JPH03181464A - 置換基を有するニコチン酸誘導体及びその製造方法 - Google Patents

置換基を有するニコチン酸誘導体及びその製造方法

Info

Publication number
JPH03181464A
JPH03181464A JP32050689A JP32050689A JPH03181464A JP H03181464 A JPH03181464 A JP H03181464A JP 32050689 A JP32050689 A JP 32050689A JP 32050689 A JP32050689 A JP 32050689A JP H03181464 A JPH03181464 A JP H03181464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
formulas
tables
general formula
same meaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32050689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2861157B2 (ja
Inventor
Akiyoshi Ueda
植田 昭嘉
Shigemi Suga
繁巳 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soda Co Ltd filed Critical Nippon Soda Co Ltd
Priority to JP32050689A priority Critical patent/JP2861157B2/ja
Publication of JPH03181464A publication Critical patent/JPH03181464A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2861157B2 publication Critical patent/JP2861157B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 農医薬中間体、特に除草剤の中間体として有用な新規な
化合物及びその製造方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕1.3
−シクロヘキサンジオンlj”13体(例えばBP−3
16491など)、が除草剤として有用であることが知
られており、置換ピコリン酸が中間体として用いられて
いる。
本発明者等は上記、置換ピコリン酸のかわりに置換ニコ
チン酸を中間体として用い、同様のl、3−シクロヘキ
サンジオン誘導体を製造した場合、公知化合物より優れ
た除草活性があることを見い出した。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、 (+)  一般弐(1) R+ 〔式中、Rは水素又はアルキル、旧はシアノ、−z−R
t  (ここでZは酸素又は−3(0)m−を示し、R
tはアルキル、アルケニル、フェニル、置換フェニル、
ベンジル、置換へテロ環、アルコキシアルキル、又はア
ルキルチオアルキルを、mは0、l又は2を示す、)を
示す、〕で表わされる化合物及びその製造方法である。
本発明の化合物は次のようにして製造される。
(1) (旧   (III)      (1’)Xはハロゲ
ン、又はシアノ、Mはアルカリ金属を示し、R,Rx 
、Zは前記と同じ意味を示す。
溶媒としてはDMF、低級アルコール等の水と混和する
溶媒もしくはそれらと水との混合溶媒中で0〜70℃、
好ましくは室温で行われる。
尚、本製造方法において、RとR1が異なる場合には、
エステル交換によりRがR2に置換される場合もある。
(2) (TV)    (V)  (以下TMSCNと略す)
  〔1”〕反応はトリエチルアミン等の塩基の存在下
アセトニトリル等の溶媒中加熱、好ましくは加熱還流下
行うか、N5N−ジメチルカルバモイルクロライドの存
在下塩化メチレン等の非水系溶媒中O〜室温好ましくは
室温で行われる。
(3) (IV) (Vl) (1”’ ) 「は低級アルキル、Rは前記と同じ意味を示す。
(2)と同様な方法で製造される。
〔■〕〔■4°〕 lはl又は2を、R,R,は前記と同じ意味を示す、過
酸化水素、過硫酸カリ(2KH3O。
K HS O、・Kg S 04 ) 、過酸等の酸化
剤の存在下、水もしくは酢酸等の水と混和する溶媒又は
これと水との混合溶媒中で室温〜80°Cで行われる。
(1”) 〔■1〕 roはアルキル、R1は前記と同し意味を示す。
水又は含水系溶媒中、好ましくは室温でアルカリを作用
させて行われる。
いずれの方法で反応した場合も反応終了後は、通常の後
処理を行うことにより目的物を得ることができる。
本発明化合物の構造は、IR,NMR,MS等から決定
した。
〔実施例〕
次に実施例を挙げ、本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 (1)  2−メチル−6−クロロニトチン酸エチルエ
ステル(以下上という)4g(0,02モル)をlOd
のDMFに溶かし、室温でMeSNaの15%水溶液2
2g(0,047モル)を滴下0滴下巾約20℃の発熱
があった。室温で5時間攪拌後エステル交換M1で3回
抽出し、水、飽和食塩水で洗浄し、無水M g S O
aで乾燥した0Mg5Oaを濾過した後濾液を減圧留去
し、2−メチル−2−メチルメルカプトニドチン酸エチ
ルエステル(以下上という)を2.2g得た。
(2)  粉末M6sNaをDMF30−に溶かし、土
 7.98 g (0,04モル)とDMF40mの溶
液にO°〜5℃下滴下するように約20分間で加えた。
0℃で1時間撹拌後氷に反応fa液をあけ酢酸エチルで
2回抽出した。#酸エチル層を水で3回、飽和食塩水で
1回洗浄後、無水M g S Oaで乾燥した後溶媒を
減圧留去し残渣8g!得た。そのうち7gをカラムクロ
マトで清製し、目的物6.5gg得たe n ”’ ”
  1.5613 @実施例2 2−メチルニコチン酸エチルエステルN−オキシド(以
下上という)17.6g(97ミリモルンをCH,CI
□ (50mに溶解し、98%TMSCN夏1.8g(
117ミリモル)を加え、室温で5分間攪拌、さらにM
 e t N COC1! 12.68(11349モ
ル)を加え、室温で18時l?n撹拌した。その後、5
℃に冷却し20%に! co。
水溶液100 talを加えた反応終了後、有機層を飽
和食塩水で洗浄し、無水JSO,で乾燥後、溶媒で減圧
下除去した。残渣をカラムクロマトで精製し、2−メチ
ル−6−ジアツニコチン酸エチルエステル(以下土とい
う)15.9gを得たam965〜66.5℃。
実施例3 ! 31g(0,17モル)とCHt CIt I 5
0dの溶液にCICClC0N  18.4g (0,
17モル)を加え、初め加熱し、その後15分間室温で
攪拌した後氷水で冷却し77%の(CHr)sS i 
5CHs 27 gとcl、CI、50dcD溶液を加
え、室温で1日撹拌した。氷−Kg Co、水にあけ有
機層を水洗、MgSO4で乾燥f&溶媒を留去し、残渣
42gを得た。残渣をカラムクロマトで精製し、目的物
8.5gを得た。 n””1.5613゜ 実施例4 i8.5 g (0,04モル)をメタノール400−
に溶かし、2KH3O−KH3O,・KaSo。
49、6 gの水層400sdの水溶液を10℃で約!
時間かけて加えた。その後、室温まで昇温し、2時間半
攪拌した後、不溶物を濾過し、濾液を減圧下′a縮し、
酢酸エチルで抽出、有機層を水、飽和食塩水で洗浄した
後、M g S Oaで乾燥した0Mg504を除去し
た後、溶媒を留去し、2−メチル−6−メチルスルホニ
ルニコチン酸エチルエステル(以下上という)9.0g
を得た。n111.5229゜ 実施例5 2 2.2g(0,01モル)を2N−NaOH水溶液
中室温で24時間加水分解した。その後、塩酸、酢酸で
酸性にし、酢酸エチルで抽出、有機層に飽和食塩水で洗
浄後無水M g S Oaで乾燥MgSO4を除去した
後、溶媒を減圧下一部留去し、残液にヘキサンを加え、
析出した結晶を濾取し、2−メチル−6−メチルメルカ
プトニコチン酸1゜7gを得た。mp183.5〜18
5°C0実施例6 i 10g(0,041モル)をメタノール40−に溶
解し、95%NaOH2,6g (61,[13リモル
)の水30m水溶液を室温で加え4時間攪拌した。メタ
ノールを減圧下除去し、酢酸エチルで洗浄した。水層を
塩酸で酸性にし、酢酸エチルで抽出し、水、飽和食塩水
で洗浄後M g S Oaで乾燥し、溶媒を減圧下除去
し、2−メチル−6−メチルスルホニルニコチン酸7.
8gを得た。mp140〜142℃。
実施例7 新しく調製したナトリウムメトキシド2.38g(0,
044モル)を0MF20dに溶解させ、土3.8g(
0,02モル)のDMF溶液10−を室温で滴下した0
滴下後、室温で4時間攪拌した0反応終了後、反応液を
氷水に注入し、次いで得られた溶液を酢酸エチルで抽出
、有機層を水洗、次いでM g S Oaで乾燦し、溶
媒を減圧下留去し、粗生成物を得た。シリカゲルカラム
クロマトにて精製し、油状の2−メチル−6−メドキシ
ニコチン酸メチルエステル(以下上という)2g、n”
  1.5155を得た。
実施例8 70dのメタノールにナトリウム金属2.9g(0,1
26モル)を溶解させ、得られた溶液に土5g(0,0
25モル)のメタノール溶液30mを室温で滴下した0
滴下後、室温で10時間攪拌した0反応終了後、塩酸で
中和し、溶媒を減圧下留去した。残留物に水を加え、重
曹水で弱アルカリにし、酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄、次いでMg5O,にて乾燥した。
溶媒を減圧下留去し、油状物1.97 gを得た。NM
R,TLCより実施例7に於いて得られた化合物上と一
敗した。
〔発明の効果〕
本発明化合物は工業的に有利に合成でき、農医薬中間体
、特に除草剤用中間体として有用である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、Rは水素又はアルキル、R_1はシアノ、又は
    −Z−R_2(ここでZは酸素又は−S(O)m−を示
    し、R_2はアルキル、アルケニル、フェニル、置換フ
    ェニル、ベンジル、置換ヘテロ環、アルコキシアルキル
    、又はアルキルチオアルキルを、mは0、1又は2を示
    す。)を示す。〕で表わされる化合物。
  2. (2)一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、Xはハロゲン又はシアノを示し、Rは前記と同
    じ意味を示す。)で表わされる化合物と一般式〔III〕 R_2−Z−M〔III〕 (式中、Mはアルカリ金属を示し、R_2は前記と同じ
    意味を示す。)で表わされる化合物を反応させることか
    らなる。 一般式〔 I ’〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I ’〕 (式中、R、R_2、Zは前記と同じ意味を示す。)で
    表われる化合物の製造方法。
  3. (3)一般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (式中、Rは前記と同じ意味を示す。)と、式〔V〕 (CH_3)_3SiCN〔V〕 で表われる化合物を反応させることからなる一般式〔
    I ”〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I ’〕 (式中、Rは前記と同じ意味を示す。)で表わされる化
    合物の製造方法。
  4. (4)一般式〔VI〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (式中、Rは前記と同じ意味を示す。)と一般式〔VI〕 (CH_3)_3Si−Sr〔VI〕 (式中、rは低級アルキルを示す。)で表わされる化合
    物を反応させることからなる一般式〔 I ’”〕▲数式
    、化学式、表等があります▼〔 I ’”〕 (式中、R、rは前記と同じ意味を示す。)で表わされ
    る化合物の製造方法。
  5. (5)一般式〔VII〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔VII〕 (式中、R、R_2は前記と同じ意味を示す。)で表わ
    される化合物を酸化させることからなる一般式〔 I ”
    〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I ^4’〕 (式中、R、R_2は前記と同じ意味を示し、lは1又
    は2を示す。)で表われる化合物の製造方法。
  6. (6)一般式〔 I ^5’〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I ^5’〕 (式中、r’はアルキル、R_1は前記と同じ意味を示
    す。)で表わされる化合物を加水分解することからなる
    一般式〔 I ^6’〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I ^6’〕 (式中、R_1は前記と同じ意味を示す。)で表わされ
    る化合物の製造方法。
JP32050689A 1989-12-12 1989-12-12 置換基を有するニコチン酸誘導体及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2861157B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32050689A JP2861157B2 (ja) 1989-12-12 1989-12-12 置換基を有するニコチン酸誘導体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32050689A JP2861157B2 (ja) 1989-12-12 1989-12-12 置換基を有するニコチン酸誘導体及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03181464A true JPH03181464A (ja) 1991-08-07
JP2861157B2 JP2861157B2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=18122212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32050689A Expired - Fee Related JP2861157B2 (ja) 1989-12-12 1989-12-12 置換基を有するニコチン酸誘導体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2861157B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2861157B2 (ja) 1999-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6215057B2 (ja)
FR2662692A1 (fr) Derives heterocycliques doues d'activite anticonvulsivante, procede de preparation et composition pharmaceutique.
JPH03181464A (ja) 置換基を有するニコチン酸誘導体及びその製造方法
SU581860A3 (ru) Способ получени ацильных производных диангидрогекситов
KR20030017473A (ko) 항균 퀴놀론 약제용 중간물질로서의 알킬3-시클로프로필아미노-2-[2,4-디브로모-3-(디플루오로메톡시)벤조일]-2-프로페노에이트의 원-폿 합성방법
JP2831000B2 (ja) (2−アミノベンゾイル)酢酸エステル誘導体
SU541428A3 (ru) Способ получени простых гликолевых эфиров
BE858864A (fr) Nouveaux esters d'acides phenyl- et pyridine-3-carboxylique et procede permettant leur preparation
JPH01168664A (ja) シクロヘキセノン誘導体およびその製造法
JPH06199805A (ja) 3−(置換フェニル)ピラゾール誘導体の製造方法
JPH0525078A (ja) 置換アセトアルデヒドの製造方法
JP2743198B2 (ja) シクロペンタン類
JPH02256650A (ja) ジカルボン酸モノエステルおよびその製造法
JP3058399B2 (ja) [[4−置換アセチル−o−フェニレン]ジオキシ]ジ酢酸誘導体及びその製造方法
JPH02172986A (ja) 3‐ヒドロキシ‐2‐チオフェンカルボン酸誘導体の製造方法
JPH0124782B2 (ja)
JPS6324994B2 (ja)
JPS5916878A (ja) 2,4−ジヒドロキシ−3−アセチルキノリン類の製造方法
KR810000738B1 (ko) 5-알콕시-피콜린산에스테르의 제조법
JPH023630A (ja) 2,6‐ジエチル‐4‐ヨードアニリン及びその製造法
KR20030031433A (ko) 베타-케토에스테르 화합물의 제조방법
JPS5951534B2 (ja) 2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン誘導体の製造法
JP3569877B2 (ja) m−置換−α−ヒドロキシメチルスチレン誘導体の製造法および3−クロロ−α−ブロモスチレン
JP2001172283A (ja) ピリドベンゾオキサジンの製造方法
JPH01128973A (ja) 6−アミノ−7−フルオロ−2h−1,4−ベンゾオキサジン−3(4h)−オンの製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees