JP4654334B2 - ワークホルダへのワークの保持方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、セラミックスグリーンシート等の軟質なワークを穿孔加工等の加工工程や印刷工程に搬送する際に使用されるそのワークをワークホルダに保持するワークの保持方法並びにその装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、セラミックスグリーンシート等の軟質なワークは、ワークホルダと呼称される平面視枠状の治具に着脱可能に保持されて、穿孔等の所望な加工機や印刷機に搬入される。
このようなワークホルダにワークを保持する構造は、専らワークホルダの上面四周にテープを貼着し、そのテープでワークを保持し、そのワークの上面または下面に、ラミネートフィルムを粘着している。
その下面のラミネートフィルムは、搬送時のワークを保護し、上面のラミネートフィルムは、穿孔加工時のカス上がりを防止するのに有効である。
【0003】
ところで、このような保持構造の場合、ワークの縁部以外が支持されていないため、ワークが弛みがちになり、その弛み誤差で高精度な穿孔等の加工が行えない問題がある。
また、テープは10mm程度幅のものをワークホルダの構成枠部4辺または対向する構成枠部2辺にワークに跨って貼着され、ワーク、ワークホルダ両者に対する貼着面積が共に小さくなることからワークを保持するために比較的大きな強度でテープを貼着する必要があり、焼成工程に移行する前のテープの剥離作業が非常に面倒であり、剥離する際に時としてワークホルダを擦る作業を強いりワークホルダを痛めたり、ワークの貼着面を傷つける問題があり、特殊な剥離機を必要としてしまう。
更に、ラミネートフィルムをワークに貼着するラミネートフィルム貼着工程と、ワークをワークホルダにテープで貼着するテープ貼着工程とが別個に必要であり、ワークをワークホルダに保持させるに際して、作業工程が複雑化する問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ワークをワークホルダに保持する粘着手段でワークに腰を与えて加工精度を向上することにある。
他の目的とする処は、ワークをワークホルダに保持する粘着手段の剥離を容易にすることにある。
更に他の目的とする処は、ワークのワークホルダへの保持工程を縮減して作業性を向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために講じた技術的手段は、ワークホルダの少なくとも対向する一対の構成枠部上面間もしくは下面間あるいは対向する一対の構成枠部上下各々の面間に亘ってラミネートフィルムを粘着させ、該ラミネートフィルムを保持体としてワークを粘着させてある。
このラミネートフィルムは、ワークホルダの開放部を完全に被覆するようにワークホルダの上面または下面もしくは上下両面に亘って粘着されていても、更には一つの構成枠部を除く3つの構成枠部上面や下面に跨って粘着されていても良いものである。
また、前記ラミネートフィルムがワークホルダの少なくとも対向する一対の構成枠部下面間に粘着されていると、搬送時のワークの保護と共にそのラミネートフィルムでワークの弛みが防止され、ラミネートフィルムが少なくとも対向する構成枠部上下面夫々に亘って粘着されてワークがラミネートフィルムでサンドイッチ構造になっていると更に剛性が付与され、更に穿孔加工する場合のパンチの抜けを良くすることができる。
【0006】
また、ラミネートフィルムのその広い面積の強度がワークの重量を有効に受圧してワークホルダへのラミネートフィルムの比較的低い粘着力で保持を可能にする。そして、上下のラミネートフィルムでワークをサンドイッチしている場合には、ラミネートフィルムの強度と共に剛性が増して、平面度を出し、更に低い粘着力でのワークホルダへの保持を可能にすると共に、ワークの弛みによる加工精度を向上させ、また、焼成工程に移行する前段階でのラミネートフィルムのワーク及びワークホルダからの剥離を容易にする。
【0007】
更に、方法においては、開放部内にワークを配置したワークホルダを搬送部で搬送しながら、繰り出されるラミネートフィルムをワークホルダに粘着させる押さえ付け手段で押さえつけつつ所定長さに切断して、ワークホルダの上面及びワークの上面またはワークホルダの下面及びワークの下面に亘ってラミネートフィルムを粘着させることを特徴とするものである。
この手段では、例えば案内テーブルにワークを載置し、搬送部で搬送されるワークホルダで案内テーブル上のワークが追動(押動)される構成とし、且つその案内テーブルの中途に開口を設けて、搬送部でワーク、ワークホルダを共に搬送させつつ前記開口を利用して上方または下方からラミネートフィルムをワークホルダの上面及びワークの上面またはワークホルダの下面またはワークの下面に粘着させる手段が一例として提案できる。
【0008】
この手段では、ラミネートロールから離型紙を剥離してカッター手段で所定長さにカットされたラミネートフィルムを、ワークの上面とワークホルダの上面またはワークの下面とワークホルダの下面に亘って粘着させることによって、ラミネートフィルムによるワークのワークホルダへの枠張りとラミネートフィルムのワークとの重合(粘着)を同時に行う。
【0009】
また、前記搬送部の下流にワークホルダが跨る間隔を隔てて搬送部を配設し、前記搬送部からその下流側の搬送部にワークホルダを搬送しながら、前記搬送部間に繰り出されるラミネートフィルムをワークホルダに押さえ付け手段で押さえつけつつ所定長さに切断して、ワークホルダの下面及びワークの下面またはワークホルダの上面及びワークの上面に亘ってラミネートフィルムを粘着させるようにしても良いものである。
【0010】
この手段は、ラミネートフィルムを、ワークの上面とワークホルダの上面に亘って粘着している場合には、ラミネートフィルムを、ワークの下面とワークホルダの下面とに亘って粘着させ、また、ラミネートフィルムを、ワークの下面とワークホルダの下面に亘って粘着している場合には、ラミネートフィルムを、ワークの上面とワークホルダの上面とに亘って粘着させて、ラミネートフィルムによるワークのワークホルダへの枠張りとラミネートフィルムのワークへの上下からの重合(粘着)とをワークの搬送工程中で行う。
【0011】
装置においては、開放部内にワークを配置したワークホルダを搬送する搬送部上方にラミネートフィルムを供給するラミネートロール、そのラミネートロールから搬送部方向にラミネートフィルムを供給する送り込み手段、そのラミネートフィルムを所定長さにカットするカッター手段を各々配設し、そのラミネートフィルムをワークホルダの上面及びワークの上面に亘って粘着させる押さえ付け手段を更に付設していることを特徴とするものである。
【0012】
また、装置としては、前記搬送部の更に下流にワークホルダが跨る間隔を隔てて搬送部を配設し、下方にラミネートロール、そのラミネートロールから前記搬送部と下流側の搬送部との間方向にラミネートフィルムを送り込む送り込み手段、そのラミネートフィルムを所定長さにカットするカッター手段を各々配設し、そのラミネートフィルムをワークホルダの下面及びワークの下面に亘って粘着させる押さえ付け手段を更に付設する構成を採用しても良いものである。
【0013】
また、ラミネートフィルムを粘着する前にワークホルダに配置するワークの上面の塵埃を除去する除塵ローラやラミネートフィルムを粘着する前にワークの下面に付着した塵埃を除去する除塵ローラを配設していると好ましいものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を説明すると、図1〜図3は、ワークホルダへのワークの保持構造を示し、図4、図5はワークホルダへのワークの保持方法の実施する装置の具体例を実施の形態として各々示している。
【0015】
図1〜図3において、符号Aはワークホルダである。
図1は、従来から周知な平面視枠状を呈するワークホルダAの開放部に配置するセラミックスグリーンシート等のワークWをその上方から被覆するようにワークホルダAの上面、即ち構成枠部A1…に亘ってラミネートフィルムBを剥離可能に貼着すると共に、ワークWを、そのラミネートフィルムBを保持体としてワークWを粘着保持する構造になっている。
【0016】
また、図2は同ワークホルダAの開放部に配置するセラミックスグリーンシート等のワークWをその上下両方から被覆するようにワークホルダAの構成枠部A1…各上面各々に亘ってラミネートフィルムBを剥離可能に粘着させて、そのラミネートフィルムBを保持体としてワークWをサンドイッチ状に保持する構造になっている。
【0017】
そして、図3は、図1とは逆にワークホルダAの下面に亘って剥離可能に粘着するラミネートフィルムBでワークWを粘着保持する構造になっている。
【0018】
このラミネートフィルムBは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル等の樹脂材で成形されている。
【0019】
次は、ワークの保持方法を実施する保持装置に基づいて説明する、図4は、ワークホルダAの片面、詳細には上面にラミネートフィルムBを粘着する保持装置Mを示しており、符号1は搬送部である。
【0020】
この搬送部1は、平行する両チェーン11、11に間隔をおいて突設したストッパー部21、21で位置決めしてワークホルダAを両チェーン11、11に亘って載置し、両チェーン11、11の上半部間に敷設した案内テーブル31にワークホルダAの開放部内に配置されるワークWを載置し、駆動源の駆動でワークホルダAが下流に移送されるとそのワークホルダAで開放部内のワークWがワークホルダBに追動する構成にしてある。
【0021】
また、その搬送部1の案内テーブル31の所望位置には、ラミネートフィルムBの挿入用空間311が開口され、その挿入用空間311に近接する上流側にワークW上面に付着する塵埃を除去する除塵ローラ8が回転可能に設けられている。
【0022】
除塵ローラ8は、搬送部1の搬送力を受けワークWに接触回転する粘着力が弱いゴミ取りローラ18と、そのゴミ取りローラ18との接触圧で回転し同ゴミ取りローラ18に付着する塵埃等を剥離させる粘着力が強いゴミ受けローラ28とからなっており、ラミネートフィルムBが粘着される前段階でワークWの上面に付着する塵埃を除去するようになっている。
【0023】
また、搬送部1の上方位置には、ラミネートロール2、送り込み手段3、カッター手段4が配設され、挿入用空間311内に押さえ付け手段5が配設されている。
【0024】
ラミネートロール2はラミネートフィルムBの原反を支軸に支承し、剥離紙B1を剥離しつつラミネートフィルムBを、中間ローラ6を経て送り込み手段(後述では送り込みローラと称する)3、3に挟持させてなり、その上下一対の送り込みローラ3、3と同期して所定長さ宛ラミネートフィルムBを送り込むように制御されている。
【0025】
送り込みローラ3、3の下位には、ラミネートフィルムBを所定長さ寸法に切断するカッター手段4が搬送部1側に近接して配設され、その更に下位レベルには、切断されたラミネートフィルムBをワークホルダAの上面及びワークWの上面に粘着させる押さえ付け手段、即ち押さえローラ5、5が配設されている。
【0026】
前記押さえローラ5、5は、その下位のローラ5が前記する挿入用空間311に配置される。
【0027】
また、前記搬送部1によるワークホルダA個々の搬送と、上下一対の送り込みローラ3、3からのラミネートフィルムBの供給、カッター手段4でのラミネートフィルムBの切断等は、タイミング制御され、押さえローラ5、5でラミネートフィルムBを押さえつけるようにワークホルダAを上下から挟持して、カッター手段4で切断されたラミネートフィルムBをワークホルダAの開放部を上方から覆うようにワークホルダAの構成枠部A1…の上面及びワークWの上面にそのラミネートフィルムBを粘着させる。
尚、ワークホルダA厚と、ワークW厚とに差厚があるため、前記押さえローラ5、5は、ワークホルダAに粘着させる部分と、ワークWに粘着させる部分と間で直径を変化させたり、弾性変形可能な材料で周面部を成形し、その弾性変形によって前記差厚を吸収して、押さえつけ時にワークホルダAの上面とワークWの上面とに粘着させる構成になっている。
【0028】
従って、この保持方法では、開放部内にワークWを配置したワークホルダAの搬送工程中でワークホルダAの構成枠部A1…上面及び塵埃が除去されたワークWの上面に亘ってラミネートフィルムBを粘着させて、ワークホルダAへのワークWの保持構造を構成することができる。
【0029】
また、前記案内テーブル31に形成された挿入用空間311を利用してラミネートフィルムBを下方からワークホルダA下面及びワークW下面に亘って粘着させても勿論、良いものである。その際には、搬送部1の下方位置に、ラミネートロール2、送り込み手段3、カッター手段4、押さえ付け手段5を各々配設する。
【0030】
次に、図5に示す上下両面にラミネートフィルムB、Bを粘着するワークの保持方法を実施する装置に基づいて説明すると、この実施の形態は前記するワークホルダAの構成枠部A1…ワークホルダAの上面及びワークWの上面に亘ってラミネートフィルムBを粘着する前記する保持装置M(後述では第1保持装置と称する)の下流に、ワークホルダAの構成枠部A1…下面及びワークWの下面に亘ってラミネートフィルムBを粘着する第2保持装置M1を設けて一連の搬送工程中でワークWをサンドイッチ状に上下両方からラミネートフィルムB、Bに粘着させるものである。
【0031】
この第2保持装置M1は、前記する第1保持装置Mにおける搬送部1の下流側延長上にワークホルダAが跨る間隔を隔てて2体の搬送部7、7を設け、更にラミネートロール2、送り込み手段3、カッター手段4、押さえ付け手段5、除塵ローラ8各々配設して構成されている。
【0032】
前記搬送部7は、挿入用空間311を開口しない案内テーブル31を使用した前記する実施の形態と同様構成の搬送部を各々ワークホルダAが跨る間隔を隔てて2体並設することによって構成されている。
そして、前記する搬送部1とその下流側の搬送部7との間に、前記する除塵ローラ8とそのゴミ取りローラ18とで、ラミネートフィルムBが上面に粘着されたワークホルダAを挟持する挟持用ローラ9とを各々回転可能に設けて、ゴミ取りローラ18と挟持用ローラ9とで搬送部1の搬送力を受けてワークWの下面に付着する塵埃を除去しつつ搬送部7にワークホルダAを搬送するようになっている。
【0033】
ラミネートロール2、中間ローラ6、そのラミネートフィルムBを上方に送り込む送り込み手段(一対の送り込みローラ)3、3、そのラミネートフィルムBを所定長さにカットするカッター手段4は、搬送部7の下方に配設され、そのカットされたラミネートフィルムBをワークホルダAに粘着させる押さえ付け手段(押さえローラ)5、5は、搬送部7、7間に配設されている。
【0034】
そして、前記第1保持装置Mと同様にラミネートフィルムBから剥離紙B1を剥離しつつ送り込み手段3、即ち一対の送り込みローラ3、3で搬送部7と更に下流の搬送部7との間に送り込まれるワークホルダAを上下の押えローラ5、5で挟持して下流の搬送部7側に搬送しつつラミネートフィルムBを粘着させるように押さえつけ、カッター手段4で所定の長さ寸法に切断して、ワークホルダAの構成枠部A1…上面とワークW下面に亘ってラミネートフィルムBを粘着させる。
【0035】
従って、この保持方法では、前記する図4の搬送部1でワークホルダAの上面及びワークWの上面にラミネートフィルムBを粘着した後、連続的に搬送部1から搬送部7へ搬送しながら、ワークホルダAの下面及びワークWの下面に亘ってラミネートフィルムBを更に粘着させて、上下のラミネートフィルムB、BでワークWがサンドイッチ状に粘着された剛性に優れたワークホルダへのワークの保持構造を構成することができる。
【0036】
無論、この実施の形態において、前記する図4の搬送部1でワークホルダAの下面及びワークWの下面にラミネートフィルムBを粘着した後、連続的に搬送部1から搬送部7、7へ搬送しながら、ワークホルダAの上面及びワークWの上面に亘ってラミネートフィルムBを更に粘着させて、上下のラミネートフィルムB、BにワークWがサンドイッチ状に粘着された剛性に優れたワークホルダへのワークの保持構造を構成するようにしても良いものである。
この場合には、前記第2保持装置M1のラミネートロール2、送り込み手段3、カッター手段4は、搬送部7の上方位置に配設して対処する。
【0037】
本発明の実施の形態は以上のように、ワークに粘着するラミネートフィルムをワークホルダにワークを枠張りする手段として兼用しているから、テープとラミネートフィルムとを併用する場合と比べて構造が簡単で、ワークをワークホルダに保持させるに際してテープとラミネートフィルムを個別に貼着する作業性の面倒さをも解決し、しかもワークにラミネートフィルムの補強作用で腰が出て、ワークの弛みが防止され、穿孔等の加工精度を向上させることができる。
また、ラミネートフィルムのその広い面積の強度がワークの重量を有効に受圧するから、比較的低い粘着力でラミネートフィルムをワークホルダに粘着させることが可能であり、従来のテープのように貼着強度が大きくなり、その結果剥離時にワークホルダやワークの貼着面を損傷させる虞れが全くなく、剥離が容易に行える。
その上、ラミネートフィルムをワークホルダの上下両面に有する場合には、片面粘着に比して強度と共に剛性が出るので、更に低い粘着力でラミネートフィルムをワークホルダに粘着させて剥離がより容易に行えるばかりでなく、ワークに平面度を出して加工精度を上げることができる。
しかも、開放部内にワークを配置したワークホルダを搬送しながら、ワークのワークホルダへの枠張りとワークへのラミネートフィルムの重合(粘着)とがラミネートフィルムを使用してワークの搬送工程中に行える新規なワークホルダへのワークの保持方法及びその装置を提供することができる。
また、付着する塵埃を除去したワークのワークホルダへの枠張りとワークへのラミネートフィルムの重合(粘着)とが搬送工程中に行え、付着する塵埃によってワークの加工精度が損なわれる虞れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ワークホルダへのワーク保持構造の実施の形態である縦断面図で、ワークホルダの開放部を被覆するようにワークホルダの上面に粘着させたラミネートフィルムを保持体としてワークを粘着させてある保持構造を示す。
【図2】 ワークホルダへのワークの保持構造の他の実施の形態を示す縦断面図で、ワークホルダの開放部を被覆するようにワークホルダの上下両面に粘着させたラミネートフィルムを保持体としてワークを粘着させてある保持構造を示す。
【図3】 ワークホルダへのワーク保持構造の他の実施の形態である縦断面図で、ワークホルダの開放部を被覆するようにワークホルダの下面に粘着させたラミネートフィルムを保持体としてワークを粘着させてある保持構造を示す。
【図4】 ワークホルダへのワークの保持装置の実施の形態を概略的に示す側面図で、ワークホルダの上面、ワークの上面にラミネートフィルムを粘着させる場合を示す。
【図5】 ワークホルダへのワークの保持装置の他の実施の形態を概略的に示す側面図で、ワークホルダの上下面にラミネートフィルムを粘着させる場合を示す。
【符号の説明】
A:ワークホルダ A1:ワークホルダの構成枠部
B:ラミネートフィルム W:ワーク
1:搬送部 7:搬送部
2:ラミネートロール 3:送り込み手段
4:カッター手段 5:押さえ付け手段
8:除塵ローラ M:保持装置(第1保持装置)
M1:保持装置(第2保持装置)
Claims (3)
- 開放部内にワークを配置したワークホルダを搬送部で搬送しながら、繰り出されるラミネートフィルムをワークホルダに粘着させる押さえ付け手段で押さえつけつつ所定長さに切断して、ワークホルダの上面及びワークの上面またはワークホルダの下面及びワークの下面に亘ってラミネートフィルムを粘着させるワークホルダへのワークの保持方法であって、
前記搬送部の下流にワークホルダが跨る間隔を隔てて搬送部を配設し、前記搬送部からその下流側の搬送部にワークホルダを搬送しながら、前記搬送部間に繰り出されるラミネートフィルムをワークホルダに押さえ付け手段で押さえつけつつ所定長さに切断して、ワークホルダの下面及びワークの下面またはワークホルダの上面及びワークの上面に亘ってラミネートフィルムを粘着させることを特徴とするワークホルダへのワークの保持方法。 - 開放部内にワークを配置したワークホルダを搬送する搬送部上方にラミネートフィルムを供給するラミネートロール、そのラミネートロールから搬送部方向にラミネートフィルムを供給する送り込み手段、そのラミネートフィルムを所定長さにカットするカッター手段を各々配設し、そのラミネートフィルムをワークホルダの上面及びワークの上面に亘って粘着させる押さえ付け手段を更に付設しているワークホルダへのワークの保持装置であって、
前記搬送部の更に下流にワークホルダが跨る間隔を隔てて搬送部を配設し、下方にラミネートロール、そのラミネートロールから前記搬送部と下流側の搬送部との間方向にラミネートフィルムを送り込む送り込み手段、そのラミネートフィルムを所定長さにカットするカッター手段を各々配設し、そのラミネートフィルムをワークホルダの下面及びワークの下面に亘って粘着させる押さえ付け手段を更に付設していることを特徴とするワークホルダへのワークの保持装置。 - ラミネートフィルムを粘着する前にワークの下面に付着した塵埃を除去する除塵ローラを更に配設していることを特徴とする請求項2記載のワークホルダへのワークの保持装置。
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