JPH03177072A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH03177072A
JPH03177072A JP31571189A JP31571189A JPH03177072A JP H03177072 A JPH03177072 A JP H03177072A JP 31571189 A JP31571189 A JP 31571189A JP 31571189 A JP31571189 A JP 31571189A JP H03177072 A JPH03177072 A JP H03177072A
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channel region
substrate
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JP31571189A
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Hiroshi Yasuda
洋 安田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (概要〕 半導体装置及びその製造方法に関し、 最終的にトランジスタ領域となる部位、即ちMOSトラ
ンジスタならソース、ドレイン及びゲート、バイポーラ
トランジスタならエミッター、コレクタ及びベース形成
等のバターニング工程を張り合わせ工程より前に行なう
ようにして、素子基板の薄膜化の際のストッパー面を十
分に設け、薄膜の膜厚を均一にするとともに均一で安定
したトランジスタ特性を得ることを目的とし、素子基板
の裏面側に絶縁膜が形成され、該絶縁膜が支持基板に接
着された状態で素子基板が表面側から薄膜化された半導
体装置であって、前記素子基板の裏面側からのエツチン
グにより形成された側壁部及び前記絶縁膜により閉塞さ
れた底壁部からなり、素子基板の表面側で開口した深さ
一定の溝と、隣合う溝の間に形成さた膜厚一定のチャネ
ル領域とを有し、政情の隣合う方向におけるチャネル領
域の幅が該チャネル領域の膜厚より小さくなるように構
威し、又は、素子基板の裏面側を所定チャネル領域の外
周に沿いエツチングして該素子基板の裏面側に側壁部を
有する深さ一定の溝を形成する工程と、政情に素子基板
を薄膜化する際のストッパーとなる埋込み層を埋め込む
工程と、該埋込み層及び素子基板の裏面側を覆う絶縁膜
を形成する工程と、該絶縁膜を支持基板に接着して素子
基板を支持基板に張り合わせる工程と、該素子基板の表
面側で前記埋込み層をス)−/バーとして用いることに
より前記所定チャネル領域を一定の膜厚に残して素子基
板を薄膜化する工程と、該素子基板の埋込み層をエツチ
ングにより除去して絶縁膜からなる底壁部と側壁部とを
有する溝を形成する工程とを含むように構威し、又は、
前記基板と支持基板を張り合わせる工程に先立って、チ
ャネル領域に隣接する所定トランジスタ領域に不純物イ
オンをドーピングする工程を含むように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に張
り合わせウェハーの素子基板を薄膜化する際に膜厚を均
一にすることができる半導体装置及びその製造方法に関
する。
近時、IC等においては、微細化による高集積化、高機
能化及び高速化に拍車がかかっており、その微細加工に
ついては電子ビーム露光装置の高速・高清度化によって
微小パターンの描画が可能となりつつあることから、0
.1μm以下の能動素子で高速なデバイス構造が要求さ
れている。一方、パターンの微細化のみでは半導体基板
との容量や抵抗の増大により信号の遅延を生ずるという
問題があり、これに対し有効なものとして薄膜の半導体
結晶を用いる5OI(シリコンオンインシュレータ)構
造、例えば張り合わせウェハーの素子基板(素子形成層
)を薄膜化するものが知られている。
〔従来の技術〕
従来のこの種の半導体装置及びその製造方法について図
面に基づいて説明する。
第6図(a)〜(c)は従来の半導体装置の製造方法・
の−例を説明する図である。
同図において、31は例えばSiからなる素子基板、3
2は例えばSiからなる支持基板、33は素子基板31
の裏面31aを覆う酸化膜、34は素子基Fi31のト
ランジスタの作成されない空き領域又はダイシングライ
ンに設けられ、数μm以上の間隔でエツチング又は研磨
時のストッパーとなるストソバ−層、35はストッパー
層34を埋め込む溝である。
次に、その製造方法について説明する。
まず、第6図(a)に示すように、素子基板31の裏面
31a側から前記空き領域又はダイシングラインに所定
深さの溝35をエツチングにより形成した後、例えばC
VD法及びRIEにより135内に酸化膜その他の絶縁
物からなる素子基板31を薄膜化する際のストッパー層
34を埋め込み、さらに、素子基板31上に酸化膜33
を形成する。次いで、第6図(b)に示すように、素子
基板31と支持基板32を重ね合わせ、例えば熱接着に
より張り合わせる。次いで、第6図(C)に示すように
、素子基板31を裏面31b側からエツチング又は研磨
により薄膜化し、裏面31bがストッパー層34に達す
ると、選択比の違い等からストッパー層34によりエツ
チング又は研磨が停止され、素子基板31がストッパー
層34の厚さに対応する膜厚に薄膜化される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の半導体装置及びその製
造方法にあっては、張り合わせウェハーの製造があくま
で酸化、張り合わせ、研磨の工程順となり、ウェハープ
ロセス(素子作成工程)がそれ以後に来るものであると
の固定観念から、各種素子のパターニングに支障がない
ようにストッパー層34を前記空き領域又はダイシング
ライン上に設けていた。したがって、ストッパー層34
を横方向で数μm以上の間隔(例えば正方格子的なもの
)でしか形成することができず、ストッパー面積が十分
でないために薄膜化の際に薄膜を0.1μm以下に均一
にするのが困難で、均一で安定したトランジスタ特性を
得ることができなかった。
そこで、本発明は、最終的にトランジスタ領域となる部
位、即ちMOS)ランジスタならソース、ドレイン及び
ゲート、バイポーラトランジスタならエミッター、コレ
クタ及びベースのバターニング工程を張り合わせ工程よ
り前に行なうようにして、薄膜化の際のストッパーを十
分に設け、薄膜の膜厚を均一にするとともに均一で安定
したトランジスタ特性を得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明による半導体装置は、上記目的達成のため、
素子基板の裏面側に絶縁膜が形成され、該絶縁膜が支持
基板に接着された状態で素子基板が表面側から薄膜化さ
れた半導体装置であって、前記素子基板の裏面側からの
エツチングにより形成された側壁部及び前記絶縁膜によ
り閉塞された底壁部からなり、素子基板の表面側で開口
した深さ一定の溝と、隣合う溝の間に形成さた膜厚一定
のチャネル領域とを有し、政情の隣合う方向におけるチ
ャネル領域の幅が該チャネル領域の膜厚より小さいこと
を特徴とするものである。
第2の発明による半導体装置の製造方法は、上記目的達
成のため、基板の裏面側を所定チャネル領域の外周に沿
いエツチングして該素子基板の裏面側に側壁部を有する
深さ一定の溝を形成する工程と、政情に素子基板を薄膜
化する際のストッパーとなる埋込み層を埋め込む工程と
、該埋込み層及び素子基板の裏面側を覆う絶縁膜を形成
する工程と、該絶縁膜を支持基板に接着して素子基板を
支持基板に張り合わせる工程と、該素子基板の表面側で
前記埋込み層をストンバーとして用いることにより前記
所定チャネル領域を一定の膜厚に残して素子基板を薄膜
化する工程と、該素子基板の埋込み層をエツチングによ
り除去して絶縁膜からなる底壁部と側壁部とを有する溝
を形成する工程とを含むことを特徴とするものである。
また、第2の発明においては、前記素子基板と支持基板
を張り合わせる工程に先立って、チャネル領域に隣接す
る所定トランジスタ領域に不純物イオンをドーピングす
る工程を含むことを特徴とするものである。
なお、本発明においては、トランジスタのチャネル領域
5は前記溝4の延在する方向における中央部で前記幅が
最小となるようなくびれた形状であるのが好ましい。ま
た、薄膜化の方法としては選択エツチング又は研磨、あ
るいはこれらを併用する方法があげられる。
〔作用〕
第1の発明では、素子基板1に形成された溝4の間にチ
ャネル領域5が形成され、溝4の隣合う方向におけるチ
ャネル領域5の幅が該チャネル領域5の膜厚より小さく
形成される。したがって、幅広い溝4に薄膜化の際のス
トッパーを埋め込むことが可能となり、従来に比ベスト
ソバー面積を十分に確保して薄膜の膜厚を均一化できる
。また、素子基板lに横幅の狭いチャネル領域5内の層
を電子チャネルとして能動素子を形成し、均一で安定し
たトランジスタ特性を得ることができる。
第2の発明では、素子基板lと支持基板3の張り合わせ
に先立ってチャネル領域5の外周に沿い溝11が形成さ
れ、政情11に薄膜化の際のスト・ツバ−となる埋込み
層12が埋め込まれ、素子基板1と支持基vi3の張り
合わせ後、埋込み層12を利用してチャネル領域5が膜
厚一定に薄膜化され、次いで、埋込み層12が除去され
る。したがって、各品種毎のマスクパターンを用いたパ
ターニングを張り合わせ工程前に行なうことにより、埋
込み層12の面積を十分確保して膜厚を均一化すること
ができる。また、埋込み層12を除去した溝4によりチ
ャネル領域5の左右からの熱酸化等でチャネル領域5に
残る半導体層を制御できる。
さらに、第2の発明では、素子基板lと支持基+ffl
 3の張り合わせに先立ってチャネル領域5に隣接する
トうンジスタ領域6に不純物イオンをドーピングして、
薄膜ICを横方向に形成することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜5図は本発明に係る半導体装置及びその製造方法
の一実施例を示す図であり、第1図(a)はその半導体
装置の構造を示す断面図、第1図(b)はその素子基板
の要部斜視図、第2図(a)〜(c)はその製造方法を
説明する図、第3〜5図はその素子基板にMO3型素子
を形成した場合の態様を示しており、第3図はその素子
基板の要部斜視図、第4図はその平面図、第5図はその
変形態様を示す平面図である。
第1〜4図において、1は例えばSi(シリコン)から
なる素子基板、2は素子基板1の裏面la側に形成され
た例えばStowからなる絶縁膜、3は素子基板1の裏
面1a側に張り合わされた例えばSiからなる支持基板
、4は素子基板1に形成された複数の溝、5は隣合う溝
4の間に形成されたチャネル領域、6.はチャネル領域
5の両側に隣接するソース6S及びドレイン6Dを形成
するトランジスタ領域、7は例えばポリシリコン又はタ
ングステンからなるゲート電極、8は例えば5iQzか
らなるゲート酸化膜である。素子基板1は支持基板3に
接着された状態で選択上・ノチング又は研磨によって表
面1b側から薄膜化されており、その膜厚Tは例えば0
.2μmである。溝4は素子基板1の表面lb上に開口
しており、この溝4は素子基板lの裏面1a側からのエ
ツチングにより形成された側壁部4a及び絶縁膜2によ
り閉塞された底壁部4bを有している。また、溝4が隣
合う方向におけるチャネル領域5の幅Wは例えば500
人〜1000人であり、チャネル領域5の膜厚Tより小
さくなっている。
次に、その製造方法について説明する。
まず第2図(a)に示すように、厚さが例えば500μ
m程度の素子基板1の裏面la側でフォトリソグラフィ
による加工を行なう。即ち、電子ビームによるステシル
パターンの縮小転写方式でレジストをパターニングし、
トランジスタのゲート及びチャネルを形成するチャネル
領域5を残してその周囲をエツチングにより掘り込み、
深さが例えば0.2μ一定の溝11を形成する。次いで
、この溝11に薄い保護用酸化膜(図示せず)を形成し
た抜溝11に例えばCVD法による酸化膜又は5OG(
スピンオングラス:シリコンのアルコール化合物)から
なる埋込み層12を埋め込み、一方、チャネル領域5に
隣接するトランジスタ領域6にソース6S及びドレイン
6Dを形成するための不純物イオン例えばAs等をドー
ピングし、さらに、素子基板1の裏面la側を覆う絶縁
膜2を形成する。
次いで、第2図(b)に示すように、支持基板3のSi
表面(又は酸化膜)と素子基板1の絶縁膜2側を重ね合
わせ、適当な気圧下で両基板1.3の間にIKV程度の
パルス電圧を加えるとともに800℃程度に加熱し、絶
縁膜2が形成された素子基板1及び支持基板3を接着す
る。次いで、第2図(C)に示すように、素子基板1の
表面lb側をエツチング又は研磨し、素子基板1を薄膜
化する。このとき、素子基板1のSiと溝ll内の埋込
み層12の選択比の違い等により埋込み層12がストッ
パーとなり、埋込み層12の厚さに対応する一定膜厚(
例えば0.2μm)のチャネル領域5及びトランジスタ
領域6が形成される。次いで、埋込み層12をエツチン
グ例えばRIEにより除去すると第1図(a)の状態と
なる。−このとき、溝4が素子基板1の表面lb上に開
口するが、?s4の側壁部4aには酸化膜が形成されて
いるから、次にこれを除去し、再度ゲート酸化膜8を5
0人程度成長させる。次いで、第3.4図に示すように
ゲート電極7を形成すると、薄いSi結晶によるMO3
型素子が横方向に向って作成される。なお、溝4にCV
D法等を用いてSin、等の絶縁膜を埋め込み、更に絶
縁膜、コンタクトホール、配線層、カバー膜等を形成す
ることにより、半導体装置が完成する。
以上のように、本実施例においては、従来各種素子のバ
ターニング前に行っていた薄膜化工程を所定素子のパタ
ーニング後に行うようにし、従来はダイシングライン等
の空き領域にしかなかったストッパー埋め込みスペース
を1000人から500人のチャネル領域5のシリコン
を除いたチャネル領域5の周囲の大部分とし、このスペ
ースに酸化膜又はSOGからなる埋込み層12を埋め込
んでいるので、従来のSOIのメリットに加えて、素子
基板lの薄膜化に際してストッパー面積が十分に確保さ
れ、300人以内の膜厚の均一性をもたせることができ
、埋込み層12を除去した溝4の間(ゲート酸化膜8の
間)に横幅が非常に狭い最小100人程程度薄いSt層
5aを形成でき、このSi層5aを横方向2次元電子チ
ャネルとするsor能動素子を形成して均一で安定した
トランジスタ特性を有するLSI回路等を実現すること
ができる。
また、3次元状態ではSi結晶中の電子のエネルギー順
位がほぼ連続的に分布していたのに対し、2次元結晶(
500人〜300Å以下)状態では量子順位が離散的に
なるため、チャネル領域5の電子チャネル5cを流れる
電子が散乱される機会が少なくなり、電子速度の高速化
が期待できる。さらに、第4図に示すように、電界がチ
ャネル領域5のSiの導電性部分からゲートにかけて電
子チャネル5cと垂直な等電位線を持つので、電界によ
り加速さたホットエレクトロンがゲート酸化膜8に注入
されてゲート酸化膜8を劣化させることが防止され、寿
命低下も防止される。
なお、チャネル領域5及びトランジスタ領域6からなる
Sin島が薄いため、ゲート電圧が正の場合に低いイン
ピーダンスが得られないときは、第5図に示すように複
数の島を並列化するのが適当であり、これにより、Si
n島の幅を広くする場合であっても薄膜化の際のストッ
パーを十分に密に設けることができ、効果的である。ま
た、素子基板1の第1層目の掘り込みパターンの形成時
に、同時に第2層目以後のパターニングに対する位置合
わせマークを形成しておくようにすれば、パターンの重
ね合わせ精度を向上することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、薄膜化工程におけるストッパーを密に
かつ十分な面積だけ確保して、薄膜化する素子基板の膜
厚の均一化を図ることができ、均一で安定したトランジ
スタ特性を得ることができる。また、素子基板に横幅が
非常に狭いチャネル領域を形成し、高速で信頼性の高い
半導体装置を製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本発明に係る半導体装置及びその製造方法
の一実施例を説明する図であり、第1図(a)は一実施
例の半導体装置の断面図、第1図(b)はその素子基板
の要部斜視図、第2図(a)〜(C)は一実施例の製造
方法を説明する図、 第3〜5図はその素子基板にMO3型素子を形成した場
合の態様を示す図であり、 第3図はその素子基板の要部斜視図、 第4図はその要部平面図、 第5図はその変形態様を示す平面図である。 第6図(a)〜(C)は従来の半導体装置の製造方法の
一例を説明する図である。 ■・・・・・・素子基板、 1a・・・・・・裏面、 1b・・・・・・表面、 2・・・・・・絶縁膜、 3・・・・・・支持基板、 4・・・・・・溝、 5・・・・・・チャネル領域、 6・・・・・・トランジスタ領域、 7・・・・・・ゲート電極、 11・・・・・・溝、 12・・・・・・埋込み層、 T・・・・・・膜厚、 W・・・・・・幅。 6:トランジスタ領域 一実施例の素子基板の要部斜視図 第 図 (1)) 第 図 MO3型素子を形成した場合の態様を示す要部斜視図第
3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)素子基板(1)の裏面(1a)側に絶縁膜(2)
    が形成され、該絶縁膜(2)が支持基板(3)に接着さ
    れた状態で素子基板(1)が表面(1b)側から薄膜化
    された半導体装置であって、 前記素子基板(1)の裏面(1a)側からのエッチング
    により形成された側壁部(4a)及び前記絶縁膜(2)
    により閉塞された底壁部(4b)からなり、素子基板(
    1)の表面側で開口した深さ一定の溝(4)と、 隣合う溝(4)の間に形成された膜厚一定のチャネル領
    域(5)とを有し、 該溝(4)の隣合う方向におけるチャネル領域(5)の
    幅が該チャネル領域(5)の膜厚より小さいことを特徴
    とする半導体装置。
  2. (2)素子基板(1)の裏面(1a)側を所定チャネル
    領域(5)の外周に沿いエッチングして該素子基板(1
    )の裏面(1a)側に側壁部(4a)を有する深さ一定
    の溝(11)を形成する工程と、 該溝(11)に素子基板(1)を薄膜化する際のストッ
    パーとなる埋込み層(12)を埋め込む工程と、 該埋込み層(12)及び素子基板(1)の裏面(1a)
    側を覆う絶縁膜(2)を形成する工程と、 該絶縁膜(2)を支持基板(3)に接着して素子基板(
    1)を支持基板(3)に張り合わせる工程と、 該素子基板(1)の表面(1b)側で前記埋込み層(1
    2)をストッパーとして用いることにより前記所定チャ
    ネル領域(5)を一定の膜厚に残して素子基板(1)を
    薄膜化する工程と、該素子基板(1)の埋込み層(12
    )をエッチングにより除去して絶縁膜(2)からなる底
    壁部(4b)と側壁部(4a)とを有する溝(4)を形
    成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  3. (3)前記基板(1)と支持基板(3)を張り合わせる
    工程に先立って、チャネル領域(5)に隣接する所定ト
    ランジスタ領域(6)に不純物イオンをドーピングする
    工程を含むことを特徴とする請求項2記載の半導体装置
    の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003086795A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Sharp Corp 半導体装置およびその製造方法と集積回路と半導体システム
JP2003101013A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Sharp Corp 半導体装置およびその製造方法および集積回路および半導体システム
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