JPH03176353A - 接着シートの台紙分離装置およびこれを用いた接着シートの貼り付け装置 - Google Patents

接着シートの台紙分離装置およびこれを用いた接着シートの貼り付け装置

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JPH03176353A
JPH03176353A JP30828589A JP30828589A JPH03176353A JP H03176353 A JPH03176353 A JP H03176353A JP 30828589 A JP30828589 A JP 30828589A JP 30828589 A JP30828589 A JP 30828589A JP H03176353 A JPH03176353 A JP H03176353A
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奥田 勝巧
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境野 忠史
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Tsugio Matsuno
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、接着シートより台紙を引き剥がす装置および
これを用いた接着シートの貼り付け装置に関する。
[従来の技術] ラベル、シールなどの接着シートは、その接着面側が台
紙に貼り付けられ、この接着シートを対象物に貼り付け
る為には、予め台紙を引き剥がさなければならない。
従来、接着シートを台紙より引き剥がす技術として、実
開昭83−57208.実開昭83−48517.実開
昭63−186608 、実開昭H−3911などに示
すように、ドラム上の吸着ヘッドを用いる方法がある。
すなわち、第10図に示すように、ドラム上の吸着へラ
ド200の周面202に吸着孔204を設け、この吸着
ヘッド200をラベル等のシート208と接しながら回
転および直線移動することで、吸着ヘッド200にシー
ト208を吸着して巻き付けている。この際、台紙21
0を吸引固定すると、吸着ヘッド200にシート208
を吸引して巻き付ける力が、台紙210よりシート20
8を急激に遠ざける引き剥がす力として作用し、台紙2
10の引き剥がしが実現できる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような回転周面にシート208を巻き付ける場合
には、特に、シート208が発泡材のように柔軟質であ
る場合、吸着力の大小によりシート208の巻取り半径
が異なり、シート208の吸着時の長さが変化し、これ
を対象物に貼り付ける場合に貼り付け誤差が生じ、公差
が厳しい場合には不良が多数発生してしまう。
このような事態を考慮した場合、シート208を平面に
て吸引し、シート208の切断9台紙の引き剥がし、対
象物への貼り付けの各工程に搬送するものが好ましい。
しかしながら、シート208を平面吸着した場合には、
台紙の引き剥がしが極めて困難である。
特公昭50−83397の第2図に示すように、台紙(
同公報ののテープ20に対応する)が長尺状に連続する
場合には、シートと台紙との搬送方向を急激に変化させ
ることで、第10図と同様な原理により台紙の引き剥が
しが可能である。
ところが、予め所定長さにカッティングされているシー
トの場合には、上記の原理による台紙分離が不可能であ
る。
そこで、本発明の目的とするところは、接着シートを平
面吸着しながらも、台紙を確実に引き剥がすことができ
る装置を提供することにあり、また、この台紙分離装置
を利用して、接着シートの切断1台紙分離、対象物への
貼り付けの一連の動作を自動化した接着シートの貼り付
け装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 第1の発明は、台紙に貼り付けられた接着シートの台紙
とは反対面を平面にて吸着保持する吸着ブロックと、こ
の吸着ブロックに吸着保持された接着シートの台紙と対
向する位置にて、この台紙の長子方向に沿って移動する
一対のローラと、この台紙の引き剥がし開始端に予め形
成された接着シートが貼付されていない挾み代を、前記
一対のローラ間に案内する挾み代案内部と、を有し、前
記台紙を一対のローラ間に挾持した状態で、一対のロー
ラを回転駆動および直線駆動することで、台紙を接着シ
ートより引き剥がしながら回転搬送することを特徴とす
る。
第2の発明は、接着シートの台紙面を載置固定し、接着
シートの突き上げ機構を内蔵する載置ブロックと、この
載置ブロック上の接着シートに対してカッター刃を接離
する方向に移動し、接着シートを所定形状に切断する切
断ブロックと、切断後の前記突き上げ機構の駆動と共に
、接着シートの台紙とは反対面を吸着保持して前記載置
台ブロックより離脱させる吸着ブロックと、請求項(1
ンの一対のローラおよび挾み代案内部を少なくとも有し
、前記吸着ブロックに保持されている接着シートより台
紙を引き剥がす台紙分離ブロックと、接着シートを貼り
付ける対象物を載置固定し、台紙が引き剥がされた接着
シートを保持する前記吸着ブロックが平面的に押し付け
られることで、対象物に接着シートを貼り付ける貼り付
けブロックと、前記載置ブロック、台紙分離ブロックお
よび貼り付けブロックに、前記吸着ブロックをそれぞれ
れ工程順に循環移動する循環移動手段と、を有すること
を特徴とする。
[作 用] 第1の発明では、接着シートの台紙とは反対面を吸着ブ
ロックに平面吸着した後、この台紙の引き剥がし開始端
側の挾み代を、一対のローラ間に案内し、その後、この
一対のローラを同転するとともに、これを台紙の長手方
向に沿って移動させる。\そうすると、台紙は一対のロ
ーラの回転により回転搬送されて接着シートより引き剥
がされ、この動作を台紙の長手方向に亘って行なうこと
で、接着シートより台紙を除去することができる。
第2の発明では、載置ブロック上の接着シートに対して
切断ブロックを作動させ、カッター刃により接着シート
を所定形状に切断し、その後、載置ブロックの突き上げ
機構を動作させるとともに、前記吸着ブロックにより接
着シートを平面吸着することで、接着シートを載置ブロ
ック上より隔離する。この吸着ブロックを循環移動手段
により台紙分離位置に移動し、第1の発明の作用に従っ
て台紙の引き剥がしを実施する。さらに、この吸着ブロ
ックを循環移動手段によって貼り付け位置に設定し、貼
り付けブロック上の対象物に対して吸着ブロックを平面
的に押し付けることで、対象物へのシート貼り付けが完
了する。
[実施例] 以下、本発明を適用した接着シートの貼り付け装置の一
実施例について、図面を参照して具体的に説明する。
まず、接着シート10について第8図を参照して説明す
ると、この接着シート10は例えば発泡ウレタンシール
であり、同図(A)の鎖線で示す形状に切断され、同図
(A)の1−1断面図である同図(B)に示すように、
柔吹性の発泡ウレタン12の裏面側に母材14を介して
両面接着テープ16を貼付け固定したものである。尚、
この接着シート10および台紙18には表裏面に貫通す
る穴18aが形成されており、この穴18gにピン等を
押入して駆動することにより、同図(A)に示す矢印方
向にステップ送りが可能である。
この接着シート10の切断後の外形は、同図(A)の鎖
線で示すような形状となっており、その一端側を引き剥
し開始端10aとし、他端側を引き剥し終了端10bと
している。さらに、この接着シート10は直線状ではな
く、同図に示すように2次元平面上にて屈曲した形状を
有し、第8図(A)に示す各点A、B、C,Dの4点を
2次元的形状変化位置としている。
また、台紙18の両端は接着シート10が貼り付けられ
ていないハーフカット18b、18cとなっていて、引
き剥がし開始端10a側の71−フカット18bは、後
述する一対のローラ74の挾み代となるものである。
本実施例にかかわる貼り付け装置は、接着シートを切断
した後に台紙18上より引き剥し、第9図に示す取付金
具1の鎖線で示す領域に貼り付けるものである。この取
付金具1は、複写機に使用されるものであり、感光体ド
ラム上の残留トナーをクリーニングするクリーニング装
置に使用され、前記接着シート10は感光体ドラム上よ
り除去されたトナーが外部に飛散することを防止するた
めのシール材として機能するものである。
次に、前記接着シート10を貼り付けるための貼り付け
装置について、第1図〜第7図を参照して説明する。
第3図は、貼り付け装置全体の概略平面図であり、この
装置は大別して、シート供給ブロック20、載置ブロッ
ク40.切断ブロック50.吸着ブロック601台紙分
離ブロック70および貼り付けブロック100から構成
される。
前記シート供給ブロック20は、第4図に示すように、
矩形状の接着シート10を多数枚積層して収納できるス
トッカ22を有する。このストッカ22は最上層の接着
シート10が常時一定高さ位置になるように昇降可能で
ある。このスト・ツカ22からの搬出方向先方には、送
りローラ26゜皺延ばしローラ34および送りピン28
がそれぞれ設けられている。そして、ストッパ22の上
方に設けられた吸着搬送部24の上下方向駆動および水
平駆動により、接着シート10の搬送先端を前記送りロ
ーラ26のニップ部まで搬送し、この送りローラ26の
ピンによって前記接着シート10に設けられた穴18a
をステップ駆動し、同様にシリンダ30.32によって
上下方向および水平方向に駆動される送りピン28によ
ってステップ駆動することで、接着シート10を所定ピ
ッチずつ先方に搬送可能としている。
前記載置ブロック40は、第5図に示すように、載置台
42を有し、この上面に交換可能なフィルム42aを載
置し、このフィルム42a上に前記接着シート10を載
置可能である。前記載置台42の内部にはバキューム管
44が設けられ、このバキューム管44にて真空引きす
ることにより、載置台42の上面側にて接着シート10
を載置固定可能である。また、載置台42内部には突き
上げピン46が設けられ、接着シート10の切断後にシ
リンダ48を駆動することにより、この接着シート10
を上方に押し上げ駆動可能である。
前記切断ブロック50は、第5図に示すように、ガイド
54に沿って昇降可能な可動板52を有し、この可動板
52の下面側に型56が設けられると共に、この型56
に切断用のカッター刃58が固定されている。なお、本
実施例では1回の切断工程により、第8図(A)の鎖線
で示す形状の2本分の接着シート10を切断可能である
前記吸着ブロック60は、第1図および第6図に示すよ
うに吸着ヘッド62の下節側に、切断された接着シート
10の外形形状を輪郭とした溝(接着シート10の板厚
tより浅い)を有するゴム枠64を有する。また、この
吸着ヘッド62には、前記ゴム枠64の溝における引き
剥がし開始端側に開口する高圧バキューム管66と、そ
の他の領域に開口する低圧バキューム管68とが設けら
れる。尚、前記ゴム枠64の引き剥がし開始端側には、
このゴム枠64の所定端面より一端面に水平に貫通する
針案内部64aを有する。
前記台紙分離ブロック70は、第1図に示すように、前
記吸着ブロック60に吸着された接着シート10の台紙
18と対向する位置にて、シリンダ80により昇降可能
であり、かつ、シリンダ82によって水平移動可能な台
紙分離へラド72を有する。この台紙分離ヘッド72に
は、一対のローラ74と、ガイドビン78が設けられて
いる。
前記一対のローラ74は、回転駆動される駆動ローラ7
4aと、この駆動ローラ74aと台紙18を介して摩擦
接触する従動ローラ74bとから構成される。尚、この
従動ロー・う74bは、揺動アーム76によって、前記
駆動ローラ74aと非接触な位置と接触位置とに揺動可
能である。前記ガイドピン78は、台紙分離ヘッド72
がその上死点位置に達した際には、吸着ブロック60に
吸着された接着シート10における台紙18の下面と当
接する位置に設定される。また、このガイドビン78は
、一対のローラ74が密接した際に、この一対のローラ
74のニップ部のほぼ上方に配置されている。
この台紙分離ブロック70は、前記台紙18における挾
み代18bを、一対のローラ74の間に案内するための
挾み代案内部84を有する。この挾み代案内部84は、
前記吸着ブロック60の左側面側に設けられ、前記挾み
代18bを即し下げるための押下げバッド88と、これ
を昇降駆動するシリンダ86とから構成される。
さらに、台紙18の引き剥がし時に、特にその引き剥が
し開始端側の接着シート10が吸着ブロック60より分
離されることを防止するために、シリンダ92によって
前記ゴム枠64の針案内部64aを介して接着シート1
0の発泡ウレタン12に刺入される針90を有する。
前記貼り付けブロック100は、第3図および第7図に
示すように、2本の取付け金具1を搭載するアタッチメ
ント74を搬送駆動する搬送台72を有して構成される
循環移動部110は、前記吸着ブロック60を、載置ブ
ロック401台紙分離ブロック70および貼り付けブロ
ック100に搬送駆動するためのものである。この循環
移動部110は、第6図および第7図に示すように、2
つの吸着ブロック60゜60を駆動する固定プレート1
12を有する。
本実施例では、前記載置ブロック401台紙分離ブロッ
ク70.貼り付けブロック100の各ブロック間ピッチ
Pは同一に設定され、前記固定プレート112には、2
つの吸着ブロック60゜60が前記ピッチPだけ離され
た位置に固定されている。この固定プレート112は、
上下方向駆動部114および回転方向駆動部116によ
り支持され、上下方向および回転方向にそれぞれ駆動可
能であり、かつ、前記上下方向駆動部114゜回転方向
駆動部116は水平駆動部118に支持され、従って前
記固定プレート112を水平方向にも駆動可能である。
次に、作用について説明する。
ストツカ22内部に多数枚積層された接着シート10は
吸着搬送部24によって一枚ずつ取り出され、送りロー
ラ26のニップ部に導かれる。そして、送りローラ26
の駆動により、接着シート10の穴18aにローラより
突出するビンを挿入することでステップ駆動し、この接
着シート10を先方に搬送する。また、接着シート10
の搬送先端が送りピン28に到達した際には、この送り
ピン28の駆動により接着シート10はさらに先方に送
られ、載置ブロック40に搬出されることになる。尚、
この搬送は台紙18を下側にして実施されることになる
載置ブロック40では、バキューム管44により真空引
きすることにより、載置台42上にてフィルム42gを
介して接着シート10を真空吸着する。その後、切断ブ
ロック50における可動板52を下降させ、カッター刃
58によって接着シート10を第8図(A)の鎖線で示
す形状に切断する。尚、1回の切断工程において2本分
の接着シート10の外形切断が実施される。
その後、可動板52を上方に退避させ、第6図に示すよ
うに循環移動部110の水平駆動により、載置台42の
上方に一方の吸着ブロック60を設定する。この後、載
置ブロック40におけるシリンダ48の駆動によって突
き上げビン46を上方に移動し、かつ、吸着ブロック6
2のゴム枠64内部に設定された接着シート10により
バキューム管66.68の開口穴が密閉された後に、各
バキューム管66.68より真空引きし、吸着ヘプト6
2に接着シート10を吸着保持する。
次に、循環移動部110での水平移動により、接着シー
ト10を吸着した吸着ブロック60を、台紙分離ブロッ
ク70の上方に設定する。
この台紙分離ブロック70では、第2図に示す順序に従
って台紙の分離動作が実施される。すなわち、まずシリ
ンダ64を駆動して針62をゴムP?!64の針案内部
64aに挿通し、接着シート10の発泡ウレタン12の
端面よりその内部に刺入させる(第2図(A)参照)。
次に、同図(B)に示すように、シリンダ86を駆動す
ることによって抑下げパッド88を下降させ、接着シー
ト10の端面より突出している挾み代18bを下側に移
動させる。尚、押下げパッド88と前記針62との位置
関係は、互いに干渉しない位置に設定されている。
その後、台紙分離ヘッド72を上方に移動し、ガイドビ
ン78が台紙18の下面に当接する位置に設定する(第
2図(C)参照)。
その後、同図(D)に示すように、揺動アーム76を駆
動して、従動ローラ74bが台紙18における挾み代1
8bを介して駆動ローラ74aと密接する位置に設定す
る。尚、この際押下げパッド88を上方向に退避させる
こともできる。
上記の各動作終了後は、同図(D)に示すように、一対
のローラ74の間に台紙18の挾み代18bが挾持され
、かつ、ガイドピン78と一対のローラ74との0位置
関係により、この挾み代18bは吸着面に対して垂直下
方に延びた形で支持されることになる。
第2図(D)に示す状態にて、駆動ローラ74aを同図
の矢印方向に回転駆動すると共に、シリンダ82の駆動
により台紙分離ヘッド72を台紙18の長手方向に沿っ
て水平移動させる。そうすると、台紙18は一対のロー
ラ74によって回転搬送されることになり、この際台紙
18は垂直下方に搬送されることになるので、この回転
搬送力は接着シート10より台紙18を引き剥がす力と
して作用し、台紙18の効率のよい分離動作が実現でき
る。尚、この引き剥がし開始時にあっては、特に接着シ
ート10の引き剥がし開始端側を吸着ヘッド62より引
き剥がす力が作用す、るが、この部分の吸着力を高圧バ
キューム管66を使用することにより高め、かつ、針9
0を発泡ウレタン12の引き剥がし開始端部を支持する
ように刺入させているので、接着シート10が吸着ヘッ
ド62より引き剥がされることを確実に防止できる。
また、台紙18にはシリコン等が塗布されているので、
台紙分離ヘッド72の水平移動速度と、一対のローラ7
4の回転速度とは必ずしも同期させる必要はなく、例え
ば駆動ローラ74aを高速回転させることにより、台紙
18は一対のローラ間74で滑りながら回転搬送されて
引き剥がされることになる。
台紙18の分離動作が終了した後に、循環移動部110
の回転駆動により、接着シート10を吸着保持した吸着
ブロック60が貼り付けブロック10r〕の上方に設定
され、他の吸着ブロック60は台紙分離ブロック70の
上方に設定される。この後、循環移動部110の下降動
作により、接着シート10を吸着保持した吸着ブロック
60を、貼り付けブロック100におけるアタッチメン
ト104上に載置された取付け金具1に対して平面的に
押圧駆動する。この結果、吸着ブロック60に吸着され
ていた接着シート10は、取付け金具1における第9図
に示す所定位置に貼り付けられることになる。
このように、平面的に吸着した接着シート10を、その
平面的な下降駆動により貼り付けているので、貼り付け
精度は極めて向上する。
以上の一連の動作により、接着シート10の切断から貼
り付けに至る1工程が終了することになり、使用する吸
着ブロック60を循環移動部110の回転駆動により交
互に切り換えて同様に動作を行なうことで、接着シート
10の貼り付け動作を連続して実施することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、本発明が適用される接着シート10としては、
第8図に示すような発泡ウレタンシールに限らず、少な
くとも接着面を有するシート状部材であれば、ラベル、
他のシール等種々のものに適用できる。
また、接着シート10は切断前に必ずしもカット紙タイ
プのものではなく、ロール状に巻回されたものであって
もよい。
[発明の効果] 以上説明したように、第1の発明によれば、接着シート
を吸着ブロックに対して平面的に吸着しながら、台紙の
挾み代を一対のローラ間に案内し、この一対のローラ間
に挾み代を挾持した後に、ローラの回転駆動および直線
駆動により、あたかも人間が手で台紙を引き剥がすよう
にして台紙の分離動作を実現することができ、その後の
鮎り付け精度の高い鮎り付け動作を確保することが可能
となる。
第2の発明によれば、接着シートの切断工捏後は、この
接着シートを吸着ブロックに平面的に吸着した状態で、
台紙の分離動作および接着シートの対象物への貼り付け
動作を自動的に行なうことができ、平面的な抑圧による
貼り付け動作により貼り付け精度の高い作業を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の発明の一実施例である台紙分離装置の
概略断面図、 第2図は、第1図に示す装置での台紙分離動作を説明す
るための概略説明図、 第3図は、第2の発明の一実施例である接着シート鮎り
付け装置の概略平面図、 第4図は、第3図に示す装置におけるシート供給ブロッ
クの概略説明図、 第5図は、第3図に示す装置における載置ブロックおよ
び切断ブロックの概略説明図、第6図は、第3図の装置
における切断ブロックおよび台紙分離ブロックのは略説
明図、第7図は、第3図の装置における循環移動部の概
略説明図、 第8図(A)、(B)は、それぞれ台紙に貼られた接着
シートの平面図、I−1断面図、第9図は、接着シート
が貼り付けられる対象物の一例を示す概略説明図、 第10図は、ドラム状吸着ヘッドを用いた従来の台紙分
離動作を説明するための概略説明図である。 10・・・接着シート、 12・・・発泡ウレタン、 18・・・台紙、 18b・・・挾み代、 40・・・載置ブロック、 46.48・・・突き上げ機構、 50・・・切断ブロック、 58・・・カッター刃、 60・・・吸着ブロック、 66.68・・・バキューム管、 70・・・台紙分離ブロック、 74・・・一対のローラ、 78・・・ガイドピン、 84・・・挾み代案内部、 90・・・針、 100・・・貼り付けブロック、 110・・・循環移動部、 114・・・上下方向駆動部、 116・・・回転方向駆動部、 118・・・水平方向駆動部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)台紙に貼り付けられた接着シートの台紙とは反対
    面を平面にて吸着保持する吸着ブロックと、この吸着ブ
    ロックに吸着保持された接着シートの台紙と対向する位
    置にて、この台紙の長手方向に沿って移動する一対のロ
    ーラと、 この台紙の引き剥がし開始端に予め形成された接着シー
    トが貼付されていない挾み代を、前記一対のローラ間に
    案内する挾み代案内部と、 を有し、前記台紙を一対のローラ間に挾持した状態で、
    一対のローラを回転駆動および直線駆動することで、台
    紙を接着シートより引き剥がしながら回転搬送すること
    を特徴とする接着シートの台紙分離装置。
  2. (2)接着シートの台紙面を載置固定し、接着シートの
    突き上げ機構を内蔵する載置ブロックと、この載置ブロ
    ック上の接着シートに対してカッター刃を接離する方向
    に移動し、接着シートを所定形状に切断する切断ブロッ
    クと、 切断後の前記突き上げ機構の駆動と共に、接着シートの
    台紙とは反対面を吸着保持して前記載置台ブロックより
    離脱させる吸着ブロックと、請求項(1)の一対のロー
    ラおよび挾み代案内部を少なくとも有し、前記吸着ブロ
    ックに保持されている接着シートより台紙を引き剥がす
    台紙分離ブロックと、 接着シートを貼り付ける対象物を載置固定し、台紙が引
    き剥がされた接着シートを保持する前記吸着ブロックが
    平面的に押し付けられることで、対象物に接着シートを
    貼り付ける貼り付けブロックと、 前記載置ブロック、台紙分離ブロックおよび貼り付けブ
    ロックに、前記吸着ブロックをそれぞれれ工程順に循環
    移動する循環移動手段と、 を有することを特徴とする接着シートの貼り付け装置。
  3. (3)請求項(1)または(2)において、接着シート
    には所定厚さを有する発泡材料が形成され、前記台紙分
    離ブロックには、この発泡材料の引き剥がし開始端面よ
    り刺入される針を設けたことを特徴とする装置。
JP1308285A 1989-11-28 1989-11-28 接着シートの台紙分離装置およびこれを用いた接着シートの貼り付け装置 Expired - Lifetime JPH0723158B2 (ja)

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