JPH03174103A - 色消しホログラム光学系 - Google Patents

色消しホログラム光学系

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JPH03174103A
JPH03174103A JP2179437A JP17943790A JPH03174103A JP H03174103 A JPH03174103 A JP H03174103A JP 2179437 A JP2179437 A JP 2179437A JP 17943790 A JP17943790 A JP 17943790A JP H03174103 A JPH03174103 A JP H03174103A
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hologram
cos
spherical wave
holograms
optical system
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JP2179437A
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Fumio Yamagishi
文雄 山岸
Tomoji Maeda
智司 前田
Hiroyuki Ikeda
池田 弘之
Masayuki Kato
雅之 加藤
Takakazu Aritake
敬和 有竹
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • G02B5/32Holograms used as optical elements
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/26Processes or apparatus specially adapted to produce multiple sub- holograms or to obtain images from them, e.g. multicolour technique
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    • G03H2001/261Arrangement of the sub-holograms, e.g. partial overlapping in optical contact
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
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    • G03H2270/20Shape
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  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 ホログラムを用いた色収差を防止するための光学系に関
し、 任意の波面に対して全般的に適用可能な色収差除去用ホ
ログラム構造を実現することを目的とし、波面Aを波面
Bに変換するホログラム光学系において、少なくとも2
枚のホログラムを有し、波面Aから波面Bまでの光線の
光路長を一定にするように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はホログラムを用いた色収差を防止するための光
学系に関する。
ホログラムは、厚みが数−程度の薄膜のため軽量・小型
でありながらレンズと同等あるいはそれ以上の波面変換
機能を持っている。また、複製技術を利用することによ
り、大量・安価な光学素子が期待できる。このため近年
、ホログラムを用いた光学装置、例えばPOSスキャナ
、レーザプリンタ、光ヘッドなどが研究開発されている
。また、最近においては、飛行機、自動車にホログラム
を用いたヘッドアップデイスプレィの開発も盛んである
〔従来の技術〕
ホログラムを波長が単一かつ変動しない光源、例えばH
e−Neレーザで再生する場合には色収差の問題がない
が、光源として波長変動のある半導体レーザあるいは、
波長分散のあるインコヒーレント光源、例えば蛍光管な
どを用いる場合、色収差の問題が生しる。第22図に示
すように、空間1’1波数f(ピッチd)のホログラム
10に入射角度θ、で波長λ。の光を照射すると出射角
θ2は、必然的に波長により変化する。この角度変化は
、通常のガラスレンズでも発生するが、ホログラムの場
合は普通その10倍以上大きい。すなわち色収差が顕著
である。これを小さくする方法として、第23図に示す
ように、2枚のホログラムIOA 。
10Bを組み合わせることにより波長による光の方向変
化を各ホログラムで反対方向となるようにし収差をキャ
ンセルする方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この色収差を完全に除去する光学的構造
は例えば、特開昭63−77003号に開示されるよう
に特別な波面、特別な光学系に限定されるものであり、
任意の波面Aを波面Bに変換する光学構造全般について
一般的に適用できるものではない。
本発明の目的は、色消しを行うためのホログラム構造に
関する一般的原理を提供することにある。
(課題を解決するための手段〕 本発明は、上記の目的を達成するために、波面Aを波面
Bに変換するホログラム光学系において、少なくとも2
枚以上のホログラムを有し、波面Aから波面Bまでの光
線のなす光路長を一定にすることを特徴とするものであ
る。
〔作 用] 第1.2図に本発明の作用、原理を示す。
第1図においては、説明を簡単にするため、2枚のホロ
グラムを同一の平行な平板としたものである。後述の如
く、ホログラムの形状は第2図に示すように曲面を含む
任意の形状で良い。
第1図は、点光源P(すなわち、発散球面波面)を点光
源Q(すなわち、収束球面波面)に変換するホログラム
H3とホログラムH2を示すが、これらホログラムは簡
単のため一次元としている。
(1)” にお番る   、工 簡単のため、まず−次元構造について考える。
第1図に示すように、発散点Pと収束点Qとの間に、空
間周波数f+(Xt、Xi)をもつ第一ホログラムレン
ズH4と空間周波数fz(Xt、Xz)をもつ第二ホロ
グラムレンズH!を配置する。この2つのレンズにより
、領域1.2及び3を区分する。
ここで第−及び第二のホログラムレンズに沿ってそれぞ
れXl+X!座標を定める。
この2つのレンズを通る光線L1を考える。それぞれの
レンズH,,H,との交点をそれぞれA。
Bとすると距離PA、AB、BQが定まる。ここで、全
光路長ψは、次式で与えられる。
ψ=ψ1+ψ2+ψ、            ■ψ、
=PA−n、=ψ+(xt) ψ、=AB −fi、=ψ2(X + + X z)ψ
z=BQ’nz=ψ3(Xt) ここでn+ + nz+ nsはそれぞれ領域1.23
での屈折率である。
空間周波数f+(xt、xz)、fz(Xt、xi)は
、波長をλとすると、光路長の微分により次式で与えら
れる。
f+(x++ xi)λ=g+(xt) +gzA(X
++ xz)    ■h(x++ Xi)λ=gzm
(xt+ xt) + gz(xz)    ■g+(
xt)=δψI/δxt=sinθ、      ■g
s(xi)=δψ、/δx、==3inθ、     
 ■gz*(x++ xz)”δψ2/δx、=sin
θ2A    ■gza(X++ Xi) =δψ2/
δx、=sinθ2.   ■ここで、θ1.θ2Aは
それぞれ第ルンズの入射角及び出射角、またθ21θ、
は、それぞれ第2レンズの入射角及び出射角である。な
お、θの符号は、時計回り方向を正とし、また、空間周
波数fは反時計回りへ偏向させる作用をもつ時を正とす
る。
(2)゛   にお2る  の まず、波長λがΔλ変化し、λ+Δλに変化したとき、
第ルンズで回折された光線Lxは、ビーム位置がBから
B′に、またXiは、x2+Δx2に変化したとする。
このとき■式より、ΔλΔX!+fl の間には次の関
係が成立する。
f+(x++ Xz)Δλ=(δgza(x++ xz
)/δxz)ΔX−ここで、Xtで回折されたビームL
よ′が、x2+ΔXz(B’ )において、波長変動後
も点Qへ回折されると仮定すると、■式よりΔλ、ΔX
 Z +Δf、、f、の間に次式が成立する。
Δft(x++ Xりλ十ft(x++ xi)Δλ=
(δgs(Xz)/δx2+δgzm(X++ Xt)
/δxz)ΔX!         ■なお、ここで微
小量Δfz(xt、xi)Δλは無視できる。
一方、波長λにおいて、点QからB′を通る光線L3は
A′を通り点Pに到達するから、点A′をX+座標をX
、+Δx、とすると、■式よりΔf2.ΔX Z +Δ
x、に関し次式が得られる。
Δft(x++ xz)λ=(δgz (x2) /δ
x2+δg。
(x、xz)/δxz)ΔX2+ (δgzm(X++ xz)/δx+)Δx1  [相
]したがって、■、0式より、fitΔλ、ΔX。
に関する次の関係が得られる。
fz(xl+ xz)Δλ=−(δgzi(X++ x
z)/δxt)ΔX、■■、■式よりΔλが消去され、
f、、f、、ΔXI+Δx、に関する次の関係式を得る
fl(にt+ xz) (δgin(x++ xi)/
δx+)ΔX、+h(Xt+ xz) (δgza(X
++ Xt)/δxdΔXZ=O@または、 (gt(×+) +gza(x++ xz))  (δ
gzm(X++ xz)/δx+)ΔX+ + (gz
s(x++ xt) +g3(xz) )  (δgz
^(x++ xi)/δxt)Δg=o       
@ここで、■、■式より一般に次式、 δgza(x++ Xり/δxア=δ2ψt/δX、δ
x。
=δgzg(X++  xz)/δXI       
    。
が戒り立つから、結局0.0式は次の式で表される。
Δψ−fI(X++ Xz)ΔXI +fz(xl、 
 Xz)Δx2=(δψ1/δx1+δψ2/δXI)
Δx、+(δψ2/δx2+δψ、/δに2)Δx2=
0 ■ゆえに、 ψ=ψ1+ψ2+ψz=cOnst、        
 ■これより、「波長不感レンズでは、光路長が一定で
ある」という関係が得られる。
(3)   −の 人の 逆に、[相]弐が成立する場合における波長不感性につ
いで解析する。
0式より、0式すなわち、下式が成立する。
fl(x++ X2)ΔX++fz(X++ Xz)Δ
X*=0    @波長変化Δλにより、点Aにおいて
点Pからの回折光を点B’  (x、+Δxi)に回折
させたとすると、点Aにおける回折の式は、■の関係を
用いると、次式となる。
f+(x++ Xz)Δλ=6(δψ2/δx1)/δ
x2・δx2=(fl/f2)δ (δψ2/δx+)
/δx2・Δx1 ゆえに、fz(x++ xz)Δλ=−δ(δψ2/δ
x+)/δx2・δxl@ 一方、波長変化Δλにより、点B′において点A”(X
l+ΔX、−ΔX1′)からきた回折光が点Qへ回折さ
れたものと仮定すると、次式が成立する。
Crt+Δfz)Δλ=δ(δψ2/δx2)/δx1
(−ΔX、′)       ■ ここで、δ(δψ!/δxl)/δxt=δ(δψ2/
δx2)/δX、であるから、結局次の関係式が成立す
る。
ΔXI=Δx 、 +             [相
]これは、波長変化Δλにおいて点Pから出射された光
線が、点A、点B′を経て点Qに到達し、波長変動に対
して光線の収束点が変わらないことを意味する。従って
、「光線長が一定の場合は、波長不感レンズが得られる
」という関係が得られる。
(4)−な゛ およびホロゲーム   の金 第2図に示したように、等位相面Spから出射した波面
が、滑らかな曲面状の第一ホログラム材1によって回折
され、さらに第二ホログラム光!によって回折され、等
位相面Sqに到達する場合についても、同様の解析によ
り「光路長が一定の場合波長変動により等位相面(波面
)が変わらない」という関係が全く同様に得られる。尚
、光路長が一定値から波長オーダー(好ましくはλ/4
以下)のずれであれば、色収差として実用上問題ないこ
とは容易に類推できる。
〔実施例〕
第3図〜第8図に示す実施例は2枚のホログラムとして
、透過型ホログラム11 、13を用い、発散光を発散
光に交換するホログラム系を示す。
第9.10図に示す実施例では、2枚のホログラムとし
て、反射型ホログラム21 、23を用い、発散光を発
散光に変換するホログラム系である。
また、第11図に示す実施例では、2枚のホログラムと
して、透過型ホログラム31と反射型ホログラム33を
用いたホログラム光学系である。
第12図に示す実施例では、これとは別に2枚のホログ
ラムとして反射型ホログラム41と透過型ホログラム4
3とを用いたホログラム光学系である。
まず第3図に示す実施例において、第−及び第二ホログ
ラム11 、13を共に透過型とし、夫々を球面波と平
面波で作成した同種のホログラムとする。
ホログラムは表面レリーフ型、体積型どちらのタイプで
もよい。光源Pからの光は第一ホログラム11で回折(
光路長ψ1)され、第二ホログラム13で回折(光路長
ψ、)され、更に点Qを仮想光源とした球面波となり、
光路長ψ、を戒す。ここで上述の如く、ψ、+ψ2+ψ
、が光線の全てにおいて一定であればよい。このことは
ψ3+ψ4が一定であるから、ψ1+ψ2とψ4の差が
一定であればよい。
第一ホログラム11と第二ホログラム13の光路長ψ2
が等しい構造で光Bpと仮想光源Qが夫々第、第二のホ
ログラムから等しい構造の場合は、容易にψ1+ψ2+
ψ3=C(一定)が成立する。
すなわち、第一ホログラム11と第二ホログラム13が
平行であり、両ホログラム間の光線群が平行であればよ
い。
第4図に示す変形実施例の如く、第一、第二ホログラム
1.1 、13面に対し偏いた光軸をもつような点光a
Pと点光源Qの構成とすることも可能である。
第5図は入射波面が球面波ではない非球面波面(例、楕
円)Spの場合を示すもので、第二ホログラム13も同
様の波面であれば第4図の実施例と全く等価である。
第6図に示す実施例では、第一ホログラム11の前に所
定の屈折率を有するレンズ(光学ガラス或はフレネルレ
ンズなど[2を挿入し、所望の波面を作り出す実施例を
示すもので、要するに第5図と同様に、レンズ出射波面
Spと波面SQとが同一波面になっていればよい。
第7図は更に別の実施例を示すもので、球面波と球面波
で作成したホログラム11 、13において、ψ!十ψ
2−ψ4=C(一定)なる様にしたものである。第7図
は第一ホログラム11と第二ホログラム13が平行な場
合、第8図は平行ではない場合を夫々示す。
第9.10図に示す実施例では、上述の如く2枚のホロ
グラムとして、反射型ホログラム21 、23を用い、
発散光を発散光に変換する場合を示し、第9図では球面
波、第10図では非球面波入射波面を夫々示す。また、
第11 、12図に示す実施例では、2枚のホログラム
として、透過型ホログラム31と反射型ホログラム33
、及び反射型ホログラム41と透過型ホログラム43と
を用いたホログラム光学系を示す。
以上のホログラム光学系において光路長が一定であると
いう原理は全く同様である。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明によれば、ヘッドアップデイスプレ
ィなどのインコヒーレント光を用いるホログラム光学系
全般の色収差を除去することができる。
以上、2枚のオフアクシスホログラムを用いた一般的な
色消しの手法について説明してきたが、前述の如く、本
発明は3枚以上のホログラムを使った場合にも同様に通
用可能である。
以下、第13図〜第17図を参照して3枚以上のホログ
ラム、特にオフアクシス型ホログラムを用いた場合につ
いて検証する。ホログラムの使用枚数が増加できればよ
り高度な収差補正が可能となるのみならず、ホログラム
構造の自由度を増すことができる。
第2図を参照して入射波面Spから出射波面Sqまでの
光路長の和(ψ1+ψ2+ψ、)を一定f! c +に
するようなホログラム構造(これを光学系Aと呼ぶ)に
より、色収差補正光学系が得られることを前述した。
ここで、第13図に示すように、第2図の第二ホログラ
ム構造 と同一形状をもつ第三ホログラム構造と新たな
第四のホログラムH4からなり、かつ、第三ホログラム
構造への入射波面が第2図の第二ホログラム中2からの
出射波面Sqと同一である、第2図とは異なる色消し光
学系Bを考える。光学系Bでは、光路長の和(−ψ、+
ψ4+ψ、)が一定値C8となっている。
そこで、光学系Aと光学系Bを、第二のホログラムH2
および第三のホログラムH3を共通にして接合すると、
第14図に示すような4枚のホログラムH,,H,,H
,,H,からなる台底ホログラム光学系ができる。A、
Bそれぞれの光学系が色消し光学系になっているから、
合成糸も色消し光学系である。この合成糸における光路
長の和は(ψ1+ψ8+ψ4+ψs)= (C++Ct
)=一定である。
従って、この合成糸においても「色消しホログラム光学
系では光路長が一定になる。」ことがわかる。
尚、第15図に示したように、第二のホログラムH!と
第三のホログラムH1を重ね合わせたホログラムは、第
二、第三ホログラムとは異なる第五のホログラムH1に
等価的に置換される。第五ホログラムH3は第一ホログ
ラムH1からの出射波面5p−qを入射波面とし、第三
ホログラムH1からの出射波面S q−rを出射波面と
するホログラムである。従って、A、821iの合成ホ
ログラム光学系は3枚構成のホログラム光学系に置換で
きる。
一般に、共通のホログラム形状および波面を持つ2組の
色消しホログラム光学系の組合せは無限に考えられる。
従ってホログラムの使用枚数を増加させることにより、
設計の自由度もまた増大する。
逆に光路長の和が一定である3枚以上のホログラム光学
系は、共通の波面をもつ2組のホログラム光学系に分割
することができる。一般に、分割により生しる個々のホ
ログラム光学系の光路長を等しくすることができる。従
って、3枚以上のホログラム光学系においても、「光路
長の和が等しければ、色消し光学系である」が成立する
以上より、合成光学系においても「入射波面から出射波
面までの光路長の和が一定の場合に色消しホログラム光
学系になり、その逆も真なり」が証明される。
第16図に3枚のホログラムを用いて、発散球面波を収
束球面波に変換する色消しホログラム光学系の実施例を
示す。点光源Pから出射した発散球面波は、第一のホロ
グラムH8により所定の収束波面に変換され、さらに第
二のホログラムH!により所定の発散波面に変換され、
最後に第三のホログラムH1により収束球面波に変換さ
れる。ここで、発散光源点Pと収束光源点Qまでの全て
の光路は一定となるように設定されている。
従来、発散球面波を収束球面波に変換するホログラム光
学系の例は、例えば特開昭63−155432号公報に
開示される軸交差ホログラム光学系あるいは、IJei
ngartner、 0ptics Coe+muni
cation 58385(1986)において、光束
の一部を欠損する光学系が、それぞれ2枚のホログラム
を用いる方法として提案されている。前者は、軸交差構
造のため、光強度分布がガウス分布からずれてしまい、
ビームを絞り難いという欠点が、また後者は光束の中心
部分を使用しないため光利用効率が悪いという欠点があ
った。これに対し、本発明の構造では、基本的にガウス
型の強度分布を持ち、光の利用効率が高いという利点を
もつ。
第16図に示す実施例は、具体的に点Pから点Qまでの
光路長が等しくなるホログラム光学系において、点Pか
ら第二のホログラムH2までの距離IAおよび第二ホロ
グラムH,から点Qまでの距離i、がそれぞれ一定とな
るような特殊な光学系の例である。この場合、点Pから
点Qまでの光路長は(42A+42m)であるから一定
となる。また、点Pから第二ホログラムH2までの領域
Slと第二ホログラムH2から点Qまでの領域S2を分
割して考え、後に台底することとする。
点Pから第二ホログラムH2までの光路長IlAは、次
式、 −l A = F 1 / cosθ++L+/cos
θz=F++L+/coscrで示される。ここで、F
、、L、は、それぞれ点Pから第一ホログラムH1まで
の距離および第一ホログラムH1から第二ホログラムH
2までの距離を、また、θ1.θ2はそれぞれ第一ホロ
グラムH3の入射角、出射角を、αは第一ホログラムH
1の中心軸位置における出射角である。上式より、α、
Ft、L1を指定することにより、θlとθtの関係が
与えられる。第一のホログラムH1の空間周波数f1の
λ(再生波長)倍がsinθ1+sinθ2であるから
、空間周波数f、がθ1の関数で与えられることになる
ここで、第一のホログラム面をx1座標にとると、Fl
tanθ1=x1であるため、第一のホログラムの空間
周波数f1はX+の関数として表される。
また、第二のホログラムの空間周波数f!は、第二のホ
ログラム面をx2座標にとると、X z = X + 
+L1tanθ2により、x2の陰関数として与えられ
る。
以上により、領域S、におけるホログラム光学系が定ま
るが、同様にして領域S2についてもβ。
Ft、Lxなとのパラメータを用いてホログラム光学系
を定めることができる。
第17図に領域S1と領域Stの光学系を同一構造とし
、点Pに波長780nmの半導体レーザを設置し、点Q
に収束光を得る光学系につき、L+、F1aをそれぞれ
21011.211.45”とした場合の空間周波数分
布f+(x+)、fz(x*)およびfz(Xz)の−
例を示した。第一および第三ホログラムでは空間周波数
が中心軸からほぼ直線的に減少し、x1=1.35sで
Oとなる分布をしている。この分布は通常のフレネル型
ゾーンプレートとは逆の分布である。一方第二ホログラ
ムはほぼ一定の空間周波数分布をもつが、わずかに半径
方向に対して減少する。
この構造では最大開口数NA=sinθ7は、αにより
以下の式で制限される。
cosθm=(h+1)cosα/(1+hcosα)
h =F、/L。
下記第1表に所要開口数を得るために必要最低限のαの
値をhが0.5 、1.0 、2.0の場合につき示す
差−」−一表 αによる最大のNA(hパラメータ) 次に、第18図〜第21図に示す実施例について説明す
る。この実施例は平板ホログラムを2枚用いた色消しホ
ログラム光学系の具体的構造に向けられたものである。
即ち、2枚の平板ホログラムを用いた色収差の少ない像
拡大あるいは縮小系を得るために、物点Pから像点Qま
での光線のなす光路長を一定にするという基本原理のも
とて2枚の平板ホログラムからなる以下のバリエーショ
ンの光学構造を実現する。
(1)発散球面波を第一のホログラムH5により発散球
面波に変換し、第二のホログラムH2により収束球面波
に変換するホログラム光学構造(発散球面波→発散球面
波→収束球面波)。
(2)発散球面波を第一のホログラムH1により発散球
面波に変換し、第二のホログラムH2により発散球面波
に変換するホログラム光学構造(発散球面波→発散球面
波→発散球面波)。
(3)収束球面波を第一のホログラムH3により発散球
面波に変換し、第二のホログラムH!により発散球面波
に変換するホログラム光学構造(収束球面波→発散球面
波→発散球面波)。
(4)発散球面波を第一のホログラムH9により収束球
面波に変換し、第二のホログラムHtにより発散球面波
に変換するホログラム光学構造(発散球面波→収束球面
波→発散球面波)。
尚、2枚のホログラムを使った波面の変換バリエーショ
ンは上記の4種類で網羅される。即ち、単純には23=
8通りであるが、例えば収束球面波→収束球面波→収束
球面波の態様は上記(2)の裏返しであり、従って(2
)の態様によってカバーされることになり、結局は上記
4つの態様についてのみ検証すればよいことが解る。
まず上記(1)の態様について第18図を参照して説明
する。即ち、第18図には、発散球面波を第一のホログ
ラムで発散球面波に変換し、第二のホログラムでさらに
収束球面波に変換する光学系が示される。
物点Pから発散球面波が点Aにおいて第一の透過型ホロ
グラムに角度β、距離12で入射する。
この光は、第一のホログラムH1に対して出射角度δな
る発散球面波に変換される。この光は、第二のホログラ
ムに対して距離2.離れた仮想光源P′をもつ発散球面
波となり、第一のホログラムに対してTの交差角度をな
す第二のホログラムの点A′において、入射角度(δ+
T)で入射する。
ここで、第一から第二のホログラムまでの光軸上の距離
は14である。第二のホログラムHzで回折された光は
、出射角度αで第二ホログラムからの距離がl、の像点
位置Qの収束球面波に変換される。
ここで、物点Pからでた光のうち点Aとは別の経路、即
ち点B、点B′を経て点Qに至る光路を設定する。
上述の基本原理より、次の関係が成立すると色収差が除
去できる。
P^十AA’  +^’Q=C=1□+〇a+1.  
   @PB+BB′+B′Q=C@ ここで、A’ B’ =aとし、(2)式をaに関して
展開すると、次式で表される。
ψz =B’ Q= 1 、+Ra+IJa”+−=−
@ψz =BB’ = 14+Sa+νa” + ・・
−・・・@ψ+ =PB  = l z+Ta+Wa”
+−−@ψ++Pt+ ψs=c+ (R+S+T)a
+ (U+V+W)a”+・・・・・・=C−[相] であるから、aを微小環とすると、aの一次に関しては
次式、 R+S+T=O[相] が成立する。この式は光軸変化に関する色収差補正式を
示す。
また、aの二次に関しては、次式、 U+V+W=O@ が成立する。この式は、結像条件に関する色収差補正式
を示す。
ココテ、R,S、T、U、V、Wは次式で表される。
R=−sinα                 @
S=   ((−ls  fi)/ 1s)cosD+
δ) tanδ+5in(y+δ)= (l a/ 1
5)sin(r+δ)+ ((li−za)#3)si
B/cosδ               [相]T
= ((1z  1m>/ eil sinβcos 
(r+δ)/cosδ [相]U−cos”a/ (2
ffi +)          @V = (Il 
4/ <213”) ) cos”(y+δ)((−l
 s−14)/ 13!) si口γsinδcos(
γ +δ〉/cos”δ             0
W=−((j’+−1a)li3”) coscr+δ
)/cos”δ(sinβsinγ−(1,−L)/(
21g)cos ”βcos (γ+δ))0 以上より、aの一次微小量に関しては、Ol[相]〜[
相]より、次式が成立すればよい。
s:ncx=   ((j2z  1a)/ 1s) 
C03(γ+δ)(sinδ−5inβ)/cosδ+
5in(r+δ)Oここで、TがOの場合、即ち2枚の
ホログラムが平行の場合は、0式は次式になる。
sirα=−(j#/ 1x)(sinβ−5inδ)
 +sinβ 0また、γが90″の場合、即ち2枚の
ホログラムが垂直の場合は、0式は次式になる。
sinα= −((ls−1<)IIs)  (sin
β−5inδ)/lanδ+cosδ        
   Oさらに、0式でl、が■の場合、即ちホログラ
ム1と2が平行波で結合される場合は、sinα=−c
os(7+δ)(sinδ−5inβ)/cosδ+5
in(γ+δ) =sin y /cosδ+sinβcos(r+δ)
/cosδが成立する。ここでさらに2枚のホログラム
が平行の場合(γ=0)はsinα=sinβとなる。
一方、aに関する二次の微小環まで考慮すると、釦@〜
@より、結像距離に関する次式が得られる。
cos”α/(21+)=(24/ jL!/2)co
s”(y+δ)+ ((l31a)/1s”t C03
(γ+δ)(sinδ−5inβ)sin 1 / c
os”δ+(<lx−1m)”/IJIs2/2)co
s”βcos”(δ+7)/cos”δ   Oここで
、γが0の場合は2枚のホログラムが平行な場合に相当
する。このとき、[相]式は次式になる。
−cos” α/ (21+) = (−l a/ Q
 3”/2)cos”δ+ ((Il、la)”/ l
z/ I!、s”/ 2 ) cos”β然るに、上式
の右辺は正であるから、上式は一般に成立しない。これ
は、2枚のホログラムが平行な場合は結像関係について
の色収差補正が困難なことを示している。
また、Tが90″の場合は2枚のホログラムが垂直な場
合に相当する。このとき、0式は次式になる。
−cos”α/ (21+) = (i、a/ 13”
/ 2)sin”δ−(<is  −la)/ IIs
”t sinδ(sinδ−5inβ)/cos”δ + ((I131a>”/ i!t/ −ls”/ 2
 ) cos”βsin”δまた、0式でl、が■の極
限は、ホログラム1と2が平行波で結合される場合であ
り、この時、次式が成立しなければならない。
Idl+= −[cos50cos(δ+T)/cos
α’ cosδ@ 然るに、2.12ともに正の数であるため、一般に平行
波結合の場合は結像関係が成立しないということになる
以上より、0,0式の両方を満足するホログラム光学系
を作成することにより、色収差の極めて小さいホログラ
ム光学系が得られる。また、0式のみを満足するホログ
ラム光学系を作成する場合は、多少の色収差が発生する
が、それでも尚、実用上十分に色収差の小さい光学系が
得られる。なお、以上の結果は、前述の如く、上記光学
系において光線を逆に追跡することにより、第一のホロ
グラムで発散球面波を収束球面波に変換し、第二のホロ
グラムで更に収束球面波を変換する光学系にも通用でき
る。
] 第19図では、発散球面波を第一のホログラムで発散球
面波に変換し、第二のホログラムでさらに発散球面波に
変換する光学系の原理および構成を示す、第18図の場
合と異なる点は、第二のホログラムで発散球面波に変換
される点である。この場合は、■〜[相]式において、 PA+AA’  A’ Q=C’ =1z+1a  1
+PB+BB’ −B’ Q=C’ ls =B’ Q= l IRa+Ua”+−−ψz 
=BB’ = Il a + Sa+Va” + ”・
・=ψ+ =PB  = l t +Ta+Wa”+−
−ψ1+ψ2−ψs= C’ + (R+ S + T
)a+(−U+V+W)a” +=・・−=C’とする
ことにより、光路長が一定となる。したがって、[相]
〜@式および次式、 R+S+T=O@ −U+V+W=O。
の関係を用いて色収差補正関係を得ることができる。
0式より、aの一次微小量に関する色収差補正式は、前
述のO−[相]式と同一の関係になる。
一方、aに関する二次の微小量まで考慮した結像に関す
る式は、前述の0〜0式において11の符号を負に変換
することにより得られる。
cos”a/ 2/ 1 += (14/ ls”/ 
2)cos”(δ+T)+ <(is−14)”/it
/Is”/2)cos”βcos”(δ+r)/cos
−δ+ ((l、1m”)/ i3″)cos(δ+γ
)(sinδ−5inβ)sin r /cos”δ 
  @ここで、TがOの場合は2枚のホログラムが平行
な場合に相当する。このとき、0式は次式になる。
cos ”α/ 2 / 11= (1a/ 1 s”
/ 2)co−δ+ ((l3− lad”/ 12/
f13”/ 2 ) cos”βまた、γが90°の場
合は2枚のホログラムが垂直な場合に相当する。このと
き、0式は次式になる。
cos”a/ 2 / 1 l=<l a/ 1 s”
/2)sin”δ+ (CL−L)”/Its/It!
″/ 2 ) cos”βsin”δ/cos”δ ((J’3−i4)/f3”1sinδ(sinδ−5
inβ)/cos”δ          @ また、0式でl、がωの場合は、ホログラム1と2が平
行波で結合される場合であり、この時、次式が成立する
−l z/ l 、 = [cosβ・cos(δ+7
)/cosα・cosδ]@ これより、[相]、o式の両方を満足するホログラム光
学系を作成することにより、色収差の極めて小さいホロ
グラム光学系が得られる。また、0式のみを満足するホ
ログラム光学系を作成する場合は、多少の色収差が発生
するが、それでも尚、実用上十分に色収差の小さい光学
系が得られる。なお、以上の結果は、光線を逆に追跡す
ることにより、第一のホログラムで収束球面波を収束球
面波に変換し、第二のホログラムで更に収束球面波に変
換する光学系にも適用できる。
第20図では、発散球面波を第一のホログラムで収束球
面波に変換し、第二のホログラムでさらに発散球面波に
変換する光学系の原理および構成を示す。第19図の場
合と異なる点は第一のホログラムで収束球面波に変換さ
れる点である。この場合は、0〜[相]弐において、 PA+^^’ −A’ Q−C’ =1z+l<−1n
PB+BB’ −B’ Q=C’ ψ3 =B’ Q=ffi、−Ra+υa * + ・
−・・・・ψz  =BB’  = ff14+s’ 
 a+す′ at+・・・・・・ψ+  =PR=i、
z+T’ a+W’ a”+・・・−ψ、+ψ2−ψ3
=C’ +(R+S’ +T’ )a+(−U+V’ 
+w’ )a” +−・・−=C’とすることにより、
光路長が一定となる。
ここで、新たに導入したS’  、V’  、T’  
、W’は次式で与えられる。
S′曇−(1a/<is  ff1a)) 5in(r
+δ)γ+δ+(L/(1s−1!4))siny/c
os6゜T’ = (is/CQs−fl、−)) s
inβcos (1+δ)/cosδ■ V′= (14/<IIs  j2a)”/ 2) c
os”(r+δ)(−l 3/ (l3 1 m)”)
 sinγsinδcos(7+δ)/cos”δ  
        @ W’  =   (13/ C1s  14)2) c
os(r+δ)/CoS”δ(sinβsin r −
1s/ (2f 、)cos”βcos (γ+δ))
@ 以上の関係式および次式、 R+S’ +T’ =0 −U+V’ +W’ =0 の関係を用いて色収差補正関係を得ることができる。
sinα= <ls/(ls−24))sinβcos
 (δ+7)/cosδ+ (−la/(j’+  −
l4)) 5in7 /cosδ(1a/ (l s−
14) ) 5in(δ+T)Oここで、γが0の場合
は2枚のホログラムが平行な場合に相当する。このとき
、O弐は次式になる。
5incr= (ls/C1x−1<)) sinβt
l−/Cl3−1a)) sinδ   @また、γが
90°の場合は2枚のホログラムが垂直な場合に相当す
る。このとき、0式は次式になる。
5incrcosδ”  (−li/(−l*−14)
) sinβsinδム1と2が平行波で結合される場
合でありこの時は、前述の0式と同じ関係が成立する。
sinα=sinγ/cosδ+sinβcos (r
+δ)/cosδ一方、aに関する二次の微小項まで考
慮すると、結像距離に関する次式が得られる。
cos”a/ 2/ l+= (14/C1s  −l
a)”/ 2 )cos”(δ+γ) + (12s”/ (1x−1t a’>ソ1□/2)
cos”9cos”(δ+ T)/CoS”δ−(1s
/ (,1z −14)”1 sin 7 cos(δ
+丁)(sinδ+sinβ)/Cos”δ     
@ここで、γが0の場合は2枚のホログラムが平行な場
合に相当する。このとき、0式は次式になる。
cos”tx/2/l+=(la/(lx  jL)”
/2)cos”δ+ (As”/ C1s  la)”
/ lt/2 ) cos”β Oまた、Tが90@の
場合は2枚のホログラムが垂直な場合に相当する。この
とき、 0式は次式になる。
cos”cr/ 2/ Q+= (−la/(fl、s
 −乏、)”/ 2) sin”δ+ (−ls”/(
gs−l、)”/IL2/2)cos”βsin”δ1
と2が平行波で結合される場合であり、この時は、前述
の0式と同じ関係式が成立する。
11 z/ l I−[cosβIC03(δ+7)/
cosα’ cosδ1ダラム光学系を作成することに
より、色収差の極めて小さいホログラム光学系が得られ
る。また、0式のみを満足するホログラム光学系を作成
する場合は、多少の色収差が発生するが、それでも尚、
実用上十分に色収差の小さい光学系が得られる。なお、
以上の結果は、光線を逆に追跡することにより、第一の
ホログラムで収束球面波を発散球面波に変換し、さらに
第二のホログラムで収束球面波に変換する光学系にも適
用できる。
以上第18図〜20図により、球面波を用いた色収差補
正光学構造について示したが、第2表に球面波変換にお
ける4つの基本光学系の色収差補正式を纏めて示した。
上述の如く、球面波変換系は全てこの4つの系を基本に
して取り扱える。
玉−主一表 各種光学構造 第21図に透過型と反射型ホログラムを用いた色収差補
正型イメージコンバイナの一実施例を示す。
本実施例は、第19図において、第二ホログラム光!を
反射型としたものであり、第一と第二のホログラムH,
,Htを平行波で結合する光学系の一例につき38.4
8式においてTを60° 、δを0゜αを30″ とし
たものに相当する。
5ina =sin T /CoSδ十sinβcos
 (r+δ)/cosδ=sinγ+sinβcosγ 1 z/ l t = [cosβ−cos(δ+γ)
/cosα’ cosδ]−[cosβ9cos7/c
osα]!以上よりβ=47.1’  、1 + = 
6.511 zの条件が得られる。この結果に基づき、
以下によりホログラムの作成を行った。
第一のホログラムH1は透過型ホログラムである。銀塩
等の体積型ホログラム用乾板を準備し、アルゴンレーザ
514.5nmの波長により、乾板から距離200mの
位置に入射角度47.1”の方向から球面波を、また乾
板に垂直に平面波を照射、干渉露光し、その後現像処理
を行った。第二のホログラムH2は反射型ホログラムで
ある。これは、乾板から1300mの距離に入射角度3
0°の方向から球面波を、また乾板裏面から60’の入
射角度で平面波を照射、干渉露光し、その後現像処理を
行った。
ホログラム再生光学系は第一および第二のホログラムH
1,HgO交角を60@(γ=60@)とし、第一のホ
ログラムに対して光軸が距離200mm、角度47.1
°となるように配置した。光源Pとして514nmの波
長にピークをもつ蛍光表示管を用いたところ、色収差の
ない明瞭な拡大虚像が第二のホログラムから距離130
0mの位置にできることを確認した。本光学系はオフア
クシスであるため、第二ホログラムによる反射がなく、
また、遠方位置に拡大像を得ることができた。
本発明によれば、ヘッドアップデイスプレィなどのイン
コヒーレント光を用いるホログラム光学系の色収差を除
去することができる。また、ホログラムの特徴であるオ
フアクシス型ホログラムにおける色収差補正が困難であ
ったが、本発明により容易に得られるようになった。ま
た、遠方位置に拡大結像する光学系が容易に得られるよ
うになった。更に、ホログラム−は球面波、平面波とい
う簡素な波で作成されるので作成が容易になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るホログラム光学系の基本原理を示
す図、第2図は第1図の原理を一般化した場合を示す図
、第3図は透過型2枚ホログラムを用いた実施例を示す
図、第4図は第3図の変形実施例を示す図、第5図は第
4図の更に別の実施例を示す図、第6図は本発明の更に
別の実施例を示す図、第7図及び第8図は本発明の更に
別の2つの実施例を示す図、第9図及び第10図は反射
型2枚ホログラムを用いた実施例を示す図、第11図及
び第12図は透過型ホログラムと反射型ホログラムとを
組み合わせた実施例を示す図、第13図〜第15図は3
枚以上のホログラムを用いる場合における本発明の基本
原理を説明する図、第16図は3枚のホログラムを用い
た場合の具体的構造の実施例を示す図、第17図は第1
6図に示す実施例におけるホログラムの空間周波数分布
を示す線図、第18図〜第20図は2枚の平板ホログラ
ムを用いた場合における、波面変換の3つの態様を示す
図、第21図は反射型ホログラムを用いた場合の第18
〜20図に示す実施例に対応する図、第22図は1枚の
ホログラムによる回折原理を説明する図、第23図は2
枚のホログラムによる回折原理を説明する図。 11 、13 、21 、23 、31 、33 、4
1 、43・・・ホログラム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、波面Aを波面Bに変換するホログラム光学系におい
    て、少なくとも2枚のホログラム(11、13)を有し
    、波面Aから波面Bまでの光線の光路長を実質上一定に
    することを特徴とする色消しホログラム光学系。 2、波面A、波面Bは夫々平面波、球面波であることを
    特徴とする請求項1に記載のホログラム光学系。 3、2枚のホログラムの一方は反射型ホログラム他方は
    透過型ホログラムであることを特徴とする請求項1に記
    載のホログラム光学系。 4、互いにγの傾きを有する2枚のホログラムを有し、
    第一のホログラムが発散球面波を他の発散球面波に、第
    二のホログラムが発散球面波を他の発散球面波に変換す
    る系において、次式が成立することを特徴とする請求項
    1に記載のホログラム光学系: R+S+T=0 R=−sinα 5=−{(l_3−l_4)/l_3}cos(γ+δ
    )tanδ+sin(γ+δ)=(l_4/l_2)s
    in(γ+δ)+{(l_3−l_4)/l_3}si
    nγ/cosδ T={(l_3−l_4)/l_4}sinβcos(
    γ+δ)/cosδここで、β、δは第一ホログラムへ
    の入射および出射光軸の角度、αは第二ホログラムから
    の出射光軸角度、l_4は第一ホログラムから第二ホロ
    グラムまでの光軸上の距離、l_3は第二ホログラムに
    入射する球面波光源の第二ホログラムからの距離。 5、更に次式が成立することを特徴とする請求項4に記
    載のホログラム光学系: ▲数式、化学式、表等があります▼ U=cos^2α/(2l_1) V={l_4/(2l_3^2)}cos^2(γ+δ
    ){(l_3−l_4)/l_3^2}sinγsin
    δcos(γ+δ)/cos^2δW=−{(l_3−
    l_4)/l_3^2}cos(γ+δ)/cos^2
    δ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、l_2は第一ホログラムに入射する発散球面波
    光点の第一ホログラムからの光軸距離、l_1は第二ホ
    ログラムから出射する発散球面波光点の第二ホログラム
    からの光軸上の距離。 6、互いにγの傾きを有する2枚のホログラムを有し、
    第一のホログラムが発散球面波を他の発散球面波に、第
    二のホログラムが発散球面波を収束球面波に変換する系
    において、次式が成立することを特徴とする請求項1に
    記載のホログラム光学系: R+S+T=0 R=−sinα S=−{(l_3−l_4)/l_3}cos(γ+δ
    )tanδ+sin(γ+δ)=(l_4/l_3)s
    in(γ+δ)+{(l_3−l_4)/l_3}si
    nγ/cosδ T={(l_3−l_4)/l_3}sinβcos(
    γ+δ)/cosδここで、β、δは第一ホログラムへ
    の入射および出射光軸の角度、αは第二ホログラムから
    の出射光軸角度、l_4は第一ホログラムから第二ホロ
    グラムまでの光軸上の距離、l_3は第二ホログラムに
    入射する球面波光源の第二ホログラムからの距離。 7、更に次式が成立することを特徴とする請求項6に記
    載のホログラム光学系: U+V+W=0 U=cos^2α/(2l_1) V={l_4/(2l_3^2)}cos^2(γ+δ
    ){(l_3−l_4)/l_3^2}sinγsin
    δcos(γ+δ)/cos^2δW=−{(l_3−
    l_4)/l_3^2}cos(γ+δ)/cos^2
    δ{sinβsinγ−(l_3−l_4)/(2l_
    2)cos^2βcos(γ+δ)}ここで、l_2は
    第一ホログラムに入射する発散球面波光点の第一ホログ
    ラムからの光軸距離、l_1は第二ホログラムから出射
    する発散球面波光点の第二ホログラムからの光軸上の距
    離。 8、互いにγの傾きを有する2枚のホログラムを有し、
    第一のホログラムが収束球面波を発散球面波に、第二の
    ホログラムが発散球面波を他の発散球面波に変換する系
    において、次式が成立することを特徴とする請求項1に
    記載のホログラム光学系: R+S+T=0 R=−sinα S=−{(l_3−l_4)/l_3}cos(γ+δ
    )tanδ+sin(γ+δ)=(l_4/l_3)s
    in(γ+δ)+{(l_3−l_4)/l_3}si
    nγ/cosδ T={(l_3−l_4)/l_3}sinβcos(
    γ+δ)/cosδここで、β、δは第一ホログラムへ
    の入射および出射光軸の角度、αは第二ホログラムから
    の出射光軸角度、l_4は第一ホログラムから第二ホロ
    グラムまでの光軸上の距離、l_3は第二ホログラムに
    入射する球面波光源の第二ホログラムからの距離。 9、更に次式が成立することを特徴とする請求項8に記
    載のホログラム光学系: −U+V−W=0 U=cos^2α/(2l_1) V={l_4/(2l_3^2)}cos^2(γ+δ
    ){(l_3−l_4)/l_3^2}sinγsin
    δcos(γ+δ)/cos^2δW=−{(l_3−
    l_4)/l_3^2}cos(γ+δ)/cos^2
    δ{sinβsinγ−(l_3−l_4)/(2l_
    2)cos^2βcos(γ+δ)}ここで、l_2は
    第一ホログラムに入射する発散球面波光点の第一ホログ
    ラムからの光軸距離、l_1は第二ホログラムから出射
    する発散球面波光点の第二ホログラムからの光軸上の距
    離。 10、互いにγの傾きを有する2枚のホログラムを有し
    、第一のホログラムが発散球面波を収束球面波に、第二
    のホログラムが収束球面波を発散球面波に変換する系に
    おいて、次式が成立することを特徴とする請求項1に記
    載のホログラム光学系:R+S′+T′=0 S′=−{l_4/(l_3−l_4)}sin(γ+
    δ)+{l_3/(l_3−l_4)}sinγ/co
    sδT′={l_3/(l_3−l_4)}sinβc
    os(γ+δ)/cosδここで、β、δは第一ホログ
    ラムへの入射および出射光軸の角度、αは第二ホログラ
    ムからの出射光軸角度、l_4は第一ホログラムから第
    二ホログラムまでの光軸上の距離、l_3は第二ホログ
    ラムに入射する球面波光源の第二ホログラムからの距離
    。 11、更に次式が成立することを特徴とする請求項10
    に記載のホログラム光学系: −U+V′+W′=0 V′={l_4/(l_3−l_4)^2/2}cos
    ^2(γ+δ)−{l_3/(l_3−l_4)^2}
    sinγsinδcos(γ+δ)/cos^2δW′
    =−{l_3/(l_3−l_4)^2}cos(γ+
    δ)/cos^2δ{sinβsinγ−l_3/(2
    l_2)cos^2βcos(γ+δ)}ここで、l_
    2は第一ホログラムに入射する発散球面波光点の第一ホ
    ログラムからの光軸距離、l_1は第二ホログラムから
    出射する発散球面波光点の第二ホログラムからの光軸上
    の距離。 12、第一および第二のホログラムがともに反射型ホロ
    グラムであることを特徴とする請求項4〜11のいずれ
    か1つに記載のホログラム光学系。 13、第一および第二のホログラムがともに透過型ホロ
    グラムであることを特徴とする請求項4〜11のいずれ
    か1つに記載のホログラム光学系。 14、第一および第二のホログラムのうちいずれか一方
    が透過型ホログラムで他方が反射型ホログラムであるこ
    とを特徴とする請求項4〜11のいずれか1つに記載の
    ホログラム光学系。
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