533.US 3,54
0.888, Brit 1,561,272,特開昭
54−118,247.等に記載の化合物を使用するこ
とができる。
次に本発明に用いられる染料の一般式について述べる。
一般式(I) 式中、R+,Rgは同じでも異なっていてもよく、水素
原子、アルキル基、アリール 基を表わし、R,とR!
で5,6,員環を形成してもよい。
R3はハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ヒド
ロキシ基、カルボキシ基、置換アミノ基、カルバモイル
基、スルファモイル基、アルコキシカルボニル基を表わ
す。nは0,1,2.3または4を表わし、R3が複数
の場合、これらの基が同じでも異なっていてもよい。R
1とRi,RzとR3がそれぞれ結結して5,6員環を
形成してもよい。
る基を表わす。(Ra ,Rsは同じでも異なっていて
もよく、 GORh ,  SOzRb .?O■R6
 ,  −CONR6・R.,−So■NRbR,また
はーS O 2 R hを表わし、R6.R?は同じで
も異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、アルケ
ニル基またはアリール基を表わし、Qは5,6員環で含
窒素へテロ環を形成する原子群を表わす。)Lはメチン
基または窒素原子を表わす。
一般式(II) 式中、Rllはアリール基を表わし、R,とnは一般式
(1)におけるR3とnと同義である。
RIGとRl+は一般式(I)におけるR1とR2と同
義である。R,とR,。、R,とR.がそれぞれ連結し
て5,6員環を形成してもよい。
次に本発明に用いられる化合物の具体例を挙げるが本発
明はこれらに限定されるものではない。
1 4 1 ■ 1 0 I−2 ■ 3 一1 42 ■ 4 0 ■ 5 0 ■ 6 0 ■ 7 1−8 ■ 9 ■ 10 0 ■ ■ 1 ■ 12 ■ 13 1 4 5一 U ■ 1 5 U ■ 16 U ■ 17 1 46 ■ 18 ■−1 9 ■−2 0 0 ■ 21 ■ 22 ■ 23 ■ −2 4 ■−2 5 ■ 26 1 4 9 ■ 27 ■−28 C.H. ■ 29 O 02 1 5 0− ■ 30 ■ 31 ■ 32 ■ 33 ■ 34 0 ■ 35 ■ 36 ■−3 7 0 11−1 ■ 2 1 5 3 ■ 3 ■ 4 ■ 5 1 5 4 ■ 6 ■ 7 ■ 8 ■ 9 本発明に用いられる染料化合物は、特開昭636404
4に記載の方法で容易に合成できる。
本発明の密封容器とは、防湿性の袋、防湿性のプラスチ
ックケース、金属ケースなどを指す。
又密封容器の材料としては、アルミ板、ブリキ板、アル
ミ箔などの金属および金属箔、ガラス、あるいはポリエ
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
リデン、ボリプロビレン、ポリカーボネート、ボリアミ
ドなどの高分子、各種ボリマーとセロハン、紙、アルミ
箔等の素材による複合積層材(包装用語でいうラミネー
ト材料)などが用いられる。
密封の封緘方法としては各種接着剤を用いた接着剤法、
ヒートシールなどの熱融着法、その他当写真業界では一
般的なパトローネケースを用いた方法などを用いること
ができる。これら封緘方法の詳細は「食料包装技術便覧
」日本包装技術協会(&I)p573〜p609などに
記載されている。
本発明では、ロール型の撮影感光材料ではポリエチレン
、ポリプロピレンなどの高分子でできたバトローネケー
スが好ましく、シート型の撮影感光材料ではポリエチレ
ンなどをヒートシールしたものなどが好ましい。
密閉容器中の湿度が一定に保たれるとは、外気とケース
内部の湿度差を20%のとき25℃で12カ月経過した
ときケース内部の湿度変化が10%以下の状態をいう。
密閉容器の低湿化には、前述した理由より限度がある。
また密閉容器中の高湿化は、水分による写真性能の劣化
を招くので好ましくない。従って密閉容器内を常温付近
にするのが本発明にとって好ましい。具体的には25℃
において、密封容器中の相対湿度を50%以上70%以
下、より好ましくは53%以上68%以下とするのがよ
い。
本発明でいう平衡湿度は25℃において測定した値であ
り、常法により測定できる(平衡湿度は、例えばVAI
SALA(株)製のヒューミキャップ湿度センサー等の
静電容量型の湿度測定機によって測定できる。) 本発明の効果は、密封容器の内容積が0.1xcd1 
5 7 以下(但し、Xとは内蔵させるハロゲン化銀写真感光材
料の感光層の表面積(.ffl)である)、のときに顕
著になる。密封容器の内容積を0.07Xd!とするこ
とによって効果が一層顕著になる。フィルムカートリッ
ジの小型化は、カメラを小型にできるので好ましい。こ
れに伴って密封容器を小型にすると感光材料の携帯性が
向上するのでさらに好ましい。
金化合物とカルコゲナイド化合物で化学増感したハロゲ
ン化銀乳剤を含有する撮影用の写真感光材料が特にシア
ンガスの影響を受け易い。本発明の感光材料に含有され
る化学増感されたハロゲン化銀乳剤について以下に具体
的に説明する。
本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤層には、臭
化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭化銀および塩化銀の
いずれのハロゲン化銀を用いてもよい。好ましいハロゲ
ン化銀は30モル%以下の沃化銀を含む、沃臭化銀もし
くは臭化銀、塩臭化銀である。
本発明に用いるハロゲン化銀粒子は双晶面を含’t  
5  8 まない正常晶でも、日本写真学会編、写真工業の基礎銀
塩写真編(コロナ社)、p.163に解説されているよ
うな例、たとえば双晶面を一つ含む一重双晶、平行な双
晶面を2つ以上含む平行多重双晶、非平行な双晶面を2
つ以上含む非平行多重双晶などから目的に応じて選んで
用いることができる。正常晶の場合には(1 0 0)
面からなる立方体、(1 1 1)面からなる八面体、
特公昭5542737,特開昭6(1−222842に
開示されている(1 1 0)面からなる12面体粒子
を用いることができる。さらにJounal of I
magingScience 3 0巻247ページ1
986年に報告されているような(211)を代表とす
る(hll)面粒子、(331)を代表とする(hhl
)面粒子、(210)面を代表する(nko)面粒子と
(321)面を代表とする(hkl)面粒子も調製法に
工夫を要するが目的に応じて選んで用いることができる
。(1 0 0)面と(1 1 1)面が一つの粒子に
共存する14面体粒子、(1 0 0)面と(1 1 
0)面が共存する粒子あるいは(1 1 1)面と(1
 1 0)面が共存する粒子など、2つの面あるいは多
数の面が共存する粒子も目的に応じて選んで用いること
ができる。
ハロゲン化銀の粒径は、0.1ミクロン以下の微粒子で
も投影面積直径が10ミクロンに至る迄の大サイズ粒子
でもよく、狭い分布を有する単分散乳剤でも、あるいは
広い分布を有する多分散乳剤でもよい。
粒子数あるいは重量で平均粒子サイズの±30%以内に
全粒子の80%以上が入るような粒子サイズ分布の狭い
、いわゆる単分散ハロゲン化銀乳剤を本発明に使用する
ことができる。また惑光材料が目標とする階調を満足さ
せるために、実質的に同一の感色性を有する乳剤層にお
いて粒子サイズの異なる2種以上の単分散ハロゲン化銀
乳剤を同一層に混合または別層に重層塗布することがで
きる。さらに2種類以上の多分散ハロゲン化銀乳剤ある
いは単分散乳剤と多分散乳剤との組合わせを混合あるい
は重層して使用することもできる。
本発明に用いられる写真乳剤は、グラフキデ著「写真の
物理と化学」、ポールモンテル社刊(P.Glafki
des , Chimie et Physique 
PhotographtquePaul Montel
 +  1 9 6 7 ) .ダフィン著「写真乳剤
化学」、フォーカルプレス社刊(G. F. Duff
in,Photographic Emulsion 
Chemistry ( Focal Press+1
966>、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗布」、
フォーカルプレス社刊(V. L. Zelikman
et al. Making and Coating
 Photographic Emulsion+ F
ocal PreSS+ 1 9 6 4)などに記載
された方法を用いて調製することができる。すなわち、
酸性法、中性法、アンモニア法等のいずれでもよ《、ま
た可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式とし
ては片側混合法、同時混合法、それらの組合わせなどの
いずれを用いてもよい。粒子を銀イオン過剰の下におい
て形成させる方法(いわゆる逆混合法)を用いることも
できる。同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の
生成する液相中のpAgを一定に保つ方法、すなわちい
わゆるコントロールド・ダブルジェソト法を用いること
もできる。この方法によると、結晶形が規則1 6 1 的で粒子サイズが均一に近いハロゲン化銀乳剤が得られ
る。
前記のレギュラー粒子からなるハロゲン化銀乳剤は、粒
子形成中のpAgとp}lを制御することにより得られ
る。詳しくは、例えばフォトグラフィク・サイエンス・
アンド・エンジニアリング(Photographic
 Science and Engineering 
)第6巻、159〜165頁(1962);ジャーナル
・オブ・フォトグラフィク・サイエンス( Joura
lof Photographic Science 
) .  1 2巻,242〜251頁(1 9 6 
4) 、米国特許第3, 655, 394号および英
国特許第L413,748号に記載されている。
また、アスペクト比が3以上であるような平板状粒子も
本発明に使用できる。平板状粒子は、クリープ著「写真
の理論と実際J  (Cleve , Photogr
aphy Theory and Practice 
( 1 9 3 0 ) ) ,131頁;ガトフ著、
フォトグラフィク・サイエンス・アンド・エンジニアリ
ング(Cutoff +Photographic S
cience and Engineering) ,
第14巻,248〜257頁(1970年);米国特許
1 6 2一 第4,434,226号、同4,414,310号、同
4,433,048号、同4,439,520号および
英国特許第2, 112, 157号などに記載の方法
により簡単に調製することができる。平板状粒子を用い
た場合、被覆力が上がること、増感色素による色増感効
率が上がることなどの利点があり、先に引用した米国特
許第4, 434. 226号に詳しく述べられている
本発明の乳剤として、平板状粒子は好ましい。
特にアスペクト比3から8の粒子が全投影面積の50%
以上を占めるような平板状粒子は好ましい。
結晶構造は一様なものでも、内部と外部とが異質なハロ
ゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしていて
もよい。これらの乳剤粒子は、英国特許第1.027.
146号、米国特許第3, 505. 068号、同4
,444,877号および特願昭58−248469号
等に開示されている。
本発明のハロゲン化銀乳剤はその粒子中に、ハロゲン組
成に関して分布あるいは構造を有することが好ましい。
その典型的なものは特公昭4313162 、特開昭6
1−215540、特開昭60−222845、特開昭
61−75337などに開示されているような粒子の内
部と表層が異なるハロゲン組成を有するコアーシェル型
あるいは二重構造型の粒子である。
このような粒子においてはコア部の形状とシェルの付い
た全体の形状が同一のこともあれば異なることもある。
具体的にはコア部が立方体の形状をしていて、シェル付
き粒子の形状が立方体のこともあれば八面体のこともあ
る。逆にコア部が八面体で、シェル付き粒子が立方体あ
るいは八面体の形状をしていることもある。またコア部
は明確なレギュラー粒子であるのにシェル付き粒子はや
や形状がくずれていたり、不定形状であることもある。
また単なる二重構造でなく、特開昭60−222844
に開示されているような三重構造にしたりそれ以上の多
層構造にすることや、コアーシェルの二重構造の粒子の
表面に異なる組成を有するハロゲン化銀に薄くつけたり
することができる。
これらの構造を有する沃臭化銀粒子の場合、たとえばコ
アーシェル型の粒子においてコア部が沃化銀含有量が高
く、シェル部が沃化銀含有量が低くても、また逆にコア
部の沃化銀含有量が低く、シェル部が高い粒子であって
もよい。同様bこ接合構造を有する粒子についてもホス
ト結晶の沃化銀含有率が高く、接合結晶の沃化銀含有率
が相対的に低い粒子であっても、その逆の粒子であって
もよい。
また、これらの構造を有する粒子のハロゲン組成の異な
る境界部分は、明確な境界であっても、組成差により混
晶を形成して不明確な境界であってもよく、また積極的
に連続的な構造変化をつけたものでも良い。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤はEP−009672
781、BP−0064412B1などに開示されてい
るような粒子に丸みをもたらす処理、あるいはDE−2
306447C2、特開昭60−221320に開示さ
れているような表面の改質を行ってもよい。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は表面潜像型が好まし
い。
熟成を促進するのにハロゲン化銀溶剤が有用である。例
えば熟成を促進するのに過剰量のハロゲ−165− ンイオンを反応器中に存在せしめることが知られている
。それ故、ハロゲン化物塩溶液を反応器中に導入するだ
けで熟成を促進し得ることは明らかである。他の熟成剤
を用いることもできるし、これらの熟成剤は銀およびハ
ロゲン化物塩を添加する前に反応器中の分散媒中に全量
を配合しておくことができるし、また1もしくは2以上
のハロゲン化物塩、銀塩または解膠剤を加えると共に反
応器中に導入することもできる。別の変形態様として、
熟成剤をハロゲン化物塩および銀塩添加段階で独立して
導入することもできる。
ハロゲンイオン以外の熟成剤としては、アンモニアある
いは、アミン化合物、チオシアネート塩、例えばアルカ
リ金属チオシアネート塩、特にナトリウム及びカリウム
チオシアネート塩、並びにアンモニウムチオシアネート
塩を用いることができる。
本発明に用いる金化合物としては、特に金錯塩(例えば
、米国特許第2399083号明細書参照)を好ましく
用いることができる。
1 6 6− これらのうち、カリウムクロロオーレート、カリウムオ
ーリチオシアネート、オーリックトリクロライド、ソデ
ィウムオーリチオサルフェート、および2−オーロスル
ホベンゾチアゾールメトクロライドが特に好適である。
金化合物のハロゲン化銀乳剤中の含有量は、ハロゲン化
銀1モル当り10−9〜10−3モルが好ましく、10
−8〜10−4モルがより、10−7〜10−5モルが
特に好ましい。
本発明においては、金化合物と他の重金属化合物を併用
できる。重金属化合物の使用法については、例えば米国
特許第2448060号、同2566245号、同25
66263号などを参考にできる。これらの重金属化合
物のハロゲン化銀乳剤中の含有量は、ハロゲン化銀1モ
ル当り10−9〜10−3モル特に10−8〜10−4
モルが好ましい。
本発明に使用されるカルコゲナイド化合物と増感法につ
いて以下に説明する。本発明に使用できるカルコゲナイ
ド化合物として、硫黄化合物、セレン化合物、テルル化
合物などがある。
硫黄増感法と硫黄増感剤に関しては、P.Gratki
−des著、Chimie et Physique 
Photographique(Paul Monte
l社刊 1987年,第5版),T.H.James著
. The Theory of the Photo
graphicProcess ( Macmilla
n社刊,1977年,第4版)H.FrieSer著,
 Die Grundlagen der Photo
graphischen  Prozess  mit
  Silverhalogeniden  (  八
kademische Verlagsgeselbs
haft 11 9 6 8年)に加えより具体的には
米国特許第1574944号、同第1623449号、
同第2278947号、同第2410689号、同第2
440206号、同第2449153号、同第2728
668号、同第3189458号、同第3501313
号、同第3656955号、同第4030928号、同
第4054457号、同第4067740号、同第42
66018号、同第4810626号、ドイツ特許第1
422869号、同第1572260号、同第9714
36号、同第228658号、同第235929号、英
国特許第1129356号、同第997031号、同第
1403980号、欧州特許第61446号、同第13
8622号、特開昭63−5335号、同63−533
6号、同5B−80634号、特開平1−114839
号、同1−227140号、特公昭5830570号、
同60−24457号、同62−17216号、Res
earchDisclo−sure誌176巻11hl
7643  ( 1 9 7 8年12月)同187巻
磁18716  (1 9 7 9年11月)などに記
載されている。
具体的な化合物としては、チオ硫酸塩(例えば、チオ硫
酸ナトリウム、p−}ルエンチオスルフオネートなど)
、チオ尿素類(例えば、アリルチオ尿素、ジフェニルチ
オ尿素、トリエチルチオ尿素、アセチルチオ尿素、N一
エチルーN’−(4−メチルチアゾリル−2)チオ尿素
、カルボキシメチルトリメチルチオ尿素、N−アリルー
N′−ヒドロキシエチルチオ尿素など)チオアミド類(
例えば、チオアセトアミドなど)ローダニン類(例えハ
、ローダニン、N一エチルローダニン、5−ペンジリデ
ンーN一エチルローダニン、ジエチルローダニンなど)
、ジスルフィドやポリスルフィド類(例えば、ジモルホ
リノジスルフィド、1,2,3,5.6−ペンタチアシ
クロへブタン、シスチン、リボ酸など)チオスルホン酸
類(例えばベンゼンチオスルホン酸ナトリウムなど)ポ
リチオン酸塩、1 6 9− 元素状イオウ(α−イオウ)、硫化物(例えば硫化ナト
リウム)などの多種多様の不安定硫黄を含む化合物を用
いることができる。これらのうち好ましいのは、チオ尿
素類、ローダニン類、チオアミド類、ジ又はポリスルフ
ィド類、チオスルフオン酸類である。
セレン増感剤とセレン増感法に関しては、米国特許第1
574944号、同第1602592号、同第1623
499号、同第3297446号、同第3297447
号、同第3320069号、同第3408196号、同
第3408197号、同第3442653号、同第34
20670号、同第3591385号、フランス特許第
2693038号、同第2093209号、特公昭52
−34491号、同52−34492号、同53−29
5号、同57−22090号、特開昭59−18053
6号、同59−185330号、同59181337号
、同59−187338号、同59−192241号、
同60−150046号、同60−151637号、同
61− 246738号、英国特許第255846号、
同第861984号及び、■.E.Spencer ら
著、Journal of Photographic
Science誌、31巻、158 〜169ページ(
1983)等に開示されている。
−1 7 0 本発明で用いるセレン増感剤としては、これらの特許に
開示されているセレン化合物を用いることができる。特
に、水溶液中で硝酸銀と反応して銀セレナイドの沈澱を
作りうる不安定型セレン化合物が好ましく用いられる。
例えば、米国特許第1574944号、同160259
2号、同1623499号、及び同3297446号に
記載のセレン化合物が好ましい。
より具体的には、 コロイド状金属セレニウム、 イソセレノシアネートl(例えば、アリルイソセレノシ
アネート等)、 セレノ尿素類(例えば、セレノ尿素.  N,N−ジメ
チルセレノ尿素、N,N−ジエチルセレノ尿素、等の脂
肪族セレノ尿素;フェニル基等の芳香族基やピリジル基
等の複素環基をもつ置換セレノ尿素、等) セレノケトン類(例えば、セレノアセトン、セレノアセ
トフエノン等) セレノアミド頻(例えば、セレノアセトアミド等)セレ
ノカルボン酸およびエステル類(例えば、2セレノプロ
ピオン酸、メチル3−セレノブチレート等) セレナイド類(例えば、ジエチルセレナイド、ジエチル
セレナイド、トリフェニルフオスフインセレナイド等) セレノフオスフエート類(例えば、トリーp一トリルセ
レノフオスフエート等) テルル増感剤とテルル増感法に関しては、米国特許第1
623499号、英国特許第1295462号、同第1
396696号、カナダ特許第800958号などに開
示されている。本発明に用いるテルル増感剤としては、
具体的には、コロイド状テルル、テルロ尿素(例えばエ
チルテルロ尿素、アリルテルロ尿素など)イソテルロシ
アナート類(例えばアリルイソテルロシアナートなど)
、テルロケトン類(例えば、テルロアセトンなど)、テ
ルル化物(例えばテルル化カリウム、テル口シアン化カ
リウム、テルロペンタチオネートナトリウム塩など)な
どを用いることができる。カルコゲナイド化合物の使用
量は、化合物種、ハロゲン化銀粒子種、化学熟成の条件
などにより変わるが、一般にハロゲン化銀1モルあたり
10−9〜10−4モル、好ましくは10−l′〜10
−’モル程度である。
化学増感の温度は30℃〜90℃の範囲で、pAgは5
以上10以下、pHは4以上で適宜選択できる。
本発明が好ましく用いられる乳剤は、金・カルコゲナイ
ドを組合せて増感された乳剤であり、特に好ましくは、
金・硫黄増感された乳剤である。
本発明に用いられるハロゲン化銀粒子には硫黄含有ハロ
ゲン化銀溶剤を含有していることが好ましい。本発明で
用いられる硫黄含有ハロゲン化銀溶剤は、乳剤の粒子形
成から塗布するまでのいずれの工程で添加されてもよい
がe中心形成のための化学増感時に存在するのが特に好
ましい。本発明で用いられる硫黄含有ハロゲン化銀溶剤
の添加量は粒子サイズ0.5μのハロゲン化銀粒子では
銀1モル当り5.0X10−’モル乃至5.OX10−
”モル、粒子サイズ1.0μのハロゲン化銀粒子では銀
1モル当り2.5X10−’モル乃至2.5X10−”
モ1 7 3 ル、粒子サイズ2.0μのハロゲン化銀粒子では銀1モ
ル当り1.2 5 X 1 0−’モル乃至1. 2 
5 XIO−3モルが好ましい。
本発明でいう硫黄含有ハロゲン化銀乳剤とは、硫黄原子
で銀イオンに配位しうるハロゲン化銀溶剤である。
ここで、ハロゲン化銀溶剤とは、より具体的には、水又
は水・有機溶媒混合溶媒(例えば水/メタノール−1/
1など)に、0.02モル濃度で存在せしめられたハロ
ゲン化銀溶剤が60℃で溶解せしめ得る塩化銀の重量の
2倍をこえる重量の塩化銀を溶解することができるもの
である。
具体的には、チオシアン酸塩(ロダンカリ、ロダンアン
モニウム等)、有機チオエーテル化合物(例えば、米国
特許第3574628号、同第3021215号、同第
3057724号、同第3038805号、同第427
6374号、同第4297439号、同第370413
0号、特開昭57−104926号などに記載の化合物
。)、チオン化合物(例えば特開昭53−82408、
同55−77737、米国特許第4221863号など
に記載されている四置1 74 換チオウレアや、チオシアン酸塩、有機チオエーテル化
合物が特に好ましい。
より具体的には、有機チオエーテルとしては、一般式(
IV)で表わされる化合物が好ましい。
R+6+S−R+a).−S−Rl?    (rv)
式中、mはO又は1〜4の整数を表わす。
RI6とRI7とは同じでも、異っていてもよく、低級
アルキル基(炭素数1〜5)または置換アルキル基(総
炭素数1〜30)を表わす。
ここで、置換基としては例えば−OH、COOM,−S
o.M,−NHR,9,N R +qR +q (但し
Rl9は同一でも異なってもよい) 、 ORI9. 
  CONHRI9,   COOR+9,ヘテロ環な
どを挙げることができる。
RI9は、水素原子、低級アルキル基又ば上記置換基が
更に置換した置換アルキル基でもよい。
また、置換基は、2個以上置換していてもよく、それら
は同じものでも、異っていてもよい。
RI8は、アルキレン基(好ましくは炭素数1〜?2)
を表わす。
但し、mが2以上のときm個のRIBは同じでも、異っ
ていてもよい。
また、アルキレン鎖の途中に、1個以上の−O−  −
CONH−  −So■NH−などの基が入っていても
良いし、また、RI61 RI7で述べた置換基が置換
されていてもよい。
また、RI6とRI7とで結合して、環状チオエーテル
を形成してもよい。
千オン化合物としては、一般式(V)で表わされる化合
物が好ましい。
S ?R2Sを表わす。
R2。. Rz+,  Rz■+  R211 Rza
及びR2Sは、各々同じでも異っていてもよく、アルキ
ル基、アルケニル基、アラルキル基、アリール基又はヘ
テロ環残基を表わし、これらは置換されていてもよい(
好ましくは、各々の総炭素数が30以下である)また、
R20とR 21 s. R zzとR23、あるいは
R2。
とRZg、R zo c!: R 24、RzoとR2
Sとが結合して、5ないし6員のへテロ環を形成しても
よく、これに置換基が付いてもよい。
これらの化合物の合成については、前述の特許明細書な
いし引用文献等に記載の方法で行うことができる。また
、一部の化合物については、市販に供されている。
以下に、本発明で用いられる硫黄含有ハロゲン化銀溶剤
の化合物例を列挙する。
1 7 7 SSS +11 KSCN S S S −+21 NH4  SCN S S S −(31 HO  (CH2  )z  S  (CHz  )z
  OHS S S − (4) HO + CHz) 6S(CHI) sS(Clh)
 60HS S S − (51 IO + CHz) 2−S− (CH.) z−S−
 (CHz) !−OHS S S − (61 HO− (CHI) 3−S− (CH.) z−S−
 (CHg) 3−OHS S S −(7) HO + CHz) 6−S− (CHz) z−S−
 (CHz) 6−OHS S S − (81 HO(CHz)2S(C}12)!S(C■z) zs
([Hz) ZOHS S S −+91 HO(CHz) zs(CHz) zo(CHz) g
o(CHz) 2S(CHZ) zOHsss−ttt
o HOOCCHzS(CHz)2SCH2COO■1 7
 8 s s s −aυ HJCO (CH.) gs (CHz) 2S (C
H2) 2CONH2SSS 叩 NaOaS (GHz) sS (CHz) zS (
CHz) 3sOJaSSS−(+41 SSS一〇〇 HOCHzCHCHzS (CL) 25CHZC}I
CH20HθN 0■ SSS αe SSS αη HOOCCHCHZS(CHz)tscHzcHcOO
H1 NH2           NH2 SSS一〇匂 HOCH zCHCH 2s (cl{ 2) zcO
NHcH zNHco (CH 2) ZSCFI Z
CHCH 2080H 0■ SSS (至) SSS (2の SSS (21) C H’s S G Hz CHCOOH N H2 SSS (22) C2■sS (CI.) zS (CHz) zNHc
O (CHz) zcOOHS S S − (23) S SSS (24) S SSS (25) S SSS (26) S SSS (27) S S S S − (2B) S SSS (29) S 1 8 l SSS (30) SSS (31) S S S − (32) S S S − (33) 1 82 SSS (34) SSS (35) SSS (36) S S S − (37) CH. 8 S S S − (39) SSS (40) s s s − (41) S また本発明の乳剤の化学増感の際に増感色素とともに、
増感色素以外のハロゲン化銀吸着性物質を存在させると
、現像速度を上げることができ好ましい。増感色素以外
のハロゲン化銀吸着性物質は、粒子形成中、粒子形成直
後、後熟開始前後熟時などいずれの時期に添加してもよ
い。
各々の添加時期は別々でかまわないが化学増感剤(例え
ば、金や硫黄増感剤)の添加されるより前、もしくは化
学増感剤と同時に添加されることが好ましく、少なくと
も、化学増感が進行する過程で、存在している必要があ
る。
ハロゲン化銀吸着性物質の添加条件として、温度は30
℃〜80℃の任意の温度でよいが、吸着性を強化する目
的で、50℃〜80℃の範囲が好ましい。pH,pAg
も任意でよいが、化学増感をおこなう時点ではpH6〜
9,pAg7〜9、特にp A g 7. 6〜8.4
であることが好ましい。
本発明でいう、増感色素以外のハロゲン化銀吸着性物質
とは写真性能安定化剤の類を意味する。
すなわちアゾール類{例えばペンゾチアゾリウム塩、ペ
ンゾイミダゾリウム塩、イミダゾール類、ペンズイミダ
ゾール類、ニトロインダゾール類、1 8 5 トリアゾール類、ペンゾトリアゾール類、テトラゾール
類、トリアジン類など} ;メルカプト化合物類{例え
ばメルカプトチアゾール類、メルカプトペンゾチアゾー
ル類、メルカプトイミダゾール類、メルカプトベンズイ
ミダゾール類、メルカプトベンゾオキサゾール類、メル
カプトチアジアゾール類、メルカブトオキサジアゾール
類、メルカプトテトラゾール類、メルカプトトリアゾー
ル類、メルカプトビリミジン類、メルカプトトリアジン
類など} ;例えばオキサドリンチオンのようなチオケ
ト化合物;アザインデン類{例えばトリアザインデン類
、テトラアザインデン類(特に4−ヒドロキシ置換(1
.3.3a,7)テトラアザインデン類)、ペンタアザ
インデン類など} ;のようなカブリ防止剤または安定
剤として知られた、多くの化合物をハロゲン化銀吸着物
質としてあげることができる。
さらに、プリン類または核酸類、あるいは特公昭61−
36213号、特開昭59−90844号、特に記載の
高分子化合物、なども利用しうる吸着性物質である。
1 8 6 なかでも特にアザインデン類とプリン類、核酸類、カル
ポキシル基やスルホン酸基を有するメルカプト化合物類
は本発明に好ましく、用いることができる。これらの化
合物の添加量はハロゲン化銀1モルあたり0.05〜5
.0ミリモル、好ましくは0.1〜3.0ミリモルであ
る。
以下に本発明で有効な化合物の具体例を示す。
I−1 I−2 UH ■ 3 ■ 4 υ■ 1−5 ■ 6 UI′I ■ 7 NHCOCH3 ■ 8 1−9 ■ 10 RNA ■ −1 1 DNA ■−1 2 1 8 9− ■ −1 3 ■ 15 ■−1 6 C a H q 1 9 〇一 ■ 18 ■ 19 ■ 20 ■ −2 1 ■ 22 ■ 23 ■ 24 ■−2 5 ■ 26 ■ 27 H ■−28 ■ 29 0H 1 9 3 ■−3 0 ■ 31 ■ 32 υ11 1 9 4 ■ 33 ■ 34 ■−3 5 ■ 36 本技術に関する感光材料には、前述の種々の添加剤が用
いられるが、それ以外にも目的に応じて種々の添加剤を
用いることができる。
これらの添加剤は、より詳しくはリサーチディスクロー
ジャー1teml7643 (1978年12月)およ
び同1teml8716 (1979、11月)に記載
されており、その該当個所を後掲の表にまとめて示した
添加剤種類  RD 17643  RD 1B716
1化学増感剤23頁  648頁右欄 2感度上昇剤    同上 増  白 剤 24頁 ステイン防止 剤 色素画像安定剤 硬  膜  剤 バインダー 可塑剤、潤滑剤 25頁右欄 25頁 26頁 26頁 27頁 650 頁左〜右欄 651頁左欄 同上 650頁右欄 1 9 7 本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー(
R D)隘17643,■一〇−Gに記載された特許に
記載されている。
イエローカプラーとしては、例えば米国特許第3, 9
33. 501号、同第4.022,620号、同第4
,326, 024号、同第4,401,752号、特
公昭58−10739号、英国特許第1,425,02
0号、同第1,476,760号、等に記載のものが好
ましい。
マゼンタカプラーとしては5−ピラゾロン系及びビラゾ
ロアゾール系の化合物が好ましく、例えば米国特許第4
.310,619号、同第4,351,897号、欧州
特許第73,636号、米国特許第3,061,432
号、同第3,725,067号、リサーチ・ディスクロ
ージャー隘24220 (1984年6月)、特開昭6
0− 33552号、リサーチ・ディスクロージャー隘
24230 (1984年6月)、特開昭60−436
59号、米国特許第4, 500, 630号、同第4
,540,654号等に記載のものが特に好ましい。
シアンカプラーとしては、フェノール系及びナ1 9 
8 フトール系カプラーが挙げられ、米国特許第4,052
,212号、同第4, 146, 396号、同第4,
228,233号、同第4,296,200号、同第2
, 369, 929号、同第2, 801 , 17
1号、同第2, 772, 162号、同第2,895
,826号、同第3,772,002号、同第3,75
8,308号、同第4.334,011号、同第4,3
27,173号、***特許公開第3,329,729号
、欧州特許第12L365A号、米国特許第3,446
,622号、同第4,333.999号、同第4.45
L559号、同第4,427,767号、欧州特許第1
61,626 A号に記載のものが好ましい。
発色色素の不要吸収を補正するためのカラード・カプラ
ーは、例えばリサーチ・ディスクロージャー隘1764
3の■−G項、米国特許第4, 163, 670号、
特公昭57−39413号、米国特許第4 , 004
 , 929号、同第4.138,258号、英国特許
第1,146,368号に記載のものが好ましい。
発色色素が適度な拡散性を有するカプラーとしては、例
えば米国特許第4,366,237号、英国特許第2,
125,570号、欧州特許第96,570号、***特
許(公開)第3,234,533号に記載のものが好ま
しい。
ポリマー化された色素形成カプラーの典型例は、米国特
許第3,451.820号、同第4,080,211号
、同第4,367,282号、英国特許第2, 102
, 173号等に記載されている。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは、前述のRD 1 7 6
 4 3,■〜F項に記載された特許、特開昭57−1
51944号、同57−154234号、同60184
248号、米国特許第4,248,962号に記載され
たものが好ましい。
現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出する
カプラーとしては、例えば英国特許第2,097, 1
40号、同第2, 13L 1B8号、特開昭5915
7638号、同59−170840号に記載のものが好
ましい。
その他、本発明の感光材料に用いることのできるカプラ
ーとしては、例えば米国特許第4.130,427号等
に記載の競争カプラー、米国特許第4,283,472
号、同第4,338,393号、同第4, 310, 
618号等に記載の多当量カプラー、特開昭60−18
5950 、特開昭62−24252等に記載のDIR
レドックス化合物もし《はDIRカプラー放出力プラー
又はDIRカブラー放出力プラーもしくはレドックス、
欧州特許第173,302A号に記載の離脱後復色する
色素を放出するカブラー、例えばR.D.l1kLll
449、同24241、特開昭61−201247等に
記載の漂白促進剤放出力プラー、例えば米国特許第4,
553.477号に記載のリガンド放出力プラー等が挙
げられる。
本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法によ
り感光材料に導入できる。
水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の例は米国特許
第2, 322, 027号などに記載されている。
水中油滴分散法に用いられる常圧での沸点が175℃以
上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フタル酸エステ
ル類(例えば、ジブチルフタレート、ジシクロへキシル
フタレート、ジー2−エチルへキシルフタレート)、リ
ン酸またはホスホン酸のエステル類(例えば、トリフエ
ルホスフェート、トリクレジルホスフェート、2−エチ
ルヘキ2 0 1 シルジフェニルホスフェート、トリシクロヘキシルホス
フェート、トリ−2−エチルへキシルホスフェート)、
安息香酸エステル類(一例えば、2エチルへキシルベン
ゾエート、ドデシルベンゾエート、2−エチルへキシル
ーp−ヒドロキシベンゾエート)、アミド類(例えば、
N,N−ジエチルドデカンアミド、N,N−ジエチルラ
ウリルアミド、N−テトラデシルピロリドン)、アルコ
ール類またはフェノール類(例えば、イソステアリルア
ルコール、2,4−ジーter t−アミルフェノール
)、脂肪族カルボン酸エステル類(例えば、ビス(2−
エチルヘキシル)セバケート、ジオクチルアゼレート、
グリセロールトリブチレート、イソステアリルラクテー
ト、トリオクチルシトレート)、アニリン誘導体く例え
ば、N,N−ジブチルー2−ブトキシ−5  tert
−オクチルアニリン)、炭化水素類(例えば、パラフィ
ン、ドデシルベンゼン、ジイソプ口ピルナフタレン)な
どが挙げられる。また補助溶剤としては、沸点が約30
℃以上、好ましくは50℃以上約160℃以202 下の有機溶剤などが使用でき、典型例として番よ酢酸エ
チル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノン、2−エトキシエチルアセテ
ート、ジメチルホルムアミドなどが挙げられる。
ラテックス分散法の工程、効果および含浸用のラテック
スの具体例は、米国特許第4,199,363号、***
特許出願(OLS)第2,541,274号および同第
2,541.230号などに記載されている。
本発明は種々のカラー感光材料に適用することができる
。一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スライ
ド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラーペ
ーパー、カラーポジフィルムおよびカラー反転ペーパー
などを代表例として挙げることができる。
本発明をカラー撮影材料に用いる場合には、種々の構成
の感光材料および層構成と特殊なカラー素材を組み合せ
た感光材料に適用することができる。
その代表例を例示する。特公昭47−49031号、特
公昭49−3843号、特公昭50−21248号、特
開昭5938147号、特開昭59−60437号、特
開昭60−227256号、特開昭61−4043号、
特開昭61−43743号、特開昭61−42657号
等のようにカラーカプラ一のカップリング速度や拡散性
と層の構成とを組み合わせたもの。特公昭49−154
95号、米国特許3843469号のように同一感色性
層が2層以上に分割された形態、特公昭53−3701
7号、特公昭53−37018号、特開昭514902
7号、特開昭52−143016号、特開昭53−97
424号、特開昭53−97831号、特開昭62−2
00350号、特開昭59−177551号のように高
感度層と低感度層の配置や感色性の異なる層の配置を規
定したものなどを挙げることができる。
本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述のR
D.Ilhl7643の28頁、および同隘18716
の647頁右欄から648頁左欄に記載されている。
本発明に従ったカラー写真感光材料は、前述のRD.N
[L17643の28〜29頁、および同阻18716
の651左欄〜右欄に記載された通常の方法によって現
像処理することができる。
本発明の感光材料の現像処理に用いる発色現像液は、好
ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分と
するアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬として
は、アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−フ
ェニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その代
表例としては3−メチル−4−アミノーN, N−ジェ
チルアニリン、3−メチル−4−アミノーN〜エチルー
N一β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル4−ア
ミノーN一エチルーN−β−メタンスルホンアミドエチ
ルアニリン、3−メチル−4−アミ/−N−工fルーN
−β−メトキシュチルアニリン及びこれらの硫酸塩、塩
酸塩もしくはp−}ルエンスルホン酸塩などが挙げられ
る。これらの化合物は目的に応じ2種以上併用すること
もできる。
発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしく
はリン酸塩のようなpi{緩衝剤、臭化物塩、沃化物塩
、ペンズイミダゾール類、ペンゾチアゾール類もしくは
メルカプト化合物のような現像抑2 0 5− 制剤またはカブリ防止剤などを含むのが一般的である。
また必要に応じて、ヒドロキシルアミン、ジエチルヒド
ロキシルアミン、亜硫酸塩ヒドラジン類、フェニルセミ
カルバジド類、トリエタノールアミン、カテコールスル
ホン酸類、トリエチレンジアミン(1,4−ジアザビシ
クロ[2 2.2] オクタン)類の如き各種保恒剤、
エチレングリコール、ジエチレングリコールのような有
機溶剤、ベンジルアルコール、ポリエチレングリコール
、四級アンモニウム塩、アミン類のような現像促進剤、
色素形成カプラー、競争カプラー、ナトリウムボロンハ
イドライドのようなカプラセ剤、1−フェニル−3−ビ
ラゾリドンのような補助現像主薬、粘性付与剤、アミノ
ポリカルボン酸、アミノボリホスホン酸、アルキルホス
ホン酸、ホスホノカルボン酸に代表されるような各種キ
レート剤、例えば、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ
三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、シクロヘキサン
ジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、1〜
ヒドロキシエチリデン1,1−ジホスホン酸、ニト2 
0 6一 リロ一N,N,N − }リメチレンホスホン酸、エチ
レンジアミンーN,N,N ’ ,N ’−テトラメチ
レンホスホン酸、エチレンジアミンージ(0−ヒドロキ
シフェニル酢酸)及びそれらの塩を代表例として挙げる
ことができる。
また反転処理を実施する場合は通常黒白現像を行ってか
ら発色現像する。この黒白現像液には、ハイドロキノン
などのジヒドロキシベンゼン類、1−フェニル−3−ピ
ラゾリドンなどの3−ピラゾリドン類またはN−メチル
ーp−アミノフェノールなどのアミノフェノール類など
公知の黒白現像主薬を単独であるいは組み合わせて用い
ることができる。
これらの発色現像液及び黒白現像液のpi{9〜12で
あることが一般的である。またこれらの現像液の補充量
は、処理するカラー写真感光材料にもよるが、一般に感
光材料1平方メートル当たり3l以下であり、補充液中
の臭化物イオン濃度を低減させておくことにより500
mβ以下にすることもできる。補充量を低減する場合に
は処理槽の空気との接触面積を小さくすることによって
液の蒸発、空気酸化を防止することが好ましい。また現
像液中の臭化物イオンの蓄積を抑える手段を用いること
により補充量を低減することもできる。
発色現像処理の時間は通常2〜5分の間で設定されるが
、高温、高pHとし、且つ発色現像主薬を高濃度に使用
することにより、更に処理時間の短縮を図ることもでき
る。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時の行なわれてもよいし(漂白
定着処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速
化を図るため、漂白処理後漂白定着処理する処理方法で
もよい。さらに二槽の連続した漂白定着浴で処理するこ
と、漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定
着処理後漂白処理することも目的に応じ任意に実施でき
る。漂白剤としては、例えば鉄(■)、コバルト(II
I)、クロム(■)、銅(n)などの多価金属の化合物
、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用いられる。
代表的漂白剤としてはフェリシアン化物;重クロム酸塩
;鉄(I[[)もしくはコバルト(I[[)の有機錯塩
、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイミ
ノニ酢酸、1.3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコー
ルエーテルジアミン四酢酸、などのアミノポリカルボン
酸類もしくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩;
過硫酸塩;臭素酸塩;過マンガン酸塩;ニトロベンゼン
類などを用いることができる。これらのうちエチレンジ
アミン四酢酸鉄(III)錯塩を始めとするアミノポリ
カルボン酸鉄(DI)錯塩及び過硫酸塩は迅速処理と環
境汚染防止の観点から好ましい。さらにアミノポリカル
ボン酸鉄(III)錯塩は漂白液においても、漂白定着
液においても特に有用である。これらのアミノポリカル
ポン酸鉄(I[[)錯塩を用いた漂白液又は漂白定着液
のpHは通常5.5〜8であるが、処理の迅速化のため
に、さらに低いpHで処理することもできる。
漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には、必要に応じ
て漂白促進剤を使用することができる。
2 0 9 有用な漂白促進剤の具体例は、米国特許第3, 893
, 858号等に明細書に記載されている。更に、米国
特許第4,552,834号に記載の化合物も好ましい
。これらの漂白促進剤は感光中に添加してもよい。撮影
用のカラー感光材料を漂白定着するときにこれらの漂白
促進剤は特に有効である。
定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエー
テル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物塩等をあげる
ことができるが、チオ硫酸塩の使用が一般的であり、特
にチオ硫酸アンモニウムが最も広範に使用できる。漂白
定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩や重亜硫酸塩あるい
はカルボニル重亜硫酸付加物が好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀処理
後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一般的である。
水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えばカプ
ラー等使用素材による)、用途、更には水洗水温、水洗
タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、その他
種々の条件によって広範囲に設定し得る。このうち、多
段向流方2 1 0 式における水洗タンク数と水量の関係は、Journa
lof the Society of Motion
 Picture and Television E
ngineers  第64巻、P..248−253
(1 9 5 5年5月号)に記載の方法で、求めるこ
とができる。
前記文献に記載の多段向流方式によれば、水洗水量を大
幅に減少し得るが、タンク内における水の滞留時間の増
加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光
材料に付着する等の問題が生じる。本発明のカラー感光
材料の処理において、このような問題の解決策として、
特開昭61131.632号に記載のカルシウムイオン
、マグネシウムイオンを低減させる方法を極めて有効に
用いることができる。また、特開昭57−8, 542
号に記載のイソチアゾロン化合物やサイアベンダゾール
類、塩素化イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌
剤、その他ペンゾトリアゾール等、堀口博著「防菌防黴
剤の化学」、衛生技術会編「微生物の滅菌、殺菌、防黴
技術」、日本防菌防黴学会編「防菌防黴剤事典」に記載
の殺菌剤を用いることもできる。
本発明の感光材料の処理における水洗水のpHは、4−
9であり、好ましくは5−8である。水洗水温、水洗時
間も、感光材料の特性、用途等で種々設定し得るが、一
般には、15−45℃で20秒−10分、好ましくは2
5−40℃で30秒−5分の範囲が選択される。更に、
本発明の惑光材料は、上記水洗に代り、直接安定液によ
って処理することもできる。このような安定化処理にお
いては、特開昭57−8,543号、同5B−14,8
34号、同60220. 345号に記載の公知の方法
はすべて用いることができる。
又、前記水洗処理に続いて、更に安定化処理する場合も
あり、その例として、撮影用カラー感光材料の最終浴と
して使用される、ホルマリンと界面活性剤を含有する安
定浴を挙げることができる。
この安定浴にも各種キレート剤や防黴剤を加えることも
できる。
上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバーフロー
液は脱銀工程等他の工程において再利用することもでき
る。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の簡略化
及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応じて
、発色現像を促進する目的で、各種の1フェニル−3−
ビラゾリドン類を内蔵しても良い。典型的な化合物は特
開昭56−64,339号、同57−144,547号
、および同58−115,438号等記載されている。
本発明における各種処理液は10℃〜50℃において使
用される。通常は33℃〜38℃の温度が標準的である
が、より高温にして処理を促進し処理時間を短縮したり
、逆により低温にして画質の向上や処理液の安定性の改
良を達成することができる。また、感光材料の節銀のた
め***特許第2. 226, 770号または米国特許
第3,674,499号に記載のコバルト補力もしくは
過酸化水素補力を用いた処理を行ってもよい。
また、本発明のハロゲン化銀感光材料は米国特2 1 
3一 許第4,500,626号、特開昭60−133449
号、同59218443号、同61−238056号、
欧州特許210,660 A2号などに記載されている
熱現像感光材料にも適用できる。
以下に実施例を示してさらに説明する。
比較例 (乳剤の調製) 不活性ゼラチン20g、臭化カリウム2.2g、沃化カ
リウム2.05gを蒸留水800mAに溶かした水溶液
を45℃で撹拌しておき、ここへ硝酸銀5.0gを溶か
した水溶液150ccを瞬間的に添加し、さらに過剰の
臭化カリウムを加えたのち20分間物理熟成した。さら
に米国特許第4, 242, 445号に記載の方法に
準じて0.2モル/l、0.67モル/l12モル/l
の硝酸銀およびハロゲン化カリウム水溶液(臭化カリウ
ム58モル%に対して沃化カリウム42モル%で混合し
てある)をそれぞれ毎分10cc流速で添加し42モル
%の沃臭化銀粒子を成長させた。脱塩のため水洗し乳剤
−1とした。乳剤−1の完成量は900gであった。乳
2 1 4 剤−1の粒子サイズは0.54μmである。
乳剤−1を全量(9 0 0 g)とり蒸留水3800
ccと10%臭化カリウム135ccを加え70“Cに
加温し撹拌した中に硝酸銀148.5gを溶かした水溶
液1350ccと臭化カリウム112.5gを溶かした
水溶液14.40ccを同時に30分間で添加し、さら
に硝酸銀450gを溶かした水溶液3600ccと臭化
カリウム337.5gを溶かした水溶液3870ccを
同時に60分間添加後脱塩を行なうことによって沃化銀
含量10モル%の0.87μmの未増感沃臭化銀乳剤−
2を作った。乳剤−2はアスペクト比2.3の双晶であ
り、その(].].])面比率は85%であった。
ここで調製した乳剤−2に対し、Ag当り25ppmの
ハイポとHAu C(14 , AuとしてAg当り1
0ppmを加え60℃にて70分間撹拌し化学増感を施
した乳剤一Aを調製した。
次いで同様に乳剤−2を用いてハイボ15ppmを添加
後60℃で70分間化学増感を行い乳剤Bを得た。
これらのハロゲン化銀乳剤を下塗り済三酢酸セルロース
フィルム支持体上に、下記に示す組成になるよう塗布し
試料−101を作成した。
第1層(青感乳剤層) 乳剤一A (Ag換算塗布量) ゼラチン EXY−15 Cpd−3 Solv−1 第2層(保護層) ゼラチン          1.9  g/rdM−
2            0.2  〃W−1   
         0.02〃H−1        
    0.O15〃次いで試料−101の第1層乳剤
一Aを乳剤一Bに置き換えた以外は同様にして試料−1
02を作成した。更に試料−101の第1層にHAu 
Cβ4水溶液をAu換算Ag当り50ppmを添加した
他は同様にして塗布し試料−103を作成した。
上記の3試料を巾3.5印、長さ20cmのストリ0.
9   g/rd 3.0〃 1.8〃 0. 0 0 6 〃 0. O 9 〃 ップスに加工し、6 0 0 0ct{の金属性密封容
器に入れ、同時に70%調湿のグリセリンとKCN 6
μgを溶かした微量の酸性水溶液も入れ、60℃で3日
間加熱した。比較タイプとして、KCNだけが無い以外
は上記と同条件で作成した試料及び室温保存試料も用意
した。これらの試料にセンシトメトリイー用露光を行い
、下記に記載した方法でカラー現像処理を実施した。得
られた処理済フィルムストリップスをスティタスMの濃
度で、黄色画像のセンシトメトリイーを行ない、その結
果を第1表に示した。
処  理  方  法 工程 処理時間 処 発色現像    3分15秒 漂  白     6分30秒 水   洗     2分10秒 定  着     4分20秒 水洗 (l)1分05秒 水洗 (2)2分10秒 安  定     1分05秒 理温度 38℃ 38℃ 24℃ 38℃ 24℃ 24℃ 38℃ 2 1 7 乾  燥     4分20秒 次に、処理液の組成を記す。
(発色現像液) ジエチレントリアミン五酢酸 1−ヒド口キシエチリデンー Ll−ジホスホン酸 亜硫酸ナトリウム 炭酸カリウム 臭化カリウム ヨウ化カリウム ヒドロキシルアミン硫酸塩 4−(N一エチルーN−β− ヒドロキシエチルアミノ) 2−メチルアニリン硫酸塩 水を加えて pH (漂白液) エチレンジアミン四酢酸第二鉄 ナトリウム三水塩 エチレンジアミン四酢酸二ナト 5 5℃ (単位g) 1.0 3.0 4.0 30.0 1.4 1.5■ 2.4 4.5 1.0 β 1 0. 0  5 (単位g) 100.0 2 1 B− リウム塩 臭化アンモニウム 硝酸アンモニウム アンモニア水(27%) 水を加えて pH (定着液) エチレンジアミン四酢酸二ナト リウム塩 亜硫酸ナトリウム 重亜硫酸ナトリウム チオ硫酸アンモニウム水溶液 (70%) 水を加えて pn (安定液) ホルマリン(37%) ポリオキシエチレンーp−モノ ノニルフェニルエーテル(平均 重合度10) 10.0 140.0 3 0. 0 6.5mj! 1.OI! 6.0 (単位g) 170.0mJ 1.0 β 6.7 (単位g) 2.0m# 0.3 エチレンジアミン四酢酸二ナト リウム塩 0.05 水を加えて 1.0! p■ 5. 0 − 8. 0 第 エ 表 *1 *2 感度はカブリ濃度十0.15の濃度を与える露光量の逆
数の対数で表わし試料−101を0.0とした相対値 カブリ、感度ともKCN有と無の差 2 2 1 第1表より金、イオウ増感を施した試料101はイオウ
増感のみより感度は高いがHCNガスによるカプリ増加
と感度低下が極端に大きいことが判る。
金を後添加してから塗った試料−103は室温保存性能
でカブリの増加がはげしく特性値の算出はできなかった
実施例−1 前記比較例で用いた乳剤一Aを下塗りを施した三酢酸セ
ルロースフィルム支持体上に下記に示す組成になるよう
塗布し試料−201を作成した。
第1層(青感乳剤層) 乳剤A(八g換算塗布量)       0.9g/イ
ゼラチン            3.0〃EXY−1
5           1.8  〃Cpd−3  
          0.006〃Solv−1   
        0.09〃第2層(保護層) ゼラチン          1.9  g/rrlM
−1            0.3  〃2 2 2 W−1                   0.0
2 〃H−1                 0.
015 〃試料−201の乳剤一Aを乳剤一Bに等量置
き換えた他は同様にして試料−202を作成した。
次いで試料−201の第2層に添加されているM−1を
等量のM−2に変えた他は同様にして試料−203をつ
くり、更に試料−202の第2層のM−1をM−2に変
えた以外は同様にして試料204を作成した。得られた
試料201〜204を巾3.5印、長さ117cmに裁
断加工した後25℃、相対湿度65%条件下で充分調湿
した試料を容積約30cJの密封容器(パトローネケー
ス)1ヶに1本づつ納め密封後60℃で3日間加熱した
別途用意した試料201〜204の室温保存品と一緒に
センシトメトリイー用露光を与えた後、前記のカラー現
像処理を行なった。処理済フィルムのセンシトメトリイ
ーを行い感度はカブリ濃度十0.15fi度を与える点
の露光量の逆数の対数で表わし第2表にまとめた。
一方これらと全く別に全工程暗室で試料201〜204
につき面積IM相当を細かく裁ち本文に記載のビリジン
ーピラゾロン吸光光度法により発生したHCNガスの分
析を行い第2表に記した。
石一M4片附詔色より室温品の特性値を差引いた{直1
d当りからの発生量単位μg HCN検出限界0.005μg/イ 一2 2 5 第2表より第2層のポリマーマット剤の重合開始剤をX
−3から1−1に変更し、HCNガスの発生を無くした
本発明の試料203.204は、HCNガスの発生があ
る重合開始剤(X−3)で合成したマント剤を含む試料
201,202に対し、強制劣化テストに対する耐性は
著しく良化している。試料−201と202の相対関係
は前記比較例第1表で示したHCNガスによる劣化テス
トとよく整合している。
実施例−2 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層を同時に塗布し多層カラー
感光材料である試料301を作成した。
(感光層の組成) 塗布量はハロゲン化銀およびコロイド銀については銀の
g/イ単位で表した量を、またカブラー添加剤およびゼ
ラチンについてはg/g単位で表した量を、また増感色
素については同一層内のハロゲン化v&1モルあたりの
モル数で示した。
2 2 6 第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀        0.15ゼラチン  
         1.5ExM−8        
   0.02第2層(中間層) ゼラチン           1.5UV−1   
         0.03UV−2        
    0.06UV−3            0
.07ExF−1           0.004S
olv−2          0.07第3層(低感
度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Agl 2モル%、内部高 AgI型、
球相当径0.3μm、球相当径の変動係数29%、正常
晶、双晶混合粒子、直径/厚み比2.5)塗布銀量  
  0.5 ゼラチン           1.0ExS − 1
          1.O X 1 0−’ExS−
2          3.OX10−’ExS−3 
         1.0X10−5ExC−3   
              0.22ExC−4  
               0.02Solv−1
               0.007第4層(中
感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Δg1 4モル%、内部高 Agl型、
球相当径0.55μm、球相当径の変動係数20%、正
常晶、双晶混合粒子、直径/厚み比1)   塗布銀量
    0.85ゼラチン           1.
26ExS − 1          1.O X 
1 0−’ExS−2          3.oxt
o−’ExS−3          toxto−’
ExC−3           0.33ExC−4
           0.01ExY−14    
      0.01ExY−13         
 0.02ExC−2           0.08
Cpd−10         1.OxlO−’So
lv−1          0.10第5層(高感度
赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 10モル%、内部高 Agl型
、球相当径0.7μm、球相当径の変動係数30%、双
晶混合粒子、直径/厚み比2) 塗布銀量           0.7ゼラチン   
        1.0ExS − 1       
   1.O X 1 0−’ExS−2      
    3.OX10−’ExS−3        
  1.OX10−’ExC−5          
 0.07ExC−6           0.08
Solv−1          0.15Solv−
2          0.08第6層(中間層) ゼラチン           1.0P − 2  
           0. 1 7Cpd−1   
        0.10Cpd−4        
   0.17Solv−1          0.
05第7層(低感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 2モル%、内部高 JIgI型
、2 2 9− 球相当径0.3μm、球相当径の変動係数28%、正常
晶、双晶混合粒子、直径/厚み比2.5)     塗
布銀量   0.30ゼラチン           
0.4ExS−4          5.OX10−
’ExS−6          0.3X10−’E
xS−5          2.OX10−’ExM
−16          0.15ExY−13  
        0.03ExM−8        
   0.03Solv−1          0.
2第8層(中感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 4モル%、内部高 AgI型、
球相当径0.55μm、球相当径の変動係数20%、正
常晶、双晶混合粒子、直径/厚み比4)     塗布
銀量   0.7 ゼラチン           1.0ExS−4  
        5.OX10−’F,xs−5   
       2.OX10−’F,xs−6    
      0.3X10−’2 3 0 ExM−16                0.2
0ExM−8                 0.
03ExM−10               0.
015ExY−13               0
.04Solv−1               0
.2第9層(高感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 10モル%、内部高 Agl型
、球相当径0.7μm、球相当径の変動係数30%、正
常晶、双晶混合粒子、直径/厚み比2.0)     
塗布銀量   0.50ゼラチン          
 0.80ExS−4          2.OX1
0−’ExS−5          2.oxio−
’ExS−6          o.2xio−’E
xS−7          3.OX10−’ExM
−11          0.06ExM−12  
        0.02ExM−8        
   0.02Cpd−2           0.
01Cpd−9          2.OX10−’
Cpd−10            2.OX10−
’Solv−1                0.
20Solv−2               0.
05第10層(イエローフィルター層) ゼラチン           0.6黄色コロイド銀
        0.05C p d − 1    
        0. 2Solv−1       
    0.15第11層(低感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Agl 4モル%、内部高 Agl型、
球相当径0.5μm、球相当径の変動係数15%、8面
体粒子) 塗布銀量   0.4 ゼラチン           1.0ExS−8  
        2.OX10−’ExY−15   
       0.9ExY−13         
 0.09Cpd−2           0.01
Solv−1          0.3第12層(高
感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI 10モル%、内部高 Agl型
、球相当径1.3μm、球相当径の変動係数25%、正
常晶、双晶混合粒子、直径/厚み比4.5)     
塗布銀量   0.5ゼラチン           
0.6ExS−8          1.0X10−
’ExY−15          0.12Cpd−
2           0.001Cpd−5   
       2.OX10−’Solv−1    
      0.04第13層(第1保護層) 微粒子沃臭化銀(平均粒径0.07μm,Agl1モル
%)0.2 ゼラチン           0.8U V − 4
            0. 2UV−5     
       0.15Solv−3        
  0.04第14層(第2保護層) ゼラチン           0. 9M−1 (平
均直径1.5μm)   0.22 3 3 H − 1                   0
. 4更に、保存性、処理性、圧力耐性、防黴・防菌性
、帯電防止性、及び塗布性をよくするために、下記のC
pd−3,Cpd−5,Cpd−6, Cpd7,Cp
d−8,P− 一,P−2,W−1,W2,W−3を添
加した。
次いで試料301の第7.8層のExM−16をExM
−9に等量置き換えし試料302を作成した。
試料303は試料302の第13層に使われているUV
−5を除き代りにUV−2とUV−3にて、乾燥膜中で
の紫外線吸収特性を量の調節により行い作成した。更に
試料303の第14層のポリマーマソト剤M−1 (重
合開始剤X−3)をM2(重合開始剤■−1)に等量置
き換えした他は同様にして試料304を作成した。
これらの試料を巾3. 5 cm長さ117cmのサイ
ズに裁断加工し温度25℃、相対湿度60%に調湿後通
常のバトローネに巻き込みパトロールケースに入れて完
全密封した。しかる後にこれらの試料を2 3 4一 60℃条件下で3日間加熱し強制劣化させ、別途室温保
存の試料と一緒にセンシトメトリイー用の露光を与えカ
ラー現像処理を行なった。
一方これら強制劣化テストとは別に試料301〜304
を同様にして作製したバトローネケース入り、密封形態
で25℃の恒温中に18ケ月間放置した後に、フリーザ
ー(−16℃)中に保存しておいた試料と一緒に露光、
現像処理を行なった。
得られた処理済試料をステイタスM濃度でシアン、マゼ
ンタ、イエロー画像濃度を測定しカブリ値、感度、階調
を算出した。
感度は各色画像ともカブリ濃度+0.15の濃度を与え
る光量の逆数の対数で表わした。
又階調は各色画像の感度点を基点に露光量で100倍の
点をカーブ上に求めその2点間を直線にて結んだときの
傾斜角(正切)で表わした。更にこれらの試料の面積1
耐相当について本文記載のビリジンーピラゾロン吸光光
度法によりHCNガスの発生量を求めた。HCNガスの
定量は暗室の中で75℃2時間加熱で実施した。
強制劣化テストとHCNガス発生量は第3a表に、25
℃18ケ月保存後の結果は第3b表に記載した。
2 3 7 2 3 8〜 第3a表の結果より第7,8層のポリマーカプラー、第
13層のUV吸収剤、第14層のポリマーマソト剤をす
べてHCNガスの発生がない本発明の試料303,30
4はカブリ増加、感度低下、階調変化(軟調化)が非常
に少なく改良効果は明確である。特に青感性層の階調変
化が驚く程少なく、実際のプリント仕上りで色バランス
のくずれが無いことにつながり、非常に好ましいと言え
る。
第3b表より通常の室温にて長期間保存した場合も、強
制テストと全く同じ改良効果が認められる。これは商品
として一般市場にて在庫保存された場合に性能変化が少
なく非常に好ましい結果である。
試料301から304に至る過程で、第7,8層のポリ
マーカプラーの改良、第13層のUV吸収剤の改良、第
14層に於るポリマーマット剤の改良が、それぞの段階
でHCNガスの発生量が減少し、それに対応して写真性
の劣化が小さくなっていることが判る。
実施例−3 実施例−2で作成した試料301,304を用いて巾3
. 5 cm、長さ117cmに裁断加工し、通常使用
されているパトローネに巻き込んだものを各8本づつ作
成した。
次いで上記の試料301,304各1本づつを温度25
℃、相対湿度40%に調湿した。同様にして25℃で4
5%,50%,55%,60%,65%,70%,75
%に調湿し、各湿度下でパトローネケースに納め完全密
封後50℃,14日間の強制劣化テストに供した。
これらを実施例−2と同様にして、室温保存した試料3
01,304と同時にセンシトメトリイーを行い各湿度
毎の強制劣化試料と室温保存試料の差をΔカブリ、△感
度、△階調として、第4表に示した。
第 4 表 241 第4表から湿度を種々変化させてフィルム試料を密封容
器に空間が少ない状態で入れた場合、本発明の試料30
4はHCNガスの発生が認められる比較タイプ、試料3
01に対し全湿度域に於で性能劣化が少く、特に湿度が
比較的高い50%〜70%での本発明の試料はHCNガ
スが発生しないためその改良効果は非常に大きい。一方
バトローネケース内の湿度を45%以下に設定された場
合、両者の試料に大きな違いは認められない、換言すれ
ば低湿条件ではHCNガスによる劣化は小さくなるが、
その反面感光材料製造工程における低湿故のスタチック
故障の危険性と、長期保存中(店頭など)に大気中の湿
度を徐々に吸収しパトローネケース内の湿度が上り保存
性悪化を招くことから50%未満の湿度に設定するのは
好ましいとは言えない。70%以上は湿度による劣化が
大きく好ましくない。
実施例−4 実施例−2で作成した試料301と304を中3.5c
m,長さ73cm(12枚撮り相当)、117242 c111(24枚撮り相当)、328cm(72枚撮り
相当)の3本づつを作り25℃相対湿度60%条件下で
充分に調湿し、その場(暗室中)でバトローネケースに
直接納め完全密封した。これらの試料を60℃の恒温槽
内に3日間放置後とり出し、室温保存した試料301,
304と共に露光、現像処理を行いセンシトメトリイー
を実施した。特性値は実施例−2,−3と同様に算出し
室温保存試料との差にて第5表にまとめた。
第5表より比較試料301は試料長が大きくなると発生
するHCNガスも増加するため写真性能の劣化も大きく
なっているが、本発明の試料304はその傾向は現われ
ていない。この結果は今後のカメラの小型化に伴いフィ
ルムバトローネ、カートリッジ、パトローネケース等小
型化した場合に本発明によれば保存性の悪化を招くこと
なく目的が達成されることを意味している。
実施例5 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層よりなる多層カラー感光材
料である試料401を作成した。
(感光層の組成) 塗布量はハロゲン化銀およびコロイド銀についてはg/
rd単位で表した銀の量を、またカプラー添加剤および
ゼラチンについてはg/rd単位で表した量を、また増
感色素については同一層内のハロゲン化銀1モルあたり
のモル数で示した。
第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀  銀塗布量   0.22 4 5 ゼラチン            2.2UV−1  
           0.04UV−2      
       0.06UV−3          
   0.08Cpd−11           0
.04Cpd−12           0.02S
olv−1           0.3Solv−2
           0.01第2層:中間層 微粒子沃臭化銀(八gll.oモル% 球相当径0.0
7μm)  銀塗布量   0.15ゼラチン    
        1・OExC−2         
   0.03Cpd−13           0
.2第3層:第1赤感乳剤層 沃臭化銀乳剤(AgI5.Oモル% 表面高Agl型、
球相当径 0.9μm、球相当径の変動係数21%、平
板状粒子、直径/厚み比 7.5)銀塗布量   0.
42 沃臭化銀乳剤(AgI4.0モル%、内部高Agl型、
2 4 6 球相当径 0.4μm、球相当径の変動係数18%、十
四面体粒子) 銀塗布量   0.40 ゼラチン            1.0ExS−2 
          4.5X10−’モルExS−1
           1.5X10−’モルExS−
3           o.4xio−’モルExC
−3           0.50ExC−17  
        0.11ExC−18       
   0.009ExC−2           0
.023Solv−1          0.24第
4層:第2赤感乳剤層 沃臭化銀乳剤(Agl 8.5モル% 内部高AgI型
、球相当径 1.0μm、球相当径の変動係数25%、
板状粒子、直径/厚み比 3.0)銀塗布量   0.
85 ゼラチン            0.71F,xs−
2            3X10−’モルExS−
1   .         txto−’モルExS
−3           0.3X10”モルExC
−3                0.10ExC
−17              0.05ExC−
2               0.025Solv
−1              0.10第5層:第
3赤感乳剤層 沃臭化銀乳剤(AgI  1 1.3モル% 内部高A
gI型、球相当径 1.4μm、球相当径の変動係数2
8%、板状粒子、直径/厚み比 6.0)銀塗布量  
 1.50 ゼラチン            0.6ExS−2 
           2X10−’モルEx S −
 1           0.6 xio−’モルE
xS−3           0.2X10−’モル
ExC−17          0.08ExC−2
           0.01ExC−19    
      0.06Solv−1         
 0.12Solv−2          0.12
第6層:中間層 ゼラチン            1.0C p d 
− 1            0. 1Solv−1
           0.1第7層:第1緑感乳剤層 沃臭化銀乳剤(AgI5.Oモル% 表面高AgI型、
球相当径 0.9μm、球相当径の変動係数21%、平
板状粒子、直径/厚み比 7.0)銀塗布量   0.
28 沃臭化銀乳剤(Agl4.Oモル%、内部高AgI型、
球相当径 0.4μm、球相当径の変動係数18%、十
四面体粒子) 銀塗布量   0.16 ゼラチン           1.2F.xS−9 
           5X10−’モルExS−5 
           2X10−’モルExS−6 
           tx1o−’モルExM−9 
          0.50ExM−20     
     0.10ExM−22          
0.03Solv−1          0.22 
49 Solv−40、03 第8層:第2緑感乳剤層 沃臭化銀乳剤(AgI8.5モル% 内部高ヨード型、
球相当径 1.0μm、球相当径の変動係数25%、板
状粒子、直径/厚み比 3.0)銀塗布量   0.5
7 0.35 3. 5 X 10−’モル 1. 4 X 10−’モル 0. 7 X 10−’モル 0.12 0.01 0.03 0.15 0.03 ゼラチン ExS−9 ExS−5 ExS−6 ExM−9 ExM−20 ExM−10 Solv−1 3o1v−4 第9層:中間層 ゼラチン Solv−1 第10層:第3緑感乳剤層 沃臭化銀乳剤(AgI  1 1. 3モル%0.5 0.02 内部高八gI 2 5 0 型、球相当径 1.4μm、球相当径の変動係数28%
、板状粒子、直径/厚み比 6.0)銀塗布量   1
.3 0.8 2X10−’モル 0. 8 X 10−’モル 0. 8 XIO−’モル 0.01 1          0.04 0.005 0.01 0.2 ゼラチン ExS−9 ExS−5 ExS−6 ExM−8 ExM−2 ExC−2 Cpd−2 Solv−1 第11層:イエローフィルター層 Cpd−14 ゼラチン 3o1v−1 第12層:中間層 ゼラチン Cpd−13 第13層:第1青感乳剤層 0.05 0.5 0.5 沃臭化銀乳剤(AgI 2モル% 均一ヨード型、球相
当径 0.55μm、球相当径の変動係数25%、平板
状粒子、直径/厚み比 7.0)銀塗布量   0.2
0 ゼラチン            1.0ExS − 
1 0           3 x1o−’モルEx
Y−16           0.6ExY−23 
          0.02Solv−1     
      0.15第14層:第2青感乳剤層 沃臭化銀乳剤(AgI  1 9. 0モル%、内部高
^gI型、球相当径 1.0μm、球相当径の変動係数
16%、八面体粒子) 銀塗布量   0.19 ゼラチン            0.3ExS − 
1 0           2 xto−’モルEx
Y−16           0.22Solv−1
           0.07第15層:中間層 微粒子沃臭化銀(AgI 2モル% 均一ヨード型、球
相当径 0.13μm) 銀塗布量   0.2 ゼラチン            0.36第16層:
第3青感乳剤層 沃臭化銀乳剤(Agll4.0モル% 内部高Agl型
、球相当径 1.7μm、球相当径の変動係数28%、
板状粒子、直径/厚み比 5.0)銀塗布量   1,
55 0.5 1. 5 XIO−’モル 0.2 0.07 ゼラチン EXS−11 ExY−16 Solv−1 第17層:第1保護層 ゼラチン UV−3 UV−4 Solv−1 Solv−2 第18層:第2保護層 微粒一子塩化銀(球相当径 1.8 0.2 0.2 0.01 0.Ol 0.07μm) 2 5 3一 銀塗布量   0.36 ゼラチン           0.7M−2 (直径1.5μm)          0.2W−4
              0.02H − 1  
            0. 4C.pd−15  
         1.0各層には、上記の他にB−1
 (計0.20g/n−r)、1.2−ペンズイソチア
ゾリン−3−オン(ゼラチンに対して平均約200pp
m)、n−ブチル、pヒドロキシベンゾエート(同約1
,000 ppm ) 、及び2−フェノキシエタノー
ル(同約10,000 ppm)を添加した。
試料401の第1層に添加される染料Cpd11をCp
d=16に、同様にCpd−17に置き換えてそれぞれ
試料402.403を作成した。
更に試料401のcpa−zをCpd−18,Cpd−
19,Cpd−20にそれぞれ置き換えて試料404〜
406を作成した。これらの試料を実施例−2と同様に
、巾3.5国、長さ117cm2 5 4 に裁断加工し、25℃、相対湿度60%に調湿した後、
バトローネに巻き込みバトローネケースに入れて完全密
封した。
又試料401〜406を巾3. 5 cm長さ20印の
ストリップスに切ったもの各1枚づづと先に作成したバ
トローネケース入り試料6本を約0. 4 5 rri
の空間容積をもつ温度50℃、相対湿度60%の空気恒
温恒湿槽中に3日間放置した。しかる後に別途用意した
室温保存の試料401〜406と一緒にセンシトメトリ
イー用露光とカラー現像処理を行い、濃度測定を行い第
6表に示した。Δカブリ、△感度、Δ階調はいづれも室
温保存試料の特性値を差引いた値である。向上記50℃
にて3日間放置中のパトローネケースの中と空気恒温恒
湿槽の50℃に於る相対湿度を測定した結果パトローネ
ケースは63〜65%、恒温恒湿槽ぱ60%で あ っ
 ノこ。
一方実施例−2と全く同様にして、試料401〜40G
より発生するH C Nガス量の定量を実施し、第7表
に記載した。
2 5 5 (注) 1. 75℃2時間加熱 (暗室) 2. 検出限界0.005 μg/m2 第6.7表より本発明の染料Cpd−18〜2oを使用
した試料404〜406のバトローネヶース密封形態の
写真性劣化度はHCNガスの発生がないため、比較タイ
プの試料401〜403に対しカブリ、感度、階調変化
が少なく、非常の好ましい結果となっている。一方スト
リソブス片を大容積の恒温恒湿槽の中で劣化テストをし
たものは、試料401〜403より発生したHCNガス
量は非常に少な《、かつ空気により希釈されるため感光
材料への悪影響が認められないことが判る。
次に本発明に用いた化合物の化学構造式または化学名を
下に示した。
UV 1 Uv 2 UV 3 UV−4 ■0 259 UV 5 CH. CH3 −{−CH2−C −}−r−{− CHz−C −}
−rx/y=7 0/3 0 (重量比) So  lv 1 : リン酸トリクレジル Solv 2: フタル酸ジブチル So  Iv 3: リン酸トリ (2 エチルヘキシル) 260− ExC 3 : 0H ExC 4: ExC 6 : 0■ ExM 9:重合開始剤X 3使用 しy 分子量=約20, 000 ExM 10 : しy 263 ExM 1 1 : ExM 12: 264 しy し! ExY 13 : CH3 ExY 14 : CH. ExY 15 : ExM−16: 重合開始剤 ■ 1使用 CH. 000C4H, Cpd 2: ExS 1 : 267一 ExS 2: ExS 3: ExS 4: 268 ExS 5 : ExS 6 : ExS 7 : ExS 8 : H 1 : Cpd 3: Cpd 5 : Cpd−4: ■ cpct 6 : Cpd 7 : Cpd 8 : Cpd−9: cpct 10: W−1 W 2 CzHs (n)CJqCHCHzCOOCHz (n)CJqCHCHzCOOCHSOJaC2H5 271− W−3 C8F+7SO2N(C3H7)CH2COOKP−1 ビニルピロリドンとビニルアルコールの共重合体(共重
合比−70:30[重量比])P−2 ポリエチルアクリレート M−1: 重合開始剤 X−3使用 CI.      ctti 272 X 3 (重合開始剤) Ct{3 CH3 CH3 CH3 CH3−CH−CH2−C−N=N−C−CH2−CH
−CH3CN CN ■ 1 CI+3 C N−N C CH3 COOCI{3 COOCR3 ExC 17 0H ExC 18 ExC−19 ExM 20 Cβ し! ExM 21 275 ExM−22 C2 ExY 23 276 ExS−9 ExS−10 ExS−11 Solv 4 Cpd−11 cpd−t3 0H 0H CI)d−14 Cpd 12 Cpd−15 CH3 H H H W 4 ? CeF I 7SO■NHCHZCH2C}+20cH
2cH2N(CH3) 3279 B 1 cpa−16 Cpd−17 280 Cpd 1B (例示化合物 ■ 1.4.) Cpd 19(例示化合物 ■ 18) Cpd 20 (例示化合物 ■ 19)
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明におけるシアンガスの発生量を定量す
る方法の概略図である。 (I), (I[[)および(IV)の洗気瓶中にはI
N−NaOHを入れる。(II)の集気瓶中には感光材
料1平方メートルを細かくきざんで入れる。(I)およ
び(n)の洗気瓶ぱ75℃の恒温槽に保温する。 試料から発生したシアン化水素ガスは集気瓶(III)
に捕獲されるので同定又は比色分析法により定量できる
。 洗気瓶■には試料11を細かくきざんで入れる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金化合物及びカルコゲナイド化合物により化学増
    感されたハロゲン化銀乳剤を含有するハロゲン化銀乳剤
    層を少なくとも一層支持体上に有するハロゲン化銀写真
    感光材料であって、この感光材料が、75℃の湿潤雰囲
    気中で、2時間に1平方メートルから発生するシアン化
    水素の量が0.8マイクログラム以下であり、かつ相対
    湿度を一定に維持しうる密閉容器中に封入されているこ
    とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
  2. (2)25℃において50%以上70%以下の相対湿度
    に維持された密閉容器である請求項(1)記載のハロゲ
    ン化銀写真感光材料。
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