JPH03164214A - 樹脂成形体の製造方法 - Google Patents

樹脂成形体の製造方法

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JPH03164214A
JPH03164214A JP1305636A JP30563689A JPH03164214A JP H03164214 A JPH03164214 A JP H03164214A JP 1305636 A JP1305636 A JP 1305636A JP 30563689 A JP30563689 A JP 30563689A JP H03164214 A JPH03164214 A JP H03164214A
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JP
Japan
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insert member
molded body
diameter hole
resin molded
mounting hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP1305636A
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English (en)
Inventor
Takekiyo Miho
三保 豪心
Akifumi Baba
馬場 昭文
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DaikyoNishikawa Corp
Original Assignee
Nishikawa Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、部品取付穴を有する樹脂成形体の製遣方俵に
関する。
(従来の技術) 自動車の内装材を樹脂で成形するにあたって、この内装
材に車体への取付のための取付穴を形威しておくという
ことは一般に行われている。すなわち、この取付穴は、
外面に開口した小径穴部と、底部に形成され上記小径穴
部に対して段部を介して連なった大径穴部とからなるも
のであり、例えば、実開昭59−184620号公報に
は、基材に発泡性樹脂成形材料を塗布しておいて成形型
内で発泡或形するにあたり、上記基材に形成しておいた
取付穴にキャップを嵌めておくことにより、このキャッ
プにて上記取付穴への樹脂材料の侵入を防止するという
技術が開示されている。この場合、得られた樹脂成形体
の使用にあたって、上記キャップを外すものである。ま
た、特開昭58−20423号公報には、基材にファス
ナーを取り付けておいて、上記発泡成形を行なうことに
より、ファスナー付きの樹脂成形体を得る技術が開示さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の技術の如きキャップを用いて樹脂戊形体
を形成する方法では、得られた樹脂成形体にキャップが
突起物として残ることになる。従って、複数の樹脂成形
体を積み重ねておく場合や、運搬しようとする場合に、
キャップが積み重ねの邪魔になるとともに、Gノが嵩高
なものになる憾みがある。また、ファスナーを予め組込
んだものでは、このキャップが上記キャップと同様に積
み重ねないしは運搬の邪魔になる。
すなわち、本発明の課題は、外面に開口した小径穴部と
、この小径穴部に対して段部を介して連なった大径穴部
とからなる部品取付穴を有する樹脂成形体を、上述のキ
ャップの如き突起物を生ずることなく、製造できる方法
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、このような課題に対して、部品取付穴の小径
穴部を成形型に設けた突起で成形し、部品取付穴の大径
穴部をインサート部材によって成形するようにするもの
である。
すなわち、そのための只体的な手段は、外面に開口した
小径穴部と、この小径穴部に対して段部を介して連なっ
た大径穴部とからなる部品取付穴を有する樹脂成形体の
製造方法であって、成形型にキャビティ内へ突出し上記
部品取付穴の小径穴部と同形状に形成された小径穴部成
形用の突起を設けておき、成形型のキャビティ内に上記
大径穴部と同形状に形戊された大径穴部成形用のインサ
ート部材を上記突起の先端而に当接せしめた状態で配置
し、キャビティ内に樹脂材料を注入映化せしめ、離型後
に、上記インサート部材を取り除くことを特徴とするも
のである。
゛(作用) 上記樹脂戊形体の製造方法においては、戊形型の突起に
て部品取付穴の小径穴部が成形され、インサート部材に
て大径穴部が成形され、さらにインサート部材における
上記突起の周囲に食み出した面が部品取付穴の段部を成
形することになる。
また、上記突起はインサート部材を保持する役目を担う
ことができるものである。そして、戊形型から離型した
中間成形体(インサート部材を取り除いていない)は、
その外面に部品取付穴の小径穴部が開口し、インサート
部材が部品取付穴内部に埋め込まれた状態のものになる
。すなわち、この中間成形体にはその積み重ねや運搬の
支障になる突起物はない。しかも、このインサート部材
が部品取付穴の大径穴部を塞いでいるから、中間成形体
の状態でこの大径穴部に異物が入り込んで、後から部品
の取付を困難にすることはない。
しかして、上記インサート部材を取り除くことにより、
大径穴部を開口することができ、このようにして得られ
た樹脂成形体においても積み重ねや運搬の支障になる突
起物はない。
(発明の効果) 従って、本発明によれば、インサート部材を成形型のキ
ャビティ内で突起に当接せしめて配置し、そのインサー
ト或形を行なうという比較的簡単な手段により、突起物
がなく且つインサート部材にて部品取付穴の大径穴部へ
の叉物の侵入を防止することかできる中間成形体を得る
ことができ、そして、インサート部材を取り除くことに
より、小径穴部と大径穴部とからなる部品取付穴が開口
した樹脂戊形体を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には樹脂成形体1が示されている。この樹脂成形
体1は、ウレタン発泡材による基材2と樹脂製の表皮3
との間に樹脂製フォームによる中間材4が設けられた3
層構造になっており、外面、つまり、基材2の裏面に部
品取付穴5が開口している。この部品取付穴5は第2図
に示すファスナー(部品)6を取り付けるためのもので
ある。中間材4を構成するフォームとしては、ウレタン
フォーム、ボリブロビレンフォーム、ポリ塩化ビニルフ
ォーム等を適用することができる。
上記ファスナー6は、樹脂或形体1と支tjj体7とを
結合するためのものであって、支Yjj体7が嵌着され
る嵌着部8と、この咲着部8の背部に突出し先端に大径
の板状のストツバ9aを有する脚部9とを備えている。
上記嵌着部8の基端部には支持体7に当接するフランジ
10が、また上記脚部9には樹脂或形体1が当接するフ
ランジ11がそれぞれ設けられている。
上記部品取付穴5は、上記基材2の裏面に開口した小径
六部12と、底部に形成され上記小径六部12に対して
段部13を介して連なり且つ中間材4で底面が形成され
た大径穴部14とからなる。
上記小径六部12は、第3図に示すようにファスナー6
の脚部9のストッパ9aを押入可能な大径の押入部12
aと、ストツパ9aよりも小径に形成され脚部9の軸を
配置せしめるための軸配置部12bとを軸が横移動可能
な連通部12cでつないだものである。大径穴部14は
、上記小径穴部12の挿入部12aの下に形成された大
径なJiff人部14aと、ストツパ9aを配置するた
めの小径なストツバ配置部14bとをストッパ9aが横
移動可能な連通部1. 4 cでつないだものである。
第4図には上記樹脂成形体1を得るための製造装置が示
されている。
すなわち、上記樹脂成形体1の製逍は、上型21と下型
22とにより、インサート成形法を利用して行なうもの
である。上型21には、キャビティ内に突出する突起2
3が設けられている。この突起23は上記部品取付穴5
の小径六部12を成形するためのものであって、この小
径六部12の内面形状に倣った外形状を有する。インサ
ート部材24は、上記部品取付穴5の大径穴部14を成
形するためのものであって、樹脂材料あるいは厚紙にて
板状に形威された可撓性を有するものであり、■つ上記
大径穴部14の内面形状に倣った外形状を有するととも
に、中央部の2か所に後述するピンを差し込むためのビ
ン孔24a,24aが形戊されている。該ビン孔24a
.24aには、上記突起23の下面から突出したピン部
23a,23Bが嵌合され、インサート部材24が突起
23に位置決め保持されるものである。
樹脂成形体1の製逍にあたっては、まず、上記表皮3と
中間材4とが一体になったシートを上記下型22の成形
面に沿った形状に成形しておく。
この戊形シ一トを型開き状態の上記下型22の上に載置
するとともに、上型21のビン部23a,23aをイン
サーI・部材24のビン孔24a.  24aに仲人し
て該トンサート部材24を上型21の突起23の下面に
保持する。この場合、上記突起23を含めて上型21に
離型剤を塗布しておく。
また、インサート部材24にもその全面にわたって離型
剤を塗6i Lておく。また、インサート部材24のピ
ン孔24a,24aは上記突起23の先端面で覆われる
ことになる。
次に、型開き状態における下型22上の表皮3と中間材
4とからなる上記シート上面にウレタン発泡材料を注入
し、その後、型締めをして発泡成形を行なう。
上記ウレタン発泡材料が硬化した後、第5図に示す如く
インサート部材24が哩め込まれたままの中間成形体1
aを上型21及び下型22から離型する。
そうして、第6図に示すように、上記中間成形体1aの
部品取付穴5の小径穴部12から覗かれるインサート部
材24のビン孔24aにピンを差し込むことにより、こ
のピンでインサート部材24を引っ掛けて取り出し、上
記第1図に示す完成された樹脂成形体1を得る。
従って、上記製造方法においては、上型21の突起23
が部品取付穴5の小径穴部12を形成し、インサート部
材24が部品取付穴5の大径穴部14を形成し、さらに
インサート部材24における上記突起23の周囲に食み
出した面が部品取付穴5の段部13を形成することにな
る。
そして、上記中間成形体1aにおいては、インサート部
材24は、部品取付穴5内に埋設されているから、中間
戊形体1aの積み重ねや運搬の邪魔になることはない。
また、このインサート部材24が部品取付穴5の大径六
部14を塞いでいるから、この大径穴部14に異物が入
り込んで、後からファスナー6の取付を困難にすること
はない。
上記完成された樹脂成形体1へのファスナー6の取付に
あたっては、その脚部9のストツパ9aを部品取付穴5
における小径穴部12の神人部12aから大径穴部14
の押入部14aに差し込み、この脚部9を小径穴部12
の輔配置部12b及びストツバ配置部14bに横移動さ
せることになる。
なお、上記突起23は上型21に対してねじ結合手段等
により着脱可能に構成することもできる。
このようにすれば、数種類の突起部材及びインサート部
材を用意しておき、各種のファスナーの脚部形状に応じ
て突起部材及びインサート部材を使い分けることにより
所望の部品取付穴を形成することができる。
第7図及び第8図には第2の丈施例が示されている。す
なわち、この例では上面に突条31aを有する可撓性の
インサート部材31を用い、従って、上型32にも上記
突条31aが嵌まる満33aを有する突起33を設けて
おくものである。樹脂成形体を製造する手順は先の実施
例と実質的には同じであるが、インサート部材31はそ
の突条31aを猟んで取り除くことになる。この実施例
においては、上記溝33aにインサート部材31突条3
1aが嵌まることによりインサート部材31の位置決め
となる。また、インサート部材31は突起33に対して
落下しない程度に設置『意で固定する。
第9図には第3の実施例が示されている。すなわち、こ
の例では溶剤で溶けるインサート部材35を用いるもの
である。具体的には、このインサート部材35はポリス
チレンフォーム製であって、アセトンにより溶けるもの
である。インサート部材35は突起23に対して落下し
ない程度に接着剤で固定する。樹脂成形体を製造する手
順は先の実施例と実施質的には同じであるが、インサー
ト部材35を取り除く際には、まず、アセトンを川いて
インサート部材35を溶かした後、その溶融物を真空引
きにより吸引除表するものである。
なお、本発明が上記ファスナーを取り付ける樹脂成形体
に限らず他の部品を取り付ける樹脂成形体にも適用でき
ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は樹脂成形体の断
面図、第2図は部品を取り付けた状態の樹脂成形体の一
部を示す断面図、第3図は樹脂成形体の部品取付穴部分
を示す平面図、第4図は成形型による樹脂成形体の製逍
状態を示す断面図、第5図はインサート部材を取り除く
前の中間成形体を示す断面図、第6図はこの中間成形体
の部品取付穴部分を示す平面図、第7図は第2の実施例
における樹脂成形体の製造状態を示す一部省略した断面
図、第8図は第2の実施例におけるインサート部材にて
大径穴部が塞がれている部品取付穴を示す平面図、第9
図は第3の実施例における樹脂成形体の製造状態を示す
一部省略した断面図である。 1 9 1 1・・・・・・樹脂成形体 a・・・・・・中間或形体 5・・・・・・部品取付穴 6・・・・・・ファスナー 9・・・・・・脚部 a・・・・・・ストッパ 2・・・・・・小径穴部 (部品) 24, 21, 23, 31, 13・・・・・・段部 14・・・・・・大径六部 32・・・・・・上型 22・・・・・・下型 33・・・・・・突起 35・・・・・・インサ− ト部材 ほか2名 21, 23 31, 1・・・・・・樹脂成形体 1a・・・・・・中間成形体 5・・・・・・部品取付穴 6・・・・・・ファスナー(部品) 9・・・・・・脚部 9a・・・・・・ストッパ 12・・・・・・小径穴部 13・・・・・・段部 14・・・・・大径穴部 32・・・・・・上型 22・・・・・下型 33・・・・・突起 35・・・・・・インサート部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外面に開口した小径穴部と、この小径穴部に対し
    て段部を介して連なった大径穴部とからなる部品取付穴
    を有する樹脂成形体の製造方法であって、 成形型にキャビティ内へ突出し上記部品取付穴の小径穴
    部と同形状に形成された小径穴部成形用の突起を設けて
    おき、成形型のキャビティ内に上記大径穴部と同形状に
    形成された大径穴部成形用のインサート部材を上記突起
    の先端面に当接せしめた状態で配置し、キャビティ内に
    樹脂材料を注入硬化せしめ、離型後に、上記インサート
    部材を取り除くことを特徴とする樹脂成形体の製造方法
JP1305636A 1989-11-24 1989-11-24 樹脂成形体の製造方法 Pending JPH03164214A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1305636A JPH03164214A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 樹脂成形体の製造方法

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JP1305636A JPH03164214A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 樹脂成形体の製造方法

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JP (1) JPH03164214A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018171822A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 マツダ株式会社 機能性積層体およびその製造方法
WO2020025420A1 (de) * 2018-07-30 2020-02-06 Lisa Dräxlmaier GmbH Verfahren und vorrichtung zum füttern eines dekorzuschnitts

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